学校の様子
神楽の練習
【太鼓を叩きながら子どもたちの舞を確認】
【1年生、はじめての神楽】【6年生が先生に動きを教える場面も】
【手を真っ直ぐにして舞います】【揃える、伸ばす等ポイントを確認】
今回の神楽の練習で少しずつ動きを思い出した子どももいました。子どもたちのふりかえりでは「下級生に動きを教えることができました。」、「自分のできているところ、できていないところが明確になりました。」という発表があり、この学習で得たものをしっかりふりかえることができていました。
朝早くから子どもたちの指導のためにお越しいただいた講師の先生、本当にありがとうございました。
2学期のスタート
昨日の1校時には始業式を行いました。校長先生からは、目標を立てることの大切さや「心」についてのお話がありました。
【オリンピックでの感動も分かち合いました】
その後、児童代表のことばです。代表は1年生です。「2がっきもがんばるぞ」という作文を読みました。その中で、運動会で披露する一輪車やかけっこをがんばりたいとありました。1年生は、4月から一輪車の練習を始めて毎日のように練習をしていました。その結果、今では運動場を1周できるようになったり、その場乗りに挑戦したりするようになりました。
【更なるレベルアップを目指します】
その後、ひとこと発表です。1~6年生全員が、自分の目標を発表しました。1~3年生は一輪車の技をみがくことを目標の一つにしていました。4~6年生は、リーダーシップ、挑戦する、一流の5・6年生を目指す等、学校全体のことを考えて行動することを目標に掲げていた児童が多くいました。
【1・2年生 漢字やかけ算もがんばります】【3・4年生 やる気に満ちています】
【5・6年生 一流を目指します】
どの子どもも具体的な目標がたっているので、それらの目標達成のために1日1日を積み重ねていって欲しいと思います。
始業式の後は、夏休みに行われた水泳記録会の表彰を行いました。個人のがんばり、団体でのがんばりが賞状や記録賞という形に表れて返ってきました。
【がんばりが認められると自信につながりますね】
手元房
運動会で、なくてはならない校章旗と優勝旗、お手製の手元房を揺らしながら立派に入場行進をしてくれる子どもたちの表情が目に浮かびました。
【初めての菊結び】 【「納得いかないので、もう一回します。」】
【菊結びの手元房 完成!】
真夏の太陽の下 PTAバレーボール大会
【お手本を見せていただき、その後実習をしました】
この救急法講習会には、子どもたちも含めおよそ70名の方々が参加してくださいました。毎年救急法のことを学ぶことで、新しい情報に触れたり、知識の再確認をしたりする貴重な機会になっています。お休みの中、講師としてお越しくださった3名の方々、ありがとうございました。
【また、よろしくお願いします】
その後、運動場で開会式を行い、試合がスタートしました。今年の暑さは、例年より厳しく午前中から吹き出すような汗が出てきました。それでも、勝利を目指してどのチームも真剣に炎天下の中ボールを追いかけました。
【ラリーが続く好ゲームがたくさんありました】
【試合に出ている人も、審判も暑さに負けません】
【ミニバレーの部でも熱戦が繰り広げられていました】
【応援の声で元気をもらいました】
【たくさんの方が参加してくださいました】
お昼には、体育館でバザーを行いました。保護者の皆様、地域の皆様のご協力のおかげで、おもちゃや日用品、野菜などたくさんの品物が揃っていました。「孫に買ってやろうと思ってるっちゃけど何がいいかなぁ。」と話しながら吟味している方に「これ全部で10円、これがいいっちゃない?」と勧められる方がいたり、「脇目も振らずに見てしまうわ~。」と品定めをされている方がいたりして、大盛況のバザーでした。
【どれにしようかな~】 【おすすめのおもちゃがあるよ】
お昼休憩の後、残りの予選、そして決勝戦が行われました。じりじりと容赦なく太陽の日差しが体力を奪っていきましたが、優勝をかけた一戦はその暑さも忘れるようなさわやかな試合でした。
【中学生も試合に応援に大活躍でした】
決勝戦の結果、バレーボールは佐井山、ミニバレーは戸下・荒谷・黒原チームが優勝しました。
閉会式では、校長先生が「本当に暑い中、けがも無く無事に終えることができ、元気いっぱい笑顔いっぱいの大会でした。」とお話しくださいました。このPTAバレーボール大会は、荒谷地区、南川地区が一緒に参加できる貴重な行事で、バレーを通してたくさんの方々と親睦を深めることができる大切なものです。バレーの後の懇親会は、普段お会いする機会が少ない方とも気兼ねなく話せる時間です。暑さを共にしたからこそ生まれる一体感があるなぁと感じました。
【閉会式までたくさんの方々が参加してくださいました】
中学生や大学生から寿会の方々までが参加してくださったPTAバレーボール大会、多くの方々がこの行事を楽しみにしてくださっていることを改めて感じました。荒谷地区、南川地区のお祭りのようなPTAバレーボール大会がこれからも末永く続いていくことを願います。
【バレーボールの部 優勝 佐井山チーム】
【ミニバレーの部 優勝 戸下・荒谷・黒原チーム】
PTA奉仕作業
【土曜日にはPTAバレーが行われるため、すみずみまで刈ってくださいました】
【黙々と作業】
作業に参加されていた女性の方はヒモを装着した草刈りを使用されていて、「草刈りは楽しいよ~。このヒモはだんだん擦れていくとよ。ヒモが細くなったら替えんと切れんなるとよ。」と教えてくださいました。何本も替えのヒモをお持ちで、手際よく替えておられました。
【ていねいに刈ってくださいました】
運動場が一段落つくと、次は外回りの草刈りです。通りかかった車の中から手を振ってくださる方がいたり、「今から六峰館に行ってくるわ」と話しかけてくださる方がいたりして、この地域の温かさや親しみやすさを感じました。また、外回りを作業中、「ハチがおるよ、気をつけて!」と周りの方に呼びかけておられる方がいました。すると、すぐに殺虫剤を持った地域の方が近くに来て、殺虫剤を噴霧してくださいました。また、車で通りかかった地域の方がハチのことを聞き、更に殺虫剤を噴霧してくださいました。
【ハチ退治】
【車から降りてハチ退治】
校舎玄関前では、チェンソーで2本のカイヅカイブキの木を切り、その後剪定を行ってくださっていました。
【校舎2階まで達していた大きな木】
【あっという間に高さが半分に】
うっそうとしていた2本の木は、背の高さが半分に、そしてスリムになり新しいカイヅカイブキの姿を見せてくれました。
【すっきり】
暑い中の作業で汗びっしょりになった今回の奉仕作業、お陰様で学校がきれいになりました。2学期に入ってすぐに運動会の練習が始まります。子どもたちがよい環境で練習に励めると思います。ありがとうございました。
【草や枝を軽トラで運んでくださり助かりました】【休憩でホッと一息】
【終了後は焼肉で体力を回復させました】
今日は登校日
全校朝会では、校長先生が子どもたちにオリンピックの話をされました。ブラジルは日本の反対側にあること、みんなが夜眠っている頃に競技が行われていることなどを話してくださいました。子どもたちに、現在のメダル獲得数やどの競技が印象に残ったかなどを尋ねられると、「メダルは29個です!」と最新の情報を知っている子どもや、「卓球の水谷選手のラリーがすごかったです。」「体操の内村選手がすごかったです。」「体操の白井選手が着地を決めてすごいと思いました。」等、オリンピック選手の活躍に心を動かされているようでした。また、宮崎県からオリンピックに出場している選手についても触れられ、オリンピックで頑張っている姿を見ることで、元気をもらえることを子どもたちと話されていました。2020年は東京でオリンピックが開かれます。4年後もとても楽しみです。
夏休みは明日から数えて残り11日です。中だるみになってしまいがちな時期です。子どもたちの中にも、少しダラダラしてしまうと感じている子どももいるようです。「家に帰ったら、もう一度やるべきことを考えてください」とお話がありました。
【子どもたちは、オリンピックのことにとっても詳しかったです】
その後、生徒指導主事の先生から水の事故のことや健康についてのお話がありました。まだまだ暑く、川や海にでかけることもあると思いますが、必ず大人の人と一緒に行って、十分に注意して楽しんで欲しいです。また、むし歯の治療、眼科の受診等も夏休み中に済ませておいて欲しいと思います。
【健康・安全のためのお話です】
諸塚学校給食の日
7月12日(火)には、「諸塚学校給食の日」のふれあい会食を行いました。今回は、諸塚村の食生活改善推進員の方2名と諸塚村議員の方1名、そして実行委員2名が荒谷小にお越しくださいました。この日の献立は「むぎごはん・夏野菜カレー・みそドレッシングサラダ・牛乳」です。諸塚産の食材は「米・にんじん・ズッキーニ・しいたけ・きゅうり・キャベツ・たまねぎ・みそ」を使用しました。諸塚産の食材は64%を占めました。これらの食材を確保するために、地元の商店や地域の方々にご協力をいただきました。ありがとうございました。
【これらの食材が・・・・おいしい給食に大変身!】
カレーは、子どもたちに人気の献立です。野菜がゴロゴロ入ったカレーですが、いつもよりも食べるペースが早く、ペロリと食べてしましました。また、ふれあい給食にお越しくださった方々と楽しくお話をしながら、和やかな時間を過ごしました。
【食生活改善推進員の方々】
【諸塚村議員の方】
【実行委員の方々】
会食の時間に、「諸塚村のすごいところ」というテーマから世界農業遺産についてのお話もしました。モザイク林相や神楽、自治公民館制度など諸塚村が誇る自然や伝統文化、暮らしについて知り、世界でも価値ある村だということが分かったようでした。
会食後は、食生活改善推進員さんのご厚意で読み聞かせをしてくださいました。食事と健康についての大型の絵本に子どもたちの目は釘付けでした。
【みんなで握手をしてお見送り】
【読み聞かせが印象に残った子どもが多かったです】
「諸塚学校給食の日」ふれあい会食について子どもたちは次のような感想を書いていました。
◯ なつやさいカレーとみそドレッシングがおいしかったです。(1年生)
◯ カレーにおやさいがいっぱいはいってたのでおいしかったです。(1年生)
◯ 読み聞かせがおもしろかったからよかったです。(2年生)
◯ カレーライスとみそドレッシングサラダがおいしかったです。(2年生)
◯ ◯◯さんが農林水産大臣賞をとっていたことにすごいなぁと思いました。諸塚は世界から見てもすごいんじゃないかなぁとあらためて思うことができたのでよかったです。(3年生)
