学校の様子
たすき掛けの救世主
【あれあれ・・・。どうやって結ぶんだっけ】
【たすき掛けの救世主、調理員の先生が手とり足とり教えてくださいました】
たすき掛けは、たすきを半分に折り、折った部分を親指の人差し指の間に通して肘までの長さをぐるぐると巻くそうです。そして、両端をもって結び目を作ればあっという間に出来上がりました。「あ~、そうやった」と去年の記憶をよみがえらせた子どもたちと職員、しっかりと覚えておきたいと思います。
衣装も整い、次は5・6年生教室で神楽のビデオを見ました。視点は2つです。1つ目は動く場所、2つ目は腕の伸び、腰の低さを見ました。神楽を舞っている時に、中心から自分の位置に戻る場面があります。この時に、自分が戻る場所が分からなくなることがあったため、お手本のビデオを見ながら自分はどこに戻ればよいのかを確認しました。
【感覚だけで覚えるのではなく、位置関係を理解しながらビデオをみました】
【それぞれ同じ位置に立つ子どもたちで集まり、どこに動くかをにっこりトークしました】
自分の動きが分かったところで、体育館に移動し実際に舞ってみました。すると、今度は自分たちが動く場所がしっかりと分かり、スムーズにいきました。次からは「腕をまっすぐ、腰を下ろして」を意識しながら練習していく計画です。
【今日は雨が降っていたので体育館で練習をしました】
9月の残暑はどこへ?と思うような気候が続いています。子どもたちにとっては涼しい環境で練習ができることで、集中力も長く保つことができていると思います。運動会当日、雨が降らず、かつ涼しい日になるといいなぁと思います。
運動会予行練習
【「一生懸命」ではなく、「一所懸命」】
それから、プログラムに沿って本番さながらの練習が行われました。子どもたちは出番がたくさんで、汗びっしょりです。水筒のお茶もすぐに無くなり補給する子どもも出てきました。保育所生も最後まで元気に参加しました。
【エール交換:各団大きな声が出ます】【新 荒谷イモパラ2015 かっこよく踊ります】
【今年初めて黒の衣装を来てリストバンドをつけて踊りました】
【綱引き:諦めない姿がありました】 【全校リレー:バトンパスもスムーズになってきました】
【一所懸命!】 【5・6年生は1周です。あと半分!】
この予行練習を通して、徒競争の後のお辞儀や団技の方法、神楽等これからも練習が必要なところが出てきました。2学期から本格的に運動会の練習が始まりましたが、、子どもたちは誰一人体調を崩すことなく練習に参加しています。また、少々のけがはつきものだと考えているのか、一輪車の練習で擦りむいても、尻もちをついても弱音を吐かずに大変前向きです。この子どもたちの運動会に懸ける思いは、きっと当日実を結ぶと思います。子どもたちが一所懸命に演技する姿、走る姿、応援する姿、行進する姿・・・一つ一つに目を向けていただき、時折声をかけてくださると子どもたちの力になると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ジュリエンヌスープ?
今日の一口メモによると、「ジュリエンヌ」とはフランス語で千切りという意味だそうです。千切りスープという分かりやすい名前もいいですが、ジュリエンヌスープと聞くと色々な想像が膨らみ楽しいですね。
【千切りの野菜がスープにたくさん入っていました】
一口メモの「どんな切り方を知っていますか?」との問いに、「乱切り」、「いちょう切り」など知っている切り方をみんなで言い合っていました。ジュリエンヌスープから楽しい時間が生まれた給食時間でした。
【乱切りって全部同じ形でいいと?と聞いていました】
現場に行って学ぶこと
その現場には4名の作業員の方がいらっしゃって、子どもたちを出迎えてくださいました。はじめに社長さんから、「伐採は労働災害の多い作業です。そのため、チェンソーでも切れない作業服を着たり、木を倒す方向を定めたりしています」とお話がありました。
【チェンソーでも切れない作業服はオレンジ色の作業服のことだそうです】
また、伐採の手順についてもお話いただきました。まずは、受け口を切るとのことです。受け口は、木の全体の3分の1を切る方法が上手に切れるコツだとも教えていただきました。角度は35度~40度できります。
【受け口を切ったところ】
その後、追い口を切ります。これは、受け口の10㎝~15㎝上を切るそうです。その後、くさびを2本使い、木の重力の重心を移動して倒すとのことでした。
【くさびを2本以上使うことが義務付けられているそうです】
それから、実際に伐採の様子を見せていただきました。まずは、伐採を安全に行えるように障がい物を取り除き、安全確認をします。また、木をどちらに倒すかもこの時点で決めるそうです。その後、先ほど説明していただいた手順で、受け口を切り、追い口を切り、くさびを使って木を倒します。くさびを打ち込んでいくと、徐々に木が傾き始め、やがて倒れていきました。ほとんどの子どもたちが伐採の様子を見るのが初めてでしたので、倒れた瞬間は「おお!」っとどよめきが起こりました。みしみしと音を立て、どしーんと倒れる木の音は土の中に吸い込まれるような優しい音に感じました。
【伐採をする人は1人で、その他の人は重機で枝を打ったり、運んだりしていました】
【年輪についても教えていただきました】
また、傾いて立っている木は、くさびを入れずに傾きを生かして倒すともお話くださいました。その木はとっても大きな木で、植林して50年くらい経っているものだそうです。その木を倒す時には、一際大きな音が響きました。
その後、製品にならない木や枝などについてもお話がありました。これらの木や枝はバイオマス発電に使われるため、全部搬出するのだそうです。1本の木が、様々な用途に使われて私たちの生活を支えてくれているのだと実感しました。
【これらはバイオマス発電に使われるそうです】
一通りの作業を見せていただいた後、子どもたちからの質問に答えていただきました。「木のにおいはいつまで続くんですか?」、「チェンソーを使うのに免許がいるんですか?」、「木を切った時に危ないのはどんな時ですか?」、「木に青いチョークで印がつけてあったのは何ですか?」、「1日で伐採できる面積はどれくらいですか?」、「林業をする人が少なくなっていることについてどのように思っていますか?」、「林業のやりがいは何ですか?」などたくさんの質問が出てきました。
【一つ一つの質問に真摯にお答えたいただきました】
今回伐採した現場は、来年には植林をされるそうです。直に、大迫力の伐採シーンを見せていただくとともに、その伐採を安全にできるように様々な工夫があることも学んだ子どもたち、この学習を今後のウッジョブに生かしていきましょう。
本日はお忙しい中、作業の手を止めて、子どもたちのために伐採現場を見せてくださりありがとうございました。エネルギー溢れるこの現場に足を運んだことで、子どもたちのウッジョブに対する意欲もかき立てられたことと思います。本当にありがとうございました。
【現場に行く途中の道から荒谷小が見えました】
生き生きとしたパフォーマンス
【男の子と女の子で踊りが違う箇所がありますので、そこにもご注目ください】
【大きな掛け声でみんなを引っ張ってくれます】
その後、リレーの練習をしました。毎回勝つ団は決まっていましたが、その差が徐々に詰まり、いい勝負になってきています。これから挽回していくのか、逃げ切るのか楽しみです。
最後は一輪車です。今年度は1年生も多くの演技に参加します。入学当初は一輪車に乗れなかった1年生も、今ではスイスイ乗れます。それに加えて複雑な動きが入ってくるので、1年生にとっては難易度が高いかもしれません。それでも、必死に上級生についていっています。ひたむきに努力する姿に感心するばかりです。
【はじめは一輪車を使わずに動きの確認】【その後、全体を通しました】
今朝は気温が低く、学校の朝の気温は21度でした。肌寒く、長そでを羽織るくらいでしたが、現在は26度まで気温が上がりました。朝夕の寒暖の差が激しくなって、体調を崩しやすくなる季節です。週末になります。生活の仕方を考えて、また元気に月曜日からの学校生活に臨んで欲しいと思います。
研究授業
【はじめは一緒に学習の内容をつかみます】
【先生が他の学年を指導している時も集中していました】
【にっこりトーク(話合い活動) この時間を大切にしています】
その後の授業研究会では、1時間の授業の流れや子どもの反応から、どのような言葉かけをしたらよかったのか、どの部分に重点をおいて指導したらよかったのか、今後のにっこりトーク(話合い活動)はどうあればよいか等が話し合われました。子どもたちの10年後20年後の将来を見据え、今どのような指導をすればよいか、これからも全職員で考えていきたいと思います。
【授業研究会 新たな課題(宝)がざっくざくです】
New 百葉箱
校長先生と教頭先生に、夏休み中に修繕をしてもらっていた百葉箱が修繕完了となりました。屋根の板に校長先生が色を塗ってくださり、真っ白な百葉箱がお目見えしました。遠くからでもはっきり分かる、とってもきれいな百葉箱です。木陰に立っていますので、荒谷小にお越しの際には見てみてください。
【色を塗る前】 【塗った後】
【職員室から見ても白さが際立ちます】
秋空のもと
今日の給食は学級給食です。いつもは全校児童でランチルームで給食を食べますが、毎週火曜日は各クラスで給食を食べます。ランチルームから3~6年生が出ていく時に、1・2年生は階段を下りて外へ行っていました。見ると、体育館前に机といすがセットされていました。今日は、1・2年は外での給食です。収穫したミニトマトを量りで量ったり、「次はイチョウの木の下で食べよう~」と言ったりして楽しい給食時間を過ごしていました。
【ミニトマトは約130gありました】
【「外で食べるとおいしいね~」と嬉しそう】
これから過ごしやすい季節になります。自然の移ろいを感じながら、美しい景色を楽しんで欲しいです。
運動会の練習
入場行進の練習と開会式の練習では「開会式の所作をおぼえよう。行進の動きや声を揃えよう」がめあてでした。開会式では、話す人が台に上がったら注目し、話し終わって台の階段を1段おりたら正面を向きます。また、礼をする時は相手の目を見るということを確認しました。
【1年生も出番があります】
その後、行進の練習をしました。行進は見に来てくださる方々に、荒谷小のチームワークを見せることができる大切なものです。大きな声を出して、大きく手をふり、足を上げ元気いっぱいに行進をします。初めての練習だったため、自分の立つ位置が分からなかったり、前の人との距離が縮まりすぎたりしましたが、これから練習を重ねていくうちにそれらの課題も克服できると思います。
【まずはその場で行進の練習】 【列を揃えて行進します】
【昨年度の優勝は白団】
【保育所生も元気に行進しました】
【昨年度の応援賞は赤団でした】
【腕がしっかり振れています】
この時間のふりかえりでは、「目を見て礼をすることはできたけれど、行進をする時に声が小さかったり、手足が揃っていなかったりしたので、それらが次の時間の目標です」、「行進をする時に前の人との距離がバラバラだったので、次の時間はそれを調節したいです」等、具体的な課題が出てきました。
3校時は「綱引きの行い方や動きのポイントを知ろう、リレーの行い方や動きのポイントを知ろう」というめあてで、学習を進めていきました。綱引きは昨年度の方法と変えたところがあります。それは、「綱につけ!」の合図の前に各団が円陣を組み、作戦を考えたり、気もちを鼓舞したりする時間をもつところです。そこで気合いを入れて「綱につけ!」の合図で一斉に綱につきます。
【ここで団の団結力を高めます】
いよいよ綱引きの始まりです。各団とも作戦を立てていましたが、今日は圧倒的な力で赤団が2戦全勝でした。
【重心を後ろに 顔は空に向けるといいそうです】
これから白団がどのような作戦を立てて、赤団に迫るか楽しみです。白熱した戦いでした。
最後に全員リレーを行いました。バトンパスの練習やテイクオーバーゾーンの確認をして、リレーを走ります。1~4年生は半周ですが、5・6年生は1周走ります。応援が子どもたちの力になります。どうぞ、当日もたくさんの応援をよろしくお願いいたします。
2学期のウッジョブ始動!
この時間のめあては「計画のとびらをひらこう」です。まずはじめに、校長先生からウッジョブについての考え方を指導していただきました。
【どのように頭を整理していくか】
まず、「時間やできることには限りがある」ということを指導していただきました。制限や制約があるから新しい発明(価値)が生まれるとお話くださいました。また、子どもたちだからこそできることを2つ教えてくださいました。それは「聞く」、「見つける」ことです。持続可能な暮らしにはどのような知恵があるのか、どのような価値観で生きてきたのかを「聞く」こと、そして、五感を働かせて、当たり前の日常から、ここで感じられる体験できる宝物を「見つける」こと。これらをヒントに、子どもたちはそれぞれの学習内容に分かれて「何をもう1回勉強したいのか」、「何を新たに学ぶことが必要なのか」を担当の先生方と整理しました。
【二度見するようなパンフレットを作るには】【絆をテーマにしたフォトフレームは】
それぞれの子どもたちは、知識として必要なこと、どのようなことを林業に携わる方にインタビューするか等の項目を大まかに整理しました。そして、子どもたちには「聞く」ことと「関わる」ことが共通して必要なものだと分かりました。
これからのウッジョブは、行きつ戻りつの学習になると考えています。子どもたちがわくわくしながら、自分の課題を解決するために様々な切り口から林業への貢献・発信ができるよう、一緒に取り組んでいきたいと思います。わくわく学習応援隊の皆さまをはじめ、林業に携わる方々、地域の方々にはこれからお世話になることと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
この~木何の木?
○ 赤団 ・・・ 熱血の木
○ 白団 ・・・ 元気の木
です。どちらの木も、その団のカラーが表現されていてとってもいい看板になっています。この看板も運動会を盛り上げてくれる大切なものです。当日はぜひ、間近で見てみてください。
【インクをたっぷりつけました】
【「ほしの木?」と6年生に聞く保育所生】
【最後は応援の声の大きさ対決。今回は赤団(右写真)に軍配が上がりました】
ゴーヤ入り夏野菜カレーの力
【私たちが育てたゴーヤを入れたおいしいカレーを作ってください】
新鮮なゴーヤを受け取った調理員の先生、どんな夏野菜カレーを作ってくれるのか楽しみですね。
そして、給食の時間。2年生からゴーヤについての説明がありました。「今日のカレーには、ぼくたちが育てたゴーヤが入っています。普通のゴーヤに比べて苦みは少ないと思うので、ゴーヤが苦手な人でも食べられると思います」と話していました。
【おいしいゴーヤをありがとう】 【今日のサラダはあおまめサラダでした】
カレーの中に入っているゴーヤは、調理員の先生が小さく切ってくださっていました。苦みは全くなく、いつもより食べるスピードが早い子どもたち。今日は、全員が時間内に食べ終わることができました。このような日はあまりないので、1・2年生のゴーヤ入り夏野菜カレーの力を見せつけられたような思いでした。きっと、1・2年生が育てたゴーヤという親近感が、子どもたちの食欲を増進させたのだと思います。
1・2年生、調理員の先生、ごちそうさまでした。
【愛情も栄養もい~っぱいの夏野菜カレーでした】
今日は参観日
【お家の人の前だと嬉しいけど、ちょっぴり緊張しますね】
【中学校にいっても役立てられるスキルです】
その後、4時間目には保護者の方に講師をしていただき、「チョイガマカ」と「オクラホマミキサー」の練習をしました。「チョイガマカ」は盆踊りのような踊りで、1年生の頃からずっと踊っている高学年の子どもたちは、しっかりと動きが頭に入っていました。教師が子どもたちに教えて貰う場面が多々あり、「手を叩かないところで、間違って手を叩くと目立つんですよ」とアドバイスも貰いました。手を叩くタイミングは覚えておかなくちゃと、覚える視点を教えてもらったような気持ちになりました。
【毎年ありがとうございます】
はじめは全体を通して、ゆっくり教えてもらいました。動きを覚えると、今度は太鼓に合わせて踊ります。太鼓のリズムは思ったより速く、しかしリズムがあると一つ一つの動きがつながり踊りやすいと感じました。運動会当日は、多くの人に「チョイガマカ」や「オクラホマミキサー」を踊っていただき、午後の部に向けて心をひとつにできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
雨にもまけず 風にもまけず
【百葉箱には理科の授業でお世話になります】
応援の練習スタート
今日の昼休みに、運動会の応援の練習についてのオリエンテーションが行われました。
○ 応援をする時には身ぶり手ぶりを大きくすること
○ 相手の団を誹謗中傷するような表現は使わないこと
○ 昼休みに応援の練習をする時には、清掃時間に遅れないようにすること
○ ふりかえりをすること
などが伝えられました。
【団の士気を鼓舞するような応援を目指します】
その後、各団に分かれて練習を行いました。はじめはささやき声の打合せ、練習でしたが、次第に大きな声が出るようになり体育館中に赤団・白団の応援が響き渡りました。代々受け継がれてきた応援や、先生方から教えてもらった応援の動きを確認しながら、応援の練習がスタートしました。これから荒谷小は、運動会一色に染まっていくことでしょう。
【団長を中心に、まとまり始めています】
避難訓練(地震・津波)
地震が起こったことを放送で聞くと机の下に隠れます。揺れがおさまったら、教室から体育館へ避難をしました。体育館ではまず避難をする時の留意点をふりかえりました。合言葉は「おはしも」です。
お:押さない
は:走らない
し:しゃべらない
も:戻らない
次に、なぜ「おはしも」が大切なのかをにっこりトーク(話合い活動)で考えました。
【6年生は保育所生に分かりやすく話していました】
それぞれ子どもたちが考えた理由は以下のとおりです。
○ 押さない:「押して転ぶとけがをしたり、避難が遅れたりする」
○ 走らない:「走っているところが崩れるかもしれない」、「バランスを崩して転ぶ」
○ 喋らない:「喋っていると油断をして転んでしまう」
○ 戻らない:「ドアが開かなくなるかもしれない」、「崩れてくるものがあるかもしれない」
この「おはしも」を守ることで、一刻を争う事態に直面した時に自分の命も、周りの人の命も守ることにつながります。
次に校長先生から「地震を知って正しくおそれよう」というめあてで、お話をしていただきました。始めに地震が起こったらまずすることを確認しました。
○ ランドセルで頭を守る
○ 急いで外に出ない
○ ガスの元栓を閉める(大人)
○ 逃げ道を作っておく(戸を開ける)
○ テレビ等で情報を収集する
そして、強い地震の揺れもおよそ30秒くらいでおさまると仮定して、避難している時(机等に隠れている時)には自分で1から30まで数えると強い揺れにも我慢して気持ちを落ち着かせることができるとも教えていただきました。
【机の下に隠れている時は、両手で机の脚をしっかりと固定します】
また、声を掛け合いながら避難することや、登下校中は山側から離れたところに避難すること、道路の広い場所に避難をしている時には、山側を向いて土砂に注意しながら地震をやり過ごすこと等を教えていただきました。そして、日頃から石が落ちている箇所を把握しておくことも重要だということを学習しました。
まとめでは、地震が起きたら「あわてず身を守ること」、「どこで地震にあっても身を守る方法を知ること」、「地震や津波を知って正しくおそれること・身を守ること」を確認し合い命の授業は終わりました。
6年生は、国内研修でも地震が起きた時にどのように行動すればよいかを学習してきました。まずは身を守ること、そしてお互いに声を掛け合って協力すること、そして日頃から地震について考え、シュミレーションしておくことが必要だと感じました。
神楽の練習
今日は、動き方の確認をしました。先者と呼ばれる子どもたち(6年生)に続いて、他の子どもたちも動いていきますが、その先者の動き方を地域の方が教えてくださいました。
【瞬時に動きの違いを指導してくださいました】
全校児童で神楽を舞うので、体格差があり歩幅も違うため列が揃わない場合があります。高学年は歩幅を小さくして下級生に合わせることや職員には太鼓の叩き方も教えてくださいました。バチを軽く持って両手で叩くと、体育館中に響き渡る音が出ていました。
【教頭先生も猛特訓です】【貴重な時間であるため一言一句聞き逃さない子どもたちでした】
練習後のふりかえりでは、6年生が「自分の動きは分かったけれど、下級生にそれを教えることができなかったので、これからしっかりと説明をしていきたいと思います」と発表していました。9月27日には秋季大運動会が開催されます。この日に向けて、6年生を中心に神楽の練習に力を入れていきたいと思います。
本日は、雨の中荒谷小にお越しくださりありがとうございました。地域の方の太鼓の音を聞いて子どもたちの神楽スイッチが入ったように思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
国内研修その3
【なかなか経験できない夜のディズニーランドでした】
班によっては、待ち時間の少ないものを多く乗るところ、必ず乗りたいものを最優先させて行列に並ぶところなどそれぞれでした。また、お土産を買う時間も確保しなければなりませんので、多くの班が集合時間の約1時間くらい前から買い物の時間にしていました。とってもかわいいグッズがたくさんあり、どのお店も買い物をするお客さんでごった返していましたが、自分の欲しかったものや、家族へのお土産が無事に買えたようでした。
【夢の世界でした】
ディズニーランドでも終始班行動でしたが、自分の行きたいところだけを押し通すこともなく、班の中で話し合って効率よく回れるようにしていました。チームワークのいい班ばかりでした。3日目も盛りだくさんの研修で帰りの電車では、疲労感も見え隠れしていましたが具合が悪くなる子どもも出ずにぐっすり眠れたようでした。
最終日はフジテレビに行きました。こちらでは主に買い物とスタジオ見学をしました。日頃テレビで見ているアニメのキャラクターや、番組のセットを見ることができて楽しい時間を過ごすことができました。
【ガンダムには男の子が大興奮でした】
長いようで短く感じた3泊4日の国内研修もいよいよ終わりになります。「まだ帰りたくなーい」という声も聞こえてきました。しかし、宮崎に着いて宮崎の風景を見ると「懐かしい~」と嬉しそうでした。そして、諸塚に近くなると「宿題終わった?」と現実的な会話も始まりました。「え~、そんなの考えたくない」と国内研修の余韻に浸る子どももいて、様々な思いが交錯していました。
中央公民館前にはたくさんの保護者の方々、先生方が待っていてくださっていました。横断幕も用意していてくださり、無事に帰って来られた喜びを感じました。
【色々な調整をしてくださった添乗員さんにもお礼を言いました】
この3泊4日の国内研修、東京だからこそ味わえる旅でもあり、東京だからこそ分かる諸塚との違いもあったと思います。そして、諸塚の素晴らしさも再認識できる研修だったのではないでしょうか。将来、東京に行きたいと話していた子どももいました。東京のよさ、諸塚のよさそれぞれを吸収して、視野を広くもって成長していって欲しいと思います。
国内研修 その2
それからワイスワイス表参道という家具屋さんにいきました。こちらでは、諸塚産材を使った商品を開発しているとのお話がありました。そして、諸塚村内のどこかに取り付けられたマイクから聞こえる音をスピーカーで聞かせてくださいました。鳥のさえずりや虫の鳴き声、また17時に聞こえる夕焼け小焼けの音楽も聞こえてきました。普段当たり前のように聞いている音が、他の地域に住んでいる方々にとっては珍しいもの・豊かなものとして考えられているということを知りました。
【スピーカーの形状に子どもたちは驚いていました】
