お知らせ

活動の様子

第41回九州地区難聴・言語障害教育研究会熊本大会


 8月8日(火)に、熊本県熊本市熊本市国際交流会にて、第41回九州地区難聴・言語障害教育研究会熊本大会が行われました。

 8月7日(月)に予定されていました大会1日目(開会行事・総会・記念講演など)は、台風5号接近のため中止になり、2日目(分科会)のみの開催となりました。

 

 大会主題は「これからの難聴・言語障がい教育のあり方を考える~子どもや保護者のニーズに応える支援や連携をめざして~」でした。

 

 第2分科会「吃音」において、本県の宮崎市立宮崎小学校の髙橋知子教諭が「吃音と向き合い自分らしさを肯定的にとらえることができる児童を育むために~児童一人一人の思いを受け止めた吃音指導の実践~」をテーマに報告しました。司会は、小林市立小林小学校の永久井加代子教諭でした。助言者の九州大学病院耳鼻咽喉科の菊池良和先生のお話を聞くこともでき、充実した研修となりました。
              

平成29年度 第2回研修会

 

  平成29630日(金)の午前中、みやざき歴史文化館で、宮崎県特別支援教育連合 聴覚・言語障がい教育研究部会第1回学校代表者会・研修会が開かれました。平成29年度の事業計画等を審議した後、新富町立富田小学校の山下先生による事例「聞く、話す、理解することに困難さをもつ児童の指導について」が発表されました。

 

 また午後からは、難聴・言語障がい教育研究会第2回研修会が開かれました。1022日(日)実施のキャンプ(日帰りレクリェーション)等についての打合せを行いました。また、平成30年度九難言で発表される高鍋町立高鍋東小学校の三角先生による「構音指導」についてのレポート検討も行いました。活発な意見が出され、終日を通し充実した研修会となりました。

 

平成29年度 第1回研修会

平成29年5月15日(月)、宮崎市教育情報研修センターにて
第1回研修会を行いました。
まず開会行事では、出会者の自己紹介を行いました。
宮崎県では、今年度よりことばの教室が3校増えました。
都城市の志和池小学校、美郷町の田代小学校、椎葉村の椎葉小学校です。
次に総会を行いました。
平成28年度の事業報告、決算報告ならびに
平成29年度の事業計画審議ならびに予算審議、役員改選が主な議題でした。
午前中の最後は、
「平成29年度九州地区難聴・言語障がい教育研究大会(略称:九難言)」の
レポート検討を行いました。
宮崎小学校ことばの教室の高橋知子先生がレポート発表者になっております。
「吃音と向き合い自分らしさを肯定的にとらえることができる児童を育むために
~児童一人一人の思いを受け止めた吃音指導の実践~」について報告します。
本番と同じ形態で発表をし、会員間との意見交換により、
検討を深めることができました。
午後は宮崎県教育委員会 特別支援教育室の井上秀和指導主事による講義を受けました。
特別支援教育の最新動向、特に高等学校における通級による指導の制度化についての話題、そしてそれを受けて、これからの通級による指導の展望について
具体的なお話を伺うことができました。
その後、専門部会を経て、閉会となりました。
今年度も計5回の研修会を予定しております。
会員一同、より一層の専門性の向上を目指していきたいと思います。

平成28年度 第5回研修会

平成29年2月16日(木)、みやざき歴史文化館で研修会を行いました。
 午前中は、今年度の研究集録の作成を行った後、各専門部で来年度への引継ぎを行いました。
 午後は、来年度の九州地区難聴・言語がい教育研究大会熊本大会のレポート検討で、提案者の宮崎小学校の高橋知子教諭に「吃音のある子どもの指導」について発表していただき、それに基づいて参加者みんなでさまざまな意見を交わしました。

今年度の研修会は今回で最後でした。通級指導教室を担当する仲間どうしで、日ごろの悩みを分かち合ったり、情報を交換したりして、多くのことを学べる研修会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

平成28年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第4回研修会

 平成28年12月9日に、みやざき歴史文化館で、第4回研修会が行われました。
 専門部会及び報告、難聴・言語指導についての研修会に引き続き、鹿児島市立名山小学校の溝上茂樹教諭を講師に迎え、「吃音について考え、表現する活動への取り組み~子どもが自分らしく暮らしていくために」というタイトルで、講義をしていただきました。
 溝上先生自身が吃音があり、吃音と共にいかに生きるか、そして指導者として子どもたちにどう向き合ってきたかというお話は、多くの示唆に富んだ内容でした。特に「ナラティヴ・アプローチ」については、詳しく説明がありました。また、「子どもの自動充電システムを育てる」「子どもの声を聴くときの心構え」のお話は、わたしたち指導者が一番大切にしなければならないことを改めて教えていただきました。
 

