黒潮寄する日南海岸、飫肥杉が群立つ舞之山、そして由緒ある飫肥城に囲まれ、桜の開花を待ちわびる今日のよき日に、多くの来賓の皆様の御臨席と保護者の皆様の御来場を賜り、15回目の卒業証書授与式を盛大に挙行できますこと、そして3年生156名が晴れて卒業を迎えますことはこの上もない喜びであります。
保護者の皆様におかれましては、この三年間、お子様の成長を信じ、支え続けてこられたことと思います。本日の晴れやかな姿をご覧になり、感慨もひとしおのことと拝察いたします。これまでの本校教育活動への御理解と御協力に、心より御礼申し上げます。
卒業生の皆さん、本校で過ごした三年間は、皆さん一人一人を大きく成長させたかけがえのない時間であったことと思います。
学習面では、課題研究などを通して専門性を高め、自ら考え、探究する力を身につけました。部活動では、強化指定部である男子バレーボール部やヨット部をはじめ、それぞれが自分の目標に向かって真摯に努力を重ねました。また、振徳祭では、文化の部において、一年次は合唱、二年次はイベントブース、三年次はステージ発表に取り組み、クラスの絆を深めました。体育の部では、学年やクラスの枠を超えて協力し、学校全体が一つになる姿を見ることができました。
一方で、思い通りにいかないことや、悔しい思いをしたこともあったことでしょう。しかし、諦めることなく試行錯誤を重ね、工夫しながら困難を乗り越えた経験、その過程で支えてくれた家族、友人、先生方の存在は、これからの人生においても大きな支えとなるはずです。
まさに校歌の一節にある
「振徳の年輪を積み
振徳の叡智を磨き
振徳の誠を尽くした」
三年間であったと確信しています。
現在は変化のスピードが速く予測困難な時代といわれています。学校においても数年前には想像できなかったほどのデジタル化が進みました。皆さんには変化を的確に捉え、柔軟に対応できる力を身につけてほしいと願っています。
一方で、このような時代だからこそ、「人としてどう生きるか」という確かな軸が求められます。本校の校名である「振徳」には、心豊かで思いやりのある生徒に育ってほしいという願いが込められています。本校では、「社会に貢献できる人材の育成」「豊かな人間性を育み生き抜く力を身につける」という目標に向けて教育活動を行ってきました。
卒業生の皆さんが、「振徳」という言葉に誇りを持ち、それぞれの場所で、自分らしく「徳」を持って社会に役立つ人材として活躍してくれることを心から信じています。
結びに、卒業生の皆さんの前途が実り多いものとなること、そして本校がこれからも皆さんの母校としてあり続けることを願い、式辞といたします。
令和8年3月1日 宮崎県立日南振徳高等学校 校長 木宮 浩二
新年明けましておめでとうございます。
まずは、冬休み中、大きな事故等なく、こうして皆さんの元気な姿を見れたことをうれしく思います。
冬休みや年末年始はどのように過ごしましたか?
私は、年末は妻の実家や娘たちがいる県外に行き、正月は宮崎に戻り、1歳の双子の孫と遊んだり、家族で食事をしたり、テレビでスポーツ観戦をしたり、以前の学校で教えた剣道部員と懇親会をしたりして心のエネルギーを充電しました。
さて、2学期終業式では二つの話をしましたが覚えていますか。
一つは、「一年の計は元旦にあり」新しい年を迎えるにあたって誓いを新たに目標を立てて3学期を迎えるようにお願いしました。どのような目標を立てましたか。
1学期の始業式の日に私は剣道八段に挑戦しているという話をしましたが、昨年は3回受験し、1次試験不合格が2回、もう一回は2次試験不合格でした。まだまだ、心が未熟だと感じた年でした。私も今一度、皆さんと共に「潔己」「至道」「振徳」という本校の教えを剣道だけでなく、普段の仕事や生活においてもしっかり実践し、心の成長が図れる生活を送ると誓いました。皆さんも「目標」を達成するための取組を通じて、ますます心が成長することを期待します。
そしてもう一つは、自分の言葉を一番近くで聞いているのは自分であり「自分を大切にするために、人を褒めたり、感謝したりするプラスの言葉をたくさん使って欲しい。」とお願いしました。どうでしたか?
