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令和6年度 学校の様子

記紀みらい塾

7月12日(金)

 今日の2校時は、5・6年生を対象に「記紀みらい塾」を行いました。

 「記紀みらい塾」とは、地域の神話や伝承、お祭りなどを教材として、小中高校生のみなさんにふるさとを知り・考え・誇りを持ってもらうために、「宮崎県 みやざき文化振興課」が行っている出前授業です。
 県内に数多く存在する「古事記」「日本書紀」ゆかりの地に残るエピソードをもとに、講師の先生と一緒に、楽しく・深く学べる出前授業です。

 本日の講師は、宮崎県立看護大学の教授 大館真晴(おおだて まさはる)先生でした。

 大館先生は、日本の古代文学と神話に関する研究を専門とされており、古事記や日本書紀、風土記などの文献を研究されておられます。

 お話の中で、夏祭りにエイサーを奉納する6年生に「エイサーを奉納して神様を喜ばせてください。」とエールも送ってくださいました。

 子どもたちがよく知る「矢研の滝」の名前の由来や、神武天皇と都農神社のつながりなどをわかりやすく話してくださいました。

 子どもたちにとっては、「そこにあるのが当たり前」である矢研の滝や都農神社の話を聞き、自分たちのふるさと「都農」に誇りをもち、さらに愛着が深まる時間になっていること願っています。

あつい、暑い、アツイ!!

7月8日(月)

 校内を巡回していると、もぁっとした熱風が吹いてきます。今日も、昼休みの外遊びは無理だな…と思いながら歩いていると、思わず「おぉ!!」と声を出してしまう光景を目にしました。

 見ていただきたいのは、赤丸の所です。

 よくわからないかもしれないので、ズームしたものを見てください。

 北校舎にできたわずかな日陰に集まっているツバメたちの姿です。

 空からは直射日光、下からは校舎の照り返し。

 これだけ暑いと、多くの動物たちが命がけの日々を送っているのだなと実感しました。

中学生の職場体験学習

7月5日(金)

 今週水曜日から都農中学校の1年生10名が職場体験学習のため、来校していました。日替わりで各教室に入り、いろんな体験をしていました。

 本校を選んだ理由は「将来小学校の先生になりたい」、「先生の仕事がどのようなものか知りたかった」、「人と関わる仕事につきたいので勉強になると思って選んだ」などがありました。

 最終日の今日、朝のあいさつ立ち番をしている様子を見て嬉しくなり、写真を撮りました。

【人数が少なくても、元気なあいさつができます】

【人数も増え、明るく元気なあいさつになります】

 

 運動場続きの中学校と本校。

 もし、可能なら、中学生と一緒に写真のようなあいさつ運動ができないかな…と本気で思いました。

 あいさつ運動で進める小中連携。

 中学生のあいさつは、小学生のよいお手本です。

 中学生の皆さん、ありがとうございました。

秘密基地?~4年生図工~

7月4日(木)

 朝、校門であいさつ運動をしていると、4年生の子どもたちが、段ボール箱を抱えて登校しているのが気になっていました。

 5時間目、校内を巡回していて合点がいきました。

 グループごとに、秘密基地らしきものを作っていました。

 3・4年生の図画工作では「材料などから豊かな発想をし、手や体全体を十分に働かせ、表し方を工夫し、造形的な能力を伸ばすようにする。」という目標があります。この授業では、グループの友だち同士で話し合い、作業を進めていましたが、「これは○○じゃかい、△△した方がいいっちゃねぇ?」「じゃぁねぇ!!そうしようや!!」という声も聞こえていました。

 楽しく学べる姿が最高でした。

大作の予感~3年生図工~

7月4日(木)

 5時間目、校内を巡回しているときでした。

 3年生の教室を覗くと、なにやら真剣に描いています。何を描いているのだろう?とそっと教室に入りました。すると…

 

 画用紙には、大迫力の龍が描かれていました。

 龍の体の大きさや長さを表現するために、龍の体をくねらせたり、らせん状に重ねたりして描いていました。この重ねて描くというのは、どことどこが重なっているかを考えて描かなければならないので、集中力と根気強さが必要となり、とても大変な作業なのです。教室がしんとしていたのは、3年生が集中して龍を描いていたからだと思いました。

 後で担任の先生から、「りゅうのめのなみだ」の読書感想画の指導をされていたと聞きました。

 絵画指導も他の教科と同じように、一定の技能を身に付けさせるために一斉指導を行います。一斉指導をしたら皆同じような絵になると思われがちですが、決してそんなことはありません。子ども一人一人のよさが作品に現れ、味のある絵になるから不思議です。

 下書きの段階ではありますが、完成が非常に楽しみです。大作ができあがる予感がします…。

大地の力!!~2年生のミニトマト~

7月1日(月)

 今日の朝、校内巡回をしていたとき、ふと外に目をやると、2年生のミニトマトが赤く色づいているのを見つけました。

 赤く色づいてなくても、こんなに大きな実をつけている2年生のミニトマトたち。

【トマトの重さで倒れそうな感じです…】

【上の方もこんなふうに大きな実をつけてます】

 

 土に含まれる養分をたっぷりと吸って実っているのだな…と思いました。

 やはり、小さな植木鉢より広々とした畑の方がよく育つのだな…。たわわに実ったミニトマトを見て、大地の力をしみじみと感じました。

都農町初!!合同体育遊びをしながら幼保小中連携!!

