トップページ

2024年5月の記事一覧

草刈りをして、すっきり!

 5月17日(金)の春の遠足では、学級担任の先生はもちろん、専科の先生や特別支援教育支援員の先生たちも各学年に分かれて児童の引率を行いました。よって、その日の午前中に、学校でのお留守番(学校管理)を任されたのは、3名の教職員だけでした。
 外部からの電話や来客者の方々への応対もしつつ、この日は天気が良かったので、刈払機で草刈りを行いました。最近の温かさ(暑さ?)と雨の影響で、各学級の花壇や運動場の周り、レインボー広場は、一段と雑草が伸びていました。

 そこで、刈払機のエンジン音が児童の学習に支障がない本日、8時15分頃から14時30分頃まで、思いっきり草刈りを行うことができました。
 とってもすっきりしました。

よりよい門川小学校にするために

 5月20日(月)の6校時目は、代表委員会が行われました。

 代表委員会は年4回計画されており、各委員会の委員長や5,6年生の代表児童が門川小学校をよりよくするために何をすれば良いのか、どんなことを心がけていく必要があるのか等を話し合う会です。

 今回は、「①門川小学校をよりよい学校にするために私たちが頑張ること」と「②今年度の児童会目標」について話し合いました。初めて代表委員会に参加する児童が多く、緊張している児童が多く見受けられましたが、司会者から指名されると、自分の考えを理由も付けてきちんと発表することができていました。

 話合いが成功したから終わりではなく、話合いで決まったことをこれからの門川小学校での生活に生かしていくことが大切です。今回の代表委員会で話合いの中心となった、「学校のきまりを守る」と「友達に優しくする」。この2つを児童が常に意識できるように、支援や指導をしていきます。

 

絵本の世界へ

 5月20日(月)の1校時目は、読み聞かせ(上学年)でした。

 PTA図書部の方々や「読み聞かせグループの会『ワンピース』」の方々を中心に、ボランティアで読み聞かせをしてくださいました。

 

 担当の方が教室に入ってこられると、児童はとても嬉しそうでした。また、机や黒板の前に並べられた本の表紙を見て、目を輝かせていました。「どんなお話かなぁ?」「『へっこきよめどん』!?」、すでに興味津々です。

 さて、お話が始まると、じ~っと本の世界へ引き込まれ、楽しそうに笑ったり、本の内容につっこみを入れてみたり・・・。あっという間の20分間でした。「次回は、いつかな?」と、期待の声もありました。

 今年度初めての読み聞かせでしたが、子どもたちはとても楽しかったようです。

 1年間どうぞよろしくお願いいたします。

春の遠足(6年生)~充実の一日

春の遠足(校外遠足)で、6年生は、延岡市の内藤記念博物館、城山公園、九州医療科学大学に行きました。

内藤記念博物館では、歴史に関する展示物を見たり、実際に竪穴式住居や昭和時代のアパートなどを体感したりすることもできました。さらに「イラストレーターとして活躍された生頼範義さん」の原画展を観ることもでき、繊細で迫力ある絵に感動しました。城山公園の石垣のすごさにもびっくりし、昔の人々の知恵に感心しました。

 

九州医療科学大学では、大きな建物がたくさんあるキャンパスに、まずびっくりしました。講義室では、「大学で学ぶことの意義など」について、分かりやすくお話をしていただいて、大学に行ってみたいな!という気持ちになりました。午後からは、学生の方がいろいろなゲームを準備してくださって、みんなで協力しながら楽しい時間を過ごしました。

 

いろいろなことを学んだり体験したりすることがで、充実した一日になりました。

月に1度のノーメディア読書デイ

 門川小学校では毎月1回、ゲーム、スマホ、タブレット等のメディアの使用時間を目標0分にして、読書に取り組む日を設けています。1人で読むのも、家族で一緒に読むのも、保護者の方とお子さんとが交互に読み聞かせをするのも良いです。

