日誌

校長室の窓から

7月が終わります。

 梅雨明けと同時に、全国的に暑い日が続いています。夏休みが始まって今日で10日。子どもたちはどんな夏休みを過ごしているのでしょうか。今のところ事故やけがの情報はありませんので、ひと安心しているところです。仲良く楽しい夏休みを送っているのでしょう。少し、夏休みの課題の進み具合が心配ですが・・・。

 7月が終わります。
 明日は登校日です。いつもどおり8時までに登校します。全校集会、学級の時間のあと10時過ぎには下校の予定です。子どもたちの元気な顔を見るのが楽しみです。

1学期が終わりました。

 22日(月)、1学期の終業式を行いました。
 川上桜緋さん(1年)、野村沙南さん(3年)、平野乙葉さん(5年)の3人が、1学期を振り返る作文発表を行った後、校長講話、校歌斉唱という式次第でした。作文発表では、どの児童もしっかりと今学期を反省し夏休みや2学期に向けためあてを述べていました。3人に共通していたのは「努力をとおして達成した」ことを実感していたことでした。学校だけでなく自宅でも練習したり、練習の仕方そのものを工夫したりすることで、自分の成長を味わうことができたようです。とても大切な経験です。感心しきりでした。
 校長講話では、3人の発表をほめ、通知表の所見を3人分紹介しました。一人は「時計を見て行動できる子ども」(低学年)、もう一人は「工夫して学習に取り組む子ども」(中学年)、そして「どんなことにも主体的に責任をもって取り組む子ども」(高学年)について書かれたものでした。先生方は、本当によく見ていらっしゃいます。
 講話の最後には、1学期最も印象に残ったこととして

の文字を示しました。元号が令和となり新しい時代を迎えたこと、その節目に当たりどんな心構えでどんなことに臨むのか、この夏休みに様々な体験をとおして考えてほしいと伝えました。
 この1学期間、保護者や地域の皆様には多大なご理解とご協力を賜りました。本当にありがとうございました。夏休み中にしっかりと充電をして、2学期を力強く迎えたいと思います。

放課後の子どもたち

 放課後など学校外での子どもたちの過ごし方は千差万別です。スポーツ少年団で汗を流す子、塾や習い事で力を付けている子、公園などで友達と楽しく遊ぶ子、本当にそれぞれの過ごし方をしているようです。この夏、地区や県を代表して県大会や九州大会に出場するチームもあります。どんなことであれ、自分のもつ力を精一杯発揮し、自分を高める努力をすることは、大人になったときに必ず生きてくることでしょう。それは、間違いなく財産といえます。
 さて、そんな中にあって特色ある活動をしているのが「交通少年団」です。19日(金)、早朝7時20分から30分間、本校3年生児童2名が団員として、学校正門付近で早朝啓発活動を行いました。これは、「夏の交通安全県民総ぐるみ運動」に合わせ、交通安全に対する意識と実践意欲を高めるために呼びかけを行うものです。

 参加したのは、安藤心太郞さんと岩見俊佑さん。恥ずかしがりながらも、パトカーに乗って一生懸命に交通安全を呼びかけました。社会や地域に貢献するこうした取組も、子どものうちから経験させておきたいことの一つです。立派な制服を身にまとい、少し誇らしげな二人でした。ありがとうございました。

十分にお気を付けください。

 先週末、日向市美々津の石並川で小学6年生が命を落とす悲しい事故が発生しました。久しぶりの晴れ間に心躍る楽しい川遊びだったはずでしょうが、残念な結果になりました。もとより、誰だって自ら事故に遭おうとする人はいません。命は一つです。尊いものです。自分の命も人の命も、同じように大切にされなければなりません。
 もうすぐ夏休みが始まります。まだ梅雨明けが宣言されていませんが、おそらく台風5号の通過に合わせて変化があるものと思われます。暑い夏もそこまで来ています。子どもたちが、夏休み中健康で安全に生活できますよう、保護者の皆様にもご協力をいただきたいと考えます。夏休みのしおりを添付しておきます。必ずお子様と一緒に読んで、命を守るルールをご確認ください。何とぞよろしくお願いいたします。

