キャリア教育

2019年3月の記事一覧

笑顔

 「先生はどうして泣かないんですか?」
卒業式後に生徒に言われたことがある。「だって悲しくないから」
「ひどい、薄情、冷たい」いつもの言葉が返ってきた。
正確には泣かないのではなく、泣いたらいけない。
25年以上前、初めて3年の学担をして卒業式を迎えたとき、式を終え最後の学活で
号泣してしまい何も語れなかった。子どもたちはもらい泣きをしていたが私は学担と
して失敗したと感じた。最後の大切な時間に想いを伝えることができない。泣いて終わる
そんな卒業式はしたらだめだと思った。それから卒業式では笑顔でいようと決めた。悲しい別れではない。一区切りの卒業。笑顔で送り出したい。
 昨日、イチローの最後の最後の試合を見た。最後までイチローは笑顔だった。
 ※今回は勝手にイチロー選手と同じくくりにさせていただきました。

後輩に伝えたいこと4

  3年男子
 どんなに自信があっても、自分は大丈夫と思っていても緊張します。でも緊張するのはみんな同じです。自分だけが緊張しているわけではありません。ほかの人も緊張しているんだと思ってください。
 部活動の最後の大会と高校入試は同じです。日頃できていないことは試合でもできません。これまでできなかった問題は入試でも解けません。3年生は部活動で最後の大会を経験します。その経験を入試に生かしてください。だからこそ日頃の練習への意識や細かいところまでの勉強が大事です。
 今を大切にしてください。時間を大切にしてください。
  
   

    いろいろなことを経験してきた卒業生だから言える言葉です。

   「今しか言えない言葉がある。今だからこそいえる言葉もある」
                       — シグレイオン ―

後輩に伝えたいこと3

 3年女子 
 私がみんなに伝えたいこと、それは「自分が後悔しない道を選んでほしい」ということです。
 私は3年間一生懸命勉強しようと思っていました。しかしテスト期間などに計画を立ててもそれを実行することはほとんどできませんでした。そしてあっという間に3年になり部活を引退してからは1日が過ぎるのが本当に早かったです。
皆さんにはまだ、1年2年あります。私は1,2年あればなんだってできると思います。たとえ今、成績が伸びていなくても、勉強が嫌いだったとしても、自分を変えようとすれば絶対に変えられると思います。
毎日一つずつ英単語を覚えるだけでも進学の選択肢は広がると思います。
 自分が後悔しない道を選んでください。

後輩に伝えたいこと2

  3年 男子
 一番感じたこと、それは成績はそんなに簡単には上がらないということです。部活が終わって今までにはないくらい勉強しました。でもみんな同じように頑張っている時期、思うように成績は伸びず、もっと早くから勉強しておけばよかったと感じました。
 そんな中もっと頑張ろうと力をくれたのは友だちでした。みんなと一緒に頑張ったことで冬に入ってから成績がはっきりと上がっていると感じました。これこそが受験は団体戦
ということなんだと思いました。
 これからの皆さんに伝えたいことは、時間を大切にすること、自分で目標を決めて精一杯努力すること、そして気持ちの切り替えです。

後輩に伝えたいこと1

 生徒集会で4人の3年生が卒業を控え「後輩に伝えたいこと」を
1・2年生に話をしてくれました。一部を紹介します。

3年 女子
 自分に自信をもてるように生徒会活動やボランティア活動など頑張ってきました。
最初こそ自分の学力が上がっていることを実感できましたが、伸び悩みはじめ全然頑張りが結果に出なくなりました。「今まで頑張ってきたことは無駄。努力は報われるなんてきれいごと」と思うようになりました。
 学校では結果が良くなくても平気な顔をしていました。最後の実力テストでも結果は出ませんでした。私は初めて成績のことで先生の前で泣きました。そのときいろんな先生方が話に来てくれて安心することができました。
 私が皆さんに伝えたいことは2年生はこれからの学校生活の一つ一つの行動をしっかりと正しい行動か判断して過ごしてください。1年生はまだ時間があると思って気を抜かず今のうちから、その日習ったことを着実に頭に入れるようにしてください。