学校の様子
またいつか会いましょう
今日は、一人ずつALTの先生に別れの言葉を言いました。「英語をたくさん教えてくださってありがとうございました。英語が好きになりました。」「◯◯先生の口の動きを見ながら発音することができるようになりました。」「これからもたくさん英語を学習して、大きくなったらカナダに行きます。」等、一人一人気持ちを込めて言葉を贈りました。中には目に涙を浮かべる子どももいて、ALTの先生との別れを淋しく思っているようでした。
【思い出が甦りました。】
ALTの先生からは「僕はあまり日本語がうまくないから、気持ちを伝えることがができませんでしたが、今日は伝えます。荒谷小のみんなのことが大好きです。」とお話しくださいました。ALTの先生の真っ直ぐな言葉のプレゼントが嬉しくもあり、別れを考えると淋しくもありました。ALTの先生との英語活動を通して、英語の面白さや外国の方と触れ合う楽しさ、そして気持ちが通じ合う喜びなどを学習したと思います。
【ALTの先生の一つ一つの言葉をかみしめました。】
まじめに子どもたちと向き合ってくださったALTの先生、諸塚を離れても元気でいてください。そして、またいつかお会いしましょう。ありがとうございました。
【みんなALTの先生が大好き!】
わくわく学習応援隊発足式
昨日、午後からわくわく学習応援隊発足式を行いました。今年度、現時点での応援隊の方々は7名(地元の林業会社の方々や、耳川広域森林組合の方々、諸塚村役場の方々)です。
【林業のプロたちと学習できる貴重な時間です】
まず、子どもたちが5月24日の森林体験学習やその後の学習を通してまとめた内容を発表しました。
はじめに3・4年生です。3年生は「林業が作る生活の豊かさ」を学習したい子どもと、「林業と機械」を学習したい子どもがいました。「林業と機械」では、林業界で機械化が進む中、大変な作業の一つである植林は機械化に至っていません。そのため、苗木を簡単に植えられる機械を発明したいと発表しました。応援隊の方々からは、「林業が作る生活の豊かさ」では、「林業の中身を具体的に見ていくといいのでは。」とか「集落の成り立ちを学習してみては。」等のアドバイスをいただきました。「林業と機械」では、「植林のための機械ができればすごい発明だ。」「コンテナ苗というものあるから見てみては。」等のアドバイスをいただきました。
次に4年生です。4年生は「林業と人」というテーマです。具体的には、諸塚の人々が木と語らっている様子や、木へのこだわりを見たり聞いたりしたいと発表していました。応援隊の方々からは「林業関係者以外からも意見を聞いてみた方がいい。」「家や木工など木を使ってできるものにも注目してみては。」等のアドバイスをいただきました。
【3年生が学習しようとしている内容につながるものがあるようです】
それから5年生の発表です。5年生はまず、諸塚の文化を受け継ぐものは何かを考え、「神楽」が浮かんだそうです。「神楽」の歴史を調べたり、「神楽」と木との関わりを調べたりして、「南川神楽ニュース」(VTR)を作成しようと考えています。また、昨年度5・6年生が学習発表会で「弓の唱経(しょうきょう)」を朗読しました。今年度の学習発表会ではその「弓の唱経」を神楽で舞いたいとの思いがあるようです。応援隊の方々からは「おじいちゃんに話を聞いたり、観光協会の方に話を聞くのもいい。」「神楽のことが詳しく載っている雑誌もあるので参考にしてみるといい。」等のアドバイスをいただきました。
【林業からスタートした学習に広がりが見えてきました】
最後に6年生の発表です。6年生は、自分の夢との関わりから、おじいちゃんおばあちゃんに焦点を当てた学習をしたいと考えている児童がいます。今の諸塚村があるのは、おじいちゃんやおばあちゃんのおかげであると考え、お年寄りの活躍を知ってもらうために、「林業に関わるじいちゃん・ばあちゃん」を発信したいそうです。取組の一つには、3世代家族に取材をして、受け継がれているものを見つけたいとのことでした。それらを「じいちゃんばあちゃんはヒーロー」というCMにまとめるという計画です。このCMを村内の方々に見ていただくことで誇りをもって欲しいという思いと、村外の方々に見ていただき諸塚村に関心をもって欲しいという思いがありました。応援隊の方々からは「夢がでてきていることや、今でもおじいちゃん・おばあちゃんのために何か貢献したいという思いに感動しました。」「敬老会に行ってみると色々なお話しがきけると思う。」等のご意見やアドバイスをいただきました。
【自分の計画に自信アップ!】
続いては、「人と人、人と自然のつながりを持続する諸塚村」をテーマに、「この村が未来を支える」という内容でポスター製作をしようと計画している児童の発表です。この児童は青年団に注目し「つながり」を学習していくようです。青年団に着目した理由は、青年団と自治公民館とのつながり、そこから派生する人と人とのつながりがあると考えたからだそうです。また、婦人会の方にも話を聞いて、山の恵みを生かした料理等も知りたいと発表していました。応援隊の方々からは、「青年団の取材はいつでもできます。」「この村は人と人とのつながりで成り立っています。」等のお言葉をいただきました。
【力強い言葉をいただいてやる気アップ!】
最後の児童は「女性の活躍を村の魅力として発信し、人材確保」というテーマでリーフレットを作成する計画です。その名も「女性が輝く村 諸塚村」です。森林体験学習での女性作業員の方々との出会いがこの児童に刺激を与えたようです。応援隊の方々からは「婦人会があるのは諸塚村くらいです。この組織があるから、主張や意見を出すことができます。」「女性作業員がいる他の班にも声をかけてみましょう。」「林業について学習をしているグループがあります。」等のアドバイスをいただきました。
【女性の世界が広がりわくわくアップ!】
子どもたちが考えた計画に対して、応援隊の方々が専門的な立場からご意見やアドバイスをくださったので、今後どのような方法で学習を進めていけばよいかが分かったと思います。子どもたちの意見に真剣に耳を傾けていただき、子どもたちの考えを生かした方法を考えていただき、本当にありがとうございました。その真っ直ぐな姿勢を見て、子どもたちも職員も身の引き締まる思いでした。これからも、ご指導よろしくお願いいたします。
【子どもたちが下校後、応援隊の方々と職員でこれからのわくわく学習の在り方について話し合いました。】
ARATANIサマーキャンプ
夕方から5・6年生は夕食作りをしました。夕食のメニューは、カレーライス、サラダ、フルーツ白玉です。保護者の方々にも手伝っていただきながら、手際よく作っていました。
また、あいにくの雨だったため、体育館の中にテントを張りました。テントがあると一気にキャンプの雰囲気が出てきました。
【カレーは甘口と中辛の2種類作りました】【もりもり食べました】
【テントの中にはマットを敷いて寝床づくり】
夕食が終わったら、きもだめしや花火をしました。きもだめしでは、まず図書室で先生から怖い話を聞きました。その時点で怖くなった子どもたち(保育所生)は、図書室から出て体育館で遊びました。小学生は、グループごとに学校の中できもだめしです。途中で涙が出る子どもや、あっけらかんとした表情で帰って来る子どもなど様々でしたが、みんな無事に帰ってきました。
夕方降っていた雨はやみ、外で花火をしました。赤や黄色に変わる花火を見て「きれいだな~」と言ったり、「線香花火が最後にぼわっと広がりました!」と驚いた表情をしていたりして、夏ならではの楽しみを満喫していました。最後は打ち上げ花火を見ました。ヒューンヒューンと飛んでいく花火をキラキラした目で追い続けていました。
2日目は宝探しや水泳特練を行った後、子どもたちが楽しみにしているそうめん流しを行いました。そうめん流しに使う竹は、保護者の方々が朝取ってきてくださって組み立ててくださいました。気持ちよさそうに流れてくるそうめんを箸でつかみ、ツルツルと食べる子どもたち、あっという間にそうめんが無くなりました。また、子どもたちが持っている竹の器も手作りで、口元がまるくしてあります。「まるくした方が食べやすいかなぁと思ってやってみました」と保護者の方が話されていました。
【ときどきウインナーも流れてきました】
【竹の器づくり、小学生全員分作ってくださいました】
【保護者の方々もそうめん流しを楽しみました】
お腹いっぱいになったら、最後の楽しみスイカ割りです。保育所生は目隠しをせずにスイカ割りに挑戦しました。小学生は、目隠しをして友達の言葉を頼りにスイカのところまでたどり着いていました。しかし、子どもたちだけではスイカ割ることができず、保護者の方にも加勢をお願いしました。すると、ラストを務めた保護者の方が見事スイカを割ってくださいました。
【そのスイカを思いっきりたたいてね】【こっちじゃないよ~】
【こっちでもないよ~】 【この後、スイカが割れました】
その後、みんなで割ったスイカを外で食べました。種飛ばし競争をしたり、無心にスイカを頬張ったりして、とってもおいしくいただきました。
【いくらでも食べられそうです】
終わりの会では、子どもたちがふりかえりを発表しました。「このメンバーでしかできないキャンプができました」、「規律・協働・友愛・奉仕を意識してキャンプに参加できました」、「中学生になったら、きもだめしでみんなを全力で驚かせたいです」等、子どもたちの胸の中に大切な思い出としてARATANIサマーキャンプが刻まれたことが分かる発表でした。
保護者の皆様には1学期のはじめから計画を立てていただき、当日の運営もスムーズにしていただきました。本当にありがとうございました。
【今年も夏の始まりにステキな思い出ができました】
七夕の給食
【星形コロッケ、サクサクでおいしかったです】
荒谷小には、1・2年生が作った七夕飾りもあります。「じかたびをかってもらえますように」、「家族ともっとなかよくくらしていきます」、「いちりんしゃにのれるようにがんばります」等様々な願い事、意気込みが書いてありました。みんなの願いが届きますように。
ふせこみ
【軽快に運びました】【崩れないように組みました】
できあがった後、「原木に水をかけたーい!」と言う子どもがいました。この原木に水をかけてもいいのかどうか、明日しいたけ博士に聞いてみようと話していました。しいたけ博士、これからもご指導よろしくお願いいたします。
【全部で4つ組みました】
学校保健委員会で歯みがき
まず、校長先生が今年は去年よりもむし歯になっている人が少ないようですが、今日正しい歯みがきの仕方を学んで、健康な歯を保っていってください。」と話されました。
【子どもたちが保護者の方と一緒に学べる貴重な時間です】
次に、村の保健師さんから諸塚村の「歯科保健統計」の説明がありました。それには、幼児でも年齢とともにむし歯になる子どもが増えていることや、小学生でむし歯がある児童が他の地域と比べて多いことなどがありました。「わ!多い」と子どもたちもビックリした表情をしていました。
学校歯科医の先生のお話では、むし歯を放っておくと身体全体に影響が出てくることや、仕上げみがきの必要性をお話しくださいました。小学生までは、保護者の方が仕上げみがきや歯みがき後のチェックが必要とのアドバイスもいただきました。
【永久歯のむし歯も学年があがるごとに増えていっていました】
その後、カラーテスターを使ってみがき残しをチェックしました。歯と歯の間が赤く染まっている子どもや、第一大臼歯が赤く染まっている子ども、全体的に赤く染まっている子ども、あまり赤く染まっていない子どもなど様々でした。みがき残しが多い部分が分かったら、歯科衛生士さんに歯みがきの方法を教えていただき、歯みがきのスタートです。
【鏡を見ながら、どこに汚れが残っているか確認】
【一本一本ていねいに】 【きれいにみがけているかなぁ】
子どもたちがみがいた後、保護者の方がチェックをしてくださったり、みがき残しがあるところをみがいてくださったりして、みんなきれいな歯になりました。全部の汚れを落とすにはかなり時間がかかりましたが、みがいた後は「あーすっきりした!」と爽快感を感じている子どももいました。
【力を入れすぎないようにみがきます】
最後に、歯科衛生士さんから第一大臼歯のみがき方を指導していただきました。第一大臼歯は、「一番ぼこぼこしていて、みがきにくく、歯の溝も深いから、歯ブラシを色々な方向から当ててみがいてください。」と教えていただきました。また、歯ブラシを必ず濡らして使うことや、舌で歯を触ってツルツルしているか確認する方法も教えていただきました。
【むし歯になりやすい第一大臼歯、大切にして欲しいです】
子どもたちのふりかえりには、「きょう、みがきのこしがあったからもっとしっかりみがきたいです。」(1年生)、「カラーテスターを使うと、奥歯や前歯などみがき残しの多い歯がたくさんありました。でも、歯ブラシの向きなどを気をつけてみがくと、色が取れました。だから家などでも歯ブラシの向きに気をつけて歯みがきをしたいです。」(4年生)、「一番みがき残しが多いと思った第一大臼歯がきれいでした。でも、前歯がよごれていたので、これから前歯を意識してみがきたいです。また、赤いところが多かったので、これから念をいれてみがきたいです。」(6年生)などがありました。それぞれ、自分の歯みがきのいいところや課題が分かり、正しいみがき方を学びました。
昨日はお忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。これからも毎日の歯みがき指導の時間を大切にして、健康な歯を保てるようにしていきたいです。
むし歯がないで賞
また、保健体育給食委員会(通称:ほたきゅう)が、健全歯の児童に「むし歯0のひみつ」を取材していました。今回その結果を発表しました。
【これからも健康な歯を保ってください】
〈むし歯0のひみつ〉
◯ おやつの回数を1週間に1回にしている。
◯ 仕上げみがきをしてもらっている。
◯ 幼稚園の頃から、歯科医院に通院して歯みがきの方法を教えてもらったり、歯を強くする薬を塗って貰もらったりしている。
荒谷小の児童は、年々むし歯保有の人数が減ってきています。毎日の歯みがきに友達の工夫も参考にして、健康な歯を保てるようにしていって欲しいです。
【「むし歯0のひみつ」、今日からすぐに始められそうなものもあります】
読み聞かせ
「ぼく あぶらぜみ」では、あぶらぜみが卵から土の中で何年も過ごし、ようやく大人のあぶらぜみになるまでの様子が描かれていました。かなぶんやカブトムシは土の中に1年いたら大きくなるのですが、あぶらぜみは土の中で5年もの月日をかけて大きくなります。そして、地上に出たら2週間くらいしか生きられません。その2週間の間に、子孫を残すために一生懸命鳴いています。あぶらぜみの長いようで短い一生です。今日も聞こえるセミの鳴き声、いつもとは少し違う鳴き声に聞こえるような気がします。
【「だるまさん」シリーズも子どもたちに大好評でした】
「今日も1日にっこり笑顔でがんばりましょう」と給食調理員の先生から言葉をいただき、みんな笑顔で教室に帰って行きました。本日はありがとうございました。
FSC認証を通して村の未来を考えよう
FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関です。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。(WWFジャパンHPより)
この世界規準のFSCの認証を自治体としては初めてFSCを認証されました。子どもたちは、「FSC認証のための10の原則」があることを学習しています。しかし、その内容を理解することが難しいため、今日の学習で一つ一つの原則を分かりやすい言葉に置き換えていきました。
【事前に既習事項を生かして自分なりにFSC認証を解釈して、今日、講師の方々に質問をしました】
「FSC認証のための10の原則」の中の、「3 昔から森に暮らす人々の伝統的な権利を尊重している」では、伝統を残し、昔ながらの生活を守るということと解釈をしました。そして、伝統には神楽やモザイク林なども含まれるということを学びました。「7 調査されたデータに基づき、森林管理を行っているかどうか定期的にチェックしている」は、この言葉がどのようなことを指しているのか分からなかったようでした。そこで、産業課の方や森林組合の方が実際の管理についてお話しくださいました。諸塚村には、スギが植えられている所にモニタリングポイント(村内で10箇所)があるそうです。そのモニタリングポイントを1年に2箇所をチェックし、どれだけ木が成長したか、いつ間伐をしたらよいか等を継続的にチェックしているそうです。また、森林経営計画というものもあり、これらの森林管理が違法伐採を防ぐことにつながるとお話しくださいました。
今回子どもたちは、FSC認証を通して諸塚村の森林への取組を学ぶことで、諸塚のすごさを感じたようでした。生物を守る保護活動、FSC認証に沿った作業、天然林を残す取組等、新たに学ぶことがたくさんありました。お話を聞けば聞くほど諸塚村の方々の山に対する愛情が伝わってきました。
本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。
【FSC認証って面白い!】【持ってきていただいた積み木に夢中】
【4校時は3・4年生の質問にも答えてくださいました】
めざせしいたけはかせ!(ウッジョブ:1・2年生)
この時間のめあては「しいたけのはなしをきいて、ぎもんをかいけつしよう」です。まずは、しいたけ博士からしいたけの作り方を教えていただきました。紅葉したモザイク林相の写真を見せてくださり、緑色の木はスギやヒノキで、茶色い木はクヌギであることを教えてくださいました。あらかじめ子どもたちは13個の質問を考えていました。
それから、葉枯らし乾燥のことや、「ふせこみ」の仕方や「ふせこみ」をする理由、しいたけの原木を置く「ほた場」のこと、「散水・浸水」等を教えてくださいました。その中で、荒谷小の子どもたちが、去年と一昨年にこまうちをした原木2種類を見せてくださいました。去年の原木は、菌が木の半分くらいまで回っているのが分かりました。一昨年の原木は木全体に菌が回っているのがよく分かりました。それぞれの原木を臭ってみると、「なばのにおいがする!」とビックリした様子でした。
【木からしいたけの臭いがするなんて不思議ですね】
また、菌床しいたけの話をしてくださいました。菌床を使えばどのようなきのこでも作ることができるそうです。そして、今大人気の乾燥きくらげを持ってきてくださり、子どもたちにプレゼントしてくださいました。
しいたけの作り方を聞いた子どもたちは、その後事前に考えた質問をしいたけ博士に聞いてみました。
Q なぜこまを打った後、ねかせるのですか?
A しいたけ菌を原木全体にのばすため。2年くらい経たないと菌が全体にまわらない。また、地面の近くに「ふせこみ」をするのは、地面には適度な水分があり、それをしいたけは喜ぶ。しいたけはジメジメしたところが好き。
Q なぜ原木をたたくのですか?
A 原木をたたくと、しいたけがびっくりしてたくさんはえるから。
Q なぜしいたけの茶色いところにひびが入るのですか?
A しいたけの肉が盛り上がってきてひびのようになる。見た目がきれいだから、ひびが入ったものは高い値段がつく。
最後にしいたけ博士からアドバイスをいただきました。昨年度こまうちをしたしいたけの原木についてです。その原木は「ふせこみ」をして、ブルーシートで覆っています。そのブルーシートを取ってあげて欲しいとのことでした。気温が高くなり、しいたけにとっては苦しい環境だそうです。ブルーシートを取って、雨に当てることでしいたけの原木は喜ぶのだそうです。
次の日、早速子どもたちはブルーシートを取って、じょうろで水をあげていました。この原木は今の1年生が3年生になったころにしいたけがニョキニョキでてくると思います。これからもしいたけ博士に色々と教えていただきながら、しいたけのお世話を楽しんでして欲しいです。
【たくさんの原木がでてきました】【お水をちょろちょろ】
昨日は大変お世話になりました。ありがとうございました。
ウッジョブ(5・6年生)
明治時代に諸塚には「戸主会」というものがあり、それが今の公民館制度にあたるものだったそうです。しかし、戦後その「戸主会」が解散せざるを得なくなりました。それまでの組織を守るため、「青年部会」、「婦人部会」、「壮年部会」等を申請し、自治公民館制度を継続できたとのことでした。
諸塚村では、昭和26年から納税完納であること、行政や農協、公民館の方々と話をして造林などの様々な計画を立てていること等をお話しいただきました。また、自立した子どもたちを育てるという役割も担ってくださっているそうです。このような活動が継続できている理由には、諸塚の方々の気持ちの根幹に「諸塚を末永く残したい」という思いがあるからだとお話しくださいました。
これらのお話を聞いて、子どもたちはいくつか質問をしました。
Q 役場と公民館の協力体制とはどんなもの?
