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給食、おいしい

1月26日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇マヨネーズパン
〇ポトフ
〇ツナサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日のパンは『マヨネーズパン』です。こねて形を作ったパンの生地の上に、マヨネーズをしぼってオーブンで焼いて作られます。焼いて香ばしくなったマヨネーズの香りが人気のパンです。高鍋町の給食のパンは、宮崎市佐土原町にある長田パンさんが作っています。前の日から準備して、朝早くからパンの生地をその日の温度や天気によってちょうどよい状態に調整して作るそうです。」

1月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇ごもくうどん
〇じゃこサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「給食のうどんは、鰹節とアジの子ども『アジ子』でとっただし汁で作っています。5年生になると、家庭科でだしを取り方を習います。和食では、だし汁の役割がとても大きく、煮物や汁物、お浸し、炊き込みご飯等いろいろな料理に使われています。だしにはいろいろな種類があって、鰹節や昆布、いりこ等の食材を水につけ、火にかけて煮出して作ります。鰹節やいりこでとっただしは、魚のうまみがしっかりとしていて、昆布のだしはさっぱりとしたおいしさです。」

1月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇けんちんじる
〇トンカツ         〇ゆでキャベツ、クッキングソース

 

≪ひとくちメモ≫
「『トンカツ』の『カツ』は、『カツレツ』という料理の名を略したもので、背中の肉を意味するフランス語の『コートレット』や、英語の『カットレット』から来ています。明治32年、東京銀座の洋食屋さん『煉瓦亭』が豚肉を油で揚げて、キャベツの千切りと一緒に出したところ、とても評判になったそうです。その後、この組み合わせのトンカツ定食が全国に広まったと言われています。アメリカでは、3月1日に頭がよくて家畜としてとても役に立っている豚を祝う行事が行われ、豚の命に感謝し、大切にする人されています。」

1月23日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇マーボーどうふ
〇ほうれんそうのナムル

 

≪ひとくちメモ≫
「豆腐は中国で生まれた食べ物で、日本では江戸時代の頃から広く食べられています。豆腐という名の他、かべ、おかべ、もみじ等の呼び名があります。豆腐のほとんどは水分ですが、昔ながらのお豆腐屋さんの作り方では、豆腐1丁を作るのに、木綿豆腐で大豆350粒、絹ごし豆腐で450粒も使うそうです。豆腐を油で揚げて、油揚げや厚揚げも作られています。今は、枝豆や黒豆からできた豆腐のように、新しい商品もできています。」

1月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇キムチじる
〇ホキフライ       〇きゅうりのこんぶあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ホキは、オーストラリアやニュージーランド近くでとれる魚です。大きくなると、長さ1m位にもなります。身が白い魚で味にくせがないので、天ぷらやフライ等いろいろな料理に使われます。冷凍品に加工されたものもたくさん売られています。今日は、ごま風味のフライです。」

1月19日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ウィンナードッグ
 (ウィンナー、キャベツ、ケチャップ)
〇クリームシチュー

 

≪ひとくちメモ≫
「今日はウィンナードッグです。ドッグパンにキャベツをはさんで、その上にウィンナーをのせ、上からケチャップソースをかけたら出来上がりです。パンの歴史は古く、今から6000年位前にエジプトで作られました。その頃は、小麦を石をつぶして粉にして、それを水で練って平らにのばし、熱く熱した石の上で焼いていました。日本へは400年位前にポルトガル人によって伝えられました。今のようにたくさんの人が食べるようになったのは、学校給食でパンが食べられるようになった昭和30年より後のことです。」

1月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレーぶたじゃが
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

 ≪ひとくちメモ≫
「クイズです。ほうれん草の栄養の中で、夏より冬にとれるものが多いのでどれでしょう。『①血のもとになる鉄 ②骨や歯をよくするカルシウム ③肌をつるつるにするビタミンC』…正解は③ビタミンCです。冬にとれるほうれん草のビタミンCの量は、ほうれん草100g中にだいたい60mgで、夏にとれるほうれん草の3倍の量が含まれています。鉄やカルシウム、病気から守ってくれるカロテンも多く含まれますが、冬と夏で差はありません。たくさんの栄養があっても、畑からとれてから時間が経つとだんだん減っていきます。新鮮なうちに食べるといいですな。」