◯ 諸塚の食材は元気になる効果があるかもしれません。なぜなら、食べたぼくは元気になったからです。(3年生)
◯ 夏野菜カレーの野菜は、諸塚の食材がたくさん入っていました。その野菜がとてもおいしかったです。一つ一つの野菜の味を感じられました。(4年生)
◯ (読み聞かせを聞いて)バランスよく食べることと、よくかむことが大切だということが分かりました。ぼくは、朝よくかむことはできているけど、バランスよく食べないので、バランスよく食べたいです。(5年生)
◯ 「諸塚学校給食の日」は諸塚ならではだし、諸塚は食材が豊富だということを実感しました。これからも諸塚の食材を多く取り入れ、諸塚のよさを味わいたいです。(6年生)
◯ 山からの恵みがあることを実感しました。調理員の先生にも感謝したいです。(6年生)
◯ ◯◯さんは、しいたけの他にお米も作っているし、議員さんもしていらっしゃるので大変だなぁと思いました。また、絵本は、理科の復習にもなりました。食生活をふりかえってみようと思いました。(6年生)
【お越しくださった皆様 ありがとうございました】
ピッカピカの消火栓
【消火栓は運動場の北側に設置しています】
水泳記録会
はじめの会では、校長先生から「今まで練習してきたことは身体が覚えています。それだけ練習をしてきたので、自信をもって泳いでください」とお話がありました。校長先生は、水泳学習や水泳特練を頻繁に見に来てくださり、子どもたちにアドバイスをしてくださったり、称賛してくださったりしていました。子どもたちの成長を間近で見てきてくださった校長先生のお言葉は子どもたちに確かな自信をもたせてくれたと思います。
【一つになって、水泳記録会に挑みます】
開会式では、6年生児童が選手宣誓をしました。精一杯泳ぐこと、精一杯応援することを誓い、いよいよ記録会のスタートです。
【大きな声でゆっくり堂々と言えました】
記録会では、子どもたちは自分の記録に挑戦をしました。もちろん、他の学校の子どもたちよりも速く泳ぎたいという気持ちもあります。いつもとは違うプールで、たくさんのお客さんがいる前で一生懸命泳ぐ姿はとってもかっこよかったです。
3・4年生は、記録は測りませんが25mを泳ぎました。3年生も4年生もクロールで泳ぎ切りました。絶対に足を着かずに泳ぎ切るという気持ちが伝わってくるような泳ぎ、1秒でも速く泳ぐという気持ちが伝わってくるような泳ぎに感動しました。
【どきどきのスタート】
【返事も立派です】 【泳ぎ終わって安堵の表情】
【来年は記録を測る4年生】 【力一杯泳ぎました】
【25m泳ぎ切るぞ~】
荒谷小の5・6年生は3名が水泳記録会で泳ぎ、その3名全員が50mで1位を取りました。これは、体力(持久力)がついていることや、あきらめない心が育っていることが分かる嬉しい結果でした。
終わりの会では、一人一人が自分の泳ぎや態度をふりかえり、来年に向けての豊富も語っていました。水泳学習、特練、水泳記録会を通して、一回り成長した子どもたちをみることができました。
保護者の皆様には、朝早くから応援に来ていただきありがとうございました。子どもたちを応援してくださる姿や、終わった後たくさん褒めてくださっている姿を見て、大変嬉しく思いました。
【保護者の皆様の応援が子どもたちの力になりました】
「計画」と「命」
【1年生】
◯ ソフトボール投げをがんばった。プールでは5m泳げるようになった。
◯ 算数の「20までの数」をがんばった。たし算やひき算ができるようになった。
【2年生】
◯ 一輪車でその場乗りができるようになった。
◯ 漢字をいっぱい練習して覚えられた。
【色々なことができるようになりました。】
【3年生】
◯ 漢字をがんばった。覚えきれていないところは、2学期がんばりたい。友達に声をかけるなど、優しい心をもつことができた。1学期は身体をたくさん動かしたので、夏休みも続けていきたい。
◯ 一輪車のアイドリングや水泳等で運動をがんばった。3年生から始まった理科では、実験が楽しかった。
【切磋琢磨しました。】
【6年生】
◯ 学級目標の項目にそって、具体的な目標をたてた。一輪車や読書をがんばったり、立腰を意識したりした。また、リーダーシップを発揮したり、整理整頓を意識したりした。これらのことから、目標のために実行をすることが更に上の目標につながり、夢にもつながる。今年の夏休みは「実行」をテーマにしたい。
◯ 1学期を一言で言うと「努力」だった。友達や学校に慣れるための努力、一輪車でアイドリングやバックなどができるための努力等を続けた。これらの努力は、「良心」「真心」「強い心」があったからできたものだった。
◯ 楽しさを3つ発見した。1つ目は「努力の楽しさ」、2つ目は「助け合う楽しさ」、3つ目は「新しい私を発見する楽しさ」だ。「努力の楽しさ」は、算数や水泳などで練習を積み重ねることで、目標にどんどん近付いたことから楽しさを味わえた。「助け合う楽しさ」はむかばき等で友達を思い合うことで味わうことができた。「新しい私を発見する楽しさ」は、朝の草取りや窓開けなど、人のためにすることを意識した活動が個性の再発見につながった。
【ふりかえりの視点もさすが6年生】
その後、4年生の代表児童が作文、「上級生らしくなった1学期」を発表しました。上学年の仲間入りをした4年生、上級生としてがんばった4つのことを作文に表現していました。1つ目は「漢字を覚えること」、2つ目は「あきらめない力」、3つ目は「50m走」、4つ目は「リーダーシップ」です。上級生としての自覚が、4年生児童を一回りも二回りも成長させたことが分かりました。
【上学年という意識をしっかりもっています。】
終業式の最後は、校長先生のお話です。校長先生は「計画」と「命」というキーワードを子どもたちに話されました。
「計画」では、やりたいことを見つけることや1日1日の計画を立てることで、充実した夏休みを過ごすことができると教えてくださいました。
「命」では、人の命は事故や病気、災害などで命を落としてしまうこともあることや、命は一つしかないこと、十分に安全に過ごすことをお話しくださいました。
また、「一言発表」で発表をした子どもたちをたくさん褒めてくださいました。特に6年生には「本当に大切なことが分かっています」と、嬉しいお言葉をかけてくださいました。太鼓判を押してもらった6年生は自信をもち、下級生は6年生の姿を追いかける気持ちが今まで以上に強くなったのではないでしょうか。
【毎日子どもたちの近くで、成長を見守ってくださいました。】
それから、各部の先生方から夏休みの生活や学習、健康についてのお話がありました。色々なお話がありましたが、先生方は子どもたちが充実した夏休みを送り、2学期の始業式に全員元気に登校してくれることを望んでいます。
【1・2年生も最後まで真剣な眼差しで話を聞いていました】
その後、多読賞の表彰をしました。本を読むことで、知らない世界を感じたり、色々な見方や考え方を知ることができます。「1日中本を読んで過ごす日もあってもいいかもしれないよ。」と校長先生がお話しくださったように、時間がたっぷりある夏休みは本に親しむいい機会だと思います。
【今日は本を5冊借りて帰ります。】
1学期間、子どもたちは毎日元気に学校に登校しました。授業日が71日ありましたが、そのうち欠席があった日は9日だけです。子どもたちの体調管理をしていただいた保護者の皆様、また子どもたちの学習を応援してくださっているわくわく学習応援隊の皆様や地域の皆様、お陰様でいい学びができた1学期になりました。ありがとうございました。暑い夏がやってきましたが、皆様も体調に十分気をつけられてお過ごしください。
プール納会
1~4年生は泳げる距離をそれぞれ目標設定し、5・6年生はタイムを目標設定して泳ぎました。はじめは顔をつけるのも難しかった1年生は、しっかりと泳げるようになっていました。2年生は、自分の目標の距離を目指して、そして目標以上の距離を泳げるよう頑張りました。
【成長著しい1年生。】 【2年生、ていねいな泳ぎでした。】
【25mを折り返しました。】
3年生も距離に挑戦しました。息継ぎが上手になり、体力もついているため、長い距離を泳ぐことができました。「おーせ!おーせ!◯◯!」、「ファイト!ファイト!◯◯!」等、水泳記録会を思わせるような熱気あふれる応援が、記録に挑む子どもたちの力を後押ししました。
【最後まであきらめずに、力を出し切りました。】
【大きな声で応援しました。】
次に4年生が泳ぎました。練習を積み重ねて、力強い泳ぎができるようになってきました。4年生児童は、水泳記録会でリレーに出場する予定です。
【目標達成できました。】
その後、5・6年生がタイムに挑戦しました。5年生は平泳ぎ50mを1分20秒台前半、6年生は平泳ぎ50mを1分10秒台、自由形50mを50秒台とそれぞれ目標がありました。
【それぞれが、自分に挑戦しました。】
5・6年生も目標設定したタイムを上回り、また自信をつけたようです。
最後にふりかえりをしました。「けのびができるようになった。」「去年より息継ぎがうまくなって、163mも泳げた。水泳記録会では25mをしっかり泳ぎたい。」「ばた足や手のかきがうまくなった。プールにも感謝したい」「はじめは25m泳げなかったけど、練習をしていくうちに『ああしたい。』、『こうしたい。』と挑戦する気持ちが生まれてきた。この2ヶ月は努力、挑戦して目標を達成した時間だった。」等の発表がありました。
子どもたちは、水泳学習を通して泳ぐ楽しさを感じ、努力することの大切さを知ったようです。今年度も大きな事故がなく、プール納会を迎えることができて本当によかったと思います。
【1年生も6年生も、しっかりとふりかえりができました】
またいつか会いましょう
今日は、一人ずつALTの先生に別れの言葉を言いました。「英語をたくさん教えてくださってありがとうございました。英語が好きになりました。」「◯◯先生の口の動きを見ながら発音することができるようになりました。」「これからもたくさん英語を学習して、大きくなったらカナダに行きます。」等、一人一人気持ちを込めて言葉を贈りました。中には目に涙を浮かべる子どももいて、ALTの先生との別れを淋しく思っているようでした。
【思い出が甦りました。】
ALTの先生からは「僕はあまり日本語がうまくないから、気持ちを伝えることがができませんでしたが、今日は伝えます。荒谷小のみんなのことが大好きです。」とお話しくださいました。ALTの先生の真っ直ぐな言葉のプレゼントが嬉しくもあり、別れを考えると淋しくもありました。ALTの先生との英語活動を通して、英語の面白さや外国の方と触れ合う楽しさ、そして気持ちが通じ合う喜びなどを学習したと思います。
