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令和6年度 学校の様子

4年生総合的な学習の時間~福祉学習~

12月12日(木)

 先週の金曜日(12/6)、4年生が総合的な学習の時間に福祉学習を行いました。

 4年2組の授業の様子を紹介しますが、4年1組でも同様の授業を行っていただきました。

 今回は、前回の学習の続きになります。

 前回の学習の様子は↓をクリックしてください。

4年生総合的な学習の時間~福祉学習~

 

 今回の学習では、視覚に障がいのある宮崎大学に通う学生さんを講師としてお招きし、お話を伺いました。

 視覚に障がいがある中で、どのように生活を送っているのかなどのお話を聞きました。

 文字を読むことは難しくても「読み上げ機能」を活用して、送られてきたLINEも音声として聞くことで確認できるとのことでした。授業の中で、実際に社会福祉協議会の方が大学生にLINEを送り、届いたLINEを読み上げ機能を活用して内容を確認する様子を見せていただきました。

【社会福祉協議会の方がLINEを送信】

【LINEが読み上げられる音声を聞きました】

 この他にも、点字にされた英語の教科書の実物を見せていただきました。

 さらに、ブレイルメモという機械も見せていただき、実際に操作していただきました。

 ブレイルメモとは、コンピューターの画面に表示された活字の情報を音声で読み上げるシステムのことで、点字ディスプレイを使って点字として表示することができます。また、パソコンやスマートフォンと接続でき、情報取得やメモを取ることができるそうです。

【社会福祉協議会の方が説明をしてくださいました】

 また、日常生活では欠かすことのできない「白杖」も触らせていただきました。

 

 授業の中では、視覚に障がいがある方々とのかかわり方についてアドバイスもいただきました。

 初めて見るもの、触れるものがあり、大学生のお話を聞きながら、子どもたちはいろんなことを感じたようです。

 相手の意思を確認した支援ができるようになるといいなと思いながら授業を参観しました。

 宮崎大学、都農町社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。

 

持久走記録会

12月10日(火)

 先週の金曜日(12/6)の午後、藤見の陸上競技場にて、本年度の持久走記録会を行いました。

【開会式の様子】

 当日は風もなく、穏やかな天候の中で大会を実施することができました。

【競技中の様子】

【閉会式の様子】

 

 陸上競技場にはたくさんの保護者の皆様が応援に駆けつけてくださいました。おかげで、子どもたちも練習の成果を発揮できました。保護者の皆様、ありがとうございました。

4年生総合的な学習の時間~福祉学習~

12月3日(火)

 今日の3時間目、4年生は総合的な学習の時間に都農町の社会福祉協議会の方を講師としてお招きし、2回目の福祉学習を行いました。

 今日の学習は、アイマスクを着用し、視覚に障がいのある方の日常を体験するというものでした。

 まずは、じゃんけんの体験です。

 アイマスクをしているので、勝敗がわかりません。

 そこで、互いに手を触り勝敗の確認をしていました。

 

 次に、二人一組になって、ろう下を歩く歩行体験を行いました。 

 すいすい歩くペアもありましたが、中には前が見えないことに不安を覚え、なかなか前に進めない子どももいました。

 

 子どもたちからは、「今、5年2組の前だよ」とか「前から人が来るからこっち(自分の方)に来て」など、その場の状況を言葉で知らせ、アイマスクをしている友だちに安心感を与える言葉も聞こえてきました。

 

 どうしても不安なのでしょう。途中でアイマスクを外してしまう子どももいました。その時、その子どもがつぶやいた一言が「見えるって幸せやね」でした。

 次回は金曜日。

 講師には、視覚に障がいのある大学生をお招きします。実際の生活の中での困り感などを聞き、今の自分たちにできることを考えてもらえるといいなと思っています。

 都農町社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。 

世界に一つだけのクリスマスツリー~1年生図工~

12月3日(火)

 12月2日(月)に、1年生教室で相互参観授業が行われました。

 教科は図工で、「世界に一つだけのクリスマスツリーを作ろう」ということで授業が行われました。

 2時間続きの授業の2時間目を参観しました。

 教室に入ると、すでに、黒い色画用紙の上に緑や白、黄緑色の絵の具を使ってクリスマスツリーが描かれ、一番上に飾る星を選び、貼り付け作業を行っていました。

 この後、世界に一つだけのクリスマスツリーにするために、子どもたちは先生の用意したシールを使って飾りつけをしていきました。

 友だちとシールを分け合って使ったり、友だちの工夫しているところを自分のクリスマスツリーに取り入れたりしていました。

 完成した作品は、ろう下に展示され、そこだけ一足早くクリスマスがやってきたように感じました。

食育の授業

12月3日(火)

 今日は11月28日(木)に行われた食育の授業の様子をご紹介します。

 この日は、西都児湯の栄養教諭の先生方が本校に来校され、3年1組で行った食育の研究授業を参観されました。

【教室後方で授業を参観する栄養教諭の先生方】

 この授業では、好き嫌いをなくす方法を考えていきました。多くの場合、栄養教諭の先生のお話を聞いて、自分の好き嫌いを見直すという形になるのですが、今回は、子ども同士で解決していくという形で授業が進められました。隣に座っている友達の苦手な食べ物を聞き、それについて調べ、美味しい食べ方や食べたくなる食べ方を紹介するというものでした。