県難聴・言語障がい教育研究会第3回研修会


10月7日(金)に県難聴・言語障がい教育研究会第3回研修会が開催されました。

各種研修会の参加者報告や情報交換が行われた後に、国立特別支援教育総合研究所インクルーシブ教育システム推進センター統括研究員の牧野泰美氏による「子どもや保護者を支える関わり~吃音を中心に~」と題した講義がありました。

 講義では、吃音をめぐる動向や吃音の基礎や捉え方、自己肯定感を育む支援について話がありました。子どもを支えるためには、子どものよさや感性を多様な角度から見ていく、子どもを大人や教師の価値観で追いつめない、ことばは人と人をつなぐ、つながったところにことばは生まれ育まれる等、特に「吃音へのアプローチは生き方研究、ことばの教室は生き方教室である」は心に響く内容でした。
牧野先生の講演の様子

第40回 九州地区難聴・言語障害教育 沖縄大会

8月4日(木)・5日(金)に、沖縄県那覇市にて標記の研究大会が行われました。

宮崎県から9名参加しました。

大会主題は「これからの難聴・言語障害教育のあり方を考える~子どもや保護者のニーズに応える支援や連携をめざして」でした。

 第1日目には、開会行事、総会、記念講演、交流が行われました。

記念講演では、沖縄県島尻特別支援学校校長である大城政之先生より

「多様なニーズへのアプローチ~特別支援教育の視点~」を演題としたお話を伺いました。

「ニーズは多様であるが、全てに応えようとするのではなく、優先順位をつけ、いくつか選択する、選択した具体的な手立てに集中して取り組むとよい」というお言葉が印象的でした。

 第2日目は、分科会が行われました。

第4分科会「聴覚」において、本県の高千穂町立高千穂小学校の佐藤史子先生が「児童の思いに寄り添い、自己理解を深める支援の在り方~支援学校との連携指導を通して」をテーマに発表しました。
  特に「自己肯定感をどう育てていくのか」という点に注目が集まり充実した協議となりました。
沖縄大会の様子
沖縄大会会場

宮崎県ことばを育む親の会療育キャンプ

 平成28年7月10日(日)、高城町石山観音池公園内ふれあいセンターで、宮崎県ことばを育む親の会療育キャンプ(日帰りレクレーション)が行われました。
 午前中は、南九州大学のボランティアサークルの学生さんと一緒に、親子みんなで遊びました。じゃんけんをしながら自己紹介ゲームをしたり信号ゲームなどをしたりして、みんなで楽しく活動できました。

 午後からは、宮崎県ことばを育む親の会の総会及び分科会(交流会)が開かれました。分科会は、「きこえ」「吃音」「言語発達・構音」のグループに分かれて行いました。互いの親睦を深め、充実した会となりました。

信号ゲームを楽しむ子どもたち


宮崎県特別支援教育連合 聴・言部会研修会、県難言研修会    


小林小地村先生の事例発表

 平成28年7月1日(金)の午前中、みやざき歴史文化館で、宮崎県特別支援教育連合 聴覚・言語障がい教育研究部会の第1回学校代表者会・研修会が開かれました。平成28年度の事業計画等を審議した後、小林市立小林小学校の地村先生による事例「ことばの通級指導教室における指導実践例」が発表されました。

 また午後からは、難聴・言語障がい教育研究会の第2回研修会が開かれました。7月10日(日)実施の療育キャンプ(日帰りレクリェーション)等についての打ち合わせを行いました。また、新富町立富田小学校の山下先生による吃音指導についての講義や情報交換で研修を深めることができました。

平成28年度宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第1回研修会


平成28年5月17日(火)、みやざき歴史文化館で本年度第1回目の研修会を行いました。午前中は、会長挨拶、総会が行われ、本年度の本会の活動について協議しました。

午後からは、本年度沖縄県で開催される第40回九州地区難聴・言語障がい教育研究大会のレポート検討を行いました。その後、県教育研修センターの指導主事をお招きして、「これからの特別支援教育と難聴・言語通級指導教室の在り方」というテーマで講義を頂きました。「教育的観点からの合理的配慮の提供に関する実践事例」をもとにした説明もしていただきました。各学校にも配付されてある資料ですので、是非ご覧ください。
研修の様子「合理的配慮について」