活動の様子
宮崎市 ことばの教室 グループ学習
<ねらい>
・吃音があることでの悩みやその解決法などをお互い話し合い、
共感し合うことができる。
ことができる。
・どもっても自分の思いや気持ちを最後まで伝えることができ
る。
ことができる。⇒各児童が、在籍するクラスの友だちとの関わ
りへの発展
「ピザはものすごくおいしかったです。
しかも、みんなとなかよくなれました。」(2年)
12月19日、今回は、本年度4回目の活動でした。ピザ作りをしました。
「みんなでピザを作って、みんなとより深く交流できたのでよかったです。」
「初めて参加したけど、思ったより人が少なくて安心して活動できました。」
「次の機会があればまた参加したいです。」
などの感想がでました。
また、2年生のお友だちが作った「吃音クイズ」にもチャレンジしました。
活動を通して、友だちとの関わりやコミュニケーションの場になりました。
<吃音クイズ:みんなで考えました><協力し合って作りました>
みやざき吃音のつどい
平成29年12月2日(土)、宮崎市青少年プラザで「みやざき吃音のつどい」が行われました。福岡言友会の立川さんが中心になり、この会が開催されました。
九州には、福岡、北九州、熊本、鹿児島、大分、琉球言友会があります。今回の、宮崎での開催は大きな一歩です。
当日の内容は、「アイスブレイク」「言友会の紹介」「体験談発表」「グループディスカッション」「まとめの会」でした。
今回は約30名が参加し、宮崎県内のことばの教室の担当者や、通級児童、保護者の方の参加もありました。
人と人とのつながりが新たに生まれるきっかけになる、「みやざき吃音のつどい」になりました。
第4回研修会
午前中は専門部会及び報告会が行われた後、平成30年九州地区難聴・言語障がい研究大会佐賀大会のレポート検討を行いました。
高鍋東小学校ことばの教室の三角由美先生が、第1分科会(構音)の提案者となっています。「構音に歪みのある児童に対して、どのように指導・支援していけばよいか~主体的に練習する中で、改善の定着を促し、日常の工夫につなげる工夫を通して~」について報告します。
本番と同じように報告してもらい、それを受けて会員間で意見交換を行いました。三角先生の日常の丁寧で温かい指導を学ぶ良い時間となりました。
午後からは、国立特別支援教育総合研究所 牧野泰美先生による、「難言教育における子どもとの関わり及び教室運営の基礎・基本」という演題で講義がありました。
「ことばの教室がなぜ学校にあり、なぜ教員が担当するのか」「通級だからこそできること」「ことばを使う楽しさ、感覚をどこまでことばの教室でやれるか」など、指導・運営の基本的なことを再認識することができました。
「できるように(自己有能感)なることも大切だが、OKと思えること(自己肯定感)はもっと大切。」牧野先生の言葉です。子どもたちが、今を生きることに勇気をもらえる「ことば・きこえの教室」が運営できるようこれから励んでいきたいと強く思う充実した研修会となりました。
第3回研修会
10月19日(木)に第3回研修会(年5回)を開催しました。
午前の部では、夏季休業中に行われた各研修会の参加者からの報告があり
「吃音指導の実際」として、吃音指導の教材の一つである「吃音クイズ」の作成、
吃音すごろく」の演習に取り組みました。具体的な支援の手だてを体験しながら
学ぶことができました。
午後の部では、各専門部会や情報交換会が行われた後、九州保健福祉大学
教授の内勢由美子先生による「教育現場で使える作業療法の見方 人~環境
~作業」という演題で講義がありました。
作業療法の見方をもとに、支援が必要な子どもに対して、どのような視点をも
って対応していけばいいのか等、たくさん学ばせていただきました。また教室で
すぐ活用できる多くの教材、書籍、ホームページ等の紹介もありました。
支援のスタートは「できない」と思われていることの中から「できること」を探す
こと、支援を段階付けるスモールステップの大切さを再認識することができた充
実した研修会になりました。
宮崎県ことばを育む親の会(日帰りレクリエーション)の中止のお知らせ
台風21号の接近のため、みなさまの安全を考慮し、中止することになりました。
天候の都合とはいえ、ご参加を楽しみにしておられたみなさまには、心苦しい限りですが、
ご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。
不明の点につきましては、各校通級担当までお問い合わせいただきますよう、お願いいたします。
宮崎県ことばを育む親の会 会長 谷口洋子
第41回九州地区難聴・言語障害教育研究会熊本大会