夏休みのしおり.pdf

1学期のまとめ

 令和元年度第1学期も、残すところ4日となりました。来週22日(月)が終業日です。光陰矢のごとしといいますが、この4か月の速かったこと。年を取るにつれ、月日の経つのは驚くべき速さになっています。今年は加速度が違うように感じます。
 子どもたちは、1学期のまとめに入っています。どの学年も1学期の学びを振り返っては、夏休みの課題や目標について一人一人が考えています。そんな中、今日6年生は家庭科の一環として「クリーン大作戦」を行っていました。
 これは、これまでの学習を生かし、お世話になっている場所(今回は学校)に感謝の気持ちを込めてきれいにする取組です。6年生は、自分たちの教室以外で日頃なかなか掃除が行き届かない場所を手分けしてきれいにしていました。黙々と作業する姿に頼もしさを感じました。朝や昼休みのボランティア活動といい、このクリーン大作戦といい、東小の伝統となることを願ってやみません。
 6年生の皆さん、ありがとうございました。

ご意見箱を設置しました

 今頃になって本格的な梅雨空となりました。昼休みも屋内で過ごさなければならない子どもたちにとっては、少々ストレスがたまっている様子。読書やビデオ鑑賞など、あの手この手で対応していますが、こればかりは仕方ありません。梅雨明けのさわやかな夏空をイメージして、今しばらくの我慢です。
 さて、管理棟(北校舎)1階玄関にある事務室の一角に「ご意見箱」を設置しました。


 これは、5月に実施した保護者アンケート「こんな学校に(子どもを)通わせたい」の結果を受けたものです。それによると、「相談しやすい学校」をあげられた方が、全体の62%と3番目に高いご意見でした。日頃、学校運営や子育て、PTA活動等について、皆様からのご意見を頂戴する機会が少なかったと反省しております。このホームページ上の「コメント」への投稿を含め、お気づきになったこと(ほめていただくことも大歓迎です)などをぜひお聞かせください。内容に応じて学校便り「つなぐ」やこのホームページでお答えしたりご紹介したりしてまいります。もちろん匿名で結構です。お子様を通じてでもOKです。
 なお、箱の横にはメモ用紙もセットしていますが、どのような紙でもかまいません。何とぞよろしくお願いいたします。

子どもたちは・・・

 大雨の影響で、今日は延岡市内すべての小中学校で「臨時休業」となっています。予想に反して天気は回復傾向ではありますが、昨日の時点では子どもたちの安全を最優先しての判断でした。現に延岡市内でも大雨警報が発令され、レベル3の避難準備情報も出されましたので、判断に誤りはなかったと思います。
 子どもたちはどのように過ごしているのでしょうか。午前中に主幹教諭と生徒指導主事が校区内の巡回に回りましたが、子どもたちが不要に外出している姿を見ることはなかったようです。きっと自宅で過ごしているのでしょう。こういうときでしかできない読書などにいそしんでいることを願うばかりです。
 昨日3日(水)は、延岡警察署生活安全課の指導員においでいただき「非行防止教室」を行いました。今回は3・5年生を対象とした教室でした。

 教室では、万引きをしてしまって補導された子どもの事例をもとに、そのことが自分だけでなく家族や先生、店の方などにどのような影響があるのかを具体的に考えました。警察には一生記録が残ることや家族の各方面への謝罪、賠償責任など「万引きは軽く考えてはいけない犯罪であること」を学びながら、子どもたちは善悪の判断をつける大切さも感じていたようです。指導員の方からは、延岡市で実際に発生した事案での保護者の謝罪文を紹介していただき、ことの重大さも教えていただきました。
 先日の保護者アンケートからは、子どもを通わせたい学校の条件として「いじめや問題行動のない学校」というのがトップにあげられていました。どうぞご家庭でも話題にしていただきたい事柄です。
 さて、今日一日、子どもたちが笑顔で楽しく過ごせますように。

