キャリア教育

2020年10月の記事一覧

何となく読みを改善しよう

 本を読むのは嫌いではない。好んで読むかというとそうでもないが1カ月に1冊読むか読まないかのレベル。そして自分でもわかっているのだが、何となく文章を読んでしまう癖がある。特に分からない漢字が出てくるとその前後の文章の雰囲気で漢字を読んでいる。必殺道具「スマートホン!」で調べればいいのだがつい面倒くさくてそのまま流してしまう。「踵を返す」かなり昔だが踵=「かかと」ではなくつま先だと思い込んで本を読んでいた。こんな調子でいたところ、「貶める」という文字を目にした。前後の文章からは何となく悪い表現に感じ取ることができる。貝+乏=貶 何だろう?ここでついにあの道具「スマートホン!」中国の朝廷に使える役人(官職)の覇権争いにより左遷されたり降格させられたりして地位が下がり給料が減額される様を表すときに使っていた文字らしい。だましたり罠にはめるのとは少し違うようでこの時には「陥れる=おとしいれる」という字を用いる。「私は彼を貶めた」と「私は彼を陥れた」では私の立場や私に対するイメージが変わってくる。やはり日本語って難しくて、面白い。

バロメーター

 「授業の取組へのバロメーター」です。と自分で言いながら、バロメーターって何 
だ?と思い始めてしまいすべての思考が止まった。悪い癖?(良い癖)で気になりだし 
たら調べないと何も手につかなくなる。言葉の使い方から「指標」であることはわかるが実際何なのか、メーターと言うからには計測する機器ではないか。いつものことだが便利な道具「スマートホン!」 サクサクと検索すると、「気圧計」と出てきた。気圧を測る機器。やはり計測する機器。「バロって?」気圧は昔、「バール」と呼ばれていた。
1992年今からおよそ30年前まで気圧の単位は「バール」。気圧を計測する機器で「バロメーター」そもそも、もはや「バール」という言葉さえ使われていない。ということは「死語」。なんか最近この手の話題が多い気がする。