【ALTの先生の一つ一つの言葉をかみしめました。】
まじめに子どもたちと向き合ってくださったALTの先生、諸塚を離れても元気でいてください。そして、またいつかお会いしましょう。ありがとうございました。
【みんなALTの先生が大好き!】
わくわく学習応援隊発足式
昨日、午後からわくわく学習応援隊発足式を行いました。今年度、現時点での応援隊の方々は7名(地元の林業会社の方々や、耳川広域森林組合の方々、諸塚村役場の方々)です。
【林業のプロたちと学習できる貴重な時間です】
まず、子どもたちが5月24日の森林体験学習やその後の学習を通してまとめた内容を発表しました。
はじめに3・4年生です。3年生は「林業が作る生活の豊かさ」を学習したい子どもと、「林業と機械」を学習したい子どもがいました。「林業と機械」では、林業界で機械化が進む中、大変な作業の一つである植林は機械化に至っていません。そのため、苗木を簡単に植えられる機械を発明したいと発表しました。応援隊の方々からは、「林業が作る生活の豊かさ」では、「林業の中身を具体的に見ていくといいのでは。」とか「集落の成り立ちを学習してみては。」等のアドバイスをいただきました。「林業と機械」では、「植林のための機械ができればすごい発明だ。」「コンテナ苗というものあるから見てみては。」等のアドバイスをいただきました。
次に4年生です。4年生は「林業と人」というテーマです。具体的には、諸塚の人々が木と語らっている様子や、木へのこだわりを見たり聞いたりしたいと発表していました。応援隊の方々からは「林業関係者以外からも意見を聞いてみた方がいい。」「家や木工など木を使ってできるものにも注目してみては。」等のアドバイスをいただきました。
【3年生が学習しようとしている内容につながるものがあるようです】
それから5年生の発表です。5年生はまず、諸塚の文化を受け継ぐものは何かを考え、「神楽」が浮かんだそうです。「神楽」の歴史を調べたり、「神楽」と木との関わりを調べたりして、「南川神楽ニュース」(VTR)を作成しようと考えています。また、昨年度5・6年生が学習発表会で「弓の唱経(しょうきょう)」を朗読しました。今年度の学習発表会ではその「弓の唱経」を神楽で舞いたいとの思いがあるようです。応援隊の方々からは「おじいちゃんに話を聞いたり、観光協会の方に話を聞くのもいい。」「神楽のことが詳しく載っている雑誌もあるので参考にしてみるといい。」等のアドバイスをいただきました。
【林業からスタートした学習に広がりが見えてきました】
最後に6年生の発表です。6年生は、自分の夢との関わりから、おじいちゃんおばあちゃんに焦点を当てた学習をしたいと考えている児童がいます。今の諸塚村があるのは、おじいちゃんやおばあちゃんのおかげであると考え、お年寄りの活躍を知ってもらうために、「林業に関わるじいちゃん・ばあちゃん」を発信したいそうです。取組の一つには、3世代家族に取材をして、受け継がれているものを見つけたいとのことでした。それらを「じいちゃんばあちゃんはヒーロー」というCMにまとめるという計画です。このCMを村内の方々に見ていただくことで誇りをもって欲しいという思いと、村外の方々に見ていただき諸塚村に関心をもって欲しいという思いがありました。応援隊の方々からは「夢がでてきていることや、今でもおじいちゃん・おばあちゃんのために何か貢献したいという思いに感動しました。」「敬老会に行ってみると色々なお話しがきけると思う。」等のご意見やアドバイスをいただきました。
【自分の計画に自信アップ!】
続いては、「人と人、人と自然のつながりを持続する諸塚村」をテーマに、「この村が未来を支える」という内容でポスター製作をしようと計画している児童の発表です。この児童は青年団に注目し「つながり」を学習していくようです。青年団に着目した理由は、青年団と自治公民館とのつながり、そこから派生する人と人とのつながりがあると考えたからだそうです。また、婦人会の方にも話を聞いて、山の恵みを生かした料理等も知りたいと発表していました。応援隊の方々からは、「青年団の取材はいつでもできます。」「この村は人と人とのつながりで成り立っています。」等のお言葉をいただきました。
【力強い言葉をいただいてやる気アップ!】
最後の児童は「女性の活躍を村の魅力として発信し、人材確保」というテーマでリーフレットを作成する計画です。その名も「女性が輝く村 諸塚村」です。森林体験学習での女性作業員の方々との出会いがこの児童に刺激を与えたようです。応援隊の方々からは「婦人会があるのは諸塚村くらいです。この組織があるから、主張や意見を出すことができます。」「女性作業員がいる他の班にも声をかけてみましょう。」「林業について学習をしているグループがあります。」等のアドバイスをいただきました。
【女性の世界が広がりわくわくアップ!】
子どもたちが考えた計画に対して、応援隊の方々が専門的な立場からご意見やアドバイスをくださったので、今後どのような方法で学習を進めていけばよいかが分かったと思います。子どもたちの意見に真剣に耳を傾けていただき、子どもたちの考えを生かした方法を考えていただき、本当にありがとうございました。その真っ直ぐな姿勢を見て、子どもたちも職員も身の引き締まる思いでした。これからも、ご指導よろしくお願いいたします。
【子どもたちが下校後、応援隊の方々と職員でこれからのわくわく学習の在り方について話し合いました。】
ARATANIサマーキャンプ
夕方から5・6年生は夕食作りをしました。夕食のメニューは、カレーライス、サラダ、フルーツ白玉です。保護者の方々にも手伝っていただきながら、手際よく作っていました。
また、あいにくの雨だったため、体育館の中にテントを張りました。テントがあると一気にキャンプの雰囲気が出てきました。
【カレーは甘口と中辛の2種類作りました】【もりもり食べました】
【テントの中にはマットを敷いて寝床づくり】
夕食が終わったら、きもだめしや花火をしました。きもだめしでは、まず図書室で先生から怖い話を聞きました。その時点で怖くなった子どもたち(保育所生)は、図書室から出て体育館で遊びました。小学生は、グループごとに学校の中できもだめしです。途中で涙が出る子どもや、あっけらかんとした表情で帰って来る子どもなど様々でしたが、みんな無事に帰ってきました。
夕方降っていた雨はやみ、外で花火をしました。赤や黄色に変わる花火を見て「きれいだな~」と言ったり、「線香花火が最後にぼわっと広がりました!」と驚いた表情をしていたりして、夏ならではの楽しみを満喫していました。最後は打ち上げ花火を見ました。ヒューンヒューンと飛んでいく花火をキラキラした目で追い続けていました。
2日目は宝探しや水泳特練を行った後、子どもたちが楽しみにしているそうめん流しを行いました。そうめん流しに使う竹は、保護者の方々が朝取ってきてくださって組み立ててくださいました。気持ちよさそうに流れてくるそうめんを箸でつかみ、ツルツルと食べる子どもたち、あっという間にそうめんが無くなりました。また、子どもたちが持っている竹の器も手作りで、口元がまるくしてあります。「まるくした方が食べやすいかなぁと思ってやってみました」と保護者の方が話されていました。
【ときどきウインナーも流れてきました】
【竹の器づくり、小学生全員分作ってくださいました】
【保護者の方々もそうめん流しを楽しみました】
お腹いっぱいになったら、最後の楽しみスイカ割りです。保育所生は目隠しをせずにスイカ割りに挑戦しました。小学生は、目隠しをして友達の言葉を頼りにスイカのところまでたどり着いていました。しかし、子どもたちだけではスイカ割ることができず、保護者の方にも加勢をお願いしました。すると、ラストを務めた保護者の方が見事スイカを割ってくださいました。
【そのスイカを思いっきりたたいてね】【こっちじゃないよ~】
【こっちでもないよ~】 【この後、スイカが割れました】
その後、みんなで割ったスイカを外で食べました。種飛ばし競争をしたり、無心にスイカを頬張ったりして、とってもおいしくいただきました。
【いくらでも食べられそうです】
終わりの会では、子どもたちがふりかえりを発表しました。「このメンバーでしかできないキャンプができました」、「規律・協働・友愛・奉仕を意識してキャンプに参加できました」、「中学生になったら、きもだめしでみんなを全力で驚かせたいです」等、子どもたちの胸の中に大切な思い出としてARATANIサマーキャンプが刻まれたことが分かる発表でした。
保護者の皆様には1学期のはじめから計画を立てていただき、当日の運営もスムーズにしていただきました。本当にありがとうございました。
【今年も夏の始まりにステキな思い出ができました】
七夕の給食
【星形コロッケ、サクサクでおいしかったです】
荒谷小には、1・2年生が作った七夕飾りもあります。「じかたびをかってもらえますように」、「家族ともっとなかよくくらしていきます」、「いちりんしゃにのれるようにがんばります」等様々な願い事、意気込みが書いてありました。みんなの願いが届きますように。
ふせこみ
【軽快に運びました】【崩れないように組みました】
できあがった後、「原木に水をかけたーい!」と言う子どもがいました。この原木に水をかけてもいいのかどうか、明日しいたけ博士に聞いてみようと話していました。しいたけ博士、これからもご指導よろしくお願いいたします。
【全部で4つ組みました】
学校保健委員会で歯みがき
まず、校長先生が今年は去年よりもむし歯になっている人が少ないようですが、今日正しい歯みがきの仕方を学んで、健康な歯を保っていってください。」と話されました。
【子どもたちが保護者の方と一緒に学べる貴重な時間です】
次に、村の保健師さんから諸塚村の「歯科保健統計」の説明がありました。それには、幼児でも年齢とともにむし歯になる子どもが増えていることや、小学生でむし歯がある児童が他の地域と比べて多いことなどがありました。「わ!多い」と子どもたちもビックリした表情をしていました。
学校歯科医の先生のお話では、むし歯を放っておくと身体全体に影響が出てくることや、仕上げみがきの必要性をお話しくださいました。小学生までは、保護者の方が仕上げみがきや歯みがき後のチェックが必要とのアドバイスもいただきました。
【永久歯のむし歯も学年があがるごとに増えていっていました】
その後、カラーテスターを使ってみがき残しをチェックしました。歯と歯の間が赤く染まっている子どもや、第一大臼歯が赤く染まっている子ども、全体的に赤く染まっている子ども、あまり赤く染まっていない子どもなど様々でした。みがき残しが多い部分が分かったら、歯科衛生士さんに歯みがきの方法を教えていただき、歯みがきのスタートです。
