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2024年6月の記事一覧

数年ぶりに給食試食会が開催できました!

 6月25日(火)は、1・2・3年生の参観日に合わせて、1~6年生の希望する保護者の皆様を対象にして、給食試食会を実施しました。

 まず、門川町学校給食センターの栄養士の先生から給食についての話をしていただきました。給食センターの様子や、給食が作られるまでの様子、アレルギーについてなど、様々な話をしていただき、大変勉強になりました。お子さんと、給食や栄養について今後、考えるきっかけになっていただければ幸いです。

 話が終わると、実際に児童が給食を準備したり食べたりしている様子を参観していただき、その後は、実際に給食を食べていただきました。

 この日のメニューは、ミルクパン・魚のエスカベーシュ・野菜スープ・牛乳となっていました。久しぶりの給食の味はいかがだったでしょうか。

 感染症対策で控えていた給食試食会でしたが、令和元年度ぶりの開催となりました。たくさんのご参加、ありがとうございました!

6月の学校参観日~6月25日(火)は、1・2・3年生~

6月25日(火)の午後は、1・2・3年生の学校参観日でした。

 上学年に引き続き、たくさんの保護者の皆様のご来校、ありがとうございました。45分間の参観授業でしたが、お子さんの学習態度や発表の仕方・内容など、良いところを積極的に認め、夕食時でも褒めていただけたことと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。お子さんの自己肯定感が高まります。

 さて、1年生は2学級とも算数科の学習で、ひき算の学習をしていました。式を伴うひき算の一番最初ですので、「問題を知る(8-3)→ことばの式をかく→図で表す→式で表す→プリントで練習する」というように、スモールステップで学習を進めていました。たくましくなったお子さんの姿を微笑ましく見つめる保護者の皆様の目が、とても印象的でした。児童は、数図ブロックを使ったり、図をかいたりして、以下のように丁寧にまとめました。
      8から3へると5になります。
      8-3=5。答え5こ
     「8-3=5」

 

 2年生は、3学級とも生活科の学習で、学校の周りを探検した時の情報を整理し、地図を目の前にして、大きな建物の写真や、見付けたもの・人をかいた付箋を貼っていました。
 東西南北の概念が難しいので、保護者の皆様の支援も大歓迎ということで、班ごとに親子で楽しく地図を完成させることができました。完成した地図を目の前にして、児童は、「町立図書館や中央公民館など、みんなで使う建物がある。」「コンビニエンスストアがたくさんある。」「田んぼや畑がほとんどない。」「国道10号線沿いにお店が並んでいる。」「学校の周りは、川で挟まれている。」など、学校の周りの様子を再確認することができました。3年生の社会科の地図を使った学習で必要な思考力・判断力・表現力をすでに発揮している児童もいて、驚きました。


 3年生は、1組が音楽科で、2組が学級活動の学習をしていました。
 1組の音楽科では、「マジカルシラソ」の曲を用いて、リコーダーの練習をしました。リコーダーは、3年生で初登場の楽器です。今回は「ソ」の音を中心に、指4本で穴をしっかり塞ぐこと、そして、優しい(弱い)息を意識して吹き込むことを目標に覚えました。保護者の皆様にも、児童の間に入っていただき、近くで練習の様子を見ていただきました。児童のみんなは、ニコニコしながら練習を頑張っていました。最後は、保護者の皆様に向けて今まで学習してきたリコーダー演奏と合唱のミニ発表会を行いました。すごく緊張しているようでしたが、リコーダーのきれいな音色と元気いっぱいの歌声で、大きな拍手をもらっていました。


 

 2組の学級活動では、「よくかんで食べよう」という題材で、どうしてよく噛んで食べることが大切なのか考えていました。まず、昔と今の食事を見比べることで、今の食事はやわらかいものが多く、噛む回数が減っていることに気付かせ、噛むことの8大効果(肥満を防止する、胃腸の働きを促進する、脳の働きを活発にする等)について考えました。保護者の皆様と話し合ってもよいということだったので、積極的に保護者と相談する児童もいました。

6月の学校参観日~6月21日(金)は、4・5・6年生~

 6月21日(金)の午後は、4・5・6年生の学校参観日でした。

 たくさんの保護者の皆様のご来校、ありがとうございました。45分間の参観授業でしたが、お子さんの学習態度や発表の仕方・内容など、良いところを積極的に認め、夕食時でも褒めていただけたことと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。お子さんの自己肯定感が高まります。

 4年生は2学級とも国語科の学習で、つなぎ言葉(接続詞)の学習をしていました。「だから」「しかし」の順接・逆接の接続詞をはじめとして、6種類の接続詞が登場しました。そして、接続詞は、前の文と後ろの文のつながり方をはっきりさせる言葉であることを、実施に、文と文の間に接続詞を入れる問題等を解きながら、理解を深めました。

 