A 公民館長から役場へ、役場から公民館長へ互いに意見を言ったり、依頼をしたりする。
Q 村議会と公民館活動との関わりは?
A 村議会は、選挙で選ばれた議員さんであり、予算がかかるものを話し合って依頼をする。公民館活動では自分たちの生活を守るための活動をしている。どちらも方法は違うが、「諸塚をよくしよう」という目的をもって活動をしている。
Q 納税完納ができているのは、公民館活動と関係がある?
A 義務を達成したことが自分たちの中で誇りになっているのではないかと思う。
Q どのように自立した人を育てるのか?
A 困難に負けずに乗り越えて、未来を切り拓くようにして欲しいと思う。
そして、その後ふりかえりを発表しました。
◯ 諸塚では大変さを支え合っている。私もこれから支えていきたい。
◯ 諸塚の先輩から後輩まで村をよくしようと考えている。私も、このような子どもにしようと考えられるようになりたい。
◯ 納税完納や諸塚方式の自治公民館制度を誇りに思う。
今回のお話を聞いて、自分たちの村の仕組みを知ることができたと思います。
本日はお忙しい中お越しくださり、ありがとうございました。
【新たな出会いに感謝です】
ウッジョブ(3・4年生)
Q 林業を始めたきっかけは?
A 林業をする前は別の仕事をしていた。平成15年くらいから林業を始めた。林業は山を「好き」にならないと思うようにいかない。人と人とのつながりも「好き」があるからつながるもの。
Q 木は水やりをしないで育つのはなぜ?
A 山が水分をもっているから枯れることはない。
Q 林業の仕事で大変なことは?
A 地ごしらえや下刈りが大変。下刈りは歩かないとできない仕事だからきつい。
Q 林業は人と人とをつなぐものだが、どのようにつないでいる?
A 昔は機械がなかったため、重い物を代わりに持って山に登るなど助け合って造林をしていた。また、年長者が若い人に仕事を教えていくつながり、励ましの言葉を掛け合うつながりもある。
Q 木を植える時のこだわりは?
A 雑な仕事をすると枯れてしまうため、時間がかかってもいいからていねいに深く植える。
Q 林業のやりがいは?
A 1年1年木が育つこと。立派な木に成長したものを見ると喜びに堪えない。
Q 仕事が終わった後の楽しみは?
A 労務班で話合いをすること。例えば「今日はこれだけ作業ができた」、「今日は作業が少し残った」、「次はこの山をしよう」等、仕事の成果や課題、見通しを話し合う。
Q 林業は何のためにある?
A 諸塚村にとって林業は生活のもと。林業をしていると生活が豊かになる。
など、3人で16個の質問を講師の先生に答えていただきました。また、講師の先生からは、昨年植林した木を見てみるのもいいのでは?とアドバイスをいただきました。
【どんな質問でもていねいに答えてくださいました】
今回の学習で、森林体験学習で行った植林の手順の意味が分かったり、林業そして、山に対する愛情が伝わってきたり、諸塚村にとって林業はなくてはならないものだということが分かったりしたと思います。「『わくわくたまご』にひびが入った」と話していた子どももいました。
毎年、子どもたちのためにご協力くださりありがとうございます。これから、子どもたちがどのようなことに興味をもつのか楽しみです。
【「わくわくたまご」から何が生まれてくるかな】
ウッドピア諸塚の学習
まずは、ウッドピア諸塚の概要を説明してくださいました。ウッドピア諸塚は諸塚の4大基幹産業である、「林業」、「椎茸」、「畜産」、「お茶」の仕事をしているそうです。
森林環境部門(林業・椎茸等)では、造林や椎茸原木の搬出をされたり、昨年度は幹線道路(国県道除く)の除草(諸塚では道切りという)を84.3㎞もされたりしたそうです。この距離に、子どもたちからは「すごーい!」との声が上がりました。また、高齢により自分では山の手入れや田んぼの仕事ができない方の代わりに山の手入れや田んぼのお世話をすることもあるそうです。
その後、畜産振興部門、資源開発部門、茶業振興部門のお話がありました。その中の、資源開発部門では、子どもたちにもなじみのある「もろっこはうす」の紹介がありました。村内の椎茸は宮崎県内に留まらず、関東・関西・中国・四国地方等と取引があること、更に、干し椎茸をイタリアのミラノでPRしたことや、アメリカ・デンマーク・シンガポールにも輸出していること等を聞き、子どもたちの目はキラキラしていました。また、乾燥キクラゲの需要が高まってきていること等も知り、村内で生産されるものの価値に気付いた子どもたちでした。
【話を聞いてもう少し詳しく聞きたいことを質問しました】
最後に子どもたちはふりかえりを発表しました。
◯ 高齢になって、自分ではできない部分をウッドピア諸塚の方々がカバーしていることがすごい。また、女性も林業に携わっていて、女性も活躍できる村だと思う。祖父は山師をしていて、けがをして帰ってくることがあるが、どのような気持ちで山を守ろうとしているのかを知りたいと思った。
◯ 後継者を増やす、女性の活躍、機械化、森林組合と協力していることから、ウッドピア諸塚は村の未来に貢献していると思う。
◯ ウッドピア諸塚には若者も仕事をしていることを知った。キクラゲが大人気ということを知り気になり始めた。もっと調べたい。
◯ ウッドピア諸塚の名前は知っていたが、詳しい仕事内容は今まで知らなかった。また、森林組合とのつながりも初めて知った。ウッドピア諸塚と森林組合が助け合っていることが分かった。
今回の授業で、ウッドピア諸塚の方々が人とつながり、助け合って山を守っていることを知りました。また、特産品のPRや新たな資源の開発など、諸塚のよさをもっとたくさんの方々に知ってもらえるようなお仕事をされていることも分かりました。諸塚の4大基幹産業を支え、諸塚を元気にしてくれるウッドピア諸塚、その魅力をたくさん知ることができた時間になりました。本日はありがとうございました。
【新たなつながりができました】
民生委員児童委員の皆様の学校訪問
たくさんの方々の前で学習をする子どもたちは、いつもより声が小さくなったり、表情が変わったりして少し緊張した様子でした。後にその時の様子を聞いてみると「ドキドキしました」と言っていました。
【学校経営説明】 【授業参観:1・2年生】
授業参観の後、民生委員児童委員の皆様から複式指導についての質問をいただいたり、春の遠足で訪問する特別養護老人ホームへの訪問を継続して欲しいというご意見をいただいたりしました。また、林業に関する取組にお褒めの言葉もいただきました。荒谷小には、地域の皆様のバックアップによってできる学習がたくさんあります。少人数、そしてこの地域だからこそできる教育があり、子どもたちもそのよさを実感していると思います。
本日は、お忙し中お越しくださり、温かいお言葉、励ましのお言葉をいただき大変嬉しく思いました。本当にありがとうございました。
M2学習
2校時は水泳学習でした。今日は水温が26℃で、プールの中に入ると「あったか~い」という声が聞こえてきました。少し雨が降っていましたが、それに負けることなく平泳ぎの練習をしました。今日は他の学校の先生にも指導をしてもらえる貴重な日です。先生からのアドバイスをしっかり聞いて、熱心に練習をしていました。
【たくさんの友達の泳ぎを見ることができて刺激になります】
【教室も賑やかでした。(ALTの先生と英語活動)】
給食時間には、どの子どもも荒谷小のおいしい給食をモリモリ食べていました。それぞれの学校の給食を味わえるのもM2学習の楽しみだと思います。
【さすがは6年生、食べ終わるのが早かったです】
M2学習では、たくさんの友達と学び、仲良くなって欲しいと思います。
読み聞かせ
「はなのあなのはなし」は、人間の鼻と動物の鼻の違いや、鼻の役割等が描かれており、鼻のことが楽しく学べる絵本でした。どの絵本も読んだことがない子どもが多く、身体をテーマにした絵本の面白さを感じたようでした。
【自分の鼻の穴やおへそを見てみたくなったり、背筋をピンとのばしてみたくなったりしたのではないでしょうか】
昨日は、お忙しい中読み聞かせにお越しくださりありがとうございました。これからの指導でも使ってみたい絵本でした。
読み聞かせ
1冊目は「おやつのじかん」です。「ぽこちゃん」がおやつに牛乳といちごを食べようとすると、牛乳がおばけになって「手を洗ってこないとだめだよ~」とぽこちゃんに言いました。ぽこちゃんが手を洗っている間に、次はいちごがおばけになって牛乳のおばけと何やらもめています。「ぽこちゃん」のおやつたちは、この後どうなるのか。子どもたちはおもしろそうに笑いながら読み聞かせを楽しんでいました。
2冊目は「おかあさんだいすきだよ」です。「ぐずぐずしないで」、「はやくはやくいそぎなさい」等、日頃つい口に出してしまう言葉があります。そんな言葉を違う言葉に置き換えて、例えば「はやくはやくいそぎなさい」を「今日はいっぱい楽しいことがあるといいね」と言ってくれたらいいなぁと考える子どものお話の絵本でした。言葉ひとつで、子どもの気持ちを高めることができたり、沈ませてしまうことになったりすることが学べる絵本でした。
3冊目は「はかせのふしぎなプール」です。はかせは、入れたものが大きくなるプールを発明しました。例えばサッカーボールややかん等、そのプールに入れるとプールいっぱいの大きさになるのです。そのプールからちょこんと出ているものの形を見て「鹿の角かなぁ」、「カブトムシじゃない??」等と想像していました。大きくなったものを見て「このサッカーボールでサッカーできるかな?」とか「巨人ならできるやろ」と楽しそうに話していました。
【わくわくする気持ちが伝わってくる子どもたちの反応でした】
対話をしながら読み聞かせをしてくださり、子どもたちはみるみる絵本の世界に引き込まれていっていました。本の面白さを味わえた時間だったと思います。本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。
いいお天気 プール開き
まずはじめに校長先生のお話です。「水は怖いものです。でも泳げるようになると楽しくなります。また、水泳学習中は無理をしないようにしてください」等と、水泳学習中の注意点や校長先生が小さい頃の水泳学習のお話をしてくださいました。
【校長先生が小さい頃、プールに潜って25m泳いでいたそうです】
その後、体育主任の先生からお話がありました。「水泳学習をする目的はなんでしょう?」と子どもたちに問いかけられました。子どもたちは、「川で溺れた時に泳げるようにするため」と発表をしていました。体育主任の先生は、「水泳学習をして泳げるようになると命を守れることにつながります。また、泳げると楽しいですね。その楽しさも味わってくださいね」と話されました。
それから、子どもたちが今年の目標を発表しました。
【1年生】
◯ 去年は少し泳げたので、今年は10m泳ぎたい。
◯ 去年は水に3回顔をつけられたので、今年は5回つけられるようにしたい。
【2年生】
◯ 去年は8m泳げたので、今年は15m泳ぎたい。
◯ 去年は5m泳げたので、今年は10m泳ぎたい。
【3年生】
◯ 去年は58m泳げたので、今年は100m泳ぎたい。
◯ 去年は25m泳げたので、今年はクロールで50m泳ぎたい。
【4年生】
◯ 去年は25mを泳ぎ切ったのは1回だったので、今年は25mをしっかり泳ぎたい。
【5年生】
◯ クロールでは20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは25m泳げるようになりたい。
【6年生】
◯ ノーブレスで15m、クロールで50m、平泳ぎは泳ぎ方を身に付けたい。
◯ クロールで20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは25m泳げるようになりたい。
◯ クロールで20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは距離とスピードをアップさせたい。そのために、水泳学習に全力で取り組みたい。
【1年生は初めての水泳学習。楽しみですね。】
その後、水慣れをしました。水に1回顔をつけ、次に3回顔をつけます。その後、3秒もぐり、5秒もぐる等して、少しずつ水に慣れていきました。
【気持ちいい~】
【けのびやばた足もしました】
【毎年恒例、水入れもしました】
【どっちが多く入ったかなぁ】
梅雨の間の晴れ間のおかげで、気持ちのいいプール開きになりました。これから、自分の目標に向かって水泳学習に一生懸命取り組んで欲しいです。
お誕生日
今日の給食時間、5・6年担任の先生のお誕生日のお祝いをしました。荒谷小では、お誕生日を迎えた人はかわいいバッチを付けることができ、写真付きメダルがプレゼントされます。そのバッチとメダルを昼休みもつけてくださっていた5・6年担任の先生、子どもたちと一緒に記念写真をパチリ。
【お誕生日おめでとうございます】
6月は子どもたちの誕生日はありませんが、職員は4名が6月生まれです。子ども・職員あわせて6月が一番誕生者が多い月です。普段一緒に給食を食べない先生方も、お誕生日の日はランチルームで一緒に給食を食べてくださいます。それを子どもたちは楽しみにしています。6月は、あと3回みんなで「牛乳かんぱい」ができます。これからのお誕生日給食を楽しみにしていてください。
田植え
八十八の手間をかけて作られるというお米、これから水の管理をしたり、稲が病気にならないようにしてくれたりするのは地域の方ですが、感謝の気持ちをもって、稲が大きくなるのを見守らせていきたいと思います。
【カッパを着て田植え】 【おいしいもち米になってね】
歯科検診
そして、歯科検診が始まりました。保育所生の次に小学生が検診をしました。緊張の面持ちで保健室に入ってくる子どもたちでしたが、どの子どもも気持ちのよいあいさつができ、お礼もきちんと言えました。また、歯のことで気になっていることを歯医者さんに聞いている子どももいました。歯科検診をきっかけに自分の歯に興味をもち、歯と口の健康を保てるようにしていって欲しいです。
保護者の皆様には、来週結果を配付します。治療が必要な場合は早めにお願いします。
【ドキドキするね】 【おりこうにできました】
ますます快適に
奉仕作業は、年4回に分けて行いますが、たくさんの方々のお力添えによって、子どもたちが学習をしたり遊んだりする環境を整えていただき、本当にありがとうございます。
【お陰様でぬるぬるが取れました】【玄関前も運動場もスッキリ】
全校朝会
はじめに校長先生のお話です。今日のお話は「朝のさいころ」です。荒谷小では朝、登校をしたら校長室に行って校長先生にあいさつをします。そして、「きのうのありがとう」というテーマで感謝の気持ちを話します。次に「さいころ」をふります。その「さいころ」の目には①いいところ②がんばっていること③たからもの④こくはく⑤すきなあそび⑥きになることがあります。この6つの目の内容には校長先生の思いがありました。
例えば①いいところでは、自分のよいところを探して自分に自信をもってほしい、⑥きになることでは、自分や家族、友達、ニュースなど様々なことに関心をもってほしいということです。また、子どもたちがちょっぴり苦手にしている④こくはくでは、自分が人に言えないようなことを言葉にすることで、それを乗り越えて欲しいという思いがあるそうです。そして、強い人になって欲しいという思いがありました。
校長先生は「朝のさいころ」を通して、子どもたちに色々なことができるようになって欲しいと考えておられます。そして、子どもたちの話を楽しみにもされています。4月の始業式から今日まで、全員が学校に登校した日は37日中35日です。これからも毎日元気に登校して、たくさんのことを学んで欲しいと思います。
【「朝のさいころ」の後は「今日のたのしみ」を話します】
次に養護教諭の先生から6月の月目標についてのお話がありました。6月は「歯を大切にしよう」です。今日は歯と食べ物の関係についてがテーマでした。むし歯の原因になる菌は砂糖が大好物です。そのため、日々の食生活の中で砂糖の量が多い物(例えば甘いおやつやジュースなど)は工夫をして食べることが大切です。食べたらすぐに歯をみがくことに加え食生活(特におやつ)の工夫を子どもたちには挑戦して欲しいと思います。
【自分でできることから始めてみよう】
歯科検診の前に
6月4日~6月10日は歯と口の健康週間です。子どもたちが、自分の歯に興味をもち、歯の健康を意識した生活ができるような指導を続けていきたいと思います。
【生涯使う大事な歯、子どもの時から大切にしていきましょう】
プール清掃
【1年間の汚れをゴシゴシ】【細かいところの汚れも落としました】
【1・2年生はタワシできれいに】【消防用ホースで水をまきました】
【高圧洗浄機も登場!】
2~3校時で落とせなかった汚れは、昼休み等を使って教頭先生や体育主任の先生等が掃除をしましたが、全てはできませんでした。今日落としきれなかった汚れは、明日の奉仕作業で保護者の方々にお手伝いをお願いしています。暑い中での作業になりそうですが、どうぞよろしくお願いいたします。
参観日
4校時の学習は1・2年生は体育、3・4年生は音楽、5・6年生は英語活動でした。1・2年生は、体育館の平均台に水を入れたペットボトルを並べ、ボールを投げてそのペットボトルを倒せるように練習していました。なかなか当たらず「むずかしい~!」、「おしい!」などと言って一生懸命取り組んでいました。昨日は気温が高く、汗びっしょりになっていました。
【1・2年生:顔が真っ赤になるまでがんばりました。3・4年生:おうちの方に教えてもらいながら練習をしました。】
【5・6年生:おうちの方にも英語で話しました】
給食の時間は、普段の子どもたちの給食の様子を見ていただきました。今年度は給食準備中は無言で準備をし、すばやく配膳ができるようにしています。また、1・2年生は少し早めに食べ始めて、時間内に全員が給食を食べ終われるようにしています。子どもたちの給食の様子を見ていたおうちの方は、「家ではこんなにたくさん食べんよね。学校じゃ食べるっちゃ~。」と驚いた表情をされていました。