6月26日(水)

 今日は、1学期最後の参観日でしたが、6年生と1年生については、都農中学校の体育館で合同体育遊び(鉄棒運動)の授業参観を行いました。

 もう少し詳しくお話しますね。

 都農町では昨年度から幼保小連携に取り組んでいます。今回は公益財団法人外あそび体育遊具協会から室内でも使用できる鉄棒を寄贈いただくことになり、この鉄棒を使って幼保小中が連携した授業を安田式体育遊び研究所の居関さんに指導いただく事になったのです。

【寄贈された鉄棒 各色2本、6本いただきました】

 今回は、以下の組合せで2時間授業を行いました。

 合同体育遊びⅠ

 町内の幼稚園や保育園の園児、都農南小1年生、本校6年生

 合同体育遊びⅡ

 町内の幼稚園や保育園の園児、本校1年生、都農東小・内野々分校1年生、都農中1年生

 幼保小中連携と言葉で言うのは簡単ですが、初めて出会う園児や他校の1年生とさっと打ち解けられるわけではありませんでした。しかし、一緒に体を動かしながら、6年生が園児に手を貸してあげる場面や、上手にできたことを誉めている場面、互いの頑張りを称え合う場面などが見られました。

 合同体育遊びという名称でしたが、講師の先生が合間合間でそれぞれの運動のもつ意味や取り組ませ方のポイントなどを参加している指導者へ解説してくださっていました。

 集まっているのは町内の一部の子どもたちではありましたが、このような機会があったからこそ生まれた交流もあります。このような機会を設けていただいたことに感謝しています。

 きっと、6年生や1年生にとってもよい体験ができたのではないかと思っています。

 メディア(宮日新聞、UMK「のびよ みやざきっ子」)の取材も入っていましたので、子どもたちの感想も聞けるのではないかと思います。

アナログもデジタルも…~3年生国語~

6月24日(月)

 3年生の教室を覗くと、音読をしていました。

 全員の声が揃い、読み終わると〇を1つ塗る。

 次は起立してそれぞれのスピードで読む。読み終わったら着席する。

 次は辞書引き。

 先生が黒板に書かれた言葉を国語辞典で調べる。

 それが終わると、電子黒板に写し出された漢字を読む。

 テンポよく、思考が途切れることなく進んでいきます。このような学習にくり返し取り組むことで、子どもたちには確実に学力が身につくのです。

 また、国語辞典を引く場面と電子黒板の漢字を読む場面をみながら、それぞれのよさを感じました。

 3年生の国語で国語辞典の使い方を学びます。国語辞典の言葉の並びは五十音順です。五十音を順に言えることの大切さがここにあるのですね。

命を学ぶ

6月20日(木)

 今日、4年生は、みやざき動物愛護センターの方をお招きして命について学びました。

 身近にいる生き物の話から、どこにどのような生き物がいるかをみんなで確認しました。

 この後、聴診器を使って自分の心臓の音を確認しました。「生きている」ということを実感できた子どもたちでした。

願いが叶いますように~七夕飾りづくり~

6月21日(金)

 今日の2~3校時に、2年生が地域の方々と一緒に七夕飾りを作りました。

 今日は、子どもたちのために地域の方々がたくさん集まってくださいました。

【図書室で打ち合わせ中】

 2年生の教室では、グループに分かれて七夕飾りを作りました。

 

 このように、各グループにたくさんの方が入ってくださり、飾り作りを通して交流を深めることができました。

 最後に、みんなで記念写真を撮りました。

 完成した七夕飾りは、児童用玄関に飾られています。

 みんなの願いが叶いますように…。

オリジナルな活動~6年生による読み聞かせ~

6月21日(金)

 昨日のお昼休みのことでした。

 1年生教室から楽しそうな笑い声が聞こえるので教室を覗いてみました。

 昼休みなのに、1年生は全員椅子に座っています。しかも、1年生の教室内に6年生の姿があります。

 何をしているのかな…と見ていると、6年生の男子3名が1年生に紙芝居の読み聞かせをしていました。

 

