給食、おいしい
6月25日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 揚げと玉葱の味噌汁 〇 魚の磯部揚げ
みなさんがよく見る玉ねぎは、茶色いうすい皮におおわれていますね。これは、収穫したたまねぎを1か月くらい干して乾燥させているからです。干すことによって表面の皮が茶色くかたくなり、保存することができます。でも、春に出回るたまねぎは、茶色い皮がありません。この春のたまねぎを「新たまねぎ」といいます。水分が多くて甘味が強く、サラダにしたり、玉ねぎたっぷりのスープにしたりするとおいしいです。お店で見たことがある人もいるかもしれませんね。おうちの人と一緒に買い物に行くと、季節の食べ物を知ることができますよ。
6月24日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 かきたま汁 〇 豚肉とたけのこのみそ炒め
えのきだけは、「ユキノシタ」という別の名前があるように冬のきのこです。野生のものは、えのき、かき、くわなどの枯れ木や切り株に秋の終わりから春先までできます。「えのきだけ」という名前は、えのきの枯れ木の根元によくできるので、この名前がついたといわれています。お店で売られているものは、工場で栽培されたものです。野生のものは、かさが2センチから8センチあり、みなさんがよく見るえのきだけとは見た目が大きくちがいます。1960年代にえのきだけの栽培が全国に広がり、今ではいちばん多く作られているきのこです。
6月23日の給食
【献立】
〇 チキンライス 〇 肉団子のスープ
〇 ブロッコリーのガーリック炒め
チキンライスの味つけには、トマトケチャップを使います。真っ赤にうれたトマトを火にかけ、煮つめてトマトピューレを作ります。これに、さとう、塩、酢、香辛料やたまねぎ、セロリなどを加えてケチャップのできあがりです。明治時代にアメリカから伝わり、その後、日本でも作られるようになりましたが、そのころ、オムライスなどケチャップを使う料理を家で作ることは少なかったので、はじめはなかなか売れなかったそうです。今はスパゲティ、ポークビーンズなど給食作りにも大活躍です。
6月20日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 南瓜のそぼろに 〇 千草和え
かぼちゃを料理に使うときは、種とワタをきれいにとってから使うのがふつうです。このワタは胎座といい、よく見ると、ひとつの種から1本、細い糸のようなものがでて果肉とつながっています。この胎座をとおして、種は果肉からの栄養をもらっているので、ワタにも栄養がたくさんあるそうです。種も、はだ、鼻やのどのねんまくを強くするカロテンやつかれをとるビタミンB群、しぼうなどが多く、フライパンでからいりし、からを割ると、おいしく食べられるそうです。
6月19日の給食
【献立】
〇 きなこ揚げパン 〇 ポークビーンズ 〇 フルーツ杏仁
今日はみなさんが大すきなあげパンです。朝、長田パンさんから給食室へ届いたコッペパンを、油で揚げて、あまいきなこをひとつひとつていねいにまぶしました。その他にも、牛乳をクラスごとに数えてかごに入れたり、食器を準備したり、おかずを作ったり。給食室の調理の方は、いつもより大いそがしでした。でも、みなさんがおいしく食べてくれて、空っぽの食缶がもどってくると、疲れもとんで、とてもうれしいそうです。
6月18日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 チキンカレー 〇 スパゲティサラダ
とうもろこしは、世界中で栽培されていて、いろいろな食品に加工されています。では、クイズです。とうもろこしから作られていないものは、どれでしょう。1番 油、2番 酢、3番 こしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こたえは3番 こしょうです。油のコーンオイル、とうもろこし酢、コーンフレーク、でんぷんの仲間コーンスターチ、お酒のウィスキーなどが作られています。とうもろこしは、おなかの中をすっきりきれいにしてくれる食物せんいがたくさん含まれています。粒の皮は消化がよくないので、よくかんで食べましょう。
6月17日の給食
【献立】
〇 むぎごはん 〇 さつま汁 〇 鰯のおかか煮
〇 小松菜のあえもの
