校長室より
1学期終了
1学期終了
今日で1学期が終了しました。
私が一番うれしかったことは、全員が元気に学校生活を送ってくれたことです。
大きな事故や怪我もなく、全員が小さなゴールを迎えられたことは、本当にうれしいことです。これも、子ども達の学校生活を温かく見守ってくれた、保護者の皆様方、地域の皆様方のおかげだと思っています。本当に感謝です!!
1学期間、ありがとうございました。
これから、長い夏休みを迎えますが、夏休みならではの体験ができればと思っています。
また、2学期、元気な子ども達の姿を待っています!!
1学期の締めくくり 担任の先生から通知表をいただいています。
人形広場
河内郷大橋の高森側の方に地元の人たちが「人形広場」と呼んでいる広場があります。ここには、高千穂に来られる方々を歓迎するかのような、大きな人形が飾られています。一つは、天鈿女命(あめのうずめのみこと)そして、もう一つは手力男神(たぢからおのかみ)です。
どちらも、天岩戸(あまのいわと)神話のなかに出てくる神様です。
須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴を恐れた天照大神(あまてらすおおみかみ)は、天岩戸にこもってしまったそうです。困った神々は、天岩戸から出てもらうために神事を行い、その中で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が踊り出したところ、神々が爆笑しました。天照大神が外の様子を不思議に思い、天岩戸を細めに開いたとき、手力男神が手をとって引き出したという神話です。(『古事記』より)
手力男神は、このため筋力の神と称えられ、スポーツの神とされることもあるそうです。
手力男神(たぢからおのかみ)の人形↓
天鈿女命(あめのうずめのみこと)の人形↓ どちらも田原の子ども達を温かく見守ってくれています。
田原周辺の観光地など紹介したマップもあります。高千穂に来た際には是非お寄りください。
田原村役場リニューアル
以前お伝えした、旧田原村役場跡の玄関部分が新しくなりました。建物自体は昭和2年に建てられており、文化庁の登録有形文化財に指定されている、歴史を感じさせる建物です。
以前よりもきれいに、そして存在感のある建物となっています。
このような、歴史を感じさせる建造物は大切にしていきたいものです。
以前の役場跡の玄関の様子はこちら↓
田原小農園
田原小学校では、たくさんの花々が美しく咲いています。
花々だけではなく、野菜なども植えています。
まず、学校近くの地域の方の田んぼをお借りして、稲を植えています。
それぞれの学年でも野菜を植えています。大地の恵みをいただけるのが楽しみです。
全校で田植えをしました。稲が順調に育っています。
キュウリやナス、オクラなども植えています.
このキャベツはモンシロチョウの観察用に育てています。
五ヶ所小学校
前回、紹介した五ヶ所高原から1kmほど大分方面に行ったところに、旧五ヶ所小学校があります。
五ヶ所小学校は、明治8年に開校した歴史のある学校でした。標高も780mあり、(田原小学校は475m)田原小よりさらに300m高いところにあります。児童数減少に伴い、残念ながら平成22年に閉校となりました。今も校舎、運動場は残っており、かつては子ども達の歓声で包まれていた様子が目に浮かびます。
五ヶ所小学校からさらに奥に入ったところに、祖母山の登り口もあり、この地では毎年5月に山開きの神事やイベントも行われているそうです。
ちなみに、ここも田原小学校校区になります。
五ヶ所高原 三秀台②
前回、紹介した五ヶ所高原 三秀台には、ウォルター・ウエストンという方を讃えた碑が建っています。ウォルター・ウエストン氏はイギリス人宣教師であり日本に三度長期滞在し、日本各地の山を登った登山家でもあり、日本アルプスの名付け親でもあるということです。高千穂町にも滞在し、祖母山にも登山し世界に紹介したと言うことで、記念碑が建てられたようです。
