都農高校ブログ

体育大会でした。

都農高校は、10月18日(土)に体育大会がありました。

体育大会の様子

昨年は雨の中、体育館で開催された体育大会でしたが、今年は天候に恵まれ、秋晴の美しい空の下、第60回 都農高等学校体育大会は開催されました。

団別応援の様子

エール交換と各団の応援披露からはじまり、生徒たちは気合い十分の様子でした。
本番までの日々の練習でも、行進や応援などで大声を響かせながら練習してきていた生徒たち。

『優勝』を目指して団結する姿には鳥肌が立ちました。

綱引きの様子

一つ一つのプログラムに全力で取り組む本校生徒たち。
応援に来てくれた卒業生が『おぉ~』と歓声をあげるくらい、まとまりのある今年の体育大会。

都農町音頭

午前の部は都農町音頭で締めくくりました。
入場時も踊っている最中も、各団でかけ声をかけ合いながら元気いっぱい演技をしてくれました。

都農高校の棒倒し

午後のプログラムで最も見応えのあった棒倒しでは各団とも男子生徒のテンションはMAX。
絶対に勝ちたい!という気持ちで走り抜け、声を出し、棒を倒そうと必死に頂点を目指しよじ登る姿はとても勇ましく、格好良かったです。

応援の様子

応援する女子生徒の様子です。
よく見ると、黄団の前を赤団と白団の応援旗を持った生徒が走っていますね(^m^;)

『自分の団を応援してよ』と言いたくなりますが、都農高校の生徒(特に現3年次生)は大変仲が良く、普段から学級の垣根も無く協力し合う姿が見られます。

もちろん各団、『優勝』を目指して競っていたので、自分たちの団を一番に考えていましたが、『みんなで協力して盛り上げる』というカラーが強いことは都農高校3年次生の良いところであり、1年・2年次生にも引き継いで貰いたいところだと思っています。

閉会式の様子

そんな都農高校ですが、閉会式の様子もとても潔く、爽やかでした。
優勝を勝ち取った赤団の為に全団が心からの拍手をしました。
写真を見ても笑顔がこぼれているのが分かりますよね。

拍手の後に、悔しさがこみ上げてきたのか涙を流す生徒もいましたが、友だちの喜びを共感することを最優先してくれているようで、とても微笑ましい場面でした。

最後に、本校教頭が『これで第60回都農高等学校体育大会の全てを終了します。』と言った後に、続けて『都農高、超イイねっ!』と言われました。

きっと、誰もが感じていたことだと思います。大事な締めくくりの場面でつい発せられた『超イイねっ!』に誰もが共感の拍手をしました。

本当に今年の体育大会は素晴らしいものでした。

赤団 解団式の様子

体育大会終了後の解団式では赤団団長はドラム缶の上に立っていました。
実は、彼はこの翌日が誕生日だったそうです。
一日早かったけれど、最高の誕生日プレゼントでしたね(*^_^*)

次は尾鈴祭(文化祭)です。3年次生は就職活動や進学試験がありますが、自分の進路決定も最後の学校生活も満足のいく結果を残せるように一日一日を大切に過ごして欲しいと思います。
こんなに素晴らしい仲間がいるのだから、きっと支え合いながら乗り切ってくれることでしょう♪

頑張れ!都農高校生!!(^ω^)ノ

数学科にお邪魔してみました。

以前の理科、英語科と続いて数学科の授業に参加してみました。

教科名は『数学の不思議』。

この日の授業では『トイレットペーパーが何巻きかを当てる』でした。


授業の風景

まずは考え方について、生徒の疑問に寄り添いながら担当の先生から少しずつヒントが与えられている様子でした。

『どうすれば計算できるか』
『なにか法則性はないか』
そんなことを考えながらイメージを膨らませていました。

プリント

私も生徒に配布されていたプリントを一枚もらって一緒に考えてみました。

分からないけれど、授業をしている先生から与えられるヒントが気になって気になって仕方ありません。

先生達が集まってくる授業


私も一緒になって考えていると、空き時間を利用して他の数学科の先生もフラっとやってきました。

これは都農高校の良いところです。
気になってフラっとやってくる先生、見回りついでに生徒の様子を確認する先生など、気軽に先生が教室に入ってくることがあります。

生徒と一緒に考えたり、考えている生徒に声をかけて励ましてくれたり、生徒と一緒に学ぶ時間が大好きな先生ばかりです(^_^*)

ヒントで貰った数式に数字を入れて私も答えを導き出してみましたが、見事に不正解。。(>_<)

中にはちゃんと答えを見つけ出せた生徒もいて、悔しい思いをしました。


…また授業に参加しようかなぁ。。(^m^;)

私の授業ももっと充実させて楽しみながら学習できるようにしよう!そう思いました。

見学させてくれた先生、ありがとうございました\(^0^)/

部活動が再開しました。

試験も無事に終わり、生徒達は日常の学校生活と体育大会の準備で忙しそうにしています。

さて、今日は部活についてのお話です。

本校のある部活動に、新しい部員が2名入部してきました。
1人は1年生、もう1人は2年生です。

部活に入る時は、もちろん『入部届け』を学校に提出するのですが、その書類の中には生徒自身が記入する『入部したい理由』があります。

その2人の理由がとても嬉しかったので今回は都農高ブログに載せさせてもらいました。

2人の入部の理由には、それぞれ『心の成長をしたいから』『部員の力になりたいから』と書いてありました。

2人の考えは相対的で、一方は『自己成長』、もう一方は『応援・協力』といった感じです。
それでも、学校の部活に何かを期待して入部を決意してくれたことが顧問はとてもとても嬉しかったそうです。