 外はあいにくの天気ですが、紙芝居を読んでもらっている1年生はご機嫌で、教室は明るい笑い声に包まれていました。

 食い入るように紙芝居を見ている顔は真剣そのもの。物語の世界に引き込まれている証拠です。

 

 ところで…。

 紙芝居を読んでいる3名の他にも教室内には1年生の側に座り寄り添う6年生の姿がありました。

 赤い丸で囲まれたところにいるのが6年生です。

 どうしてかなぁ?と思い、担任の先生に尋ねてみました。すると、6年生の素晴らしいチームワークを感じるエピソードが聞けました。それは…。

 係り活動として1年生に紙芝居や絵本などの読み聞かせをする友だちをサポートするために、自然な流れで読み聞かせをしない6年生も1年生の教室についていったようですとのことでした。

 読み聞かせの練習をしている友だちを見ている中で、できれば1年生には静かに聞いてほしいとの思いがあったのではないかなと思いました。だからこそ、自分たちも一緒に1年生の教室に入り、1年生の側に座って読み聞かせをする仲間を見守ってくれたのではないか…。私はそんなふうに思いました。都農小の6年生のチームワークのよさを感じたできごとでした。

 一方、読み聞かせをしてもらう1年生は…というと、紙芝居を楽しむのはもちろんですが、大好きな6年生のお兄さんやお姉さんが昼休みに自分たちと一緒にいることが嬉しかったのでしょう。自分の側に来てほしくて6年生を手招きしている子どもたちが何人もいました。側に6年生が来ると、満面の笑みを浮かべ、手をつないでもらって…と、1年生と6年生の自然な交流の様子が見られたことも嬉しかったです。

 6年生の皆さん、読み聞かせをしてくれてありがとう。

 友だちを見守り、支えてくれてありがとう。

三角定規を使って

6月20日(木)

 4年1組の算数の授業の様子です。

 今日は、2枚の三角定規を使って長方形を描く学習をしていました。

 

 算数では5ミリ方眼ノートを使用しているので、マス目に合わせて長方形を描くことは簡単ですが、今日は2枚の三角定規を使って長方形を描くということで子どもたちは真剣な表情で三角定規を操作しながら長方形を描いていました。

第1回学校運営協議会

6月19日(水)

 今日は、本年度初めての学校運営協議会を行いました。会の前に、子どもたちの授業の様子を自由参観という形で観ていただきました。

 その後、図書室で会を行いました。本年度の委員の代表の方に教育長から委嘱状が交付されました。

 今回は、教育長の他、都農町長もご出席くださいました。

 今回は、学校運営協議会の概要説明や年間計画、学校経営方針説明等を行い、その後、都農町教育ビジョンにある「郷土に誇りと愛着を持つ子ども」をめざし、「学校、家庭、地域が一体となって子どもを育む教育活動の充実について」というテーマで熟議を行いました。

 まずは、各委員さん方に「どんな子どもになってほしいか」ということで地域の方の願いを書いていただきました。

 次に、それをグループ分けして、この協議会で取り組んでいくことを焦点化する作業をしていきました。

 

 本校は、来年創立150周年を迎えることもあり、ここを一つの節目として取組を進めていくことで共通理解を図りました。

 

 本校には長年続く歴史と伝統のある学校行事や教育活動があります。また、校区内には都農神社や国指定重要文化財「赤木家住宅」など都農町の誇る名所・旧跡があります。都農町や本校の歴史を学ぶことを通して、都農町や都農小のよさを再確認し、都農を愛する子どもを育てていきたいと思いました。

第2回は、9月10日(火)開催予定です。

三先生を偲ぶ会~6年生だけの特別授業~番外編

6月14日(金)

3校時の三先生を偲ぶ会を終えた休み時間の校長室の様子です。

来校されていたお客様をもてなす子どもたちの姿がありました。

行儀よく話を聞くことも大切ですが、このように自然に会話ができふれあえる姿を見てうれしくなりました。これが本当の交流なのではないか…と。

4校時の授業のため6年教室に移動する直前に、用意させていただいた冷たい麦茶を飲まれている地域の方に、

「慌てなくていいですよ。ゆっくり飲んでください。」

という声をかけてくれた子どもがいました。

子どもたちの優しい心にふれ、また嬉しくなりました。

その後、授業を行う6年生教室へ案内してもらいました。

三先生を偲ぶ会~6年生だけの特別授業~

6月14日(金)

