2023年7月の記事一覧
今年の明和小PTA活動の方針に則って
先日、第1回運営委員会が行われました。
メンバーは、PTAの役員さん、各支部(地区)代表の皆さん、学校の代表です。
これまでの活動報告や今後の予定を確認し、検討しました。
今後の予定としては、夏休みのプール開放、親子ふれあい奉仕作業、各地区祭りのパトロール、PTA新聞づくり、虹色学級(家庭教育学級)などが予定されています。
また、各支部では、夏祭り、敬老会、十五夜、運動会、などを計画していることも分かりました。
各支部の活動状況についても報告がありました。
親子や地区の皆様と触れ合える機会をたくさん作っていただいております。
ありがとうございます。
本年度の明和小学校PTAの取組方針は、PTA総会資料1ページにある通りです。
次のように書かれています。
「できることを」「できるときに」「できる範囲で」
保護者の方々が参加する活動を自由に、自分のご都合に合わせて選択できる活動を推進し、活動への取組の改正を行っていきます。
上の方針に則って、「学級役員、一人一役の廃止」「明和小まつり実施形態の見直し」をしました。
今後のPTA活動も、上の方針に沿って活動し、よりよい活動ができるように、みんなで見直しをしていきたいと考えております。
福祉体験学習のお礼の手紙
このホームページでも紹介しましたが、先週の水曜日と木曜日に福祉体験学習がありました。
指導していただいた方へのお礼の手紙を4年生が書いていました。
いくつか紹介します。
充実した学習をしたことが、お礼の手紙からも伝わります。
指導してくださった皆様、ありがとうございます。
「楽しい明和小!」にするために
明和小学校の児童玄関には、本年度の児童会目標が掲示してあります。
この中の「楽しい明和小!」にするために、計画委員会が動いています。
本日は、2年生と5年生による「じゃんけん大会」でした。
楽しいイベントをして、「楽しい明和小!」をつくろうという企画です。
昼休みに2年生と5年生が集まってきました。
はじめに説明があります。
わくわくしながら聴いています。
大会は、「じゃんけん列車」で行うようです。
だんだん列が長くなっていきます。
にこにこ顔がたくさんつながっている列車ができてきました。
チャンピオンには、計画委員会メンバー手作りの賞状と王冠が渡されました。
この後、もう1回じゃんけん列車をしました。
担当の先生にこの大会のねらいを聞いてみると、次のような答えが返ってきました。
「2年生には、楽しい遊びをしてもらう喜びを味わってほしいです。5年生や計画委員会の子たちには、会を盛り上げて、2年生や周りの友達を楽しませる喜びを味わってほしいです。」
その言葉通りの集会になった気がします。
(ちなみに、先週は、1年生と6年生の集会が行われました。来週は3年生と4年生の集会が行われる予定です。)
いろいろな種類の本を読んで、アジサイの花を咲かせよう・・・今回の読書イベント
梅雨は明けるのか明けないのかわからないような天気が続いていますが、
明和小では、梅雨のこの時期に、読書のイベントをしておりました。(もう終わっています)
いろいろな本を読んで、「あじさいの花を咲かせよう」というイベントです。
明和っ子には、次のようなカードが配られました。(4~6年生バージョンです)
ミッションをクリアーしたら、あじさいの花のシールがもらえます。
クリアーするためには、
赤シール(9類の本、文学関係)の本だけではなく、
黄シール(自然科学)の本や
3類(福祉関係)、
金色(8類、言葉に関する本)など、普段は読まないかもしれないジャンルの本も読むことになります。
5月の玉入れリーディングのイベントは、量を増やすイベントでしたが、
6月の読書イベントは、読む本の種類を増やしてほしいというねらいのイベントでした。
少し難しいイベントだったかもしれませんが、図書室前には、シールでたくさんのあじさいの花が咲いていました。
「横市の子供の声を聞く会」2
昨日は「横市の子供の声を聞く会」で発表した5年生の代表児童の作文と講評を紹介しました。
本日は、6年生代表の作文を紹介します。
SDGsと私
都城市立 明和小学校 六年 明利 愛生
私は、今夢中になっていることがあります。それは「SDGs」について調べたり、考えたりすることです。