6月が終わります。

 梅雨とは名ばかりで、いわゆる「空梅雨」かと思われましたが、週間予報を見るとしばらくは雨模様の日が続きそうです。すでに梅雨明けした沖縄地方がうらやましい限りですが、農作物には今少し雨が必要なようです。
 6月が終わります。今月は水泳学習が始まり、先生方も子どもたちも空模様を気にしながらの毎日でした。安全管理においでいただいた保護者の皆様には、ご多用な中誠にありがとうございました。また、21日(金)に発生した不審者侵入による緊急引き渡しでは、急な事態へも対応していただき感謝申し上げます。おかげさまをもちまして、大事には至らなかったことに職員一同安堵しております。ご協力いただきありがとうございました。

 早いもので、いよいよ7月に入ります。1学期のまとめです。22日(月)の終業式に向け、この1学期にできるようになったことを整理し、2学期に備えます。先生方が全力で作成される「通知表」も子どもたちの成長の跡を記しています。どうぞご家族でご覧いただき、子どもたちの成長をお確かめください。
 梅雨明けには今しばらくかかりそうですが、保護者の皆様、地域の皆様、全国にいらっしゃる卒業生の皆様、どうぞお体ご自愛ください。

うれしい朝

 毎朝、校門に立って子どもたちを迎えるようにしています。目的は2つ。ひとつは、登校してくる子どもたちの安全を見守るためで、もうひとつは子どもたちと元気なあいさつを交わすためです。東小学校には、大きく4か所の出入り口があります。正門と南門、運動場側の北門、そして地下道から上がってくる西門です。日替わりでこの4か所に立ち、子どもたちを迎えます。ほとんどの子どもが元気よく「おはようございます!」と返します。でも、中には目も合わせず、無表情で、もちろんあいさつも返さない子どももいます。悔しいので大声で「おはようございます!」としつこく声をかけると、迷惑そうな目でにらまれることも・・・。残念です。
 そんな中、ある朝一人の女の子が校長室を訪ねてきました。Mさんという3年生の女の子です。「校長先生、手紙を書きました。読んでください。」と手渡されたのが、このお手紙です。本人の了解を得て掲載します。




 もう何も言うことはありません。うれしくて、うれしくて涙が出そうになりました。こんな風にしっかり育っている子もたくさんいます。それが東っ子です。一人でも多くの子どもがMさんのように考え行動できるように、明日の朝も校門に向かいます。そして、「おはようございます!」を。

スリッパりっぱ

 今朝の登校時は、大変お世話になりました。いつも以上にたくさんの保護者の皆様の姿を拝見でき、本当に心強く感じました。土日の間は、子どもたちにも大きな混乱がなかったようでひと安心しています。これもひとえに保護者の皆様のご協力のたまものと、心より感謝申し上げます。

 さて、1日2回、校舎内の巡回をしています。子どもたちの授業を受ける様子や施設設備の状況等を見るためです。月曜日の朝は、子どもたちはどうしても眠そうです。少年団活動なのか、休日を思い切り楽しく過ごしたからなのか、多くの子どもたちがあくびをしたりボーッとしたり・・・。そこは先生たちの楽しく魅力いっぱいの授業で引きつけ、目を覚ましてもらうしかありません。
 ところで、巡回中に立ち寄る場所の一つに「トイレ」があります。換気システムの作動状況とスリッパの様子を見るためです。


 これは、今朝の南校舎3階男子トイレの様子です。どうでしょう。きちんと並んでますね。3階といえば5・6年生です。約100人の男子が使っていますが、大人数が使用してもこれだけきとんと並べられています。すばらしいことです。履き物並べは習慣づけが肝心といいますが、しっかりと身に付いていることを実感します。ほぼ毎朝、この状態です。立派です。