都農高校では基本的に生徒は部活動に所属しなさい。と生徒・保護者に伝えています。
しかし、電車通学をしている理由や、様々な理由で部活ができないと判断する生徒もいます。

そんな中で、『何かをどうにかしたい!』という自身の感情に従って実際に行動に移してくれたのは、教師としてはすごく嬉しい成長だと思います。

また、同時期に相対的な考えの部員が2人入部してくれたのも、おもしろいと思います。
これからその2人がどう関わり合い、何かを吸収し、どのように成長していくのか、とても楽しみです。

学び方は人それぞれですが、自分が行動すれば学び方も学ぶ量も大きく変わります。
生徒たち自らが考え、時には悩み、時には仲間の考えに触れ変わっていく姿を私たち教師は一緒に活動していく中で楽しみにしています。

考査お疲れ様でした

さて、台風18号の影響で試験期間が1日ずれてしまった都農高校でしたが、本日で無事に試験が終了しました。

生徒のみなさんは出来はいかがだったでしょうか。

今日は『簿記』の試験監督をしました。

ご存知の方も多いかと思いますが、都農高校には3つの系列があります。

主に進学を目指す『普通系列』、福祉の資格取得・知識を学ぶことができる『福祉系列』、商業系の資格取得や会計・簿記などについて深く学べる『商業系列』がその3系列です。

私は普通科を卒業しているので簿記は無縁で今まで過ごしてきましたが、試験中、生徒たちは計算機を用いて何かの計算をしていました。

出納帳や損益計算表?などは以前企業に勤めていた時に会計事務をやっていたので何となく分かるのですが、『商業系列のみんな、すごいな~』という眼差しで生徒を眺めていました。

私が学生の頃に計算機を使った記憶といえば、小学生の頃に自分の名前と好きな人の名前をどうにかして数値化して、足したり割ったりを繰り返して『相性のパーセンテージ』だか『付き合える可能性のパーセンテージ』だか、そんなのを出すくらいでした。

何の根拠もない数字でしたが、それでも高いと嬉しい~なんてことを感じていたような記憶があります(^m^;)

会社勤めをするにせよ、いつかその経験から自分で起業するにせよ、会計の知識はあって損はないと思います。
やっぱり、電卓をたたきながら計算している生徒たちはかっこいいな~と何だか見入ってしまいました。

彼ら・彼女らには色んな可能性があるんだな。と思いながら、次の授業の案を考える一時を過ごすことができました♪

台風19号が来ているので、まだまだ台風の心配が尽きませんが、ケガと事故には気をつけてほしいと思います。

それでは、また(^ー^)

考査3日目~清楚な感じ~

生徒もテスト3日目となると、少しずつ疲れが出てきます。
でも、休み時間もプリントやノートを見返しながら頑張っている様子です。

応援してます!都農高校、広報担当です。

試験期間中、授業がない職員、テスト作成・添削以外にはテスト監督などもしています。

生徒を観察していると色んなことに気付かされます。

たとえば、解答が全くできていないけれど、すぐに眠ろうとする生徒がいれば、自分の授業を反省する機会になります。
『分からない』に授業中どう一緒に向き合えばいいのかな。なんてことを考えます。

全体的に解答時間が余るようだったら、生徒たちにとってその試験は難易度低めの可能性があります。
もっと考えさせて考えさせて考え抜かせる必要があります。
どんな試験を作れば生徒が頭の中の知識を使って考えてくれるか、試験作りについて考えることができます。

今日の気付きは、生徒の制服でした。
ある教室での試験監督では、生徒の制服にアイロンがかかっている子がとても多かったのですが、果たして彼らの制服は自分たちでアイロンをかけているのか、それとも保護者がかけているのか。。。

私が高校生だった頃は、恥ずかしながらヨレヨレのシャツを着て学校に行っていたことを覚えています。
親にアイロンをかけて貰うのも恥ずかしいし、かといって自分でかけるのは面倒だ。と思っていました。

初めてアイロンを自分でかけたのは確か小学生の頃でした。
好きな同級生と初めて遊びに行く時に、シャツにしっかりアイロンをかけよう!と思って慣れない手つきでアイロンをかけたのを覚えています。

そしてちょうど帰宅してきて、その異様な光景を見た母親から
『デートに行くのかな?』という鋭い質問をされ、焦ったのも懐かしい思い出です。
(いや~思春期ですね(-∀-))

さて、やっぱりアイロンのかかったシャツはピシっとしていて見栄えがいいですね。
なんだか清楚で爽やかで、とても見栄えが良いです。

ちゃんとネクタイやリボンをつけて、きれいなシャツを着て、落ち着いた環境が整っていると、なんだか勉強も落ち着いてできそうな気がします。

うまく言えませんが、何か心のゆとりのようなものができる気がします。

しかし、この雰囲気はとても大事なものだと思います。
勉強する雰囲気や学ぶ環境というのはシャツ一枚でも整えられるような気がしました。

それは、自分たちで整えようと思えば簡単に出来ることでもあると思いました。

このブログを読んで、学校を更に良くしたい!と思ってくれた生徒(都農高生だけに限らず)がいたら、まず自分でアイロンをかけてみることをオススメします(^^)

最初は上手にできないかもしれませんが、すぐにうまくできるようになりますよ☆

小学生の私でも何とか慣れたのですから(*^u^*)