2021年2月の記事一覧
学校の木「くすのき」の歴史
このホームページ右側の「学校のシンボル」にも掲載してあります、学校の木「くすのき」についてのことです。
2年ほど前にテレビ取材(NHK:にっぽん縦断こころ旅)で訪れた火野正平氏が腰掛け、話をされた木です。
先週、3年生の子供たちが、国語の学習(「わたしたちの学校じまん」)で、学校の「くすのき」について調べていました。特に興味をもった内容が、「一体いつ頃植えられたのか、いつ頃からあるのか」ということでした。校長室にもそのことを尋ねてきた子供たちもいました。
そこで、何か手がかりがないか、探してみました。
校長室の書棚に「百年の歩み」という創立百周年記念誌があります。その記念誌の対談の頁に、明治時代、当時の皇太子が宮崎においでになられたときの植樹である、と書かれてありました。更に他の史料を調べてみると、皇太子が宮崎(現在の宮崎市内海)に来られたのは、「明治40年」であることがわかりました。内海小学校の正門右手には皇太子来宮の「記念碑」があるとのことです。
明治40年は、1907年ですから、現在、くすのきが植樹されてから114年から115年くらいは経過しているということになります。
【※上記内容は、本日発行の保護者向け「学校だより:楠の若葉」にも掲載させていただいております。】
コロナに関する差別・偏見について考える学習(道徳科・学級活動)
今、県内外のいくつかの小中学校では、児童会や生徒会が中心になって、「差別等をしない宣言」等を出す学校もあります。
今週月曜日・水曜日に計画していた本年度最後の参観日は、感染症防止のために中止とさせていただきましたが、参観授業として行う予定であった「コロナに関する差別・偏見について考える学習」を今週、全学級で行いました。
子供たちは真剣に学習に臨み、コロナ禍の中で相手意識をもって、「絶対に差別をしない、偏見をもたない」ことを学びました。引き続きこころして行動していくことと思います。
(※下の絵図は、学習で活用した資料の一部です。)
「キャリアプラン発表会」【第6学年】
6年生ともなると、そろそろ自分の将来の姿を見据えて、「今」を考えることのできる年齢です。これから先、中学校、高校と進み、成長していく中で、更に明確な自分の将来の姿を思い描くことができるようになることでしょう。
今日の発表会では、将来の自分について一人一人、言葉と絵図(イラストなど)を駆使して、ICT機器も活用しながら、学級の友達や先生に向けて、しっかりと伝えることができていたようでした。
6年生は、卒業まであと1か月となりました。
委員会活動 ー放送委員会の活動の様子ー
下の写真は、放送委員会の活動の様子です。
毎日、朝は校歌などを流し、朝のボランティア活動や朝の会への誘いなどの声かけをしています。昼は、給食時間に今日の献立紹介やクイズ、自分たちで選曲したCDを流します。今日のクイズは「7つのトビラクイズ」でした。時々は「先生クイズ」を出して、「どの先生のことなのか」で、各学級、結構盛り上がっています。また昼は、清掃時間も放送します。放課後は音楽をかけながら、下校時の安全を呼びかけています。
読み上げ原稿をしっかり確認したり、前もって読みの練習をしたりなど、今日の放送の打合せをして、一生懸命な取組です。
学校生活の一日のリズムづくりを担っているのが、放送委員会の子供たちです。
雪の朝
子供たちは小雪の舞う中、寒さや雪に負けずに登校してきました。車もいつもより速度を落として、ゆっくりゆっくり進んでいました。
登校後、始業前には多くの子供たちや先生たちが運動場に出て、雪の感触を体いっぱいの受け止めながら、遊んでいました。
今日は、気温が上がることなく、底冷えのする一日となりそうです。
生活科学習「ふゆをたのしもう」【第1学年】
午前中、1年生が大きなポリ袋(ビニール袋)をもって中庭を走り回っていました。生活科の単元「ふゆをたのしもう」という学習でした。その中の小単元「そとであそぼう」という学習で、冬の風を利用して友達と一緒に風と遊びを楽しみながら、今後、風を利用した遊びを創っていこうという活動です。
子供たちは二人組で大きなポリ袋をもって風を集めたり、走ったりして、冬の風を体いっぱいに感じながら、笑顔で元気に楽しく学習に参加していました。
音楽学習の様子♫~
本年度は、感染症防止対策ということで、マスク着用のままで歌ったり、息を吹き込みながら演奏するリコーダーや鍵盤ハーモニカなどの楽器演奏は時間を短くしたりなど、制限のある中での学習となりましたが、毎日、音楽室からは、子供たちの元気な歌声や楽しい演奏曲が聞こえてきます。
今日の4校時は、4年生が「アンサンブルの楽しさ♬」を味わうことをねらいとしての楽曲「ラ・クンパルシータ♪」の演奏に一生懸命に取り組んでいました。
3校合同研修会
今日は、小林中学校区3校(小林中・南小・小林小)合同の研修日でした。
本年度は『「生きる力」の基礎となる思考力・判断力・表現力の育成』を共通の研究テーマとし、各教科・外国語活動等の授業実践をとおした研究を進めてきたところです。
感染症防止対策ということで、本年度は例年のように3校の教員が一同に集まっての研究が難しい状況でした。が、各校の研究主任の連携とリーダーシップのもと、3校が一体となって、児童生徒の学力向上につとめてきたところです。
今日は3校をつないで「リモート」による研修会方式をとり、1年間の研究成果や次年度に向けた方向性等を話し合うことができました。
国際交流員(CIR)訪問学習【第2学年】
本校に来ていただく国際交流員(CIR)の先生は、ドイツ・ハンブルク市出身のアントニア・シュルト先生(トニー先生)です。トニー先生は、大学で日本の政治学を学び、日本の大学にも留学経験があり、日本大好きな先生です。昨年の夏、ここ小林市に赴任され、御家族も9月にこちらにこられました。秋田犬や四国犬、そして猫も飼っておられるそうです。
今日の学習は、特徴的な家(の形など)をとおして、トニー先生の国ドイツの文化を学ぶことがテーマで、「カード合わせゲーム」などをしながら文化を学ぶ、という内容でした。
子供たちは、自分たちの住む日本の家とドイツの家の特徴を比べながら、ドイツのこと・日本のことを楽しく学んでいました。
プログラミング学習(教育)
小学校段階でのプログラミング学習(教育)のねらいは、学習指導要領によると「プログラミング言語を覚えたり、その技能を習得したりすることではなく、論理的思考力を育み、・・身近な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手に活用してよりよい社会を築いていこうとする態度を育むこと、さらに、教科等で学ぶ知識や技能等を確実に身につけさせることにある」(※抜粋)ということです。算数や理科、総合的な学習の時間等を活用して学習が進みます。
下の写真は、今月から全児童に導入されたタブレットを活用した、6年理科でのプログラミング学習の様子です。