医療と科学の最前線へ、メディカル・サイエンス科で学ぶ

メディカル・サイエンス科
特色
難関理工系大学および医歯薬系志望者に適しており、理数科目のハイレベルな授業を少人数授業で指導します。
 
MS科のSSHでは、まず1年次に企業メンターが定期的に来校し、助言を受けながらメンターが設定した科学的な課題に取り組みます。
 
令和6年度MS科2年生の声
「課題研究を通してとても楽しく実りの多い経験をすることができました。SSH事業がある、延高を選んで、よかったと思います。この経験を必ず将来に生かします。ありがとうございました。」
 
「中学校の時から研究に興味があったのですが、実際したことがなくて高校に入って研究ができたことを凄く嬉しく思います。友達と協力して実験できたことがとても楽しかったです。メンターさんとお話しする機会があって色々参考になりました。大学に入ってこの経験を活かしたいと思います。SSH校であるノベタカに入学して良かったと思っています。このような機会を与えてくれた先生方メンターの皆さんありがとうございました。」
 
「たくさんの方が協力、アドバイスしてくださったので、心強かった。
他の高校に進学していたら、経験することができなかったと思うと、後悔はないし、
とても良い経験になったと思う。」
 
 
 
 
 
 
 
さらに9月には、メンターが勤める地元企業を訪問し、最先端の研究を20名程度の少人数(普通科と比べ)グループに分かれて見学・体験します。
 
 
 
 
 
 
 
他にも、医師体験などメディカル・サイエンス科ならではの行事がたくさんあります。
本ページ下部をご覧ください。
 
SSH科目である2年次の課題研究では、全員、自然科学(数学、物理学、化学、生物学など)に関するテーマを設定し、普通科よりもよりきめ細やかな指導体制の下で取り組みます。
 
 
 
 
 
 
 
こんな生徒を待っています!
  • 理数教科に秀で、基礎学力と基本的生活習慣を備えている生徒。
  • 自然科学の分野に興味関心を持ち、学習に対して意欲的・継続的に探究する姿勢を持っている生徒。
  • 将来さらに高度な科学的知識や技能を専門的に学び、科学技術の進歩に寄与する意識を持っている生徒。

令和7年度入学生カリキュラム
 
MS科は1、2年次は全員理科を優先したカリキュラムで学びます。早いうちに理科を学ぶことによって、高度な課題研究や理系難関大入試に対応しやすくなっています。なお、文系大学を志望する生徒にも、3年次に対応しています。
地歴では全員、地理を学習します。日本史や世界史に比べて、地理ではデータの分析や論理的な思考力が求められます。これは数学や理科にも通じる部分があり、理系の受験生にとって取り組みやすいからです。
 
 
令和7年度以降入学のMS科が普通科よりも単位数の多い教科
 文型 理科
 理型 理科
 
 MS科理型は、3科目目を普通科理型よりも時間をかけて学べます。そのため、科目横断型の課題研究において、研究が深まります。
MS科独自の活動

MS科独自の活動

OB医師出前講義

M・S科1年生を対象にOB医師出前講義を行いました。本校の卒業生である延岡リハビリテーション病院副院長の山下靖宏先生をお招きし、「腎臓の話をしよう~医師とノブレス・オブリージュ~」をテーマに講義を受講しました。人工透析で使用するダイアライザーや穿刺針に実際に触れて針の太さに驚いたり、医療現場の動画を見て感動の声があがったりと医療への興味・関心が芽生える素晴らしい講義でした。「若いときにたくさん汗を流し、年をとってその努力の成果が実る」よう、この講義を通じて自身の目標実現に向け努力を継続する姿勢が確立していくことを願います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

第1回メディカル・サイエンス科生集会

4月22日(火)にメディカル・サイエンス科生集会を実施しました。

1年生から3年生のM・S科生が一同に会して、これから取り組むメディカル・サイエンス科の行事の説明を生徒主体で行いました。2・3年生の司会者や発表者が集団を前に丁寧に分かりやすく発言をすることに感心するとともに、すべての生徒がこれから行う行事に対して積極的に取り組もうとする前向きな姿勢を見ることができ、とても嬉しく感じました。

メディカル・サイエンス科の縦のつながりを大切にしながら、これからの行事を通じてM・S科生一人ひとりが大きく飛躍していくことを願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九州医療科学大学 実験教室

令和6年12月19日(木)の午後は、バスで九州医療科学大学へ移動し、3グループに分かれて高校ではできない実践的な実験を体験させていただきました。

 

実験授業(23名):「患者を守る分析技術 ~医薬品の中身を調べてみよう~」

講師 准教授 日高宗明  先生

 

実験授業(20名):「化学の力で安全な薬を創る(創薬を志向した有機合成化学実験)」

講師 教授 金丸卓也 先生 、中村賢一  先生

 

実験授業(40名):「薬物の体内からの消失速度を調べ、適切な薬物投与計画を考える」

講師 教授 緒方 賢次  先生、准教授 興梠 靖幸 先生 、准教授 堤 敏彦  先生

 

九州医療科学大学 公式サイトに掲載された様子

九州医療科学大学 薬学部薬学科のインスタグラムに掲載された様子

九州大学工学部模擬授業(出前講義)

令和6年10月31日に、九州大学大学院工学研究院 材料工学部門 教授 寺西 亮 先生をお招きして、「工学の魅力 ~材料工学の観点から~ 」について講義を実施しました。対象は、MS科1年生全員です。

 

 

 

 

救命救急 金丸医師による講演会

令和6年9月26日には、宮崎県立延岡病院 救命救急科 金丸 勝弘 先生をお招きして、MS科2年生全員と3年生の希望者が、救命救急の最前線での医療活動について学びました。金丸先生は宮崎県のドクターヘリ事業の立ち上げに携わっておられ、ドラマ「コードブルー」の監修を務めた経験をお持ちです。

 

 

 

 

 

大貫診療所訪問

令和6年9月15日(日)にMS科3年生希望者15名が、大貫診療所を訪ね 院長である榎本 雄介 先生から医療従事者としての心構えを教わりました。

 

 

 

 

 

OB医師講演会

令和6年6月27日に、延岡リハビリテーション病院 副院長 山下 靖宏先生をお招きして、OB医師講演会を実施しました。山下先生のご専門である腎臓・人工透析の話や医学部合格への心構えなど、大変興味深い講演会となりました。

 

 

 

 

第1回MS科生集会

令和6年4月30日は、MS科3学年全員が一同に会してMS科生集会を実施しました。

2・3年生から1年生へ学科の特色について、ユーモアを交えながら説明しました。

MS科は学年2クラスという小人数集団をいかして、年3回MS科集会を開き、先輩後輩のつながりを作っていきます。

 

 

 

 

 

第4回MS科生集会

令和6年3月13日は、1・2年生が、MS科を卒業したばかりの先輩5名を迎えて、大学受験について報告会を実施しました。5名の進学先は次のとおりです。

 

 九州大学工学部

 宮崎大学医学部医学科

 九州大学経済学部

 京都大学農学部

 名古屋大学工学部