1月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ゆかりごはん
〇みそラーメン
〇こまつなのいそかあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「小松菜はほうれん草と比べるとあくが少なく、味噌汁や炒め物等に下茹でしないで使うことができます。さっと手早く調理できるだけでなく、熱を加えることによって栄養が減ることも少なくて済みます。骨や歯を丈夫にするカルシウムや血液のもとになる鉄、体の調子を整えるビタミンがたくさん含まれています。東京都の江戸川区小松川でたくさんとれたので、この名となりました。」

1月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。【ひむかの日】
〇むぎごはん
〇みやざきぎゅうのすきやき
〇ひじきとごぼうのサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日16日は、『ひむかの日』献立です。宮崎県内でとれた食べ物や郷土料理をみなさんに紹介しています。今日は宮崎牛と県内でとれた野菜をたっぷり使って『すきやき煮』を作りました。宮崎牛は、宮崎生まれ、宮﨑育ち。肉質がよく、4等級または6等級の黒毛和牛です。生まれてから30か月(2年と半年)の間、農家で大切に育てられます。全国でも有名な牛肉です。今日は宮崎県産のえのきだけ、しいたけ、白菜、根深ねぎを使いました。ふるさとの恵みに感謝していただきましょう。」

1月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇はっぽうさい        
〇あげぎょうざ(2コ)   〇もやしのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「八宝菜は中華料理のひとつで、豚肉やえび、いか、いろいろな野菜をいためて作ります。昔、お城の料理人たちがおいしいものを食べているという噂が流れて、これを聞いたお妃さまが、食べてみたいと言ってさっそく作らせ、とてもおいしいと喜んで食べたのが始まりです。たくさんの宝を集めて作ったようにおいしくて、めずらしい料理だったので、八宝菜と名づけられました。」

1月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇ミートソーススパゲティ
〇ブロッコリーのサラダ   〇エクレア

 

≪ひとくちメモ≫
「クイズです。ブロッコリーのぶつぶつした緑色の部分は、何でしょう。『①葉っぱ ②種 ③花のつぼみ』正解は③です。この固いつぼみが開くと、黄色い小さな花がたくさん咲きます。私たちは、花が咲く前の固いつぼみの時期のブロッコリーを食べています。このつぼみの部分には、たくさんの栄養が含まれています。ビタミンCは、いちごの2倍の量含まれていて、体の調子をよくする食物繊維や貧血を予防する葉酸や鉄も多く含まれています。一年中お店で売られていますが、もとは冬の野菜です。今日のデザートは『エクレア』です。エクレアはフランスのお菓子で、エクレアという名前のもとになったフランス語の『エクレール』は、かみなりやいなづまという意味の言葉です。これは、シューを焼いてできた割れ目がいなづまのようになったのでついたという説もあります。」

1月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇みぞれじる
〇さけのしおやき     〇れんこんサラダ

 ≪ひとくちメモ≫
「今日は鏡開きの日です。昔から、お正月から神様にお供えしていた鏡餅を小さく切り、お雑煮等入れて食べ、一年の幸せを願う習慣があります。給食では、みぞれ汁に白玉餅を入れて作りました。とても柔らかいお餅です。その他に、先の見通しがよいという意味がある『れんこん』、生まれた川に戻ってくることから『出世魚』といわれ、災いをさけるという意味がある『鮭』を使いました。どちらも新年の願いを込めた縁起のよい食べ物といわれています。」

1月10日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンカレー(むぎごはん)
〇コールスローサラダ

 

 ≪ひとくちメモ≫
「今日から3学期です。寒い日が続きますが、『早寝・早起き・朝ごはん』で毎日元気に過ごしましょう。給食室の調理員さんは、『今年もおいしい給食を作るぞ!』と張り切っていますよ。」

12月23日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇コーンスープ        〇クリスマスドーナツ
〇チキンなんばん(2コ)   〇グリーンサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は2学期最後の給食です。明日から冬休みですね。早寝、早起きを心がけ、朝、昼、夕の3食をきちんと食べましょう。年末やお正月には、年越しそばやおせち料理、雑煮、七草がゆ等、昔から伝わる料理があります。お家の人や親せきの人と一緒に食べることがあるかもしれませんね。せっかくのお休みです。お家の人と一緒に料理を作ったり、テーブルを拭いたり、お皿を並べたり…お手伝いをするといいですね。」

