都農高校ブログ

1年生からのクリスマスプレゼント♪

12月11日(金)は、1年生からちょっと早いクリスマスプレゼントが!

8月のブログ記事で、1年生がぶどうジャムを作ったことをお伝えしましたが
今回は、そのぶどうジャムを使ったマフィンを作ったようです!

今回も家庭科の授業です。調理実習が多くて、素敵ですね~(^○^)


とき卵に・・・


小麦粉を投入~!


ざっくりと混ぜて生地を作ります。


出ました!ぶどうジャム投入~!!


型に流し込んでいきます。

オーブンで焼き上げると・・・

ジャ~ン!!とっても美味しそうです♪


可愛くラッピングをして、全校に配られました(^○^)

外はさっくり、中はしっとりふわふわ。
ぶどうの風味がほんのりとして、とても美味しかったです!

都農高校の授業、充実しています♪

一人ひとりを大切にする人権について

12月9日(水)は、人権教育講演会でした。
テーマは「一人ひとりを大切にする人権について」

近年話題となっているデートDVや性感染症などについて深いお話を聞き
お互いのパートナーを、本当の意味で大切にすることを学びました。

講師は
ドロップインセンターより黒田奈々先生と
男女共同参画センターより外山有美先生です。


講演会は、グループでお互いに意見を出し合うワークショップで進行していきました。
スクリーンに表示される恋人同士とのやり取りを見て、共感できるかどうか考えていきます。

例えば
「デートをしていて帰宅時間になったけど、彼氏が怒るので仕方なく一緒にいる。」
「彼氏のスマホへの着信が、他の女の子じゃないかと疑って強引に確認しようとする。」
「彼女が他の男の子と話すことを禁止する。」
「付き合ってるんだから、と性交渉を強要する。」
などのやりとりが紹介されました。


それらの場面を見て、各グループで相談します。
「気持ちはわかるけど…」
「そこまでするのはあり得ない…」など、いろんな意見が交わされます。


そして、手に持った色画用紙で、自分がどう思ったか意思表示を行います。
共感できるなら赤を、できないなら青、わからないなら黄…といった感じです。



私たちは、相手が好きだからこそ
「もっと一緒にいたい。」
「自分だけを見ていてほしい。」
と思います。

しかし、そこで一度落ち着き
「相手を大切にすること」
をよく考えなければなりません。

ただし、これは恋人に対する様々な感情を否定している訳ではありません。
自分の好きな気持ちを、どのような行動で表すかを考えてほしいのです。
「行動」には「責任」が伴います。

自分の行動に本当に責任が持てるのか・・・。
生徒たちは、それを真剣に考えていきました。



ここまで生徒たちは、ワークショップを通して様々な例を見てきましたが
後半は、厳しい現実が紹介されました。

宮崎県は、出生率が全国2位と非常に高くなっています。
しかし同時に、人工中絶率は全国1位。
また離婚率は全国3位となっています。
このことが、貧困の問題へと繋がっていきます。

望まない妊娠の結果として発生する様々な問題も学びました。
・生活が変わること(今までと同じ高校生活はもう送れなくなってしまいます。)
・性感染症のリスク
・学校をやめて働いても、低賃金の状態が続き貧困に陥ること…
などです。

自分ひとりの問題ではなく、相手の人生も変えてしまうこをよく考えなければなりません。

今回の講演会で生徒たちは
「自分を大切にすること」「相手をおもいやること」
の本当の意味を深く学びました。

生徒たちが、これから幸せな人生を送るために、
今回学んだことを生かしてほしいと切に願います。

2学期末考査が終わります。

11月末から始まった2学期末考査。
生徒の皆さんの出来はいかがだったでしょうか。

都農高校 2期末考査の受験風景
取組は一所懸命でした。

部活動が停止する考査1週間前から、都農高校では大々的に考査前指導が始まります。

毎日終礼後の40分、苦手意識を持つ生徒に各教科全職員で対応します。

さらにその後、授業の内容を復習したいという生徒たちが、自ら特別授業を依頼してくることもあります。私のところにも、先週から今週にかけて毎日10人程度の生徒が学習しにきていました。