いわしは鮮度が落ちやすい魚ですが、「いわしも七度洗えばたいの味」といわれているように、新鮮なものであれば生ぐささもなく、ていねいに洗えば余分な脂肪がのぞかれて食べやすくなり、その味はたいと同じくらいおいしいといわれています。
6月16日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 うどんすき 〇 千切り大根の酢の物
今日は「ひむかの日」献立です。宮崎県の特産物、千切り大根を紹介します。千切り大根は、冬の寒い時期に大根を細く切ってすのこの上に広げ、日光にあててさせて作ります。よく乾燥させることによって、甘みと風味が増し、こりこりとした歯ざわりもうまれます。11月終わりから次の年の2月までの間、宮崎平野では、大根を西風の冷たい「霧島おろし」で天日干しする風景が広がります。宮崎県は、千切り大根の生産量日本一です。
6月13日の給食
【献立】
〇 中華丼(麦ごはん) 〇 ポークシューマイ(2個)
〇 ゆでもやし
今日は「中華どん」です。大きいおかずをごはんにかけて食べましょう。いかは種類が多く、世界中に500種類くらいいるそうです。体の長さは、2センチくらいの小さなものから10メートルをこえる大きなものまでいます。三角のひれは「えんぺら」とか「みみ」とよばれ、足は「げそ」とよばれます。味にくせがないので、さしみ、にぎりずし、いかそうめん、すのものなど生で食べたり、焼く、煮る、いためる、油であげる、むすといろいろな調理ができます。火をとおしすぎると固くなるので、強火でさっと火をとおすとおいしく食べられます。
6月12日の献立
【献立】
〇 コッペパン 〇 ミルクのクリームスパゲティ
〇 あお豆サラダ 〇 いちごジャム(パンの後ろに隠れています)
ジャムは、果物にさとうを加えて煮つめて作ります。果物の中のペクチンという成分とすっぱい酸がさとうと合わさって、ゼリーのようにトロッと固まります。ペクチンが多い杏、いちご、りんご、ブルーベリー、オレンジ、いちじくなどから作られることが多いですが、かぼちゃやトマトなど、野菜から作られるジャムもありますよ。ヨーロッパでは古くから作られていましたが、日本で作られるようになったのは、明治時代からです。
6月11日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 ぶたじゃが
〇 ひじきとごぼうのサラダ
ひじきは、海の中の岩などについている海そうです。春にやわらかいものをとって、煮たり、蒸したりした後に乾燥させたものが干しひじきです。芽の部分を芽ひじき、茎の長い部分を長ひじきといいます。骨や歯を強くするカルシウムがたくさん含まれています。炊き込みごはんや煮物、白和えなど和風の料理に使われることが多いようですが、今日のようにサラダにしてもおいしいですね。
6月10日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 ぶたじる 〇 チキンカツ
〇 ゆでキャベツ
キャベツは、今から2600年くらい前に、地中海や大西洋の海岸沿いでつくられていました。わたしたちが食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられていました。日本には、江戸時代中ごろにオランダから伝わりましたが、そのころは見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。
6月9日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 麻婆豆腐
〇 バンサンスウ
ニラは、中国でむかしから作られていたといわれる、長い歴史をもつ野菜です。日本でいちばん古い歴史の本といわれる「古事記」に、「加美良」という名前で書かれていて、それだけむかしから作られていたようです。いろいろなビタミン、無機質がたくさん入っていて、つかれをとるのを助けてくれるので、「スタミナ食材」といわれます。新しい葉が出てくる3月から4月ごろがおいしい季節「旬」とされていますが、根元から刈り取ると次々に葉が生えてきて、1年に何度か収穫することができます。暑さや寒さにも強い野菜です。
6月6日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 野菜スープ 〇 ハンバーグ
〇 ゆでブロッコリー
麦ごはんは、米と大麦を混ぜて炊いています。麦は、米にくらべて火が通りにくく、大正時代に、蒸気をかけながら押しつぶし、火が通りやすくした「押し麦」が開発されて食べやすくなりました。おなかの中をきれいにしてくれる食物せんいや、体のきん肉になるたんぱく質が米より多く、健康に関心のあった徳川家康は、麦ごはんをよく食べていたといわれています。家康は、75歳まで生き、当時としては長生きでした。