【鏡を見ながら、どこに汚れが残っているか確認】
【一本一本ていねいに】 【きれいにみがけているかなぁ】
子どもたちがみがいた後、保護者の方がチェックをしてくださったり、みがき残しがあるところをみがいてくださったりして、みんなきれいな歯になりました。全部の汚れを落とすにはかなり時間がかかりましたが、みがいた後は「あーすっきりした!」と爽快感を感じている子どももいました。
【力を入れすぎないようにみがきます】
最後に、歯科衛生士さんから第一大臼歯のみがき方を指導していただきました。第一大臼歯は、「一番ぼこぼこしていて、みがきにくく、歯の溝も深いから、歯ブラシを色々な方向から当ててみがいてください。」と教えていただきました。また、歯ブラシを必ず濡らして使うことや、舌で歯を触ってツルツルしているか確認する方法も教えていただきました。
【むし歯になりやすい第一大臼歯、大切にして欲しいです】
子どもたちのふりかえりには、「きょう、みがきのこしがあったからもっとしっかりみがきたいです。」(1年生)、「カラーテスターを使うと、奥歯や前歯などみがき残しの多い歯がたくさんありました。でも、歯ブラシの向きなどを気をつけてみがくと、色が取れました。だから家などでも歯ブラシの向きに気をつけて歯みがきをしたいです。」(4年生)、「一番みがき残しが多いと思った第一大臼歯がきれいでした。でも、前歯がよごれていたので、これから前歯を意識してみがきたいです。また、赤いところが多かったので、これから念をいれてみがきたいです。」(6年生)などがありました。それぞれ、自分の歯みがきのいいところや課題が分かり、正しいみがき方を学びました。
昨日はお忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。これからも毎日の歯みがき指導の時間を大切にして、健康な歯を保てるようにしていきたいです。
むし歯がないで賞
また、保健体育給食委員会(通称:ほたきゅう)が、健全歯の児童に「むし歯0のひみつ」を取材していました。今回その結果を発表しました。
【これからも健康な歯を保ってください】
〈むし歯0のひみつ〉
◯ おやつの回数を1週間に1回にしている。
◯ 仕上げみがきをしてもらっている。
◯ 幼稚園の頃から、歯科医院に通院して歯みがきの方法を教えてもらったり、歯を強くする薬を塗って貰もらったりしている。
荒谷小の児童は、年々むし歯保有の人数が減ってきています。毎日の歯みがきに友達の工夫も参考にして、健康な歯を保てるようにしていって欲しいです。
【「むし歯0のひみつ」、今日からすぐに始められそうなものもあります】
読み聞かせ
「ぼく あぶらぜみ」では、あぶらぜみが卵から土の中で何年も過ごし、ようやく大人のあぶらぜみになるまでの様子が描かれていました。かなぶんやカブトムシは土の中に1年いたら大きくなるのですが、あぶらぜみは土の中で5年もの月日をかけて大きくなります。そして、地上に出たら2週間くらいしか生きられません。その2週間の間に、子孫を残すために一生懸命鳴いています。あぶらぜみの長いようで短い一生です。今日も聞こえるセミの鳴き声、いつもとは少し違う鳴き声に聞こえるような気がします。
【「だるまさん」シリーズも子どもたちに大好評でした】
「今日も1日にっこり笑顔でがんばりましょう」と給食調理員の先生から言葉をいただき、みんな笑顔で教室に帰って行きました。本日はありがとうございました。
FSC認証を通して村の未来を考えよう
FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関です。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。(WWFジャパンHPより)
この世界規準のFSCの認証を自治体としては初めてFSCを認証されました。子どもたちは、「FSC認証のための10の原則」があることを学習しています。しかし、その内容を理解することが難しいため、今日の学習で一つ一つの原則を分かりやすい言葉に置き換えていきました。
【事前に既習事項を生かして自分なりにFSC認証を解釈して、今日、講師の方々に質問をしました】
「FSC認証のための10の原則」の中の、「3 昔から森に暮らす人々の伝統的な権利を尊重している」では、伝統を残し、昔ながらの生活を守るということと解釈をしました。そして、伝統には神楽やモザイク林なども含まれるということを学びました。「7 調査されたデータに基づき、森林管理を行っているかどうか定期的にチェックしている」は、この言葉がどのようなことを指しているのか分からなかったようでした。そこで、産業課の方や森林組合の方が実際の管理についてお話しくださいました。諸塚村には、スギが植えられている所にモニタリングポイント(村内で10箇所)があるそうです。そのモニタリングポイントを1年に2箇所をチェックし、どれだけ木が成長したか、いつ間伐をしたらよいか等を継続的にチェックしているそうです。また、森林経営計画というものもあり、これらの森林管理が違法伐採を防ぐことにつながるとお話しくださいました。
今回子どもたちは、FSC認証を通して諸塚村の森林への取組を学ぶことで、諸塚のすごさを感じたようでした。生物を守る保護活動、FSC認証に沿った作業、天然林を残す取組等、新たに学ぶことがたくさんありました。お話を聞けば聞くほど諸塚村の方々の山に対する愛情が伝わってきました。
本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。
【FSC認証って面白い!】【持ってきていただいた積み木に夢中】
【4校時は3・4年生の質問にも答えてくださいました】
めざせしいたけはかせ!(ウッジョブ:1・2年生)
この時間のめあては「しいたけのはなしをきいて、ぎもんをかいけつしよう」です。まずは、しいたけ博士からしいたけの作り方を教えていただきました。紅葉したモザイク林相の写真を見せてくださり、緑色の木はスギやヒノキで、茶色い木はクヌギであることを教えてくださいました。あらかじめ子どもたちは13個の質問を考えていました。
それから、葉枯らし乾燥のことや、「ふせこみ」の仕方や「ふせこみ」をする理由、しいたけの原木を置く「ほた場」のこと、「散水・浸水」等を教えてくださいました。その中で、荒谷小の子どもたちが、去年と一昨年にこまうちをした原木2種類を見せてくださいました。去年の原木は、菌が木の半分くらいまで回っているのが分かりました。一昨年の原木は木全体に菌が回っているのがよく分かりました。それぞれの原木を臭ってみると、「なばのにおいがする!」とビックリした様子でした。
【木からしいたけの臭いがするなんて不思議ですね】
また、菌床しいたけの話をしてくださいました。菌床を使えばどのようなきのこでも作ることができるそうです。そして、今大人気の乾燥きくらげを持ってきてくださり、子どもたちにプレゼントしてくださいました。
しいたけの作り方を聞いた子どもたちは、その後事前に考えた質問をしいたけ博士に聞いてみました。
Q なぜこまを打った後、ねかせるのですか?
A しいたけ菌を原木全体にのばすため。2年くらい経たないと菌が全体にまわらない。また、地面の近くに「ふせこみ」をするのは、地面には適度な水分があり、それをしいたけは喜ぶ。しいたけはジメジメしたところが好き。
Q なぜ原木をたたくのですか?
A 原木をたたくと、しいたけがびっくりしてたくさんはえるから。
Q なぜしいたけの茶色いところにひびが入るのですか?
A しいたけの肉が盛り上がってきてひびのようになる。見た目がきれいだから、ひびが入ったものは高い値段がつく。
最後にしいたけ博士からアドバイスをいただきました。昨年度こまうちをしたしいたけの原木についてです。その原木は「ふせこみ」をして、ブルーシートで覆っています。そのブルーシートを取ってあげて欲しいとのことでした。気温が高くなり、しいたけにとっては苦しい環境だそうです。ブルーシートを取って、雨に当てることでしいたけの原木は喜ぶのだそうです。
次の日、早速子どもたちはブルーシートを取って、じょうろで水をあげていました。この原木は今の1年生が3年生になったころにしいたけがニョキニョキでてくると思います。これからもしいたけ博士に色々と教えていただきながら、しいたけのお世話を楽しんでして欲しいです。
【たくさんの原木がでてきました】【お水をちょろちょろ】
昨日は大変お世話になりました。ありがとうございました。
ウッジョブ(5・6年生)
明治時代に諸塚には「戸主会」というものがあり、それが今の公民館制度にあたるものだったそうです。しかし、戦後その「戸主会」が解散せざるを得なくなりました。それまでの組織を守るため、「青年部会」、「婦人部会」、「壮年部会」等を申請し、自治公民館制度を継続できたとのことでした。
諸塚村では、昭和26年から納税完納であること、行政や農協、公民館の方々と話をして造林などの様々な計画を立てていること等をお話しいただきました。また、自立した子どもたちを育てるという役割も担ってくださっているそうです。このような活動が継続できている理由には、諸塚の方々の気持ちの根幹に「諸塚を末永く残したい」という思いがあるからだとお話しくださいました。
これらのお話を聞いて、子どもたちはいくつか質問をしました。
Q 役場と公民館の協力体制とはどんなもの?
A 公民館長から役場へ、役場から公民館長へ互いに意見を言ったり、依頼をしたりする。
Q 村議会と公民館活動との関わりは?
A 村議会は、選挙で選ばれた議員さんであり、予算がかかるものを話し合って依頼をする。公民館活動では自分たちの生活を守るための活動をしている。どちらも方法は違うが、「諸塚をよくしよう」という目的をもって活動をしている。
Q 納税完納ができているのは、公民館活動と関係がある?
A 義務を達成したことが自分たちの中で誇りになっているのではないかと思う。
Q どのように自立した人を育てるのか?
A 困難に負けずに乗り越えて、未来を切り拓くようにして欲しいと思う。
そして、その後ふりかえりを発表しました。
◯ 諸塚では大変さを支え合っている。私もこれから支えていきたい。
◯ 諸塚の先輩から後輩まで村をよくしようと考えている。私も、このような子どもにしようと考えられるようになりたい。
◯ 納税完納や諸塚方式の自治公民館制度を誇りに思う。
今回のお話を聞いて、自分たちの村の仕組みを知ることができたと思います。
本日はお忙しい中お越しくださり、ありがとうございました。
【新たな出会いに感謝です】
ウッジョブ(3・4年生)
Q 林業を始めたきっかけは?