放課後、LL教室や自習室には積極的に学びに来る生徒とその姿勢に応える職員が集まって、毎日一緒に勉強している都農高校。
学びたい生徒に全力で対応する職員ばかりです。

さて、来週にはテスト返却があり、成績も決まっていきます。
その翌週は1年生はスキー研修。2年生は修学旅行があります。

1・2年生が戻ってくれば、すぐに終業式があり、冬季休業期間になります。
あっという間の1ヶ月。

3年生は進学・就職に向けて学びの姿勢を維持しながら、残りの学校生活と友人との時間を大事に過ごしていって欲しいと思っています。

年末は慌ただしいですが、事故や病気に気を付けましょう。
それでは。

縁の下の力持ち

雨が続いたここ数日。
雨雲が空を覆っていて日が暮れるのを早く感じる、そんな最近の出来事です。
夜19時半頃だったと思います。

帰宅しようと駐車場まで歩いていたら、3年棟の前にある花壇の近くで何かがモゾモゾと動いているのに気がつきました。

よく見ると、若手の男性職員が薄暗い中しゃがみ込んで何かをしていました。(怖っ!!)

「何をしてるんですか?」と尋ねてみたところ、花植の時期が近づいてきたので花壇整備を生徒としていたが間に合わないと思い、仕事が終わってから草抜きをしていたら日が暮れてしまった、とのこと。

よく見るとその職員、靴が泥だらけ。手も、使っていたクワも泥だらけ。
(…先生、泥だらけじゃないですか。)

日を改めてその先生が草抜きしていた花壇を撮影してみました。
都農高校 3年花壇の様子
まだ少し、草が残っていますが、土も掘り起こされ次の作業がすぐできるように準備されています。

そして本日、花壇整備の日です。
都農高校31HRの花壇
生徒と一緒に、残っている草を全て抜き土を耕しました。

花壇整備
生徒と、花をどのように植えるか相談しています。

花壇整備2
どうやら花の形にした様子。

写真を撮っていると、生徒が「ほら、先生」と手を差し出してきました。
生徒の手
一生懸命に花壇整備をした手は泥だらけでしたが、ステキな手をしているなぁと思いました。

生徒が校内で活動する時、それを影ながら支えている先生がいる。
勉強だけでなく心の成長にも全力で取り組む、それが都農高校の職員のスタンダードです。

都農高校の校舎がきれいになります!!

最近の都農高校。
地域の方や付近にお住まいの方はご存じだと思いますが、しっかりと覆われております。。。

都農高校 校舎の補強

1960年代に建てられた普通教室棟ですが、もう50年以上使われています。
50年間も生徒を見守り卒業させていった校舎なんですね。

都農高校舎 新設時

もともとは高鍋高校の都農校舎として建てられた本校校舎。
1950年に高鍋高校より独立して都農高校となりました。
当時は普通科、農業科、家政科の3科で構成されていました。

都農高校舎 昔1
当時の校舎はこんな感じでした。

都農高校舎 昔2 木造
現在とは全く違いますね。

1966年には普通科と農業科の募集を廃止し、商業科を新設。
時代に合わせて地域の子供達が学べる環境を整えてきた都農高校です。
現在では総合学科(1997年開設)として、生徒が自ら学びたいことを学べる環境が整っています。

都農高校 入学金補助ポスター
入学金補助ポスターについてのPDFファイル
※詳細は本webサイトの「お知らせ」にも掲載してあります。

昨年、創立60周年を迎えた都農高校ですが、来年度より都農町による入学補助金制度もはじまります。校舎の修繕にも多額の資金を投資して、これから都農高校で学ぶ生徒たちの為に整備を進めています!

現在、都農高校で学んでいる生徒たちはもちろんですが、これまで都農高校で学び育っていった卒業生の皆さんにとっても大事な思い出の詰まった校舎です。
今後も、ずっとずっと大事に使っていきたいと思っています。
都農高校が地域をもっと元気にできるように職員一同、生徒と一緒に頑張ります!