6月5日の給食
【献立】
〇 チーズパン 〇 カレービーフン 〇 とうもろこし
〇 レモンゼリー
今日は宮崎県産のとうもろこしを塩ゆでにしました。とうもろこしという名前は、むかしの中国「唐」から来た「もろこし」というのがその由来です。もともとは、メキシコやアメリカを中心に作られていました、日本には、16世紀ごろ、ポルトガル人によって長崎に伝えられたといわれています。食用のとうもろこしはみずみずしく、甘みが強い種類です。野菜の中では糖質が多く、エネルギー源になります。主食代わりにもなり、米、麦に並ぶ世界三大穀物です。宮崎県では、ゴールドラッシュ、めぐみ、ミルフィーユ、プレミアムなどいろいろな品種のとうもろこしが作られ、5月から6月中頃までたくさん収穫されます。とうもろこしは、朝、太陽が出る前に収穫するといいので、生産者の方は朝3時ごろから収穫するそうですよ。
6月3日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 中華スープ
〇 鶏肉と厚揚げのチリソース炒め
チンゲンサイはもともと中国の野菜で、「パクチョイ」という中国野菜のひとつです。日本でもつくられるようになり、今では一年中お店に売られています。緑色のこい緑黄色野菜の仲間で、カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどの栄養素がたくさんふくまれています。どっしりと根元やくきが太くて、くきから葉にかけての緑色がきれいな野菜です。ゆでたりして熱を加えると、緑色がますますあざやかになり、甘みが出てきます。煮物、炒め物、スープや和え物などいろいろな料理に合う野菜です。
6月4日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 ごま味噌煮 〇 かみかみサラダ
みなさんは、よくかんでいますか?よくかむとだ液がたくさん出て、歯がとけるのを防いだり、口の中をきれいにしたり、ミュータンスというむし歯をつくるばい菌を弱らせたりします。今日はむし歯予防デーで、10日までは歯と口の健康週間です。歯の健康について考える良い機会ですね。今日の給食は、かみごたえのあるするめやごぼう、千切り大根を使った「かみかみサラダ」です。よくかむことを意識して食べてみましょう。一口、何回かめるかな。
6月2日の給食
【献立】
〇 ハヤシライス (麦ごはん) 〇 おさかなサラダ
今日は「ハヤシライス」です。ごはんに大きいおかずをかけて食べましょう。きゅうりは、もともとインドのヒマラヤ山ろく近くの野菜で、そこから西アジアやヨーロッパ、東アジアへ、そして世界中に広まり、400種以上の品種があるといわれます。日本では夏の代表的な野菜でしたが、ハウスさいばいがさかんになり、一年中食べられるようになりました。皮にイボがありますが、これは果肉を守るためのもので、イボがするどいものほど新鮮です。
5月30日の給食
〇 麦ごはん 〇 鶏肉のからあげ(2こ)
〇 コールスローサラダ
〇 豆腐とわかめのすまし汁
コールスローサラダは、キャベツの千切りのサラダです。キャベツを千切りにして30分くらい冷たい水にさらすとパリッとして、食べるとシャキシャキしておいしくなります。給食では衛生面に気をつけて、キャベツを一度ゆで、真空冷却機というきかいで冷やした後、ドレッシングで和えています。名前の「コールスロー」という言葉は英語で、18世紀ごろオランダ語からうまれた名前です。「コール」という言葉には、キャベツという意味があります。
5月29日の給食
〇 黒糖パン 〇 ジャージャー麵
〇 春キャベツのレモン和え
キャベツは一年中売られていて、みなさんもよく知っている野菜ですね。春に種をまいて夏から秋の初めにとれるキャベツは、北海道や群馬県、長野県で作られます。夏に種をまいて秋の終わりから冬にとれるのは冬キャベツ、寒キャベツといい、愛知県や千葉県でたくさん作られます。秋に種をまき、次の春にとれるのは春キャベツ、新キャベツといい、冬でも暖かい千葉県や神奈川県でたくさんとれます。
5月28日の給食
〇 むぎごはん 〇 キムチ汁 〇 とうふチャンプルー
〇 のりふりかけ