【これからのウッジョブのためのインタビューも実施】
その後、同じ建物の中にあるフランス料理のお店で夕食を食べました。このお店は事前に子どもたちの好きな食べ物を調べてくださり、それをベースに作ってくださいました。
【カレーにクリームシチュー、エビフライにコーンスープも】
【多くの量でしたが、みんなペロリと食べました】
その後、子どもたちが楽しみにしていたW杯バレーの観戦に行きました。バレーを習っている子どもたちも多くいるため、憧れの選手を近くで見ることができたり、世界のプレーを間近で見ることができたりすることにわくわくしているようでした。
【日本 チャチャチャ】
3日目は、日程を変更して午前中にそなエリアに行きました。ここは地震発生後72時間までの体験ができる施設で、実際に阪神淡路大震災を経験した方のアイディアからできた紙の食器やビニール袋のカッパなどの作り方も教えてくださいました。また、タブレットを使用して、どのような行動をしたらよいかを考えました。
【地震が起きたらどのように行動するべきか、日頃から考えておくことが必要です】
その後、昼食は班ごとにお店に入り、思い思いのものを食べました。臆することなく店員さんに声をかける子ども、デザートは何を食べようか楽しみながら迷う子どもなど様々でした。昼食後は1日目に見られなかった劇団四季の「リトルマーメイド」を見ました。特に女子はこの「リトルマーメイド」を楽しみにしていたので、見られることになりとても喜んでいました。衣装の華やかさや、ストーリーに釘付けでした。
わくわく 国内研修
【空港でお弁当を食べて飛行機を待ちました】
その日はホテルで過ごし、ホテル内にある銭湯にも入りました。「オレンジ色のお湯は冷たいですよ」と話していたり、露天風呂に入ったりして種類豊富な銭湯を満喫していました。
2日目は、朝食を食べにスープストック東京四谷に行きました。ここは店内に諸塚産材を使用しているお店で、お店の中の壁が諸塚産材だと説明してくださいました。また、諸塚のきくらげを使った商品も開発されており、子どもたちに試食をさせてくださいました。ピリリと舌を刺激する味に、少し子どもたちは控えめに食べていました。「このスープに猪肉と椎茸を入れたらいいんじゃないですか?」と提案をする子どももいて、それらの言葉にお店の方もていねいに答えてくださっていました。
【この壁の木は、木材を乾燥させる時に置いている木をイメージしていると伺いました】
【朝食:8種の野菜と鶏肉のスープ 「スプーンが木だといいなぁ」とつぶやく子もいました】
それからバスに乗って、国会議事堂に行きました。国会議事堂の中は、歴史を感じさせる造りで、厳かな雰囲気でした。装飾しているもの1つ1つにも意味があり、自然とともにそして、人を思って作られた建物だと感じました。
【たくさんの部屋を見学させてもらいました】
【国会の仕組みを教えていただきました】
その後、皇居を見学しました。皇居近くは観光客の方が多くいらっしゃいました。そして、観光客の中で外国の方が多いことを子どもたちは気付いたようでした。英語のみならず様々な国の言葉を聞くことができましたね。
【皇居 二重橋の近くです】 【「ビルが高~い」と口々に言っていました】
お昼は浅草に行き、みんなで天ぷら御膳をいただきました。その後、班行動で浅草の仲見世を歩いて行きました。「浅草ではおじいちゃん・おばあちゃんにおみやげを買うんです」という子どもが多く、人形焼きやキーホルダーを見ていました。中には、「バスガイドさんが紹介していたメロンパン屋さんに行きたい」と話す子どももいて、お店の人に道を聞いてメロンパン屋さんを探していました。
【さっくさくの天ぷらでおいしかったね】
【研修を共にして、これまでよりも仲が深まっていっているようでした】
【雷門には多くの観光客の方がいてびっくりしましたね】
【この後、お堂で待ち合わせをして、みんなで参拝しました】
夏の日差しふりそそぐ PTAバレーボール大会
このバレーボール大会の前には、日本赤十字社椎葉分区から講師の方をお迎えして救急法の講習会を行いました。AEDを使った心肺蘇生法や熱中症対策についてお話いただきました。この講習ではおよそ60名の方々が参加され、熱心にお話を聞いていました。
【とっても分かりやすい言葉でていねいに教えてくださいました】
その後、バレー大会が開始されました。今年は高校生・大学生の参加も多くあり、とても賑やかな大会でした。このような行事を機に、荒谷に帰って来てくれたり、荒谷小出身でなくてもわざわざ足を運んでくれたりすることはとても嬉しいことだと思います。
どのチームも真剣さの中に楽しさも散りばめられていて、とても盛り上がった大会でした。
【とってもきれいな青空でした】 【ミニバレーの大会も大盛り上がり】
【お互いに健闘をたたえ合いました】 【決勝戦 注目の一戦でした】
【打ち水もしていただき、ありがとうございました】
このPTAバレーボール大会では、昼食後にバザーも開催されます。今年も種類豊富な品物が揃い、飛ぶように売れていったようです。
そして、今年のPTAバレーボール大会の優勝は佐井山チームで連覇を達成しました。またミニバレーの部でも優勝は佐礼・小払チームが連覇という素晴らしい結果となりました。おめでとうございました。
【バレーボールの部 優勝 佐井山チーム】【ミニバレーの部 優勝 佐礼・小払チーム】
閉会式では、校長先生から「このPTAバレー大会はお祭りのようなものです」とお話がありました。荒谷小に多くの方々がお越しくださり、スポーツを通じて親睦をはかることができるこの大会は大変貴重なものだと思います。また、このバレー大会で一番心配なことは、けがと熱中症等の体調不良でしたが、参加されたか方々が自己管理をしっかり行ってくださったため、今年も何事もなく楽しく終えることができました。
【大成功に終わり、ホッと一安心しました】
これからも、このPTAバレーボール大会が長く続いていくといいなぁと思いました。今回、多くの方々に準備・運営に携わっていただきました。本当にありがとうございました。
多くの方々の夏の思い出の1ページに、PTAバレーボール大会が刻まれたことと思います。また来年、よろしくお願いいたします。
今日は登校日
今日は6年生が岡山県で開催されている「第2回学校の森・子どもサミット」に参加しているため、6年生と校長先生、5・6年生担任の先生はいません。そのため、子どもたちは全部で9名です。最上級生となった5年生の姿が大きく、たくましく見えたのは、下級生も他の先生方も同じかもしれません。
今日は、教頭先生から平和についてのお話がありました。昭和20年8月6日、同じく8月9日は何があった日だったかを子どもたちに問いました。
【5年生は、この日に何があったのかを答えられましたね】
8月6日は広島県に、8月9日には長崎県に原爆が落とされました。当時の写真を見ながら、どのような状況だったのかを見ていきました。そして、「6月29日、この日には何がありましたか?」との質問に、みんなの頭にはハテナがいっぱい。実はこの日は延岡大空襲があった日だそうです。火薬を作る工場が延岡にはあり、そこが狙われたのだとお話くださいました。その大空襲で130人以上が亡くなり、3000件以上の家が燃えてしまったそうです。広島や長崎だけではなく、自分たちが住んでいるすぐ近くの町でも被害があったということを知り、子どもたちは驚いた様子でした。
次に、平和を続けるために私たちにできることを考えました。1つ目は、「自分や相手の命を大切にすること」です。「命」というと漠然としているところもあるため、教頭先生は「命」を「心」と表現を変えてくださいました。自分の心、相手の心を大切にする。それなら、子どもたちにもすぐにできそうですね。自分の心を大切にするとともに、相手が嫌がることや悲しむことはしない、それは身近なことからできそうです。
また、夏休みに入り、県内でも水の事故も報道されています。川や海で遊ぶ時には注意が必要です。子どもたちだけでは絶対に川や海等に行かないよう指導がありました。
【心を大切にされると嬉しくなりますね】
2つ目は「戦争のことを知ること」です。今の時期や新聞やテレビ等でも戦争に関連する番組や記事がたくさんあります。それらを見たり読んだりすること、そして学校の図書室にも戦争に関連する本がいくつもあります。教頭先生はその中から3冊の本を紹介してくださいました。その中の1冊は戦争中のお話ではなく、アメリカ軍の基地がある沖縄県のお話です。戦争のことはもちろん、今の沖縄のことも考えることが戦争を風化させないことにつながるのかもしれません。
次に生徒指導主事の先生からお話がありました。先生は、「今日から夏休みが終わるまでに続けることを1つ考えてみましょう」と提案されました。1つのことを継続してできれば、他のこともうまく進むようになるそうです。そこで、大きなめあてではなく、具体的で実行できそうなものを子どもたちは考えました。
○ 毎日1時間勉強する。
○ 外で遊ぶ
○ 妹の面倒をみる
○ 30分読書をする
○ 靴を並べる
○ 洗濯物をたたむ
など、それぞれ毎日できそうな目標がたてられました。次の登校日(8月17日)にふりかえりをするそうです。「継続は力なり」、毎日がんばってくださいね。
【黒板に目標を書いて、みんなに宣言しました】
その後、みんなでいも畑の草取りに出かけました。いもの葉はぐんぐん大きくなっていて、「草と間違えて芋をとらんでよ~」と声を掛け合いながら一生懸命草をとりました。また、「いもジュースはどうですか?」、「いもジャムもいいかも」、「いもといったら天ぷらやろう」、「いもカレーもいいね」等、秋の収穫後にまで想像が膨らんでいました。
【6年生、しっかり草を取ったよ~。安心してね】
体育館の照明
プールは終わらない
4年生以上の子どもたちはクロールや平泳ぎの練習をし、3年生はボールを使って遊びました。水泳学習や特練とは違いレクリエーションを交えたプールの時間で、疲れ知らずの子どもたちはいつまでも楽しそうにプールに入っていました。
【3・4年生も午前中から宿題をがんばりました。ごほうびのプールですね】
【水球は男子チーム対女子チームの対戦。結果は女子チームの勝ちでした】
何でも一生懸命取り組む子どもたち、ちょっぴり忙しい夏休みだけどきっと充実した夏休みになると思います。プールは31日までできる予定です。
「第2回学校の森・子どもサミット」に向けて
今日の午前中は校長先生から「第2回学校の森・子どもサミット」に向けてのお話がありました。めあては「ものの見方を増やして、考え方を広げ、子どもサミットを有意義なものにしよう」です。このサミットには約300名の方々が参加されるそうです。色々な場で発表をしてきた子どもたちですが、このような大人数の前での発表は今までしたことがありません。その発表やワークショップの場で自分の意見が自信をもって言えたり、友達の意見を引き出したりすることができるように様々なものの見方や考え方を教えていただきました。
【今まで学習してきたことに加え、新しいものの見方・考え方を学習します】
その、見方・考え方とは
① 鳥の目・虫の目
② 当たり前の中にこそ宝物がある
③ ものの見方は一つではない
④ ものの考え方には反対の考え方がある(批判的に考えてみる)
⑤ マクロ(巨視的)、ミクロ(微視的)に見る
の5つでした。
「①鳥の目・虫の目」、「②当たり前の中にこそ宝物がある」という見方・考え方は子どもたちにも根付いており、その言葉がどのようなことを指すかはきちんと理解できています。その理解を更に深めるために、鳥の目とは「大局的に見る=俯瞰する(全体を上から見る)」ということであり、その見方ができると大事なことが見えてくるそうです。また、当たり前の中にこそ宝があるという考え方では、当たり前は何かを改めて考えました。
次に、「③ものの見方は一つではない」という考え方です。この考え方では、子どもたちに自分の短所を発表させました。すると「怒りっぽい」、「早起きができない」、「小さいことでもイライラする」等の短所が出てきました。その短所と思われるところを、別の言い方に変えると
○ 怒りっぽい・・・感受性ゆたかな、情熱的な
○ 早起きができない・・・よく眠れる、寝る子は育つ
○ 小さいことでもイライラする・・・細かいことまで気がつく
など、短所だと思っていたことが見方を考えるだけで長所になるということを学習しました。
【自信がもてるなぁ】
そして「諸塚の古木・巨樹100選」の冊子を用いて、自分たちの好きな木ベスト3とその理由をそれぞれ考えました。その後、にっこりトーク(話合い活動)でベスト3の発表し、友達の意見を聞いて気付いたことやよかったところを話し合いました。
【子どもたちが住んでいる地域の木も載っており、「あ!これ!」と嬉しそうでした】
話合い活動の中では、樹齢を視点にしてベスト3を選んでいる子どももいれば、直観的に見ている子どももいました。また、鳥の目・虫の目で見ている子ども、木とお話をしているような感覚で選んでいる子ども等4人とも違う視点で選んでいました。このことから、ものの見方は一つではないということを身をもって理解したと思います。
【落ち葉も、見方を変えればどこにもない宝物です】
「④ものの見方には反対の考え方がある」という内容では、1次産業、2次産業、3次産業、6次産業のことをおさらいし、6次産業を進めていこうという考え方と、慎重にするべきであるという2つの考え方を新聞記事をもとに学習しました。批判的に考えてみることも一つの考え方だそうです。
「⑤マクロ(巨視的)、ミクロ(微視的)に見る」では、宇宙規模から見た大気や自分たちの住んでいるところを考えました。この地球上に酸素や水はいくらでもあると考えていた子どもたちが、宇宙規模で考えると、それらは限りあるものであると理解していました。そして、木の働きはマクロからミクロまであり、森林は循環をする大切な役割を担っていることを学習しました。
今日の学習で子どもたちは、「鳥の目、虫の目という考え方は知っていたが、今日の学習でそれを生かすことができた」、「自分の見方とみんなの見方が違っていて面白かった。子どもサミットでは鳥の目や虫の目を使って友達を作りたい」、「鳥の目・虫の目を使って岡山や東京と諸塚の違いを考えてみたい」、「鳥の目・虫の目に加えて、反対の考えをもつことやマクロ・ミクロで考えることを知った。水や空気の大切さが分かった」等のふりかえりを発表していました。
最後に「第2回学校の森・子どもサミット」で、他県の子どもたちとも交流を深めるきっかけ作りとして、手作りの名刺を作ることになりました。子どもたちがデザインをして、それを印刷します。「諸塚って読めるかなぁ」、「住所っていう字にもふりがながあった方がいいですか?」、「何年生が来るんですか?」などと話しながら、わくわくしながら名刺作りをしていました。
【東臼杵郡も書いた方がいいかなぁ】
今回のお話を聞いて、子どもたちは新たな考え方を知ったり、これまでの考え方を再認識したりしました。そして、考え方は一つではないことを実感し、色々な人の意見や考え方を知ることが楽しくなったことと思います。8月、全国の方々の前で堂々と発表をする子どもたちの姿が目に浮かぶようです。6年生、楽しんで来てくださいね。
とうとうやってきた 水泳教室
【初参加の3・4年生、堂々としています】
水泳教室は、いつも泳いでいるプールと違うプールで泳ぐことや、観客の方々がいらっしゃること等、いつもと違う環境におかれます。そのためか、「みんな速そうに見えます」と話す子どももいました。それでも子どもたちは、今まで学習してきて身に付けた泳ぎを遺憾なく発揮していました。
【5年生も懸命な泳ぎを見せてくれました】
最後のリレーは圧巻でした。これまで、地道に練習してきた子どもたちに努力の花が咲いた瞬間でした。6年生1人1人が最高の泳ぎを見せてくれた結果、子どもたちは1位を取りました。泳いでいる姿はたくましくもあり、美しくもあり、そして輝いていました。子どもたちにとっても保護者の皆様にとっても、職員にとっても嬉しい結果になりました。努力の先にある喜び、達成感を味わえたと思います。
【よくがんばりましたね!!】
緊張に打ち勝った子どもたち、きっとこの経験が子どもたちを一回りも二回りも成長させてくれると思います。保護者の皆さま、応援ありがとうございました。
水泳教室前日
【3・4年生もリレーに挑戦!】 【1年生もビート板です~いすい】
【2年生、クロールで25m泳げるようがんばっています】
それぞれが目標をもって水泳学習に取り組んでいるため、毎時間が真剣勝負でした。特練が終わると、子どもたちが楽しみにしていたスイカを食べられる時間です。PTAサマーキャンプで保護者の方々が用意してくださっていたスイカを、全員でおいしくいただきました。
【スイカ授与式の後はふりかえりを発表しました】
【来年はクロールの息つぎから練習を始めるそうです】
【よ~く冷えたスイカ、おいしかったね】【最後はプールにお礼を言いました】
水泳教室のためだけに水泳学習を頑張ってきたわけではないですが、晴れの舞台でこれまでの練習の成果が十分発揮できるといいなぁと思いました。この夏、水泳学習を通して子どもたちは打たれ強さや、悔しさ、戸惑い、喜び、楽しさ等、様々なことを学んだことでしょう。熱い熱い水泳学習がもうすぐ終わります。
1学期の思い出
【保育所生も参加しました】
子どもたちはプロの方々の演技が見られるということで、昼休みも学級担任の先生方と熱心に練習をしていました。この日のテーマは「理想に挑む」でした。そして、めあては「プロに学ぼう、プロに挑もう」でした。校長先生からは「9月27日の運動会で一輪車の発表があります。その発表に役立てるように色々と聞いて学んでください」とお話がありました。
今回お越しになられた方々は、一輪車の国内大会や国際大会でも上位とのことでした。その方々からは、「小学校2年生の終わりから一輪車に乗る練習をしました。一輪車の技は何個あるとは決まっていません。新しいスポーツですので、今でも次々と技ができています。基本的な技だけでも100個ありますが、これからみんなが新技を作ることができるかもしれません」とお話がありました。
代表の児童からは「私は一輪車をもっと大好きになりたいです。今回色々なことを学んで技をレベルアップしたいです。」とあいさつがありました。
【後輩たちからも目標とされている6年生です】
その後、プロの方々の演技を見せていただきました。姿勢がよくてかっこよく、とても華麗な演技でした。「うわぁ~!!」と感嘆の声があがり、子どもたちみんなが、その演技に見とれていました。
【初めて見る技もたくさんあり、子どもたちの目はキラキラしていました】
その後、子どもたちの一輪車の演技を見ていただきました。演技の内容は運動会で発表する一輪車の技です。まだ完成まではいっていませんが、できている所までみていただきました。子どもたちは、プロの方々の演技の後に発表するということがプレッシャーになったようでしたが、今できる精一杯の力を出しました。
【みんなで心をひとつにします】
その後、プロの方々からアドバイスをいただきました。そのアドバイスは、教師も目からうろこが落ちるようなものばかりでした。
① 一輪車には前と後ろがある。それはサドルを見て判断するのではなく、サドルの下にあるねじを見て判断する。ねじがついている方が後ろであり、ねじの方にサドルの太い方を合わせる。
② ペダルには右と左がある。(RとL)が書いてある。
③ サドルの高さはおへその高さに合わせる。
これらの内容は一輪車を乗る上でとても大切なことであり、これらのことを怠ると大きなけがにつながってしまうとのことです。
【早速一輪車の点検をしました】
また、一輪車の乗り方で①つま先に力を入れてこぐ②姿勢をよくする(立腰)③前を見るという3つのポイントを教えていただきました。その方法を意識して一輪車に乗ると、ただ一輪車をこいでいるいるだけでも、先ほどとは見違えたかっこいい乗り方になっていました。
そして、最後に「荒谷小のみんなは励まし合ったり、注意しあったりすることができる雰囲気をもっています。それができるといい演技につながります」、「友達と一緒に一輪車で演技をする時には相手のことを考えて支え合うことが大切です。みなさんはチームワーク抜群なので、運動会にはきっといい発表ができると思います。運動会が楽しみです」とお話いただきました。
プロの方々に直接ご指導いただき、コツをつかみ自信もついた子どもたち。また、一輪車に対しての思いも強くなったのではないでしょうか。夏休み中もぜひ学校で一輪車の練習をしてくださいね。
【よ~し!これからもがんばるぞ~】
プール納会
少ない水泳学習の時間でしたが、1年生もずいぶんと水に慣れてきたようです。2年生はビート板を使ってクロールの練習をし、ビート板なしでもクロールができるようになっています。3年生は担任の先生と教頭先生が指導に入ってくださり、とてもきれいな泳ぎができるようになっています。大きく、ゆっくり手をかくことを意識しているようです。4年生もクロールの形がきれいになって、スピードもついてきました。5年生は6年生と一緒に練習をしており、クロールで安定したタイムがでるようになっています。6年生は、下級生のお手本となるような泳ぎをしており、フォームを確認しながらもっと速く泳げるように毎時間取り組んでいました。
【気温28℃、水温26℃ とっても気持ちよく泳げました】
【教頭先生と1対1の練習】 【おへそを見て泳ぐんだよ~】
その後、水泳学習のふりかえりをしました。各学年のふりかえりは以下のとおりです。
<1年生>
「5m泳げるようになってよかったです」
「クロールで5m泳げるようになってよかったです
<2年生>
「クロールで25mはいけなかったけど、目標だった『半分まで泳ぐ』ことはできたのでよかったです」
「クロールで目標の『半分まで泳ぐ』ができたので、来年は25m泳げるようになりたいです」
<3年生>
「手のかきを意識して泳ぎました。来年はバタ足に注意して泳ぎたいです」
「前はクロールをする時に腕から耳が離れていたけれど、今は腕に耳をつけて息つぎができるようになりました。来年は25m泳ぎます」
<4年生>
「クロールの手のかきがあまり上手ではなかったけれど、教頭先生や他の先生に教えていただいて30m泳げるようになりました。来年は往復(50m)泳ぎたいです」
<5年生>
「記録はいつも同じでした。どのように泳いだら記録を縮められるかを考えて泳ぎたいです」
「クロールでいつも20秒台が出るようになりました。平泳ぎでは手と足がバラバラだったり、足のひきつけができていなかったりしていました。水泳教室では自己最高記録が出せるようにしたいです」
<6年生>
「身体が泳ぎ方を思い出して、これだという泳ぎ方ができるようになりました。クロールでは平均24秒が出せるようになったのですが、これは昨年と同じタイムなのであまり成長できていないのかなと思います。これから、特練で手のかきを練習したり、お風呂で練習したりして自己最高記録をたたき出したいと思います」
「平泳ぎはフォームがよくなりました。でも、あまり進まないのでまだまだ練習したいです。クロールは、楽に泳げるようになりました。記録は24秒です。この記録は昨年と同じ記録なので、最高記録を出せるようにがんばりたいです」
「これまでクロールでは30秒くらいがベストでしたが、今日24秒で泳ぐことができました。ゆっくりとした動きで泳ぐことを意識して泳ぎました。平泳ぎでは足を引くことを意識していなかったので、全く進みませんでした。手と足のコラボレーションを意識したいです」
「息つぎをする時にプールの端を見るようにしたら、息つぎに時間がかからずに早く泳げるようになりました。平泳ぎでは、足全体で蹴ることができていないという友達からのアドバイスをもらったので、それに注意して泳ぎたいです」
【いつも楽しそうに水泳学習にのぞんでいた1・2年生】
【個人練習でぐんぐん上達していった3・4年生】
【手や足の動きを徹底して練習した5・6年生】
感想や改善点、これからの目標など、次につながるふりかえりができていました。
