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学校の様子

ふれあい会

 5月12日(金)、ふれあい会を開催し、地域や保護者の方々とグランドゴルフを楽しみました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ここ2年は開催が中止されていましたが、久しぶりの開催で、子どもたちは地域の方と交流を深められたようです。

 開閉会式、地域の方や保護者への受付や接待など、子どもたちの自主的な活動が見られました。開会式の後、いくつかのグループに分かれてコースを回っていきました。真剣にベストスコアを目指して全員で頑張るグループもあれば、「ナイスショットとかの英語は使用禁止。使用したら+1打のペナルティー」という互いの足を引っ張るグループもあったようですが、どのグループも楽しそうにプレーしていました。

 まだ、感染拡大を気にしてか、思ったより地域からの参加者は少なかったようです。しかし、これから運動会、田植え、稲刈り、脱穀、餅つき、そば打ちなど地域の方と触れ合う活動は続きます。地域からより多くの方に参加していただき、触れ合うことで、少しでも子どもたちの元気を与えられたと思います。

救急救命法講習会

 5月11日(木)、5年生、7年生(中1)、9年生(中3)の児童生徒が救急救命法講習会に参加しました。都城市消防局から2名の方を講師としてお招きし、先生方も参加しました。

 救急救命法の意義や手順について説明していただいた後、ダミーの人形やAEDを使って実習に取り組みました。救命処置の流れをフローチャートにまとめた資料や胸骨圧迫やAEDの使い方をイラストにした資料のおかげで、参加者はよく理解して実習にも取り組めたようです。

 6月からは体育の授業で、プールでの水泳学習も始まります。また、この日のような講習会を受けていないと、いざというときに慌てるばかりで助かる命も助からないということを考えれば、大変貴重な学習となりました。

 お忙しい中、遠路はるばる笛水小中学校に来校し、ご指導いただきましてありがとうございました。

ペリー先生と楽しく英語の勉強

 5月9日(火)、ALTのペリー先生が来校され、3年生の外国語活動、5年生の外国語の指導をしていただきました。緊張していたのか、やや元気がないように見えましたが、楽しく学習できたようです。

 3年生は、ジェスチャーから何を言っているのかを理解する活動でした。例えば、「How are you?」という問いと「I’m great.」と答えている絵を結びつける問題に挑戦していました。もちろん、「I’m great.」の意味がわからないと正解はできません。5年生は、「話す」・「聞く」活動に加え、書く活動が加わってきます。

 また、ジェスチャーについては、「こっちへ来て」とか「私?」を相手に確認するのを手で表現するのに、日米の違いがあるのに子供たちは関心を示していました。ペリー先生の明るさやジェスチャー、蕪先生のナイスアシストで子どもたちは楽しく活動できたようです。

除草剤散布

 5月2日(火)、本校の元PTA会長の時和博様、保護者の竹元渉様が機材を持ち込み、運動場、テニスコート、校舎回りに除草剤を散布していただきました。お忙しい中、本校の環境整備にご支援いただきまして、ありがとうございました。

 本校は児童生徒数が少ないため、特に運動場は草が生えやすくなっています。児童生徒数の多い学校であれば、外で遊ぶため、地面も固くなりやすく、草も生えにくくなりますが、除草となれば少人数のため、作業に膨大な時間がかかります。

 今月12日(金)には地域の方々と、天気が良ければ運動場でグランドゴルフでのふれあい会を予定しています。また、運動場での体育の授業に支障があります。このような窮地を助けていただいたお2人には感謝です。改めて笛水小中学校は、地域に支えられている学校だと感じさせられました。

笛水ミーティング

 4月26日(水)、笛水ミーティング(児童生徒会総会に該当)が開催されました。協議内容は、今年度の活動のスローガン・努力目標及び目標達成へ向けての具体策、令和4年度会計決算報告及び令和5年度予算案、委員会活動(学力向上委員会、生活向上委員会)の年間・月別目標と組織、児童生徒から学校への要望と多岐にわたりました。総会へ向けて準備に携わった児童生徒の皆さん、ご苦労様でした。

 今年度の笛水小中学校児童生徒のスローガンは、「さらなる向こうへ 笛水っ子は止まらない」です。これには、児童生徒の成長し続けたい、よりよい学校にしていきたいとの思いが込められています。このスローガンの決定については、一人一人からどのような学校にしたいかキーワードをあげてもらい、タブレット端末上で情報を共有し、練り上げていきました。具体的な努力目標や具体策、各委員会の活動計画についても、少人数だからこそ、一人一人が自分のことと受け止めて考え、他の意見を否定するのではなく、建設的に話し合いがされていました。今後、笛水小中学校がどのようになるか期待できそうです。

 笛水小中学校をよりよくするのは児童生徒の皆さんです。各自が責任をもって行動し、他を思いやる心をもち、笑顔があふれる学校にしていって欲しいと思います。

全校集会

 4月26日(水)、全校集会を開き、大型連休前の指導を行いました。また、合わせて、生活の心得徹底週間(4月18日(火)~4月21日(金))を振り返りました。

 企業によっては、4月29日(土)~5月7日(日)までと9日間とも言われる大型連休(ゴールデンウィーク)が今週末から始まります。家庭での学習、早寝早起き朝ごはんなど注意して欲しいことはたくさんありますが、今回は「命の大切さ」に重点を置いて、生徒指導担当の門田先生にお話をしてもらいました。河川での遊び方、外出する時の交通安全だけにとどまらず、全国的に夏休みなどの長期休業明けに不登校になったり、自殺したりする子どもがいることから、相談窓口についても指導しました。ゴールデンウィーク明けの5月8日(月)には、全員が元気な姿で登校して欲しいと思います。