【今回は8名の保護者の方が試食会に参加してくださいました】
お腹いっぱいになった子どもたちが楽しみにしているのは、昼休みのドッジボールです。一昨日のチャレンジデーでは子ども対職員でドッジボールをしました。その日は2勝0敗で職員チームの勝利でした。そのため、子どもたちはおうちの方とのドッジボールに闘志を燃やしていたのです。
【チャレンジデーのリベンジを果たせたかな?】
結果は2勝1敗で子どもたちの勝利でした。朝、校長先生へのあいさつの時にもドッジボールへの意欲を話していた子どもが何人もいたようで、子どもたちの気合いが結果につながったようです。
清掃時間には、おうちの方々に2階の窓ふきをしていただきました。ていねいに拭いていただきピカピカになりました。その後、懇談そして心肺蘇生法講習会です。
心肺蘇生法講習会では日本赤十字社から2名の方がお越しくださいました。今回は19名(おうちの方10名、子ども3名、職員6名)が参加しました。一次救命処置(心肺蘇生とAED)を分かりやすく教えていただき、和やかな雰囲気の講習でした。AEDを用いての処置はショックを実行した後、次の解析をするまでの2分間胸骨圧迫と人工呼吸を続けました。2分間とは思えないくらいの長さで、一人で行うにはとても大変だということが分かりました。協力をしてくれる人を求めることの大切さを実感しました。
【大切なことは何かがよく分かりました】
【胸骨圧迫:どこを圧迫すればよいかも、実際に圧迫しながら学びました】
昨日は、午前中から夕方までご参加くださりありがとうございました。子どもたちの学習・給食・清掃・昼休みを通して、学校での子どもたちの雰囲気や様子を見ていただいたと思います。子どもたちは、何事にも一生懸命で前向きに色々なことに取り組んでいます。これからも子どもたちが元気に学校生活が送れるよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
森林体験学習
【森林組合の方々】
【森林組合(作業班)の方々】
【諸塚村役場の方】
【本校児童のおじいちゃん。毎年お世話になっています。】
まず、森林組合の方が資料を準備してくださり、「山が出来るまで」、「山から木材が出るまで」、「木材製品が出来るまで」の木材の流れを説明してくださいました。その中で、「下刈」は植え付けをして6年間行うこと、造林の中では一番大変な仕事であることや、除伐は11年生の木が対象であり、間伐は20年生以上の木が対象であることなど、改めて学んだことがたくさんありました。また、植付の手順も教えてくださいました。
【これが子どもたちが育てた苗木です】
一人約3本を植え付けます。地面を15㎝~20㎝掘るのですが、根っこが出てきたり石が出てきたりして思うように掘れません。すると「ちょっと上の方を掘ってみてん」と森林組合の方がアドバイスしてくださったり、クワの持ち方を教えてくださったりしました。また、一昨年度のウッジョブで林業に携わる方々の命を守りたいという思いから作った「きけんおまもリュック(苗木袋)」を背負って植林を行った子どももいました。実際に使ってみて「『きけんおまもリュック』は軽いからいいけど、苗木を取り出すところはもうちょっと大きく穴を開けた方がよかったです」と感想を言っていました。
【『きけんおまもリュック』には枕もついています】
【1年生は初めての植林、どんな感想をもったかなぁ?】
気温はそんなに高くありませんが、一本の苗木を植え付けるのも体力が必要で、子どもたちの顔には汗がにじんでいました。
ようやく植付が終わり、次に森林組合(作業班)の方々とのにっこりトークを行いました。子どもたちからはたくさんの質問が出ました。例えば「なんで坂道に植えているんですか?」(1年生)には、「平らな所には野菜やお米を植えています。また、坂の方が日が当たりやすいです。そして木に根がはり、土砂崩れを防ぐことにもつながります」という答えをいただきました。また「なぜ林業のお仕事に就いたんですか?」(6年生)には「先祖代々山があって、その山を守るために林業に就きました。」、「作業班で山の仕事を覚えると、家の(山の)仕事にも役立つのでこの仕事をしています」等の答えをいただきました。
【作業班には女性の方もいらっしゃいました】
【若い方々からもお話を聞くことができました】
【やりがいも聞くことができました】
今回の森林体験学習では、一昨年度・昨年度からのつながりがありました。また、女性の方や若手の方との関わりももつことができました。この森林体験学習を通して、子どもたちはどのような思いをもったのか、これからの子どもたちのウッジョブに注目です。
今回の森林体験学習にはたくさんの方々にご協力いただきました。森林組合の方には事前に打ち合わせのための時間も設けていただきました。子どもたちのために、ていねいなご指導をしてくださり、本当にありがとうございました。いい形でウッジョブをスタートすることができました。
【これからもどうぞよろしくお願いします】
【子どもたちは、植付をした苗木を今後見に来たいと言っていました】
【打合せ風景:色々なアイディアを出していただいたおかげで充実した森林体験学習になりました。】
読み聞かせ
1冊目は「ギリギリかめん」です。ギリギリにならないとあわてない「こうたくん」、しかし時間ギリギリになると「ギリギリかめん」に変身します。ものすごい早さでごはんを食べ、ものすごい早さで歯みがきもします。慌てるから忘れ物もします。そんな「こうたくん」の前に「コツコツかめん」が現れました。何でも地道にコツコツする「コツコツかめん」。「こうたくん」はどっちの「かめん」を選ぶのでしょう。読み終わった後、保護者の方が「『ギリギリかめん』と『コツコツかめん』、どっちになりたい?」と聞くと、子どもたちは「コツコツかめん!」と言っていました。子どもでも大人でも「コツコツかめん」でいたいという気持ちは同じようです。
2冊目は「おこる」です。「ピーマンを残して怒られた」、「兄弟げんかしておこられた」、「友達に靴を隠されておこった」等、なんで人は「おこる」のだろうと考えます。「おこったからって気持ちがスッキリするわけではないのに」と。「おこる」こと、少なくしていきたいなぁと思うような本でした。
3冊目は「のぞいてみたら」です。「はなちゃん」はおかあさんに怒られて家を飛び出し、知らない場所まで歩いていきました。そこには大きな崖があります。その崖にはたくさんの穴が空いていました。中を覗いてみると、海の中の様子が見えたり、森の中の様子が見えたり、恐竜が生きているところが見えたりしました。色々な景色が見える穴ですが、最後の穴を覗いてみた時に「はなちゃん」の家が見えました。その家の中では一体何が起こっているのでしょう。色々な世界に連れて行ってくれるステキな絵本でした。
子どもたちは今日の読み聞かせの時間に、たくさん笑い、ちょっぴり考え、心がじわりと温まったと思います。子どもたちは「『ギリギリかめん』面白かった~!」と満足そうに教室に帰って行きました。朝早くから、読み聞かせにきてくださりありがとうございました。
【夢中で読み聞かせを聞いていました】
稚魚の放流
午前10時に、子どもたちが大好きな、通称「なばバス」に乗って野川谷川まで行きました。保育所生も参加するため、同じバスに乗りました。保育所生の元気な声がバス中に響き、小学生と同様保育所生も稚魚の放流を楽しみにしている様子が伝わってきました。
野川谷川に着くと、たくさんの方々がお越しくださっていました。「あ!じいじだ」とおじいちゃんを見つける子どももいました。また、箕舞を教えてくださる地域の方や、前PTA会長さんもお越しくださっていました。
開会式では、九州電力の方から「今日は川に恩返しをする日です」とお話がありました。また、耳川の生き物についてのお話もしていただきました。野川谷川の水が山から流れてきたものであること、その川が耳川につながり、それが海につながっていること等、自然のサイクルについても学習し、いよいよ稚魚の放流です。稚魚は10㎏(約1500匹)のアユの稚魚です。小さいサイズを想像していましたが、蓋を開けると大きな稚魚が元気にピチピチ跳ねていました。それをそーっと川に放しました。
【耳川に生息している魚も紹介してくださいました】
【元気がよすぎて、バケツから川に飛び込む稚魚もいました】
その後、しばらく河原で遊びました。石を集めて川の水を溜めたり、水に触ったりしていました。閉会式の中で子どもたちは「アユに『大きく育ってね』と言って放流しました。すると生き生きと川の中で泳いでいきました」、「九州電力の方々は山や川を守っていることを初めて知りました。自然を傷つけないように自分にできることをしたいです」、「今年の夏にアユがどれだけ大きくなったか見に行きたいです」等ふりかえりを発表しました。
稚魚の放流を通して、自然の仕組みを知ったり、今まで知らなかった九州電力の方のお仕事も知ることができました。そして、自然を大切にしていかなければならないということも改めて感じていました。
【これからも、きれいな耳川を守るためにできることを考えていきましょう】
【その後、あこがれの「なばバス」で学校まで帰ってきました】
表現集会
【今朝、4年生は表現集会をがんばると教頭先生に報告したそうです。】
次に「ゆかいなまきば」を歌とリコーダーで、「かえりみち」をリコーダーで演奏しました。近頃毎朝2階から、「いちろうさんの まきばで~」と大きな声で歌が聞こえていました。声だけでも、楽しそうに歌っている子どもたちが想像できましたが、間近で聞くと子どもたちのはつらつとした表情、身体中から出てくる声が一層「ゆかいなまきば」を盛り上げていました。「かえりみち」のリコーダーは、少し淋しげな音色で演奏している姿が印象的でした。
【1番は全員で歌い、2番は4年生が歌って3年生がリコーダー演奏でした】
3・4年生の発表を聞いて、他の学年は「詩の音読では、最後の部分を大きな声で言って強調していたので、そこが一番伝えたかったのかなぁと感じました」、「○○くんの詩の○○の部分をもう一回言ってみてください。その言い方がぶわっと花が伸びる様子を伝えているなぁと思いました」等の感想を発表しました。
【面白い視点から感想を発表していました。】
講評は教頭先生です。「まず、最初の表現集会の歌を歌うことで気持ちが高まりましたね。発表の様子では、元気でハキハキとしていました。これは表現する姿勢が整っていたからだと思います。姿勢がよく、身体中から声が出てきていました。また、リコーダーと歌では1番と2番、3番で変化がありました。そのため、とても楽しめました。そして、3・4年生の発表を聞いていた他の学年の子どもたちは、感想を発表するという表現で3・4年生に返すことができました」とたくさん誉めていただきました。
【3年生は去年教頭先生から国語を習いました。成長した姿を見せることができました。】
スケッチタイム
その後、それぞれ描いた絵を見せ合いにっこりトーク(話合い活動)です。「○○さんは、校長室で朝あいさつをするというのがビックリしたんですね。また、校長室という表示が椎茸ということも荒谷らしいと思ったんですね」と、絵を通して子ども同士の見方や気づきを話し合っていました。担当の先生からは、「当たり前にあるものに改めて意識をもつことができましたね」とお話がありました。新たな見方・考え方を知るきっかけになったスケッチタイムでした。
【同じようなところにいても見えているものは違います】
【にっこりトーク、どんな荒谷らしさを見つけたかな?】
お家の人を笑顔にするために
まずはシューズを水で濡らし、ブラシに石けんをつけて洗っていきました。「この汚れが取れにくいな~」とか「裏がすごく汚れてる~」、「あ、ここ破けてる」等と話しながらごしごし洗いました。片方のシューズを洗い終わり、洗っていない方のシューズと比べると「わぁ、全然違う!!」ととっても嬉しそうでした。その後、体育館シューズも洗い、外に干しました。
ふりかえりでは「シューズを洗って気持ちよかった」、「これからは家でもシューズ洗いをしたい」、「靴洗いにも挑戦したい」と発表していました。自分でできることが一つ増えた1・2年生。お家の人も、子どもたちがシューズを洗う姿を見たらとっても喜ばれると思います。毎週自分でシューズを洗って、月曜日にはきれいなシューズでスタートできるといいですね。
【授業前の1分前黙想もしっかりできます】
【約30分かけて、2足のシューズを洗いました】
職員研修スローガン決定
「にっこりトークで 保管・継承 あらたにの学び」
です。まず、にっこりトークとは子どもたちが行う話合い活動のことです。そのにっこりトークを職員間でもしていこう、つまり些細なことでもみんなで話し合っていこうということです。これは職員研修の時だけでなく、日頃からそのような気持ちで過ごしていこうという思いも入っています。そして、「あらたにの学び」という「あらたに」という言葉には「荒谷」、「新たに」という意味が含まれています。この職員研修を通して、子どもの姿、教師自身の姿をふりかえり、子どもたちへの指導が一歩ずつ進化していけるといいと考えています。
【今年度、そして次年度のことも考えながら研修は進められます】
春の遠足
【子どもたちはこのバスを「なばバス」と言っています】
せせらぎの里へ着くと、まずは子どもたちと利用者の方々とのふれあいタイムが行われました。まずは子どもたちの発表です。アカペラで校歌を歌い、その後「365日の紙飛行機」を手話を交えて歌いました。それから自分たちの夢を発表しました。子どもたちの中には、せせらぎの里で介護福祉士として働きたいという夢をもっている子どもがいます。その子どもは「どのような仕事をしているのか、どのような施設なのか見たいです」と話していました。それから「イモパラ」を踊り、最後は「せせらぎの里」のみなさんにエールを送りました。
【「イモパラ」、1年生も生き生きと踊りました】
次に、子どもたちが準備をしたすごろくをしました。このすごろくは、スタートが荒谷小でゴールがせせらぎの里です。途中のマスに、「プロセッサーに乗ったら嬉しくなった。6マス進む」そして6マス進んだら「モザイク林きれいだな」というマスにたどり着いたり、「どんこ亭でお食事中 一回休み」、「シカに乗って大暴れ 2マス戻る」など諸塚ならではのすごろくになっていました。
【コマは子どもたちが紙ねんどで作って色をぬったものです】
【利用者の方の耳元で話をするという工夫がみられました】
「おお!すごい、9マス!!」、「虹のすべり台で2マス進めるのでここです」等、子どもたちはすごろくを通してふれあいを楽しんでいました。
次に、子どもたちは入浴体験をしました。せせらぎの里を利用されている方がどのようなお風呂に入っているのかを体験できるのです。水着に着替えてお風呂場に行くと、家にあるお風呂とは違うタイプのお風呂が2種類ありました。一つは座ったままお風呂に入れるもの、もう一つは寝た状態でお風呂に入れるものです。それぞれの利用者の方の身体の状況によって使い分けられているそうです。
【これは寝た状態で入れるお風呂。上からと下から温水が出たり、シャンプーが出たりするものだそうです】
初めて入るお風呂に「すごーい」、「気持ちいい」等と口々に感想を言っていました。毎日2名の職員の方が入浴の介助をされるそうです。この入浴体験をさせていただくことで、ホールでふれあいをするだけでは分からなかった、せせらぎの里の方のお仕事の一面を見ることができました。また、利用者の方の生活に触れる時間にもなりました。
せせらぎの里の方々にお礼の言葉を言ってお別れをした後は、池の窪グリーンパークへ向かいました。途中、展望所によって荒谷小を眺めました。荒谷小も標高が高いと思っていましたが、池の窪に続く道はもっと標高が高く、下の方に荒谷小や体育館が見えました。子どもたちは「やっほー!」と何度も何度も叫びました。しかしやまびこが返ってこないので「事務の先生の名前を呼んだら聞こえるかなぁ」と言い、「○○せんせーい!!」と大きな声で呼んでみました。
【すがすがしい天気と絶景でした】
その後、待ちに待ったお弁当の時間です。お弁当を詰めるお手伝いをした子どもや、調理をした子どももいました。「ぼくのおにぎりはまっくろくろすけです」と嬉しそうに口におにぎりを頬張っている姿は幸せそうでした。
【おやつを交換して食べていました】
それからみんなで氷鬼をしたり、アスレチックをしたりしました。池の窪のアスレチックは1~10まであります。それに全校児童で挑戦です。高い場所にあるものやゆらゆらゆれるもの、手の力を使って登らなければならないもの等様々ですが、一つ一つクリアをしていきました。
【2年生のたくましさがみられました】【ゆれる~】
【あれ?教頭先生?】 【1年生の補助に入ってくださっていました】
【先頭をいく6年生、スイスイ進みました】
【1年生もぜーんぶクリアしましたね。がんばりました】
1日でたくさんの経験をした子どもたち、一体どんな感想をもったのでしょう。学校の中だけでは分からなかった子どもたちの魅力がこの遠足を通して見えてきました。色々な人との関わりをもったり自然の中で活動したりすることが、子どもたちの可能性を見出せるきっかけになるんだなぁと感じました。
【夢中で過ごした1日でした】
「ほたきゅう」の取組
先日、委員会活動で「ほたきゅう」で話し合った結果、2つ目の手洗いについては呼びかけをすることにしました。呼びかける時間は①体育の後②業間③そうじの後です。業間では放送を使って呼びかけ、手洗いの歌を流す計画です。
早速今日の業間に6年生が授業開始5分前に放送で手洗いを呼びかけ、手洗いの歌を流しました。「お!いいねぇ、その放送!!」と他の子どもたちも放送に反応し、手洗いを始めていました。
【あわあわ 気持ちいいね】
手洗いは感染予防の基本です。毎日続けて習慣にすることが大切です。これからも健康でたくましい荒っ子を目指して「ほたきゅう」の取組は続きます。
大家族?