本校は、本年度、県教育委員会の「人権教育推進校」です。
先生方は、昨日も人権教育に関する研修に取り組みました。
「みんなが心から安心して過ごせる学校を目指して」取り組んでいます。
人権とは、誰もが人間らしく、自分らしく、幸せに生きることができる権利のことです。
人を褒めたり、感謝したりするプラスの言葉は、人間関係をよりよいものにしてくれます。引き続き、プラスの言葉をたくさん使うように心がけてください。
人権に関してもう二つ話をします。
一つは、振徳生はすばらしい。自信をもって欲しいということです。
昨日の新聞に、鵜戸神宮の縦1.3M、横1.85mの大きな絵馬を制作したのが高校生3名であり、そのうち二人が本校の生徒で、素晴らしい絵馬に仕上がっていました。絵を描いた生徒は、「見た人には、新年の晴れ晴れとした気分を感じ、この一年頑張ろうという気持ちになって欲しい。」と文字を書いた生徒は「多くの人に見られるので楽しんで書けました。早馬のように勢いよく挑戦できる一年になりますようにと思いを込めました。」と書いてありました。素晴らしい感性に感動しました。皆さんも同じ振徳生として自信を持って欲しいと思います。
最後に、来年度から日南くろしお支援学校日南校の協力校となり、週一回、知的障がいのある生徒が、本校に来て、共に農業などを学んだりする取組が始まります。それに向けて来週13日の火曜日にくろしお支援学校の生徒が本校に来て一日、地域農業科の生徒と共同学習や交流を行います。共生社会の実現に向けても取り組んでいくことになりますのでお知らせします。
振徳生一人一人が輝ける年になることを祈念して私の話とします。
みなさん、おはようございます。
2学期は、日々の学習や部活動・学科の活動に加え、振徳祭などの大きな行事がありましたが、充実していましたか?
さて、2学期始業式では、二つの話をしました。
一つは、校訓の「潔己」「至道」「振徳」のうち、「『心の成長』のために、特に『至道』を実践してほしい」とお願いをしました。
自分が決めた目標に向かって全力を尽くす姿こそ「至道」の実践であり、その中で「心の成長」が見られるのです。
3年生は進路実現に向けて全力を尽くしたことと思います。進学において、国公立大学に3名合格するなど、就職希望の生徒を含め成果を上げてくれました。
昨日行われた県教育委員会主催の「ひなたDXコンテスト」では、3年情報ソリューション科4名で結成した「公務員クエスト」というチームが最優秀賞を獲得しました。土曜日に行われた宮崎情報ビジネス専門学校主催の宮情アプリコンテストでも、「パイソン」というチームが1位、「まみむ」というチームが2位という成果を上げています。
バレーボール部の松元空星くんは、先週、JPNユニバ若手有望合宿に参加しました。この合宿は全日本A・Bに次ぐ位置づけで、将来の全日本候補を育てるもので、松元君は、大学生の中に唯一高校生として選ばれました。松元君に今後の抱負を聞いたところ、「全日本で活躍する選手になります」と力強く目標を語ってくれました。
これらは、まさしく「至道」を実践する3年生の模範となる取組です。
また、多くの1・2年生も、目標に向けて、心の成長につながる学校生活を送ってくれたことと思います。
「一年の計は元旦にあり」、新しい年を迎えるにあたり、それぞれが誓いを新たに「目標」を立てて、3学期を迎えてください。
そして、もう一つは、「自分を大切にして欲しいということ」です。どうでしたか。
ところで、「他人の悪口」が自分の脳に与える影響について知っていますか。
「悪口」を聞くと脳はストレス、つまりマイナスの反応を引き起こすそうです。
その「悪口」を一番近くで聞いているのは、自分の脳であり、他人のことを言っているつもりでも「自分に悪口が向けられている」と判断し、じわじわと自分自身がストレスをためていくのだそうです。