12月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇しょくパン
〇パンプキンポタージュ
〇アメリカンサラダ   〇はちみつアンドマーガリン

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は一年で一番昼が長い日で冬至と言います。この日は、かぼちゃを食べたり、ゆずを浮かべたお風呂;ゆず湯に入ったりして、健康を願います。冬至には、『ん』の付くものを食べると運がよくなると言われています。かぼちゃは、『なんきん』とも呼ばれるので、冬至に食べるとよいと言われています。今日の給食は、宮崎県産のかぼちゃとかぼちゃをすりつぶしたピューレを使って『パンプキンポタージュ』にしました。寒い冬、みなさんが健康に過ごせますように。」

12月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇にくじゃが
〇ちぐさあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ほうれん草は、西アジアのイランで生まれました。イランは昔ペルシャと呼ばれ、ほうれん草の『ほうれん』は、中国語でペルシャという意味です。ペルシャからシルクロードを通って中国へ、そして16世紀ごろ日本へ伝わりました。このように伝わったのは、葉がギザギザで根元が赤い東洋種で、これとは別に江戸から明治時代にかけて欧米から伝わった西洋種もあります。西洋種は丸みのある葉で、炒め物に合います。今ではいろいろな種類が一年中売られていますが、ほうれん草が一番おいしいのは、寒さに耐えて養分を蓄え、甘くなる11月から3月ごろです。」

12月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇ジャージャーめん
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「キャベツは、昔薬草として用いられ、古代ギリシャやローマでは、胃の調子を整える健康食として束られていました。今でも、キャベツにたくさん含まれるビタミンUを利用して、胃腸薬が作られています。一年中売られていますが、季節によって味や葉の形が違います。冬に出回るキャベツは甘みがあり、葉が固めでしっかりしているので、ロールキャベツやポトフ、スープなど煮込む料理に合います。」

12月18日の給食 ※日曜なのに給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇おいもとんカレー
〇ブロッコリーのサラダ
 

≪ひとくちメモ≫
「ブロッコリーは、明治時代の初め頃にヨーロッパから伝わりました。黄色の花が咲く前のきれいな緑色の固いつぼみと、茎を食べる花野菜の仲間です。冷凍品もあり、一年中売られていますが、秋から冬が旬の野菜です。肌やのどを丈夫にしてくれるカロテンや、血液の素になる鉄、おなかの調子を整える食物繊維が含まれています。」

12月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇かぼちゃのそぼろに
〇ゆずサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は16日、『ひむかの日』献立です。宮崎県内でとれた食べ物や宮崎県の郷土料理を皆さんに紹介しています。今日は、宮崎県産のゆずをしぼって、サラダを作りました。ゆずは、ミカンやオレンジの仲間、かんきつ類の中で一番寒さに強く、日本のいろいろな所で作られています。5月には花が咲き、その後、小さな実がなります。7月ごろに青い実が大きくなり、11月ごろから黄色くなります。香りがいいので、日本料理によく使われます。皮は、小さく切ったり、千切りにしたりして汁物や和え物に使われます。しぼり汁は酢の代わりに使われます。他にも、ゆずみそやゆべしというお菓子、ジャムやゼリーも作られています。」

12月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇あげパン
〇はくさいとにくだんごのスープに
〇フルーツポンチ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日はみなさんが大好きな揚げパンです。朝、長田パンさんから持ってきていただいたコッペパンを油で揚げて、きなこ、さとう、塩を混ぜた粉を一つ一つ丁寧につけて作りました。給食室の調理の方達は、揚げパンを作る他に、牛乳をクラスごとに数えてたり、食器を準備したり、おかずを作ったり…。揚げパンの日は大忙しです。みなさんがおいしく食べてくれて、空っぽの食缶が戻ってくると、とても嬉しそうです。」

