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お知らせ 4.16 避難訓練

  

 4月16日(火)4校時、本年度初めての避難訓練が行われました。海抜4.5mに位置する本校にとっては、大変切実な問題であり、年度はじめに津波想定の避難訓練をすることはとても重要な訓練として毎年この時期に計画しています。

 6年前に、地元の藤屋印刷(安藤公一氏)様から、ライフジャケットを寄贈していただき、本校ではこのライフジャケットを着て訓練をすることが定番となっています。

 学校の正門を左に出るとすぐに踏切があります。そこを横断し、10号線に出る手前を左折するとワープするように10号線に出ます。昨年度からここをセーフティゾーンとし、本校ではここを目標にまずは全力で避難します。そこからは、10号線の坂道を約200m登り、第1次避難場所と位置付けているところまでいきます。

 入学した新1年生も先輩たちの姿を目の当たりにし、必死に訓練に参加していました。このような先輩の姿を見て学ぶという光景が、この美々津中学校では伝統的に受け継がれています。この伝統を今後も守っていきたいと思います。

 海抜約35mある第1次避難場所まで全員が到達した後、学校に帰り訓練の評価についての講話がありました。防災士の黒木茂紀さんから、訓練そのものは全員真剣な姿が見られすばらしいとお褒めの言葉をいただきました。講話の中で、訓練は、野球に例えると「素振り」と同じ、本番はない方がいいが、もしもの時にその「素振り」が必ず生きてくるから真剣に「素振り」をしてほしいとの話しがありました。とても印象深いお話でした。

 

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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