逆に、人を褒めたり、感謝したりするプラスの言葉は、自分を大切にする言葉になるということです。
冬休みに入りますが、自分の言葉を一番近くで聞いている自分のためにも、たくさんのプラスの言葉を使うように心がけて過ごしてください。
最後に、機械科3年生が課題研究で、事務室から図書室に繋がるS字通路を作ってくれました。立派に仕上がっていて、見るだけで気分が上がります。言葉と同じように、環境を整えることも大切だと改めて感じました。良い見本となる取組です。「ありがとう」
皆さんも、環境を整えるために年末の大掃除などにも取り組んでください。
国民スポーツ大会は都道府県対抗で行われる国内最大のスポーツの祭典で、2年後には本県で開催されます。
今年の国民スポーツ大会は、滋賀県で行われており、本校からは、監督コーチとして、水泳部の高野先生、バレーボール部の鍋倉先生・上中別府先生、ヨット部の平島先生・山元先生、そして空手道で山本先生が、選手としてヨット部の折田先生が参加されています。また、ヨット部は男女各1名ずつの部員も選手として参加しています。
水泳・バレーボールは終了しましたが、ヨット競技は10/1まで、空手道競技は、10/5~最終日の10/7まで行われます。
鍋倉先生が監督を務めたバレーボール成年男子は、昨日、ベスト8をかけて惜敗しましたが、本校の卒業生を中心にしたメンバー構成でよく健闘してくれました。。在校生の刺激にもなったと思います。
なお、宮崎県は、目標順位10位台として頑張っていますので、みんなで応援しましょう!
本校吹奏楽部は、9月21・22日・23(日・月・火)宮崎市民文化ホールで開催された県高文祭の吹奏楽部門に参加し、優秀賞(一般演奏の部)を受賞しました。
今回は、1・2年生8名での一般演奏の部及び地区合同演奏の部への参加でした。一般演奏の部では、顧問の先生の指揮の下、トランペット・クラリネット・フルート・アルトサックス・ホルン・コントラバス・パーカッションをそれぞれ1~2名で担当し、「地球儀」「天空の城ラピュタ」の2曲を演奏しました。
私(校長)も当日、会場に行きましたが、それぞれがきれいな音を奏で、8名の息がぴったりと合っていて、聴いていて心地よい気分に浸れた演奏でした。8名と少人数での優秀賞受賞!なかなかできることではないと聞いています。素晴らしい!これまでの頑張りに敬意を表し、ますますの活躍を期待します。
文化活動とは、人が創造性や教養を育み、楽しむための継続的な活動だと考えます。
私は小学校低学年時代にピアノを習っていましたが、途中で止めてしまって、今は全くと弾けません。また、書道は小学校3年生から中学校3年生まで専門の先生について習い、高校でも芸術教科では書道を選択しました。しかし、その後は、集中して筆を握ることはありません。
楽器を弾ける人や筆ですらすらと文字を書ける人を見ると少しでも続けておけば良かった、、、うらやましいと思うことがよくあります。
聞き手に大切な情報や心地良さを届けてくれる放送や伝統文化である将棋、交流や社会貢献的な生徒会活動も大切な文化活動です。
まずは、自分が取り組んでいる文化活動に誇りを持ってください。
これまで、私たち先輩方の努力の積み上げによって昭和、平成、令和の学校文化・芸術文化が創られてきました。
日南振徳高校17年目の文化を継承しつつ、自分の持つ感性をしっかりと出し切り、日南振徳高校の新たな文化を築いて下さい。
みなさんの活躍を心より祈念して、激励の言葉といたします。
みなさん、夏休みはどうでしたか?楽しく過ごせましたか?充実していましたか?
さて、1学期終業式で2点、話をしましたが、覚えていますか?