今日の給食は、子どもたちの給食の様子を見に来てくださった校長先生に写真を撮ってもらい、大家族のような賑やかな時間を過ごしました。
【6年生が帰ってくるのをみんなで待っています】
社会福祉学習
まずは特別養護老人ホームと学校、そして家との違いや同じところを教えてくださいました。
【同じところ】
◯ 施設長のお仕事をしている方がいる(学校でいうと校長先生のお仕事)
◯ 厨房がある(学校では給食室)
◯ 寮母室がある(学校では職員室)
◯ 医務室がある(学校では保健室)
◯ おふろやトイレがある(家と同じ)
【違うところ】
◯ 特別養護老人ホームに入所されている方々は家族と離ればなれに暮らしている。
◯ 学校では子どもたちにとって色々なことを教えてくれるのは先生だが、特別養護老人ホームでは入所されている方々から色々教えていただく。
【職員は仲間だとお話しされていました】
その後、栄養士の方や看護師の方、介護福祉士の方のお話がありました。栄養士さんからは「昔は栄養士という漢字を営養士と書いていたんですよ。日々の営みを司るという意味でこのような漢字が用いられていました」とお話がありました。
【朝昼晩3食の献立を作成する栄養士さん】
看護師さんからは実際に使用する聴診器や血圧計、また身体の中の酸素を測る機械などを見せていただきました。「日頃から入所されている方々とコミュニケーションをとって元気な姿を見ていないと、身体の具合が悪い時に判断が難しくなる」と話されていました。看護師さんだけでなくその他の職員の方々も、入所されている方々とたくさんお話をしているそうです。そのことが、入所されている方の心の安定にもつながるとお話しくださいました。
【体調管理を行う看護師さん】
介護福祉士さんからは「衣服の脱ぎ着や食事、トイレ等のお手伝いをします」とお話がありました。「でも、全てを手伝うのではく自立ということを意識して、できることはしてもらい、見守りだけすることもあります」と話されていました。
【身の回りのお手伝いをされる介護福祉士さん】
1つの施設の中にたくさんの職業の方がいることや、どのような思いで入所されている方々に接しているのか、また仕事内容を分かりやすく教えてくださいました。今回学習したことを、遠足の時に見たり聞いたりすることで、より深く理解できるのだと思います。本日はお忙しい中、荒谷小までお越しくださりありがとうございました。5月12日(木)の遠足の日もどうぞよろしくお願いいたします。
【最後には認知症のお話を紙芝居で見せてくださいました。】
雨のグランドゴルフ
【旗の下にタオルがあるコース】 【タオルがないコース】
運動場と違って、体育館や校舎の中はボールがコロコロ転がります。また、真っ直ぐ進んでいたはずのボールが次第に斜めに転がったり、机の脚にぶつかったりする等、屋内ならではのボールの動きに楽しそうな笑い声があちらこちらから聞こえてきました。「体育館よりこっち(校舎の中)の方が面白いわ」とか「ゲートボールより面白いね」とか、校舎の中を見て「あ~懐かしい」等と話をしながら楽しんでおられました。子どもたちは「ナイスショット!」、「ナイスイン!」等と声をかけたり「◯◯さん打っていいですよ~」等と言ったりして積極的に寿会の方と関わっていました。
【初めてのグランドゴルフ】【こちらは図書室前から放送室前までのロングコース】
【ここに入れてね~】 【ショーケースの下にボールが入り込むことも】
給食は、寿会の方々と体育館で食べました。ここでもグランドゴルフのことが話題になり、「あの折れ曲がったコースが難しかった」、「こんなグランドゴルフ初めてじゃった」等と話されていました。
【この日はいわしの生姜煮が出ました】
【おじいちゃんやひいおばあちゃんも来てくださいました】
【1年生も初挑戦ながら好プレーが出ました】
その後、終わりの会では表彰が行われました。表彰はホールインワンの表彰と順位の表彰です。ホールインワンは寿会の方々だけでなく子どもたちも出していてたくさん表彰されました。1年生の中には2回もホールインワンを出し、賞状を2枚貰った子どももいました。
【ホールインワン記念写真】
それから成績発表です。小学生の部、寿会の部それぞれ1位から3位が発表されました。小学生は1年生も3位以内に入るといった健闘を見せました。また、これまで1位は上学年が多かったのですが、今年度は3年生が1位でした。寿会の方々もホールインワンを出された方が3位以内に多く入っており、接戦だったことが分かります。
【優勝おめでとうございます】
【1位~3位 記念写真】
子どもたちは、このグランドゴルフに対して色々な目標を立てていました。例えば「おじいちゃん、おばあちゃんの昔のことを知る」です。目標を意識しながら取り組むことで、寿会の方々との会話のきっかけが生まれたり、積極的に関わろうとする態度がでてきたりしました。また子どもたちの中には健康の秘訣を聞いた子どももいて、「体を動かすことと野菜を食べること」と紹介してくれました。
寿会の方々からは、「楽しかった」、「普段孫とあまり話をしなくなっていたけれど、これをきっかけに話ができた。これから家でももっと話をしたい」等と感想をいただきました。
グランドゴルフを通して、子どもたちも寿会の方々も楽しい時間を過ごし、お互いの姿から学んだり発見したりすることがあったのかもしれません。天気は雨でしたがそれをマイナスと捉えず、どのように楽しむことができるか工夫ができたグランドゴルフでした。
全校朝会
まずは校長先生からお話がありました。「始業式に話をした続きを話します」とおっしゃって、まず1年生に夢を尋ねました。1年生の男の子の夢は「お山の仕事をすること」だそうです。ウッジョブの学習をしている子どもたち、職員にとって嬉しい言葉でした。その後、子どもたちに「今、夢を叶えるために何かしていることはありますか?」と問いかけられました。その問いにうなずく子ども、考えこむ子どもなど様々な反応がありました。「自分の夢と、今自分がしていることをつなげて欲しい」と子どもたちに話されました。始業式の日には、夢を叶えるために目標を立てることの大切さを話してくださった校長先生。子どもたちにとって、夢が遠い存在になることなく、自分の努力の延長上にあるものだと意識して欲しいなぁと思いました。
【「夢」それを意識して生活することが「夢」を実現する一歩かもしれません】
それから「感謝」についてのお話をされました。「人は一人では生きていけません。家族、友達、地域の方々・・・色々な人に感謝の気持ちをもって夢に向かって歩み続けてください」と話されました。最後に、校長先生が書かれた「夢」という字を子どもたちに見せてくださいました。一見「夢」と見えますが、よくみると「ありがとう」という平仮名を組み合わせて夢という字ができていました。「夢を忘れないこと」、「ありがとうの気持ちをもつこと」この2つを校長先生は子どもたちに伝えられました。「この『夢』の字は、各教室に掲示してくださいね」と各学級の代表児童に渡されました。
【「夢」と「ありがとう」 常に心に置いておいてください】
【早速教室に掲示していました】
その後、学習指導部の先生のお話です。今日は2つのお話でした。
1つ目は「学習の姿勢」です。立腰や一分前黙想、挙手する時は真っ直ぐ挙げる等、4月にはできていたことが、少しできなくなっているところもあるようです。もう一度初心に返り、「学習の姿勢」を確認しました。
2つ目は「聞く姿勢」です。相手の目を見る、うなずきながら聞く等、昨年度も取り組んできた「聞く姿勢」を今年度もしっかりと継続して欲しいと思います。
【今日の「聞く姿勢」、上手でした】
荒っ子トレーニング
運動場を一周して、「終わった~」とホッとしている子どもたちに新たなメニューが発表されました。それは坂道ダッシュです。約10メートルの坂道を3回ダッシュします。順番を待つ子、走り終わった子たちは「がんばれー!」、「ラストー!」等友達の走りを応援していました。
【2~3人1組でメニューをこなしていきます】
【すいすい進む2年生に「すご~い!」と上級生がびっくりしていました】
【体育主任の先生から「懸垂に挑戦してみて」とアドバイス】【反復横跳びはリレーゾーンを使って】
坂道ダッシュはきついようでしたが、荒っ子トレーニングが終わってからも「練習しよう!」と言って自主的に練習する子どももいました。久しぶりの晴れ間、外で体を動かしていい汗をかきました。
【自主練をする6年生】
欠席ゼロ更新中
昨年度のこの時期の連続欠席ゼロは4月6日(始業式)から5月8日までの21日間でした。ゴールデンウィーク明けに体調を崩す子どもが何人かいたためです。4月の疲れとゴールデンウィークの疲れが出るのがこの頃なのかもしれません。お休みの間も1日1日を規則正しく過ごしましょうと話しました。ちなみに、昨年度の連続欠席ゼロの最高記録は9月4日~12月4日の60日でした。また、連続欠席ゼロの日を1年間で合計すると170日もありました。荒谷小の子どもたちは、全員がそろって学校に来ている日がこんなにたくさんあるのです。それだけ、みんなでたくさん勉強をしたり、遊んだりして学校の中で充実した時間を送ることができています。
【学校に来たらホカホカのおいしい給食もお腹いっぱい食べられます】
金曜日からゴールデンウィークに入ります。お休みが続くと生活リズムが乱れがちになりますが、しっかり食べて、しっかり休養をとって欲しいと思います。
第1回表現集会
【毎回、表現集会のテーマソングを歌って踊ってスタートします】
その後、表現集会の担当の先生から1年間の見通しを教えていただきました。今日の表現集会を合わせて全部で9回表現集会が計画されています。内容は各クラスの発表が2回ずつとスケッチコンテストが2回です。スケッチは昨年度から取りくんでいるものです。昼休みの後にスケッチブックを持って自分の好きな場所に出かけてスケッチをしたり、時には図書室でモデルを模写したりすることもありました。このスケッチで絵のかき方を学んだり、色々な見方があることを学んだりしています。
【昨年度はフォトコンテストでしたが、今年度はスケッチコンテスト】
それから、今年度の表現集会のスローガンを考えました。子どもたちでにっこりトークを行い、スローガンに入れたい言葉を考えました。
◯ 楽しく
◯ 協力
◯ 笑顔
◯ 仲良く
◯ 学び合う
◯ 元気
◯ 見つける
これらの言葉が出てきた後、仲間分け(類型化)をして2つのスローガンが決定しました。
「みんなのいいところを見つけて学び合おう」
「笑顔で協力し合って元気にがんばろう」
です。表現集会を通して、知っているようで知らなかった友達の魅力を見つけられるといいですね。
【進行の6年生がうまくまとめてくれました】
次の表現集会は5月にあります。トップバッターは3・4年生です。どのような発表をしてくれるのか楽しみです。
嬉しい再会
【「あれ?」と子どもたちが振り向きました。右側は姿を隠しているところ】
その後子どもたちが駆け寄り、顔をほころばせて◯◯先生と話をしていました。
【もっと話がしたくてたまらない様子の子どもたちでした】
4時間目は、それぞれのクラスで授業です。その様子も見てくださっていました。「◯◯、目が近いよ、立腰」とか「鉛筆の持ち方が違うがね」等、昨年度まで教えていた子どもたちに、指導をしてくださっていました。3・4年生の担任の先生によると、子どもたちは、朝「去年は◯◯先生とこんな面白い話をしてたよね~」等と今日来てくださった先生との思い出話をしていたそうです。今日◯◯先生が、荒谷小に来てくださることは誰も知らなかったのですが、子どもたちの中で何かを感じていたのでしょうか。
【2年生もすっかり頼もしく、3年生も下学年のリーダーです】
予期していなかった◯◯先生の訪問に、子どもたちも職員も元気をもらいました。給食時間には「◯◯先生変わってなかったね~」、「髪型が変わってなかった?」、「めがねが変わっちょったよ」等と楽しそうに話していました。
今週は週のはじめから嬉しい再会があり、1週間のエネルギーが満タンになりましたね。雨の中、わざわざ来てくださりありがとうございました。
心電図検査
諸塚小に着くと、外に校長先生がいらっしゃいました。「荒谷小はどうね?」と話しかけてくださる校長先生に「体育があるから楽しい」と答えていました。全校児童で行う体育が1年生にとっては楽しみなようです。
【諸塚小に向かうタクシーの中】【諸塚小も楽しいよとお話しくださいました】
その後、保健室に行きました。すると検査の準備が着々と進められていました。1年生は興味津々で廊下からじーっと見ていました。
【ここで検査をするのかぁ】 【諸塚小の保健の先生にもごあいさつ】
そして、いよいよ検査が始まります。荒谷小の子どもたちを最初にさせてくださいました。ベッドに横になると、大きな洗濯ばさみのようなものや吸盤のようなものを体につけていきます。「つめたい!」と言いながらも、目をつぶって静かに横になっていました。「上手だね~」と検査をする方に誉めていただき、心電図検査は終了しました。
帰りのタクシーの中でも、「好きな動物は、ライオンとトラとチーターと、コアラとゾウとキリンとイノシシ・・・」と言う1年生に、「めっちゃあるやん!」と言うもう一人の1年生。すっかりリラックスモードでした。あいさつも上手でしたし、話を聞く態度も上手でした。100点満点の心電図検査でした。
【荒谷小に帰ります】
「エンジョイ 荒谷」
【課題を類型化し、キーワードを考えます】
教師が日々の授業を進めていく中で、よりどころとする理念に「教師が授業を楽しめているか」、「子どもが夢中になっているか」、「日々の生活と子どもたちの学びがつながっているか」等が出されました。常に自分自身をふりかえり、子どもの姿を通してふりかえり、教師も子どもも夢中になる学校を目指しています。それが今年度の荒谷小のスローガン「エンジョイ 荒谷」という言葉に込められています。
校長先生は「主題研の時間を特別な時間と捉えず、日常の延長と思って欲しい。そして、この時間に話し合ったことを日常に戻していって欲しい」と話されました。率直な意見や疑問点などが出し合えるこの時間を大切にして、次の日には昨日よりも少し自信をもって子どもたちに接することができるといいなぁと思います。
【教師がこの時間も楽しめるように】
一輪車デビュー
【まずは一輪車にまたがることから練習します】
【鉄棒を使ってバランスを取ります】
2~6年生は、昨年度自分が使っていた一輪車より少し大きめの一輪車を使っています。そのため、高さが合わなかったり、思うように乗れなかったりしていました。
【高さを調節してもらって乗ってみました】
【5分間走やアイドリングの練習をしました】
【これから少しずつ技を習得していきます】
初めて一輪車に乗った時は誰も乗れませんでした。今の2年生も3年生も、毎日のように練習して1メートル、5メートル、30メートルと少しずつ乗れるようになりました。今ではスイスイ乗ることができます。そんな子どもたちの様子を見ていると、諦めずにコツコツと練習することが一輪車に乗れる一番の近道だと思います。1年生の成長、そして2~6年生の飛躍を楽しみにしています。
雨の昼休み
【雨が降り続くとこのような景色が見られます】
雨の日の昼休み、子どもたちは全校児童で体育館で遊びます。今日はドッヂボールをしている子どもたちとバスケットのシュートの練習をしている子どもたちがいました。ドッヂボールでは1年生は2回当たったら外野に行くという特別ルールを設けて、みんなが楽しめるように工夫していました。バスケットでは、何度も何度もシュートの練習をして技を磨いていました。
【雨の日には雨の日の楽しみ方がありますね】
【バスケットのシュート練習】
しばらく天気の悪い日が続くようですが、読書をしたり体育館で遊んだりして、昼休みを楽しく過ごして欲しいです。
読み聞かせ スタート!
今日は1年生にとっては初めての読み聞かせだったので、来てくださった卒業生の保護者の方が自己紹介をしてくださいました。また、1年生も自己紹介をして名前と顔を覚えてもらいました。
【昨年度卒業をした卒業生のお母さんです。よろしくお願いします】
今日は2冊の絵本をお持ちいただきました。
1冊目は「コんガらガっち ぬきあし さしあし すすめ!の本」です。この絵本の主人公は「いぐら」。イルカともぐらがこんがらがってできた生物だそうです。この絵本は3つのストーリーから構成されていました。「『いぐら、にんじゃに なって ぬきあし さしあし すすめ!』のまき」と「『いぐら、どうぐを つかって すすめ!』のまき」と「『いぐら、いいにおいを さがせ!』のまき」です。
「『いぐら、にんじゃに なって ぬきあし さしあし すすめ!』のまき」では、悪者が盗んだ「ひでんのまきもの」を探しにでかけます。途中、道が分かれていて、上の道に進むか下の道に進むかを自分で決められます。それぞれの道で「いぐら」を待ち構えているものが違っています。また、「わるもののこぶんたち」に見つからないように道具を選んで忍術で隠れます。その道具には「まるた」や「しろいかみ」、「いわ」、「ダンボール」等があり、何を選ぶかは読んでいる子どもたちの自由です。「これ、おもしろーい!」と聞きながら感想を言う子どもたち。子どもたちの心をグッとつかむ絵本だったようです。
【「私は上の道、僕は下の道」等口々に言いながら聞いていました】
2冊目は「小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。」です。インパクトのある題名と絵に「どのようなお話なのだろう」と思ったのか、先ほどまでの雰囲気とは違う雰囲気に包まれました。このお話は、今から約30年前に四国の徳島県阿波市土成町という町とその周辺であった本当のお話だそうです。「ボク」が生まれたのはお母さんが40歳、お父さんが50歳くらいの時だったそうです。このお家は農家でナスビを作っていました。決して裕福ではないけれど、お母さんの笑い声がいっぱいのお家です。しかし「ボク」が10歳くらいのころ、お母さんが鬼の形相で、市場で売れないナスビを「これひとりでひとふくろ100円で売ってきなさい!」と言いました。それまでいつも笑っていたお母さんが、急に鬼のようになってしまった理由は・・・。親が子どもを思う気持ちと、子ども時代の切ない気持ち、大きな壁を目の前にした時の気持ち等、心にじーんとくるお話でした。
本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。2冊の絵本で色々な気持ちが教室中にめぐった時間になりました。また、この2冊の絵本は荒谷小に寄贈してくださいました。本当にありがとうございました。
【大切に読ませていただきます】
「みんなのけんこう」リニューアル
本日、その木札をリニューアルしました。校長先生が木を切ってくださり、かけられるように針金も通してくださっています。清掃後、新しい木札に吸い寄せられるように子どもたちは「みんなのけんこう」の前に集まっていました。1年生は初めて使うものなので、校長先生に使い方を教えていただきました。
【あれ?朝と違う木札になってるなぁ】【校長先生を見つけて駆け寄りました】
【さあ、使い方を教えてあげますね】【今日の下校の時はひっくり返してね】
「何の木だろう?」、「かるーい」、「かけやすい」と子どもたちは嬉しそうでした。また、木の香りを確かめる子どももいました。
木札の色が、白っぽいので玄関が明るい雰囲気になりました。荒谷小にお越しの際には、リニューアルした木札もご覧ください。
諸塚学校給食の日
この日の活動として、給食には諸塚村内産の食材を50~60%使用する、または3~5品目使用することがあります。今日の献立は「とうきびごはん、ぶたじる、しいたけなんばん、牛乳」です。
【わりとうきびが入ったごはんは彩りがきれいでした】
今日は、お米・椎茸・大根・ねぎ・豆腐・わりとうきびの6品目が諸塚産でした。椎茸は南川の方、大根やねぎは戸下の方、豆腐は子どもたちもよく知っている地元の豆腐屋さんのものです。
今日は学級給食でしたので、各学級をのぞいてみました。1・2年生に今日の給食で好きなものを尋ねると「しいたけなんばん!」と答える子や「なば!」と答える子もいました。担任の先生は給食のおかずを見ながら「なば?」と不思議そうな表情をしていました。今回、椎茸のことを「なば」とも言うことを子どもから教わったようでした。
【今日は1年生にとって初めての学級給食でしたね】
3・4年生も大好きな「しいたけなんばん」をおいしそうに食べていました。やはりこのクラスでも「しいたけなんばん」は人気です。片時も給食を口から離したくない様子で、もりもり食べていました。
【給食を食べて更にパワーアップ】
5・6年生も「しいたけなんばん」が大好物のようでした。「全部おいしいです!」という嬉しい言葉も聞こえてきました。地元の新鮮な食材を使って給食に出してもらえる幸せをこれからも感じて欲しいです。また、7月・12月には生産者や関係者をお招きして「諸塚学校給食の日」の会食を行います。食を通して、人とのつながりを深めていって欲しいと思います。
【5・6年生はごはんの量もたくさんですが、ペロリと食べてしまいます】
参観日・PTA総会
【今日は今年度の活動計画をたてました】
そして、3校時は参観授業です。1・2年生は学校探検をしました。2人1組で学校の中の教室や特別教室等を探検します。その教室にしかないものを探しながらの探検です。1年生が「あ、金庫がある」、「パソコンもある」、「もしもし(聴診器)もある」等、色々なものに気がつき、それを2年生が書き出していきます。1年生が入学して、2年生はすっかり頼もしいお姉さんになりました。
【学校探検にレッツゴー!】 【職員室は何をするところかな?】
【校長室の金庫 何が入っているかな?】
3・4年生は算数の学習を行っていました。学び方を知っている子どもたちは、担任の先生が片方の学年に指導に入っても、自分たちで課題に取り組んでいました。3・4年生はとても元気がいいので、隣のクラスにいても発表の声や話し合っている声が聞こえてきます。今日もいつもの元気のいい声が響いていました。
【意欲満々です】
5・6年生も算数の学習をしていました。5年生は「体積を計算で求める仕方を考えよう」、6年生は「点対称な図形の性質を調べよう」というめあてで進められていました。こちらもいつも通りメリハリのある学習です。
【5年生が先生から指導を受けている間も、6年生は集中を切らしません】
そして、午後からはPTA総会が行われました。本日は26名もお越しくださり、たくさんの方々と協議をすることができました。
校長先生の学校経営方針説明では、流れゆく時代の中にあること、その中で子どもたちにどのような教育をしていくべきかというお話がありました。