 

【インターネットで食べ方を調べている様子】

【調べたことはメモします】

【こんな食べ方があったよ…と伝え合う様子】

【子どもたちの話に耳を傾ける参観者】

【紹介された食べ方について感想を発表中】

 

 紹介してもらった感想としては、「せっかく調べてもらったけど、食べられるかどうかわからない」とか、「正直、やっぱり食べられない」という素直な意見もありましたが、友達が調べてくれたことを「うれしいと思った」とか「その方法で食べてみたい」いとう声も聞かれました。

 栄養教諭の先生が授業の中で「苦手な食べ物について知ることも大切ですよ」とおっしゃいました。大人になると確かにそういう部分もあるよなと思いながら授業を見ていました。

 

 誰でも自分に必要な情報を簡単に手に入れられる時代になりました。わかりやすく作られた動画も見られます。自分の好き嫌いを克服する方法も変わってくるんだなと思った1時間でした。

人権集会

11月28日(木)

 今日の朝の活動の時間に人権集会を行いました。

 人権集会の様子をご紹介する前に、法務省のHPで紹介されている権週間についてご紹介します。

~法務省HPより~

 昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。
 世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、人権保障の目標や基準を初めて国際的にうたった画期的なものです。採択日である12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。

 法務省の人権擁護機関では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、昭和24年(1949年)から毎年、各関係機関及び団体とも協力して、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。

 いじめや虐待、性被害等のこどもの人権問題、インターネット上の人権侵害、障害のある人や外国人、性的マイノリティ等に対する偏見や差別、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題が依然として存在しています。
 これらの問題の解決には、私たち一人一人が様々な人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることが不可欠です。

 

 この流れを受け、本校でも、国や社会全体として取り組む人権問題を、子どもたちと共に考えるために、人権週間(12/4~12/10)を前に集会を開いたのです。

 それでは、本日の集会の様子をご紹介します。

【各学級で作成した人権標語】

 まず、各学級の標語を発表しました。

【1年1組】

【2年1組】

【3年1組】

【4年1組】

【4年2組】

【5年1組】

【5年2組】

【6年1組】

【係の先生からのお話】

 ここで各学級の標語を紹介します。

1年1組

「つたえよう すてきなことば ありがとう」

2年1組

「ふわふわことばを つかって

 みんな元気にな~れ みんななかよくな~れ

 みんなえがおにな~れ」

3年1組

「相手を思って みんなと話そう」

4年1組

「ふわふわ言葉で仲よく 笑顔!」

4年2組

「助けあい みんな仲良く いいクラス」

5年1組

「心に思いやりの花咲かせ 

     仲間とともにつくろう 笑顔の未来」

5年2組

「ありがとう 笑顔あふれる 言葉かけ」

6年1組

「優しさで 笑顔あふれる都農小を

       チクチク言葉をふわふわ言葉に」

 集会後、この標語は各学級に掲示されることになっています。

 さて、本年度で第76回を数える人権週間のテーマは、「『誰か』のこと じゃない。」です。

 子どもたちの考えた標語にも、第76回人権週間のテーマにつながることが多く書かれていました。

 自分事としていろんなことを考えていける子どもたちを育てていきたいと思います。

 

PTAミニバレーボール大会~5年ぶりの開催~

11月24日(日)

 午前中のおすずっ子祭りの後、午後からは会場を町民体育館に移し、PTAミニバレーボール大会を行いました。実に5年ぶりの開催ということでしたが、会場は熱気に包まれ、大いに盛り上がりました。

 その様子を少しご紹介します。

 まずは、けがの防止のため、準備体操を念入りに行います。

 対戦表はこのようになっていました。

 いよいよ試合開始。

【円陣を組んでいるチームもありました】

【Aコート 第1試合の様子】

【Bコート 第1試合の様子】

【Aコート 第2試合の様子】

【Bコート 第2試合の様子】

 各コート2試合目が終わったところで、決勝戦と3位決定戦が行われました。

 結果は以下の通りです。

 3位 2・3年生チーム

 

 2位 6年1組チーム

 

 優勝 1年1組チーム

 

 皆様、とてもよい表情をしています。

 写真は撮れていませんが、決勝戦・3位決定戦が終わると、保護者の皆様が率先してモップかけ等を行ってくださり、片付けも早く終わりました。

 運動会の時もそうでしたが、午前中のおすずっ子祭りでも、午後のPTAミニバレーボール大会でも、保護者の皆様が、率先して片付けなどを手伝ってくださいます。本校の保護者のよき伝統として受け継がれているものだと思いますが、これは本当に素晴らしいことです。

 保護者の皆様、終日、本当にお疲れ様でした。皆様のご協力のおかげで、とてもよい一日になりました。ありがとうございました。

おすずっ子祭り無事終了!!