一つは「自分を大切にして欲しい」ということ、もう一つは「心の成長について」です。
まず、「自分を大切にして欲しいということ」については、「野球部の試合や応援について、振徳生の良さや素晴らしさを垣間見ることができ、感動した大会だった。振徳の生徒一人一人は、かけがえのない存在だから、それぞれ「自分の良さ」に目を向け、有意義な夏休みを過ごしてほしい。そして、始業式には、全員、元気な姿を見せて欲しい。」と話をしました。
夏休み期間中、重大な事故等の報告はなく、みなさんは、今日、元気な姿を見せてくれました。大変うれしく思います。
引き続き2学期も、一人一人がかけがえのない存在として、自分の良さに目を向けながら学校生活を送って欲しいと思います。
もう1つの「心の成長について」は、終業式という節目に、心の面で成長したこと、今後、成長していきたいことを明確にして2学期につなげてください。と話をしました。
夏休み期間中、県生徒商業研究発表大会が開催されました。本校からは3年商業マネジメント科と情報ソリューション科の生徒12名が出場し、見事、2年連続の最優秀賞に輝き、昨日から長崎県で開催されている九州大会に出場しています。この大会に向けては、担当の先生の指導の下、他の先生方のアドバイスも受けながら、何度も何度もプレゼンの練習を重ねていました。まさに、部活動で県の優勝を目指して日々の練習に打ち込んでいるような取組でそれぞれの「心の成長」を感じました。
また、8月に入り「高校生未来みやざきコンテスト」が開催され、本校からは4名の3年生が参加、他校の生徒とチームを作り、4ヶ月という短い期間に作ったプレゼンを発表しました。そのうち2名が都城農業の生徒2名と作った「宮崎県の人口減少を改善するために」という発表が最優秀賞を獲得しました。
このような挑戦は、まさしく本校の校訓である「潔己」「至道」「振徳」のうち、「至道」の実践です。「至道」は、道に至ると書きますが、決めた目標に向かって全力を尽くす姿こそ「至道」です。その中で「心が成長」するのだと思います。
3年生はいよいよ進路決定の大切な時期になります。目標に向けて全力を尽くしてください。1・2年生も卒業後の姿を想像し、具体的な目標を決め、心が成長するよう学校生活を送ってください。
みなさん、おはようございます。
今日は2点、お話をします。
まず、1点目、は「心の成長について」です。
始業式の際、「校訓」について話をしました。
私の剣道8段挑戦とからめて、本校の「潔己」「至道」「振徳」という校訓は、
「広い心」「まっすぐな心」「強い心」を身につけることと解釈しており、その実践が心の成長につながると感じている。
生徒の皆さんにも、それぞれの「心の成長」に向けて、充実した学校生活を送ることを期待しますと話しました。
どうだったでしょうか?
終業式という節目に、心の面で成長したこと、今後、成長していきたいことを明確にして2学期につなげてください。
2点目は「自分を大切にしてほしい」ということです。
昨日とその前の日曜日に高校野球甲子園予選の応援に行ってきました。
2回戦は強豪:都城商業を相手に9回裏、劇的な逆転サヨナラでの勝利でした。9回表に逆転を許してからの再逆転で、あきらめない気持ちにしびれました。
3回戦は第1シード日南学園に敗れたものの、ヒット数では相手を上回るナイスゲームでした。今日の宮日新聞に、「個性派集団のチームは、平下主将を中心に徐々にまとまり、個々の力を伸ばしてきた」と書いてありました。部員一人一人が「自分の良さ」に自信を持ち、全力で臨んでいました。また、終了後、応援の部員が相手の日南学園に、エールを送っていました。相手へのリスペクトも、爽やかでした。
振徳生の良さや素晴らしさを垣間見ることができ、感動した大会でした。
振徳の生徒一人一人は、かけがえのない存在です。
それぞれ「自分の良さ」に目を向け、有意義な夏休みを過ごしてください。そして、2学期始業式には、全員、元気な姿を見せてください。
令和7年7月18日
日南振徳高等学校
校長 木宮 浩二
「ヨット部」「珠算・電卓・簿記部」の全国大会出場、誠におめでとうございます。
まず、全国大会の切符は、皆さんが、日々、自分の限界に挑戦して、つかみ取った価値あるものだと思います。自信を持ってください。
また、全国大会でしか味わえない「緊張感」や「レベルの高さ」、そして「他校との交流」を通して多くのことを学び、しっかりと自分の成長につなげて欲しいと思います。
ヨット部は和歌山で全国大会が、「珠算・電卓・簿記部」は九州大会が久留米で、全国大会が横浜で開催されます。日頃とちがった環境の変化に対応しながら、練習どおりのパフォーマンスを発揮できるかがカギだと思っています。
そのためには、自分にコントロールできることとできないことを理解しておくと良いでしょう。
自分にコントロールできることは、日頃からやってきた練習をその瞬間瞬間にどう発揮するかに集中すること。
自分ではコントロールできないことは、過去の失敗や結果への不安、他人や環境など、今や自分ではないことです。
今や自分でないことに気をとられると、集中力が分散し、結果的にパフォーマンスを発揮できなくなります。
「前後際断」という言葉もあります。
前と後を裁断する、断ち切ることです。過去や未来を断ち切り、この瞬間に集中し続けることが大切です。
皆さんの健闘を祈ります!