12月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ハヤシライス
〇マカロニサラダ
〇やきプリンサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日はハヤシライスにエリンギを入れて作りました。エリンギは、元々はヨーロッパや中央アジアに自然に生えていて、ヨーロッパでは昔から束食べられていたそうです。日本では、1990年代に栽培が始まった、きのこの仲間では新しいきのこです。長野県や新潟県、福岡県でたくさん作られています。食べた感じがアワビに似ていることから、『白あわびたけ』とも呼ばれます。炒める料理にとても合い、くせがないので、きのこの苦手な人にも食べやすいようです。」

12月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇やきぶたラーメン
〇かいそうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「ラーメンの麺は、中国生まれの『中華めん』です。小麦粉と『かん水』というアルカリ性の水を使って作られます。昔中国で、塩水の湖『かんすい湖』の水を小麦粉に混ぜて麺を作ったところ、麺に独特のこしが生まれたことから、かん水を入れた麺が作られるようになったと言われているそうです。今では、お店ごとにいろいろな工夫をして作られた麺やスープがあって、『ラーメンは日本の国民食』と言われるほど人気ですね。」

12月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇いものこじる
〇さばのカレーやき      〇キャベツのこんぶあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「さばは、体が50㎝位まで大きくなる魚です。青森県にある縄文時代の遺跡でぶりやさばの骨が見つかったように、日本で古くから食べられているなじみの深い魚です。数をごまかすことを『さばを読む』と言いますが、これはさばがたくさんとれ、さばの身がいたまないうちにと漁師や魚屋さんが数をきちんと数えずに、大急ぎで売りさばいたことからできた言葉と言われています。秋から冬に脂がのっている一番おいしい旬を迎えます。体をつくる基になるたんぱく質や体の調子を整えるビタミン、血液をサラサラにしてくれる脂や脳の働きをよくする脂の多い魚です。」

12月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇しらたまだんごじる
〇ぶたにくとたけのこのみそいため

 ≪ひとくちメモ≫
「豚は、野生のイノシシを飼いならしたのが始まりです。日本では200年から600年ごろ、家畜として飼われていましたが、その後肉を食べることが禁止されたので、肉を食べる習慣は広まりませんでした。豚を食べる養豚が盛んになったのは明治時代の初め頃です。血の素になる鉄や、疲れをとるビタミンB1がたくさん含まれています。」

12月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇クリームスパゲティ
〇あおまめサラダ

 ≪ひとくちメモ≫
「今日は、牛乳や生クリーム、チーズを使ったクリームスパゲティです。生クリームもチーズも、牛乳から作られます。牛乳は元々生まれたばかりの牛の赤ちゃんが初めて口にするものです。自然の栄養ドリンクと言われるほど、栄養のバランスがよく、栄養たっぷりです。でも牛のお乳は、本当は子牛のためのものです。子牛が生まれなければ、お乳も出ません。それで、牛を人工授精させ、牛乳がとれるように管理しているのです。大事に飲まなければ牛に申し訳ないですね。毎日の給食に出る牛乳や今日のように料理に使っている牛乳は、宮崎県都城市の中村牧場さんの牛乳です。」

12月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ちゅうかうまに
〇もやしのナムル

 

≪ひとくちメモ≫
「もやしは、細い見た目と違って、体の疲れをとるビタミンB1や、はだをきれいにしたり風邪を予防したりするビタミンC、骨や歯を強くするカルシウムと、栄養たっぷりです。もやしには、普通私たちがもやしと呼んでいるブラックマップもやし、中華料理によく使われる普通のもやしよりより太い大豆もやし、糸もやしと呼ばれるとても細いアルファルファ等があります。」

12月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇みやざきぎゅうどん
〇せんぎりだいこんのすのもの
〇みかん

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は宮崎牛を使って牛丼を作りました。大きいおかずをごはんにかけて食べましょう。千切大根は、11月の終わりから2月の冬の寒い時季に、大根を細く切ってすのこの上に広げ、日光に当てて作ります。このようによく乾燥させることによって、大根の甘みと風味が増し、こりこりとした歯触りも生まれます。宮崎県は千切り大根の生産量日本一です。国富町や宮崎市の田野町、清武町でたくさん作られています。」

