日誌

2021年7月の記事一覧

土呂久校外学習5 鉱山について

7月6日(火)
 土呂久鉱山についての詳細と、祖母山系のさまざまな鉱山について詳しい話をお聞きしました。
 
 このあたりの鉱山の採掘物、選鉱場などの詳しい話を、パネルや資料写真をもとにしながら、とてもわかりやすく教えていただきました。
 祖母外輪山の地形や、見立、槙峰などの県内の鉱山も紹介してもらいました。


 奥の方に見える鉄塔のあたりでも、採掘がなされていたようです。
 掘れば採掘できるほど、何ヶ所もの坑道があったそうです。


 このみどり豊かな環境を壊してはいけないと改めて感じます。

土呂久校外学習4

7月6日(火)
 大切坑を見学した後、新聞・テレビの取材がありました。
 
 県内のテレビ局2社、新聞社2社の方から亜ヒ酸公害についての学習と大切坑見学についての取材を受けました。それぞれの生徒が自分の感想をしっかりと述べていました。










 ここまでの学習の様子は、この日の夕方のニュースで放送されました。

 この後、建設課の方々にお礼を伝えて次の学習に向かいました。

土呂久校外学習3 大切坑視察

7月6日(火)
 すずを採取していた土呂久鉱山跡の大切坑の視察を行いました。講師として高千穂町役場建設課の方に来ていただき、普段は閉鎖されていて入ることができない坑道内の案内をしていただきました。
 
 現在も定期的に行われている水質調査の結果などを見せていただきました。基準値をはるかに下回る良い結果が続いていることが分かりました。
 坑道の状況についても説明をしていただきました。


 その後、ヘルメットを着用して坑道に入りました。


 坑道内は気温が低くて涼しく感じました。
 天井にできているつらら石(氷柱石)からは水滴が落ちてきます。
 レールの横には水路が作られ、大量の水が流れていました。


 側道に古い坑道の跡が残されているところがあります。
 木の柱や梁で坑道が支えられているようすが分かります。


 たくさんの氷柱石が見られます。
 写真に記録していました。


 途中に、空気孔として縦穴が通っているところがありました。




 現在の坑道は、入り口から535mほどが舗装整備されています。
 この先は整備されていないので、進むことはできません。


 所々に見える照明は使われていないので、手持ちのライトだけでここまで進んできました。足下と天井の突起に気をつけながらの見学でした。
 高千穂町役場建設課の皆様、ありがとうございました。

土呂久校外学習2 講話

7月6日(火)
 土呂久地区の公民館にて地域の方々から、亜ヒ酸による公害(慢性砒素中毒症)と当時の状況について、その後のさまざまな活動、現在の土呂久の豊かな自然についてのお話を伺いました。
 
 講師の方々から、詳しい話をお聞きすることができました。公害について、その後の環境改善の様子について詳しい話をお聞きました。




 メモをとる手が止まりません。


 講話の後、生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。

 土呂久地区は標高400~800mと夏でも涼しく、みどり豊かな自然ときれいな水に恵まれた、とても美しい場所でした。
 講話の後「当時は、果実の中で何故か梨の実はよくなっていました」と講師の方が話されていました。

土呂久校外学習(中3)

7月6日(火) 中学3年生が社会科及び環境学習の一環として高千穂町土呂久地区にて校外学習を行いました。宮崎大学の川原先生のご指導と地域の方々の説明や講話及び土呂久鉱山跡の見学などを行うことができました。
 下の画像は、鉱山跡の大切坑見学のようすです。
 
 川原先生の解説の後、バスで移動しました。


 最初の学習会場は土呂久公民館です。


 公民館には、講師をしていただく地域の方々か来られていました。新聞・テレビの取材の方々も来られていました。