9月16日からいよいよ就職試験が解禁となります。就職試験はもとより、大学・専門学校の推薦入試等も併せて実施されます。
不安な気持ちで押しつぶされそうになるかもしれませんが、これまで取り組んできたことを平常心でやりきることが大切だと思います。これまで多くの推薦書や調査書を見せていただきました。君たちの3年間の頑張りを確認することができ、合格して欲しいという願いを込めて印鑑を押しました。
校長先生から、受験の心得として3つお話しします。一つめは、マイナスをプラスに変えることです。声が小さい人は、「声は小さいですが、粘り強く根性は誰にも負けません」と言えば、寡黙で頑張り屋と捉えてくれるでしょう。資格の数が少なければ、「3年間部活に没頭しました」と答えれば、部活動に熱中するあまり時間がなかったんだと捉えてくれるでしょう。二つめは、この会社で働きたい(この大学で学びたい)という意思を精一杯アピールすることです。「この道以外、自分を生かす道はない」という強い思いを相手に伝えることが重要です。三つめは、「今から試験までやれることはやる」ということです。今からやっても一緒と思っている生徒もいるかもしれませんが、そうではありません。何か一つでも覚え、体調を整え、心を整え、試験が終了するまでのシミュレーションを描くことが大切です。試験日までの一日一日を大切にして欲しいと思います。
校長先生の激励のことばを受け、3年機械科の栗原拓己君が、「これまで指導してくださった先生方や応援してくれた保護者に感謝し、精一杯頑張ってきます」と決意を述べました。素晴らしい挨拶でした。3年生全員の健闘を心から祈念いたします。
全校生徒の皆さん、おはようございます。夏休みの生活はいかがだってでしょうか。部活動、各種大会をはじめ、3年生においては履歴書作成等大変忙しかったことと思います。また、8月8日には震度6弱を観測する大地震が発生しました。この校舎も大きく揺れ、至る所にひび割れが発生しています。授業中にこのレベルの地震が発生した場合、「皆さんを安全に自宅へ帰すことができただろうか。」と毎日考えているところです。日頃から、自分の命は自分で守ることを心がけて生活して欲しいと思います。なお、災害時における皆さんの安否確認のマニュアルも近日中に作成したいと考えているところです。
さて、今日は皆さんにパリオリンピックについてお話ししたいと思います。終業式で4年に一度のオリンピックを観戦して、何かを感じて欲しいと言いました。皆さんは何の競技に夢中になったでしょうか?ところで、新聞を読まなくなったと言われて久しいですが、最近はテレビも観ないというようなことを耳にするようになりました・・・。リアルタイムでないと感動を味わえないものについては、是非、直接会場で応援したりテレビを観て応援して欲しいと思います。話を元に戻しますが、本校OBの甲斐優斗選手が出場した男子バレーボールは、残念ながらメダルに手が届きませんでした。しかしながら、世界の舞台で本校の卒業生が活躍する姿は大変頼もしく感じました。
校長先生は個人的には、クライミングで銀メダルを獲得した高校2年生の安楽宙斗選手の振る舞いに感動しました。彼は銀メダル獲得後のコメントで「努力は必ずしも目指しているものにはつながらないかもしれないけど、絶対に自分を成長させてくれるものだと思います。」と答えています。高校生とは思えないコメントでもあり、努力してきたたからこそ見える景色があるんだと思いました。
