日知屋っ子日記(令和4年4月~)

笑顔あふれる日知屋小

三位一体の教育~ひゅうが学びの学校~研修会

 日向市では、「コミュニティ・スクール」「小中一貫教育」「キャリア教育」を一体的に進めていくことで、児童生徒の育成を目指しています。これを三位一体の教育と呼んでいます。

 一昨日、市中央公民館に、学校運営協議会委員や地域コーディネーターのみなさん、校長及び担当職員が集まり、合同の研修会を行いました。

 研修会では、今村教育長より本市の取組について説明があった後、広島県府中町立府中小中学校の竹下校長先生より、「学校の強みを生かすコミュニティ・スクール」というテーマで講義がありました。その後、市教委の小野指導主事から「各学校の共通目標を学校・地域の協働活動につなげる工夫」について説明があり、各学校ごとで協議を行いました。

 本校は、学校運営協議会運営委員さん6名と学校関係者2名の計8名で、「メディア依存」について話し合いを行いました。メディア依存の背景について意見を出し合い、学校・地域がともに力を合わせてどんなことができるかについて熱心な協議が行われました。学校運営協議会運営委員さん方から貴重なご意見をいただき、改めて学校と地域が力を合わせていくことの重要性を再認識することができました。運営委員のみなさん、どうもありがとうございました。

【三位一体の教育研修会の様子】

「杉のコサージュ」づくり

 卒業式に欠かせないものの1つとしてコサージュがあります。

 今年度、日向市は森林環境教育事業の一環として、市内の小中学校卒業生と次年度小学校に入学予定の新入児を対象に「杉のコサージュ」を配付することにしたそうです。

 先日、本校にも「杉のコサージュ」をつくるためのキットが届きました。この「杉のコサージュ」は、県産杉の製材過程で出る「杉のかんなくず」を利用したもので、ペーパー状になったものをはさみやカッターで細かく切って、木工用ボンドで貼り合わせて作るというものです。試作品を作ってみたところ、子どもの手では難しいようでしたので、職員で心を込めて作ろうということになりました。

 先日、職員室に放課後集まって、写真にあるキットをもとに台紙を丸く切り、杉のかんなくずを細かく切って貼り合わせ、クリップと紅白のリボンをつけるという作業を行いました。1つのコサージュをつくるのに20~30分近くかかるため、1度にすべては完成できませんでしたが、少しずつ時間見つけて完成させたいと思います。

【杉のコサージュづくりの様子】

児童生徒意見発表会リハーサル

 今週の土曜日、「豊かな心を育てる富島中学校区生徒指導実践会議」主催による「児童生徒意見発表会」が開催されます。

 この児童生徒意見発表会は、毎年開催されていましたが、コロナ禍によりここ2年は開催が見送られていました。しかし、今年度は感染拡大防止策を講じて開催することとなりました。

 今回の全体のテーマは、「富島中学校区の防災はどうあればよいか」となっており、細島小、日知屋小、日知屋東小、富島中の児童生徒による意見発表と地域の代表者によるパネルディスカッションとなっています。

 昨日は、6年生の意見発表者とサポーターが校長室で発表のリハーサルを行いました。サポーターからは、「堂々としていた。」「発表内容が分かりやすくていい。」「落ち着いていて、聞きやすい。」などの意見が出ました。

 本番に向けて、あと数回リハーサルをやる予定です。発表者のみなさん、がんばってください。

【意見発表会リハーサル】

初期研修研究授業

 先週、初期研修授業研究会を行いました。

 今回の授業研究会が、1年目としては最後の授業研究会でした。(初期研修は、2年間実施されます。)今回は、特別の教科 道徳の授業を、拠点校指導教員や校内指導員、校長、教頭、その他の先生方で参観しました。

 授業は、「みんなが気持ちよく過ごすために大切なことについて考えさせ、約束や社会のきまりの意義を理解し、それを守ろうとする実践意欲と実践的態度を育てる。」をねらいとして、「雨のバスていりゅう所で」という資料を基に話合いをしました。

 このお話は、ある雨の日、母親といっしょバスを待つ主人公が、タバコ屋の軒下で雨宿りをしているところから始まるお話です。遠くにバスの姿が見えたので、駆け出してバスに乗り込もうとしたときに、母親が主人公の肩を強い力でぐいと引き、並んだところまで連れていかれます。普段はやさしい母親の横顔を見て、主人公は自分のしたことを考え始めるという内容です。

 子どもたちからは、順番を守ることについて様々な意見が出て、約束や社会のきまりの意義について考えを深める授業となりました。

【初期研修研究授業の様子】

 

学校給食週間に伴う給食試食会

 先日、学校給食週間に伴う給食試食会を行いました。

 これは、市教育委員会として初めての取組で、校区内の市議会議員及び区長・公民館長のみなさんを学校にお招きして、給食の試食を通して現在の学校給食についてご理解いただく機会にしようというものです。

 先日、3名の区長さん方が来校され、給食の試食をされました。(なお、試食の給食費については各自の負担となっております。)メニューは、牛乳と大根サラダ、ソイ丼、ごはんでした。ソイ丼は、「畑の肉」とも言われている大豆と挽肉を混ぜたカレー味のもので、ごはんを皿に移し、そこにかけて食べていただきました。区長さん方は、みんな口をそろえて、

「おいしいですね。」

といって食べていらっしゃいました。試食中は、昔の給食の話や脱脂粉乳の話、昔々の学校に関するお話など、いろんな話が飛び出してとっても楽しい時間となりました。

 区長さん方、どうもありがとうございました。

【給食試食会の様子】