最後に校長先生から講評をいただきました。校長先生は「水泳はやればやるほど上手になります。練習量が大切です。今年は雨が多くてなかなか水泳学習ができませんでしたが、いいお天気だったらもっと泳げるようになったと思います。今日はプール納会ですが、明日からも特練や天気がよければ水泳学習もあります。もっと泳げるようになりたいと思って励んでください」とおっしゃいました。
【安全に水泳学習ができて何よりです】
1・2年生が育てたゴーヤ
【まだまだ大きくなりそうなゴーヤがあるそうです】
今日は久しぶりの晴れ間です。風が心地よく、気分もすがすがしくなります。久し振りに子どもたちは、昼休みは運動場で遊べますし、放課後は水泳特練があるので、楽しみがたくさんでウキウキしていることでしょう。
【青空さん こんにちは】【金曜日、教頭先生が草を集めてくださってまたきれいになりました】
詠みます
「タコライス タコじゃなくて ひき肉だ」
「ほかほかの おいしい給食 ありがとう」
という、心温まる句を詠んでくれました。また、4年生も
「夏休み 野菜を食べて もりもりだー!」
という句を抑揚をつけて詠んでくれました。
何でも楽しそうに取り組む3・4年生。そのような姿を見るととっても元気がでます。諸塚学校給食の日のふれあい給食をきっかけにこのような取組をしてもらって、大変うれしいです。生産者の方や調理員の先生、献立を作成してくださった栄養教諭の先生も喜ぶと思います。
【これからも諸塚産のものをモリモリ食べてね】
青空のもと
そんな暑い日でしたが、校長先生は1日運動場に出て草刈りをしてくださいました。梅雨の雨でぐんぐん伸びた草が運動場を緑のじゅうたんのように染めていたのですが、草刈りとその後の整備のおかげで、生まれ変わった運動場がお目見えしました。
【運動場で練習する一輪車も乗りやすくなると思います】
下校指導の際には、子どもたちが校長先生の姿を見て自然に草取りをしたり、剣道で集まった子どもたちは大きな声で「おつかれさまでーす!」と校長先生に声をかけたりしていました。運動場で遊べる日がとっても楽しみになりましたね。ありがとうございました。
一方子どもたちの学習では、昨日は絶好の水泳学習日和でした。昼休みに「先生、今日はプールできますか?気温と水温合わせて53℃でしたよ!」と嬉しそうに話す子どももいました。5時間目、青空と入道雲のもと、プールに入って泳ぐのがとても気持ちよさそうでした。1・2年生はビート板を使って練習をし、3・4年生はクロールで泳げる距離とタイムを計って、その後クロールの練習、5・6年生もタイムを計り、クロールと平泳ぎの細かな練習をしました。
【毎回、こんなに気持ちいいプールだといいですね】
1学期も残り1週間、子どもたちが楽しみにしている水泳学習がたくさんできるといいなぁと思います。
諸塚学校給食の日 ふれあい会食
今日の給食は「むぎごはん・タコライス~諸塚バージョン~・カラフルスープ・牛乳」でした。
【ごはんの上に乗っているのはキャベツです】
今日はズッキーニ、たまねぎ、かぼちゃ、トマト、干ししいたけ、なす、お米が諸塚産でした。給食の食材の中で55.9%が諸塚産の食材でした。ズッキーニが収穫できるのはそろそろ終わりとのことで、ちょうどいい時期にふれあい給食がありました。
今回のふれあい会食には生産者の方2名と諸塚学校給食の日実行委員の方2名が計4名がお越しくださいました。また、ALTの先生も来校される日であり、とっても賑やかな給食時間でした。
今回お越しいただいた生産者の方は荒谷小にゆかりのある方ばかりでした。「私は、荒谷小出身です。ほうれん草やトマトを作っています。また、スイートピーを育てたり牛を育てたりもしています」、「諸塚のしいたけを使った特産品を開発しています。荒谷小の剣道でもお世話になっています」などとごあいさつをいただき、子どもたちも身近に感じたようでした。
【子どもたちの中には生産者の方々のことを知っている子どもも多数いました】
また、実行委員の方々からは食生活改善委員(食改さんと呼ばれているそうです)のお仕事の内容を聞いたり、子どもの頃の給食のお話をしていただいたりしました。
【ご協力ありがとうございます】
会食の中では、「どんな野菜を育ててるんですか?」と質問したり、七夕のお話を生産者の方から聞いたりして、いつものように和やかな時間を過ごしました。子どもたちは、自分たちのお話を生産者の方や実行委員の方に聞いてもらいたい様子で、いつもにも増して生き生きと話していました。
【あっという間に給食を食べちゃった】【普段なかなか会えない方にお会いできてよかったね】
【色々なお話が聞けてよかったね】 【すぐに仲良しになりました】
今日の給食のタコライス~諸塚バージョン~では、ごはんの上にキャベツを乗せており、更にその上に小さいおかずをかけて食べました。「タコライスってたこが入ってるのかと思ってた」と子どもたちは話していましたが、「タコス」の具材がごはんに乗っているものがタコライスと言われます。「カレーの味がします」とも話していた子どもたち、とってもおいしそうに食べていました。
【ALTの先生も一緒に】
最後に、4年生の児童がお礼のあいさつをしました。「今日の給食の中で一番おいしかったのはタコライス~諸塚バージョン~です」と言って、その後、一句詠みました。「もろつかは 元気いっぱい 給食で」と抑揚をつけて詠み、大きな拍手をもらっていました。
【お礼のあいさつ 心がこもっていましたね】
今回色々な方とふれあって、おいしい給食を食べ、諸塚の山の恵み、人とのつながりを感じたのではないでしょうか。本日はお忙しい中、荒谷小までお越しくださり本当にありがとうございました。
【また荒谷小に遊びに来てください】
子どもたちの感想文の一部です。子どもらしい感想がたくさんで面白いです。ぜひご一読ください。
○ タコライスなのに、タコやイカがなかったことがふしぎです。
○ 保育所やおじいちゃんおばあちゃんたちにおやつづくりを教えていることに驚きました。
○ スイートピーの色はつくのではなく、つけるということにびっくりしました。色水を吸わせて色をつけるのは自分が好きな色を花につけられるので、スイートピー以外の花もそうなればいいのにと思いました。
○ 諸塚バージョンのタコライスはトマトの味が効いていて天下一品でした。
○ 遠足で行ったところのハウスは今日来てくださった生産者の方のハウスで、こんなに面積の広いところで育てていてすごいなと思いました。
○ 「ミニトマトは水をあまりやらない方が甘くなるんですよ」と教えてくださった。このことが一番「えー!そうなのー!」と思いました。何事も甘やかし過ぎはダメと改めて思った。
○ カラフルスープに入っていたズッキーニが私が思っていたようにではなく、それ以上においしかった。少しナスに似ている気がした。
いちょうものがたり(ウッジョブ諸塚)
【いちょうの木の写真です。イチョウの木には校長先生が絵具で色を塗りました】
【校長先生お手製の木の模型を使って根っこの長さを考える】
朝の読み聞かせ
1冊目は1・2年生が気になっていた「おこだでませんように」でした。お母さんがいない時にお留守番をしていて妹が泣いた日はお母さんに怒られ、学校でも先生に怒られる男の子。怒られた時には黙って横を向くこの男の子が七夕かざりの短冊にお願いごとを書きました。その願いごとは・・・。涼しげな風鈴の音や夏を知らせるセミの鳴き声が聞こえる1・2年生の教室に静かな時間が流れました。
【この絵本は、娘さんと一緒に選んでくださったものだそうです】
2冊目は「いいから いいから」です。カミナリの親子が突然家に来ても「いいから いいから」、一緒にお風呂に入るのも「いいから いいから」・・・。おじいちゃんの「いいから いいから」という寛大な言葉が印象的な絵本でした。
【いいから いいから】
3冊目は「シャボンダマのきせき」という絵本でした。チョコザイくんがシャボンダマを吹くと、会いたい人に会えるという不思議なお話だったこの絵本、じっくり読んでみたい絵本でした。
時間の関係で4冊目は聞けませんでしたが、諸塚村の図書館にあるようですので、ぜひ手にとって見て欲しいと思います。
また、1冊目の「おこだでませんように」の絵本は、読み聞かせをしてくださった方が学校に寄贈してくださいました。新聞にも載っていた話題の絵本ということです。この絵本も、もう一度読んでみたいですね。
本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。今日もまた、子どもたちは心に残る絵本に出会えたことと思います。ありがとうございました。
やっと泳げた 4回目の水泳学習
水泳学習は、学級担任の先生に加え教頭先生も毎時間入って指導をしてくださいます。1・2年生はバタ足の練習、3・4年生はクロールの息つぎの練習、5・6年生は平泳ぎの練習をしました。気温25℃、水温22℃で、水は冷たかったようですが、ぶるぶる震えながらも一生懸命練習に取り組んでいました。
【寒いけど、意欲満々の子どもたちです】
【1時間で泳ぎ方が上達しました】
明日からは水泳特別練習(特練)が行われます。どうか、雨が降らずに気温・水温とも高くありますように。
しいたけ博士を目指せ!(ウッジョブ諸塚)
【たくさんのプレゼンを準備してくださいました】
今日のめあては「しいたけのなぞをといて、しいたけはかせをめざそう」です。しいたけ博士は写真を見せながら、しいたけの原木であるくぬぎの木の特徴からしいたけの成長、流通までをお話してくださいました。
【写真で見るとよ~く分かりますね】
くぬぎの木を切り倒し、搬出した後に「ふせこみ」という作業があるそうです。それには2つの方法があり、1つはビニールハウスに置いておき、乾燥を防ぐために水をまいた、涼しい山林に置いておく方法、もう1つはくぬぎの木の上に枝葉をかぶせる方法だそうです。枝葉は水を通すため、乾燥はしないようです。この方法はとてもいい方法だと教えてくださいました。
また、ほた場(原木を立てかけて置いておく場所)には、周りに壁を作り風が原木に当たって乾燥しないように工夫しているそうです。そして、しいたけには「袋かけ」もするとのことでした。この「袋かけ」は、昨年度子どもたちも実践しています。「あ~、やったことある!」と話す2年生、「去年袋に水滴がついてたよね」と1・2年生担任の先生も話していました。しいたけ一つ一つに袋をかけてあげることで、温度が温かくなり、湿度も高くなります。そうなると、しいたけがよく成長するそうです。しいたけ博士はこの袋のことを「魔法の袋」とおっしゃっていました。
しいたけの原木に水分を吸収させる方法として、「散水」と「浸水」という方法も教えてくださいました。「散水」は原木に直接冷たい水をかけることで、「浸水」は原木を水につけることだそうです。「顔が水につかるとどうなる?」としいたけ博士が聞くと「びっくりする!」と子どもたちが答えました。しいたけも同じで、息ができなくなって苦しくなったり、びっくりしたりして出てくるそうです。
その他にも菌床栽培の方法も教えてくださいました。菌床栽培は、くぬぎの木を切り、木をミキサーのようなものにかけて「おがこ」にします。そして、ぬか等の材料を混ぜてくぬぎだけでは足りない養分を補います。そして袋に詰め、教室の半分くらいの釜(殺菌釜)で100℃で1時間加熱するそうです。そうすると無菌状態になり、そこに菌を入れるとのことでした。この菌床栽培では、菌さえあればどの種類のきのこでもできるようで、白マイタケやきくらげなども作られていると教えていただきました。また、菌を入れて半年で収穫できる、原木のように重くないというメリットもあるとのことです。
しいたけ博士は実際に売っている生しいたけや干ししいたけ、しいたけの麺つゆも持ってきてくださっていました。
【しいたけ、きれいな形をしていました】【しいたけの麺つゆ、人気だそうです】
最後に、とっておきのものを見せてくださいました。それはしいたけの原木を割ったものです。昨年度こま打ちをした原木と、2年目の原木(今年の秋にしいたけが収穫できる原木)の2種類を用意してくださいました。それぞれの気を匂ってみると、昨年度こまうちをした原木は何も香りがしませんが、2年目の原木にはしいたけの香りがするから不思議です。
【「あ!しいたけのにおい!!」と1年生は嬉しそうでした】
しいたけ博士は「2年目の原木は秋に出てこようと準備してるとよ」と話されいました。昨年度こま打ちをした原木には、種ごまが残っておりその周辺には菌が広がっている様子が見られました。その原木も着々としいたけがでてくるための準備をしているのですね。
授業の終盤に、代表の児童が「今日お話してもらったことをしいたけのお世話に生かしていきたいです」と元気にお礼の言葉を言いました。
【色々な育て方があることも分かりましたね】
この1時間、これまでの経験を復習しながら、新しいハテナにもしいたけ博士が答えてくださり、しいたけの秘密が分かりましたね。これからもしいたけのお世話をしながら、新たな発見があったり、ハテナが出てきたりすると思います。それらを大切にして、しいたけ博士を目指してがんばっていきましょう。
本日はお忙しい中、お越しくださりありがとうございました。色々な場所に行って写真を撮って来てくださり、大変分かりやすく楽しく学べました。子どもたちのお母さんやおばあちゃんが写真の中で出てきたことも嬉しかったようです。
本当にありがとうございました。
【いつかはぼくも・わたしも しいたけ博士】
PTAサマーキャンプ
【体育館にブルーシートを敷いて食べました】
そして、子どもたちが楽しみにしていることの1つ、きもだめしも行いました。「今年は6年生やから1人で行きます!」と言う女の子もいました。お父さん方や卒業生が驚かす役になってくれて、思い切り子どもたちを驚かせてくださったので、校舎の中からは大きな悲鳴が聞こえてきました。怖いけど楽しい時間だったようです。
2日目は雨の中、お父さん方や校長先生が竹を取ってきてくださり、そうめん流しの準備をしてくださいました。
【冷たい雨が降る中、ありがとうございました】
その頃、子どもたちは体育館で「ひむかかるた」をしました。5・6年生と1~4年生のチームに分かれて行いました。「自分の近くの札は必ず取る!」と言いながらかるたに臨む子どもがいたり、お手つきをしそうになったけれども、手をついた場所には札がなくお手つきを免れる子どもなど、賑やかなかるた取りになりました。結果は、ハンデがありましたが5・6年生の圧勝でした。それでも1年生は、M学習で「ひむかかるた」をしていたこともあり、すばやく札を取る場面もありました。1・2年生はこれからもこっそり練習をするそうですよ。
【楽しみながら宮崎の偉人の名前も覚えられたり、特産物を知ったりしていいことづくめですね】
そして、いよいよ流しそうめんの時間になりました。テントを流しそうめんの所に移動させ、その中で子どもたちはそうめんを待ちました。「あ!色つきのそうめんだ!!」、「きゅうりが流れてきた」、「やったぁ、ミニトマトゲット!」など、そうめんはもちろん、他の食べ物にも大変喜んでいました。
【う~ん、おいしい】 【さあ、どんどん流すよ~】
【そうめんがどんどん流れてくるよ~】
お腹いっぱいになった子どもたちを待っていたのは、毎年盛り上がるスイカ割りです。今年も大きなスイカを準備してくださっており、全員でスイカを割るために力を合わせました。1~4年生がスイカ割をする時には「もっと右、おちゃわん持つ方」など分かりやすかったのですが、5・6年生の順番になると「英語で言おうや」と子どもたちが言い始めて、「Go! straight! Turn Left」などと英語でスイカの場所を教えていました。英語でもしっかり聞きとり、スイカの場所をめがけて思い切りバットを振っていました。
【プラスチックのバットなので、なかなか割れません】
何度もバットがスイカに命中したのですが、なかなかスイカは割れませんでした。しかし、高学年が勢いよくスイカを叩くとヒビが入り、中から赤い果肉が見えてきました。スイカ割りの後はみんなでおいしくスイカをいただきました。種を飛ばしたり、手で種を取ったり、種を飲み込んだり、色々な食べ方をしていました。
【あま~いスイカで夏を感じましたね】【1年生は初めてのキャンプ、楽しかったかな】
今回は雨のため、花火ができなかったり水泳特練ができなかったりしましたが、その分体育館の中で普段のキャンプではできない遊びができましたね。このキャンプのためにずっと前から準備をしてくださっていた保護者の皆さま、当日お手伝いをしてくださった保護者の皆さま、子どもたちに夏のはじまりのいい思い出ができました。ありがとうございました。
わくわく学習応援隊発足式第2部(職員発表)
1・2年生はウッジョブで諸塚や荒谷のよさを学習しています。野菜を育てて、その野菜をきっかけに地域の方々とコミュニケーションを図ったり、運動場のイチョウの木に注目してイチョウの木からつながる人や歴史なども学習していったりする計画です。
応援隊の方々からは、「イチョウの木のことを知っている人は少ない。知っている人にどんどん声をかけていってみては」と助言をいただきました。
【先生たちも発表する時は緊張します】
3・4年生は、先ほど発表した3人に専属の応援隊をお願いしたいとお話がありました。にこやかにお願いをする3・4年生担任の先生の雰囲気に、3名の応援隊の方が快く専属を引き受けてくださいました。ありがとうございました。
【専属の応援隊の方々が決まり、ホッとしました】
5・6年生は「林業の足下をもう一度見直してみる」ということを話されました。生活を支える森・持続可能な林業立村というキーワードを大切にしながら、これから学習を進めていきます。
【教師も、悩んだり、立ち止まったり、戻ったり、その過程を大切に指導します】
最後に応援隊の方からは「理念だけではうまくいかない。今の段階では理念と手法ではギャップがある。これを埋める作業が大変だと思うがそこをがんばって欲しい。子どもなりの人材確保の考えとプロの見方を合わせていったり、あるべき姿はどういう姿かを考えていって欲しい」とお話をいただきました。
そして校長先生から、「人材確保の手立ての突破口を考えていきたい。大量消費や都会がよいという価値観は崩れてきている。都会の論理と中山間地域の論理は違う。ここで営まれている価値観を大切にしていきたい。そして、子どもたちが捉えた理念にプロとしての価値を与えて子どもたちなりの宝を見つけさせることがPRにもつながる。生きつ戻りつです」とのお話がありました。
今回は子どもたち・職員の発表を熱心にお聞きいただき、そして貴重なアドバイスをくださりありがとうございました。子どもたちと教師だけでは見えなかったものが見えてきて、新たな方向性も示していただきました。これからのウッジョブ諸塚に、今回の学びを織り交ぜて子どもたちと一緒に歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。
わくわく学習応援隊発足式 第2部(高学年発表)
まずは「林業発信」というテーマでの発表でした。「木材を使っている人たちは、今まで知られていなかったよさを見て使っているのではないか」「自分たちが知っていること以外にもよさがあるのではないか」という思いから、木材のよさを改めて見直しそれを発信していきたいということです。それを木の紙に印刷したポスターにしたいと考えています。応援隊の方からは「苗木不足というのは、苗木を挿す人の高齢化や穂木を採る人が少なくなっているという現状がある」とお話いただいたり、「ポスターを作る時には対象を考えることが大切」、「どういう気持ちで林業の魅力を感じているのかを絞ると面白い」などのアドバイスをいただきました。また、木の紙に写真を印刷できるかどうかについては、「印刷はできるが、木の色味が強いと写真が分かりにくくなる」などと注意点もお話いただきました。
【林業の魅力、自分で感じて表現できるといいですね】
次に「指令:人材確保せよ」というテーマで発表をした6年生。新聞記事等から人材確保が必要だと感じたこの児童は「二度見」、「感動」してもらえるようなパンフレットを作りたいと考えました。この計画を聞いた応援隊の方からは「何のために、誰のために作るパンフレットなのかを明確にするといい」、「インパクトのある写真を使う」、「林業に携わる女性に注目しても面白い」等とアドバイスをいただきました。また、「こういう教育が諸塚を背負っていく。練って知恵を出して作ってみてください」と応援の言葉もいただきました。
【興味をもたせることが先決!との助言もいただきました】
3人目は「心が動けば人が動く」というテーマで発表しました。諸塚の森のよさ、林業する人の姿、人材の必要性、林業のメリットを劇やCMを通して発信したいという内容です。このことを考えたきっかけは、諸塚村は林業立村で営むという考え方があるが、林業に携わる方々の高齢化や人材不足で林業立村が継続できるかどうか心配になったからです。そこで、人材確保を目標にCMという手立てを考えました。
応援隊の方から「インターネット上の動画投稿サイトで配信するなら、15~30秒で考えてみてはどうか」とか「最初の何秒かでインパクトのあるものを見せる」、「林業をしている人はチームワークが抜群である。そのような様子も入れられるといいのでは」等、有難いご意見をいただきました。
【内容の構成が最重要課題ですね】
6年生最後は「ハッピーなツアーに」というテーマでした。この児童も人材確保を課題と受け止め、今までにないようなツアーを考えてたくさんの方々に諸塚へ来てもらいたいと考えたそうです。そして、諸塚のよさをアピールすれば林業への人材確保にもつながると考えています。そのツアーに、木で歯ブラシやコップを作るという内容も盛り込む予定です。始めは、先着3名に木で作った歯ブラシ・コップを送ると考えていたのですが、先日観光協会の方に参加者が自分で作った方が記念になるし愛着も湧くとアドバイスをいただき、計画の内容を変更していました。
応援隊の方からは「諸塚村でもツアーは何度も行っている。誰を呼びたいのか、日帰りか1泊2日か等も決めていくといいと思う」、「木でコップを作ることはできるが、彫刻刀で彫るのは難しい」、「コップはまげで考えるといいのではないか」等と専門的なお話もいただきました。
【村で行っているツアーの組み方も参考になりそうですね】
次は5年生の発表です。
まずは「絆プロジェクト」をテーマにした発表です。「諸塚村/むらづくり基本コンセプト」を読み、「諸塚村にひとづくりの基盤があるのは、地縁、血縁などを含めて、そこに住む人々がお互い助けあい、支えあっているからです」という内容にこの児童は着目しました。そこで、施設に入所されているおじいちゃん・おばあちゃんと家族の絆づくりをしたいという思いができ、このようなテーマになりました。具体的には木でフォトフォルダーを作成し、それに家族の写真を入れて貰いたいと考えているようです。
応援隊の方々からは「安定する長さというものがある」、「ずっと残るものだからいい木で、腐らないものがいい」、「ヒノキとスギをマッチングさせるのもいい」、「円という形は縁起がよいとされ評価されている。円を使ってみても面白いのではないか」等、色々なアイディアをいただきました。
【円のフォトフォルダー、面白そう】
最後は5年生の「永久に続け、林業立村」というテーマでした。この児童は宮崎県の豊富な森林資源の需要があるということを新聞記事で読んでから、あまりにも木を切り過ぎると宮崎県の森林が失われると危惧していました。しかし、森林組合の方から「山一面木がない山はない。切ってもちゃんと植えるので、宮崎県の森林が失われることはない」との言葉をいただき安心したようでした。「一方、穂木を採る人や苗木を育てる人が少なくなっているという問題もある」とのお話から、、宮崎県の森林がなくならない秘密を発信したり、林業の仕事をする方の人材確保をしていきたいと考えました。
応援隊の方からは、「人材確保の手段はインターネットやハローワークなど色々あるが、一番いい方法というものはない」、「おじいちゃんから孫に引き継ぐという形も注目されている」、「女性登用を考えている」等、人材確保の手立てをたくさん教えていただきました。
【たくさんのエールをもらいましたね】
