人権・同和教育

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ラムちゃん、懐かしいです!

 23日(現地時間)、漫画家の高橋留美子さんが、「漫画界のカンヌ」と称されるヨーロッパ最大の漫画の祭典「アングレーム国際漫画祭」で、漫画の発展の大きく寄与したとして功労賞「グランプリ」に選ばれました。
 高橋さんの漫画といえば、「うる星やつら」や「めぞん一刻」、「らんま2/1」「犬夜叉」などが思い出されます。私も、漫画やテレビアニメを見ていた一人です。
 主催者の発表では、
「『出る杭は打たれる』日本社会で、アウトサイダー(仲間に加わっていない者、余計者)や変人を前面に押し出し、彼らにもチャンスがあることを示そうとこだわった」
として、多くの作品がコメディーと見せかけて極めて進歩主義的だと評価しました。

 …正直、「うる星やつら」などを、そのような視点で見たことはありませんでした。アウトサイダーや変人は確かに登場しています。そして存在感がありました。それは「キャラ作り」だと思っていました。

 ラムちゃんだって五代君(は違うかも?)、らんまだって、そんな存在だったのか! そんな見方があったとは! 世界の見方は、深いな~と思いました。
 アウトサイダーだろうが変人だろうが、人に迷惑にならなければ、それでもいいかも、で、あれば、一人一人の個性は生き生きと輝くはずです。そして、それを認め合う雰囲気があるというのも素晴らしいことだと思います。
 だからこそ、高橋さんは、出てくる登場人物を愛して、描いていたんでしょう。
 …いろいろと考えさせられるニュースでした。それでは、失礼します。