A 林業をする前は別の仕事をしていた。平成15年くらいから林業を始めた。林業は山を「好き」にならないと思うようにいかない。人と人とのつながりも「好き」があるからつながるもの。
Q 木は水やりをしないで育つのはなぜ?
A 山が水分をもっているから枯れることはない。
Q 林業の仕事で大変なことは?
A 地ごしらえや下刈りが大変。下刈りは歩かないとできない仕事だからきつい。
Q 林業は人と人とをつなぐものだが、どのようにつないでいる?
A 昔は機械がなかったため、重い物を代わりに持って山に登るなど助け合って造林をしていた。また、年長者が若い人に仕事を教えていくつながり、励ましの言葉を掛け合うつながりもある。
Q 木を植える時のこだわりは?
A 雑な仕事をすると枯れてしまうため、時間がかかってもいいからていねいに深く植える。
Q 林業のやりがいは?
A 1年1年木が育つこと。立派な木に成長したものを見ると喜びに堪えない。
Q 仕事が終わった後の楽しみは?
A 労務班で話合いをすること。例えば「今日はこれだけ作業ができた」、「今日は作業が少し残った」、「次はこの山をしよう」等、仕事の成果や課題、見通しを話し合う。
Q 林業は何のためにある?
A 諸塚村にとって林業は生活のもと。林業をしていると生活が豊かになる。
など、3人で16個の質問を講師の先生に答えていただきました。また、講師の先生からは、昨年植林した木を見てみるのもいいのでは?とアドバイスをいただきました。
【どんな質問でもていねいに答えてくださいました】
今回の学習で、森林体験学習で行った植林の手順の意味が分かったり、林業そして、山に対する愛情が伝わってきたり、諸塚村にとって林業はなくてはならないものだということが分かったりしたと思います。「『わくわくたまご』にひびが入った」と話していた子どももいました。
毎年、子どもたちのためにご協力くださりありがとうございます。これから、子どもたちがどのようなことに興味をもつのか楽しみです。
【「わくわくたまご」から何が生まれてくるかな】
ウッドピア諸塚の学習
まずは、ウッドピア諸塚の概要を説明してくださいました。ウッドピア諸塚は諸塚の4大基幹産業である、「林業」、「椎茸」、「畜産」、「お茶」の仕事をしているそうです。
森林環境部門(林業・椎茸等)では、造林や椎茸原木の搬出をされたり、昨年度は幹線道路(国県道除く)の除草(諸塚では道切りという)を84.3㎞もされたりしたそうです。この距離に、子どもたちからは「すごーい!」との声が上がりました。また、高齢により自分では山の手入れや田んぼの仕事ができない方の代わりに山の手入れや田んぼのお世話をすることもあるそうです。
その後、畜産振興部門、資源開発部門、茶業振興部門のお話がありました。その中の、資源開発部門では、子どもたちにもなじみのある「もろっこはうす」の紹介がありました。村内の椎茸は宮崎県内に留まらず、関東・関西・中国・四国地方等と取引があること、更に、干し椎茸をイタリアのミラノでPRしたことや、アメリカ・デンマーク・シンガポールにも輸出していること等を聞き、子どもたちの目はキラキラしていました。また、乾燥キクラゲの需要が高まってきていること等も知り、村内で生産されるものの価値に気付いた子どもたちでした。
【話を聞いてもう少し詳しく聞きたいことを質問しました】
最後に子どもたちはふりかえりを発表しました。
◯ 高齢になって、自分ではできない部分をウッドピア諸塚の方々がカバーしていることがすごい。また、女性も林業に携わっていて、女性も活躍できる村だと思う。祖父は山師をしていて、けがをして帰ってくることがあるが、どのような気持ちで山を守ろうとしているのかを知りたいと思った。
◯ 後継者を増やす、女性の活躍、機械化、森林組合と協力していることから、ウッドピア諸塚は村の未来に貢献していると思う。
◯ ウッドピア諸塚には若者も仕事をしていることを知った。キクラゲが大人気ということを知り気になり始めた。もっと調べたい。
◯ ウッドピア諸塚の名前は知っていたが、詳しい仕事内容は今まで知らなかった。また、森林組合とのつながりも初めて知った。ウッドピア諸塚と森林組合が助け合っていることが分かった。
今回の授業で、ウッドピア諸塚の方々が人とつながり、助け合って山を守っていることを知りました。また、特産品のPRや新たな資源の開発など、諸塚のよさをもっとたくさんの方々に知ってもらえるようなお仕事をされていることも分かりました。諸塚の4大基幹産業を支え、諸塚を元気にしてくれるウッドピア諸塚、その魅力をたくさん知ることができた時間になりました。本日はありがとうございました。
【新たなつながりができました】
民生委員児童委員の皆様の学校訪問
たくさんの方々の前で学習をする子どもたちは、いつもより声が小さくなったり、表情が変わったりして少し緊張した様子でした。後にその時の様子を聞いてみると「ドキドキしました」と言っていました。
【学校経営説明】 【授業参観:1・2年生】
授業参観の後、民生委員児童委員の皆様から複式指導についての質問をいただいたり、春の遠足で訪問する特別養護老人ホームへの訪問を継続して欲しいというご意見をいただいたりしました。また、林業に関する取組にお褒めの言葉もいただきました。荒谷小には、地域の皆様のバックアップによってできる学習がたくさんあります。少人数、そしてこの地域だからこそできる教育があり、子どもたちもそのよさを実感していると思います。
本日は、お忙し中お越しくださり、温かいお言葉、励ましのお言葉をいただき大変嬉しく思いました。本当にありがとうございました。
M2学習
2校時は水泳学習でした。今日は水温が26℃で、プールの中に入ると「あったか~い」という声が聞こえてきました。少し雨が降っていましたが、それに負けることなく平泳ぎの練習をしました。今日は他の学校の先生にも指導をしてもらえる貴重な日です。先生からのアドバイスをしっかり聞いて、熱心に練習をしていました。
【たくさんの友達の泳ぎを見ることができて刺激になります】
【教室も賑やかでした。(ALTの先生と英語活動)】
給食時間には、どの子どもも荒谷小のおいしい給食をモリモリ食べていました。それぞれの学校の給食を味わえるのもM2学習の楽しみだと思います。
【さすがは6年生、食べ終わるのが早かったです】
M2学習では、たくさんの友達と学び、仲良くなって欲しいと思います。
読み聞かせ
「はなのあなのはなし」は、人間の鼻と動物の鼻の違いや、鼻の役割等が描かれており、鼻のことが楽しく学べる絵本でした。どの絵本も読んだことがない子どもが多く、身体をテーマにした絵本の面白さを感じたようでした。
【自分の鼻の穴やおへそを見てみたくなったり、背筋をピンとのばしてみたくなったりしたのではないでしょうか】
昨日は、お忙しい中読み聞かせにお越しくださりありがとうございました。これからの指導でも使ってみたい絵本でした。
読み聞かせ
1冊目は「おやつのじかん」です。「ぽこちゃん」がおやつに牛乳といちごを食べようとすると、牛乳がおばけになって「手を洗ってこないとだめだよ~」とぽこちゃんに言いました。ぽこちゃんが手を洗っている間に、次はいちごがおばけになって牛乳のおばけと何やらもめています。「ぽこちゃん」のおやつたちは、この後どうなるのか。子どもたちはおもしろそうに笑いながら読み聞かせを楽しんでいました。
2冊目は「おかあさんだいすきだよ」です。「ぐずぐずしないで」、「はやくはやくいそぎなさい」等、日頃つい口に出してしまう言葉があります。そんな言葉を違う言葉に置き換えて、例えば「はやくはやくいそぎなさい」を「今日はいっぱい楽しいことがあるといいね」と言ってくれたらいいなぁと考える子どものお話の絵本でした。言葉ひとつで、子どもの気持ちを高めることができたり、沈ませてしまうことになったりすることが学べる絵本でした。
3冊目は「はかせのふしぎなプール」です。はかせは、入れたものが大きくなるプールを発明しました。例えばサッカーボールややかん等、そのプールに入れるとプールいっぱいの大きさになるのです。そのプールからちょこんと出ているものの形を見て「鹿の角かなぁ」、「カブトムシじゃない??」等と想像していました。大きくなったものを見て「このサッカーボールでサッカーできるかな?」とか「巨人ならできるやろ」と楽しそうに話していました。
【わくわくする気持ちが伝わってくる子どもたちの反応でした】
対話をしながら読み聞かせをしてくださり、子どもたちはみるみる絵本の世界に引き込まれていっていました。本の面白さを味わえた時間だったと思います。本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。
いいお天気 プール開き
まずはじめに校長先生のお話です。「水は怖いものです。でも泳げるようになると楽しくなります。また、水泳学習中は無理をしないようにしてください」等と、水泳学習中の注意点や校長先生が小さい頃の水泳学習のお話をしてくださいました。
【校長先生が小さい頃、プールに潜って25m泳いでいたそうです】
その後、体育主任の先生からお話がありました。「水泳学習をする目的はなんでしょう?」と子どもたちに問いかけられました。子どもたちは、「川で溺れた時に泳げるようにするため」と発表をしていました。体育主任の先生は、「水泳学習をして泳げるようになると命を守れることにつながります。また、泳げると楽しいですね。その楽しさも味わってくださいね」と話されました。
それから、子どもたちが今年の目標を発表しました。
【1年生】
◯ 去年は少し泳げたので、今年は10m泳ぎたい。
◯ 去年は水に3回顔をつけられたので、今年は5回つけられるようにしたい。
【2年生】
◯ 去年は8m泳げたので、今年は15m泳ぎたい。
◯ 去年は5m泳げたので、今年は10m泳ぎたい。
【3年生】
◯ 去年は58m泳げたので、今年は100m泳ぎたい。
◯ 去年は25m泳げたので、今年はクロールで50m泳ぎたい。
【4年生】
◯ 去年は25mを泳ぎ切ったのは1回だったので、今年は25mをしっかり泳ぎたい。
【5年生】
◯ クロールでは20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは25m泳げるようになりたい。
【6年生】
◯ ノーブレスで15m、クロールで50m、平泳ぎは泳ぎ方を身に付けたい。
◯ クロールで20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは25m泳げるようになりたい。
◯ クロールで20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは距離とスピードをアップさせたい。そのために、水泳学習に全力で取り組みたい。
【1年生は初めての水泳学習。楽しみですね。】
その後、水慣れをしました。水に1回顔をつけ、次に3回顔をつけます。その後、3秒もぐり、5秒もぐる等して、少しずつ水に慣れていきました。
【気持ちいい~】
【けのびやばた足もしました】
【毎年恒例、水入れもしました】
【どっちが多く入ったかなぁ】
梅雨の間の晴れ間のおかげで、気持ちのいいプール開きになりました。これから、自分の目標に向かって水泳学習に一生懸命取り組んで欲しいです。
お誕生日
今日の給食時間、5・6年担任の先生のお誕生日のお祝いをしました。荒谷小では、お誕生日を迎えた人はかわいいバッチを付けることができ、写真付きメダルがプレゼントされます。そのバッチとメダルを昼休みもつけてくださっていた5・6年担任の先生、子どもたちと一緒に記念写真をパチリ。