チャンプルーは、野菜や豆腐などをいためた沖縄県の料理です。チャンプルーという言葉は、沖縄県の方言で「まぜこぜした」という意味です。もともとは、家にあった野菜と、安くて毎日手に入る豆腐や塩漬けのぶた肉をいためて作る沖縄県の家庭料理ですが、テレビなどでしょうかいされ、沖縄県以外でも広く食べられるようになりました。
5月27日の給食
〇 ぶたどん(むぎごはん) 〇 ほうれん草と、コーンのあえもの
ごぼうは、もとは地中海から西アジアのもので、日本には中国から伝わりました。はじめは食べ物としてではなく、薬として伝わったそうです。土の中に細く長く伸びた根っこの部分を食べます。皮の部分に香りやうま味があるので、調理するときは皮を包丁やタワシでうすく削り取るようにします。食物せんいが多く、おなかの調子をととのえておなかの中をきれいにしてくれます。
5月26日の給食
〇 麦ごはん 〇 新じゃがいものベーコンに
〇 納豆サラダ
日本には大豆から作られる食品がたくさんあります。その中のひとつ、納豆は、蒸した大豆を納豆菌によって発酵、熟成させたもので、ネバネバと糸を引きます。大豆の栄養成分に加え、血栓をとかして血の流れをよくするナットウキナーゼ、骨粗鬆症予防の効果があるビタミンKなど、健康に役立つ成分を多く含みます。いつから食べられていたのかは分かりませんが、煮豆をわらで包んでおいたら、納豆菌の作用で自然発酵したことが始まりといわれています。聖徳太子、豊臣秀吉など歴史上の人物と納豆にまつわる伝説が各地にあり、古くから食べられていたことがわかります。大正時代に、納豆菌を使った製造方法が開発されると、全国へ広まっていきました。今日は高鍋町の給食でとても人気のある「納豆サラダ」です。4月に入学した1年生、高鍋の学校へ初めて来た先生方、ぜひ食べてみてくださいね。
5月23日の給食
〇 むぎごはん 〇 ホイコーロウ 〇 コーンスープ
ホイコーローは中国の四川料理のひとつです。「ホイコー」とは、一度調理したものをもう一度なべにもどして調理するという意味です。中国では、ぶた肉のかたまりを一度ゆでたり蒸したりしたものをうす切りにし、油でいためて作ります。日本では、手軽にぶた肉のうす切り肉を使って作ることが多いようです。
5月22日の給食
〇 チーズパン 〇 ナポリタンスパゲッティ
〇 グリーンサラダ
アスパラガスは筆のような形をしていて、長さが20センチくらいの若いくきを食べます。みなさんの体の血やきん肉になるたんぱく質のひとつ、アスパラギン酸が多いので、この名前がつきました。芽に土をかぶせて、太陽の光をあてずに土の中で育てるホワイトアスパラガスと、地上で太陽の光をたくさん浴びて育てるグリーンアスパラガスがあります。季節ごとに日本各地でとれ、外国から輸入されるものもあるので、1年中お店で売られています。春には、九州でつくられたものが収穫の時季「旬」をむかえます。
5月21日の給食
〇 むぎごはん 〇 ちゅうかうまに 〇 海藻サラダ
ニラは、中国では紀元前、むかしから作られていたといわれる、長い歴史をもつ野菜です。日本でいちばん古い歴史の本といわれる「古事記」に、「加美良」という名前で書かれていて、それだけむかしから作られていたようです。いろいろなビタミン、無機質がたくさん入っていて、つかれをとるのを助けてくれるので、「スタミナ食材」といわれます。新しい葉が出てくる3月から4月ごろがおいしい季節「旬」とされていますが、根元から刈り取ると次々に葉が生えてきて、1年に何度か収穫することができます。暑さや寒さにも強い野菜です。
5月20日の給食
〇 むぎごはん 〇 カツオフライ 〇 ゆでキャベツ
〇 かぼちゃの味噌汁
かつおは、群れをつくって泳ぎ、季節ごとに移動します。今の時季にとれるかつおは「初がつお」といい、春に太平洋を北の方へのぼっていくときにとれたものです。では、秋にとれるかつおは、何がつおというでしょう。1番、ふるがつお 2番、もどりがつお 3番、おわりがつお・・・・・・・・・・・・・・・こたえは、2番もどりがつおです。秋の「もどりがつお」は、海の水温が低くなったので、南の暖かい方へ下っていくときにとれたものです。
5月19日の給食
【献立】
〇 三色どんぶり(むぎごはん)
〇 ワンタンスープ
そぼろは「おぼろ」ともいい、もともとはエビやタイ、ヒラメの身にみりんと塩を入れて、すりばちで細かくすりつぶしたものをいいました。その後、ぶた肉やとり肉、牛肉のひき肉をぽろぽろにしたものを「そぼろ」というようになりました。今日は、とり肉としいたけの茶色、たまごの黄色、青豆の緑色の三色がきれいなそぼろ丼です。ごはんにかけて食べてくださいね。
5月16日の給食