全員の発表が終わり、ふりかえりをしました。中学年の児童は「枕にはヒノキがいいと教えていただいてよかったです。ぼくは木の枕を作ります」と宣言をしました。高学年の児童は「木のコップや歯ブラシについて、ネットや本で調べたいと思います。そしてたくさんの人を諸塚に呼び込みたいです」とツアーへの意気込みを語りました。
今まで学習してきた中でのハテナが解消された子どもたち、そして新たな課題をもらった子どもたち。様々な職種の方々が応援隊に入ってくださり、色々な見方を学ぶことができました。子どもたちにとっても職員にとっても大変充実した時間になりました。わくわく学習応援隊の皆さま、本当にありがとうございました。
わくわく学習応援隊発足式 第1部
【わくわく学習応援隊:5名の方々がご参加くださいました】
まずは、8月に行われる第2回学校の森・子どもサミットで発表するプレゼン(ウッジョブ諸塚「森は宝だ」)を6年生4名が発表しました。このプレゼンは昨年度学習してきたウッジョブ諸塚の内容と今年度の内容をつないだ内容になっています。子どもたちが話した言葉や意見が盛り込まれていて、とても分かりやすいものになっています。
【それぞれ役割分担して発表しました】
その後、中学年の発表です。中学年はこれまでの学習を新聞にまとめていました。
「せい品新聞」では、木のいいところを①香りがとてもいい②湿気を出す③リサイクルできる④ぬくもりを感じるなどとまとめていました。そこから、森林組合で聞いた諸塚のスギのいいところ(FSC認証、きれいで丸い木など)を加え、木のよさを生かした製品を考えたそうです。それは、木のランドセルや木の文房具、そして一押しは木の枕だそうです。その理由は眠る時にぐっすりと眠れそうだからとのことでした。この発表を聞いた応援隊の方から、木の枕のカタログを見せていただきました。実現できそうな予感がしてきましたね。
【相手の目をみて堂々と発表ができました】
次に「森もり新聞」の発表でした。森が減っているということを聞いた3年生、そこから本やインターネットで森林が減っている原因を調べました。すると①木の切り過ぎ②酸性雨③森の手入れをする人が少なくなっている等が分かったようです。そこから森を守る諸塚の人々の思いを聞いたり、林業と環境のことをテーマにしたかるたを作ってみたいと考えたそうです。そして最後に「森林が減少していることに対して自分ができることは今は分からないけれど、必ずできることはあると思います。それをこれから考えていきたい」と発表していました。
この発表を聞いて、応援隊の方々から環境の勉強をしていくことにエールを送られました。かるたについても、厚さがキーポイントであるともアドバイスをいただきました。また、「森林が減っているのは日本で起こっていること?それとも外国で起こっていること?」と質問が出されました。そのことについてはまだ分からない様子で、応援隊の方からは「外国で起こっていることなんですよ」とお話をいただきました。また、焼畑や放牧で森が減っていくこともあると助言をいただきました。
最後に「命がけ新聞」の発表でした。林業の仕事で心配される危険なことを①動物による危険(イノシシ→穴を掘る、ダニ→かまれる、ハチ→刺される)②機械による危険(チェンソー→ぶつかる、重機→崖から落ちる)にまとめていました。イノシシが穴を掘ることの危険は、以前苗木を育ててらっしゃる地域の方からお話いただいた「イノシシが掘った穴に落ちて3ヶ月入院しました」という言葉が心に残っていたようです。
それらのことから、命を守るための用具や機械等をまとめていました。そして、いのちを守るための未来のヘルメットを考案していました。このヘルメットをかぶると天気・危険な動物・木が倒れること等が分かる、好きな音楽が流れるそうです。そして、安全で軽くて涼しくて楽しく、水も飲める、しかも太陽光という画期的なアイディアを発表していました。
そして、応援隊の方々には「大きな木が倒れるところを見せて欲しいです」とリクエストをしました。
応援隊の方からは「木が倒れるところはなんぼでも見せてあげます」と嬉しいお言葉をいただきました。また「林業で一番起こしてはならないことは事故です。そのためにもミーティングを密にし、防具も充実させます」とお話いただきました。また重機を使うには免許や資格が必要であることも教えてくださいました。そしてちょっとした工夫をすることで林業に携わる方々の安全を確保することができるとも話され、その工夫を考えていくという方向性が見えてきたように思います。
【視点が様々でアイディア満載でした】【林業のプロから誉められ自信がつきましたね】
学校保健委員会(立腰指導)
「姿・形が整えば自ずと内も整う」と話され、立腰をすることでもたらされる様々な効果をお話されました。立腰をすることで子どもたち自身が感じている効果としては、「話がしっかり入る」、「集中力がつく」、「何かを意識するようになる」、「行動が早くなる」等が出てきました。子どもたちも自然に立腰ができるようになり、話を聞く時の姿は凜としています。
【同じものを見ても立腰をしている時としていない時は見え方が違います】
立腰をすることで脳を元気にし、脳を鍛えているともお話をされ、まずは大人がやって見せることが大切であるとご指導いただきました。そこで、親子で立腰チェックをしてみました。
【おへその下に力を入れます】 【どんなことに気を付けるかも話し合いました】
【先生も入って気を付けることを確認】
この立腰指導の話を聞いて子どもたちは、「立腰をすると集中力が続いたり、行動が速くなるので、運動や行動をする時は立腰をしたい」、「朝ごはんをだらだら食べていたけれど背筋を伸ばして食べたい」、「立腰は生きている全ての中で使えることが分かった」などと振り返りをしていました。
普段行っている立腰の効果を改めて学習し、明日からまた意識して立腰をしてくれると思います。ぜひ、ご家庭でも子どもたちの腰骨にご注目ください。
7月の全校朝会
さて、7月の全校朝会では校長先生から「想像すること」についてのお話をいただきました。イチョウの木の写真をスクリーンに映し、「このイチョウの木を見て、見えないものはなんだろう」と問いかけられました。子どもたちの頭の中には?がいっぱいです。すると校長先生はイチョウの木の写真を逆さまにして見せてくださいました。それを見ると「イチョウの根っこ」と子どもたちは答えていました。校長先生はその他にも、田植えが終わった田んぼの写真を見せてくださり、子どもたちになぜこの写真を撮ったのかを考えさせました。すると「成長する前と成長した後の稲の比較ができる」、「お気に入りの場所だから」等と子どもたちそれぞれが想像したことを発表していました。このように想像して出てきた子どもたちなりの答えはどれも正解だとも話してくださいました。「今まで、見えないものも宝だと言っていたけれども、見えているもので気付いていないものも宝です」と子どもたちの足もとには宝物がいっぱいあることを伝えてくださいました。
【見慣れてしまった風景を五感で感じながら見ることで違った風景になるかもしれませんね】
その後、教務主任の先生からお話がありました。まずは、あいさつについてです。改まった場所ではない時のあいさつを、相手より先に自分からできるようにしましょうとお話されました。また、何気ない子どもたちの行動を例にあげ、人生の先輩である目上の方々への気遣い、相手のことを考えて行動することの大切さも指導されました。これらは子どもたちが社会に出た時に基本となる大切なマナーであり、心構えだと思います。
最後に落ち着いて行動しようとお話がありました。今週はわくわく学習応援隊発足式やM2学習、PTAサマーキャンプなど行事が盛りだくさんです。こんな時こそ落ち着いて行動することで、けがや事故を防ぐことになり有意義に過ごすことができると思います。充実した時間が送れるよう、急いでいる時、ウキウキしている時こそ深呼吸をして、心を落ち着かせて欲しいと思います。
【話を聞く姿勢、バッチリでした】
新たな発見!ウッジョブ諸塚
今回のお話はこれまでのお話と少し違う内容でした。それは、落葉樹・広葉樹と針葉樹の役割や違いです。子どもたちは森林体験学習等から植林をする木はスギと学んでいます。それ以外の木についてはクヌギの木を植える等のことは知っていたと思いますが、それらの役割はあまり触れられてこなかったように思います。
【理事長さんは周りの方々から愛称で呼ばれているとも教えてくださいました。】
今日は実際のヒノキやスギ、マツ、カシなどの木をお持ちくださいました。そして、針葉樹の根の特徴(だんご状の根っこ)と広葉樹の根の特徴(幹から葉までの幅に根がある)をお話いただき、広葉樹が根をしっかりとはりめぐらしてくれているので、山をがっちり守っていることにつながっているとお話いただきました。針葉樹だけを植えると土砂災害の危険性も高くなるそうです。このようなことから、「針葉樹と広葉樹が混ざったバランスのよい山を残したい」、「ヤマザクラが咲く等見て楽しむ山を残したい」と話されました。
そして、「諸塚の水が下流の日向等に流れてその水を人々は飲み、魚は生きている。きれいな水を海に戻すという責任が私たちにはあるんですよ」ともお話くださいました。その水をきれいにしてくれるものの1つが広葉樹でもあるそうです。
また、地域の祭りや神楽にも触れられ、スギ等の山々を守ったお返しにこれらの楽しみがあるともおっしゃっていました。ふるさとに残っている山と人を大切にしていきたいと優しく子どもたちに語りかけられました。
子どもたちは、「山や森が魚にも繋がることにびっくりした」、「森林の働きは人にもつながっているんだ」と目を輝かせながら振り返りをしていました。新たな視点で山を見ることができた3・4年生。いい学びをしましたね。
【本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございました】
ウッジョブ ウッジョブ 2
【パンフレットを作るお仕事もされている観光協会の方ならではのアドバイスを頂きました】
その中で、観光協会の方からは「パンフレットを作るなら、テーマをもって考えてください。また、誰に届けたいかを具体的にイメージするといいですね」や「伝えたいものを整理してみてください」、「諸塚でおすすめの場所を聞くよりも自分のお気に入りの場所を案内してみてはどうかな?」などのアドバイスをいただきました。
子どもたちの中では「誰に」という言葉がキーワードとして残ったようで相手意識を常にもって考えることを再確認しました。
また、最後に観光協会の方からは①誰に伝えたいか②身近な人を取材して、生の声を取り入れると伝える内容に厚みが出てきます等のお話がありました。
子どもたちは、観光協会の方からのアドバイスを受けて「課題がよく分かった。早くやりたい。7月1日はがんばりましょう」と意欲満々でした。
【計画も見直しができて、よいものができそうです】
ウッジョブ ウッジョブ
はじめに、観光協会の仕事についてお話しくださいました。観光協会では、諸塚のPRの他どんこ亭や池の窪グリーンパークの管理等もされているそうです。諸塚のことを知りつくした観光協会の方のお話とあって、子どもたちは何が聞けるのかワクワクしていました。
3校時は、観光協会の方が「諸塚のすごいところ」を10個用意してくださっており、それを説明してくださいました。
【手作りの掲示物の他、セロハンテープまで観光協会からお持ちいただいていました】
観光協会の方が説明してくださった「諸塚のすごいところ」は、
① 100年前から林業立村(1907年~)
② 森の中の道路網日本一
③ 村づくりコンクールで天皇杯受賞(1988年)
④ 村税完納60年
⑤ 世界が認めた森の管理(木材・しいたけ)
⑥ 世界に1つ FSCマークのしいたけ
⑦ めずらしい植物がある黒岳
⑧ 世界農業遺産(GIAHS:ジアス)の候補地
⑨ めざせあいさつ日本一
これらのすごいところを聞いて、初めて知ったこともたくさんあった子どもたち。例えば、③むらづくりコンクールで天皇杯受賞という言葉を聞くと「ええ!!」と大変驚いていました。これは諸塚村の自治公民館制度が評価されたものだそうです。また、⑦めずらしい植物がある黒岳では、モロツカウワミズサクラやシコクフクジュソウ(雪割り草)などの植物を教えていただき、「見たーい!」と話していました。
これまで、ウッジョブで林業のことを学習してきたのですが、それ以外にもたくさんの素晴らしいものが諸塚にはあるということを知り、誇らしい気持ちになったようでした。
そして、授業の後には観光協会の方が使用されていた木のバインダーに興味をもち、「この木は何歳か数えてみよう。」と言って年輪を数えている子どももいました。
【やっぱり木には注目が集まりますね】
今回、諸塚の自然や文化や辿ってきた歴史を学習して、諸塚の魅力をたくさん知りました。
とても分かりやすく、ていねいに教えてくださりありがとうございました。
その頃、5・6年生はわくわく学習応援隊発足式に向けて「相手の聞く意識をアップさせよう」というめあてで学習をしていました。発表の仕方(所作や話し方、構成)を考えて、より相手に興味深く聞いてもらえるよう練習を重ねました。一番重要なところは、自分の考えた計画の目的や手段が相手に伝わるように工夫することでした。
【1人で練習した後、その後ペアで発表の仕方を見合い、感想を言い合いました。】
7月1日に迫ったわくわく学習応援隊発足式でしっかりと伝えられるように、発表のスキルアップを目指します。
コンセプトを明確にしよう(ウッジョブ諸塚)
【校長先生が発表のモデルを示してくださいました】
林業への貢献・発信のために、ぼんやりとイメージはしているのですが、それを言葉や図で表すことが難しく、前の時間に書いたものを参考にしたり、先生に助言を求めたりしてその苦しい時間に向き合いました。
そして、それぞれ自分の計画を発表しました。進み具合はそれぞれですが、悩んで考えて何かを生み出すための時間も大切にしたいと思います。わくわく学習応援隊発足式まではあと少しです。粘り強く考えて自分たちの考えがしっかりと伝わるようにがんばりましょう。
【このような発表を積み重ねることで、考えが整理され自信もついていきます】
6月最後のお誕生日給食
昨日の献立は「牛乳、マヨネーズパン、ごぼうだんごスープ、オムレツ」という子どもたちが好きな給食だったこともあって、みんな時間内に食べ終わることができていました。
子どもたちの学習が円滑に進むように、そして職員の仕事がやりやすいように環境を整えてくださる事務の先生、職員室では機械のトラブルがあるたびに一緒に対応してくださいます。いつもありがとうございます。
【お誕生日おめでとうございます】
音楽も流れた読み聞かせ
1冊目は「ちいさなあなたへ」という絵本です。赤ちゃんだった子が、子どもになり、成長して新たな家族をもち、歳をとっていくその人生を、親の目線で静かに語りかける絵本でした。
【心が落ち着くような絵本でした】
2冊目は「まってる」という絵本でした。「ママのケーキが焼けるのをまってる」、「雨がやむのをまってる」、「戦争が終わるのをまってる」など、いろいろな「まってる」が絵本の中に表現されていました。
3冊目は前の2冊とガラリとかわった絵本でした。「ふしぎなでまえ」という絵本です。いもすけだんちの「じゃが」と「さつまいも」、ごはんを作るのが面倒だから出前を取りました。しかし、玄関を開けると空の器が立っています。仕方なく「じゃが」と「さつまいも」は料理をつくることになりました。絵本を読んでいる途中、「出前が来たのに作らんといかんって、どうする作る??」等子どもたちに話しかけてくださりながら、子どもたちを盛り上げてくださり楽しく聞くことができたようです。
【子どもたちは、空の器が来たら自分たちで作るそうです】
最後は「世界中の子どもたちが103」という絵本でした。これは103人の絵本作家の方々がイラストを描いて1つの絵本にしたものだそうです。「世界中の子どもたちが」という曲をかけてくださり、その歌に合わせて絵本を1ページずつめくっていってくださいました。そして、最後にあとがきを読んでくださいました。「大人が起こす戦争の最大の犠牲者は子どもです」とありました。そして「戦争が終わって今年何年か知ってる?」と尋ねられました。「70年!」とすぐさま答えていた子どもたち。すると、「戦争のことをおじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみるのもいいかもしれんね」と話をされて読み聞かせが終わりました。
今回も様々なジャンルの絵本を選んでくださり、新たな本の楽しさを感じた子どももいたのではないでしょうか。また、戦後70年という節目の年に、戦争で何があったのか、なぜ戦争が起きたのか、これからのどのような世の中を作っていかなければならないか等、考えるきっかけになったと思います。
昨日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。
ひよこの遊園地
【ジェットコースター作り。スリル満点の急こう配】【こちらはバンジージャンプ】
【ひよこの小物入れ作り】
担任の先生によると、これから牛乳パックでお店を何軒も作る計画だそうです。わくわくのひよこを育てる上で楽しい環境を作っている3・4年生、このわくわく感をもってウッジョブにも意欲的に取り組んでくれると思います。
【わくわくひよこの家】 【いつかはバンジージャンプするのかな】
表現集会(1・2年生)
1・2年生はまず、けんばんハーモニカで「かっこう」を弾きました。息がぴったり合って、とても爽やかな音色の「かっこう」でした。
【今日も表現集会のテーマソングで始まりました】【緊張の面持ちの1・2年生】
【とっても上手でしたよ】
その後、宿泊学習の作文を一人ずつ読みました。「はしトレッキングたのしかった」という作文を読んでくれた1年生。山道にごつごつした石が落ちていて歩くのが大変だったけれど、滝を見ることができて嬉しかったようです。今度はもっと近くで見てみたいと意欲満々でした。
もう1人の「おもしろいげつめんちゃくりく(月面着陸)」という作文では、むかばきの館内イニシアティブゲームで行ったゲームのことを書いていました。目隠しをして歩く時のドキドキ感や担当の先生が「ムカデがいる!」、「穴がある!」等と言って盛り上げてくれた時の緊張感が伝わってくる楽しい作文でした。(ムカデはいなかったそうです。穴もありませんでした)
2年生は「どきどきのじこしょうかい(自己紹介)」という作文を読んでくれました。ゆうべのつどいで他の学校の前で発表した時の様子を分かりやすく書いていました。緊張して笑顔はでなかったけど、大きな声が出たそうです。今回の表現集会では前を向きながら作文を読み、むかばきでの大舞台での経験が生かされているなぁと感じました。
もう1人の2年生は「きれいな鳥できた」という作文でした。むかばき宿泊学習の初日、雨のためトレッキングができずに紙ねんどと木のクラフト作りを行いました。その時に「鳥を作ろう!」と考え、すぐにその絵は浮かんできたそうです。しかし、紙ねんどで鳥を作るのは難しかったようです。その時、むかばきの先生から「足を大きくするといいよ」とアドバイスをもらい、ステキな鳥ができたそうです。
その後、3~6年生に感想を聞きました。「息を揃えてかっこうを弾いていた」、「作文では頭の中にその場面が浮かんだ」、「みんなの顔を見て発表していた」、「『鳥が今にも飛び出してきそう』という表現がよかった」等の感想に加え、「足ピタをするともっといい」、「笑顔で作文を読むといい」など、発表の仕方がもっとよくなるような方法も教えてくれました。
【落ち着いて発表できましたね】 【赤、黄、青、黒、紫を使って色を塗りました】
【手足の動きまでしっかり見ています】
最後に北村先生から、感想発表がありました。「先生は、隣の教室で1・2年生が作文を書いている声が聞こえてきました。それで、どんな作文ができるのかなぁととても楽しみにしていました。今回の作文は、全国レベルのとってもいい作文でした。作文を書く時は苦しいでしょう。でもそれを乗り越えた時にステキな作文ができるし、たくさんの人から拍手をもらえて嬉しいね。これからも作文をがんばっていきましょう。元気がでる朝の時間でした」とお誉めの言葉をいただきました。
【他の学年も作文をがんばっています】
1・2年生はとても緊張したようですが、ひとつひとつていねいに発表しているのがよく分かりました。大きな声で返事もできるし、お辞儀もとってもきれいです。いつも学習していることが、発表のあちらこちらで輝いて見えていましたよ。ありがとうございました。
待ちに待ったプール開き
そしていよいよプールの中に入ります。水着になると少し肌寒くぶるぶる震えている子どももいましたが、水の中に入ると「あれ?ぬるい」と言ってすぐに水に慣れていました。
【水をかけて、水と仲良くなります】 【びよ~ん ジャンプします】
その後、少しだけ泳ぐ練習をしました。上学年が下学年の手を引いて泳いだり、その後2~6年生ははクロールで泳いだりしました。
【おへそを見るんだよ~】 【2年生もがんばって泳ぎます】
【1年生は担任の先生とす~いすい】
子どもたちは終始元気で、プールに入った子どもの中で水泳学習の後に体調を崩す子どもはいませんでした。今日も水泳学習はあります。今日は昨日より気温が高く、プールにも入りやすい温度だと思います。命を守るための水泳学習、真剣に取り組んでいきましょう。
こんにちは 諸塚小・七ツ山小(M2学習)
1・2年生は、1~2時間目にシャボン玉を作って遊びました。このシャボン玉の液には水・食器用洗剤・洗濯のり・砂糖・炭酸水が入っているそうです。ハンガーの輪っかにシャボン玉液を浸し、腕を振るとなが~いシャボン玉ができました。このシャボン玉、弾力性があり形を変えながら飛んでいっていました。輪っかは1人1本持っていますが、シャボン玉液は4~5人に1個です。そのため、子どもたちの中でどの順番でシャボン玉液を使うかを話し合ってじゃんけんをしていたり、「○○くんに次させてあげたら」と周りの友達のことを気遣う子どももいました。
【「シャボン玉ができた」と嬉しそう】 【大きななが~いシャボン玉だね】
【中に入れそうだね】 【ぶくぶくぶくぶく】
泡だらけになりながら、楽しそうな1・2年生。休み時間には5・6年生がうらやましそうに
2階から見ていましたよ。
その5・6年生は、3・4時間目に家庭科で調理実習を行いました。今日は、諸塚中の栄養教諭の先生にお越しいただき、地産地消の意味やおみそ汁の作り方を教えていただきました。今日は諸塚の食材を100%使ったおみそ汁を作るのだそうです。ほうれんそう・とうふ・しいたけを使ったおみそ汁。だしは干ししいたけでとり、みそは七ツ山で作られたみそを使用しました。「沸騰する直前にほうれん草を入れるんだって。沸騰する直前ってどんなふうになると?」とグループで相談したり、順番に包丁で食材を切ったりして、無事に諸塚100%のおみそ汁ができあがりました。
【とてもおいしいおみそ汁ができたそうです】
5・6年生は給食前におみそ汁を食べたため、給食を食べる前から「おなかいっぱいです・・・。」と話す子どももいたそうです。でも、おいしい給食を目にすると食べずにはいられなかったことでしょう。荒谷小の給食もおいしいですが、諸塚小で食べる給食も大変おいしかったです。
この2日間で子どもたちは、他の学校の子どもたちと様々な体験をし、共に学びました。荒谷小での学習も充実していますが、M学習で他の学校の子どもたちと触れ合うことでたくさんの刺激を受けたのではないでしょうか。2日間、大きなけがや病気もなく過ごすことができ何よりです。週末はゆっくり休んでくださいね。
ようこそ 荒谷小へ(M2学習)
【真剣にプレーしていました】
その後、お腹のすいた子どたちのもとには、荒谷小自慢の給食が配膳されました。今日はむぎごはん、あかだし、ぶたにくとれんこんの炒めものでした。温かくおいしい給食、もちろん残食0でお腹いっぱいになりました。
【色々な友達とお話できて嬉しいね】
【諸塚小・七ツ山の給食もおいしいんだろうなぁ】
1日、元気に過ごした子どもたち、明日は高学年も諸塚小に行って学習をします。また明日よろしくね。
水道の蛇口はどこにつながっているの?