【お誕生日おめでとうございます】
6月は子どもたちの誕生日はありませんが、職員は4名が6月生まれです。子ども・職員あわせて6月が一番誕生者が多い月です。普段一緒に給食を食べない先生方も、お誕生日の日はランチルームで一緒に給食を食べてくださいます。それを子どもたちは楽しみにしています。6月は、あと3回みんなで「牛乳かんぱい」ができます。これからのお誕生日給食を楽しみにしていてください。
田植え
八十八の手間をかけて作られるというお米、これから水の管理をしたり、稲が病気にならないようにしてくれたりするのは地域の方ですが、感謝の気持ちをもって、稲が大きくなるのを見守らせていきたいと思います。
【カッパを着て田植え】 【おいしいもち米になってね】
歯科検診
そして、歯科検診が始まりました。保育所生の次に小学生が検診をしました。緊張の面持ちで保健室に入ってくる子どもたちでしたが、どの子どもも気持ちのよいあいさつができ、お礼もきちんと言えました。また、歯のことで気になっていることを歯医者さんに聞いている子どももいました。歯科検診をきっかけに自分の歯に興味をもち、歯と口の健康を保てるようにしていって欲しいです。
保護者の皆様には、来週結果を配付します。治療が必要な場合は早めにお願いします。
【ドキドキするね】 【おりこうにできました】
ますます快適に
奉仕作業は、年4回に分けて行いますが、たくさんの方々のお力添えによって、子どもたちが学習をしたり遊んだりする環境を整えていただき、本当にありがとうございます。
【お陰様でぬるぬるが取れました】【玄関前も運動場もスッキリ】
全校朝会
はじめに校長先生のお話です。今日のお話は「朝のさいころ」です。荒谷小では朝、登校をしたら校長室に行って校長先生にあいさつをします。そして、「きのうのありがとう」というテーマで感謝の気持ちを話します。次に「さいころ」をふります。その「さいころ」の目には①いいところ②がんばっていること③たからもの④こくはく⑤すきなあそび⑥きになることがあります。この6つの目の内容には校長先生の思いがありました。
例えば①いいところでは、自分のよいところを探して自分に自信をもってほしい、⑥きになることでは、自分や家族、友達、ニュースなど様々なことに関心をもってほしいということです。また、子どもたちがちょっぴり苦手にしている④こくはくでは、自分が人に言えないようなことを言葉にすることで、それを乗り越えて欲しいという思いがあるそうです。そして、強い人になって欲しいという思いがありました。
校長先生は「朝のさいころ」を通して、子どもたちに色々なことができるようになって欲しいと考えておられます。そして、子どもたちの話を楽しみにもされています。4月の始業式から今日まで、全員が学校に登校した日は37日中35日です。これからも毎日元気に登校して、たくさんのことを学んで欲しいと思います。
【「朝のさいころ」の後は「今日のたのしみ」を話します】
次に養護教諭の先生から6月の月目標についてのお話がありました。6月は「歯を大切にしよう」です。今日は歯と食べ物の関係についてがテーマでした。むし歯の原因になる菌は砂糖が大好物です。そのため、日々の食生活の中で砂糖の量が多い物(例えば甘いおやつやジュースなど)は工夫をして食べることが大切です。食べたらすぐに歯をみがくことに加え食生活(特におやつ)の工夫を子どもたちには挑戦して欲しいと思います。
【自分でできることから始めてみよう】
歯科検診の前に
6月4日~6月10日は歯と口の健康週間です。子どもたちが、自分の歯に興味をもち、歯の健康を意識した生活ができるような指導を続けていきたいと思います。
【生涯使う大事な歯、子どもの時から大切にしていきましょう】
プール清掃
【1年間の汚れをゴシゴシ】【細かいところの汚れも落としました】
【1・2年生はタワシできれいに】【消防用ホースで水をまきました】
【高圧洗浄機も登場!】
2~3校時で落とせなかった汚れは、昼休み等を使って教頭先生や体育主任の先生等が掃除をしましたが、全てはできませんでした。今日落としきれなかった汚れは、明日の奉仕作業で保護者の方々にお手伝いをお願いしています。暑い中での作業になりそうですが、どうぞよろしくお願いいたします。
参観日
4校時の学習は1・2年生は体育、3・4年生は音楽、5・6年生は英語活動でした。1・2年生は、体育館の平均台に水を入れたペットボトルを並べ、ボールを投げてそのペットボトルを倒せるように練習していました。なかなか当たらず「むずかしい~!」、「おしい!」などと言って一生懸命取り組んでいました。昨日は気温が高く、汗びっしょりになっていました。
【1・2年生:顔が真っ赤になるまでがんばりました。3・4年生:おうちの方に教えてもらいながら練習をしました。】
【5・6年生:おうちの方にも英語で話しました】
給食の時間は、普段の子どもたちの給食の様子を見ていただきました。今年度は給食準備中は無言で準備をし、すばやく配膳ができるようにしています。また、1・2年生は少し早めに食べ始めて、時間内に全員が給食を食べ終われるようにしています。子どもたちの給食の様子を見ていたおうちの方は、「家ではこんなにたくさん食べんよね。学校じゃ食べるっちゃ~。」と驚いた表情をされていました。
【今回は8名の保護者の方が試食会に参加してくださいました】
お腹いっぱいになった子どもたちが楽しみにしているのは、昼休みのドッジボールです。一昨日のチャレンジデーでは子ども対職員でドッジボールをしました。その日は2勝0敗で職員チームの勝利でした。そのため、子どもたちはおうちの方とのドッジボールに闘志を燃やしていたのです。
【チャレンジデーのリベンジを果たせたかな?】
結果は2勝1敗で子どもたちの勝利でした。朝、校長先生へのあいさつの時にもドッジボールへの意欲を話していた子どもが何人もいたようで、子どもたちの気合いが結果につながったようです。
清掃時間には、おうちの方々に2階の窓ふきをしていただきました。ていねいに拭いていただきピカピカになりました。その後、懇談そして心肺蘇生法講習会です。
心肺蘇生法講習会では日本赤十字社から2名の方がお越しくださいました。今回は19名(おうちの方10名、子ども3名、職員6名)が参加しました。一次救命処置(心肺蘇生とAED)を分かりやすく教えていただき、和やかな雰囲気の講習でした。AEDを用いての処置はショックを実行した後、次の解析をするまでの2分間胸骨圧迫と人工呼吸を続けました。2分間とは思えないくらいの長さで、一人で行うにはとても大変だということが分かりました。協力をしてくれる人を求めることの大切さを実感しました。
【大切なことは何かがよく分かりました】
【胸骨圧迫:どこを圧迫すればよいかも、実際に圧迫しながら学びました】
昨日は、午前中から夕方までご参加くださりありがとうございました。子どもたちの学習・給食・清掃・昼休みを通して、学校での子どもたちの雰囲気や様子を見ていただいたと思います。子どもたちは、何事にも一生懸命で前向きに色々なことに取り組んでいます。これからも子どもたちが元気に学校生活が送れるよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
森林体験学習
【森林組合の方々】
【森林組合(作業班)の方々】
【諸塚村役場の方】
【本校児童のおじいちゃん。毎年お世話になっています。】
まず、森林組合の方が資料を準備してくださり、「山が出来るまで」、「山から木材が出るまで」、「木材製品が出来るまで」の木材の流れを説明してくださいました。その中で、「下刈」は植え付けをして6年間行うこと、造林の中では一番大変な仕事であることや、除伐は11年生の木が対象であり、間伐は20年生以上の木が対象であることなど、改めて学んだことがたくさんありました。また、植付の手順も教えてくださいました。
【これが子どもたちが育てた苗木です】
一人約3本を植え付けます。地面を15㎝~20㎝掘るのですが、根っこが出てきたり石が出てきたりして思うように掘れません。すると「ちょっと上の方を掘ってみてん」と森林組合の方がアドバイスしてくださったり、クワの持ち方を教えてくださったりしました。また、一昨年度のウッジョブで林業に携わる方々の命を守りたいという思いから作った「きけんおまもリュック(苗木袋)」を背負って植林を行った子どももいました。実際に使ってみて「『きけんおまもリュック』は軽いからいいけど、苗木を取り出すところはもうちょっと大きく穴を開けた方がよかったです」と感想を言っていました。
【『きけんおまもリュック』には枕もついています】
【1年生は初めての植林、どんな感想をもったかなぁ?】
気温はそんなに高くありませんが、一本の苗木を植え付けるのも体力が必要で、子どもたちの顔には汗がにじんでいました。
ようやく植付が終わり、次に森林組合(作業班)の方々とのにっこりトークを行いました。子どもたちからはたくさんの質問が出ました。例えば「なんで坂道に植えているんですか?」(1年生)には、「平らな所には野菜やお米を植えています。また、坂の方が日が当たりやすいです。そして木に根がはり、土砂崩れを防ぐことにもつながります」という答えをいただきました。また「なぜ林業のお仕事に就いたんですか?」(6年生)には「先祖代々山があって、その山を守るために林業に就きました。」、「作業班で山の仕事を覚えると、家の(山の)仕事にも役立つのでこの仕事をしています」等の答えをいただきました。
【作業班には女性の方もいらっしゃいました】
【若い方々からもお話を聞くことができました】
【やりがいも聞くことができました】
今回の森林体験学習では、一昨年度・昨年度からのつながりがありました。また、女性の方や若手の方との関わりももつことができました。この森林体験学習を通して、子どもたちはどのような思いをもったのか、これからの子どもたちのウッジョブに注目です。
今回の森林体験学習にはたくさんの方々にご協力いただきました。森林組合の方には事前に打ち合わせのための時間も設けていただきました。子どもたちのために、ていねいなご指導をしてくださり、本当にありがとうございました。いい形でウッジョブをスタートすることができました。
【これからもどうぞよろしくお願いします】
【子どもたちは、植付をした苗木を今後見に来たいと言っていました】
【打合せ風景:色々なアイディアを出していただいたおかげで充実した森林体験学習になりました。】
読み聞かせ
1冊目は「ギリギリかめん」です。ギリギリにならないとあわてない「こうたくん」、しかし時間ギリギリになると「ギリギリかめん」に変身します。ものすごい早さでごはんを食べ、ものすごい早さで歯みがきもします。慌てるから忘れ物もします。そんな「こうたくん」の前に「コツコツかめん」が現れました。何でも地道にコツコツする「コツコツかめん」。「こうたくん」はどっちの「かめん」を選ぶのでしょう。読み終わった後、保護者の方が「『ギリギリかめん』と『コツコツかめん』、どっちになりたい?」と聞くと、子どもたちは「コツコツかめん!」と言っていました。子どもでも大人でも「コツコツかめん」でいたいという気持ちは同じようです。
2冊目は「おこる」です。「ピーマンを残して怒られた」、「兄弟げんかしておこられた」、「友達に靴を隠されておこった」等、なんで人は「おこる」のだろうと考えます。「おこったからって気持ちがスッキリするわけではないのに」と。「おこる」こと、少なくしていきたいなぁと思うような本でした。