12月5日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇はくさいのみそ汁
〇みやざきくろぶたメンチカツ   〇コールスローサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「メンチカツは、豚肉や牛肉のひき肉に玉ねぎをみじん切り、塩、コショウを混ぜて練り、小判型にして、小麦粉、ときたまご、パン粉をつけて油で揚げて作ります。大阪ではメンチカツとも呼ばれています。明治時代に東京浅草の洋食屋さんが販売したのが始まりとされています。今日は、宮崎県産の黒豚肉を使ったメンチカツです。」

12月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇みやざきじっとこごはん
〇いしかりじる
〇ポークシューマイ(2個)

≪ひとくちメモ≫
「サーモンピンクと言われるように、鮭の身はきれいな色をしています。これは、鮭が食べるオキアミ等に含まれる色の素が、鮭の筋肉にたまっていくためです。だから、まだオキアミをを食べていない鮭の子ども、稚魚の身は赤くありません。この色の素は、野菜にたくさん含まれるカロテンと同じ仲間です。ガン等の病気を予防したり、肌をきれいにしたり、疲れを取ったりする効果があると言われています。」

12月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こめこパン
〇ポークビーンズ
〇ツナサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「ポークビーンズはアメリカの家庭料理です。白いインゲン豆等の豆類と、豚肉やベーコン、野菜をトマト味で煮込みます。今日は大豆を使って作りました。日本で作られる大豆は量が少なく、アメリカ、ブラジル、中国からの輸入に頼っています。乾燥大豆を料理に使う時は、一晩たっぷりの水につけた後ゆでますが、今は簡単に使える缶詰や冷凍のゆで大豆等の加工品もあります。サラダやスープ、煮物等、いつもの食事に上手に取り入れたいですね。」

11月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇おでん
〇はるさめのすのもの

 

≪ひとくちメモ≫
「おでんは、元々田楽の事を指していました。田楽は室町時代に生まれた料理で、串に刺して焼いた『焼き田楽』とゆでて作る『煮込み田楽』がありました。江戸時代になって、おでんは煮込み田楽の事を言うようになり、近くでしょうゆが盛んに作られていたので、鰹節のだしにしょうゆやさとう、みりんで味をつけて煮込んだおでんが作られるようになりました。」

11月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇なめこじる
〇いわしのかばやき   〇キャベツのこんぶあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「いわしは、昔から日本人になじみが深く、平安時代に源氏物語を書いた紫式部のひそかな好物だったとも伝わっています。マイワシには、体の側面に7つ位の黒い点があります。そのため、東北では7つ星と呼ばれています。一年中とれますが、一番おいしい旬は8月から10月にかけてです。加工品も多く、丸干し、煮干し、しらす干し、みりん干し、缶詰等が作られます。」

11月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇にくだんごのあまずに
〇フルーツあんにん

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、肉団子やたけのこ、宮崎県産のピーマン等を、しょうゆやケチャップ、酢で甘酸っぱい味に仕上げました。酢は、4世紀に終わり頃中国から伝わりました。酢の物等の料理の味付けに使うだけでなく、いろいろな働きがあります。体の疲れをとるはたらき、食べ物の消化を助けて食欲を増すはたらき、野菜や果物のビタミンCが壊れるのを防ぐはたらき、ごごぼうやれんこん等の食品の色が変わるのを防ぐ働く等があります。」

11月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かぼちゃのいももちじる
〇ごもくまめ

 

≪ひとくちメモ≫
「いももち汁に入っているしいたけは、キノコの仲間です。コナラやシイの木に種を植え付け、風通しの良い林に並べる原木栽培と、工場で作られる菌床栽培とがあります。春と秋が旬で、宮崎県はしいたけがたくさんとれます。宮崎県の北の方の諸塚村や椎葉村はしいたけの産地で、甘辛く似たしいたけで作る握りずしや、しいたけで作る南蛮漬けがあります。他にも焼いたり、炒めたり、天ぷら、炊き込みご飯、味噌汁といろいろな料理につくられます。」

11月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇ナポリタンスパゲッティ
〇グリーンサラダ  〇ヨーグルト

 

≪ひとくちメモ≫
「ヨーグルトという言葉は、トルコの言葉でヨーグルトを意味する『ヨウルト』から来ています。牛乳や水牛、羊、山羊の乳にヨーグルトのもとになる乳酸菌や酵母を混ぜて作ります。日本では『らく』と呼ばれ、仏教と一緒にお寺の中には伝わっていましたが、今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦の後です。おなかの調子を整えたり、体を病気から守る免疫力を高めたりする働きがあります。」