【子どもたちが夢中になるような学校に】
その後、PTA総会で協議が進められ今年度の各部の活動計画の見通しももつことができました。議事を進める方からは「楽しく進めていきましょう」とお言葉をいただきました。地域の皆様・保護者の皆様・学校が今まで以上につながり、有意義なPTA活動が進められるといいなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
【多数のご参加ありがとうございました】
いろいろ 金曜日
朝は、身体計測・視力検査・聴力検査を行いました。給食時間には、計測結果を見せて、昨年度の身長や体重と今日の身長・体重がどれくらい伸びたり増えたりしたかを比べました。
給食の時間には、本日誕生日を迎えた子どものお祝いをしました。「今日は◯◯市から誕生日のお祝いに友達が来てくれるんです」と嬉しそうに話していました。給食時間には、昨日の地震の話題にもなりました。「ベッドがグラグラ揺れたよ」とか「剣道で疲れて眠ってました」等と話していました。大きな地震に子どもたちはビックリしていたようでした。
【お誕生日おめでとう】 【この日は華やかなバッチをつけられます】
お昼休みは保育所生と一緒に「しっぽ取り」をして、汗びっしょりになりました。その後は内科検診です。この保健行事も保育所生と一緒に行います。自分の名前をはっきりと言って、あいさつも大きな声でできていました。子どもたちの動きがスムーズだったので、あっという間に終わりました。
【保育所生→1年生→2年生・・・の順に検診をします】
6校時、子どもたちの様子を見てみると1・2年生は静かに宿題タイムでした。横1列になって、もくもくと問題を解いていました。3年生は図書室で宿題タイムでした。「『あかねこスキル』と『うつしまるくん』と漢字プリントがあるんです。あ!そうだ。今日算数を終わらせて、明日国語をしよう!」と計画を立てながら取り組んでいました。
【鉛筆の音しか聞こえない1・2年生】【担任の先生がいなくても宿題タイムができる3年生】
4年生は先生と1対1で算数の授業です。3・4年生の担任の先生が寄り添いながら指導してくださっているので、4年生はとっても嬉しそうでした。
【顔がほころんでいました】
5・6年生は調理実習をしていました。めあては「卵をゆでよう」です。子どもたちは「ゆで時間とかたまり具合にはどのような関係があるか」というテーマでにっこりトークをしていました。「ゆで時間が長いほど黄身が黄色くなったり、白身が増えたりしています」等と話しながら、意見をまとめていっていました。
【3分、5分、10分、15分とゆで時間を変えたゆでたまご】
朝から色々なことがあった金曜日。どのようなことにも楽しそうに取り組む子どもたちを見ると、疲れもどこかに飛んで行ってしまいそうです。来週の月曜日は参観日です。生き生きとした子どもたちの様子をどうぞご覧ください。
かわいい お客さん
今朝、保育所生の子どもたちが学校にやってきて、校長先生にお願いをしていました。近頃、保育所で流行っている「色水」を作るために、お花を摘みにきたようです。校長先生は「いいですよ~」と優しく答えてくださいました。そして、早速花壇や鉢植えのお花を摘み始めました。どんな色水ができるのかなぁ。
【色の濃い花が色水に適しているようです】
【たくさん摘んでね】
それから約5分後、またしても校長先生を訪ねて、かわいいお客さんがやってきました。それは今週の月曜日に入学をした新1年生です。1時間目は自己紹介をする学習のようです。人数が多ければ子ども同士で自己紹介をするのですが、2人しかいないので、校長室や職員室、保健室にいる先生たちに自己紹介をして回りました。
校長先生には「名前は◯◯です。好きなアニメはドラゴンボールです」と紹介をしていました。
【校長先生もドラゴンボールを見ていたそうです】
職員室では「名前は◯◯です。好きな動物はきょうりゅうです」と自己紹介していました。事務の先生が「先生の名前を覚えた?」と聞くと、「◯◯◯先生」ときちんと名前を言えました。名字を教えると「◯◯◯ ◯◯◯先生」としっかり言えました。
【事務の先生の名前もバッチリ覚えられたね】
そのほかにも、「好きな動物はチーターです」と言う1年生に「どんなところが好きなの?」と尋ねると「鳴き声が好きです」とか「好きな遊びはおにごっこです」、「昨日とおとといしました」等と答えることができていました。
朝のかわいいお客さんの訪問に、1日の活力を貰ったような気分になりました。今日も欠席ゼロで、子どもたちは元気に学習をしています。
準備運動はダンス
これから少しずつダンスの振り付けを変えていきながら、運動会には完成したダンスを披露することになります。これからの子どもたちのアイディアに期待です。
【人数が少なくなったけど、大きい動きでダイナミックに踊ってね】
【全校体育の積み重ねでダンスの基礎ができてきます】
お誕生日給食 入学・進級お祝いメニュー
今日の給食は入学・進級お祝いメニューでした。献立は、赤飯・若竹汁・ロースカツ・ブロッコリーのごまあえ・牛乳・お祝いデザートです。
また、本日お誕生日を迎えた児童もいます。本校ではお誕生日の日に全員で牛乳乾杯をします。保健体育給食委員会(通称:ほたきゅう)の児童が「今日は◯◯さんのお誕生日です。かんぱーい!!」と言うと、全員でお誕生日を迎えた児童のところへ行き乾杯をしました。お誕生日にお祝いメニュー、嬉しい偶然でしたね。
【お誕生日 おめでとう】
今日の献立の赤飯ですが、調理員の先生に尋ねると給食であまり出したことはないそうです。子どもたちの中には赤飯が苦手な子どももいて、いつもより食べるペースがゆっくりになっていました。赤飯が苦手な上級生が1年生に独自の赤飯攻略法を教えていました。給食では色々なメニューが出てきます。子どもたちは、給食を通して食べられるものが増えたり、新しい料理を知ったりすることができます。1年生も、これからもりもり食べられるようになると思います。
【明日はミートスパゲティが出るよ】
入学式 その後
ところが昼休みに外から、ゴトッゴトツという音が聞こえます。その音をたどってみると、教頭先生がプランターを洗ってくださっていました。プランターを洗う音が校舎の中にも聞こえてきていたのです。今回、入学式の花のお世話を一手に引き受けてくださっていた教頭先生、後片付けもしっかりしてくださっています。子どもたちは、この教頭先生の背中を見て大切なことを学んだのではないでしょうか。
再びピカピカになったプランターは、来年の春に活躍すると思います。
【いつもありがとうございます】
平成28年度第70回入学式
入学式には、保護者や新入児童の関係者の方々、たくさんの来賓の方々がご出席くださいました。「新入生入場!」という声が響き渡ると、2名の新入生が入場をしてきました。1年生になれた嬉しさと、ドキドキする気持ちが入り交じったような表情での入場です。
【しっかりと前を向いて入場しました】
入学式では「新入生氏名点呼」があります。2名の新入生は、担任の先生に名前を呼ばれると、とても元気な声で返事をしました。
【すがすがしい返事でした】
その後、校長先生や教育委員会の方、PTA会長さんからお祝いの言葉をいただきました。その中で、新入生は校長先生と3つの約束をしました。1つ目は「友達と仲良くして命を大切にすること」、2つ目は「元気なあいさつをすること」、3つ目は「楽しく勉強をすること」です。「楽しく勉強すること」のコツとして「話をする人の方を見てしっかり聞くこと」を教えてくださいました。この3つの約束は1年生だけでなく上級生のみんなにも必要な力です。また、中学校、高校そして社会に出てもとても大切なことです。3つの約束、守れるようにいつも意識していきたいですね。
【「荒谷小の大切な1年生です」とお話しくださいました】
教育委員会の方からは、身近な友達と仲良くし、諸塚村、宮崎県、日本全国、そして世界の方と仲良くなれるようにしてくださいとお話がありました。また、PTA会長さんからは「後ろにはにこにこ笑顔の上級生がいます。また、地域の方が見守ってくれています」と学校だけではなく、地域の力強いサポートがあることをお話しくださいました。
【諸塚には、応援してくれる人がたくさんいることが分かりましたね】
その後、在校生から歓迎の言葉のプレゼントです。1年生が入学してくるのを首を長くして待っていた在校生、2名の入学の喜びを言葉に乗せて伝えました。
【11人で荒谷小を盛り上げていくぞー】
そして、保護者の方にも思いを伝えました。「荒小には、私たちや先生、地域の方々などたくさんの味方がいます。たくさんの応援があります。みんな仲間です。」在校生の頼もしく嬉しい言葉に、保護者の皆様も安心していただけたのではないでしょうか。
【「ぜーんぶ どーんと まかせて ください」】
そして、最後に1年生が「ちかいのことば」を発表しました。大きな声でゆっくりと落ち着いて発表できました。
【勉強も遊びもがんばってくれるようです】
たくさんの方々とたくさんの花々に囲まれて行われた第70回入学式は、荒谷小らしい心温まる元気いっぱいの入学式になりました。
今日から全校児童11名での出発です。保護者の皆様、地域の皆様、今年度も荒谷小の子どもたちのために、ご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
【ご入学 おめでとうございます】
好きな食べ物と算数(授業編)
めあては「みんなのすきなたべものをしらべよう」です。子どもたちは、どの料理が人気があるかを予想しました。「カレー」と「とんかつ」が人気があると予想した子どもたち。さて、結果は・・・。
まず、どのように結果を調べるかを考えました。すると「好きな料理ごとに分けて数える」という意見が出ました。早速、数えてみます。
【どれが多いかなぁ】
いつもは大人しい2年生が、「わ!カレーの方が多い!!」と大きな声を出して驚いていました。他の料理も全て数を数えたのですが、数え終わって「じゃあ『やきそば』は何人だった?」と先生から質問がくると答えられません。「もう1回数えよう!」という2年生に、担任の先生は「一目で誰が何を好きかが分かる方法」を教えてくださいました。それは「絵グラフ」というものです。
【「絵グラフ?」一体どんなものなのでしょう】
このグラフに写真を貼り付けることで、誰が何を好きかが一目で分かるのです。早速子どもたちは料理名ごとに写真を貼り付けていきました。
【校長先生は『とんかつ』だから・・・ここ!】
ていねいに写真を貼る子どもたちのそばで見守っていた先生に、2年生はさりげなく写真を渡しました。すると「ん?これは先生に貼ってということ?」と1・2年生の担任の先生が聞くと「だって、先生がのりを持ってるから~」と可愛い笑顔でお願いをしていました。始業式から3日目ですが、1・2年生の担任の先生と2年生の距離はぐっと近付いているように思いました。
そしてグラフができあがりました。
【「たべものしらべ」の絵グラフ】
これを見れば一目瞭然、誰がどの料理を好きなのかが分かります。「◯◯先生の好きな食べ物は?」との質問に「カレーととんかつ!」とすぐに答えられるようになりました。
【「字もていねいで書くのも速い」と誉められていました】
来週の月曜日は入学式です。1年生の2人にも学校のこと・学習のことをたくさん教えてあげてくださいね。
入学式に向けて
また、昨年度から子どもたちが可愛がってお世話をしていたサイネリアの「ベジータ」も入学式を祝うかのように花を咲かせています。花いっぱいの荒谷小に入学してくる1年生を私たちは心待ちにしています。
【大切に花を扱ってくださっています】【プランターが白さを取り戻しました】
【「ベジータ」もようやく花が開きました】
好きな食べ物と算数
【この中から2つ選んで書きます】【事務の先生は何が好きなのかなぁ】
昼休みにも、調理員の先生に同じ紙を持って来てお願いをしていました。すると、1・2年生の担任の先生から「すみません、『やきそば』でお願いします」とリクエストがありました。
この算数の授業は明日行われるそうです。一体どのような授業なのか楽しみです。
【「やきそば」とあと一つは何にしようかな】【明日の授業、見せてくださいね】
新任式・始業式
1校時は新任式・始業式です。保育所生も参加して新しく荒谷小学校へいらしゃった先生をお迎えしました。今回は小学校に3名の先生方、保育所に1名の先生がいらっしゃいました。
新任の先生方のあいさつでは、①子どもたちのあいさつが素晴らしいこと②自然が豊かであること③諸塚のこと、荒谷小のこと等、様々なことを知りたいというお話がありました。子どもたちのよさや、諸塚が誇る自然を感じてくださっていること、また「もっと知りたい」とおっしゃってくださるお気持ちがとても嬉しかったです。
【いよいよ28年度のスタート】【校長先生の名前も覚えてね】
【色々な地名が出てきました】【昨年度までは宮崎ではない場所で勤務されていました】
その後、代表児童があいさつをしました。「荒谷小の友達のいいところ」というテーマでのあいさつです。「荒谷小の友達のいいところ」は①相手意識をもっている②協力する優しさがある③ゴミがあったら拾うという3つを紹介してくれました。
【自分たちのよさ、きちんと分かっていますね】
また、この新任式では嬉しい転校生の紹介と荒川保育所の新しい先生の紹介もありました。この春、新しい先生や新しい友達と出会い最高のスタートを切ることができたのではないでしょうか。これからの学校生活がワクワク楽しみになりました。
【ようこそ 荒谷小へ】【とても元気な保育所の先生です】
その後、始業式が行われました。まずは校長先生のお話です。校長先生は夢についてお話しくださいました。夢は変わるかもしれないこと、それもいいことであること、そして夢を実現するために今日から何をしたらよいのかを話されました。夢への一歩のためにできること、それはは目標を立てて気持ちを新たにすることだそうです。新しい学年になって初めての日、この特別な日に目標を立てそれに向かって努力していくことの大切さを教えてくださいました。
【宮日新聞に掲載された児童の作文も紹介してくださいました】
その後、児童代表のことばです。6年生が代表して作文を読みました。題名は「やる」です。
この児童は2つの「やる」を見つけたようです。1つ目は「リーダーシップを高める」ことです。卒業生の姿を見たり言葉を聞いたりして、「荒谷小を引っ張っていって欲しい」というメッセージが伝わってきたそうです。卒業生のように姿や言葉、そしてこの児童の持ち味である笑顔で引っ張っていくので、付いてきて欲しいと下級生に思いを伝えました。
【全身からやる気が溢れだしているようでした】
最後に一言発表です。この一言発表では今年がんばることを発表しました。
【2年生】
◯ かけ算九九(2年生になったら習うためがんばりたい)
◯ 漢字(2年生で出てくる難しい漢字の「とめ」などを意識したい)
【もうすぐ1年生も入ってきます。よろしくお願いしますね】
【3年生】
◯ あいさつ、笑顔(元気よくあいさつ、笑顔をたくさん)
◯ チャレンジ(水泳:昨年58m泳げたため65m泳げるようになりたい、剣道:2回優勝したため今年は3回優勝したい、なわとび:前二重跳びができたため、後ろ二重跳びに挑戦したい)
【4年生】
◯ あいさつ(下級生に教えたい)
【3・4年生は男の子3人!元気がいいです】
【5年生】
◯ リーダーシップ(入学式、むかばきなどで引っ張っていく。卒業生のように自分からみんなを集める)
【6年生】
◯ リーダーシップ(卒業生のようにみんなをまとめていきたい)
◯ リーダーシップ(入学式の準備等では行動で、入学式の練習では声で引っ張っていきたい。自分の朝のあいさつの声はみんなと比べて小さいと感じた。明日からはもっとおおきな声であいさつをしたい)
【5・6年生は全員が「リーダーシップ」を意識しいます】
今日の子どもたちは、昨年度の子どもたちとは別人のようにしっかりとした顔つきをしていました。やる気、自信、期待、喜びが表情に出ているように思いました。
荒谷小の新年度、とびきり最高の船出となりました。
新年度のスタート
4月1日、荒谷小のサイネリアや菜の花・パンジー・ペチュニア等の花々は満開に咲き誇り学校に彩りを添えてくれています。
今日から新年度のスタートです。荒谷小にも3名の新しい先生方がお越しくださり、新たな気持ちで出発することができました。これから始業式までの間、子どもたちを迎えるための準備が進められていきます。始業式の日には、子どもたちが元気よく登校してくれることでしょう。楽しみにしています。
今年度も、地域の学校である荒谷小学校へのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
【桜も満開です】 【これらのお花には教頭先生がお水をあげてくださっています】
【玄関までフラワーロードができています】
お別れ式・離任式
まずはじめにお別れ式です。3年前に諸塚に引っ越してきて、たくさんの方々と関わり、諸塚が大好きになったこの3年生。あいさつでは2つのことを話しました。1つ目は「大きな声で発表できるようになった」ことです。たくさんの方々と接する中で、自信がつき積極的になったようです。今では、自分の意見をみんなに聞いて貰うことに喜びを感じている姿も見られます。2つ目は「自分からあいさつができるようになった」ことです。諸塚に引っ越してくるまでは恥ずかしいという気持ちもあり、あいさつが自分からできなかったそうです。しかし、周りの友達や地域の人たちの姿を見て、「自分も負けていられない!」と思ったそうです。そして今では、いつでもどこでも自分からあいさつができる立派な3年生になりました。この児童が諸塚をふるさとと思ってくれていることがとても嬉しかったです。
【3年間ライバルとして親友として過ごした3年生ともお別れです】
その後、離任式が行われました。今年度は校長先生、1・2年担任の先生、3・4年担任の先生の3名が異動されます。教頭先生から3名の先生方の紹介がありました。キーワードはそれぞれの先生の「音や言葉」。
【「音や言葉」、どんなことが思い出されますか?】
まず、校長先生は「よっ社長!」という言葉です。これは校長室にあるチャレンジに掲示している子どもたちの目標が達成された時のかけ声です。達成できたら、校長室の校長先生のイスに座ることができ、子どもたちと校長先生から「よっ社長!」と呼ばれるのです。校長先生は目標もつことの大切さや、努力することの大切さを子どもたちに教えてくださっていました。
次に岡村先生です。岡村先生からは「ポケット!」という言葉が思い出されました。運動会の練習や長距離走大会の練習の時など「ポケット!」と声を出して全ての子どもたちを応援していました。これは手をポケットに当てるような気持ちで腕を振るとより速く走ることができるという岡村先生の指導です。「いつも誰かのために仕事をされる岡村先生」という言葉にみんなが納得したと思います。
最後に北村先生です。北村先生は表現集会の度に鍵盤ハーモニカでテーマソングを演奏してくださいました。子どもたちはその歌を歌って踊ることで楽しい気持ちで表現集会に臨むことができていました。また、運動会のスターウォーズの音楽、365日の紙飛行機の音楽、それらを聞く度に熱心に指導された北村先生の姿が目に浮かびます。
その後、離任される先生方からあいさつがありました。
校長先生は以前「諸塚がすごかった、ここにいらっしゃる方々がすごかった、もともとここにあったものがすごかった」とおっしゃっていました。今回のお話でも「諸塚では心と心が通じ合うことが当たり前です。この素晴らしい場所で成長できること、巣立つことができることを誇りに思ってください」とお話しくださいました。また、「諸塚の幸せを探すためにウッジョブの学習をしました。そこで逆手に見るという視点も学習しましたね。不便さは幸せに変えることができます」と、これから新たなステージに立つ子どもたちに考え方の道筋を示してくださいました。
【たくさんの宝物を残してくださいました】
次に1・2年担任の先生です。1・2年担任の先生には夢が3つあるそうです。1つ目は息子さんのテニスの指導をすること、2つ目は書道教室に通うこと、3つ目は4月から勤務される学校を日本一の小学校にすることだそうです。きっと1・2年担任の先生ならこの3つの夢を実現できると思います。私たちも負けないように荒谷小を日本一の小学校にすべく努力していきたいと感じたお言葉でした。
【陰の仕事も進んでしてくださいました】
最後に3・4年担任の先生です。3・4年担任の先生はこの3年間で2つの「好き」ができたそうです。1つ目は「林業が好き」ということです。林業を知らなかった3・4年担任の先生、しかしウッジョブ諸塚で林業の学習をしていくうちに、その魅力を知り大好きになったそうです。そして「林業はかっこいい」とも思うようになったとお話しくださいました。2つ目は「人が好き」です。たくさんの人たちと関わり、その人たちを「好き」になると、「がんばろう」、「大切にしよう」という気持ちが芽生えたそうです。子どもたちに「だいすき」をいっぱい作ってくださいとあいさつされました。そして困難なことでも見方を変えて、それを大好きに変えてくださいとも話されました。
【みんなに元気と笑顔をくださいました】
それから児童代表あいさつです。今日は卒業生が中学校の制服を着て離任式に参加してくれていました。その卒業生からのあいさつです。校長先生には、難しいことを教える時の工夫を教わり、1・2年担任の先生には正直でいることの大切さ、3・4年生担任の先生には笑顔が人を幸せにしてくれることを教わったとあいさつをしました。子どもたちは先生方の特徴や言葉、そして指導の方法などをつぶさに見てくれていたことに驚きと有り難い気持ちになりました。
【大変立派なあいさつでした】
その後花束贈呈が行われました。一言では言い尽くせない子どもたち、離れがたい気持ちが伝わってきました。
【一人一人思いを込めて別れの言葉を言いました】
3年間荒谷小で子どもたちのために、そして地域の皆様のためにお力を注いでくださった先生方、本当にありがとうございました。先生方が残してくださった宝物を大切にして、次年度からも子どもたちの成長のため荒谷小一丸となって教育活動に取り組んでいきます。ありがとうございました。
【これからも諸塚に、荒谷小に遊びにきてくださいね】
【保育所生の子どもたちもありがとうございました】
【元気でね】 【本当にありがとうございました】
【保護者の皆様 お越しくださってありがとうございました】
【新天地でのご活躍をお祈りしています】
サプライズ!