昨年度の3月までの水道の仕組みと今年度からの水道の仕組みが変わったことも分かりやすく説明していました。その後、実際に貯水タンクまで行ってみることになりました。「タンクの色は白かなぁ」と予想していた4年生、タンクを見ると「あ!銀色だ!!」とまず色に驚いた様子でした。その後、タンクの横にある滅菌液がある場所を見学し、タンクの中の水を出してみて残留塩素を測ってみました。試薬を入れると水がピンク色に変わり水の中に薬がしっかり入っていることを確認しました。
【ここに水が貯められます】
タンクの見学が終わって学校に変える途中、「さっきの水はどうやって学校まで流れてきているのかなぁ」とつぶやいていました。側溝の中に見える黒い管を見て「これでつながっているのかなぁ」とその管が伸びる方向を見ると、そこは田んぼでした。「あ、これは田んぼに行く水かぁ」と言いながら帰りました。
そして、学校に戻ると水道の蛇口から出る水の残留塩素を測りました。するとタンクの水ででた残留塩素濃度より、学校の水道から出る残留塩素濃度が低く、ここでまたハテナが生まれました。
【残留塩素濃度は0.2mg/l】
それから教室に戻り、担任の先生とまとめをしました。諸塚では浄水場がなくても山の水の恵みがあり、おいしい水を飲むことができているということを学習したようです。
たった1人の4年生ですが、学習に取り組む姿勢が積極的で素晴らしかったです。
プール開き ならず
5時間目は体育館で体育の学習です。プールに入れるまでもう少し我慢してくださいね。今度は18日(木)のM学習の時に高学年が荒谷小に集まり、水泳学習が計画されています。その時にはプールに入れるといいですね。気温、水温がもう少し高くなってくれますように。
【霧も出てきました】 【基礎体力づくり】
全校宿泊学習(inむかばき)2日目
【指の先までしっかりと伸びていましたよ】
それから朝食を済ませて、いよいよ滝見橋トレッキング(山歩き)です。担当の所員の先生の掛け声に合わせて、元気よく声をあげ出発です。
【がんばるぞー!】 【ここが滝見橋かと思ったらこの橋でななかったです】
途中休憩をはさみながら、一歩一歩歩いていく子どもたち。途中で川を渡る場所では、むかばきの所員の方々が待っていてくださり、安全に渡れるよう手助けをしてくださいました。そして、滝が見える滝見橋に到着しました。昨日の大雨のため、滝の水量が多く勢いよく流れている滝を見て「マイナスイオンだー」と喜ぶ子どもたち。「あの滝の後ろはどうなっているんですか?」と尋ねる子どもたち。「神様がじょうろで空から水をかけてるんだよ」と冗談を言う先生、トレッキングは無理だと思っていた子どもたちはとても嬉しそうにしていました。
【1年生も汗びっしょりになって登りました】
その後、下山をして最後の昼食を食堂でいただきました。「もう終わるなんて淋しいなぁ」とむかばきでの出来事を振り返りながら話す子どもがいました。「イニシアティブゲームが面白かったです」と話す子どももいました。
終わりのつどいでは、各学校の代表の子どもがこの2日間で学んだことを発表しました。様々な体験から自律・共同・友愛・奉仕の精神を学び、充実した時間を過ごしたようでした。
【子どもたち同士協力し合い、ひとつになれましたね】
キャンドルのつどい
キャンドルのつどいは第1部~第3部で構成されています。第1部と第3部は心を落ち着かせて、今日の出来事を振り返ります。第2部は各学校の出し物を発表する時間で、元気に楽しく過ごす時間です。
第1部では、営火長と火の巫子に引き続き、火の守が入場してきます。真っ暗なプレイホールに灯されているトーチの灯りが幻想的で、自然と心が静かに、穏やかになっていくのが分かりました。
【営火長と火の巫子】 【営火長から火を分けて貰います】
【一心にトーチの灯りを見つめます】【保護者の方や前任の教頭先生に見守られます】
静かな時を過ごし、次に第2部の幕開けです。トップバッターは荒谷小です。荒谷小の発表は、荒谷イモパラを踊った後、学校紹介や自己紹介を行い、最後には門川小と北川小にエールを送りました。子どもたちの表情が生き生きとしていて、見ていると元気がでる発表でした。
【館内に響きわたるエールでした】
門川小の発表はよさこいソーラン、北川小の発表は北川のよさを発表したり、歌を歌ったりして、それぞれの学校のカラーが出ていました。その後はレクリエーションをして、門川小・北川小の子どもたちとも交流を深め、お友達ができた子どももいたようでした。
そして、第3部。先ほどまでの賑やかさは嘘のように、水を打ったような静けさでした。心を落ち着かせ、静かに1日の振り返りをしました。
むかばき2日目は、初日にできなかった滝トレッキングならぬ、滝見橋トレッキングが行われます。(初日が雨だったため、足場が悪く滝までは登ることはできませんでした)
全校宿泊学習(inむかばき)
初日はむかばき山での滝トレッキングが計画されていましたが、あいにくの雨・・・。そこで、今回は紙ねんど木のクラフトづくりを行いました。まず、1人1枚木の板が配られました。それから紙ねんどで思い思いのデザインを作り、それに色を塗ってボンドで木の板に貼り付けます。その他にも木の枝や葉っぱ等も準備されており、子どもたちの感性の赴くままに作品が作られていきました。
【ムササビを作っています】 【配置に悩みます】
【1年生も鳥のデザインに挑戦】
「未確認生物を作ろう!!」、「虹色に塗ろう」、「鳥の羽には葉っぱを使います」、「季節外れだけど雪を降らせてみようかな」等と話しながら作り、真っ白い紙ねんどが色々な色・形に生まれ変わり、面白い作品がたくさん出来上がりました。
この日に作成したものは、現在荒谷小の職員室前廊下に作品が飾られています。荒谷小にお越しの際にはぜひご覧ください。
【むかばきでの写真も掲示しています】
【手に取ってみたくなる作品ばかりです】
クラフト作りに熱中していると、いつの間にかお昼になっていました。今日は滝トレッキングの予定だったのでお弁当が今日の昼食です。このお弁当、本来は山で食べるので山弁(やまべん)と呼ばれているそうです。今回は食堂でこの山弁をみんなで食べました。おにぎりが3つも入っているボリューム満点のお弁当でした。
【とってもおいしいお弁当で、みんなペロリと食べてしましました】
午後からは館内イニシアティブゲームを行いました。イニシアティブとは「率先してこうどうし、物事をある方向へ導く力」という意味だそうです。このゲームではグループに分かれて、むかばきの館内のチェックポイントにある問題を、グループで協力し合って答えを出すものです。所員の方からは「これは他のチームと比べるものではありません。そのチームが出したものが答えです」と話され、協力して問題を解決するよう話されました。
人間ファックスというチェックポイントでは、グループの中で絵を描く人1人を決めて、それ以外のメンバーがお題のイラストを見ます。
【お題のイラストがこちら】
イラストを見たメンバーは、言葉だけで絵を描く人にそのイラストの説明をして、できるだけそのイラストに近付けられるよう描いてもらいます。
言葉で説明するのはなかなか難しいようで、絵を見た瞬間「観覧車!」と言ったり、「木を書いて」と言ったりしていました。しかし、絵を描く人はどのような形なのか、木はどれくらいの大きさなのか等分かりません。「え!何?」とか「どんな形?」などイラストを描く人は聞きながら書いていました。そのうち「観覧車は全部で8個で窓がある。窓はドラえもんのポケットを反対にした形」、「お城の屋根は二等辺三角形」など、分かりやすく説明ができるようになっていました。
このチェックポイントで工夫が見られた班は、「お題の絵を4等分に折って、その場所ごとに何があるかを教えて」と言って、絵を描くホワイトボードも4等分し効率よく書いていっていました。
【どうやって伝えようか相談中】 【役割分担してイラストの内容を伝えました】
【お題のイラストそっくりの絵が書けました】
このゲームで、言葉で伝える難しさを感じたようでした。また、色々な形を細かく伝えることの大切さも感じた子どもたちでした。
【ゲームの後はお部屋で一休み】
その後、保護者の方による読み聞かせが行われました。昨年度も参加をしてくださった保護者の方。子どもたちは保護者の方が用意してくださっている読み聞かせを楽しみにしています。入浴までの時間に談話コーナーに集まり、2冊の絵本の読み聞かせをしていただきました。
【楽しい時間になりましたね】
その後入浴をし、夕食をとりました。ほかほかのごはんに、おいしいおかず、今年もおかわりをする子どもがたくさんいました。登山はしていないけれど、やっぱりおなかはすきます。
【バイキング方式の食事。どれだけとろうかなぁ】
この後は門川小・北川小と合同のキャンドルのつどいが行われます。
わくわくの卵をかえそう(ウッジョブ諸塚)
これまで、昨年度のウッジョブ諸塚の経験から学習したことや、新しく教材として学習している新聞記事、諸塚村の「むらづくり基本コンセプト」等を使いながら、新たな学習をしています。その中で探究していきたいものを見つけていたり、課題を見出したりしていました。今日は「わくわくの卵をかえそう」というめあてで、子どもたちが諸塚の林業に貢献したり、発信したりするためのプレゼンを行い、それを講師の先生に見ていただきました。
【自分の考えたわくわくの卵が、プロの目からみてどうなのか。ドキドキです】
子どもたちが考えた内容に対して、林業の現在の状況や諸塚村が取り組んでいること等も話していただきながら、アドバイスをいただきました。皆伐は九州と北海道が行っており、本州は間伐を行っていることや、林業従事者の人数を考えると現在伐採している量が最大限の伐採量である等、新たに知ることがたくさんありました。
また「何かを作るのではなく何かを学ぶ」という考えでもよいということや、諸塚村の方々の山に対する捉え方(山は財産である)、林業作業ごよみを使って基本に戻ることが大切である等の助言をいただきました。
【それぞれに林業に対しての思いがあります】
今回貴重なアドバイスを頂き、子どもたちのわくわく度は全員アップしていました。中にはわくわく度45%アップという飛躍的な伸びを見せた子どももいました。これからわくわくの卵にひびが入り、どんなひよこが生まれるのか楽しみです。
本日はお忙しい中、5・6年生のためにお越しくださりありがとうございました。また、授業の前には苗木の様子も見てくださいました。今回頂いたアドバイスを今後の学習の手がかりとして、これからも子どもたちのウッジョブは続いていきます。本当にありがとうございました。
【林業のプロが近くにいるなんて心強いですね】
【林業作業ごよみ】
先週に引き続きお誕生日給食
「いただきます」の後にみんなで牛乳かんぱいをしたら、その後はとても嬉しそうに給食調理員の先生に話しかけていました。今日の給食にはもずくスープが出ていたので、調理員の先生が「おうちでもずく食べる?」と聞くと「はい、食べます。ちょっとすっぱいやつを妹が食べます」と話したり、「でも今日のスープに入っているもずくはすっぱくないなぁ」とつぶやく児童がいたりしました。また、「やった!はんぺんが8個も入っている!!」と嬉しそうにしていたり、「ぼくは7個だぁ」と数えたりしていました。
【1年に1回、給食調理員の先生と給食が食べられる貴重な日です。】
毎日朝早くから、子どもたちのために1人で給食を作ってくださる給食調理員の先生、子どもたちはいつも給食をおいしく食べながら楽しい時間を過ごしています。いつもありがとうございます。そして、お誕生日おめでとうございます。
【温かい給食が作ってくれる和やかな雰囲気、子どもたちは大好きです】
公開授業(3・4年生)
3年生は302-165の答えを筆算を用いて考えます。その時に手がかりとなるものは数え棒です。各自で考え、2人の解答はそれぞれ違う数字が出てきました。その時に担任の先生は、「間違いはざくざく出てきて欲しいんです。間違いは宝です」と話していました。それを聞いて子どもたちはにっこりしていました。
【数え棒を使って問題に挑戦中】
4年生は1人ですが、集中力が途切れることなく熱心に学習に取り組んでいました。垂直という新しい言葉を学習し、その性質を学びました。1人でも、色々な発想が出てきてとても面白いなぁと思いました。3年生のまとめの時には、一緒に声を合わせて答えを言っていたり、ふりかえりの時にもしっかりと3年生の発言を聞いていたりして、前学年の復習もできている4年生でした。
3年生も4年生の学習のふりかえりを聞いて、来年度の学習内容が少し分かりましたね。
【線と線がどのように交わっているかなぁ】
3・4年生は、とても元気ではつらつと授業に臨んでいます。あっという間の1時間でした。楽しい授業をありがとうございました。
お誕生日給食そして歯みがき指導
【今日は食パン・コーンスープ・さつまいもとたらのオーロラソース和え、牛乳、りんご&マーガリンジャムでした】
お誕生日給食の日は、いつもにも増してランチルームの中が明るくなり、楽しい給食になります。今日も食パンにジャムをはさんで「あ!これあまーい」と言っていたり、「ぼくはね、いちごとりんごとチョコレートとブルーベリーのジャムを食べたことあるよ」と話したりして笑顔いっぱい給食を食べていました。
6月は給食調理員の先生と事務の先生のお誕生日がありますので、あと2回お誕生日給食が計画されています。普段は一緒に食べられない先生方との給食、楽しみにしていてくださいね。
【お誕生日おめでとうございます】
その後、ほたきゅうによる歯みがき指導が行われました。今日は前歯の裏側のみがき方を指導しました。「BGMは何にする?」と相談すると「昨日みたいに静かな曲じゃない方がいいです」と話していました。そこで、今日は明るい曲を選曲して元気にみがきました。
前歯の裏側は歯ブラシのつま先とかかとを使って歯に沿ってかき出すようにみがきます。これを指導し、その後子どもたちの歯みがきがきちんとできているかをチェックしていきました。
【まずは一通りみがいて、その後前歯の裏側を念入りにみがきました】
来週もほたきゅうによる歯みがき指導は続きます。
念入り 歯みがき
【歯みがきの時間の半分はいつも通りみがきます】
いつもは音楽をかけずに歯みがきをするのですが、今回は子どもたちが選んだ曲を日替わりでかけてリズムよくみがこうと話し合いました。今日は「ロミオとジュリエット」という曲でした。子どもたちが想像していた曲と違い、しっとりとした曲だったので「あれれ?」という表情の子どもやニコニコしながらみがく子どももいました。
前歯は歯ブラシをくるくる回しながら2~3本ずつみがくことや、歯並びは個人差がありでこぼこしている場合もあるため、歯ブラシの向きを変えながら歯に合わせてみがくことを指導しました。「みんなのみがき方はどうかな?」とほたきゅうの子どもがひとりひとりチェックしていました。
【6年生はいつもていねいにみがいています。みんなのお手本です】
【歯のみがき方チェック!】
ほたきゅうの歯みがき指導は明日からも続きます。この機会に正しい歯みがきの仕方を習得して、毎日ていねいな歯みがきができるようにしましょう。歯みがきの時に流れる音楽も楽しみにしていてください。
梅雨の時期の過ごし方
梅雨の時期は雨が多く外で遊ぶことができません。そこでこんな時こそ読書をしようと話をされました。昨年度から子どもたちにプレゼントをしている校長先生お手製のしおりも、今年度新たに新調してくださり、新しいしおりをプレゼントされました。そこには子どもたちの写真と「なせば成る なさねばならぬ何事も」と記されています。職員も年度当初、このしおりをいただいています。
【荒谷小全員がこのしおりを持っています】
今回校長先生は「星の王子さま」という本の内容を、子どもたちに分かりやすく伝えてくださいました。その本の中に出てくる「大切なものは目にみえない」という言葉。「目に見えないものってなんだろうね?」と問いかけられました。子どもたちはじっと考え、「幸せ」や「仲良し」等意見がでました。子どもたちにまだまだある「目に見えないもの」を自分で考えるよう促されてお話が終わりました。先日、図書委員会の児童が、「5月は1年生の子が一番本を読んでいました」と発表していました。梅雨の時期ならではの楽しみを見つけ、読書にも励んでほしいです。
次に養護教諭の先生から6月の月目標についてお話がありました。6月は「歯を大切にしよう」です。荒谷小では5月25日に歯科検診が行われました。その結果の詳細を子どもたちそれぞれに見せて、自分はどの歯がむし歯になりやすいかを確認させました。また、毎日口の中をチェックすることで、歯の変化を見つけることができるため、チェックを欠かさずしましょうとお話がありました。
【むし歯がなくても、歯垢がついていると指摘されている場合もあります】
今年度の歯と口の健康週間(6月4日~6月10日)の標語は「おくりたい 未来の自分に きれいな歯」です。今の時期に歯みがきを習慣づけたり、歯や口への興味関心を高めたりすることで、子どもたちが大人になった時に健康な歯を保てることにつながると思います。子どもたちの歯の健康を保持増進するためにも、保護者の皆さまにもご協力いただけると有難いです。よろしくお願いいたします。
晴天のもと プールそうじ
プールサイドや更衣室前の通路にはたくさんの落ち葉が落ちていたり、溝には泥が溜まっていたりして、それらのそうじも大変でしたが、子どもたちが役割分担をしてテキパキと行動していたため、子どもたちが行うそうじは早めに終わり、その他の箇所まですることができました。
【みんなで力を合わせてがんばろう】
【泥を落とすには力がいります】
しかし、コンクリート部分のぬるぬるした所はデッキブラシでいくらみがいても取ることができませんでした。本日のプールそうじで取れなかった汚れは、明日の奉仕作業で保護者の方々のお力をお借りすることになります。お忙しい中申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。
【プールそうじ前】 【プールそうじ後】
命を救う 救急法講習会
今回は、保護者の方9名と職員6名が参加して講習を受けました。まずは心肺蘇生の方法を教えていただきました。意識を確認する時の声の大きさは、始めは小さく、その後やや大きく、最後は大きな声にするという3段階だということや、胸骨圧迫は手のつけ根(手掌基部:しゅしょうきぶ)で少なくとも5㎝圧迫することなどていねいにご指導くださいました。実際に演習で胸骨圧迫をしてみると、心臓の位置が分かりにくかったり、身体が斜めを向いて圧迫しているため、しっかりと胸骨圧迫ができなかったりしました。
【肩を叩きながら意識の確認をします】
その後、AEDの使い方も教えていただきました。ショックを与えるボタンを押す時には、周りを見ながら、傷病者に周りの人が近寄らないように手で制止しながら押すなど、傷病者も救い、周りの人の安全も確保することの大切さを学びました。
時間をかけて演習まで行う救急法講習会は1年に1度です。毎年参加することで忘れていたことを思い出したり、新たな情報を知ることができたりする貴重な機会になると思います。次回は約30分という短い時間ですが、8月に行われるPTAバレーボール大会で救急法講習会を計画しています。地域の皆さまにもぜひご参加いただき、急な対応が必要な時の対処法を知り、命を救う手助けを身に付けていきたいものですね。
【のどに物が詰まった時の対処法もご指導いただきました】
おいしいな、給食試食会
今回も11名の保護者の皆さまがご参加くださいました。昨日の給食は「むぎごはん、牛乳、高野豆腐の卵とじ、和風サラダ」でした。「お父さんの小さいころは牛乳はビンやったとよ」とか「土曜日に出る三角の形のみかんジュースが嬉しかったがね」等、給食にまつわる話もたくさんしてくださっていました。
野菜たっぷり、栄養たっぷりの給食に会話も弾み楽しい給食試食会になりました。
【赤ちゃんも来てくれました】 【ALTの先生も一緒で一層賑やかでした】
警察署の方々と情報モラルの学習
まず、「携帯電話は何をするもの?」と警察の方が子どもたちに尋ねると「音楽を聞くもの」、「ゲームをするもの」、「動画をみるもの」、「メールをするもの」と意見が出ました。そして最後に「電話をするもの」という意見が出ました。携帯電話本来の電話という機能よりは、その他の機能で携帯電話を利用している子どもが多いようでした。
【私たちが思っていたより頻繁に携帯電話に触れているようです】
スマートフォンの使い方では、メール等ですぐに返事が返ってこない時には「無視した」と思うのではなく用事があるのかなぁと相手の都合も考えることをご指導くださいました。これからインターネット上で顔の知らない人と知りあっても、その人とは会わない・信用しないということもご指導くださいました。
また、ゲームについてもお話がありました。ゲームソフトの箱の裏面には年齢制限を示すマークがあることに触れられました。初めて見るマークだなぁと思っていると、多くの子どもたちはそのマークのことを知っていました。小さい頃からゲームをしていると、自分の世界とゲームの世界の境目が分からなくなることもあるそうです。そのため、年齢に合ったゲームを選ぶことが必要だとご指導くださいました。
その後、おうちの方と子どもたちでにっこりトークを行い、家庭でのきまりを作りました。
【ゲームの時間やスマートフォンの使い方を話し合いました】
おうちの方々と話し合った結果、「スマホを使う時は親がいる場所で使う」、「ゲームは1日30までにする」、「アプリを開く時は両親に相談する」等の約束事が発表されました。正しい知識をもって、上手にスマートフォンやゲームと付き合っていきましょう。
ハテナのひよこが生まれた!