【献立】今日はひむかの日献立です。
〇 ピースごはん 〇 わかめうどん 〇 じゃこサラダ
今日は「ひむかの日」献立です。この日は、宮崎県でとれた食べ物を使った給食で、宮崎県で作られている食べ物を紹介します。今日は「ピースごはん」です。今が旬のえんどう豆を入れて炊きました。えんどう豆は、グリンピースともいいます。冷凍や缶づめに加工したものは一年中売られていますが、さやから出したばかりの新しいものが味わえるのは今だけです。もともとは地中海沿岸の植物で、ヨーロッパでは石器時代から食べられていたといわれています。日本へは、9世紀から10世紀ごろに中国から伝わったそうです。ピースごはんが苦手な人もいるようですが、今しか味わえない季節のたべものを楽しんでくださいね。
5月15日の給食
【献立】
〇 食パン 〇 ポークシチュー 〇 あおまめサラダ
〇 マーシャルビーンズ
シチューは、野菜や肉、魚やいか、えびなどの魚介をだし汁やソースで煮込んだ料理です。16世紀から17世紀前半に、フランスでうまれたといわれています。日本にいつシチューが伝わったかは、はっきりわかっていませんが、明治時代初めには、東京の洋食屋さんのメニューに「シチウ」とあったそうです。ビーフシチューも、明治時代の中ごろにはレストランのメニューにありましたが、シチューが今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦が終わってからのことです。ルウの色により、牛乳や豆乳をたっぷり使ったホワイトシチューや今日のような茶色のシチューがあります。
5月14日の給食
【献立】
〇 とりごぼうごはん 〇 とびうおのつみれ汁
〇 マカロニサラダ
今日のつみれ汁は、とびうおのつみれを使っています。とびうおは、体の長さが35センチくらいの魚です。夏から秋が旬の魚で、西日本では「あご」と呼ばれます。背中は濃い青色をしていて、おなかは銀色です。むなびれがとても大きく、海を殿様バッタのように飛びます。卵は、「とびっこ」「とびこ」といって、握りずしのネタにされます。卵を産む季節には、宮崎の海へやってきます。串間市の都井岬では、夏に「トビウオすくい」が行われます。
5月12日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 かわり麻婆豆腐
〇 バンバンジーサラダ
バンバンジーは、蒸したとり肉にごまのソースをかけた中国の四川という地方の料理です。漢字では、「棒」という字を書いて「バン」と読みます。これは、焼いたとり肉を棒でたたいて、やわらかくしていたことからだそうです。中国では、とり肉だけで他の具は使わないのがふつうのようですが、日本では、くらげやきゅうりを加えることがあります。これは、マーボーどうふやえびのチリソースなどを日本人向けに作ってしょうかいした陳健民という料理人さんのアイデアです。
5月9日の給食
【献立】
〇 ゆかりごはん 〇 やきぶたラーメン 〇 小松菜のサラダ
ラーメンが日本にやってきたのは、江戸時代の鎖国から開国された明治時代のころです。神戸や横浜の港のまわりにできた中国の人たちの街に、中華料理店が開かれたのがきっかけです。大正時代ごろから各地に広まりました。それから日本の好みに合う味、スープがつくられ、今では大人気の料理です。
5月8日の給食
【献立】
〇 米粉パン 〇 ポトフ
こめこパンはその名のとおり、お米を細かくくだいた米の粉を使って作られています。今は、いろいろな食べ物や料理が増え、わたしたちがお米を食べる量がだんだんすくなくなってきていることから、お米を少しでも多く食べてもらおうと作られました。よくかんで食べてみてください。お米の甘みが口の中に広がりますね。
5月7日の給食
【献立】
〇 ポークカレー(むぎごはん)
〇 ツナサラダ
今日はみなさんの大好きなカレーライスです。カレーライスに使われるカレー粉は、どこの国の人が発明したのでしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・答えはイギリスの人です。カレーはインドの家でそれぞれちがった味で食べられていましたが、イギリス人がインドで使われていたスパイスを混ぜ合わせて「カレー粉」を発明しました。そのカレー粉が、明治時代の初め頃、イギリス人によって日本に伝わりました。その後、日本のお米に合うようにとろみをつけたり、そばやうどんのだしにカレーを加えたカレーうどん、カレー南蛮、パンでカレーを包んだカレーパンなどいろいろなカレー料理ができました。みなさんも、カレーを使った新メニューを考えてみませんか。