写真は、卒業生の分と5・6年生の担任の先生分、そして校長先生分、学校分と7セット準備してくださっていました。明日は離任式です。卒業生たちも荒谷小にやってきます。この嬉しいサプライズにきっと喜んでくれることでしょう。
本日はわざわざお越しくださりありがとうございました。そして、写真・アルバムを準備してくださってありがとうございました。1日の終わりに嬉しいお客様でした。
【ステキな写真ばかりでした。ありがとうございました】
吉野宮座頭神祭り
【奉納神楽といって3番舞うそうです】【中学生と一緒に神楽を舞いました】
【箕舞 学習発表会では囃子は録音のものを使いますが、今日は生の囃子でした】
荒谷や南川の方々だけでなく、北郷からのお客様や日南、熊本からのお客様もいらっしゃっていて、とても賑やかな祭りでした。
神楽・箕舞が終わると子どもたちは山のてっぺんにのぼって「お別れ会」をしました。一体何が行われるのか子どもたちに聞いてみると、「地元の林業会社の社長さんが毎年プレゼントをくれます」と話をしていました。まだかまだかと子どもたちがワクワクして待っていると、地元の林業会社の方が来てくださいました。
【子どもたちのためにこの企画を毎年してくださっているそうです】
まずは卒業生が一言ずつ発表をしました。「中学校では上下関係が今よりも厳しくなるのでそれを大切にしていきたい」、「文武両道を目指し、目標をもって生活していきたい」、「夢を叶えるためにコミュニケーション能力をもっと伸ばしていきたい」と発表しました。そして、ビンゴゲームをして景品を貰いました。
【中学生になってもみんなの応援隊はたくさんいますよ】
地域の方々からたくさんの祝福を受けて次のステージに上がる卒業生、いつまでも見守っています。
【お祭りで地元の婦人会の皆様が作られたおそば、手作りの温かい味がしました】
花まる修了式
修了式では、まず校長先生のお話がありました。校長先生のお話は3つ。
1つ目は「なせば成る」についてです。校長先生は1学期に「なせば成る なさねばならぬ何事も」が書かれたお手製のしおりを子どもたちにプレゼントしています。そして、目標をもつことの大切さを常々指導されてきました。「なせば成る」は目標につながっていること、小さな目標を達成することで自信がつくことをはなされました。これからも目標を設定する時には、あまりにも早く達成できてしまうような目標や到底達成できないような難しい目標を設定していないということをご指導くださいました。
2つ目はあいさつについてです。これまで子どもたちの課題として学校外でのあいさつがあげられていました。「とにかく『あいさつ人間』になれ」という言葉も掲示されています。積極的な人間になるためには、あいさつをすることが不可欠であることをご指導くださいました。
3つ目は読書についてです。今年度一番本を読んだ児童は245冊もの本を読んだそうです。読書は自分から働きかけて行うものです。本を読んで、その内容を頭で想像することで、豊かな感情や考え方が身に付くそうです。意識して読書をする児童が増えてきたことを誉めていただきました。
これらの3つのお話から校長先生は「みんなに花まるをあげます!!」とおっしゃってくださいました。修了式の日に校長先生からそのような言葉をいただき、子どもたちは1年間がんばってきたことに自信をもてたと思います。
【「千里の道も一歩から」「なせば成る」これからも大切にしていきたい言葉です】
次に一言発表です。1・2年生は3学期に頑張ったことを発表しました。「学習発表会で『おおきななば』をしました。その時に大きな声を出したら、卒業式でも大きな声が出ました」、「『おおきななば』では責任者になりました。まとまってできました。3年生になったら下学年の中心になってがんばりたいです」などと次の学年を見据えた発表をする子どももいました。
【来年度は新1年生をよろしくお願いしますね】
次に3・4年生です。3・4年生は1年を漢字一文字に表しました。
◯ 力・・・一輪車で半回転がどうしてもできなかったが、練習をつづけていたらできるようになった。あきらめない力がついた。
◯ 笑・・・友達といっぱい遊んでいっぱい笑顔になった。
◯ 森・・・ウッジョブの学習で地元の林業会社の方にも協力してもらって学習したことで、森が大好きになった。
【毎日楽しく過ごした3・4年生】
最後は5年生です。5年生は3学期に身につき始めた力を発表しました。「リーダーシップが身に付きはじめました。自分からみんなを集めて話合いができました。しかしふりかえりができていないことがあったので、これからはふりかえりをきちんとしていきたいです。」、「積極性が出てき始めました。卒業式の準備やお別れ遠足の準備など率先して行動ができました。6年生のような最上級生になりたいです」と2名の5年生が発表しました。2人とも6年生をお手本にして、その姿に近づきたいという気持ちが言葉から伝わってきました。次は自分たちがリーダーであるということを自覚している5年生、とっても頼もしいです。
【リーダーたち、頼りにしています】
最後に、代表児童(2年生)が作文を発表しました。「1年間をふりかえって」という題の作文です。プールやかけっこ、長距離走大会など様々な行事を頑張った2年生児童、その中でも一番がんばったことはプールだったそうです。はじめは5mしか泳げなかったこの児童。その原因は手のかき方にあったそうです。そのため、手のかき方を意識して泳ぎました。すると25m泳げるようになったそうです。あきらめなければできるようになることを実感した出来事でした。これからは、あいさつを学校以外の地域や剣道の時にでも積極的にしていくことを目標にしていました。
【次年度も期待しています】
1年をふりかえることで、できるようになったことを自分で自覚し、次のステップを考える。その繰り返しをすることで、着実に子どもたちは成長していくのだなぁと感じた「花まる修了式」でした。
1年間、本校の教育活動にご支援・ご協力いただいた保護者の方々をはじめ、地域の方々、林業関係者の皆様、本当にありがとうございました。
【卒業生もありがとうございました】
第69回卒業式
【色とりどりの花々がステージを華やかにしてくれます】【こちらは「ラスカル」】
【桜の木の下に置いているのが「ベジータ」】
【卒業式前の保護者の皆様 この日子どもたちからサプライズがあったそうです】
【「卒業式の前までに読んで」と、朝、手紙が渡されたそうです】
「卒業生入場」という声とともに、4人の卒業生が入場してきました。堂々と前を見て入場する子、目をうるうるさせながら入場する子など思い思いの表情で入場してきました。
昨日まで一緒に学校で勉強をして、昼休みは外で遊んでいた6年生が今日は全く違う雰囲気で座っていることに感激もあり、淋しさもありました。立腰の姿勢を崩さない卒業生、その姿にならい在校生も立腰の姿勢のままピクリとも動きません。子どもたちみんなが卒業式に集中をしていました。
PTA会長さんのあいさつでは「ウッジョブ諸塚で身に付けられてきた力は人間力といえる」と話されていました。また、教育委員会の方のあいさつでも「先日の学習発発表会での発表は本当に素晴らしかった」と話をしてくださいました。「ウッジョブ諸塚」と銘打って進めてきた2年間の学習が子どもたちを変えたこと、それを職員だけでなく、保護者の方や地域の方が認めてくださっていることは大変喜ばしいことだと思いました。
【卒業生から手作り帽子かけ、ブルーシートが記念品としていただきました】
式も終盤になり、いよいよ別れの言葉。子どもたちの言葉に気持ちが乗って、一言一言が重みのある言葉になっていました。卒業生は保護者の方へ思いを伝える時に堰を切ったかのように涙があふれ出して止まらない様子でした。家族の方々にたくさんの愛情を注がれて、大切に育てられたことが子どもたちの言葉からも、保護者の方々の言葉からも感じることができました。
【今までの思い出が甦ってきました】
みんなで作り上げた感動的な卒業式、きっとこれからも卒業生の胸にも残る卒業式だと思います。保護者代表あいさつでは、①6年生は日本一の6年生であること②ウッジョブ諸塚で培った力を感じていること③永久に荒谷小が続いて欲しいことが話されました。子どもたちも職員にとっても、とても嬉しいお言葉でした。
【4人の卒業生 卒業おめでとう】
卒業式後、正門前では恒例となりつつあるエール交換が行われました。今回は3年生の男子がエールを言います。伸びのある力強い声、「これからの荒谷小は任せて」と言わんばかりのエールでした。
【手をつないで歩きました】 【在校生から卒業生へエール】
【卒業生からエール 迫力満点でした】
感動的な卒業式にしてくれた卒業生、在校生、来賓の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。卒業式を通して、子どもたちが一歩また一歩と成長していく様子を見ることができました。これからも荒谷小学校、そして荒谷小学校の卒業生をどうぞよろしくお願いいたします。
【卒業 おめでとう】
校長先生から5・6年生へ
めあては「『にっこりトーク』のこつ、『つまり』や『例えば』の役割を考えて要旨をまとめよう」です。茂木健一郎さんの「感情」という説明文を教材に、子どもたちは「つまり」や「例えば」の役割を考えていきます。説明文の中には「喜びや希望のような感情ばかりだったら、毎日はもっと楽しくなるように思えます。」、「なぜ、わたしたちには不安や後悔などの、楽しさをそこなうような感情があるのでしょうか」という問題提起がありました。それに対し、不安や後悔などのマイナスだと捉えられる感情に対して、それらの感情が私たちに教えてくれているものが書かれていました。子どもたちは説明文を読んで「例えば」や「つまり」を手がかりに筆者が言いたいことを読み取っていきました。
その後、日頃から実践している「にっこりトーク」の場でよく出てくる「例えば」や「つまり」の役割を考えました。「例えば」を使うことで、実際の具体的なことを言えば相手が分かりやすいとの意見がありました。「つまり」は言いかえたり、まとめたりする役割があります。それは「つまり=結論」であるということが分かりました。最後にこの教材文のキーワードをもとに、130文字で要旨をまとめました。
子どもたちは、校長先生から「にっこりトーク」は説明文とつながりがあること、これから生きて働く力になることを教わりました。毎日積み重ねてきた「にっこりトーク」それが、子どもたちの力になり自信にもなっていると思います。
ふりかえりでは、「文章の中で『例えば』や『つまり』を探すことで、筆者の考えを簡単に探すことができるので、今度からやってみたい」、「『にっこりトーク』と説明文がつながっていることが分かった。これからも『例えば』や『つまり』を使って相手を納得させ、自分の考えを確かにしたい」、「文章の中に『つまり』がなくても、自分で『つまり』を入れることで、分かりやすい文章になることが分かった」などが発表されました。今回、日頃何気なく使っていた言葉の役割を学習したおかげで、それらの言葉の効果を理解して使うことができるようになるのではないでしょうか。すると、もっともっと話合いが充実したり、説得力のある話合いができたりするのだと思います。
また、負の感情=悪いということではなく、様々な感情をもつことがこれから進む道を豊かにしてくれるということも子どもたちは理解したことでしょう。
小学校を卒業する6年生に対し、また次年度は荒谷小を背負って立つ5年生に、生きていく上で大切な考え方を教えていただきました。
【校長先生から授業のプレゼントをいただきましたね】
「都道府県まつり」
今日の3校時は「漢字まつり・計算まつり」ならぬ「都道府県まつり」というものが開催されていました。対象は3~6年生で、都道府県の地図を見て、それぞれ都道府県の名前を書いていくものです。都道府県については4~5年生で学習をするようで、中学校に入るまでにはきちんと頭に入れておかなければならない内容の1つだそうです。鉛筆の音だけが響く教室、さて、都道府県を全部書けるかな?
プリントを見てみると、6年生は滋賀県の「滋」の字や岐阜県の「岐」の字を試し書きしている子どももいました。本校の「まつり」シリーズで子どもたちが意欲をもって取り組んでくれるといいなと思います。
【3年生には予習になりますね】
ラスカル ベジータ
【薄いピンクが「ラスカル」】 【まだ花が開かない「ベジータ」】
教室の中で、子どもたちが成長を楽しみにしている様子が目に浮かびます。1・2年生の担任の先生が毎日毎日水をあげ、草をとり、時には花の芽を摘んで愛情深く育てられた花々たちが卒業式を彩ってくれると思います。
みんなで声をかけて育てた「ラスカル」は式場の中央に置く予定だそうです。
【縁が紫だったり青だったりして見れば見るほど美しい花ばかりです】
また、今日は1・2年生がしいたけを持って来てくれました。大豊作の秘密はやっぱり毎日のお世話ですね。
【肉厚のしいたけがたくさんでした】
卒業式予行練習
本番通りに粛々と進む予行練習、程よい緊張感があり子どもたちも真剣です。別れの言葉もほぼ完璧に言うことができます。ただ、まだ6年生が卒業をするという実感がないのか、気持ちの入れ方が難しいようでした。卒業式まであと9日となりました。そのうち学校に登校するのはあと6日です。「残りの時間を大切にして、6年生とたくさん遊んで思い出を作ってください」と校長先生からお話がありました。
【在校生も卒業生も立派な態度でした】
【ハキハキと言葉を言えました】
また、今朝は卒業写真を撮影しました。みんないい表情をしています。
卒業式まであと少し、1日1日をていねいに過ごしていきましょうね。
【家族のような写真です】
宮崎大学の先生方が来校
【3時間目 全校体育の様子】
また、給食も一緒に食べてくださいました。今日は6年生のリクエストメニューです。「登校する時はどれくらいの時間をかけて歩いてくるの?」、「どんな給食をリクエストしてみたい?」、「先生の弟も林業をしてるよ。ヘルメットをかぶってチェンソーを持って。夏には下草刈りもしてるよ」と子どもたちに話しかけてくださっていました。子どもたちも「僕のお父さんは森林組合の所長をしていたので、僕も将来森林組合の所長になるんです」、「春休みはしいたけのこま打ちをずっとします。1年間で2万本くらいするんです」、「給食のしいたけ南蛮が好きです」など、物怖じすることなく話をしていました。
【いつもよりとってもとっても賑やかで、嬉しそうに会話を楽しんでいました】
大学の先生方や学生の方は、昼休みも外に出て子どもたちと話をしたり、遊んだりしてくださっていました。色々な方に出会うことが多い荒谷小の子どもたち。お陰様で、どのような方にでもハキハキと話ができたり、話を聞く姿勢が身についてきたりしているようです。
「林業はヒーロー」がホームページに登場!
