学校の様子

外国語5年 オーストラリアの5年生とオンライン国際交流

12月2日月曜日の1校時に、5年生の子どもたちがオーストラリアの5年生とのオンライン国際交流に臨みました。

 ALTのジェフ先生のお友達がオーストラリアの小学校に勤務されているということもあり、今回のオンライン国際交流が実現しました。

 オーストラリアの東部にあるブリスベンという都市の近くにある、Coolum State School(クーラム・ステイツ・スクール)の小学部5年生と交流しました。

Coolum State School(クーラム・ステイツ・スクール)の公式HPはこちらです↓

https://coolumss.eq.edu.au/

 今回は、初めての国際交流だったため、事前に英語を用いた自己紹介ムービーを撮り、相手のオーストラリアの5年生に見てもらっていました。

 オンラインがはじまると、オーストラリアの5年生が一人ずつ日本語を使って自己紹介をしてくれました。この学校では、第2言語として日本語の勉強をしているようです。

 子どもたちは、オーストラリアの5年生が上手に日本語で自己紹介をする様子を真剣に聞いたり見たりしていました。

 

 その後、草川小学校の5年生から、「スリーヒント・クイズ」を出して、オーストラリアの5年生に楽しんでもらいました。

 今回のオンライン国際交流の目的は、「日本の文化を学んでいるオーストラリアの5年生に、日本のよさを伝えるために」ということでした。

 

 子どもたちは、事前にグループで選んだ日本の食やスポーツ、アニメキャラクターをもとに、これまでに学習してきた簡単な英語表現を駆使して、3つのヒントを英語で出しました。

 例えば、「寿司」だと、

Let’s enjoy 3 hint quiz.

Hint 1 I’m a Japanese food.

Hint 2 I’m rice and raw fish.

Hint 3 I’m with Wasabi and Soy souce.

Who am I?

 

Yes! That’s right! Sushi.

のように、そのものになりきって学んできた英語表現を使って、一生懸命オーストラリアの5年生に伝えることができました。

他にも、「野球」や「相撲」、「刺し身」、アニメキャラクターの「ドラエもん」などをクイズで出しながら、伝えることができました。

 子どもたちが一番驚いたことは、オーストラリアの5年生が「ドラエもん」を知っていたこと、日本では知らない人はいないというほど有名な大谷翔平選手を知らなかったことでした。国によって違うことも実感していました。オーストラリアの5年生も終始笑顔で拍手など、リアクションも入れながらとても楽しんでもらえたようです。

草川小学校の子どもたちとオーストラリアの子どもたちが、最後は満面の笑顔で手を振る様子が忘れられません。

 

 このオンライン国際交流を通して、

「英語で話すって楽しいなあ」

「相手に伝わるってうれしいなあ」

「外国語を学んでいて本当によかった」

「もっと色々な国の人とコミュニケーションをとってみたい」

これらのような思いを子どもたちにもってほしいなあと願いながら、日々外国語の学習を進めています。

今回のオンライン国際交流がそのきっかけになるといいなと思っています。

12月5日木曜日の午後6時30分より2時間おきに、この交流の様子がケーブルメディアワイワイで放送される予定です。視聴できる方は、ぜひご覧ください。

ミュージカル鑑賞教室

11月29日に、鑑賞教室が行われました。

 

劇団影法師の方々をお招きして、「もったいないミュージカル」という演目を楽しみました。

地球の資源、時間、生命、こころ…この世界にあふれる「もったいない」をテーマに、歌やパーカッションの音楽・豊かな表現を彩る照明や衣装、本物の演劇を味わうことができました。

手拍子をしたり、笑ったり…目を輝かせて楽しんでいました。

 

 

後半は、体験ダンスワークショップが行われました。身体全体を使って劇中のダンスに挑戦しました。

みんなノリノリでダンスに夢中でした。

「読み聞かせランド」って素敵です

11月22日(金)の朝の時間に「読み聞かせランド」がありました。

「読み聞かせランド」とは、管理職、学級担任、専科の先生、養護教諭、事務室の先生まで、全職員が様々な教室で、絵本の読み聞かせを行う活動です。しかも、担任の先生は、自分の学級ではなく、他の学級で読み聞かせをしました。