五ヶ所高原ではウエストン祭が毎年行われています。ちなみに、このウエストン祭は長野県上高地や新潟県糸魚川市など、全国各地で行われているようです。
また、平和記念碑も建てられており、昭和20年B―29が祖母山付近の親父山に墜落炎上し乗組員12名が亡くなったと言うことです。また、日本兵が操縦する戦闘機、隼もこの高原近くの河内の山中に墜落したと言うことです。日米両国の若い命が戦争によって失われたことを改めて思い、恒久の平和と両国の友好を願いこの碑が建てられたそうです。
このように自然に囲まれた、心安らぐ場所です。
この景観のある場所も田原小学校の校区になります。
五ヶ所高原 三秀台①
五ヶ所高原 三秀台
田原小学校から北東に6kmほど行ったところに、五ヶ所高原 三秀台という大変見晴らしのよい場所があります。
5月21日に行われた、春の遠足では当初はこの場所に歩いて行く予定でした。しかし、宮崎県の緊急事態宣言発令のため場所を変更しての遠足となりました。(当日雨が降ったので、校内遠足になりましたが・・・)
三秀台とは、九州の秀峰「祖母山」「阿蘇山」「久住山」を一望できることから三秀台と呼ばれているそうです。田原小も標高475mと高いのですが、ここは標高約800mとさらに高い場所にあり、絶景ポイントです。
中央に見えるのが祖母山です。
祖母山・・・大分、宮崎、熊本の三県境に位置し祖母傾国定公園の中核
標高 1756m
遠くにかすんで見えているのが久住高原です。空気の澄んでいるときは、もっとはっきり見えます。
中央かすんで見えているのが阿蘇根子岳です。
ここは、何と田原小学校の校区でもあります。
田原小学校は大変広い校区をもっています。
熊野鳴瀧神社上宮
5月23日(日曜日)奉仕作業が行われました。
その後に、熊野鳴瀧神社上宮にPTA三役の方々(PTA会長 副会長2名+子供1名 )そして河内地区の駐在所所長さんと行きました。
かねてから、熊野鳴瀧神社上宮に行ってみたいという話をPTA会長にしていたところ、「奉仕作業の後行きますか」と声をかけていただきました。なかなかな山道、(ほとんどは舗装されていましたが)
2kmほどあがっていったところに、滝と共に熊野鳴瀧神社上宮がありました。
山々の中にたたずむ滝や鳥居の壮観さに感動しました。
滝は厳冬ともなると一本の氷柱となることもあるそうです。その姿も是非見に行きたいところです。
鳥居に歴史を感じます。
一緒に行ってくださった方々です。案内していただきありがとうございました。
熊野神社上宮
2021年5月15日(土曜日)宮崎日日新聞に熊野神社上宮についての記事が記載されました。
見出しも「熊野神社上宮(高千穂田原町) 断崖絶壁に社殿鎮座」
好奇心くすぐる見出しです。
先月、ホームページでも紹介したように、田原小学校がある河内地区には、熊野鳴瀧神社があります。
今回紹介された、熊野神社上宮は田原小学校から高千穂の街の方に向かい3km程移動した上田原地区にあります。記事には「人が登るのも大変な場所に、いつ、誰が、どうやって社殿を建てたのか、詳しいことは分かっておらず謎は深まるばかり」とありました。また、「知る人ぞ知る町中の隠れたパワースポット」と紹介されていました。ただ、「上宮への道中には危険が多く迷いやすいため住民の案内無しに参拝することはできない」ということです。
記事の写真で見る限りでは、すごい場所に社殿が建っています。
田原小学校に勤務する間に是非行って参拝してみたいと感じたところです。
河内郷大橋 (田原バイパス)
田原小学校の運動場から、大きな橋(田原バイパス)が見えます。国道325号線をつなぐこの橋は、正式名称を河内郷大橋といいます。この橋は平成23年12月に竣工しました。この橋ができてから、高千穂の街や高森へ行く時間がかなり短縮できるようになったと地元の方にお聞きしました。
休みの日は通行量も多く、観光や流通のためには欠かせない道のようです。
橋の上から下を眺めると・・・かなりの高さです。足がすくんでしまいました。いったい高さ何メートルあるのでしょう?!
この橋から眺める、田原の町並みそして田原小学校の景色をとても気に入ってます。