 4月のノーメディア読書デイでは、①平日の家庭でのメディア使用の時間、②時間帯、③使って良い場所について決めました。5月は、本日16日(木)になります。

 メディアに触れない日をつくると、生活スタイルを見直す機会になると思います。いつもSNSや動画を見ている時間に、本を読んだり、興味のある勉強をしたり、運動をしたり、家族や周りの人とのコミュニケーションの時間にしたり等、時間の有効活用は色々と考えられます。

 ぜひ、ご家族みんなで取り組んでいただきたいです。

 

 下の左写真は、保健室横の廊下の掲示板に貼ってあるものです。右写真は、令和5年度に門川小学校PTA保健体育部と決めた「門川小メディアの約束」です。「門川小学校メディアの約束」は児童玄関に、模造紙の大きさに拡大して貼っており、児童への意識化を図っています。

校長室通信「ハートフル門小」(5月号)をアップしました!

5月15日発行の校長室通信・第2号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「サブタイトルは“ハートフル門小”」「学校経営の数値目標を設定+公表」「“町内一斉避難訓練”に親子で参加を」の3つの記事を掲載しています。

サツマイモの苗植え

 5月15日(水)の3校時からは、2年生がサツマイモの苗を植えました。地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方合計10名以上の方々にご支援をいただきました。

 まず、地域の方々から苗の植え方を教えていただきました。斜めに植えるそうです。そうすると、お手頃サイズのサツマイモが数多く実るそうです。

 苗を1本ずついただくと、一斉に植え始めました。中には、植え方に悩んでいる児童がいましたので、すぐに地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方が駆け寄り、やさしい言葉をかけて手伝ってくださいました。

 全ての苗を植え終わると、ペットボトルに水をくんできて、苗を植えたところにたっぷりと水をあげていました。令和4・5年度ともに、”豊作”といえるほどの収穫量ではなかったので、「令和6年度こそは、大きくて、甘くておいしいサツマイモがたくさんできますように。」と児童は、願いを込めて水をやりをしていました。

 お忙しい中、地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方、本当にありがとうございました。校内の人材だけの支援を受けた活動に終わるのではなく、皆様方と一緒になっての今回の教育活動、とっても感謝しています。

不審者対策避難訓練

 5月15日(水)に、不審者が学校に侵入し、児童の生命に関わる不審な行動をとったとき、児童が安全かつ迅速に行動し、避難することができるように、避難の仕方や約束事を確かめる訓練を行いました。

 今回も、実際に警察官の方にもご協力を願いました。

 職員の声かけに応じず、おかしな行動をとり続けている不審者役(警察官)を2階で発見したという想定でした。発見した職員は、すぐに携帯電話で事務室に電話をかけ、全校に放送しました。各教室は鍵を閉め、男性職員は隣の女性学級担任に児童を任せ、不審者の場所へさすまたや柄の長いほうき、椅子、モップ、特殊警棒等を握って現場に急行しました。現場に急行すると、不審者を興奮させないように対話を試みましたが、それでも不審な行動をとり続けたため、男性職員で不審者の手足が動かないように確保しました。

 その間児童は、教室の鍵をかけ、ベランダ側に騒がずに固まって待機していました。

 

 不審者役(警察官)が駆け付けた警察官に引き渡されたという想定後、児童は運動場に避難しました。

 運動場では、校長先生及び不審者役の警察官から話がありました。

 校長先生からは、「静かに放送をしっかり聞いて、今、不審者がどこにいるのかしっかりと把握すること。」、「校外でもできるだけ、一人で下校したり、一人で遊んだりしないこと。」、「午後5時までには帰宅することを守ること。」、「気持ちのよい挨拶をすることで、防犯力が高まること。」などを話されました。

 警察官の方からは、「不審者は、いつ学校に入ってくるかもしれない。命を守る訓練なので、真剣に行うこと。」、「イカのおすし(知らない人についてイカない!、知らない人の車にのらない!、おおきな声でさけぶ!、すぐにげる!、家の人や先生にしらせる!)をきちんと守ること。」、「校外で不審者に声をかけられたら、周りの大人に助けを求め、警察に連絡すること。」などの話がありました。