子どもたちは、担任ではない先生たちから読み聞かせをしてもらうことにワクワクし、目を輝かせて聞いていました。また、以前担任だった先生が読んでくれた学級もあったみたいで、子どもたちはとても楽しそうでした。

草川小の「読み聞かせランド」とっても素敵な活動だと思いませんか。

  

株式会社原田様より寄付

11月25日(月)に宮崎銀行様、原田様にお越しいただき、「みやぎんCSR型私募債に係る寄付の贈呈式」が行われました。

今回、原田様からいただいた寄付金で、各クラスにCDラジカセを購入させていただきました。

毎日の歯磨きや歌等で大事に使用させていただきます。本当にありがとうございました。

 

わんぱく壁画

 

本日(11月21日)、わんぱく壁画が行われました。

「いつまでも大切にしたいわたしたちのふるさとかどがわ」をテーマに、門川町の自然や文化を描きました。

 1学期から下絵を考え、2学期は昼休みに下絵の練習をするなど、協力して準備を行ってきました。

 

 

 

 小学校生活の思い出がまた一つできましたね。

6年生が描いた壁画を、ぜひご覧になってください。

 

むかばき集団宿泊学習

 11月14日・15日は5年生が楽しみにしていたむかばき集団宿泊学習がありました。宿泊学習では、常に「規律」「協同」「友愛」「奉仕」の合言葉を意識しながら行動していました。

【1日目】

 午前中には、雄岳の山頂を目指しました。道中には、ゴツゴツした岩や急な坂、沢などもあってとても大変でしたが、子どもたち同士で「頑張れ~!」「大丈夫だよ!」とあたたかい言葉を掛け合い、全員登頂することができました。

 下山後には、夕食やお風呂などの時間を意識しながら生活班の班長を中心に行動することができました。また、夜には、日知屋東小学校の子どもたちと一緒にキャンドルファイヤーをして、親睦を深めました。

読書感想文コンクール表彰式・発表会

11月17日(日)に役場で、第42回門川町立小・中学校児童生徒読書感想文コンクールの表彰式と発表会がありました。42回ということは、校長の私が小学4年生の頃から脈々と受け継がれてきている、その歴史のすごさを感じながら参加させていただきました。

当日は、役場関係者や図書館関係者、報道、表彰者のご家族や担任の先生等、たくさんの来場者の中、華やかに開催されました。

今年の総応募数は、町内児童生徒の約6割にあたる、835点の応募があったそうです。全ての作品について、校内での1次審査があり、町内4校で45点が2次審査に進みました。

そして、45点の中から、最優秀賞(小学校各学年1点・中学校1点)、優秀賞(小学校各学年部1点・中学校1点)、優良賞(各学年部2点、中学校2点)、合計19点が表彰されました。

どの作品も素晴らしく、本から「自分の生き方」を考えている、しっかりとした「感想文」になっていました。

草川小からは、3名の児童が表彰を受け、しかも3名とも最優秀賞という結果でした。受賞児童は、次のとおりです。

 1年生 最優秀賞 たかはし ふあ さん

 3年生 最優秀賞 どい かんな さん

 6年生 最優秀賞 たぶき りお さん

受賞おめでとうございます。  

また、2次審査に進み、今回表彰されなかった作品は、佳作として、賞状と副賞が学校に届いています。おめでとうございます。

 1年生 低学年佳作 ごとう あおい さん

 3年生 中学年佳作 くろき ののは さん

その他、校内審査を通過して2次審査に進んだ児童全員に、町から図書カードが届いています。

今回、残念ながら2次審査に進むことができなかった児童も含め、みんな本当によくがんばりました。出展してくれたみんなに拍手を送ります。また、出展にはご家庭の協力もたくさんあったと思います。保護者の皆様も本当にありがとうございました。

陸上記録会が行われました!

快晴の空の下、陸上記録会が行われました。それぞれの種目で、草川小学校の最高学年として一生懸命取り組む姿が見られました。宮崎県の標準記録を突破した人もいます。おめでとうございます!