4月からわくわく学習が始まり、以前わくわくのたまごを作っていた3・4年生。このわくわくのたまごはわくわく学習(ウッジョブ諸塚)をがんばる人しか作れないものであり、林業のことを考えながら作成したそうです。そして、このたまごをうむ→あたためる(学習する)→ひびが入る→?をもったひよこが生まれる→?のひよこを育てる→何かが生まれるという過程をイメージしているようです。
そのわくわくのたまご、とうとうひびが入り生まれました。「ひよこが生まれましたー!!」と嬉しそうに来た3・4年生。その日の1時間目に講師の先生からハテナの答えをたくさんもらい、自分たちの中でもっと学習したいこと(課題)が見つかったのです。
校長先生や給食室の調理員の先生、そして授業をしている他の学年には邪魔にならないようにひよこを見せながらそーっとろうかを歩いて披露したそうです。このハテナのひよこには名前もついていて、自分たちの名前を1文字とって命名していました。子どもたちのわくわくが手に取るように分かり、楽しんで学習をしているんだなぁと嬉しくなりました。これらからの3・4年生のウッジョブにも期待が膨らみます。
【ハテナのひよこの中身】
○ 木材について(種類や使われ方)
○ 林業のやりがいについて(選んだわけ・続けるわけ)
○ 安全について(安全ベルト・スパイク)
3・4年生のハテナを解決!
今日の1校時に、森林体験学習(植林・挿し穂)でお世話になった講師の先生が荒谷小に来てくださいました。今日は3・4年生の林業に関するハテナに答えてくださるそうです。3・4年生が準備していたハテナは大きく2つのカテゴリーに分かれていました。それは①苗の植え方について②仕事のことについてです。
1つ目の苗の植え方についてでは、「畑に2万本挿し穂するのに何日かかるんですか?」というハテナが出されました。
【質問は見える化で伝わりやすくしました】
この「畑に2万本植える」とは、前回講師の方が学校に来てくださって話をしてくださった内容のひとつです。この挿し穂は2人体制で行い、1日1000本植えるそうです。2万本植えるためには2人で20日かかるとのことでした。その他にも、「林をする時に足で押さえてすぐ引っ張るのはなぜ?」や「挿し穂した苗は5月の暑さになぜ弱い?」などの質問が出されました。
【実際にスギの苗を持ってきてくださり、分かりやすく説明してくださいました】
次に2つ目の仕事についての質問が出ました。子どもたちは、自分の質問の順番が今か今かと首を長くして待っており、自分の質問を講師の先生に聞ける順番になると目を輝かせて聞いていました。まずは「植林は雨の日でもするんですか?私の予想は雨の日はしないと思います。理由は危ないからです。」と話す子どもに講師の先生は「雨の日の方が苗が乾燥せずに枯れにくいので、少しの雨ならします。また、天気予報を見て次の日雨だと分かったらその日は植林をします。晴れの日は苗が乾くので、苗木袋に入れて苗が乾かないようにしています。」などと答えてくださいました。
【初めて知ることがたくさんで、子どもたちはとっても嬉しそう】
その後「植林する時に危険なことはありますか?」とか「暑さで倒れることはないのですか?」、「山の中で迷子にならないのですか?」等たくさんの質問がでてきました。
今回、たくさんのハテナを講師の先生にぶつけて、ひとつひとつていねいに答えていただきました。その時の子どもたちの表情は驚き、喜び、納得・・、様々な表情が1時間で出てきました。
振り返りの時間では「植林をする時は、雨が降った方がいいということが分かった」、「地ごしらえの時には、植林をする時のことを考えて木を残しておき日陰をつくるということがびっくりした」、「山に慣れていれば迷子にならないのはなぜなんだろうと思いました」等、子どもそれぞれに振り返っていました。
今回も子どもたちのハテナに真摯に向き合ってくださりありがとうございました。子どもたちは宝物をいっぱい見つけたようです。
読み聞かせ
1冊目は「ノラネコぐんだん こうじょう」という本です。これはノラネコたちが夜中に工場に忍び込みパンを作るお話です。おいしいパンが焼きあがるのか、最後まで目が離せないお話でした。
【別のシリーズのお話もあるそうですよ】
2冊目は「りゆうがあります」というお話です。これは今回読み聞かせをしてくださる保護者の方が去年「りんごかもしれない」という絵本を読んでくださったのですが、同じ作者の絵本でした。子どもが「ちゃんとしたりゆうがあれば鼻をほじってもいいのでは」と考え、普段は大人に注意されてしまうことでも、楽しい理由を考えていくお話でした。例えば、貧乏ゆすりをしているのは、その音がもぐら語になり、もぐらと話ができるとか、爪をかむのはカラスを退治するための音を出している等、面白い理由が次々と出てきました。
【「ぼくもそれやる!」と共感する子もいました】
そして3冊目は「カッパもやっぱりきゅうりでしょ」という本でした。きゅうりを切らしたカッパがきゅうりの自動販売機に行き、きゅうりを買おうとするとかぜをひいた「でかいきゅうり」がいました。その「でかいきゅうり」を介抱して、いずれは食べてやろうと企てるカッパですが・・・。カッパの必死さと「でかいきゅうり」のマイペースさが面白い絵本で、子どもたちも笑いながら見ていました。
【朝からたくさん笑って元気が出ましたね】
今回、読み聞かせのために書店で3冊の本を購入してくださったようです。「この本は家でも読みたいからと言ってお母さんが買っていました」と子どもが話していました。毎回、色々なジャンルの本に出会える朝の読み聞かせ。自分ではきっと選ばない絵本にも会うことができる貴重な時間です。
読み聞かせに来てくださった保護者の方、お忙しい中、朝早くからお越しくださりありがとうございました。
授業公開(5・6年生)
5年生は少数÷少数の問題、6年生は分数×分数の問題でした。5年生は「2.4÷1.6の計算の仕方について考えよう」6年生は「4/5×2/3の計算の仕方について考えよう」というめあてでした。それぞれの学年で、授業の中ではにっこりトーク(話合い活動)があり、6年生では「ここは○○じゃない?」、「え、何で?」等形式に捉われずに話合い活動が行われていました。5年生も、自分の意見とは違うところには「○○ではないですか?」などと率直に意見をぶつけて、どのような考え方をしたらよいかを話し合っていました。
【授業の前には前もって板書の計画が書かれています】
【どちらの学年も学習に対する意欲が感じられます】
【にっこりトーク:ざっくばらんに話し合える雰囲気がありました】
この授業では、教師の発問(声かけ)や、授業の形態、にっこりトークの在り方、ふりかえりのさせ方等、職員同士が学ぶことも多くあり、大変有意義な授業公開でした。5・6年生の学習に対する姿勢もとても立派でした。ありがとうございました。
心地よい表現集会
いつものように、子どもたちが笑顔になる表現集会の歌から始まりました。3・4年生担任の先生の鍵盤ハーモニカの演奏に合わせて、全校児童で踊りながら歌います。
【1年生もずいぶんと慣れてきましたね】
その後、5・6年生の発表が始まりました。5・6年生は合奏「マルセリーノ」、作文発表という構成でした。まず、鉄琴・リコーダー・鍵盤ハーモニカで合奏をしました。どのような曲なのかなぁと楽しみにしていると、「マルセリーノ」と言う曲は聞きなれた曲でした。それは、毎朝5・6年生がこの曲をリコーダーで練習しているからです。荒谷小の職員室では毎朝この曲がBGMのように流れてきて、心地よく朝の時間を過ごしています。今回はそれに鉄琴や鍵盤ハーモニカも加わり、一層ステキなハーモニーを奏でていました。
【優しい音が響きました】
【5年生は鍵盤ハーモニカ】 【6人だけとは思えない合奏でした】
合奏が終わると感想発表しました。するとすぐに4年生が手を挙げました。「とてもいい曲でした。家でもまねをしみてたいです」と感想を発表しました。その後3年生が「リコーダーや木琴、鍵盤ハーモニカを使ってすごい曲だと思いました。ぼくは今、リコーダーを練習しています。5・6年生のように弾けるようになりたいです。」と感想を発表しました。
【さすがは4年生。さっと手を挙げました】
それから作文発表がありました。発表は5年生と6年生1名ずつ行いました。その内容は、5年生が植林体験のこと、6年生は諸塚の林業のことでした。5年生は植林体験の時に「できるかなぁ、大丈夫かなぁ」と不安だった気持ちが、講師の先生のアドバイスに勇気をもらい植林をできたことやその講師の方への思い、林業に携わる方々の苦労や工夫についてまとめていました。校長先生からは「この作文を読んだら講師の先生や地域の方々は感動されて泣かれるかもしれませんね」と、子どもの植林体験から林業に携わる方々への思いを作文に表現した5年生にお誉めの言葉をかけてくださいました。
6年生は国語で学習しているイースター島のお話と諸塚の林業を比較して、諸塚の林業の素晴らしさを作文に表していました。例えば、諸塚の林業では伐採→植林→伐採を繰り返している。これは、次世代のことを考えているからであるということや、それを昔から繰り返していくれた祖先に感謝したい、そして今後自分たちが森を子孫につなげていくという力強い言葉も聞くことができました。高度な内容の作文で、作文を聞いている1~4年生には難しかったかもしれませんが、コツコツと学習を積み重ねていった5・6年生の姿が作文に表れていました。
【体験や他の学習から、自分なりの考えを構築していっていました】
最後に教頭先生からお話がありました。「とても堂々と発表をしていました。きっとこれまでたくさん練習してきたんだろうなぁということが分かります。最初の合唱は音が透き通っていました。これは、お互いが他の楽器の音を聞いて、自分の楽器の音を調整しているからだと思います。5・6年生のチームワークのよさを感じました。作文は色々な学習や体験から作文を発表してくれました。また、3・4年生も感想の発表をしようと一生懸命きいてくれました。1~4年生もありがとうございました。」とおっしゃいました。子どもたちのこれまでの学習や体験学習を近くで見てくださった教頭先生、子どもたちのがんばりをたくさん誉めてくださいました。
【一生懸命さが伝わりましたね】
今回、合奏と作文という表現集会でした。色々なパターンが考えられるこの表現集会。次回は1・2年生です。楽しみにしています。
待っていました やまびこ号
【本が倒れないように支えがしてありました】
まずは、体育館ではじめの会が行われました。そこでは、校長先生から「色々な種類の本を手に取ってみてくださいね。おもしろいことがたくさん書いてあります。本を読んで心を豊かにしてください」とお話がありました。
その後、県立図書館の職員の方からお話がありました。東京のある町に古本屋さんが集まった町があるそうです。その町の古本屋さんに行った時のこと、定価の約6倍で売られている本を見つけられたそうです。「古本なのになぜ?」と子どもたちの頭にはハテナが浮かんだことでしょう。実は、本は販売をしている時期に人気がないと本をたくさん作らないそうです。後になって、その本が欲しいと言う人が出てきた時に、あまり作られていなかった本は高値で売られることがあるそうです。新しい本の世界を教えていただきましたね。
また「読書をすると宝物がいっぱいできます。この時間で宝物をいっぱい見つけてくださいね」ともお話くださいました。「宝物」というキーワードには反応する子どもたち。きっとこの言葉でわくわく度は一気に急上昇したことと思います。
その後、児童代表のあいさつが行われました。「ぼくは理科に関係する本が好きです。今回は面白い本や他の本も借りたいと思います」とあいさつをしました。
【毎年ありがとうございます】 【どんな本が待っているかな】
そして早速やまびこ号に入って本を選びました。順番で中に入るので、順番を待っている子どもたちは外で本を読んで待ちます。
【布の絵本も見つけました】 【大きな絵本に釘付け】
【朝の読み聞かせでもあったバムとケロシリーズも見つけた!】【どれにしようかな】
子どもたちが本に夢中になっている間、傍らで県立図書館の職員の方が本のチェックをされていました。破損がないかどうかを見てくださっているようです。本の中でも絵本は糸で縫って綴じられているので、その糸が切れるとページがバラバラになってしまうそうです。そのような本は修理の対象になるとのことでした。その修理の方法とは、ミシン糸の硬めのものを使って、手縫いで縫うそうです。とても細かく、根気のいる作業だろうなぁと想像します。紙が硬いため、縫う時にはても痛くなると話されていました。それでも、本を大切にして、たくさんの方々に読んでもらいたいという思いから修理をされているのだと思います。本への愛情もひしひしと感じました。
【本のお医者さんですね】
子どもたちも職員もやまびこ号から本を借り、最後に終わりの会を行いました。6年生が「ぼくは怖い本や物語が好きです。中学生になったらやまびこ号で本を借りることができなくなるので、次回はおすすめの本や新しいジャンルの本を教えていただき借りてみたいと思います」と話していました。
【新しい本にも挑戦!】
今回やまびこ号で借りた本は、校舎2階のやまびこコーナーに保管してあり、誰でも読むことができます。ぜひ、自分では選ばないような本を手に取ってみてくださいね。
大きな絵本の読み聞かせ
今日の朝の時間は、読み聞かせの時間でした。今日はどんな絵本との出会いがあるのかな?
今日は「すっぽんぽんのすけ」、「バムとケロのおかいもの」の2冊の絵本を用意してくださっていました。これらの絵本はとても大きな絵本でした。
1冊目の「すっぽんぽんのすけ」は、「おふろにはいりなさーい」とお母さんから言われても入らなかった男の子が、すっぽんぽんのまま不思議な世界に飛び込んだお話でした。その世界では忍者がいたり、かあさんねこが登場したりしました。そこで活躍するすっぽんぽんのすけ、とてもたくましいけれどすっぽんぽんだから愛嬌があり、何だか面白いこの絵本、所々で笑いもあり楽しく聞いていた子どもたちでした。
【身のこなしも軽やかなすっぽんぽんのすけ】
2冊目は「バムとケロのおかいもの」でした。このシリーズは子どもたちも大好きです。水曜日、バムとケロとカイちゃんが3人でお買い物に行きます。うさぎの八百屋さんに、「くるみ、てかがみ、どんぐり、オカリナ」と書いている不思議なお店、ゆかいな扉があるお店など個性豊かなお店で買い物をするバムとケロとカイちゃん。何でこんなものを買うんだろうと首をかしげるようなものを買ったケロ。その目的は・・・。友達同士の温かい友情を感じさせ、和やかな気持ちにさせてくれるような絵本でした。
【大きな絵本は絵も見やすくて後ろの人もはっきり見えますね】
今回、これらの絵本は県立図書館の移動図書館であるやまびこ号から借りてきてくださったそうです。1冊は子どもたちからリクエストがあったものを選んでくださったとのことです。毎回子どもたちのために、絵本選びから読み聞かせ、絵本の返却までしていただきありがとうございます。
いのちの学習
まずは、生徒指導主事の先生から避難の仕方についてお話がありました。はじめに、現在の状況や避難の方法を知らせた校内放送の聞き方です。放送は「静かに」聞くのではなく、「無言」で聞くことを確認しました。また、避難をする時の約束である「お・は・し・も」(おさない・走らない・しゃべらない・戻らない)の確認もしました。
【人の話を「無言」で聞く姿勢は避難訓練以外でも大切です】
その後、校長先生から自然災害についてのお話がありました。まず、避難訓練は「いのちの学習」であることをお話されました。そして、スライドを用いて雨が降るまでの天気の移り変わりを見せてくださったり、平成17年の台風14号がもたらした諸塚村の被害を写真で見せてくださったりしました。普段は穏やかな流れの川が濁流になり、見覚えのある場所や商店街を飲み込んでしまっている写真を見ると、とても悲しい気持ちになりました。
校長先生が写真や絵と一緒にご指導くださった内容は以下のとおりです。
【激しい雨が降った時に注意すること】
○ 急に水かさが増えるため、小さい溝でも危険であるため近付かない
○ 外に出かけない
○ 外にいる時は雨やどりをする
※ 真っ黒い雲や雷の音は雨が降るサインであるため注意する
【雷が鳴った時に注意すること】
○ 建物の中に入る
○ 雷がなったら、木には近付かない
そして最後に大雨や台風のことを知って正しくおそれること(どのような被害が考えられるのか、どのような対応・行動をしたらよいのか、身を守ること等)が必要であるとお話をいただきました。自然の力を甘く見ることなく、自分の命を守る行動を考えて実践していけるよう継続的に指導をしていきたいと思います。
【実際に被害の状況を見ると自然の猛威にあ然としました】
表現集会
せせらぎの里で体験したことや、その時の気持ち、せせらぎの里の方への思いなど、子ども自身の言葉で、面白い表現も用いながら、大きな声でゆっくりと発表しました。子どもたちの率直な思いや、作文の中での場面が想像できるような表現を聞いて、時間がゆっくり流れているような、穏やかな気持ちになりました。
3・4年生は全員で3名ですが、3名それぞれの個性が作文の中に散りばめられていました。この作文を聞いて5・6年生は、「心の動きを電気で表していておもしろい」、「大きくゆっくり読んでいた。前を見て読むともっといいと思う」、「題名を聞いてその作文を聞いてみたいと思った」など、感想やアドバイスも発表していました。
【表現集会のテーマソングから始まります】【とっても聞きやすい発表でした】
【作文を読む人、せせらぎの里で交流している写真を見せる人と役割分担していました】
最後に校長先生からお話がありました。「作文には①言葉で伝える②作文の中身という2つの見方があります。1つ目の『言葉で伝える』は、ゆっくり大きく発表していました。ひとつひとつの言葉を大切にしているんだなぁと感じました。また、会話文では読み方が変わりましたね。工夫がみられる読み方でした。2つ目の『作文の中身』は、まずタイトルに工夫がありました。そして、『冷凍庫の氷のように心がカッチコチ』などイメージが豊かです。イメージが豊かだと文章が豊かになります。発表してくれた作文の中で、心と心の交流が表現されているものがありました。心と心がつながることはとても大切なことです。いい学習ができましたね」とたくさんのお誉めの言葉をいただきました。
【嬉しい言葉をたくさんいただきましたね】
事前準備から当日の遠足、そして遠足後のふり返りを行って作文に表現した子どもたち。多くのわくわく・ドキドキを感じ、たくさんの学びがあったようです。来年の春の遠足も楽しみですね。
春の遠足
先日、せせらぎの里の職員の方々が荒谷小にお越しくださり、特別養護老人ホームとはどのような場所なのか、どのような職業の方々がおられるのか、施設に入所されている方とのコミュニケーションの仕方などたくさんのことを教えてくださいました。子どもたちは、今回のせせらぎの里への訪問で、その時に学んだことを活かしておじいちゃん・おばあちゃんとふれあい、元気を届けたいと考えています。そのために準備もたくさんしていました。
せせらぎの里に到着すると、入所されている多くの方が、ホールで待っていてくださいました。ドアを開けて中に入る時は緊張していましたが、温かい拍手をいただくと笑顔がみられるようになりました。
ホールに入ると、早速入所されている方々へ荒谷小の紹介をしました。校歌を歌ったり、荒谷小のクイズを出したり、荒谷小の1日を発表したりしました。その後「だれにだっておたんじょうび」を歌い、子どもたちの元気な歌声や笑顔を届けました。
【荒谷小ではおなじみの問題:イチョウの木は何歳?】
【歌って、飛び跳ねて、手拍子をして・・。元気いっぱい!】
その後、子どもたちが準備をしたすごろくをしました。これは、入所されている方々に諸塚の地域のことを懐かしく思ってもらいたいという思いもあって作成したものです。スタート地点が荒谷小でゴールはせせらぎの里です。すごろくの途中には、お店や学校などもあり、イノシシが出てくるすごろくもありました。すごろくのコマも子どもたち手づくりの紙ねんどのコマです。
【入所されている方々と子どもたちの距離が一気に近付きました】
「サイコロ、ふれますか?」と聞いてみたり、サイコロの目を手で表して「4が出ましたよ!」と教えたり、足を曲げて顔を近づけて話したりする子どもたちもいました。一緒に楽しみたい、楽しんで欲しいという子どもたちの気持ち、きっと伝わったことでしょう。
その後、みんなでゲームをしました。そのゲームとはお玉を使って卓球用のボールを隣の人へ渡していくリレーです。ボール以外にも鈴・お花の置物・おじゃみなども使って、落とさないようにリレーをしていきました。
【おじゃみは各チーム50個流れてきました】
本校の子どもの中には、介護士になりたいという子もいました。この訪問で、介護士の方の仕事を直に見たり、入所されている方とお話ができたりしたのはとてもいい経験だったと思います。また、他の子どもたちにとっても関わり方を学ぶ学習の場になりました。
せせらぎの里の職員の皆さま、事前の御指導から当日の運営までありがとうございました。入所されている皆様にも、温かく迎えていただき嬉しかったです。またお会いでいる日を楽しみにしています。ありがとうございました。
その後、子どもたちはおいしいお弁当を食べ、池の窪グリーンパークでおもいっきり遊びました。とても充実した遠足になりましたね。
【草スキーもしたよ】 【ゆらゆら揺れるよ~】
【絶景をバックに「はいチーズ」】
森林体験学習(挿し穂編)
【側面をクワで押さえます】 【表面を板で押さえて平らにします】
畑の準備ができたら、案内具で穴を開けます。案内具は10㎝間隔で釘のようなものが刺さっており、約10㎝~12㎝間隔でずらしていって、挿し穂用の穴を開けます。その後、水を入れたやかんで、挿し穂用の穴に水を注水していき、穴を大きくします。
【初めて見る器具に興味しんしん】【水を注水して、更に穴を開けます】
その後、1本ずつ挿し穂をしていきます。この穂木は講師の方が用意してくださったものです。これらの穂木は講師の方が1週間ほど水につけてくださり、挿し穂に適した状態にしてくださっていました。
【ていねいに穂木を挿していきます】
挿し穂をする時に気を付けることは、穂木が傾いている方を南側に向けるということだそうです。子どもたちは「体育館側に向けて植えればいいんだ」と話し、それを目安にみんなで挿し穂をしていきました。