11月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇のっぺいじる
〇とりにくのからあげ  〇コールスローサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「のっぺいじるは、日本各地に伝わる料理で、地域によってのっぺい、のっぺいなべ、のっぺ、のっぺい等と言います。野菜やこんにゃく、しいたけ、油揚げ等をだし汁で煮て、しょうゆ、塩で味付けし、片栗粉でとろみをつけます。もともとは、お寺で作られていた余った野菜を煮込み、くず粉でとろみをつけた料理を、具だくさんのすまし汁にしたものです。とろみがつくことで料理が冷めにくく、これからやってくる寒い冬にぴったりです。」

11月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ぶたどん(むぎごはん)
〇ちぐさあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は豚丼です。給食でも家でもよく食べられている豚肉ですが、もとは野生のイノシシを飼いならしたのが始まりです。肉から体の中の内臓、耳や足まで捨てるところなく使えるので、世界でもよく食べられ、いろいろな料理があります、また豚肉からハムやベーコン、ウィンナーも作られます。給食では、いつも宮崎県産の豚肉を使っています。」

11月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンカレー(むぎごはん)
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「キャベツは今から2600年位前に、地中海や大西洋の海岸沿いで作られています。私たちが食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられていました。日本には、江戸時代中頃にオランダから伝わりましたが、その頃は見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。」

11月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇やきそば
〇もやしのナムル   〇みかん

 

≪ひとくちメモ≫
「みかんは、1900年位前から食べられていたそうです。『温州みかん』というのが、正式な名前です。ハウス栽培、早生みかん、普通みかんがあり、ほとんど1年じゅう売られています。日本でとれる果物の中で第1位の生産量で、愛媛県や和歌山県でたくさんとれます。今日は宮崎県でとれたみかんです。みかんには、ビタミンCがたくさん含まれていて、風邪を予防したり、疲れをとったりする働きがあります。」

11月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇とうふとわかめのみそしる
〇みやざきどれブリのいそべあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ぶりは大きくなるにつれ名前が変わるので、出世魚と言われます。関東では小さい時から順に、わかし、いなだ、わらさ、ぶりと呼ばれ、関西ではわかな、つばす、はまち、ぶりと呼ばれます。天然のものは富山県、島根県、高知県、長崎県等でとれます。11月から12月が旬で、この時季にとれるものを『寒ぶり』といいます。寒ぶりは脂肪がたっぷりでおいしいです。今日のぶりは、宮崎県の海でとれたぶりです。ふるさとの恵みに感謝していただきましょう。」

11月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものベーコンに
〇なっとうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「日本には大豆から作られる食品がたくさんあります。その中の1つ、納豆は蒸した大豆を納豆菌によって発酵、熟成させたもので、ネバネバと糸を引きます。大豆の栄養成分に加え、血の流れをよくするナットウキナーゼ、骨がもろくなる骨粗鬆症予防の効果があるビタミンK等、健康に役立つ成分を多く含みます。いつから食べられていたかはわかりませんが、煮豆をわらに包んでおいたら、納豆菌の作用で自然発酵したことが始まりと言われています。聖徳太子、豊臣秀吉など歴史上の人物を納豆にまつわる伝説が各地にあり、古くから食べられていたことがわかります。大正時代に、納豆菌を使った製造方法が開発されると、全国へ広まっていきました。」

11月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かわりマーボーどうふ
〇バンバンジーサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は『かわりマーボー豆腐』です。いつものマーボー豆腐の味付けは、味噌を使いますが、今日はケチャップを使いました。少しピリッと辛い味はご飯が進みますね。この辛さは、トウバンジャンです。トウバンジャンは、そら豆に唐辛子、大豆、米等を加えて作ります。200年以上前に中国の四川省というところで最初に作られました。四川省は、中国料理の中でも香辛料を使い、ピリッと辛い料理が多く、トウバンジャンもよく使われます。」

 