新入学児童体験入学
今回は、1・2年生と一緒に椎茸を収穫する体験をしたり、学校探検をしたりしました。今年度2回目の新入学児童体験入学とあって、1・2年生も慣れた様子でお世話をしていました。また、今回は男の子が体験入学に来てくれたので、2年生の男子が張り切って手取り足取り教えていました。
給食の時間には配膳の仕方を教えてくれたり、給食の流れを教えてくれたりしていました。昨日の給食は、子どもたちが大好きなカレーです。これは給食調理員の先生が新入学児童体験入学に合わせて献立を考えてくださいました。このおいしい荒谷小の給食を体験入学にきた男の子はペロリと食べてしまいました。頼もしい姿でした。
【お手本になってくれる上級生がたくさんいるから安心してね】
この春、新1年生になって荒谷小に入学してきてくれるのをみんなで楽しみに待っていますね。
リクエスト給食
【むぎごはん、皿うどん、しいたけなんばん、りんご、牛乳】
椎茸は嫌いでも、「しいたけなんばん」は好きと話す子どももいるくらい、「しいたけなんばん」は給食の人気メニューです。そして「皿うどん」。通常であれば、「皿うどん」が献立に出てくる時にはパンが出るのですが、今回はごはんです。その理由は「『皿うどん』にかけるあんかけは、ごはんにかけたら中華丼になるからです」とリクエストをした6年生が話していました。
5・6年生の教室をのぞいてみると、「皿うどん」として食べていたものをごはんにかけてみた子どももいました。「そばめし」のようなものになっていました。
【残り少ない荒谷小の給食、味わって食べてね】
3月14日(月)と3月18日(金)にもリクエスト給食があります。何が出てくるかお楽しみに。
お別れ遠足
【バス到着。わくわくいっぱい。】
着いたら早速出し物です。この日のために2人の5年生を中心に児童会でいろいろ準備をしてきました。まず、1・2年生の発表です。なんと3・4年生が得意としている「あらもん、あらもん、・・・」で肩でもってつなぎ、あらもん電車で入ってきました。まず一人一人に紙皿で作った感謝のメダルをかけプレゼントです。事前に6年生一人一人に聞いて作った3択クイズが出し物です。「○○さんはスポーツ万能ですが今したいスポーツは何でしょう?」「1番バドミントン、2番テニス、3番卓球」「答えは卓球です。」などと進めていきました。4人の6年生のクイズで終わったかと思ったら、サプライズがありました。今度転出する3年生の女の子へ紙皿メダル渡し、クイズしてくれました。「○○さんが行きたいところは?」「1番USJ。2番スカイツリー。3番ディズニーランド。」答えは1番と3番だそうです。お父さんお母さん連れて行ってあげて下さい。続いて、3~5年生です。歌のプレゼント「365日の紙ひこうき」を歌いました。これには6年生も一緒に見ながら歌ってくれました。続いて「クイズ優しいね」。「○○さんの弟は、○○さんから家である優しいことをしてもらってます。それは何でしょう。」「答えは宿題の丸付けです。」という風に。そして思い出の写真と寄せ書きが詰まったミニアルバムが手渡されました。帰りのバスを待ちながらそれをじいっと見つめ笑顔で見ていた6年生でした。そして、最後は6年生の番です。6年生4人は、得意の芸を披露しました。ジャグリング、けん玉、手品、一発ギャグ5連発でした。秘密裏に練習してきたようで楽しかったです。次は、「あったかいんだからぁ」の歌のプレゼントで盛り上がりました。
【「人生は紙ひこうき~」一緒に手話して】
続いて、「宝探し」。今年の宝探しは豪華で、お菓子や文房具の入った袋です。その袋には、鯖、鮪など魚の名前が入ってます。事務の先生と養護教諭の先生が用意して下さいました。前もって校長先生が「不自然なところにあります」のヒントで、「なんであんなところに手袋があるんだろうか」という下にあったりして、楽しんで見つけ宝を手に入れた子どもたちは喜んでいました。日陰を選んで、みんなでお昼ご飯を食べました。「この卵焼きはぼくが作ったんですよ。」「まっくろくろすけのおにぎりです。」など言いながら楽しく食べ、食べ終わったらお菓子へ手が伸びていました。お菓子やキンカンを入れ替わりもってきてくれ先生達もおなかいっぱいになりました。おなかいっぱいになったら、5年生2人が主導して遊びに移りました。お別れ遠足名物の「全力かくれんぼ」です。まず、6年生4人が鬼です。トンネル滑り台の中や遊具の下など真剣に隠れます。小さい1年生が時間内に見つからず、喜んで出てきたりしました。楽しく過ごした後はちり拾いをしてまた、帰りのバスの乗って帰りました。
行きは、おいしい弁当とお菓子をいっぱいにリュックに詰めて、帰りは楽しい思い出をいっぱい胸に入れました。後もう少しで卒業です。1~5年生は、やさしくて頼りになる6年生との一緒の学校生活を、また月曜日からがんばっていくことでしょう。
【「6年生はかっこいい~」のかけ声で全員写真】
中学校の音楽の先生と歌の練習
◯ 歌を歌う時は、ほっぺたの一番高いところを高くする
◯ にっこり笑顔で歌うが、目はパッチリ開ける
◯ 顔の筋肉がほぐれるように、ほっぺたや額を揉んでほぐす
◯ 息を入れる時には、お腹に風船を作るようなイメージ(下腹から息を吐き、空気がなくなってきたなぁと思ったら力を緩める。すると自然にお腹や背中に息が入る)
このようなことを意識して、発声練習からのスタートです。その後、卒業式の歌を歌いました。「『うららかに はるの ひかりが~』の『が』を優しく歌ってください」とか、「高学年さんは息の使い方が上手」、「低・中学年さんは元気のよさが素晴らしい」など、ポイントを教えてもらったり、たくさんの褒め言葉をもらったりしました。子どもたちは、先生の言葉に応えるように気持ちよさそうに歌っていました。
【音楽の先生の伸びやかな歌声ステキですね】【ウォーミングアップ中】
【口は縦に開けて奥歯まで見せるような気持ちで】
本日は、わざわざお越しくださりありがとうございました。冷たい風も吹き飛んでいってしまうような、子どもたちの歌声になりました。
3・4年生と保健の授業
保健の授業も来週で最後になります。自分の体を知り、健やかに成長できるよう一緒に学んでいきましょう。
【やる気まんまんで、元気をくれる3・4年生です】
授業公開(5・6年生)
5年生の授業では電子カルテのメリットを考え、キーワードを出していきました。また、デメリットにも着目して注意していかなければならないこと(個人情報の流出等)の学習もしていました。まとめでは、先生がまとめを導き出すのではなく、子どもが授業の中で出てきたキーワードをつなげてまとめを考えていました。
【今日は先生と一対一のにっこりトーク】
6年生は、「なぜ3回も裁判を受けることができるのか」をにっこりトークで考えました。その中で「争い方によって判決が違う時があるので3回裁判をする」という発表がありました。すると、「『争い方によって判決が違う』という言葉をもっと詳しく教えてください」との意見がでました。この「争い方によって判決が違う」という言葉は資料集に載っていた言葉のようでした。発表した子どもがどう答えたらよいか考えていると、質問をした子どもが「『争い方によって判決が違う』とはどういうことだと思いますか?」と質問のニュアンスを変えました。そうすることで、「例えば◯◯くんが犯罪をおかしたのに、◯◯さんが犯人だと思われているというように、正しくない判決が人の見方によって出てくるということです。」と答えられていました。そして、「つまり人の見方によって判決が違うことがあるので裁判を3回するということですか?」と質問をした子どもがお返しの言葉のプレゼントをしていました。6年生のにっこりトークは言いっ放しで終わることがありません。質問をしたり、答えたり、答えた内容に対して自分なりの解釈を伝えたりする練り合いが行われています。聞いていてとても面白いにっこりトークです。日々積み重ねている話合いのスキルが身に付いているんだなぁと思いました。
【理論的に堂々と自分の意見を発表できるのは6年生の立派な力ですね】
他の先生方の授業を見ることで、職員も学ぶことがたくさんあります。この学びを日々の授業に活かすことができるので、年間を通して行われているこの授業公開は貴重な時間です。
読み聞かせ
読み聞かせが始まると、子どもたちも保護者の方にも笑顔が溢れ、とても和やかな雰囲気で子どもたちと対話をしながら読み聞かせをしてくださいました。1冊目は「ふまんがあります」という絵本です。この絵本のシリーズ本に「りゆうがあります」という絵本や、同じ作者の絵本で「りんごかもしれない」という絵本も読み聞かせで読んでいただいたことがあります。そのため、子どもたちは今回はどのような内容なのかワクワクしている様子でした。この本は、大人が子どもにすぐに言ってしまいがちな言葉(例:「いそがしい」、「また後でね」など)をユニークな理由をつけて子どもに説明しています。例えば「夏は暑い、冬は寒いと言って一緒に遊んでくれない」という「ふまん」に対して、「冬に外で遊ぶと北極グマから北極に連れて行かれるから」とか「『早く寝なさい』と言うのは、夜、サンタさんのところからたびたび小人がやって来て、早く寝ているかチェックするから」など、クスッと笑ってしまうような理由を言います。普段、口ぐせのように言ってしまっているような言葉、少し見直してみようかなぁと思える本でした。
【大人はウインナーを2本も食べられる理由は?】
2冊目は「ともだち」でした。「ともだちはいっしょに帰りたくなる人」、「みんながいっちゃった後も待っていてくれる人」、「言葉が分からなくてもともだち」など、その一つ一つの文章をもう一度繰り返し読んでみたくなるような本でした。先生方の中には「授業で使いたいので貸してください」とお願いされている先生もおられました。本の中にでてくる「ともだち」のようになれたらステキだなぁと思った絵本でした。
時間の関係で残りの絵本は読めませんでしたが、その他にも2冊の絵本をご準備くださっていました。「クレヨンからのおねがい」と「だじゃれ日本一周」です。「だじゃれ日本一周」の絵本は楽しく都道府県を覚えられそうな絵本で、早速2年生は本を開いて声に出して読んでいました。「それで都道府県の勉強をしてね」と「だじゃれ日本一周」の絵本を学校に寄贈してくださいました。ありがとうございました。
【残り2冊の絵本を読みたくて子どもたちが押し寄せました】
本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。楽しく、また勉強になる読み聞かせの時間でした。
いよいよ しいたけのこま打ち
まず、しいたけの原木の種類についてお話しくださいました。今回、原木は2種類あるそうで、ナラとクヌギの木だそうです。「ナラは繊維が縦に走っているので、菌が回りやすいです。クヌギは繊維がつぶつぶしていて菌が回りにくいです。でも椎茸がたくさんとれます。これらの木は広葉樹です。」とそれぞれの原木の特徴を教えてくださいました。また、今回使うたねごまの品種や、手をかけたほど椎茸はたくさん収穫できるとのお話もありました。
【見た目も全然違う2つの原木でした】【たねごまは「にく丸 森290号」】
その後、子どもたちから3つ質問が出されました。
「なぜ 椎茸のことを『なば』と呼ぶんですか?」という質問には、「昔、諸塚の椎茸を福岡の大名に献上していたそうです。そこに『名葉』と書いてあったそうです。それで『なば』と呼ぶようです」とお答えいただきました。また、「たねごまが入っている袋を捨てたらいけないと家で聞いたのですがなぜですか?」とか「来年も教えてくれますか?」などの質問も出ました。来年もしいたけ博士は椎茸のことを教えに来てくださるそうです。一安心ですね。
それから、しいたけのこま打ちが始まりました。しいたけ博士が椎茸たねごま用ドリルで穴を開け、子どもたちがたねごまを打っていきます。
【華麗なドリルさばきです】 【とんとん】
【手際よく打っています】【「木を押さえるとずれないよ」と教えていました】
【こま打ち用の袋 大活躍だね】【保育所生も初めてのこま打ち】
一つのこまを穴に入れてトントンと打つ子どもや、一列にこまを入れてしまってそれをトントントントンと打っている子どももいました。家でもこま打ちをしたことがある子どもたちもいるため、スムーズに進んでいきました。
そして、6年生はドリルを使って穴開けに挑戦です。原木に対して直角に穴をあけることや、穴と穴の間隔を保つことが大切なようです。しいたけ博士は軽々と穴を開けていましたが、それは熟練の技だからなのでしょう。実際に穴を開けようとするとなかなか難しいようでした。
【直角に穴を開けるのって難しいね】【寝かせるとやりやすいね】
【ドリルを持っても怖がらない子どもたち】
【次年度に向けて4・5年生もドリルに初挑戦!】
【先生方も挑戦!「勘がいい」と誉めてもらいました】
しいたけ博士は、「穴を開けるときには性格がでるとよ~」と話されていました。確かに、すごく慎重にする子どももいれば、おそるおそる開ける子ども、思い切りリズムよく開ける子どもなどドリルの使い方は様々でした。
しいたけのこま打ちが終わると原木を運びました。この原木は校舎裏に置いておき、しばらくそのままにしておくそうです。すると、こまを打ったところから白い菌が出てくるそうです。そのような状態になったら原木を四角に組んでおくと教えてくださいました。(5月ごろ)
【6年生は重たい木を率先して運びます】
椎茸のこま打ちが終わり、児童代表の2年生児童がしいたけ博士にお礼を言いました。「2年間◯◯◯先生(しいたけ博士)に椎茸のことを教えてもらいました。今年はたくさんの椎茸がとれました。来年度は僕たちが1年生に教えていきたいです」と頼もしい言葉でした。
【突然の指名でも堂々と発表】【1・2年生が愛情深く育てている椎茸】
終わりの会の後、3年生の児童がしいたけ博士に質問をしていました。「たねごまって何の木なんですか?」という質問です。「これはブナの木でできているよ。いい質問やね~」と答えてくださっていました。また、もう一人の3年生はこま打ちをした後の木のくずの香りを確認していました。もしかしたら枕のヒントになるのかと考えていたのかな?子どもたちの木に対する関心の高さが垣間見られた場面でした。
今回こま打ちしたものは、今の4年生が6年生になった秋ごろにしいたけが出てくるそうです。
【しばらくおやすみなさい】
今日はお忙しい中こま打ちのご指導をしていただき、ありがとうございました。今年度のウッジョブでは椎茸については1・2年生が学習しており、3~6年生は知らないことばかりです。しかし、モザイク林相とか広葉樹と針葉樹など、椎茸と関連した学習をしているため、こま打ちを通して木に対する学びが深まったことと思います。また、1・2年生も自分たちが育てている椎茸の原点を振り返る時間にもなったと思います。本当にありがとうございました。
しいたけの原木
昨年度は今の1年生の保護者の方から原木をいただきました。「去年はリヤカーで運んだよね~」と1・2年生の担任の先生と2年生は懐かしそうに話していました。
地域の方々に支えられている学校というのを今日もまた感じることができました。大切な木を切り、運んでくださりありがとうございました。大切に使わせていただきます。
【よいしょ!がんばれ!!】 【たくさんの原木です】
【22日までもう少し待っててね】
世界で一つのこま打ち袋
【写真右 腰につけているのがこま打ちの袋です】
わくわく学習発表会(ポスターセッション・パネルディスカッション)
【3・4年生「わくわくひよこ」とともに学んだ過程を発表】
【学校外の方々ともたくさんつながった5・6年生】
真剣に耳を傾けてくださる方々に応えるように、子どもたちはしっかりと前を向いて発表し、発表後の質疑応答にも資料を活用しながら的確に答えていました。今回のわくわく学習発表会には宮崎大学の先生方や研修センターの先生方、また国内研修でお世話になった東京の家具屋さんや、昨年12月に実施した「はるちゃんツアー」に参加してくださった福岡の大学生等、諸塚村外からもお越しいただきました。子どもたちにとっては、自分の発表に対して、直接質問を受けたりアドバイスいただくという貴重な経験になったと思います。
【東京の家具屋さんの方々からは、CMについての質問をいただきました】
その後は、パネルディスカッションです。今回は新たな試みで、コーディネーターを6年生児童が務めます。パネラーは5年生・6年生の代表が各1名、わくわく学習応援隊、特別わくわく学習応援隊、3・4年生担任という10名で構成されています。1つ目のテーマは「林業立村を持続するために必要なこと、大切なことは何か」です。それに対してパネラーが一人ずつ考えを発表していきました。
◯ FSC発信
◯ 人の幸せを願う
◯ 絆
◯ 人と金
◯ 縁
◯ 想像力
◯ つながり
◯ 人と人とのつながり、人材確保
◯ 発信
◯ すき
というキーワードが出てきました。「人と金」では、「森林所有者が森林に目を向けていないことや、木材価格の低迷がある」とのお話がありました。「想像力」では、「どんな暮らしをしているのか想像しながら考えることが大切である。夢が大きければ大きいほど未来は変わっていく」、「つながり」ではウッジョブの学習の継続の必要性などをお話いただきました。それぞれの立場で考えられることを発表していただき、林業立村の持続について様々な角度から考えることができました。また「縁」・「絆」では地域の誇り、しきたり、伝統など一緒に生活をしていくことで育まれることを子どもたちに教えていただきました。
【コーディネーター初挑戦】 【6年生代表パネラー】
【5年生代表パネラー】 【お世話になった農林振興局の方】
【わくわく学習応援隊の方々 これまで講話をしていただいたりアドバイスをいただいたりしました】
【東京の家具屋さんともつながりました】【応援隊の方 写真を提供してくださったり、実行組合の歴史を教えてくださったりしました】
【地元の林業会社の方 伐採現場を見せてくださったり、学校でインタビューを受けてくださったりしました】
【「しいたけ博士」1・2年生にしいたけのいろはを教えてくださいました】
【3・4年生担任 子どもたちを色々な方とつないでおられました】
このような意見を聞き、子どもたちからはたくさんの質問が出てきました。「『想像力』とありましたが想像していたことと実際に違っていたことはありますか?」や「『すき』とありましたが、どのようなことをしたら好きが増えると思いますか?」など鋭い視点からの質問です。また、フロアからも林業立村を持続するための意見が
発表されました。
◯ PRすること
◯ 林業という職業で生活ができないと成り立たない
◯ 人材確保が大切
◯ 林業に対する思いを全国へ発信する
◯ ホームページ等のインターネットツールを活用する
「林業立村の持続のために」たくさんの方々が真剣に考え、知恵を出し合いました。そのたくさんの意見をコーディネーターの6年生がまとめました。
① 発信(FSCや椎茸、神楽)
② 興味をもつ(人や木が好き、想像する、興味)
③ 絆(人とお金の絆、縁という絆、つながりという絆)
意見を聞きながら、メモをとり、まとめていくという作業をし、このようなすばらしいまとめを発表してくれました。コーディネーターの児童はもちろん、パネラー、フロアにいた子どもたちもこの時間で一回りも二回りも成長をしたと思います。
【ご協力ありがとうございました】
次にテーマ2「ウッジョブ諸塚はどんな力を身に付けることができるか」です。このことについては子どもたちとパネラーの方とでにっこりトーク(話合い活動)を行いました。また、フロアの方々にもどのような力がつくのかを考えていただきました。
【この学習で身に付いた力を話しました】
フロアの方々に聞いてみると次のような意見が出てきました。
【ウッジョブ諸塚で身に付けることができる力】
◯ 興味をもつ → 想像力がつく → 実行力が備わる
◯ 色々なことに興味をもてるようになる
◯ 夢につなげていく力をもてるようになる
◯ 人に興味をもてるようになる
◯ 人と人とのつながりを大切にできるようになる
【様々な立場の方からお話しいただきました】
【めんぱのことでご協力いただきました】【ツアーでつながった大学生】
【大学の先生や研修センターの先生】【東京の家具屋さん】
【保護者の方々も子どもたちの成長を実感されているようでした】
この「ウッジョブ諸塚」の学習で、子どもたちが将来必要とされる力が身に付けられるという有り難い意見ばかりでした。また、大学の先生方や研修センターの先生方からは、「本質的なものを見抜いていく力と続けていく力が身に付けられる。目の前の言葉に飛びつくのではなく、ものごとを深く考えるということもできるようになると思う」、「課題を見つけて解決する力、発信する力、ふるさとを大事にする力が身に付いている」とお話しいただきました。その他にも、「震いたたせられた。とびきり輝いている学校だと思う。この探究する学びを小・中・高・大学とどう引き継ぐかこれは大人たちの課題である。」、「荒谷、学校、自分が大好きだという思いが伝わってきた」などとお言葉をいただきました。
【宮崎大学の先生方 ありがとうございました】
1年を通して学習してきた「ウッジョブ諸塚」、この学習は学校の中だけではできない学習です。地域の方々が応援してくださったり、協力してくださったり、時には学校にお越しくださって講話をしてくださったりしたおかげで、今回の発表にたどり着きました。この「ウッジョブ諸塚」が円滑に進むのは、地域の方々のお力添えのお陰です。子どもたちはこの学習を通して、他では学び得ないことが学べたのではないでしょうか。この1年で子どもたちもすっかり頼もしく、たくましくなりました。
1年間、ご支援・ご協力ありがとうございました。
わくわく学習発表会(豚汁・「おおきな なば」)
【豚汁が食べられない方に普通のお味噌汁もご用意してくださいました】
【宮大の先生や研修センターの先生方もお越しくださいました】
具がたっぷり入った、おいしい豚汁と各家庭から持ち寄ったおにぎりでお腹いっぱいになりました。
そして、わくわく学習発表会が始まりました。1・2年生の発表からスタートです。1・2年生は「おおきな なば」という劇です。これまでに800個の椎茸を収穫した1・2年生、これまでの椎茸のお世話の過程を発表しました。また、地元の加工グループの方々と調理実習をした様子も紹介しました。その後、「最新の椎茸の様子をお知らせします」と言い、ステージに「おおきな なば」が登場しました。それを取ろうとしますが、大きすぎて1人では取れません。
【「おおきな なば」 なかなか取れません】
そこで、クラスのみんなと一緒に力を合わせますが、それでも取れません。子どもたちだけでは、取れないのでお世話になった「しいたけ博士」にお手伝いをお願いすることにしました。「◯◯◯せんせ~い!」と1・2年生が呼ぶと「しいたけ博士」がステージに上がってきてくださいました。
【うんとこしょ どっこいしょ それでも なばは 取れません】
「しいたけ博士」と一緒に引っ張っても取れない「おおきな なば」、次に1・2年生は乾燥椎茸のことを教えてもらったり、干し柿の作り方を教えてもらったりした事務の先生を呼ぶことにしました。「料理上手の◯◯せんせ~い!」と呼ぶと大きな声で「は~い!!」と返事がありました。さあ、助っ人2人と1・2年生が力を合わせます。
【よし!は取れるかなぁ】
しかし、「おおきな なば」はビクともしません。どうしたらいいか考える1・2年生。会場からは「次は校長先生やろ」との声も聞こえてきました。ところが1・2年生が呼んだのは「じいじ~!!」でした。予想だにしていなかった助っ人に、会場の皆さんはビックリ。1年生のおじいちゃんがステージに上がってきてくださいました。
【次こそは!「うんとこしょ どっこいしょ」】
それでも「おおきな なば」は取れません。ここで、最後の助っ人として1・2
年生が呼んだのは校長先生です。「こうちょうせんせ~い!」と大きな声で呼ぶと「仕方ないなぁ~」と言いながら校長先生がジャケットを脱いでお手伝いに来てくださいました。
【これでやっと取れる はず】
「うんとこしょ、どっこいしょ」と言って引っ張ります。もう取れるだろうと思っていたこの「おおきな なば」、なんとまだ取れませんでした。そこで、1・2年生は会場の皆さんに一緒にかけ声をかけてもらうことにしました。全員で「うんとこしょ どっこいしょ」と力を込めます。しかし、まだ取れません。「そんな声ではだめです。もっと大きな声を出して!」と1年生が言うと、会場全体が一つになり「うんとこしょ どっこいしょ!!」と大きな声で応援しました。するとようやく「おおきな なば」が取れました。
【みんなの力で「おおきな なば」、無事に取れました】
1・2年生はたくさんの方々に支えてもらっていること、椎茸を育てるためにはお世話をたくさんしないといけないこと等をわくわく学習(ウッジョブ諸塚)で学んだようです。学習発表会が終わっても、毎日しいたけの観察をしている1・2年生。乾燥を防ぐために椎茸に袋をかけてあげています。学習発表会で終わりではなく、学び続けている1・2年生、学校の中では1・2年生が「しいたけ博士」です。
学習発表会
この日の楽しみの一つであるお昼の豚汁の振る舞い、その仕込みのために朝早くからお父さん・お母さん方が家庭科室で準備をしてくださいました。だしの香りやしょうがの香りが廊下に漂ってきて、家庭科室に吸い寄せられました。
【お父さん方が腕を振るってくださいました】
手作りのお味噌に、地元で作られた豆腐、新鮮な野菜がたっぷり入った豚汁は、学習発表会が始まる頃には出来上がりました。
午前9時、いよいよ学習発表会が始まりました。まずは保育所生の発表からスタートです。保育所生は、年少々・年少・年中の女の子4人でのダンス、男の子たちのダンス、そして年長さんの踊りを発表しました。衣装がとっても似合っていた保育所生、堂々とした発表に体育館が大きな拍手に包まれました。
【かわいいミニーちゃんたち】【忍者になりきって手裏剣シュシュシュ】
【かっこいい年長さんの踊り】
その後、1・2年生の発表がありました。1・2年生は、まずこの1年で頑張ったことを発表しました。1年生は「一輪車をがんばりました。2年生ではループに入りたいです」、「なわとびの二重跳びをがんばりました。2年生では二重跳びを連続10回できるようになりたいです」と発表しました。2年生は「かけ算九九をがんばりました。7の段と8の段が苦手だったけど、家でも練習をしてスラスラ言えるようになりました」、「三角形と四角形の勉強をがんばりました」と発表していました。その後、「はるがきた」の朗読をしたり鍵盤ハーモニカで演奏したりました。マット運動やかけ算九九も披露し、1年間の成長を堂々と見せてくれました。
【同じ教室で勉強しているので、1年生もかけ算九九が言えます】
次の3・4年生の発表では、学校の1日を劇で紹介しました。体育の授業風景では、前転や後転、連続技などを披露しました。また、理科の授業風景では理科室の模型を転校生の役にして楽しい理科の授業を再現していました。「ほねほねくん」と名付けられたこの模型、会場のみんなとじゃんけんをして仲良くなりました。社会では、会場の方々に地図記号の問題を出したり、都道府県クイズを出したりしました。会場を巻き込む楽しい発表になりました。
【「ほねほねくん」と対面の時】
その後5・6年生の発表が行われました。5・6年生は「朝の会」の発表です。英語でのあいさつや、毎朝欠かさず行っているリコーダーや鍵盤ハーモニカの練習風景を発表しました。また、古文の暗唱では戸下神楽で実際に受け継がれているものを暗唱しました。最後に「にっこりトーク」(話合い活動)の様子です。今回は「地域のよさ」を話し合いました。「第4部消防団」、「150年も前から山を守る実行組合」、「箕舞などの伝統」、「神楽や祭りなどでのつながりの深さ」、「絆が強い。みんな仲良し」、「優しさ」などが出されました。この朝の会に、子どもたちが学習してきたものが凝縮されているなぁと思える発表でした。
【地域のことを学習し、よさを実感していますね】
その後、「箕舞」の発表、保育所生の劇、ミラクルパワーズ(地域の方々と職員から構成されるグループ)の演奏が行われました。「箕舞」の発表では、地域の方に太鼓を叩いてもらい、舞い手の子ども以外は囃子をします。学習発表会までに1回だけの練習でしたが、子どもたちはしっかりと舞っていました。ポイントをしぼって、ご丁寧にご指導くださった地域の方々のお陰です。ご指導ありがとうございました。
【下級生もこの舞いを見て、「次は自分だ」と思っていることでしょう】
そして、毎年恒例の「懐かしの先生紹介」です。今年度も。以前荒谷小に勤務されていた先生が学習発表会を見に来てくださっていました。「ここには、変わらないものと進化しているものがあります」と地域の方々の温かさや伝統、そして子どもたちの学びの幅が広がったことをお話しくださいました。
【いつもお越しくださりありがとうございます】
そして、午前中最後のプログラム「人生は紙飛行機」です。これは合唱・合奏・劇をコラボレーションしたプログラムです。小学生は自分たちの夢を一人ずつ発表するのですが、その夢が次から次へとつながっていき、この子どもたちの夢が実現すれば、諸塚はもっともっと魅力あふれる村になるなぁとその夢を思い描きながら聞きました。諸塚を思う気持ちと自分の夢、それが身近にありつながっていることがとても嬉しかったです。
【保育所生は鈴とトライアングル】【鍵盤ハーモニカ たくさん練習しましたね】
【いい音色を奏でていました】【年長さんも鍵盤ハーモニカを弾きました】
【木琴はリズムが速く難しいけれど完璧でした】
子どもたちの真剣な表情、言葉、歌、とても感動的なプログラムでした。
午後からは「わくわく学習発表会」が行われます。
おかえり!