【どっちに傾いているかなぁ】 【注水作業も同時進行】
【順調に進んでいます】 【「森みた~い」と3・4年生担任の先生】
挿し穂が終わると、直射日光を避けるため日覆いをしました。これも子どもたち手づくりです。
【たるまないように、真ん中も固定】 【これで直射日光が避けられます】
最後に1週間水に浸した穂木に加え、今日採取した穂木も5本だけ挿し穂してみました。成長の具合がどれだけ違うかを見てくださいと講師の先生からの提案でした。
【左側の3本と右側の2本は本日採取した穂木です】
終わりに全員でふりかえりを行いました。「スギの木が大きくなるのをお世話したい」、「穂木を植える時は強く押しこむ、南の方に向かって挿す等の工夫が分かりました」、「コツを覚えるだけでどんどん植え付けができるようになった。大きくなるのが楽しみです」など、植林や挿し穂について色々なふり返りができていたようです。
講師の先生からは、「昔は道路事情も悪く、荒谷からお弁当をもって苗木を背負って植林する山まで歩いていっていました。しかし、今は山があるところまで道路があり便利になっています。今日、体験をしたことで山が好きになるんじゃないでしょうか。山を一緒に育てていって欲しいです」とのお言葉をいただきました。
本日はお忙しい中、長時間にわたって御指導いただきありがとうございました。子どもたちは、今回の体験学習で林業の基礎を学ぶことができましたし、新たな発見があったり林業に携わる方々の工夫を知ることができたと思います。これからもウッジョブ諸塚は続いていきます。子どもたちが林業を学ぶ姿を温かく見守っていただき、時には御指導いただけると大変有難いです。本日は本当にありがとうございました。
【プロの方々に直接指導していただいた有難い時間でした】
放課後、「スギに水をあげなくていいんですか?」と尋ねてきた2人。1・2年生担任の先生と一緒にたっぷり水をあげました。
【しっかり根をはって、大きく育ってね】
森林体験学習(穂木を採取編)
○ 枝は小指より大きいものを選ぶ
○ 枝が真っすぐしているものを選ぶ
○ 40㎝~50㎝くらいで切る
これらの話を聞き、早速穂木の採取です。先日の森林体験学習の講話で「上から見て四方に広がっているものがよい」ということも学んでいた子どもたちは、その視点も加えて採取しました。分からないことは「○○さん、どこらへんまでむしればいいんですか?」等と積極的に聞き、5・6年生は1年生に教えながら行いました。スギのチクチクは結構痛いなぁとか、新芽はきれいだなぁなど間近で見て触って初めて感じることがありました。
【先端の白っぽく見えているものが新芽です】【穂木の採取は6年生も初体験】
【どんな穂木がいいか観察して切ります】
5・6年生は5本、4年生は4本、3年生は3本、1・2年生は2本採取しました。採取した穂木の下の方の枝は取り除きます。はさみでも切ることはできますが、手で取った方が効率的であり、枝の皮が少し剥げても成長する過程でその部分が覆われたり根が出たりするそうです。
これらの活動を通して、「どんな木をとればよいか分からなかったけれど、森林組合の方が優しく教えてくださったので、元気な穂が取れました」、「上手に取れなかった時、○○さん(6年生)が教えてくれました」、「新芽が出ているのを取ればいいとだけ思っていたけれど、曲がっていないものや小指より太いものを取るということが分かりました。また、作業の後に殺虫剤を服にかける工夫も初めて知りました」とふり返りを発表していました。
短い時間でしたが、貴重な経験をたくさんして色々な発見がありましたね。次は学校に帰って挿し穂を行います。あとひと踏ん張りですね。
始まりました!森林体験学習(植え付け編)
今回のねらいは「わくわく学習において、ふるさと諸塚を支える基幹産業である林業の仕事の全体を捉え、もっと詳しく知りたいことや調べてみたいことなど問いをつかむきっかけとなるとともに、林業に携わる人々の工夫や努力にふれる」この日のために、4月30日(木)に校長先生と職員が森林組合諸塚支所へ伺い、打合せをさせてもらっていました。今日は森林組合の方が5名、そして講師の方々が2名、計7名もお越しくださり森林体験学習を行いました。
【朝、全員元気に集合しました】 【森林組合の方々も朝早くにお越しくださいました】
いよいよ植林・挿し穂を採取する山へ出発です。今日は地域の方の山がある長野という場所まで行きました。途中までは整備された道だったのですが、所々に大きな石や枝が落ちているのを見て「あ!いのししの仕業だ」と話していたり、「この道は軽トラじゃないと無理やね」などと話しながら、ガタゴト上下左右に揺れる車内を楽しんでいました。
【長野ってどんなところかなぁ】
そして、約25分くらいすると長野にある山に着きました。まずは講師の先生からお話がありました。一番はじめにお話しされたことは「けがをしないように作業すること」ということでした。「けがをしたら元も子もありません。安全に作業しましょう」とおお話くださいました。その後、森林組合の方からもお話がありました。その中で「今日行う作業は基本中の基本の作業です」とおっしゃっていました。何でも基本というものは大切で、それを怠ってしまうと根幹が揺るぎうまく軌道に乗りません。その大切な基本の作業をひとつひとつていねいに行っていきたいと思います。
【御指導よろしくお願いします】
【あの上まで登るよ~】 【急な斜面、気を付けてね】
植え付けをする場所まで着くと、1年生が「すごーい!!」、「どうやって下りると?」等と嬉しそうに話していました。子どもの中には「枝にロープを付けてバンジージャンプができそう」と話す子もいました。
そして早速、植え付けについての説明をしてくださいました。
1 2mに切った竹の棒で距離を測る。この時竹の棒を水平にする
2 植林する場所の枯葉などを取る。
3 クワで土を掘る。(土がザラザラした所の方がスギが太る)
4 10㎝~20㎝の深さまで掘る。
5 スギの根っこが広がるように掘った所に置く。
6 中の湿った土をスギの根元にかけ、少しスギの苗を引く。
7 軽く踏む。
8 もう一度土をかぶせる。
9 スギを引きながらもう一度しっかり踏み固定する。
【斜面に沿って測るのではなく、水平に2m測ります】
【山から落ちないよう身体は上を向けて作業します】
【力を入れて土を掘ります】 【根っこを広げてね】
【乾燥はよくないので湿った土をかけます】 【そして 踏み固める】
【植え付け できあがり】
これらのお手本を見て、いよいよ子どもたちが植え付けをします。植え付けをする場所には竹の棒を挿してくださっているのですが、そこに石があったり木の根っこがあったりして、苦戦する子どももいました。また、「面!面!こて!」などと掛け声をかけながら土を掘る子ども、土からひょっこり出てきたミミズを、植え付けるスギと一緒に土の中に帰してあげる優しい子どももいました。お手本はしっかり見たものの、実際に作業してみると掘る深さが分からず、「これくらいでいいかなぁ」と話す子どもには森林組合の方が「もうちょっと深く掘った方がいいね」とアドバイスをしてくださっていました。
植え付けが終わると子どもたちは、「こんなに大変なんだ。1本植えるだけでも大変」とか「腰が痛い」など顔に汗を光らせつぶやいていました。
【これでいいかなぁ】 【よ~し!ぼくが苗を入れるぞ】
【今年度は1・2年生も植え付けに挑戦!】
【1年生も上手にできたね】
植え付けをした所から下りる時には、2年生の男の子が「カニさん歩きで行くとよ!」と教えてくれていました。「何で知ってると?」と尋ねると「むかばきの時に山が濡れている時とかはカニさん歩きって教えてもらいました」と話していました。1年前の学習もしっかり身に付いているんだなぁと感心しました。
山から下りた後は、ふりかえりを行いました。「穴もほって植えることができた」、「急な斜面を歩いて作業をすることが分かった」と話す2年生、「苗の植え方がちゃんと分かった、家でも苗を植えてみたい」と話す4年生、「急な坂を上ること、植えることを初体験しました。山で働いている人の苦労が少し分かりました」と話す5年生、それぞれに体験してみて初めて分かったことがあったようです。
その後、森林組合の方から毎日このような植え付けをしてくださっている方のお話を聞きました。作業班で植え付けをされる方々は1日に200本から250本の植え付けをされるそうです。状態のいいところだと300本も植え付けをすることがあるそうです。これから暑くなる季節になると、厳しい環境での作業になることと思います。その方々のご苦労や工夫を体験を感じることができたようです。体験がとてもいい学習になりましたね。
【わざわざ様子を身に来てくださってありがとうございます】
新体力テスト
ソフトボール投げでは、ついつい下の方にボールを投げてしまいがちになるため、「お空に向かって投げるんだよ」とか「日の丸の方をめがけて投げなさい」などと1・2年生担任の先生からアドバイスがありました。「おりゃー!!」という元気のいい掛け声とともにボールを投げる子ども、新記録を出して喜ぶ子ども、記録が伸びずに悔しそうな表情をする子どもなど様々でしたが、自分のもっている力を全力で出そうとする子どもたちの姿はとても気持ちのいいものだなぁと思いました。
朝の読みきかせの体操の効果があったのか、6年生のソフトボール投げでは準備していた距離より長くボールが飛び、「おおっ!!」というどよめきもあった新体力テストでした。
【1年生は初めての新体力テスト】 【遠くに飛ばすぞ~】
【円のぎりぎりまで助走して「えい!」】 【やったぁ、新記録!!】
身体を動かす読み聞かせ
1冊目は「ぴょんたのたいそう」という本でした。子どもたちが、読み聞かせをしてくださる方に立ってあいさつをした後座ろうとすると、「立ったままおってね」とおっしゃり、読み聞かせが始まりました。「今日は、新体力テストがあるからこれで体操をして身体を伸ばしてね。A判定を目指そう!」と話されました。絵本はしかけ絵本になっており、かえるのぴょんたが身体を伸ばしたり、腹筋をしたり、鉄棒で懸垂をしたり、腕立て伏せをしたりしていました。それに合わせて子どもたちも一緒に身体を動かしました。
【今日はいつもと違う読み聞かせの予感】 【身体を伸ばします】
【腹筋 がんばれー】 【必死に腕立て伏せ】
絵本が終わる頃にはみんな身体が温まっていました。これで新体力テストはバッチリですね!
次に「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」という本を読んでくださいました。これは「どろぼうがっこう」という絵本の続編だそうです。「どろぼうがっこう」を読んだことがある子どもたちはたくさんいました。「楽しみ~!」という声が聞こえる中、読み聞かせが始まりました。刑務所に入っているどろぼうがっこうのみんなは、刑務所での生活をまじめに送っていました。しかし、2月4日8時に脱獄をしようと企てます。この脱獄、成功するのでしょうか。ハラハラどきどきの展開で、自分がどろぼうがっこうの一人になったような気持ちになって、どろぼうがっこうのみんなを応援していました。「どろぼうがっこう」をまだ読んでいない人は、学校にありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。3校時に行われる新体力テストでは、みんな自分の力を精いっぱい出してくれることと思います。
【「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」じっくり聞けるお話でしたね】
学級給食
今日の給食時間に1・2年生教室をのぞくと、隣の教室で食べているはずの3・4年生が一緒に給食を食べていました。今日は3・4年生にお休みの子がいて寂しいから1・2年生と一緒に食べることにしたそうです。「昨日の夜は焼肉丼を食べました」と話していたり、「誰にだって誕生日」の歌に合わせてリズムにのっていたりして、とても賑やかな学級給食になっていました。
【みんなで仲良くいただきまーす】
昨日から、ごはんやおかずが多く残り、5・6年生が一生懸命食べてくれています。今日もごはんが少し残り、5・6年生が残さず食べてくれました。たくさん食べて大きくなってくださいね。
【5・6年生もモリモリ食べま~す】
せせらぎの里の方々の講話
【今回は5名もお越しくださいました】 【今回も分かりやすい資料を持って来てくださいました】
まず、特別養護老人ホームに入所されている方々についてお話しくださいました。子どもたちに「どのような方々がいらっしゃると思う?」と尋ねられ、それらの方々と接する時のポイントを教えてくださいました。耳が聞こえにくい方には大きな声で話すこと、うまく身体が動かせないのは、これまで一生懸命身体を使っていたからであることなどを教えてくださいました。
そして、その後それぞれの職種についてのお話をしていただきました。まずは介護福祉士についてのお話です。どのように介護福祉士になられたのか、なぜ介護福祉士という道を選んだのかなど、これまでの体験をもとにお話くださいました。中学生の時にせせらぎの里を訪問して介護福祉士を目指すようになった方もいらっしゃれば、それまでは別の職業に就かれていたいたけれど、諸塚に帰ってきて介護福祉士になられた方もいらっしゃいました。介護をする中で気をつけていることは、その方ができるところとお手伝いが必要なところを見極め、お手伝いが必要なところを後押しするということだそうです。介護をする方が、全部手助けをしていたら、入所されている方のためにならないとお話しくださいました。
【何よりも入所されている方のことを考えてお仕事をしておられます】
次に、看護師さんのお話をお聞きしました。まず、病院の看護師とせせらぎの里の看護師の違いを尋ねられました。子どもたちからは「白衣を着ていない」という違いが出てきました。その他にも注射をしない、介護のお手伝いもする等違いがありました。また、自分の健康状態を言葉で表現できない方への看護もお話くださいました。その方法は①顔(表情)を見る②熱をはかる③血圧をはかる④皮膚の様子を観察するなどだそうです。実際に聴診器やおでこに近づけるだけですぐに体温が測れる体温計、血圧計を持ってきてくださり、子どもたちも自分の心臓の音を聞く体験をしました。
【体温計:すぐに体温が測れました】 【心臓の音 聞こえる?】
また、生活相談員の方のお仕事もお聞きしました。生活相談員とは入所されている方の相談にのったり、器具の修理をしたりする何でも屋さんだそうです。
これらのお話を聞いて、子どもたちからは「この中で資格がいるお仕事はどれですか?」とか「共通のお仕事に『話し相手』とありますがどんなお話をするんですか?」などと質問がでてきました。せせらぎの里で働いている方々はほとんどの職業で資格が必要なようです。また、お話をする内容としては入所されている方が知っているお話(昔流行した歌手や時代劇など)を教えてもらったり、天気の話をしたりして、こちら側が「話をしたい」という雰囲気を出すことが大切だとアドバイスをいただきました。隣にすわって「こんにちは!」とにこっと笑うだけでも会話ですとお話くださり、子どもたちは少し安心したことと思います。
また「○○さんは、諸塚のよさを感じて帰ってきたとおっしゃいましたが、諸塚のよさとはどんなところですか?」という質問も6年生から出ました。その質問には「諸塚に帰ってきた時にみんなが『おかえり~』と喜んでくれました。周りの方々との関わりが深いところがいい所だと思います。そんな諸塚だから、親しみをもって介護できるし役に立ちたいとも思います。そして、諸塚のためになりたいと考えています」と答えてくださいました。諸塚のよさを学習し、肌で感じている6年生、同じような気持ちでいる先輩の説得力のある言葉が心に響いたのではないでしょうか。
色々なお話を聞かせて貰っている間に、あっという間に時間がきてしましました。最後に6年生が代表でふりかえりを発表しました。「ぼくのお母さんもせせらぎの里で働いていますが、今まではただ介護をしているだけだと思っていました。しかし、今日お話を聞いて相談にのったり、相手のことを考えながら働いていることを知りました。そして金曜日の遠足がもっと楽しみになりました」と話していました。
プロの方々のありがたいお話を聞かせてもらったおかげで、せせらぎの里に訪問した時には、色々な視点から職員の方を見ることができると思いますし、入所されている方へも構えることなく関わることができると思います。最後に1・2年生担任の先生が「今日はお仕事があるのに、みんなのためにわざわざ来てくれたとよ。みんなが恩返しできるのはいつ?」と子どもたちに尋ねられ、子どもたちは「金曜日!(遠足の日)」と答えていました。今日学んだことを生かして、お互い楽しく幸せな時間が過ごせるようにしたいですね。
せせらぎの里の皆さま、本日はお忙しい中、子どもたちのためにお越しくださりありがとうございました。金曜日、どうぞよろしくお願いいたします。
寿会のみなさんとグランドゴルフ
今回、子どもたちは寿会の方々とたくさんお話をしてふれあうこと、つながりをもつことを目標にしています。子どもたちと寿会の方々との間にどのような会話が生まれ、子どもたちはどのような気持ちをもつのか楽しみです。
【児童代表あいさつで優勝を狙いますと宣言した5年生】
【寿会の方々、とてもお元気です】
その後、9つにチームを分けて早速グランドゴルフのスタートです。チームは子どもが1~2名と寿会の方々が3~4名入って1チーム4~5名になりました。「棒に当たるように打つといいが」、「ちーっとはばしかったね」、「足らん、足らん」、「こんだ、入るわ。入りいいとこにあるから」等、寿会の方々が子どもたちにアドバイスをしながらゲームを進めていってくださいました。
【寿会で初めてのグランドゴルフでした】 【おじいちゃんの背中で記録中】
【よ~く狙って】 【休憩の合間もお話しました】
今回のグランドゴルフでは、寿会の方々は練習の段階からホールインワンをする人が続出しました。子どもの中にもホールインワンを出す子もいて、大盛り上がりでした。
お昼は、体育館でみんなで給食を食べました。ここでも「昔は上の方に保育所があったとよ。そこまで歩いて行きよったがね」、「○○くんのお父さんは荒谷小に通っちょった頃ね、体育と給食が一番好きって言いよったわ」等、寿会の方々が子どもたちにお話をしてくださりながら、和やかな給食の時間を過ごしました。
【この日の献立はむぎごはん、すましじる、いわしの甘露煮、カリカリ和え、牛乳でした】
給食後は、終わりの会を行いました。まずはグランドゴルフの成績発表・表彰です。ホールインワン賞に輝いた寿会の方はなんと5名もいらっしゃいました。子どもの部では2名がホールインワン賞を受賞しました。
今年のグランドゴルフは接戦で、子どもたちの成績も2位が3名、1位が2名いました。優勝宣言をした5年生、有言実行でしたね。
【ホールインワン賞はこの方々です。初参加の方もホールインワン賞を獲得しました】
【子どもは6年生と1年生がホールインワン賞をとりました】
【子どもの部 第3位】 【子どもの部 第2位】
【子どもの部 第1位】
【寿会の部 第1位 昨年度も優勝されました。とてもお上手です。】
その後、子どもたちから振りかえりの発表がありました。「おじいちゃんとおばあちゃんと頑張ってグランドゴルフをして来年は1位をとりたい」、「じいちゃんがホールインワンを取れてすごいなぁと思いました。給食もお話をしながら楽しく過ごせました」、「最後のグランドゴルフで気合いが入りました。昨年はあまりおじいちゃん・おばあちゃんと話せなかったけど、今年は昨年より会話ができて良かった」、「3連覇を目指していたので悔しかった。でも、いつもよりたくさんの方々ががグランドゴルフにきてくださり盛り上がったし、自分からも話すことができてよかった」などの発表がありました。それぞれ、グランドゴルフでのテーマをもって臨み、有意義な時間を過ごしたようです。とてもいいグランドゴルフ・ふれあい給食の時間になりましたね。
今度は秋に寿会の方々にお越しいただき、昔の遊びなどを教えていただきます。寿会の皆さまには、とても楽しい時間を作ってくださいました。また、ほうきやぞうきんもいただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
森林についての講話
【これまでの活動をふり返り、今年度の内容を分かりやすく説明してくださいました】
まずテーマを発表してくださいました。今年度のテーマは「物語の続き」です。昨年度、森林のことやそれに携わる方々のこと、機械のことなどを学習して、自分たちでもっと深く学びたいことをそれぞれ考え、周りの方々の力を借りてそれを形にしていきました。昨年度当初の子どもたちは身近にある林業のことをよく知らず、夢を語ることはありませんでした。また、職員も林業を知らず、魅力を教えることができないという状況でした。そのような中始まったウッジョブ諸塚でしたが、学習を通して林業の魅力に触れ、様々な課題については専門家の方々からのお力添えをいただき、ひとつひとつ解決していきました。そして、ウッジョブ諸塚を通して林業と自分の夢とのつながりが持てる子がでてきたり、人とのかかわりの中でコミュニケーション能力を育んだりするなど、子どもも職員もこの学習に手ごたえを感じています。
今年度は森(ひと、もの、こと)とのかかわり合いからたくましさの創出を目指し、「知ること」と「人とのかかわり」を一歩前進するという方向性が示されています。昨年度、森林体験学習でスギの苗植えをしました。その苗9本中7本が植え付いているそうです。それを今年度植林する計画があります。また、プールの横にある畑に挿し穂をするという計画もあります。そうすることで、子どもたちがお世話や観察をしやすく今年度だけでなく、次年度以降も継続的に学習することができます。昨年度からのつながりを大切に、今年度も子どもたちの物語が作られていきます。
その後、新聞記事等を用いて現在の林業に関するお話をしていただきました。今年度スギの生産量24年連続日本一となった宮崎県ですが、昨年度と比べると2%減少しているそうです。また、木材を使う時代となりましたが、伐採が増えてスギの苗木が足りないという状況もあるそうです。これから「苗木をどう育てるのか、種から育てるのと挿し穂するのは何が違うのか」、「そもそも挿し穂とは何か」などを学び、昨年度行った森林体験学習のと今年度行う森林体験学習をつないでいきます。
