2025年7月の記事一覧

防災おにぎり贈呈式

 7月4日(金)昼休みに防災おにぎりの贈呈式がありました。農業生産法人株式会社エイティーファームの方からいただきました。

 学園生代表3名(学園生会執行部)が受け取ってくれました。学園生がもらうときに「2日間何も食べていない」という想定で食べてみてと言われました。学園生は食べたとき「おいしい!」と言っていました。確かに、災害時を想定したときにこの防災おにぎりがあると本当に助かるなと感じました。表面上はつるつるしていますが、食べると中から米粒が出てくる感じです。表面はペースト状にしているそうです。

 この防災おにぎりですが、未開封なら何と5年間保存できるという素晴らしいおにぎりです。学園生全員分いただきました。9月1日の防災の日に食べる予定にしています。

 暮らしが豊かになる中、防災について考える大切さを感じました。

命を守る!着衣水泳

 7月4日(金)6年生が自分の命を守る大切な授業「着衣水泳」を行いました。

 まず、服を着ていつも通りに水に入り泳ぎました。ほとんどの学園生は、いつもより泳ぎにくいと話していました。服が体にぴたりとくっついたり、空気が入ったりして泳ぎにくかったと思います。それでも、一生懸命泳いでいました。しかし、これでは、なかなか進まないので体力がもたないことが分かりました。

 このことを脱するために「浮いて、救助を待つ」ことを学びました。そのために、まず、ビート板を使って練習しました。「ラッコのように」という発言で学園生はイメージをもつことができました。顔を上に向けることが難しい学園生も見られましたが、たくさんの学園生が上手にできました。

 次に、ビート板がない場合、ペットボトルを使うことを学びました。2lや500mlなど大きさは違いますが、重要なアイテムになることを学びました。ビート板よりも小さくなったので、なかなか上手にできない学園生も多く見られました。しかし、少し練習すると上達することができました。

 最後に、何も無しで浮く練習を行いました。これまでの練習を活かしてすぐにできる学園生も見られましたが、なかなか上手にできない学園生も見られました。やはり、力が入って顔が上を向いていないので、体が浮くことができません。そこで、2人組をつくり、1人が手で支えるところから始めました。上手にできる学園生のポイントを伝えると、徐々にできるようになっていきました。

 本日大切な学習を行いましたが、これらを使うことがないことを祈っています。

美味しかった!野菜収穫祭

 7月3日(木)生活科で育てた野菜の収穫祭を2年生が行いました。収穫した野菜(ナス、ピーマン、ミニトマト)を使ってピザを作りました。

 収穫した野菜を包丁を使って切りました。野菜を切るのに苦戦するだろうなと思っていましたが、上手に切る学園生がたくさんいました。これまで、保育園・幼稚園で体験したり、家でお手伝いをしたりしているんだろうな・・・と感心しました。しかも、ミニトマトは小さかったので切りにくい中、頑張っていました。

 野菜を切った後は、餃子の皮にトマトソースをぬり、切った野菜、コーン、ツナ、チーズをのせました。面白かったのは、山のように積み上げていた学園生が多かったことです。担任から、平べったくしないと上手く焼けないよ!と言われて、平べったく修正していた姿がとてもかわいかったです。

 最後にトースターで5分間焼いて、美味しいピザの完成です!私もいただきましたが、ほっぺたが落ちるぐらい美味しかったです!とりたての野菜のみずみずしさに感動しました!

 学園生も美味しく食べていました。やはり、自分たちで育てた野菜だったので、味も格別だったと思います。良い体験ができました!

SOSの出し方に関する教育講演会

 今年度木城学園は、宮崎県教育委員会から「SOSの出し方に関する教育推進校」に指定されています。今日はその一歩を踏み出しました。

 宮崎県教育庁 人権同和・生徒指導課から指導主事を招聘し、「SOSの出し方に関する教育講演会」を行いました。60分の研修でしたが、次のような3部構成で行いました。

 ①説明Ⅰ「いのちを大切にする教育とは」

  令和6年度、全国の小中高生529名が自殺しているそうです。しかも、昭和55年からのデータの中で過去最多の数字でした。宮崎県も自殺者が全国よりもかなり多いことが報道されています。宮崎県教育振興基本計画の中でも「いのちと人権を守り、豊かな心を育む教育の推進」が施策としてあります。その一環として今年度指定を受けることになっています。

 ②説明Ⅱ「SOSの出し方に関する教育の実際~SOSの出し方に関する教育ハンドブックをもとに~」

  「SOSの出し方に関する教育」とは、「命や暮らしの危機に直面したとき、誰にどうやって助けを求めればよいか具体的かつ実践的な方法を学ぶ教育」のことです。学級活動、体育の教科で学ぶことになります。実際に指導する際の5つのポイントについて学びました。

  また上手な聴き方について、ロールプレイも行いました。二人組を作り、話し役と聴き役に別れました。ただし、聴き役が「えらそうな(威圧的な)態度で聞く」「関わりの少ない(拒否的な)態度で聞く」という役でした。この1週間で楽しかったことを話すのですが、聴き役が前述した態度なので、とても嫌な気持ちで話すことになることを体験しました。

 ③協議「実際の授業を考えよう」

  最後に学年ごとにわかれ、実際の授業について考えました。活発に意見交換がされ、充実した時間となりました。

 このように、教職員も学園生のために研修を積み重ねています。今回学んだことを実践していきます。学園生がすぐに助けを求めることができるような環境を整えていきます。

大活躍!8・9年生のボランティア隊

 6月28日(土)29日(日)にリバリスで「ここkonマルシェ」が開催されました。宮崎日日新聞にも記事が掲載されましたが、たくさんの方々が来場され、大いに盛り上がりました。

 実は、この盛り上がりの一端を8・9年生28名が担ってくれました。27日(金)は会場の前日準備を行いました。28日(土)29日(日)は、会場でうちわや靴を入れる袋、パンフレットを配布してくれました。全ての学園生が、笑顔で来場者に対応していました。学園生からもらった方々は、自然と笑みがこぼれていて、素晴らしい風景でした。

 また、ボランティア隊以外にも、たくさんの学園生が「ここkonマルシェ」にお客として参加していました。友達同士で仲良くお買い物をしていました。カメラを向けると、最高の笑顔で応えてくれました。

 地域の行事に学園生が参加することの意義を感じることができました!