学校からのお知らせ

2022年11月の記事一覧

心から伝えたい

今回は、ホームページ管理者おすすめの写真を紹介します。これはさかのぼること1か月前の2年教室での一場面です。算数「かけ算」の学習でした。黒板の前に立つ担任に、自分の考えを熱心に伝えている様子です。前のめりになり、心から伝えたいという思いが伝わってくる1枚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5の段、2の段、3の段と順に学習した後、それぞれを並べて気付いたことを発表しています。かける数が同じ2の段の答えと3の段の答えを合わせたら、5の段の答えになるという仕組みに気付いたのです。かけ算といえば、九九の暗記が真っ先に思い浮かぶと思いますが、このような活動が数学的な思考につながります。(この考えを応用すれば、5の段と4の段が分かれば、9の段の答えも導きだせますね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当然、2年生なので自分の考えや思いを言葉で上手に伝えることは、まだ難しいと思います。それでも自分の持ちうる言葉、身振り手振りで相手に伝えようとする気持ちは十分です。この姿は、今年度新たに設定した本校の教育目標「自分の考えを、自分なりの表現方法で伝え合い、納得解を生み出す子どもの育成」につながる一場面だと感じました。

いじめをしない、見逃さない!

11月9日(水)の全校朝会で「東恒富地区青少年育成協議会標語募集」の表彰もありました。5・6年生2名の児童が優秀賞に輝きました。2名の作った標語を紹介します。

「大丈夫? この一言が 命づな」

「気づいてよ 見えない心の 深い傷」

どちらも、いじめや誹謗中傷などの問題を訴えかけるすばらしい標語です。ちなみにこの2名の標語は、8月19日(金)に実施されました「宮崎県いじめ問題子供サミット」においても、本校の実践の一つとして6年生の代表児童2名が発表しています。今後とも、『いじめをしない、見逃さない!』雰囲気を学校全体でつくっていきたいと思います。

参考として、宮崎県教育委員会が作成した「いじめ未然防止に関する取組推進啓発リーフレット」を添付いたします。本校の取組も紹介されていますので、ぜひご覧ください。(ちなみに、1月に開催が予定されている「全国いじめ問題サミット」には、宮崎市立大淀中学校が参加するそうです・・・)

いじめの未然防止啓発リーフレット(児童生徒用).pdf

全校朝会がありました

11月9日(水)、オンラインで全校朝会を実施しました。はじめに校長先生から、学校ホームページでも触れました6年生の修学旅行でのエピソード紹介がありました。

次に2つの表彰がありました。1つ目は、これまたホームページで紹介しました「はげまし隊川柳」の表彰です。はげまし隊にお世話になっている5年生3名が表彰されました。

もう一つは、5・6年生対象で実施されました「東恒富地区青少年育成協議会標語募集」の表彰です。こちらについては、後日改めてお知らせいたします。表彰された皆さん、おめでとうございます。

おもちゃ作りをとおして(2年生)

2年生が、はさみでお菓子の箱などを切って何か作っています。図工の時間でしょうか?

いえ、正解は国語です。「馬のおもちゃの作り方」に書かれていることを読み取り、それに従って実際に作っているところです。本単元では、事柄の順序などの情報と情報との関係を理解することが目標の一つです。本活動は、子どもたちが順序よく書かれた作り方の説明を理解することができたかを確かめているところです。今後は、自分が紹介したいおもちゃを選び、順序よく作り方を説明する文章を書く活動につなげていきます。単なるおもちゃ作りと、あなどってはいけませんね。おもちゃ作りをとおして、論理的に説明する力の基礎が養われていきます。

グループでの学び+皆既月食

時期は異なりますが、3年生の理科学習の様子です。単元「かげと太陽」「光のせいしつ」において、観察・実験を行っている場面です。それぞれに共通しているのは、少人数のグループで学習を進めているところです。実験器具の数の関係もありますが、役割を分担したり、お互いに協力し合ったりしながら学習しています。これも対話的な学びにつながる大切な学習活動です。

上記の内容と直接関係ありませんが、最後の写真は11月8日(火)19時過ぎに学校から見えた「皆既月食」の様子です。今回は「皆既月食」と「天王星食」が同時に起こる442年ぶりの珍しい天体ショーだったとのこと。皆さんは、ご覧になられたでしょうか?

ブックフェアの開催

11月7日(月)~10日(木)の4日間、ブックフェアが開催されています。これは、子どもたちが読んでみたい本を選ぶ機会を設定することをとおして、読書への関心を高めるための取組です。読み聞かせボランティア「母笑夢(ぽえむ)」の皆さんが会場の設営や運営を行ってくださっています。

かなり時間と労力は費やすことになりますが、ありがたいことに学級ごとに実施していただいています。冒頭で、母笑夢の皆さんや学級担任がブックトーク(本の紹介)を行い、子どもたちの意欲を高めてから選書に臨みます。子どもたちは、机上に並べられた本の中からリクエストしたい本を3冊選びます。集計の結果、人気の高かったものから実際に図書室に配架されることになるので、子どもたちは真剣に本を選んでいました。母笑夢の皆さん、本当にありがとうございます。

ICT機器の活用②

これも同じく5年生の道徳での場面です。教材文の登場人物の言動に「共感できる」「共感できない」の気持ちを直線上に表し、可視化しています。黒板に自分のネームカードを貼る手法は、よく見られますが、黒板前がごったがえし時間もかかります。アプリを使いタブレット上で作業すれば、瞬時に確認することができます。

このような時間の短縮により、じっくり考えたり、議論したりする時間が生み出され、深まりのある授業にもつながっていきます。

ICT機器の活用①

本校でも、一人一台端末のタブレットを活用した授業が積極的に行われています。5年生の算数「面積」の学習での事例を紹介します。

既習事項を活用し、台形の面積を求める課題でした。子どもたちは各自の端末から、台形に線を入れたり、図形を加えたりして考えを書き込みます。三角形に分けたり、長方形に変形させたりするなどの多様な考えが見られました。以前であれば、担任は机間巡視しながら各自の考えを把握する必要がありましたが、ICT機器の活用により、学級全体の状況を一覧で把握することができます。これにより、異なる考えの子どもを効率よく指名することができます。

子どもたちは、自分で考えた方法を大型ディスプレイに写し、指し示しながら全体に説明していました。聞いている子どもたちから「なるほど~」「すご~い」と納得する声や自然に拍手が起こる場面も見られました。

あきとなかよし(1年生)

11月4日(金)、1年生が生活科「あきとなかよし」で、出北第6街区公園(通称:どんぐり公園)へ校外学習に行きました。本単元では、校庭や遊び場を散歩したり遊んだりする活動をとおして、季節の変化に気付くとともに、木の葉や木の実などを使って、生活に役立つ物や遊びに使う物を作り楽しむことを目標としています。

1年生は、木の実や落ち葉を袋いっぱい拾っていました。途中、東幼稚園の園児さんが散歩に来て、手を振るほほえましい光景も見られました。さて、木の実や落ち葉を使ってどんな物ができるか楽しみです。

 

修学旅行⑳~到着式~

一泊二日の修学旅行の全行程を終え、6年生が帰ってきました。大きな怪我や事故がなく、無事帰ってきてくれたことが一番のおみやげです。わずか二日間ですが、ひとまわり成長したようにも感じます。ご家庭でも、二日間の学びや思い出を話題にしてください。

この旅行に関わったすべての皆さんにお礼を申し上げ、修学旅行の中継を終わります。閲覧いただいた皆さまも、ありがとうございました。また、通常運用に戻りますが、引き続きお願いいたします。