 5年生は、1組が理科で、2組が算数科の学習をしていました。

 1組の理科の学習では、解剖顕微鏡を使ってメダカの卵を観察しました。対象物を拡大して見る道具としてこれまではルーペ(虫眼鏡)を使っていましたが、今回新しく「解剖顕微鏡」が登場しました。その使い方を理科専科の先生に教わった後、ペトリ皿の中に入った卵を観察しました。児童からは、「先生!卵のまわりに毛のようなものが生えています。」「先生!卵の中に泡のようなものが全体に散らばっています。」等、とても興奮した声が聞かれました。ルーペ(虫眼鏡)では見ることができない、小さな世界を見ることがでた児童は、ますます理科の学習に興味をもったようでした。今後「双眼実体顕微鏡」や「(一般的な)顕微鏡」が登場してます。児童は、ますます小さな世界に興味をもつことでしょう。

 2組の算数科の学習では、「割合」で、「青のテープは、赤のテープの何倍ですか。」等の問題を解きました。この「割合」の学習は、とても思考力が必要になります。学級担任の先生は、児童一人一人の表情やノートを確認しながら、関係図やテープ図を使って、「くらべる量」と「もとにする量」をはっきりさせて割合(何倍か)を求めさせていました。

 

 6年生は2学級とも特別の教科道徳の学習で、「ロレンゾの友達」という読み物資料を読んで、「真の友情とは?」を考えていました。

 あらすじは、「3人の旧友に、ロレンゾから再会を求める手紙が届く。そこに、彼が警察から追われているという情報が入る。約束の日、3人は逃がすか、自首を勧めるか、通報するか、それぞれの立場で話し合うも、彼は来なかった。翌日、彼の疑いは晴れ、再会を喜び合ったが、3人は昨日話し合ったことは口にしなかった。」というものでした。

 ます、「ロレンゾの3人の旧友に共通する、ロレンゾに対する思いとは、どんなものだったのだろうか。」を話合い、次に、「3人の旧友は、なぜ、かしの木の下で話し合ったことを、ロレンゾに言わなかったのだろうか。」ということを話し合いました。最後に、「真の友情とは、どのようなものだろうか。」と、この物語をとおして考えてきたことを、自分の友達関係を振り返るなどして、自分にひきつけながら考えました。児童からは、「相手のためになることを考えられること。」「お互いに信じ合えること。」等の意見が出ました。

 

令和6年度 第1回親子であいさつ登校

 6月17日(月)~6月21日(金)は、「令和6年度 第1回親子であいさつ登校」でした。

 この活動の目的は、「保護者の皆様があいさつをする姿をお子さんに見せることで、お子さんの率先あいさつのきっかけにするとともに、地域全体の人間関係を豊かにする。」「保護者の皆様がお子さんと通学路を歩いて、安全状況の再確認をする。」でした。そして、朝の各ご家庭の状況は、それぞれ違うので、「①自宅付近をお子さんと歩いて、あいさつをする。」「②途中までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したりする。」「③学校までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したりする。」を参考にしていただいて、可能な形で実施しました。

 はじめのうちは、保護者の皆様が、自転車や徒歩で通り過ぎる高校生や大人そして、子ども見守り隊の方々にあいさつを行い、その後にお子さんが恥ずかしそうにあいさつをしていました。しかし、しばらくすると、保護者の皆様よりもお子さんの方が先にあいさつをするようになっていました。とても素敵な場面でした。

 今回の保護者の皆様の背中を見て、きっとお子さんは、素敵な人間関係を築けていけると思います。

 あいさつの最大の効用は、相手の存在を認めていることを強力に表せることです。「私は、あなたがそこにいることを知っているよ!」「気が付いているよ!」「いつも気にしているよ!」を手軽に伝えられるのです。心に一番ダメージを受けるのは無視されることで、子育てで一番弊害をもたらすものはネグレクトだと言われています。人間は、他人との関係において自分の存在を肯定されることで自我を確立させる生き物です。ですから、あいさつをされたら嬉しいし、反対にあいさつをされないと、存在を否定された気がして不安で悲しくなるのです。

 誰だって自分の存在を認めてほしいものです。だから、自分からも積極的にあいさつをして、相手の存在も認めてあげなくてはいけないと思います。

 今回のように、保護者の皆様から笑顔で子どもたちにたくさんあいさつをして、子どもたちの存在をしっかり認めてあげてください。「私は、あなたがそこにいることを知っているよ。」「気が付いているよ。」「いつも気にかけているよ。」と。

  保護者の皆様からたくさんの存在承認が伝わったときに、子どもたちは、自分からあいさつをしたくなると思います。それが今回の「第1回親子であいさつ登校」に秘められたねらいでした。

 保護者の皆様及び子ども見守り隊の皆様、地区会長の皆様、民生委員児童委員の皆様、学校運営協議会の皆様、朝のお忙しい中、ご協力いただきましてありがとうございました。第2回は2学期に実施予定(令和5年度は、運動会の日でした)です。その際も、どうぞよろしくお願いいたします。