5月2日の給食
【献立】
〇 五目寿司 〇 若竹汁 〇 ブロッコリーのマヨネーズ和え
〇 子供の日デザート
春は草木が芽を出し、ぐんぐん伸びます。たけのこも、1日に70センチ伸びるといわれるほど、一気に成長します。また、たけのこは「朝掘ったものをすぐ食べよ」といわれるほど、掘って時間が経ったり、大きくなって地上にのびたりして空気にふれると、えぐみという苦みが増えます。この苦みのもとは、カルシウムでやわらぎます。今日の若竹汁のようにカルシウムの多いわかめとたけのこを合わせる料理が多いのは、たけのこの苦みを消す、むかしの人の知恵なのですね。
5月1日の給食
【献立】
〇 黒糖パン 〇 炒めビーフン〇 もやしのナムル
ビーフンは、紀元前220年ごろ、秦の始皇帝が中国を統一したころにできた食べ物といわれています。北の方の兵士が南の方へ攻め入ったとき、米を食べることに慣れていなかったため、米をひき、粉にして麺をつくったそうです。その後、中国の南の方から台湾へ広まりました。ビーフンが日本に初めて来たのは、明治36年です。で開催された博覧会に台湾から他の特産品と一緒に出されました。ビーフンには、粘り気の少ないインディカ米が使われているそうです。
4月30日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 麻婆豆腐
〇 春雨の酢の物
春は草木が芽を出し、ぐんぐん伸びます。たけのこも、1日に70センチ伸びるといわれるほど、一気に成長します。また、たけのこは「朝掘ったものをすぐ食べよ」といわれるほど、掘って時間が経ったり、大きくなって地上にのびたりして空気にふれると、えぐみという苦みが増えます。この苦みのもとは、カルシウムでやわらぎます。カルシウムの多いわかめとたけのこを合わせる料理が多いのは、たけのこの苦みを消す、むかしの人の知恵なのですね。
4月28日の給食
【献立】
〇 ハヤシライス(麦ごはん)
〇 はるやさいサラダ
「ハヤシライス」という名前はどうしてついたかというと、それにはいくつかの説があるようです。林さんという人が作ったから、林さんという人が毎日お店にやってきて注文したから、牛肉を小間切りにした料理のことをいう、英語の「ハッシュドビーフ」がなまったからという説です。明治時代ごろから食べられるようになった、日本でうまれた洋食の料理です。
4月25日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 さつま汁
〇 ホキのいそかフライ 〇 コールスローサラダ
さつま汁は、おとなり鹿児島県の郷土料理です。さつまどりというにわとりを使って作ることから、この名前がついたといわれています。江戸時代の鹿児島、さつま藩では、性格のあらいさつまどりを戦わせる闘鶏がもよおされ、負けたとりを野菜といっしょに煮こんで作ったのが始まりだそうです。
4月24日の給食
【献立】
〇 チーズパン 〇 ミートスパゲティ
〇 フルーツポンチ
トマトケチャップは、まっ赤にうれたトマトを火にかけ、煮つめてトマトピューレを作ります。これに、さとう、塩、酢、香辛料やたまねぎ、セロリなどを加えてケチャップのできあがりです。明治時代にアメリカから伝わり、その後、日本でも作られるようになりました。
4月23日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 ぶたじゃが 〇 ちぐさあえ
じゃがいもは、たまごのような形をした「メークイン」と、丸い形でくぼみのある「男爵いも」が有名です。男爵いもは、明治時代に川田男爵という人がアメリカから取り寄せたことから、この名前がついたそうです。男爵いもは煮くずれしやすくホクホクしているので、コロッケや粉ふきいも、ポテトサラダを作るのに向いています。メークインは煮くずれしにくいので、シチューやカレーに向いています。日本で多く作られる北海道では、夏の終わりから秋に収穫されます。長崎県など九州では、冬に植え付けて春に収穫されたものが出回ります。
4月22日の給食
【献立】
〇 親子丼(麦ごはん)
〇 だいこんサラダ
今日は「親子丼」です。大きいおかずを、ごはんにかけて食べましょう。たまごが一般家庭で食べられるようになったのは明治時代になってからで、そのころはまだ値段の高い食べ物でした。今のように広く食べられるようになったのは、にわとりの飼育方法が変わり大量生産ができるようになってからで、今から60年くらい前からです。わたしたちの体をつくるたんぱく質や血液のもとになる鉄、ビタミンなどがたくさん含まれています。