3校時に行った全校での三先生を偲ぶ会の終了後、6年生の教室では、地域の方にさらにお話を聞く6年生だけの特別授業を行っていただきました。

当時の様子について聞きたいことを質問するスタイルで授業を進めました。

子どもたちは、事前学習を進める中で、地域の方に尋ねたいことをまとめていたため、授業はスムーズに進行していきました。

子どもたちは、聞いたことを一言も漏らしたくないという思いからでしょう。一生懸命メモを取りながら話を聞いていました。

用意しておいた7つの質問が終了したところで、野鳥の森内にある三先生殉職の碑に献花を行いました。

今年度は、子どもたちの発達段階を考慮し、6年生については次の時間も地域の方のお話を聞く時間を設けました。

地域の方の当時の思い出や戦争への思い、そして自分たちや都農町への思いを直接聞くことができたことは、本校のリーダーである6年生の自覚をより高めることにつながる意義ある学習になったと思います。

修学旅行では鹿児島県の知覧特攻平和会館に行くことになっています。本校で起きた出来事と知覧特攻平和会館での学びがつながり、よりよい学びになることを願っています。

 

三先生を偲ぶ会

6月14日(金)

昭和20年5月14日に学校は爆撃を受け、当時、勤務されていた黒木君子先生、三輪百代先生、長友ナミエ先生の3名が殉職されました。

都農小学校では、毎年、この悲しい出来事を忘れないように、平和と命の尊さについて全校で学ぶ機会を設けています。それが「三先生を偲ぶ会」です。

今年の三先生を偲ぶ会には、当時のことをお話しいただく地域の方や都農町長様が参加してくださいました。

 

今日の三先生を偲ぶ会では、6年生がこの日の様子を劇で紹介してくれました。

 

また、全校児童で「折り鶴」を歌い、地域の方のお話をお聞きしました。

体育館には子どもたちの素直な歌声が響き渡りました。

 

地域の方は、当時の都農町の様子や爆撃を受けた日の様子をお話してくださいました。

3年生以上は話す人の方を見て、真剣な表情で話を聞くことができました。

この後、6年生の代表児童が作文を発表し、献花を行い、今年度の三先生を偲ぶ会は終了しました。

これからも、都農小学校で起きた戦争による悲しい出来事を忘れないよう、年に一度は戦争で亡くなられた三人の先生方のことを思い出し、今後も平和な世の中が続くように祈るだけでなく、まずは自分自身、そして自分の周りにいる友達を大切にできるおすずっ子を育てていきたいと思いました。

かがやき賞!!

6月12日(水)

今日は月に一度の集団下校の日。

全体が集合すると計画委員会から表彰が行われました。

5月に取り組んだ「かがやき週間」において、友達のよさを認めることのできた子どもに「かがやき賞」が授与されました。

善い行いをしていたとして紹介された子どもと、紹介した子どもの両方に「かがやき賞」が授与されるということです。

集団下校の際には時間の都合で、2名の子どもに代表で授与されました。

 

おすずっ子一人一人によさがあります。一人一人のよさや違いを認め合える子どものいる学校は温かく素敵な場所です。これからも、そんな温かで素敵な場所であるよう、みんなで協力していきたいと思います。

「かがやき週間」の取組はこちらから

    ↓

かがやき週間実施中!!

大きくなぁれ!!~2年生のミニトマト~

6月12日(水)

昨日の5時間目、1年生の音楽の授業を見に行った時、外で活動している2年生の姿を見つけました。

側に行ってみると、ミニトマトのお世話をしていました。

 

よく育っているなと思い1枚写真を撮ると、次々に

「校長先生、見てください。」とお誘いを受け、次々に写真を撮ることに…

 

茎も太く葉も大きい。実もたわわについている感じがして、今から収穫の時期が楽しみです!!

三先生を偲ぶ会に向けて…

6月12日(水)

本年度の三先生を偲ぶ会は、6月14日行います。

そこに向けて少しずつ準備を進めてきました。

児童用玄関には、三先生の写真が飾られています。

この写真を興味深げに見ていく子どもたちがいます。

また、全校児童で歌う「折り鶴」という曲の練習も音楽の時間や朝の会や帰りの会で取り組んでいます。

昨日の5時間目にこの「折り鶴」が聞こえてきたので声のする方に行ってみると、1年生の教室から聞こえてくる歌声でした。

 

悲しみを抱えながらも生きる意味や希望を見出そうとする歌詞ですが、歌うことを楽しんでいる1年生の姿に平和の尊さや生きていることの幸せを感じました。

美しい学校~環境整備を支える力~

6月12日(水)

本校には四季折々の美しい花が咲いています。

その花を育てたり、植え替えたりしている方がおられることは、きっと皆様もご存知だと思います。

 

委員会の子どもたちが委員会活動の時間に苗を植え替えた場所もあります。

 

また、次に植える花の準備も着々と進んでいるようです。

 

美しい学校の環境整備には、それを支える方がいるということも大切にしたいことです。

美しい学校には美しい心をもつ子どもたちが育ちます。そう信じて、全職員一丸となって頑張ります。