その反面、今回のオリンピックでは選手を中傷するSNSのコメントの多さに愕然としました。感想については、個人の主観なのでとやかく言うつもりはありません。しかし、選手の頑張りをSNSで中傷するコメントは見ていて気持ちのよいものではありません。激励のコメントはまだしも、批判や中傷といったコメントは個人で感じていればよいことだと思っています。このような情報が錯綜する社会を私たちは生き抜いていかなければなりません。私たちは相手に対する思いやりも含めて、これらの情報に対して対処法を正しく身に付けていく必要があります。その結果、お互いを認め合える社会になっていくことを強く望んでいます。
最後になりますが、2学期は、高文祭・新人大会・体育祭・文化祭・修学旅行に加え、3年生は就職・進学試験を控えています。それぞれに良い結果が出るよう最高の準備をし、仲間と感動を分かち合えることを期待しております。下級生の皆さんは、就職・進学試験を控えている3年生に精一杯のエールを送ってください。私たち職職員も一丸となって3年生をサポートしたいと思います。日南振徳高校全員にとって素晴らしい学期となることを祈念し、始業式の挨拶といたします。
本日は熱中症予防と感染防止対策のため、オンラインでの終業式となりましたが、ご理解いただきたいと思います。このあとの学科別集会においては、自主的にマスクを着用するなど、場面に応じて感染対策を取ってください。
さて、先ほど壮行式を行いましたが、1学期には、部活動をはじめとする色々な活躍がありました。運動部ではヨット部、文化部ではコンピュータ部、ワープロ部、珠算電卓簿記部、学科等においては農業クラブや商業英語スピーチコンテストといった部活動の活躍がめざましく、なかでも先日行われました「全国情報処理競技大会」において、3年生の細川君が見事全国入賞を果たすなど、専門高校ならではの競技力をいかんなく発揮してくれました。これから全国大会を控えている部活動については、さらなる活躍を期待しているところです。
さて、今日は皆さんに4点ほどお話ししたいと思います。
1つめは、今後、日本社会において求められている人間像についてお話ししたいと思います。私たちの世代においては、どれだけ多くの知識・技能を有しているか、そしてどれだけ世の中の常識や規範意識を有しているかで、社会から評価されてきました。しかし、生徒の皆さんたちは、先行き不透明な予測困難な時代、情報社会を生き抜く上で一方向だけの学びではなく、他者と向き合ったり、協働的に学びながら自分の意見を伝えるという「プレゼン能力」が求められています。つまり主体性が求められているということです。質問にしても、「これはどうしたらいいですか。」ではなく、「私はこう考えましたがいかがですか。」という考え方が大切になってきます。我々大人の生きてきた時代とは異なる大変な社会を、自らの力でしっかりと生き抜いていくために「何が必要か」を考えて生活して欲しいと思っています。
2つめは、この夏、4年に一度のオリンピックが開催されます。選手たちが何を思い、どんな気持ちで、どう戦っているのか。なぜそこまで自分の人生をかけられるのか。感動・涙・喜びなど、テレビ観戦を通して何かを感じてくれたら幸いです。
3つめは、3年生にとって進路実現に向けた勝負の時がきました。この夏休みの準備・生活がとても大切になってきます。採用試験や大学入試等に向け、日頃できない勉強や対策をしっかりと行って欲しいと思います。
最後に、「いのち」を大切にすること。私たちのいのちは、病気、事故、事件、いじめ等、いろんな形で突然奪われる可能性があります。自分を支える全ての人に感謝し、「自分のいのち」、そして「他人のいのち」も大切にしてください。自分のいのちは自分のものだけではありません。
それでは暑い夏が続きますが、健康に気をつけて充実した夏休みを送ってください。元気な姿で始業式に再開できることを楽しみにしています。以上で、1学期終業式の話を終わります。ありがとうございました。