4月18日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 肉団子の甘酢煮
〇 ほうれん草のナムル
給食では、高鍋町でとれたお米を炊いています。「夏の笑み」という種類のお米です。「夏の笑み」は、宮崎県の農業試験場で開発、登録された新しい種類のお米です。お米のねばりが強く、炊きたてはもちろん、冷めてもおいしいお米です。よくかむと、お米の甘味が口いっぱいに広がりますよ。
4月17日の給食
【献立】
〇 黒糖パン 〇 パンプキンポタージュ
〇 海藻サラダ 〇 お祝いクレープ
毎週木曜日の給食は、パンの日です。パンの歴史は古く、今から6千年くらい前にエジプトで作られていました。そのころは、小麦を石でつぶして粉にして、水で練ってたいらにのばし、あつく熱した石の上で焼いていました。日本へは、400年くらい前にやってきたポルトガル人によって伝えられました。今のようにたくさんの人が食べるようになったのは、学校給食でパンが食べられるようになった昭和30年ごろからのことです。
4/16の給食
【献立】 ひむかの日
〇 麦ごはん 〇 じゃがいもの味噌汁
〇 とんとん焼肉
今日は「ひむかの日」献立です。「ひむかの日」の給食は、宮崎県産の食べ物を取り入れて、みなさんに紹介します。今日は、宮崎県産のぶた肉と野菜で焼肉を作りました。給食でも家でもよく食べられているぶた肉ですが、もとは野生のイノシシを飼いならしたのが始まりです。肉から内臓、耳や足まですてるところなく使えるので、世界でもよく食べられ、いろいろな料理があります。また、ぶた肉からハムやベーコン、ウィンナーも作られます。
4月15日の給食
【献立】
〇 わかめごはん 〇 やきそば 〇 ブロッコリーのサラダ
焼きそばは、名前に「そば」とついていますが、小麦粉で作られた中華めんを使って作ります。中華料理にも「チャオミュン」(炒麺)という焼きそばがありますが、めんを油で揚げてあんをかける「かた焼きそば」や、「ソース焼きそば」は、日本で工夫して作られた料理です。いろいろなご当地焼きそばもあり、静岡県の「富士宮焼きそば」、秋田県の「横手焼きそば」、群馬県の「上州太田焼きそば」などが有名です。つかる材料や作り方がそれぞれ少しずつ違うそうです。また、コッペパンにはさむ「焼きそばパン」やたまごで包んだ「オムそば」、麺を細かく刻んでご飯と炒めた「そばめし」などもあります。手軽にできる料理なので、休みの日に作ってみるといいですね。
4月14日の給食
【献立】
〇 チキンカレー(麦ごはん)
〇 マカロニサラダ
小学校に入学された1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。新しい教室、新しいクラスのお友だち、まだ少しきんちょうしているお友だちもいるかもしれませんね。給食を食べて、楽しい時間を過ごしてくださいね。学校の給食は、木曜日がパンの日、他の日はごはんの給食です。今日は給食でとても人気のカレーです。宮崎県産のとり肉やじゃがいも、たまねぎ、にんじんからのおいしさがたくさんつまっていますよ。
4月11日の献立
【献立】
〇 麦ごはん 〇 さわにわん 〇 いわしのおかかに
〇 白菜のごまあえ
(写真はありません)
いわしは鮮度が落ちやすい魚ですが、「いわしも七度洗えばたいの味」といわれているように、新鮮なものであれば生ぐささもなく、ていねいに洗えば余分な脂肪がのぞかれて食べやすくなり、その味はたいと同じくらいおいしいといわれています。今日はかつお節の風味と甘辛い味付けの「おかか煮」です。
今日は入学式でした。月曜日からは1年生の給食もスタートします。い年生のみなさん楽しみにしていてくださいね。
4月10日の給食
【献立】
〇 照り焼きバーガー 〇 ポトフ
今日はてりやきバーガーです。バーガーパンにキャベツとてりやきチキンパティをはさんだら出来上がりです。ポトフは、フランスの家庭料理です。牛肉やウィンナーなどの肉、大きく切ったにんじん、たまねぎ、かぶ、セロリなどの野菜をグツグツとじっくりにこんで作ります。日本でいうと、おでんのような料理です。いろいろな食べ物をいっしょに食べられるので、栄養たっぷりで、体も温まりますね。野菜たっぷりの料理ですが、みんな大好き、いつもほぼ完食です。
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