私が興味を持ち始めたのは、あるテレビ番組を観ていたからです。テレビを見ていて「このままでは地球が大変だ」と思いました。その後、いろいろ調べた中で、私が一番興味を持ったSDGsは、SDGs No5の「ジェンダー平等を実現しよう」とSDGs No16の「平和と公正をすべてのひとに」です。
1つ目の、SDGsNo5の「ジェンダー平等を実現しよう」は「性」について表しているSDGsです。私は、この世から、「女性だからだめ。男性だからだめ。」という性別で決めつけることをなくしたいと思いました。そのために私達が出来ることを2つ考えました。
1つ目は赤ちゃんがいる家庭では、家事や育児を分担することです。家庭内で家事や育児を分担することを当たり前にすれば、「女性が家事・育児を絶対にやらなければならない」という言葉がなくなると思ったからです。以前に比べると今の社会は、SDGsのおかげか、少しづつこういった「女性が〇〇をしなければならない」という言葉が少なくなってきているように感じます。
2つ目は女性・女子を差別しないように日頃から意識することです。まだまだ、日本の社会や世界を見てみると男性と女性が平等・公平ではないと思います。どちらが上、どちらが下というのではなく、互いの良さを生かしながら、みんなで幸せな社会を築いていけたらと思います。
まずは、普段の日常生活から世の中の女性・女子を差別しないという意識をみんながもつことができれば、2030年までにSDGs No5の「ジェンダー平等を実現しよう」は達成できると思います。
次にSDGs No16「平和と公正をすべての人に」についてです。突然ですが、みなさん、あなたにとっての平和ってなんですか? 少し想像してみてください。
頭の中にパッと思いついたのが「戦争のない国」が一番最初に出てきた人が多いのではないでしょうか? 私も「平和って何?」ってSDGsについて調べたり考えたりするようになる前では、やっぱり「戦争」という言葉が一番最初に出ていたように思います。しかし、SDGsを知ったことで、「平和って何?」って聞かれたときに、「衣・食・住に困っていない人たちがいっぱいいること」って答えるようになりました。
世界に目を向けるとまだまだ衣服に困っている人、食料に困っている人、家がなくて困っている人などたくさんいます。将来、私は困っている人を助けられるような人になりたいと思います。
また、今、学校の総合的な学習の時間を使って、「平和について伝えよう」という学習をしています。自分で課題を設定し、情報を集めたり、自分の意見をまとめたりしています。最近のニュースに出るロシアやウクライナの戦争のことや暴力などについて、どうしてなくならないのだろうと考えています。
このように、SDGsを少しでも知ることで、考え方が変わったり、行動してみようと意識を持って生活したりするようになりました。まずは少しでもいいのでSDGs一つ一つは、何について目標を立てているのかを知り、自分の行動を振り返ってみると、世界全体で取り組んでいるSDGsの目標達成に一歩近づけるかもしれません。まずは、自分にできる小さなことから始めてみてはいかかでしょうか。
発表する態度も堂々としていて素晴らしかったです。
この発表に対する講評をしていただきました。
明利さんの発表は、タイトルに「SDGs」という言葉があって、今やあらゆる場面で使われる「SDGs」とどんなかかわりがあるのか、楽しみになりました。
明利さんは、「SDGs」17の目標から2つの目標を取り上げ、まず目標となった理由、そして自分の考え、さらに行動目標を分かりやすくまとめています。
1つ目の「ジェンダー平等を実現しよう」では、性別による決めつけや、男女不平等を問題と捉え、普段の生活の中で意識することで解決を図りたいと考えています。解決する時期を設定しているところに思いの強さを感じました。
2つ目の「平和と公正をすべての人に」では、「あなたにとっての平和って何ですか?」と聞き手に問いかけ、聞き手と問題を共有し、「私は困っている人を助けられるような人になりたい」と、明確な自分の将来の姿を描いているところに大きな期待をもちました。
将来の目標に向かって、総合的な学習の時間での学びも大切にしながら、「自分にできる小さなことから初めてみてはいかがでしょうか」と呼びかけて、聞き手を巻き込む結びに共感しました。
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