「ヨット部」「レスリング部」「珠算電卓簿記部」「ワープロ部」の全国大会出場、誠におめでとうございます。そして、県吹奏楽コンクールに出場する吹奏楽部を含めた壮行会に際し、一言激励の言葉を述べたいと思います。
それぞれ全国大会に出場する部活動の皆さんは、日々、自分の限界に挑戦して、つかみ取った全国切符だと思います。今日の宮日新聞には、見開き全面にインターハイ特集が組まれ、本校ヨット部が大々的に掲載されていました。プレッシャーをかける訳ではありませんが、全国で勝ち上がっていくためには期待を力に変えることも大事な要素だと思います。
また、勝つことは勿論ですが、全国大会でしか味わえない「緊張感」や「レベルの高さ」、そして「他校との交流」を通して多くのことを学び、しっかりと自分の成長につなげて欲しいと思います。ヨット部は和歌山、レスリング部は滋賀、珠算電卓簿記部は沖縄・東京、ワープロ部は久留米・東京で開催されます。また、吹奏楽部は大きなコンサート会場での発表となりますが、日頃と異なった環境の変化に対応しながら、練習どおりのパフォーマンスを発揮できるかが上位進出のカギだと思っています。
また、10月には農業鑑定の分野「草花」で全国農業クラブ連盟大会に古里さんが出場すると聞いております。こちらのほうも学科で学んだ知識と技術をいかんなく発揮し、全国の頂点を目指して頑張って欲しいと思います。卒業生の活躍や学校・友だち・家族の応援を力に変えて精一杯頑張ってきてください。皆さんの活躍を心から祈念いたしまして、壮行式・激励の言葉といたします。
先日、都城商業高校で開催された全国高校ビジネス計算競技大会宮崎県予選会並びに全九州高校ビジネス計算競技大会宮崎県予選会において、本校商業マネジメント科2年の橋本一葉さんが、電卓競技部門において個人3位となり、7月末に沖縄県で開催される九州大会と横浜市で開催される全国大会に出場することになりました。橋本さんの更なる活躍を期待しております。なお、団体の部においては2位となり九州大会・全国大会出場を惜しくも逃しましたが、次年度は、団体の部でも全国大会に出場できるよう頑張って欲しいと思います。
今回、県高校総体で好成績を収めた三つの部活動が、九州高校総体に出場します。九州大会に出場するのは、個人競技では水泳競技の女子400m自由形で4位、200m自由形で5位に入賞した1C山倉伊織さんとレスリング競技125㎏級の3A大鶴光輝さん。団体競技ではヨット競技の420級に出場する3M倉永航志さん・3W中尾輝聖さん・3M加川和輝さん・3E細田義経さんとレーザーラジアル級に出場する3A金丸洸喜さん・2M倉永瞭さん・2E土田陽仁さんです。九州大会での活躍を期待しています。
バレーボールの世界三大大会の一つでもあるネーションズリーグ。オリンピック、ワールドカップに次ぐ大会であるネーションズリーグに、日南振徳OBの甲斐優斗(かいまさと)選手が現在活躍中です。
ポジションはアウトサイドヒッター。石川祐希選手や高橋藍選手など強力な選手がひしめくポジションですが、今大会で更にアピールしオリンピック代表メンバーに食い込んでほしいと思います。第1週を終えて現在3勝1敗。6月4日から福岡県にて第2週が始まります。甲斐選手の更なる活躍に期待したいと思います。
写真は昨年、校長室に挨拶に来てくださった時のものです。(専修大学3年、身長200㎝)
松尾芭蕉の旅行記「笈の小文」の序文に、「見る処、花にあらずといふ事なし。思ふ所、月にあらずといふ事なし。像(かたち)花にあらざる時は、夷狄(いてき)にひとし。心花にあらざる時は、鳥獣に類(るい)す。夷狄(いてき)を出(いで)、鳥獣を離れて、造化にしたがひ、造化にかへれとなり。」という一節があります。