3冊目は「のぞいてみたら」です。「はなちゃん」はおかあさんに怒られて家を飛び出し、知らない場所まで歩いていきました。そこには大きな崖があります。その崖にはたくさんの穴が空いていました。中を覗いてみると、海の中の様子が見えたり、森の中の様子が見えたり、恐竜が生きているところが見えたりしました。色々な景色が見える穴ですが、最後の穴を覗いてみた時に「はなちゃん」の家が見えました。その家の中では一体何が起こっているのでしょう。色々な世界に連れて行ってくれるステキな絵本でした。
子どもたちは今日の読み聞かせの時間に、たくさん笑い、ちょっぴり考え、心がじわりと温まったと思います。子どもたちは「『ギリギリかめん』面白かった~!」と満足そうに教室に帰って行きました。朝早くから、読み聞かせにきてくださりありがとうございました。
【夢中で読み聞かせを聞いていました】
稚魚の放流
午前10時に、子どもたちが大好きな、通称「なばバス」に乗って野川谷川まで行きました。保育所生も参加するため、同じバスに乗りました。保育所生の元気な声がバス中に響き、小学生と同様保育所生も稚魚の放流を楽しみにしている様子が伝わってきました。
野川谷川に着くと、たくさんの方々がお越しくださっていました。「あ!じいじだ」とおじいちゃんを見つける子どももいました。また、箕舞を教えてくださる地域の方や、前PTA会長さんもお越しくださっていました。
開会式では、九州電力の方から「今日は川に恩返しをする日です」とお話がありました。また、耳川の生き物についてのお話もしていただきました。野川谷川の水が山から流れてきたものであること、その川が耳川につながり、それが海につながっていること等、自然のサイクルについても学習し、いよいよ稚魚の放流です。稚魚は10㎏(約1500匹)のアユの稚魚です。小さいサイズを想像していましたが、蓋を開けると大きな稚魚が元気にピチピチ跳ねていました。それをそーっと川に放しました。
【耳川に生息している魚も紹介してくださいました】
【元気がよすぎて、バケツから川に飛び込む稚魚もいました】
その後、しばらく河原で遊びました。石を集めて川の水を溜めたり、水に触ったりしていました。閉会式の中で子どもたちは「アユに『大きく育ってね』と言って放流しました。すると生き生きと川の中で泳いでいきました」、「九州電力の方々は山や川を守っていることを初めて知りました。自然を傷つけないように自分にできることをしたいです」、「今年の夏にアユがどれだけ大きくなったか見に行きたいです」等ふりかえりを発表しました。
稚魚の放流を通して、自然の仕組みを知ったり、今まで知らなかった九州電力の方のお仕事も知ることができました。そして、自然を大切にしていかなければならないということも改めて感じていました。
【これからも、きれいな耳川を守るためにできることを考えていきましょう】
【その後、あこがれの「なばバス」で学校まで帰ってきました】
表現集会
【今朝、4年生は表現集会をがんばると教頭先生に報告したそうです。】
次に「ゆかいなまきば」を歌とリコーダーで、「かえりみち」をリコーダーで演奏しました。近頃毎朝2階から、「いちろうさんの まきばで~」と大きな声で歌が聞こえていました。声だけでも、楽しそうに歌っている子どもたちが想像できましたが、間近で聞くと子どもたちのはつらつとした表情、身体中から出てくる声が一層「ゆかいなまきば」を盛り上げていました。「かえりみち」のリコーダーは、少し淋しげな音色で演奏している姿が印象的でした。
【1番は全員で歌い、2番は4年生が歌って3年生がリコーダー演奏でした】
3・4年生の発表を聞いて、他の学年は「詩の音読では、最後の部分を大きな声で言って強調していたので、そこが一番伝えたかったのかなぁと感じました」、「○○くんの詩の○○の部分をもう一回言ってみてください。その言い方がぶわっと花が伸びる様子を伝えているなぁと思いました」等の感想を発表しました。
【面白い視点から感想を発表していました。】
講評は教頭先生です。「まず、最初の表現集会の歌を歌うことで気持ちが高まりましたね。発表の様子では、元気でハキハキとしていました。これは表現する姿勢が整っていたからだと思います。姿勢がよく、身体中から声が出てきていました。また、リコーダーと歌では1番と2番、3番で変化がありました。そのため、とても楽しめました。そして、3・4年生の発表を聞いていた他の学年の子どもたちは、感想を発表するという表現で3・4年生に返すことができました」とたくさん誉めていただきました。
【3年生は去年教頭先生から国語を習いました。成長した姿を見せることができました。】
スケッチタイム
その後、それぞれ描いた絵を見せ合いにっこりトーク(話合い活動)です。「○○さんは、校長室で朝あいさつをするというのがビックリしたんですね。また、校長室という表示が椎茸ということも荒谷らしいと思ったんですね」と、絵を通して子ども同士の見方や気づきを話し合っていました。担当の先生からは、「当たり前にあるものに改めて意識をもつことができましたね」とお話がありました。新たな見方・考え方を知るきっかけになったスケッチタイムでした。
【同じようなところにいても見えているものは違います】
【にっこりトーク、どんな荒谷らしさを見つけたかな?】
お家の人を笑顔にするために
まずはシューズを水で濡らし、ブラシに石けんをつけて洗っていきました。「この汚れが取れにくいな~」とか「裏がすごく汚れてる~」、「あ、ここ破けてる」等と話しながらごしごし洗いました。片方のシューズを洗い終わり、洗っていない方のシューズと比べると「わぁ、全然違う!!」ととっても嬉しそうでした。その後、体育館シューズも洗い、外に干しました。
ふりかえりでは「シューズを洗って気持ちよかった」、「これからは家でもシューズ洗いをしたい」、「靴洗いにも挑戦したい」と発表していました。自分でできることが一つ増えた1・2年生。お家の人も、子どもたちがシューズを洗う姿を見たらとっても喜ばれると思います。毎週自分でシューズを洗って、月曜日にはきれいなシューズでスタートできるといいですね。
【授業前の1分前黙想もしっかりできます】
【約30分かけて、2足のシューズを洗いました】
職員研修スローガン決定
「にっこりトークで 保管・継承 あらたにの学び」
です。まず、にっこりトークとは子どもたちが行う話合い活動のことです。そのにっこりトークを職員間でもしていこう、つまり些細なことでもみんなで話し合っていこうということです。これは職員研修の時だけでなく、日頃からそのような気持ちで過ごしていこうという思いも入っています。そして、「あらたにの学び」という「あらたに」という言葉には「荒谷」、「新たに」という意味が含まれています。この職員研修を通して、子どもの姿、教師自身の姿をふりかえり、子どもたちへの指導が一歩ずつ進化していけるといいと考えています。
【今年度、そして次年度のことも考えながら研修は進められます】
春の遠足
【子どもたちはこのバスを「なばバス」と言っています】
せせらぎの里へ着くと、まずは子どもたちと利用者の方々とのふれあいタイムが行われました。まずは子どもたちの発表です。アカペラで校歌を歌い、その後「365日の紙飛行機」を手話を交えて歌いました。それから自分たちの夢を発表しました。子どもたちの中には、せせらぎの里で介護福祉士として働きたいという夢をもっている子どもがいます。その子どもは「どのような仕事をしているのか、どのような施設なのか見たいです」と話していました。それから「イモパラ」を踊り、最後は「せせらぎの里」のみなさんにエールを送りました。
【「イモパラ」、1年生も生き生きと踊りました】
次に、子どもたちが準備をしたすごろくをしました。このすごろくは、スタートが荒谷小でゴールがせせらぎの里です。途中のマスに、「プロセッサーに乗ったら嬉しくなった。6マス進む」そして6マス進んだら「モザイク林きれいだな」というマスにたどり着いたり、「どんこ亭でお食事中 一回休み」、「シカに乗って大暴れ 2マス戻る」など諸塚ならではのすごろくになっていました。
【コマは子どもたちが紙ねんどで作って色をぬったものです】
【利用者の方の耳元で話をするという工夫がみられました】
「おお!すごい、9マス!!」、「虹のすべり台で2マス進めるのでここです」等、子どもたちはすごろくを通してふれあいを楽しんでいました。
次に、子どもたちは入浴体験をしました。せせらぎの里を利用されている方がどのようなお風呂に入っているのかを体験できるのです。水着に着替えてお風呂場に行くと、家にあるお風呂とは違うタイプのお風呂が2種類ありました。一つは座ったままお風呂に入れるもの、もう一つは寝た状態でお風呂に入れるものです。それぞれの利用者の方の身体の状況によって使い分けられているそうです。
【これは寝た状態で入れるお風呂。上からと下から温水が出たり、シャンプーが出たりするものだそうです】
初めて入るお風呂に「すごーい」、「気持ちいい」等と口々に感想を言っていました。毎日2名の職員の方が入浴の介助をされるそうです。この入浴体験をさせていただくことで、ホールでふれあいをするだけでは分からなかった、せせらぎの里の方のお仕事の一面を見ることができました。また、利用者の方の生活に触れる時間にもなりました。
せせらぎの里の方々にお礼の言葉を言ってお別れをした後は、池の窪グリーンパークへ向かいました。途中、展望所によって荒谷小を眺めました。荒谷小も標高が高いと思っていましたが、池の窪に続く道はもっと標高が高く、下の方に荒谷小や体育館が見えました。子どもたちは「やっほー!」と何度も何度も叫びました。しかしやまびこが返ってこないので「事務の先生の名前を呼んだら聞こえるかなぁ」と言い、「○○せんせーい!!」と大きな声で呼んでみました。
【すがすがしい天気と絶景でした】
その後、待ちに待ったお弁当の時間です。お弁当を詰めるお手伝いをした子どもや、調理をした子どももいました。「ぼくのおにぎりはまっくろくろすけです」と嬉しそうに口におにぎりを頬張っている姿は幸せそうでした。
【おやつを交換して食べていました】
それからみんなで氷鬼をしたり、アスレチックをしたりしました。池の窪のアスレチックは1~10まであります。それに全校児童で挑戦です。高い場所にあるものやゆらゆらゆれるもの、手の力を使って登らなければならないもの等様々ですが、一つ一つクリアをしていきました。
【2年生のたくましさがみられました】【ゆれる~】
【あれ?教頭先生?】 【1年生の補助に入ってくださっていました】
【先頭をいく6年生、スイスイ進みました】
【1年生もぜーんぶクリアしましたね。がんばりました】
1日でたくさんの経験をした子どもたち、一体どんな感想をもったのでしょう。学校の中だけでは分からなかった子どもたちの魅力がこの遠足を通して見えてきました。色々な人との関わりをもったり自然の中で活動したりすることが、子どもたちの可能性を見出せるきっかけになるんだなぁと感じました。
【夢中で過ごした1日でした】
「ほたきゅう」の取組
先日、委員会活動で「ほたきゅう」で話し合った結果、2つ目の手洗いについては呼びかけをすることにしました。呼びかける時間は①体育の後②業間③そうじの後です。業間では放送を使って呼びかけ、手洗いの歌を流す計画です。
早速今日の業間に6年生が授業開始5分前に放送で手洗いを呼びかけ、手洗いの歌を流しました。「お!いいねぇ、その放送!!」と他の子どもたちも放送に反応し、手洗いを始めていました。
【あわあわ 気持ちいいね】
手洗いは感染予防の基本です。毎日続けて習慣にすることが大切です。これからも健康でたくましい荒っ子を目指して「ほたきゅう」の取組は続きます。
大家族?