5年生の様子を見に行くと、「おもしろかった~」、「歌がうまかったよね」、「ゾウがすごいんですよ」等、興奮気味に話してくれました。今まで学習発表会の準備に大忙しだった5年生、気持ちがリフレッシュできたのではないでしょうか。また、6年生の卒業が迫ってくる中で、5年生は日に日に存在感を増していたんだなぁと、5年生がいない1日を過ごして思いました。
【通常の「ただいま!」】 【「ただいま!」ミュージカル風】
パネルディスカッション練習
【どんな発表なのか、聞いている子どもたちはワクワク】
会場の設営も整ってきました。今日と明後日は学習発表会の練習や準備に忙しいと思いますが、体調を整えて14日に臨んでくださいね。
読み聞かせ
今日は2冊の本を準備してくださっていました。1冊目は「やさいのせなか」です。この本を読んだことがある子どもはいなかったようで、子どもたちはどんな絵本なのか真剣に見入っていました。これは野菜の背中に紙を乗せて、クレヨンでこすると出てくる模様から何の野菜かを考えるものでした。「せなかが ゴツゴツ」や「するする ざわ」、「がたがた がったん」など、野菜の背中をこすって出てくる模様を言葉で表します。「これなんだと思う?」と子どもたちと対話をしながら読み聞かせをしてくださり、その絵を見て子どもたちは「きゅうり?」、「じゃがいも?」、「キャベツ?」など考えながら見ていました。
【「やさいのせなか」という発想、おもしろいですね】
読み聞かせを聞いて、色々な野菜の背中をこすってみたくなりましたね。この絵本には「やさいのおなか」というシリーズもあるそうです。ぜひ、読んでみたいです。
次に「からすのパンやさん」という絵本を読んでくださいました。からすが営むパンやさんに4つ子の赤ちゃんが生まれて「ちょこちゃん」、「りんごちゃん」、「おもちちゃん」、「れもんちゃん」と名付けられました。仕事と子育てが忙しいからすのお父さんやお母さんが焼いたパンがひょんなことから人気になり、パンやさんはみるみる繁盛していきます。たくさんのパンが出てくるこの絵本、こんがり香ばしい香りが漂ってくるような読み聞かせの時間でした。
【「のこぎりパン」、「てれびパン」、聞いたことのないパンがた~くさん】
今日もまた新しい絵本に出合えた読み聞かせの時間でしたね。この読み聞かせをきっかけに、もっと今日の絵本を読んでみたいと思い図書室や図書館で手に取ることがあると思います。
本日は、朝早くから子どもたちのためにお越しくださりありがとうございました。
諸塚村緑のふるさと協力隊
今日は、諸塚村緑のふるさと協力隊の方が荒谷小にお越しくださいました。この方は、普段は諸塚村内で農作業のお手伝いなど、色々な作業のお手伝いをしてくださるボランティアの方です。今回、荒谷小にいらっしゃったのは12月に林業アピールツアーに参加してくださったことがきっかけです。そこで、ツアーを企画した本校6年生の学習発表会の発表について相談をしたり準備をしてくださったりするためにお越しくださいました。
学習発表会で掲示をする、ツアー時の写真を一緒に選んでくださったり、掲示物を一緒に作ってくださったりしたそうです。また、やまびこ号の本の貸し出しも見にきてくださり、お手伝いをしてくださったりしました。
【やまびこ号、今回は宅配便で届きました。300冊あります】
【7冊選べるよ】
その後、一緒に給食を食べました。「学校の給食は何年ぶりだろう?」と楽しみにしてくださっているようでした。今日の給食は、むぎごはん、はちはいじる、魚の野菜あんかけ、牛乳です。
【一緒に給食を食べるのを楽しみにしていた子どもたち】
【こちらのテーブルは「とり天」の話で盛り上がっていました】
その後、昼休みも作業を手伝ってくださったようです。更に、午後からも荒谷小のお手伝いをしてくださった緑のふるさと協力隊の方。今度の学習発表会に向けて、イスを運ぶお手伝いをしてくださったのです。そのイスの数60脚。校長先生と教頭先生、そして緑のふるさと協力隊の方で運んでくださいました。ありがとうございました。一つのツアーから、築くことができたつながり、大切にしていきたいですね。
今日は1日荒谷小のためにお時間を作ってくださり、ありがとうございました。とっても助かりました。
【きれいにイスも並べてくださいました】
ウッジョブ
「何枚になった?」とか「ここ大きくした方がいいっちゃない?」等と子どもたちはお互いのプレゼンの資料を見ながら、自分のプレゼン資料の参考にしているようです。資料にはそれぞれの個性が出ていてとてもおもしろいです。
プレゼン資料が出来上がった子どもは、発表の練習に入っています。このプレゼン資料を置く木製の台は校長先生が作ってくださいました。子どもたちが発表しやすいような高さ、またプレゼン資料が落ちないように作ってくださっています。
【文字を少なく、キーワードを書きます】 【発表練習】
【次に校長先生は3年生の木のかるたを立てかける台を作ってくださっています】
学習発表会・わくわく学習発表会にむけての準備が各クラスで順調に進んでいます。
デンマークからのお客様
5・6年生の英語活動をのぞいてみると、デンマークからのお客様の紹介をしていました。英語で「私は何歳でしょう?」、「背は何センチでしょう?」などと質問をし、それに子どもたちが英語で答えます。ALTの先生は英語も日本語も喋ることができるので、子どもたちは「ALTの先生が通訳みたいやったね」と話していました。
【どんな方なのか興味しんしん】
給食も一緒に食べましたが、初めて会ったデンマークからのお客様にちょっぴりドキドキしていた子どもたちでした。
鬼が来た
【今から何が起こるのか?】
【鬼がきたー!!】
鬼をめがけて、豆を投げつける子どもたち。負けじと戦おうとうする鬼たち。豆が無くなると、鬼たちは教室から出て行きました。その後、鬼役をした子どもも戻って、投げた豆を拾いました。
【嵐のような豆まきでした】
豆まきをして気分もすっきり。明日は立春、また新しい気持ちで過ごせそうですね。
学習発表会リハーサル
【保育所生は男の子と女の子分かれてダンスをします】
【年長さんは一人で踊ります】
小学生もそれぞれの学年の発表を通してしましたが、発表の中身は秘密ですので、はじめとおわりだけ確認をしました。
【1・2年生は「できるようになったこと!」3・4年生は「3・4年生の1日」】
【5・6年生は「朝の会」】
一体、どんな発表なのか楽しみです。その後、保育所生と合同練習をしました。「人生は紙飛行機」を手話や歌、合奏、劇で表現します。
【伴奏、よろしくお願いします】【みんなでリズムを合わせて】
【手話もしっかり覚えました】【校長先生からお褒めの言葉をいただきました】
「人生は紙飛行機」では、もっと表情をやわらかくすることや、劇の中では言葉をゆっくり言うと、もっとみんなの気持ちが伝わると音楽主任の先生が話されていました。
その後、わくわく学習発表会のリハーサルです。このわくわく学習発表会では、1~6年生が総合的な学習の時間(わくわく学習:ウッジョブ諸塚)で学習してきたことを発表します。1・2年生は「おおきな なば」、3~4年生はポスターセッションをします。また、最後にはパネルディスカッションも行われます。そこでは6年生の児童が進行を行います。この6年生をもり立てるために、パネルディスカッションでは、2つのお題に対して自分なりの答えをもっておく必要があると指導がありました。6年生が進行をするという初めての試み、みんなで協力して活発な話合いができるようにしましょうね。
【3年生、とても楽しそうに発表をしていました】
【4年生、あわてることなく発表をしました】【6年生は代表児童の発表をお手本にしました】
学習発表会まであと少しです。これから発表の資料を準備したり、発表練習をしたりします。もう一踏ん張り、がんばりましょうね。
その後、食に関する指導
給食感謝集会が終わって、1校時は全校学活が行われました。この学活では栄養教諭の先生が食に関する指導を行ってくださいました。テーマは食事のマナーについてです。「なぜ食事のマナーが大切なのだろう」というめあてを掲げられ、授業が始まりました。
事前にとったアンケートをもとに、荒谷小の子どもたちの食事のマナーの課題である部分も教えてくださいました。全員の課題としては「ながら食べをする」、これは、テレビを見ながら食べるもしくは、ゲームをしながら食べるなどのことを指しています。ゲームをしながら食べる子どもはいませんでしたが、テレビを見ながら食べる子どもたちが多いようです。
【1年に1度の栄養教諭の先生の授業を楽しみにしていました】
子どもたちはマナーの必要性は理解しているものの、なぜマナーが必要なのかを整理している子どもは少ないようです。そこで、子どもたちで話し合わせ、マナーを守らないとどのような状況になるのかを考えました。
そして、栄養教諭の先生が「マナーは周りの人のためでもあり、自分のためでもあります。将来大人になった時にも役に立つものです」とお話しくださいました。将来の自分に関わることだと分かった子どもたち、きっとこれからもマナーを守って食事をすることと思います。
【マナーは相手意識をもつことでもあるのですね】
子どもたちが意欲をもって取り組める授業を考えてくださり、ありがとうございました。栄養教諭の先生がお話しくださったことを、学校でも継続して指導していきたいと思います。ありがとうございました。
給食感謝集会
【校長先生は聞いたことがない献立があると、どのような料理か調理員の先生に尋ねられるそうです】
【お忙しい朝の時間にお越しいただきました】
今回は、ほたきゅう(保健体育給食委員会)が給食の歴史について発表をしました。明治時代から始まった給食ですが、戦争中は給食を食べられない子どももいました。それからだんだん給食のメニューがバラエティに富んだものになり、今ではセレクト給食(例:2~3種類のケーキから自分の好みのケーキを選べる)やリクエスト給食(6年生の児童が卒業前に、自分の食べたい給食をリクエストする給食)があります。また諸塚では諸塚学校給食の日(諸塚の食材を50%~60%使用するなど)などこの地域ならではのものがあります。昔と比べて、食べ物に困らない時代になりました。当たり前のように食べるのでなく、食べたくても食べられなかったことのことを考えたり、食べ物を大切にする気持ちをもっていてほしいと思います。
【昔は栄養を改善するための給食でした】
次に、荒谷小のすきな給食ベスト3を発表しました。ランキングは以下のとおりです。
1位 フルーツポンチ(3人)
2位 カレーライス(2人)
3位 みかん、ぶたじる、ぎょうざ、あげパン、冷凍みかん、チキンライス、皿うどん、カレーとナン(各1人)
その後、あったらいいなこんな給食ベスト3を発表しました。
1位 たこやき(3人)
2位 おこのみやき、フレンチトースト、サンドイッチ(各2人)
3位 豚キムチ、アイス、ホットケーキ、チョコバナナ、お茶漬け、色々な形のパン、宮崎牛のステーキ、しょうゆかけ目玉焼き、デミグラスソースかけハンバーグ、たまごやき、今のままで十分満足です(各1人)
栄養教諭の先生によると、たこ焼きは3年前に出したことがあるそうです。ただ、そのたこ焼きは全て手作りであるため、とても時間がかかり大変な献立のようです。
最後に感謝の言葉と贈り物をプレゼントしました。先生方からは、「毎日運ぶ野菜がどんな給食に生まれ変わるのかなぁと思いながら運んでいます」や「給食の歴史を考えながら調理したいと思います」とお話がありました。栄養教諭の先生からは「あったらいいなこんな給食のメニューは検討したいと思います」という前向きな言葉をいただき、子どもたちはとっても嬉しそうでした。
【いつもはなかなか言えないお礼の言葉 しっかり伝えられました】
29日はお忙しい中、荒谷小にお越しくださりありがとうございました。
【いつもおいしい給食をありがとうございます】
箕舞(みいまい)練習
今年は、初回の練習から衣装を身に付けての練習です。ぞうりのサイズや着物の着方などが分かっていたほうが次回の練習もスムーズに流れるし、本番の雰囲気を感じることができるのです。ぞうりの紐の結び方のコツがあったり、着物の着方を教えてもらったりしていよいよ練習が始まりました。
【ちょっとしたところにコツがありました】
【当日は保護者の方にも着付けのお手伝いをお願いします】
舞い手の子どもたちには、舞う時に足の裏を見せないようにする、杵でつく時は実を見てつく等のポイントを教えていただきました。また、囃子の子どもたちには「しょうやの~」という歌詞の部分が「しょやの~」と短くなっているので「しょうやの~」と声を出すようご指導いただきました。
【たくさん誉めていただきましたね】
とても温かい言葉をたくさんいただき、子どもたちのやる気もアップしていました。2月14日の学習発表会での発表楽しみにしていてください。
グッピーによい環境を
【緑のコケがなかなか取れません】【手が真っ赤になるほど冷たい水です】
学習発表会・わくわく学習発表会について
詳細はウッジョブのコーナーにプログラム等を載せていますので、ご覧いただき、ぜひ荒谷小の学習発表会・わくわく学習発表会にお越しください。お待ちしております。
ウッジョブ諸塚
読み聞かせ
1冊目は「ちびっこ ちびおに」です。おにの子どもの「ちびおに」は、山に住んでいます。ある日、帽子や長靴、洋服を着て山のふもとに下り、学校にいる子どもたちと一緒に遊びました。「ちびおに」の心の優しさが表れている絵本で、温かい気持ちになれるお話でした。
【形のいい椎茸が干している1・2年生教室での読み聞かせです】
2冊目は「やまんばのにしき」という絵本でした。この絵本もご自宅から持ってきてくださったもので、「(卒業生の)◯◯くんにも読んであげたよ。でも話が長くて読んでる途中に眠ってたなぁ」と話されていました。このお話は、「ちょうふくやま」に住んでいる「やまんば」が、子どもを産んだことから始まります。子どもを産んだ「やまんば」のためにもちをついて持ってこいと言われ、持ってこないと村人たちが危険な目に遭うと言われたのです。そして、もちを持っていった「あかざばんば」はどうにか「やまんば」のところまでたどり着きました。しかし、想像していた「やまんば」とは違い、優しく親切な様子です。それからしばらくの間、「あかざばんば」は「やまんば」の身の回りのお世話をすることになりました。「やまんば」というと怖いイメージがありましたが、どうやらこの「やまんば」は違うようです。
【会ってみたいね、この「やまんば」に】
そして、最後はじゃんけんをして読み聞かせの終了です。読み聞かせにきてくださった方と子どもたちでじゃんけんをして、グーを出した人は「ぐっと我慢強い人だよ」と、チョキを出した人は「頭が切れる人だよ、勉強頑張ってね」と、パーを出した人は「パッと明るい人だよ」と解説をしてくださいました。どれを出しても誉められ嬉しくなりましたね。
【今日も1日がんばるぞ】
今日は、ずっと前からある絵本に出会うことができた読み聞かせの時間でした。
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