 事前に全校児童生徒には、生活の心得徹底週間を振り返り、自己評価をしてもらっていました。その集計結果を振り返り、できているところ、できていないところについて、学習面は田口先生、生活面は門田先生に話をしてもらいました。課題については謙虚に受け止め、今後の学校生活で改善して欲しいところです。

調理実習

 4月25日(火)、7年生(中1)が家庭科の調理実習で、アップルパイ作りに挑戦しました。出来上がったアップルパイは自分達だけではなく、先生方や9年生(中3)にもお裾分けし、おいしくいただきました。7年生の皆さん、お疲れさまでした。

 「調理過程で難しかったところはどこですか?」という問いには、「リンゴの皮むきです。」という回答でした。教科担任の森木先生に聞いても、「家庭での経験がないためか、思ったより時間がかかりました。」とのことでした。やはり、家庭での調理経験が大切なようです。

 味は、自分たちも納得、先生方や9年生も「おいしい。」と好評でした。ちなみに私は冷ましたものと焼きたてのものと2個頂きましたが、冷めた方がおいしく感じました。中身のリンゴもおいしかったのですが、パイの生地がサクサクしていておいしかったです。

 調理は生きていく上で、最も大切なことです。調理実習を機会に、ぜひ家庭でも調理に挑戦していって欲しいと思います。

ペリー先生との外国語活動

 4月24日(月)、ALTのペリー・ウィルソン先生が来校され、9年生(中学3年生)の英語の授業でご指導いただきました。昨年度のローレンス先生に替わり、今年度はペリー先生に週1度に来校していただき、ご指導いただくことになりました。

 この日は、受動態の表現がテーマだったでしょうか。例えば、「French is spoken in Canada.」など、ある意味英語独特の表現の仕方とも言えるでしょうか。生徒は楽しく、一生懸命学習に取り組んでいたようでした。授業の最後には、黒板に提示された国々の中から1つを選択し、その国について、例えば食べ物、人口、文化などについてタブレット端末を使いながら調べて、英語で発表するという課題に取り組みました。発表までの調べる時間、発表内容を考える制限時間は5分。これでは時間が短いということで、蕪先生から泣きの5分が追加され、計10分で考えました。日本語でもこの時間では難しいと思いましたが、蕪先生やペリー先生の支援を受けながら、全員が発表できました。

 9年生は、つい先週全国学力調査でスピーキングテストを終えたばかりです。鍛えられますね。小学生の様子は次回にでもお届けしたいと思います。

マイブン活用出前授業

 4月21日(金)、都城市教育委員会文化財課の方を講師としてお招きし、小学生と対象とした埋蔵文化財(略称:マイブン)活用出前授業を実施しました。お忙しい中、遠く笛水までお越しいただき、ありがとうございました。

 授業の目的は、本物の遺産に触れることで、都城の歴史について理解を深めることです。これは、都城学校教育ビジョンの重点項目のひとつである「ふるさと教育」につながります。この日の活動内容は、縄文・弥生時代の歴史と石器や土器などについての学習、弓矢体験、火起こし体験でした。

 縄文・弥生時代歴史と石器や土器などについての学習では、文化財課の方の説明を聞いたり、実際に土器や石器などに触れたりしながら、子どもたちは縄文・弥生時代の人々の生活について、理解を深めていたようでした。児童が一番盛り上がったのは、弓矢体験と火起こし体験でした。的に向かって矢を放ち、「当たった。」、「外れた。」と歓声が上がり、楽しそうでした。火起こし体験では、2人がペアとなって声を掛け合いながら活動しました。なかなか火が付かず、苦戦しましたが、ほとんどの児童が火を起こすことができ、達成感も味わったようです。

 児童は、本物の遺産に触れ、体験することで歴史だけではなく、縄文・弥生時代の人々の苦労についても理解できたようです。このような貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。これからも都城の歴史について、さらに学習していきたいと思います。

避難訓練

 4月19日(水)、地震を想定した避難訓練を実施しました。ねらいは、「避難経路を確認し、災害が起こった際に速やかに避難できるようにする。」ことと「訓練や講話を通して、自他の命を大切にし、安全な生活を送ろうとする態度を養う。」ことです。

 今回は、5校時を使い、訓練を実施しました。学級で避難経路や避難の際の注意事項について確認した後、放送によって運動場に避難しましたが、どの児童生徒も真剣に訓練に取り組んでいました。人数を確認した後、再度避難訓練の意義、地震という災害や避難の仕方について理解しました。さらに、学級に戻って、映像を通して、実際の災害の大きさや注意事項、命の大切さについて確認しました。

 「避難の3原則」というのがあります。それは、「1:想定にとらわれるな」、「2:その状況下において最善を尽くせ」、「3:率先避難者たれ」です。災害は学校にいるときにだけ起こるものではありません。家庭や外出中に起こることだってあります。また、実際の災害では避難訓練通りにいかないことや想定外のことだってあります。大切なのは、冷静に状況を判断し、「自分の命は自分で守る」ことを最優先に、臨機応変に行動することです。

 熊本大地震が起こったのは、7年前の4月14日です。タイムリーな避難訓練となりました。