今日の給食は、子どもたちの給食の様子を見に来てくださった校長先生に写真を撮ってもらい、大家族のような賑やかな時間を過ごしました。
【6年生が帰ってくるのをみんなで待っています】
社会福祉学習
まずは特別養護老人ホームと学校、そして家との違いや同じところを教えてくださいました。
【同じところ】
◯ 施設長のお仕事をしている方がいる(学校でいうと校長先生のお仕事)
◯ 厨房がある(学校では給食室)
◯ 寮母室がある(学校では職員室)
◯ 医務室がある(学校では保健室)
◯ おふろやトイレがある(家と同じ)
【違うところ】
◯ 特別養護老人ホームに入所されている方々は家族と離ればなれに暮らしている。
◯ 学校では子どもたちにとって色々なことを教えてくれるのは先生だが、特別養護老人ホームでは入所されている方々から色々教えていただく。
【職員は仲間だとお話しされていました】
その後、栄養士の方や看護師の方、介護福祉士の方のお話がありました。栄養士さんからは「昔は栄養士という漢字を営養士と書いていたんですよ。日々の営みを司るという意味でこのような漢字が用いられていました」とお話がありました。
【朝昼晩3食の献立を作成する栄養士さん】
看護師さんからは実際に使用する聴診器や血圧計、また身体の中の酸素を測る機械などを見せていただきました。「日頃から入所されている方々とコミュニケーションをとって元気な姿を見ていないと、身体の具合が悪い時に判断が難しくなる」と話されていました。看護師さんだけでなくその他の職員の方々も、入所されている方々とたくさんお話をしているそうです。そのことが、入所されている方の心の安定にもつながるとお話しくださいました。
【体調管理を行う看護師さん】
介護福祉士さんからは「衣服の脱ぎ着や食事、トイレ等のお手伝いをします」とお話がありました。「でも、全てを手伝うのではく自立ということを意識して、できることはしてもらい、見守りだけすることもあります」と話されていました。
【身の回りのお手伝いをされる介護福祉士さん】
1つの施設の中にたくさんの職業の方がいることや、どのような思いで入所されている方々に接しているのか、また仕事内容を分かりやすく教えてくださいました。今回学習したことを、遠足の時に見たり聞いたりすることで、より深く理解できるのだと思います。本日はお忙しい中、荒谷小までお越しくださりありがとうございました。5月12日(木)の遠足の日もどうぞよろしくお願いいたします。
【最後には認知症のお話を紙芝居で見せてくださいました。】
雨のグランドゴルフ
【旗の下にタオルがあるコース】 【タオルがないコース】
運動場と違って、体育館や校舎の中はボールがコロコロ転がります。また、真っ直ぐ進んでいたはずのボールが次第に斜めに転がったり、机の脚にぶつかったりする等、屋内ならではのボールの動きに楽しそうな笑い声があちらこちらから聞こえてきました。「体育館よりこっち(校舎の中)の方が面白いわ」とか「ゲートボールより面白いね」とか、校舎の中を見て「あ~懐かしい」等と話をしながら楽しんでおられました。子どもたちは「ナイスショット!」、「ナイスイン!」等と声をかけたり「◯◯さん打っていいですよ~」等と言ったりして積極的に寿会の方と関わっていました。
【初めてのグランドゴルフ】【こちらは図書室前から放送室前までのロングコース】
【ここに入れてね~】 【ショーケースの下にボールが入り込むことも】
給食は、寿会の方々と体育館で食べました。ここでもグランドゴルフのことが話題になり、「あの折れ曲がったコースが難しかった」、「こんなグランドゴルフ初めてじゃった」等と話されていました。
【この日はいわしの生姜煮が出ました】
【おじいちゃんやひいおばあちゃんも来てくださいました】
【1年生も初挑戦ながら好プレーが出ました】
その後、終わりの会では表彰が行われました。表彰はホールインワンの表彰と順位の表彰です。ホールインワンは寿会の方々だけでなく子どもたちも出していてたくさん表彰されました。1年生の中には2回もホールインワンを出し、賞状を2枚貰った子どももいました。
【ホールインワン記念写真】
それから成績発表です。小学生の部、寿会の部それぞれ1位から3位が発表されました。小学生は1年生も3位以内に入るといった健闘を見せました。また、これまで1位は上学年が多かったのですが、今年度は3年生が1位でした。寿会の方々もホールインワンを出された方が3位以内に多く入っており、接戦だったことが分かります。
【優勝おめでとうございます】
【1位~3位 記念写真】
子どもたちは、このグランドゴルフに対して色々な目標を立てていました。例えば「おじいちゃん、おばあちゃんの昔のことを知る」です。目標を意識しながら取り組むことで、寿会の方々との会話のきっかけが生まれたり、積極的に関わろうとする態度がでてきたりしました。また子どもたちの中には健康の秘訣を聞いた子どももいて、「体を動かすことと野菜を食べること」と紹介してくれました。
寿会の方々からは、「楽しかった」、「普段孫とあまり話をしなくなっていたけれど、これをきっかけに話ができた。これから家でももっと話をしたい」等と感想をいただきました。
グランドゴルフを通して、子どもたちも寿会の方々も楽しい時間を過ごし、お互いの姿から学んだり発見したりすることがあったのかもしれません。天気は雨でしたがそれをマイナスと捉えず、どのように楽しむことができるか工夫ができたグランドゴルフでした。
全校朝会
まずは校長先生からお話がありました。「始業式に話をした続きを話します」とおっしゃって、まず1年生に夢を尋ねました。1年生の男の子の夢は「お山の仕事をすること」だそうです。ウッジョブの学習をしている子どもたち、職員にとって嬉しい言葉でした。その後、子どもたちに「今、夢を叶えるために何かしていることはありますか?」と問いかけられました。その問いにうなずく子ども、考えこむ子どもなど様々な反応がありました。「自分の夢と、今自分がしていることをつなげて欲しい」と子どもたちに話されました。始業式の日には、夢を叶えるために目標を立てることの大切さを話してくださった校長先生。子どもたちにとって、夢が遠い存在になることなく、自分の努力の延長上にあるものだと意識して欲しいなぁと思いました。
【「夢」それを意識して生活することが「夢」を実現する一歩かもしれません】
それから「感謝」についてのお話をされました。「人は一人では生きていけません。家族、友達、地域の方々・・・色々な人に感謝の気持ちをもって夢に向かって歩み続けてください」と話されました。最後に、校長先生が書かれた「夢」という字を子どもたちに見せてくださいました。一見「夢」と見えますが、よくみると「ありがとう」という平仮名を組み合わせて夢という字ができていました。「夢を忘れないこと」、「ありがとうの気持ちをもつこと」この2つを校長先生は子どもたちに伝えられました。「この『夢』の字は、各教室に掲示してくださいね」と各学級の代表児童に渡されました。
【「夢」と「ありがとう」 常に心に置いておいてください】
【早速教室に掲示していました】
その後、学習指導部の先生のお話です。今日は2つのお話でした。
1つ目は「学習の姿勢」です。立腰や一分前黙想、挙手する時は真っ直ぐ挙げる等、4月にはできていたことが、少しできなくなっているところもあるようです。もう一度初心に返り、「学習の姿勢」を確認しました。
2つ目は「聞く姿勢」です。相手の目を見る、うなずきながら聞く等、昨年度も取り組んできた「聞く姿勢」を今年度もしっかりと継続して欲しいと思います。
【今日の「聞く姿勢」、上手でした】
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   |
3   | 4   | 5   | 6   | 7   | 8   | 9   |
10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   | 16   |
17   | 18   | 19   | 20   | 21   | 22   | 23   |
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