活動の様子
令和4年度 第24回 宮崎県特別支援教育研究連合研究大会
令和4年7月29日(金)、令和4年度第24回宮崎県特別支援教育研究連合研究大会が開催されました。今回も「サテライト式オンライン研修」で、午前の部が児湯るぴなす支援学校が主体の講演、午後の部が各障がい種別に分科会講演等を行いました。
【午前の部】
講演 「次への意欲につなげるために」
講師 香川大学教育学部教授 香川大学教育学部附属坂出小学校・付属幼稚園校園長
坂井 聡 氏
講演では、「障害とは何?」という問いに対して考えることから始まり、「発達性協調運動障
害」の状態を実際に行うことで、児童の困難さ、教師側の支援の仕方を改めて考えさせられまし
た。児童の考えや苦手さ等を把握し、環境を整えて参加・活動につなげていくこと、教師が様々
な視点・技術をもち、児童の意欲を高めていくことの大切さを再認識する内容でした。
【午後の部】
講演 「難聴・言語障がい教育における子ども理解や子どもとの関わり、子どもを支える教室
運営の在り方」
講師 国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員 牧野 泰美 氏
きこえ、ことばの教室における指導・支援の視点について具体的に話がありました。通級指
導教室担当者として「どうあればよいのか」「どう関係をつなぎ、深めればよいのか」といっ
た、担当者としての在り方を改めて考えさせられました。これからも「一緒に考える、学ぶパ
ートナー」として、児童と共に成長していきたいと感じる内容でした。
今回の研修で学んだことを生かし、今後もきこえ及びことばの教室担当者の資質向上を目指
していきたいと思います。
令和4年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第2回研修会
令和4年6月24日(金)、新富町総合交流センター内生涯学習センターにて、第2回研修会を開催しましたので、お知らせいたします。
5月にあった第1回研修会は、「サテライト式オンライン研修」だったので、一堂に会しての研修は、今年度初でした。
内容は、以下の通りです。
① 講義「構音指導の実際」 講師:山下 優子氏
講義では、発語器官の名称や構音点、教育相談の時の検査方法、また、さ行や側音化構音障がいなどの指導の具体的な手技や観察のポイントを丁寧に教えていただきました。演習では、参加者全員の舌の形や呼気の出し方を、チェックしてくださいました。初めて言語の通級を担当する先生だけでなく、参加者全員にとっても、すぐに指導に生かせることが多く充実した研修となりました。
② 専門部会
研修部、広報部、連携推進部、調査統計部、事務局に分かれて協議し、全体会で報告しました。
③ グループ協議
グループ協議では、吃音の指導や支援についての協議を行いました。また、他市町村の情報を得ることもできたので、とても良い情報交換の場となりました。
今後も、通級に通う子どもさんに寄り添い、こまやかな指導・支援ができるように、きこえ及びことばの教室担当者の資質向上を目指していきたいと思います。
令和4年度宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第1回研修会
令和4年5月27日(金)に、第1回研修会を開催しました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大が懸念されている状況にあることから、地区ごと(県央/県北/県西/県南/児湯・日向・入郷)にサテライト会場を設けての「サテライト式オンライン研修」となりました。オンラインで行うのは今回が初の試みでしたが、会もスムーズに進み、今後に繋がる試みとなりました。昨年度、一昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた会もあり、限られた回数しか研修会を開くことができませんでしたが、今後はオンラインでの研修も選択肢の1つとなりました。
午前中は、総会や専門部会の引き継ぎを行いました。昨年度の経過報告、本年度の活動計画、引継事項について協議しました。
午後は、令和4年度第46回九州地区難聴・言語障害教育研究会鹿児島大会の分科会で提案予定のレポート発表がありました。
● 発表者:宮崎市立小戸小学校 教諭 矢動丸 博子
「通常の学級に在籍する聴覚障がいのある子どもへの対応
~子どもや保護者の思いに寄り添った支援体制や環境整備について~」
今年度の鹿児島大会は誌上発表となったため、今回が対面での最終発表の場となりました。矢動丸先生の様々な取組を通して、それぞれの通級で関わっている難聴児の事例や、啓発授業についてなど、意見交換も行われました。まとめとして、いろいろな子どもたちの教育的ニーズに応えるためには、担当者自身がコーディネーターとなり、いろいろな方たちと繋がりながら、いろいろな方の力を借りることが大事なのだということを再認識したところでした。
最後に、専門部会・全体会で今年度の方針について協議した後、閉会となりました。
今年度も、この会を通じて、様々な方々との繋がりを深め拡げていくと共に、より一層の専門性の向上を目指したいと思います。
令和3年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第4回研修会
師走を迎え、冬本番の季節となりました。
12月10日(金)に第4回研修会を、新富町総合交流センターで行いました。
全員参加できたことを喜び合いました。内容は、以下の通りです。
① 講義「きこえの教室、ことばの教室における言語指導について」
講師 山下 優子氏
講義では、構音指導、その前に!、側音化構音の具体的指導、その構音の誤り
があ場合の指導について、初担当者はもちろん、全参加者から「なるほど。その
ように指導すれば、改善できるんだ。」等、即実践に移せる指導法をわかりやす
く熱心に教えて頂きました。
② 令和4年度 九州鹿児島大会発表原稿検討・・・第4分科会「難聴障害」