町内3校が集まり、互いの応援をしながら交流もできたようです。

 

来週は、わんぱく壁画もあります。楽しみですね。

 

 

11月7日 図上訓練

11月7日(木)に津波避難時の経路を考える図上訓練を行いました。8名の防災士の方々におこしいただき、多くのアドバイスをいただきながら行いました。

まずはじめに、防災士の方々の紹介をした後、夏休みの防災会議(PTA防災委員や各地区区長、学校職員)で見付けた危険箇所を子どもたちに紹介し、地震の避難の際はそこは通らないようにすることを告げました。

そこから防災士の方にアドバイスをいただきながら、自分たちの地区のハザードマップを作成しました。このハザードマップをもとに、12月16日(月)に津波てんでんこ訓練(下校時避難訓練)を行います。当日は、保護者をはじめ多くの地域の皆様にご参加いただきますようお願いします。

5年生 外国語科の授業の様子

5年生は、I can draw pictures well.(自分の好きなことやできることなどを友達や先生に発表しよう)の学習を終えて、Lesson 5 Where is the station?(マイタウンを作って案内しよう)の学習に入りました。

今日は8時間のうち、第3時間目の授業でした。


「誰に伝えるの?」
「(ALTの)Geoff先生!!」

「何のために伝えるの?」
「Geoff先生に門川町のことをもっと好きになってもらうために♡」

 

「5の2からおすすめの場所を伝えるんだよね。道案内は4年生までの学習も生かして、少しずつ言えるようになってきているね。」

「でも道案内するだけで、本当に門川町のことを好きになってもらえるのかなあ?」という問いかけから授業をはじめました。

今日は、ALTのGeoff先生がどんなことをみんなに尋ねてくるのか?を考えていきながら、


"My favorite place is〜." "Where is 〜?"の英語の表現に着目させて、互いに尋ねたり答えたりしながら、ただの道案内ではなく、「私のおすすめはここなんです!」をしっかりと伝えるために学習を進めました。

1回目の道案内の活動が終わった後、子どもたちの前時までの振り返りや本時で出された問いをもとに、みんなで課題を解決するために考える時間を設けました。

例えば、子どもたちから、
「行き過ぎてしまったので、「一歩戻って」と言いたいけど、どう言えばいいのだろう?」という問いが出されていました。

前の時間に、振り返りに子どもが書いていましたので、ALTに事前に指導者から確認しておきました。

"Go back one step."っていうらしいよ。

(なるほど。言ってみよう。)

 

他にも、

「スタート地点門川駅から遠くて、Go straight.を何回も言わないといけない状況から、どう言えば簡単に伝えられるのかな?」という問いを投げかけてみました。

なぜなら、子どもたちが、マップのスタート地点である、門川駅からとても遠いお店を紹介する際に、

"Go straight. Go straight.Go straight. Go straight.・・・"

と何度も何度も繰り返し言って大変そうだったからです。

子どもたちは、デジタル教科書のChants Boxを活用して、耳を澄まして聞いてみたり、指導者のデモンストレーションを視聴したりしながら学び合いました。

"Go straight for two blocks."

「これなら一気にまっすく進めるね。」

「じゃあ、3つ目のブロックまでだったら?」

"Go straight for three blocks."

「じゃあ、1つ目のブロックまでだったら?」
"Go straight for one block."

こんなやり取りが続き、みんなで声に出して言えるようになっていきました。

最後に、今日の一番の目標だったのですが、

「私のお気に入りでオススメなんだ!と表現するには何と言えばいいのかは?先生は最初のお手本でなんと言っていましたか?」と問いかけたところ、

"My favorite place is〜."

とそれぞれが声に出して表現していました。

 

これらの新しい英語の表現を学んだあと、どれだけ相手にお気に入りの場所ということが伝わるのかを確認するために、もう一度同じペアの友達同士で道案内をしてみました。

「先生、言えるようになりました!!」

「先生、前の時間よりもくわしく言えましたよ!!」

と笑顔で振り返りを教えてくれました。

11月11日に、県の授業づくり研修会で5年2組で県北部の先生方対象に授業公開が行われます。

子どもたち一人一人が問いをもち、仲間となって学び合い、高めよう深く考える力、宮崎県が目指す、「ひ・な・た」の学びの実現に向けて、子どもたちと学び続けていきたいと思います。