11月12日の給食 ※土曜給食、1~4年のみ

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇みやざきぎゅうシチュー
〇ごぼうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「シチューは、野菜や肉、魚やいか、えび等の魚介をだし汁やソースで煮込んだ料理です。16世紀から17世紀前半にフランスで生まれたと言われています。日本にいつシチューが伝わったかは、はっきりわかっていませんが、明治時代初めには、東京の洋食屋さんのメニューに『シチウ』とあったそうです。ビーフシチューも明治時代の中ごろにはレストランのメニューにありましたが、シチューが今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦が終わってからのことです。」

11月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇さばのゆずみそに
〇まだかづけ    〇さわにわん

 

≪ひとくちメモ≫
「『まだか漬け』は、宮崎県の郷土料理です。宮崎県の特産品でたくさん作られている千切り大根や、煎った大豆、にんじん、するめ、昆布等を調味料に漬けて作られます。あまりのおいしさに、漬けこんで出来上がるまで待ちきれず、『まだかあ、まだかあ』と待ったことからこの名が付いたと言われています。」

11月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇にらたまスープ
〇ポテトカップグラタン  〇あおまめサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「グラタンという名は、フランス語の『こげる』という意味の『グラタ―』という言葉から来たと言われています。えびやいか、鶏肉、ベーコン、野菜、パスタ等をホワイトソースやトマトソースと合わせてグラタン皿に入れ、チーズやパン粉を上にふりかけてオーブンでこげ色が付くまで焼きます。今日のグラタンは、じゃがいもで作られたカップに入ったグラタンです。中のソースは、豆乳のソースです。チーズや牛乳を使っていないので、みんな食べられるグラタンです。」

11月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ごまみそに
〇ほうれんそうのアーモンドあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「アーモンドの木は、6mまで大きくなるそうです。南ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアでたくさん作られています。アメリカのカリフォルニア州が有名です。日本では、瀬戸内海にある香川県小豆島で作られています。少し前から、宮崎県の三股町でも作られているようです。私たちの血や筋肉になるたんぱく質、骨や歯を強くするカルシウム等の無機質、おなかの中をきれいにしてくれる食物繊維、体に良い種類の脂がたくさん含まれています。」

11月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレービーフン
〇ブロッコリーのサラダ   〇さけぱっぱふりかけ

 

≪ひとくちメモ≫
「ビーフンは、台湾や中国でよく使われるめんです。乾燥させたものが売られているので、水やお湯でもどし、肉やいか、えび、野菜と一緒に炒めて食べます。春雨と似ていますが、春雨はじゃがいもや豆のでんぷんで作られ、ビーフンは米のでんぷんから作られます。中国ではビーフンのことを米と粉という漢字を書いて『ミーフェヌ』と言います。」

11月4日の給食 ※5・6年生のみの給食(1~4年は遠足)

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがぶたキムチ
〇おさかなサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「キムチは、白菜等の野菜と塩、とうがらし、にんにく等で作るつけものです。もともとは、朝鮮半島の厳しい冬に備えた保存食で、野菜を塩でつけただけのものだったようです。今では、具材も色々で、白菜、きゅうり、大根、キャベツ、レンコン等200種類以上あります。日本の隣の韓国では、日本でいう味噌汁のように家庭の味の代表です。毎年秋には、冬に備えてたくさんのキムチをつける『キムジャン』という行事があり、家にはキムチ専用の冷蔵庫もあるそうです。」

11月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇みやざきぎゅうのにくうどん
〇ほうれんそうのいそかあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「いそか和えは、野菜を海苔で和えて作ります。海苔は古くは奈良時代の本に登場するほど、日本の食文化として昔から親しまれています。昔は天然のものをとるだけでしたが、江戸時代に海苔を育ててとる養殖の技術ができました。昭和になると、海苔について詳しく研究が進み、養殖も全国に広まり、宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州で作られています。これからやってくる冬は、海苔の収穫時期になります。」

11月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇みやざきじとっこのよせなべ
〇はるまき    〇ゆでもやし

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、宮崎じとっこの寄せ鍋です。寄せ鍋には白玉餅が入っています。とても柔らかいおもちです。今日のじとっこは、高鍋町の隣の川南町生まれです。柔らかいむね肉を使いました。だしをとった昆布、鰹節、じとっこや野菜のおいしさがギュッと詰まった寄せ鍋です。一度にいろいろな食べ物をとることができて、栄養も詰まっていますよ。」