8月8日(火)に、熊本県熊本市熊本市国際交流会にて、第41回九州地区難聴・言語障害教育研究会熊本大会が行われました。
8月7日(月)に予定されていました大会1日目(開会行事・総会・記念講演など)は、台風5号接近のため中止になり、2日目(分科会)のみの開催となりました。
大会主題は「これからの難聴・言語障がい教育のあり方を考える~子どもや保護者のニーズに応える支援や連携をめざして~」でした。
第2分科会「吃音」において、本県の宮崎市立宮崎小学校の髙橋知子教諭が「吃音と向き合い自分らしさを肯定的にとらえることができる児童を育むために~児童一人一人の思いを受け止めた吃音指導の実践~」をテーマに報告しました。司会は、小林市立小林小学校の永久井加代子教諭でした。助言者の九州大学病院耳鼻咽喉科の菊池良和先生のお話を聞くこともでき、充実した研修となりました。
平成29年度 第2回研修会
平成29年6月30日(金)の午前中、みやざき歴史文化館で、宮崎県特別支援教育連合 聴覚・言語障がい教育研究部会第1回学校代表者会・研修会が開かれました。平成29年度の事業計画等を審議した後、新富町立富田小学校の山下先生による事例「聞く、話す、理解することに困難さをもつ児童の指導について」が発表されました。
また午後からは、難聴・言語障がい教育研究会第2回研修会が開かれました。10月22日(日)実施のキャンプ(日帰りレクリェーション)等についての打合せを行いました。また、平成30年度九難言で発表される高鍋町立高鍋東小学校の三角先生による「構音指導」についてのレポート検討も行いました。活発な意見が出され、終日を通し充実した研修会となりました。
平成29年度 第1回研修会
第1回研修会を行いました。
まず開会行事では、出会者の自己紹介を行いました。
宮崎県では、今年度よりことばの教室が3校増えました。
都城市の志和池小学校、美郷町の田代小学校、椎葉村の椎葉小学校です。
次に総会を行いました。
平成28年度の事業報告、決算報告ならびに
平成29年度の事業計画審議ならびに予算審議、役員改選が主な議題でした。
午前中の最後は、
「平成29年度九州地区難聴・言語障がい教育研究大会(略称:九難言)」の
レポート検討を行いました。
宮崎小学校ことばの教室の高橋知子先生がレポート発表者になっております。
「吃音と向き合い自分らしさを肯定的にとらえることができる児童を育むために
~児童一人一人の思いを受け止めた吃音指導の実践~」について報告します。
本番と同じ形態で発表をし、会員間との意見交換により、
検討を深めることができました。
午後は宮崎県教育委員会 特別支援教育室の井上秀和指導主事による講義を受けました。
特別支援教育の最新動向、特に高等学校における通級による指導の制度化についての話題、そしてそれを受けて、これからの通級による指導の展望について
具体的なお話を伺うことができました。
その後、専門部会を経て、閉会となりました。
今年度も計5回の研修会を予定しております。
会員一同、より一層の専門性の向上を目指していきたいと思います。
平成28年度 第5回研修会
平成29年2月16日(木)、みやざき歴史文化館で研修会を行いました。
午前中は、今年度の研究集録の作成を行った後、各専門部で来年度への引継ぎを行いました。
午後は、来年度の九州地区難聴・言語がい教育研究大会熊本大会のレポート検討で、提案者の宮崎小学校の高橋知子教諭に「吃音のある子どもの指導」について発表していただき、それに基づいて参加者みんなでさまざまな意見を交わしました。
今年度の研修会は今回で最後でした。通級指導教室を担当する仲間どうしで、日ごろの悩みを分かち合ったり、情報を交換したりして、多くのことを学べる研修会となりました。
平成28年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第4回研修会
専門部会及び報告、難聴・言語指導についての研修会に引き続き、鹿児島市立名山小学校の溝上茂樹教諭を講師に迎え、「吃音について考え、表現する活動への取り組み~子どもが自分らしく暮らしていくために」というタイトルで、講義をしていただきました。
溝上先生自身が吃音があり、吃音と共にいかに生きるか、そして指導者として子どもたちにどう向き合ってきたかというお話は、多くの示唆に富んだ内容でした。特に「ナラティヴ・アプローチ」については、詳しく説明がありました。また、「子どもの自動充電システムを育てる」「子どもの声を聴くときの心構え」のお話は、わたしたち指導者が一番大切にしなければならないことを改めて教えていただきました。
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