 これからも、地震や火事等における避難訓練があります。これらも命に関わる大切な避難訓練です。児童一人一人に訓練の意味をしっかり理解させて取り組んでいきます。

 警察官の方々、お忙しい業務の中、不審者役及び全校児童への指導のために来校してくださり、本当にありがとうございました。

1年生の学校探検~いろんな教室がいっぱいだ~

 5月14日(火)は、2校時から4校時にかけて、1年生が校舎内を隅から隅まで、学級担任の先生に引率されながら教室を探検しました。

 普段全校児童が過ごしている普通教室はもちろん、特別教室(保健室、職員室、理科室、音楽室、図書室、校長室、事務室)も探検しました。

 下の写真は、図書室と校長室を探検したときの様子です。

 音楽室を探検したときには、「どうして楽器がたくさんあるんですか。」「この髭のようなマークは何ですか。」「どうして黒板に5本の線が引いてあるんですか。」など、1年生なりにかわいい質問が出ました。また、音楽専科の先生のご厚意でリコーダーで人気シンガーの曲を吹いてくださったり、ピアノで人気テレビアニメの主題歌を弾いてくださったり、ピアノの伴奏に合わせてみんなで校歌を歌ったりしました。

 これまで登校しても、児童玄関と自分の教室の往復だった1年生もいたかもしれません。初めて入る特別教室では、目をキラキラさせながら自分の周りをよく見ていました。

 今回の学校探検をとおして、1年生は、「学校には、たくさんの教室がある。」「教室によって置いてあるものが違う。」「教室それぞれに使い方に違いがある。」「どの教室もきまりを守って使ったり、出入りをしたりしないといけない。」等に気付くことができたと思います。

特別支援教育~児童への理解啓発~

 5月14日(火)の1校時から5校時にかけて、「もっと知ろう いろいろな学びの場 友達とのかかわり方」というタイトルで、

 ①5組、6A組・6B組、いちょう教室は、それぞれどんな教室なのか。

 ②友達とのよりよい関わり方は?

について、各学年の児童の実態にあわせて理解啓発活動を行いました。

 目的は、「特別支援学級や通級指導教室について、どんな学級でどんな学習をしているのか等を全児童対象に話をすることで、特別支援教育に対する理解を深める。」「苦手なことやできないことは人によって違うが、誰にでもあり得ることを知り、お互いに認め合ったり、支え合ったりすることの良さに気付く。」でした。

 特別支援教育担当教員が、スライドで大事なことを示しながらゆっくりとした口調で具体的に説明をしました。そして、児童は、

 〇 5組さんは、自分のペースで学習するクラス。

 〇 6A組さんや6B組さんは、少ない人数で落ち着いて学習するクラス。

 〇 いちょう教室(通級)さんは、自分の気持ちや考えを表現したり、自分のことを知ったり、苦手なことに対して

  どう捉えてどう取り組めば良いか、作戦を立てたりするクラス。

ということが分かり、5組さん、6A組さん、6Bさん、いちょう教室(通級)さんは、「できることを増やす教室」「苦手なことをがんばる教室」とまとめることができました。

 

 友達とのよりより関わり方では、クイズをとおして以下の4つのことについて理解を深めました。

 1 発表で困っている児童には

   「早くして!」と言うのではなく、「一緒に言おうか。」と声をかけたり、心の中で「がんばって。」と

  応援して待つ方がよい。

 

 2 並ぶ場所が分からない児童には 

   「どいて!ちゃんと並んで。」と強く言うのではなく、「こっちだよ。」と手まねきして教えたり、「〇〇

  さんの後ろだよ。」とやさしく言った方がよい。

 

 3 運動が苦手な児童

   「ダッさ!!」と言うのではなく、「どうしたの、大丈夫?」と声をかけたり、「こうやったら?」とやり方

  を教えたりした方がよい。

 

 4 じっとできない児童

   「やめろ!」と強く言うのではなく、「今は静かにする時間だよ。」とやさしく一回だけ言ったり、先生た

  ちが対応するので、自分のやるべきことをしっかりやった方がよい。

 児童は約20分間の説明でしたが、集中してこの啓発活動に参加することができました。