そして、いよいよ講師の先生のお話です。講師の先生は、苗木を植える時に大切なことを具体的に詳しくお話くださいました。まず、スギの成長についてのお話でした。スギの種が落ちて、それをポットに植える方法よりも、挿し穂をして成長させる方法の方が成長がよいそうです。このお話をきいただけでも、どのような違いがあるのか、挿し穂だったらどのように成長するのか、ハテナがいっぱい出てきそうです。また、昨年度の森林体験学習で植えた苗についてのお話もしてくださいました。昨年度の5月に植えた苗が新芽が枯れずに、今では大きく成長したそうです。でも、それまでに大変なことがあったとおっしゃっていました。その大変なこととは何だったのか、どのような対策をしてくださったのか等このことについてもハテナがたくさんでてくることと思います。
【穏やかな口調で、ゆっくりとお話くださいました】
次に挿し穂についてのお話をしてくださいました。まず、挿し穂をするのに適したスギと適していないスギの見分け方をご指導くださいました。それは、スギを上から見て葉が四方に伸びているものを選ぶとよいそうです。そして、挿し穂をするスギは25本くらいを一束にして1週間ほど水につけておくそうです。(浸水)挿し付けをする時には、案内具というものを使い、ホースから水を出し(注水)、穴を開けて挿し付けをするとのことでした。その後、土寄せをし、踏み固めるそうです。
挿し穂したスギの管理で大切なことは日よけだそうです。苗木は暑さに弱いため、灌水(かんすい)したり、ネットで覆ったり(日覆い)する対策があるとのことでした。また、防風や除草、根切り、病虫害防除等、管理には様々な苦労があるようです。
【実際にスギをもって来てくださいました】
その他にも、挿し穂する時に大切なことを教えてくださいました。
○ 挿し穂に使うのは新芽が米粒くらいの大きさの時がよい
○ 挿したものがどういう状態にあるか、細かくチェックする
○ 5月の暑さはスギにとってよくない(挿してすぐのスギにはよくない)
○ 11月ごろから霜が降りるため、霜対策をする。
→ 朝日が射す前に水をあげ(散水)、霜を落とす
○ 水が凍る2月はホースの水を抜いておく など
このように手間暇かけて育ててくださったスギの苗木が、昨年度植林した際に使用した苗木になることを子どもたちは実感したようです。たくさんのことを教えて貰った子どもたち、ふりかえりでは「去年知らなかったことを教えて貰ったり、去年教えて貰ったことを教えて貰って再発見したりしました」と発表していました。昨年度の培った基礎知識や経験があるからこそ、今年度の森林についての講話は、実体験をふり返りながら納得したり、驚きがあったりしたのでしょう。今週は森林組合の方々にご協力いただき、植林や挿し穂の体験があります。今回学習したことを実際に行うことで、より植林や挿し穂のことについて理解できると思います。
【6年生のふりかえり】 【6年生のメモ:図もあり分かりやすいです】
講師を引き受けてくださった地域の方、お忙しい中たくさんの準備をしてくださり、そして分かりやすくお話をしてくださってありがとうございました。今回学習したことが、これからの森林体験学習やウッジョブ諸塚に活かされていくことと思います。子どもたちにとっても職員にとっても貴重な時間になりました。ありがとうございました。
6年生のいない給食時間
今日の献立で出てきたメンチカツ、6年生がいたらきっと争奪戦であったであろうメンチカツ、これは希望した子どもが食べることができました。ごはんや汁物も少しあまり、いつもはあまり増やすことがない子どもたちが給食を増やして頑張って給食を食べました。6年生がいないことで分かる6年生のの存在の大きさ・頼もしさを改めて感じた給食の時間でした。
【今日は給食当番が少ないなぁと思っていたら後から助っ人の5年生が登場してくれました】
【給食を運ぶ係も大忙し】 【サクサクのメンチカツのおかわりは嬉しいな】
新調したイチョウのロープ
【綱引きの綱のようです】
そして5月2日土曜日に、本校の保護者の方とお手伝いの方が来てくださり、イチョウの木にロープを設置してくださいました。高い場所での作業、大変だったことと思います。イチョウの木にしっかりと網を巻きつけてくださり、頑丈なターザンロープになりました。
【ぐるぐる ぐるぐる】
そして、昼休み子どもたちは一目散にイチョウのロープのところへ駆け寄りました。結び目が今までより少し高い位置にあるため、1人では乗ることができず、下級生の子が乗る時には上級生が抱っこをして乗せてあげていました。
【1年生もゆーらゆら】 【もうちょっとで乗れそう】
今まで使っていたロープで遊んでいる時は、ロープから落ちる子はほとんどいなかったのですが、初めて使う今回のロープからはバランスを崩して落ちる子もいました。ロープを使っていくうちに少しずつロープが伸びてちょうどよい高さになるそうです。6年生が子どものための音楽祭でいなかった今日の昼休み、5年生の女子2名が下級生のお世話をしてくれて大活躍でした。
お休みの中、子どもたちのためにロープを着け替えてくださりありがとうございました。おかげ様で、昼休みは子どもたちの笑い声がいつもにも増して響いていました。
【昼休み中、ロープは休む暇なく揺られていました】
5月の全校朝会
はじめに校長先生のお話がありました。今日は「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」という教訓を詠んだ上杉鷹山のお話でした。この教訓は、「何かをなしとげようという意思をもって行動すれば、何事も達成に向かう。ただ待っていて、何も行動を起こさなければよい結果には結びつかない。結果が得られないのは、人が為し遂げる意思をもって行動しないからだ」という意味だそうです。子どもたちは、毎月目標を立ててそれを達成するために努力しています。その目標は校長室に掲示してあり、達成すると校長先生の椅子に座り「よっ!!社長!!」と周りの子どもたちから声をかけられ、記念撮影をします。そしてそれを校長先生が賞状にしてくださり、下校指導の時にみんなの前で渡してくださいます。4月はたくさんの子どもたちが目標を達成しており、連休明けの5月7日に新しい目標を立てることになっています。4月に立てた目標がまだ達成していない児童は、引き続きその目標を達成するために努力を続けます。達成できた目標には、「ボール投げ20m以上投げる」、「ひらがなを20こおぼえる」等がありました。今日は4月当初に立てた目標をふり返り、新たな意欲が湧いてきたのではないでしょうか。小さなことをひとつひとつクリアしていくことで自信につながっていくと思います。
【上杉鷹山のエピソードを読み聞かせてくださいました】
【校長室に掲示している「自分にチャレンジ」】
その後、ゴールデンウィークの過ごし方についてもお話をしてくださいました。地域の中で過ごすことが多いので、あいさつをしっかりとすることや、読書の時間を作ること、規則正しい生活をすることをご指導くださいました。5連休という長いお休みに入ります。事故やけががないよう、落ち着いて行動してくださいね。
次に、5月の目標について3・4年生担任の先生からお話がありました。5月の目標は「人の話をしっかり聞こう」です。「聞く」という視点から、3・4年生担任の先生は大学生の頃に行っていたボランティアのお話をしてくださいました。あるボランティアで「話を聞く」ことのポイントを教わったそうです。それはうなずくことです。電話でも実際に相手が目の前にいる時でもうなずくことで半分は不安や悩みがなくなるとのことです。「『聞く』ということは自分のためでもあるけれど、相手の気持ちに答える優しさでもあるんですよ」とお話くださいました。人前で話をする時に、反応がないと不安な気持ちになったり、自信がなくなったりします。しかし、うなずいてくれたり、目を見て聞いてくれたりすると勇気が出てきます。耳で聞くのではなく、「相手の気持ちに答える優しさ」をもって聞くこと、大切だなぁと思いました。
【子どもたちが話をしっかり聞いてくれて、3・4年生担任の先生はとても嬉しかったそうです】
お誕生日おめでとう
【ほたきゅうは毎日給食の献立紹介もします】
そして、いよいよ牛乳かんぱいの時間です。元気のいい掛け声に合わせて「かんぱーい!」あっという間に6年生の男の子の周りには子どもたちでいっぱいになりました。弾ける笑顔が印象的なお誕生日給食でした。
【今日はバナナもついていて嬉しいお誕生日給食】
全校体育
ダンス担当の先生からは「踊りに慣れて動きにメリハリがなくなってきています。0.1秒でもいいから、動きを止めるところは止めるように心がけるとかっこよく踊れるよ」とアドバイスがありました。また、「上を向く時や下を向く時は、『手の親指の先を見る』とか『足の親指の先を見る』というように工夫すると動きが揃ってきれいです」と指導していただきました。
【とっても上手になりました】
その後、走る練習をしました。まずは、普通のスピードで歩く練習からです。その時には手を大きく振って、腰から動くことを意識するとよいそうです。
【普通のスピードで歩いた後は速いスピードで歩きます】
その後、スキップの練習です。この時も手を大きく振り、高く上げることが重要なようです。
【スキップ:これも速く走ることにつながる練習です】
それから、実際に全力で走りました。まずはスタートの構えの確認をしました。後ろに引いた足は少し曲げる、手は肩の高さまで上げる等、子どもたちは口ぐちに発表していました。
【よーい、スタート!!】
スタートしてすぐは、足を「ハ」の字にしてタタタタとすばやく動かすとスピードが出るそうです。走り方にも技術がたくさんあり、それを実践する子どもたちの表情はとても生き生きとしていました。また、休憩後3年生が何気なく走っていると「○○さん、意識していないのに手がしっかり振れてる」と先生方が誉められました。するとその児童は、恥ずかしそうに嬉しそうに笑っていました。体育の授業で学習したことが自分のものになっているのですね。来月には新体力テストが行われます。それまでの基礎体力作りや走り方・投げ方の練習、これからもがんばりましょう。
【6年生の走り方をお手本にしてみんなで見ました】
第1回 表現集会
【表現集会が楽しく始まります】
【担当の先生の鍵盤ハーモニカに合わせて歌いました】
今回の表現集会は第1回でしたので、子どもたちの表現集会に対する考えを知るためにランチルームでアンケートを実施しました。「表現集会は好きですか?」、「今年の表現集会でやってみたいことは何ですか?」、「どのような表現力をつけたいですか?」など5つの問いがありました。表現集会でやってみたいことには、「詩を発表する」、「合唱・合奏」、「写真を発表する」などの回答がありました。身につけたい表現力は「人前で堂々と発表する力」、「絵を描く力」、「作文力」、「人前で説明をする力」など具体的なものが出てきていました。子どもたちの「表現集会が好き」という気持ちを大切にして、今年度の表現集会が充実したものとなるよう、みんなで協力していきたいと思います。
【表現にもいろいろな方法があります。次回は3・4年生の発表です。楽しみにしています】
運動会に向けて
本校では一輪車指導の担当の先生(3・4年生担任)を中心に、4月当初から一輪車の練習を始めています。まずは、全体の場で自分の目標を発表しました。「後ろこぎでスラローム(コーンをジグザグに進む)ができるようになる」、「スピンができるようになる」、「9m乗れるようになる」など、それぞれ具体的な目標を立てているようです。「この目標をみんなの前で発表することで、友達が応援してくれるし、自分のやる気スイッチが入るんですよ」と担当の先生が話されていました。そして、早速個人練習をしました。
【「スラロームができるようになる」が目標。コーンを折り返すところが難しいね】
【担任の先生の励ましで頑張る一年生】【難しい技に積極的に挑戦する6年生】
【スピンの練習。「目が回る~」と言いながらも、休みなく練習していました】
これらの一輪車の技は、9月に行われる運動会で披露されます。昼休み等の一輪車の練習の時間に、子どもたちの中で「入場はこうした方がいいっちゃない?」など演出を考えているそうです。今は一輪車に乗れない1年生も、上級生が一生懸命練習に励む姿を見て努力することでしょう。「継続は力なり」、自分の目標に向かって頑張っていこうね。
1年生の心電図検査
昼休みが終わるとタクシーで諸塚小まで行きました。車中では少し緊張しているのか口数が少なかったです。「何の勉強が好き?」と聞くと「算数」、「国語」などの答えが返ってきました。算数は、数を数えてそれを数字で書くという勉強をしているようです。
【今から行ってきます】 【早くからタクシーの運転手さんが待っていてくれました】
諸塚小に行くと、諸塚小の養護教諭の先生から検査の説明を受けました。そして、荒谷小の子どもたちが最初に検査を受けました。「○○です。よろしくお願いします」と元気な声で言えました。検査中も落ち着いていて、あっという間に検査が終わりました。終わった後も、「ありがとうございました。さようなら」としっかりあいさつをしていました。
帰りの車中では、安堵したのか「○○商店にはアイスが売っちょるよ」とか「牛乳と混ぜて作るデザートよね、いちご味とメロン味食べたことがある」、「私はいちごバナナ味食べたよ」などと2人で楽しそうにはしゃいでいました。
【検査・あいさつ、とっても上手でしたよ】
学校に帰ると、他の学年の子どもたちが「おかえり~!!」と教室から大きな声で言ってくれました。負けじと大きな声で「ただいま~!!」という1年生。校長先生も校長室から「おかえり~。楽しかった?」と声をかけてくださいました。
初めての心電図検査、ドキドキしながらも礼儀正しく受けられました。さすがは荒谷小の1年生です。
外で音楽の授業
【今日はポカポカ陽気】
近付いてみると、リコーダーで「ソ」、「ラ」、「シ」、「ド」の練習をしていました。「『レ』が吹けるようになると『ゴジラ』が吹けるようになるよ」と担任の先生が言うと、一生懸命「レ」の練習もしていました。新緑の美しい山々を見ながらする音楽の学習は、とっても気持ちよかったと思います。運動場には和やかな時間が流れていました。
【教科書で「レ」を確認しながら練習しました】
音読発表会
音読発表会では、それぞれの学年で目標を決めており、1年生から発表しました。まずは1年生が自己紹介をしました。名前、好きな色、好きな食べ物、大きくなったら何になりたいかを発表しました。好きな色は「黄色」や「水色」、好きな食べ物は「いちご」や「メロン」、大きくなったら「ケーキ屋さん」、「お花屋さん」になりたいそうです。大きな声で元気よく発表していました。6年生からは「何も見らずに発表している。これからも大きな声で発表してください」との感想がありました。
【入学して間もないのにとても立派です】
次に2年生の発表です。「風のゆうびんやさん」を読みました。始めに「こすずめたちが早く学校に行きたい気持ちと郵便屋さんのクモを起こさないような気持ちで発表します」などと音読する時に気を付けることを発表しました。音読の最中、頭を1回もしくは2回上下させながら間を取りながら音読をしている児童もいました。6年生の感想では「間の取り方や声の強弱があって聞きやすかったです」とありました。クモを起こさないようにそーっと郵便屋さんの場面は、こちらも静かにしておかなくちゃと思うくらい、その時の様子が伝わってきました。
1・2年生の発表について5・6年生の担任の先生からは「1年生は大きな声で発表できました。2年生はこれまでの学習の積み重ねがしっかりと出ていましたね。登場人物の気持ちが伝わってきました」とお話がありました。
【スラスラと読むだけでなく、情景も伝わりました】【6年生もよく見てくれています】
次に3年生です。3年生からは音読のめあてを見える化して発表しました。「カエルのセリフを気取った声で言おう」、「ウキウキする様子が伝わるように読むために、速さなどに気を付けて音読しよう」というめあてでした。3年生は1人ずつ読むのではなく、2人で一つの文章を読みました。「すいせんのラッパ」という物語です。一人一人読むところや2人で一緒に読むところがあり、元気でリズミカルな音読でした。6年生は「ウキウキしたところを楽しそうに読んでいた。会話文のところは大きな声で読んでいてとてもよかった」と感想を話していました。
それから4年生の発表です。4年生は「こわれた千の楽器」を音読しました。「楽器たちが演奏をがんばろうとやる気を出している様子が伝わるように音読しよう」という目標を立てていました。静かに読むところや力強く声を出すところがこの物語の楽器たちの気持ちを表現していました。「しょんぼりした声や最後は一番大きな声を出していた。私はそこが山場だと思った」と鋭い意見が6年生から出ていました。
5・6年生の担任の先生からは「3・4年生の音読は、地の文と会話文を区別して読んでいました。声の強弱には気持ちが入っていましたね」とお話がありました。
【3年生:息がぴったり!さすがです】【一人でも自信をもって音読できます】
その後5年生の発表でした。5年生は「だいじょうぶ だいじょうぶ」という物語を音読しました。「『ぼく』のおじいちゃんに対するやさしさやおんがえしの気持ちが伝わるように音読する」、「『ぼく』のおじいちゃんに対する感謝の気持ちを想像して音読する」という目標を掲げて音読のスタートです。しっかりとした口調でスラスラと読む5年生、「ぼく」とおじいちゃんとの関係はどのようなものなんだろう、これまで何があったんだろうと物語の内容が気になるほど「ぼく」のおじいちゃんに対する優しさ・感謝の気持ちが伝わってきました。
1・2年生の担任の先生は「音読と朗読の違いは何?」と子どもたちに問いかけられ、5・6年生はその違いを理解していました。「音読は音に出して読むこと、朗読は声高々に読むこと伝えようとすること」と話され、「この解釈から行くと2年生以上はみんな朗読をしているね。とてもすごいことです。また、『だいじょうぶ だいじょうぶ』というセリフを○○さんは優しく言いました。一方○○さんは2回目を強く言いました。どちらともいいよね」と1・2年生の先生は話してくださいました。
最後は6年生です。6年生は2つのお話から自分たちが心に残った方を選んで朗読しました。まずは「サボテンの花」です。このお話を読んで子どもたちの中で解釈したことを発表し、朗読を始めました。「他人に対する優しさ、生きるということを教えてくれる」、「人間には必ず表と裏があり、それが繰り返して生きている」という捉え方をした2名が読みます。同じ文章でも読む人によって印象が変わってくるなぁと感じました。きっとそれぞれの思いをもって朗読しているからだと思います。
次に「生きる」を読みました。「生きているといろんなことに出会える」、「生きている証、自分らしく生きればいい」、「美しい物との出会いは悪との出会い」と捉えた子どもたち。朗読を聞いていて、何気なく過ごしている日常はとても有難く尊いものなんだ、平和に暮らしているい一方命の危険にさらされている人たちもいるのだと、貴重な日々への感謝と忘れてはいけないことへの思いが混ざり合う気持ちになりました。
3・4年生の先生からは「先生は6年生の朗読を聞いて見えるはずのないものが見えてきました。それは4人の気持ちとやなせさん(サボテンの花の作者)の気持ちです。同時に自分も頑張って生きていかないといけないと思いました。先生の頭と心を揺さぶった朗読でした。感動しました」と話されていました。
【5年生の優しさがにじみ出てくる読み方でした】【鬼気迫る旅人の様子、サボテンの決意が伝わりました】
【人間の表と裏を表現しました】【遠くに響き渡るような声、生きることの喜びも伝わります】
【「自分らしくいきればいい」】
今回、音読発表会に参加し2つのことを思いました。1つ目は授業以外で接する子どもたちと今日の音読発表会で目にする子どもたちの違いです。いつもはほんわかした雰囲気の子どもも、小さめの声で話す子どもも、木の上に登るほど活発な子どもも、この時間はキリリとしていてとてもたくましく見えました。そのたくましさとは、自分で決めた目標を達成するために発表に臨む姿勢や実際に堂々と発表をする様子、自信に満ち溢れた様子です。そして、どの学年も物語の情景がうっすらと教室内に見えるような発表となっていました。きっとたくさん練習をしたことでしょう。
2つ目は、同じ文章でも読む人によって印象が違ってくることです。2~5年生は物語の一部を読んでくれました。それらを聞いて、もっとその物語を読んでみたいなぁ、自分がそれを読んだらどのような感想をもつのかなぁと興味が出てきました。子どもたちの中にも音読発表会をきっかけに、他の物語や本に興味をもつ子どももでてきたことと思います。とても豊かな時間でした。ありがとうございました。
お誕生日給食
【今日はポカポカの陽気でした。いいお誕生日になりましたね】
今日の給食は豪華な手づくりのきのこソースをかけたハンバーグでした。また、食パンにつけるためのチョコ大豆もついていて、子どもたちの食べるスピードもいつもより早かったです。お誕生日の給食もお祝いをしてくれているようですね。これからもすくすくと成長していってくださいね。お誕生日おめでとう。
お誕生日給食
【みんながお祝いしてくれました。嬉しいね】
また、今日は3人の先生と給食を食べられるとあって「○○先生の近くだ。やった!」と小声で話す子どももいました。給食時間中は「うちには犬がいます」とか「先生、じゃんけんしましょう!」などと話し、先生からも「何が一番好きなの?」と尋ねられ「テレビですか?ゲームですか?食べものですか?」などと話しながら楽しく過ごしました。
【みんなもりもり食べました】
昼休みも一緒に遊んでくださり、清掃まで一緒にしてくださいました。3人の先生方は、子どもたちとたくさん触れ合い、たくさん刺激をくださったと思います。色々な世界や考え方があることを知った子どもたちは、経験したことのないことへの憧れや興味が湧いてきたのではないでしょうか。
今回は遠くからお越しくださりありがとうございました。子どもたちはまた再会できることを楽しみにしていると思います。また、諸塚・荒谷にお越しくださいね。
空き瓶回収へのご協力ありがとうございました。
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