現代語訳すれば、「見る目さえあるならば見るものすべてが花はでないことがなく、思う所すべてが月ではないことがない・・・。」というところでしょうか。さて、先日、管理棟校長室前の花壇に地域農業科の生徒が、真っ赤なサルビアとオレンジ色のマリーゴールドを植えてくれました。登下校の際に眺めると気持ちが落ち着くと思います。見る処、花にあらずといふ事なし・・・。是非、ご覧ください。
本年度の高校総体も水泳競技を残すだけとなり、ほとんどの競技を終えました。本校からは、ヨット競技やバレーボール競技をはじめ、12競技で高校総体へ参加しました。特に3年生にとっては、今大会を最後に引退する選手もいたのではないかと思います。
校長先生もできる範囲で応援に行かせていただきました。男子バレーボールでは、3位決定戦で相手のマッチポイントを何度も防ぎ見事に逆転勝ちしました。女子バレーボールは、飯野高校との合同チームながら決勝トーナメント1回戦で接戦を演じました。また男子バスケットボールは、キャプテンを中心に果敢に攻めて3回戦へ進出。サッカーは1回戦で延長戦を制し、バドミントン男子シングルスでは磯崎選手が見事ベスト16へ。ヨットは420級で上位独占し、九州大会での上位進出が期待されます。レスリング125㎏級で準優勝した大鶴選手は九州大会での活躍が期待されます。
その他、陸上競技、卓球、ソフトテニス、ラグビー、弓道も持てる力を精一杯出し切り、正々堂々と戦っていました。夏には1年生大会や秋には選手権や新人戦があります。今大会を振り返り、次の大会に生かせるよう練習にしっかりと励んで欲しいと思います。
令和6年度宮崎県高等学校競技力強化指定校に本校から「男子バレーボール部」と「ヨット部」が指定されました。3年後に本県で開催される国民スポーツ大会における強化の一環として指定されたものです。本校の競技力向上はもとより、本県の競技力向上及び天皇杯獲得に向けて期待に応えられるよう、精一杯頑張って欲しいと思います。ちなみに日南市では、正式競技・特別競技でバレーボール成年男子、レスリング、ヨット(セーリング)、高校野球(硬式・軟式)が開催されます。また、公開競技として綱引き、デモンストレーション競技でターゲット・バードゴルフが、そして障害者スポーツ大会の正式競技としてバレーボール(知的)が開催されることとなっています。
本校は毎朝、午前8時20分過ぎから約10分弱の朝読書の時間を設定しています。
東京大学の 佐藤 学 名誉教授は、「生成AI時代における読書の学び」と題して「生成AI(人工知能)時代の到来によってデジタルリテラシーの重要性が叫ばれているが、それ以上に重要なのが読書の学びではないだろうか」と問題提起している。2023年の「学校読書調査」によると、1か月に1冊も本を読まない不読率は、高校生で43.5%だとか。
本校生徒は、少なくとも不読者はいない。朝の立腰黙想からはじまり朝読に取り組む。落ち着いた環境から1時間目の授業に入る。これも、本校全教職員の協力と取組のお陰であると考えています。
また、佐藤 学 名誉教授は、「生きる世界を豊にする教養は読書の学びによってでしか形成することはできない。教師たちは読書の学びこそが教育の根幹であることを認識すべきであろう。読書の喜びと習慣を子どもたちに育まない限り、子どもたちの将来も日本社会の未来もない」と言っています。
少々過激かと思われる発言ではあるが、読書とはそれほどまでに人間形成に役立つものであるということを訴えているのだと思う。「美しい心は美しい言葉から生まれる」、「美しい言葉は読書から生まれる」、元アサヒビールの 福地 茂雄 会長の言葉である。毎日の読書を大切にしたいと改めて思う一日でした。