発表者 矢動丸 博子(小戸小)
「通常の学級に在籍する聴覚障害のある子どもへの対応」
~子どもや保護者の思いに寄り添った支援体制や環境整備にについて~
発表者から提案があった後、質問・協議等活発に検討がなされました。
③ 専門部会、全体会、情報交換
今回の研修が、予定通り無事実施できたことに感謝しつつ、2月に予定している最後の研修会も行われることを願っています。
令和3年度第3回宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 研修会
令和3年10月8日(金)新富町総合交流センターにおいて、第45回九州地区難聴・言語障害教育研究会宮崎大会実行委員会および研修会を行いました。
午前中は、誌上発表になりました九難言宮崎大会の振り返りやまとめ、引継ぎ事項について話し合いました。完成しました大会要項を読む時間も設定され、各県の提案者の取組をとおして、今後の指導に役立つヒントをいただきました。また、午後からは、令和4年度の九難言鹿児島大会の発表についての簡単な説明や、各専門部会等を行いました。
令和3年度宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 研修会の開催
新型コロナウイルス感染症の予防のために、一堂に会しての研修会は久しぶりでした。
新富町総合交流センター内生涯学習センターは会場も広く、約30名の会員が新型コロナウイルス対策を十分行った上で安心して研修に取り組むことができました。
九州地区難聴言語障害教育研究会宮崎大会実行委員会、県難言研総会や専門部会について、共通理解を図りながら進めることができました。
延岡市立恒富小学校のことばの教室担当者による実践報告も参考になるものでした。
本年度も、充実した研修で、きこえ及びことばの教室担当者の資質向上を目指したいと考えています。
九州地区難聴・言語障害教育研究会に向けて
令和2年10月22日、西都原考古博物館において、「第45回 九州地区難聴・言語障害教育研究会宮崎大会第3回実行委員会」と「令和2年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第3回研修会」が行われました。
午前中は、令和3年7月29日~7月30日に行われる九難言研宮崎大会に向けて、各専門部からのこれまでの報告と今後の見通しについて話し合いました。
午後は、九難言研宮崎大会の発表原稿(言語発達)について検討を行いました。
コロナ感染拡大予防を考えながらの大会準備となるため、これまでと違ったことも考える必要がありますが、少しずつ準備を進めています。
宮崎県難聴・言語障がい教育研究会研修会
午前中は、令和2年度宮崎県特別支援教育研究連合聴覚・言語障がい教育研究部会第1回 学校代表者会・研修会が行われました。本年度の取り組みの話合いや吃音についての研修を行いました。
午後は、宮崎県難聴・言語教育研究会の総会、令和3年度第45回九州地区難聴・言語障害教育研究大会宮崎大会の準備及び情報交換でした。難聴・言語障がい教育に関わる専門性のある研修を深め、日々の指導に生かしていきたいと思います。
新型コロナウイルス感染予防のため配慮行った上での研修会でした。
宮崎県難聴言語障がい教育研究会 第5回研修会
第5回研修会が行われました。
1) 第45回 九州地区難聴・言語障害教育研究会 宮崎大会に向けて
令和3年度に開催される九州地区難聴・言語障がい教育研究会 宮崎大会の第2回運営委員会、第3回実行委員会を行いました。
全体会の後、組織ごとに分かれ、今後の取組について具体的に話し合いました。
2)グループ協議
各校のきこえとことばの通級指導教室で作成・活用している文書や様式(理解啓発文書や自立活動の個別の指導計画等の様式、学級担任等との連絡ノート、引継文書等)をもとに5つのグループに分かれ、情報交換および協議を行いました。各校での取組を共有したり、課題解決に向けてアドバイスし合ったりすることで、今後の指導支援の充実に繋がる機会となりました。
3) 令和2年度 九難言研 大分大会発表レポート検討
「吃音のある自分と向き合う児童」にどう向き合うか
~人と人をつなぐ あたたかく しなやかに かろやかに~
日南市立飫肥小学校 須崎 典子 教諭
令和2年度 九州地区難聴言語部会 大分大会で発表するレポートの検討を行いました。須崎先生の想いがたくさん詰まった取組をよりよい形にしようとみんなで意見を出し合いました。
4) 専門部会、全体会、情報交換
本研修会で利用させていただいていたみやざき歴史資料館が本年度で閉館するということで、名残惜しさを感じつつ、それぞれが帰路につきました。
令和元年度 宮崎県難聴言語障がい教育研究会 第4回研修会
令和元年 12月 6日(金) みやざき歴史文化館
1) 第45回 九州地区難聴・言語障害教育研究会 宮崎大会に向けて
午前中は 令和3年度に開催される九州地区難聴・言語障がい教育研究会 宮崎大会の
第1回運営委員会、第2回実行委員会を行いました。
全体会の後、組織ごとに分かれ、具体的に今後の取組について話し合いました。
2) 講義「どもる子どもたちとの対話」 鹿児島市立 名山小学校 溝上 茂樹先生
午後からは、鹿児島市立名山小学校で言語通級指導教室を担当されている溝上茂樹先生の講義をうかがいました。
「変えようと思わない、へえ、そういうこともあるんだという子ども自身の気づきとあいまいさを大切にしたい」という、子どもたちとの対話を重視される先生の実践にたくさんのことを学びました。
「吃音キャラクター」「メッセージボード」参考書籍のご紹介など、学級に取り入れたいヒントをたくさんいただきました。
講義の後も、先生の前に会員が集まり、熱心なお話が続きました。
3) 令和2年度 九難言研 大分大会発表レポート検討
4) 専門部会、情報交換
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