11月24日(日)

 今日は11月の参観日で、毎年恒例のおすずっ子祭りを開催しました。

 各学年のふれあい活動の様子等を紹介します。

 1年生「絵はがき」づくり

 はがきに絵を描いたり、年賀状を作成しました。

 

 2年生「スライム作り」または「リメイク缶」

 スライムを作ったり、フルーツ缶などをリメイクして自分だけのオリジナル缶を作成したりしました。

【スライム作りの様子】

 

【リメイク缶体験の様子】

 

 3年生「お菓子作り体験(クレープ作り)」または「むかし遊び(竹馬つくり)」

 クレープを作って食べたり、竹馬を作って遊んだりしました。

【お菓子作り体験(クレープ作り)の様子】

 

【むかし遊び(竹馬つくり)の様子】

 

 4年生「ミサンガ作り」または「自家製手打ち うどん作り」

 ミサンガを作ったり、手打ちうどんを作って食べたりしました。

【ミサンガ作りの様子】

 

【自家製手打ち うどん作りの様子】

 

 5年生「わいわいモルック体験」または「ネイル&ハンドケア教室」

 木の棒を倒して得点を競うモルックというスポーツをしたり、爪も心もきれいになるネイル体験&ハンドケアを体験したりしました。

【わいわいモルック体験の様子】

 

【ネイル&ハンドケア教室の様子】

 講師には、日章学園高等学校のエステティック科の先生方や生徒さんがお越しくださいました。

 

 6年生「わくわく もちつき体験」または「木工教室(ちゃぶ台作り)」

 もちをついたり食べたり、ちゃぶ台を作ったりしました。

【わくわく もちつき体験の様子】

 

【木工教室(ちゃぶ台作り)の様子】

 講師には、一般社団法人宮崎県建築業協会の皆様がお越しくださいました。

 

 この日を迎えるために、PTA役員さんをはじめ、各学級の委員長さんや副委員長さん方には、講師の方への依頼をはじめ、いろいろと準備をしていただきました。本当にありがとうございました。皆様方のおかげで、子どもたちがとても楽しい時間を過ごし、貴重な体験をすることができました。

 また、日曜日にも関わらず、快く講師を引き受けていただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。今後も、都農小学校は地域の学校として、子どもたちを育ててまいります。

 本日は、本当にありがとうございました。 

中学校の先生による乗り入れ授業~6年生 社会科~

11月22日(金)

 タイトルを読んで「乗り入れ授業?」と思われる方も多いと思います。

 都農町では町内の全小中学校の職員がメンバーとなって実施している教職員研修会(以下、町教研)を年間3回実施しています。今年度の町教研の部会の中に「授業形態改善部会」という部会があり、小中学校での相互乗り入れ授業に取り組むことになっています。

 今日は、都農中学校から社会科の先生をお招きして、6年生の社会科(歴史分野)の授業を実施していただきました。

 

 

 授業の導入部分では、「江戸から明治へ!この人はだれ?」というタイトルで、歴史上の人物を答えていくクイズ形式の問題を出されました。

 西郷隆盛に関する問題が出ると、先週、修学旅行で鹿児島を訪れたばかりの子どもたちは、大盛り上がりでした。

【写真を見て、大きな声で「西郷隆盛」と答える児童】

 自信たっぷりに答える子どもたちに、西郷隆盛の本当の名前を教えてくださいました。

 中学校社会科の先生方にとっては、このようなことは当たり前のことかもしれませんが、小学校で指導する者からすれば、これを教科の専門性というのだと思いながら参観していました。

 名前に秘められたエピソードを興味深そうに聞き入る子どもたちの瞳は、言うまでもなくきらきらしていました。

 その後もテンポよく授業を進められ、用意してくださったワークシートをもとに授業をしてくださいました。

 

 授業後、6年生に感想を聞いてみました。

 中学校の授業は難しく、先生方は厳しいと思っていましたが、実際に授業を受けてみると、とても楽しかったです。特に、パワーポイントを使ってくださったので、とてもわかりやすかったです。

 入学前にこのような機会があると、子どもたちは、中学校入学後に授業をしてくださった先生との再会を楽しみにしたり、中学校入学への不安が軽減されたりするのではないかと思いました。 

芸術の秋~3年生図工~

11月22日(金)

 校内を歩いていると、廊下の掲示板に図工の時間に作った作品が掲示されています。

 今日は3年生の図工の作品を2種類ご紹介します。

 これは、版画として作成された作品です。黒い色画用紙の上に、自分たちでデザインした花などをスタンプのように押して作られた作品ということです。

 朝日の関係でうまく見えないものもあるかもしれませんが、さわやかな青空、オレンジがきれいな夕焼け空に目を奪われました。

 3年生の教室に行くと、今度はろう下の棚や教室後方の棚の上に、おもしろそうな形をした作品がありました。

 段ボールを切ったり、切り込みを入れたりして作ったパーツを組み合わせて作った作品だと聞きました。

 子どもたちの自由な発想が作品を通して伝わってきます。きっと、にこにこ、わくわくしながら、作ったのだろうな…。

 芸術の秋…だなぁと思いました。