陸上競技部のブログ

特別国民体育大会・U18陸上競技大会の結果について

 宮崎工業高校陸上競技部 投擲ブロックです!

 

 先日行われました特別国民体育大会・U18陸上競技大会の競技結果報告をさせていただきま

 す。

 

 特別国民体育大会は10月13日(金)から17日(火)にかけて鹿児島県・白波スタジアムで

 行われました。

 投擲ブロックからは3年生の兒玉嵩真が少年男子Aハンマー投に出場させていただき、

 6位に入賞することができました。

 投擲種目は全ての選手が3投投げ、記録上位8名が決勝に進むというルールです。

 兒玉は2投目まで10位。

 最もプレッシャーのかかる3投目に55m19cmを投げ8位で予選を通過すると、

 決勝の最終投擲で予選の記録を上回る55m32cmを投げ6位まで順位を上げました。

 まさに3年間の集大成を飾る素晴らしい投擲でした。

 中学校まではバスケットボール部に所属し高校から始めた陸上競技・ハンマー投でしたが、

 国体の参加基準等もあり、投擲ブロックで国体まで競技を続けた現3年生は彼1人。

 就職活動との両立も大変だったと思いますが、最高の形で競技生活を終えてくれました。

 順風満帆な競技生活ではなかったでしょうが、

 陸上競技で培った経験を活かし、後悔しない人生を歩んで欲しいと思っています。

 国体会場

 

 

 

 続きましてU18陸上競技大会の競技結果になります。

 U18陸上競技大会は10月20日(金)から22日(日)にかけて愛媛県・ニンジニアスタジアム

 で行われました。

 投擲ブロックからは、2年の安達航琉、大山姫海、1年の山下まりなが参加しました。

 本大会は標準記録を突破した上位30名が参加することができる全国大会です。

 来年のインターハイ優勝・入賞を見据える上で今の自分の立ち位置を知る重要な大会です。

 

 以下、競技結果になります。

 安達 航琉  男子ハンマー投 53m12cm 8位

 大山 姫海  女子やり投   37m80cm 25位

 山下 まりな 女子円盤投   29m87cm 17位

 

 自己ベストを出せれば全員入賞できるレベルではありましたが、

 なかなか思うような投擲ができない状況でした。

 そんな中、安達が3年生も出場するU18ハンマー投で、8位入賞してくれました。

 ハンマー投を本格的に始めたのは今年に入ってからで競技歴は1年にも満たない安達ですが、

 誰よりも練習し一心不乱にハンマー投と向き合った結果だと思います。

 今回出場した3名には今回の経験を活かし、

 より一層投擲ブロックを引っ張っていほしいと思います。

 U18競技会場

  

 

 

 

 これから冬季練習が始まります。

 寒い中、同じことの繰り返しで、きついと感じることが多い冬季練習ですが、

 この時期の練習が、必ず来年のシーズンの結果に繋がります。

 この冬を超えて心身ともに強く、

 たくましく成長できるようチーム一丸となって邁進していきます。 

 引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。

8年ぶり総合優勝!!

 10月5日(木)から7日(土)の三日間、熊本で行われた全九州新人陸上競技対校選手権大会に、本校から県新人戦で上位3位に入賞した25名(男子18名、女子7名)が出場しました。

 北九州(福岡・長崎・佐賀・大分)の選手達と競い合うため毎年ハイレベルの争いが繰り広げられる今大会は、来年のインターハイを見据え自身の位置を知ると共に、冬季練習に向けて心身の課題を見つめ直す非常に意義ある大会でもあります。

 もちろん南九州地区もレベルは高いのですが、福岡県という大都市がある北九州地区は競技人口も多くそのため競争が熾烈になり、自ずとレベルも高くなる傾向があります。ちなみに今年のインターハイでは東福岡高校が男子総合優勝を果たしており、その東福岡と県予選・北九州地区予選から競い合った4校が4×400mRの決勝に進出しています。

 さて、そのような強豪校がひしめく九州大会で本校選手達は初日から複数の入賞者があり、良きムード・勢いにのる事ができました。3日間入賞者が途切れることが無かったことは、チームの雰囲気が良く、「自分もやれる」「今度は自分の番だ」という想いがそれぞれにあったからだと思います。

終わってみれば男子総合優勝(8年ぶり)、フィールドの部1位という素晴らしい結果でした。

 

 入賞種目

 (男子) 1位 八種競技  三森咲大朗 

      1位 ハンマー投 安達 航瑠

      2位 ハンマー投 吉田 光希

      2位 やり投   長谷川 煌

      4位 200m  日吉志優汰

      5位 やり投   大山 澄海

      6位 400mR 玉田悠稀・日吉志優汰・大城直也・小倉悠聖

      7位 棒高跳   堀川 暖登

      7位 走高跳   三森咲大朗

 (女子) 5位 やり投   大山 姫海

      7位 砲丸投   山岡 南波

      7位 七種競技  柴 愛実

  

最終日があいにくの雨でしたので、表彰式は室内にて行われました。

    

 男子総合の部 優勝

 

 男子フィールドの部1位 

 

  男子最優秀選手賞 八種競技で大会新記録を出した三森咲大朗選手

 

 

 良き仲間を良きライバルとして互いに切磋琢磨して、高め合ってきた結果だといえるでしょう。

 

 これで今年度保有する優勝旗が5本になりました。私が赴任してから過去最高の優勝旗数です。

 学校対抗戦の結果ですので部員全員が胸を張り、誇りと自覚を更に高めて欲しいと願います。

 駅伝はこれからが本番ですが、トラック&フィールドのシーズンも終わりに近づいてきました。

 最も自身を鍛え成長させる冬季練習が間もなく始まります。

 今シーズンの結果に甘んじることなく、更なる高みを目指して頑張って欲しいものです。

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度 県高校新人陸上競技大会

 9月15日16日17日の3日間、宮崎市生目の杜運動公園にて令和5年度県高校新人陸上大会が行われました。

この時期には珍しく台風の影響もなく3日間好天に恵まれ、新チームの門出にふさわしい大会となりました。

強かった3年生が抜け、2年生が少ないなか総合争いは例年になく厳しい戦いが予想されましたが、選手達は選手の立場、応援の立場でそれぞれがベストを付くし、無事笑顔で大会を終える事ができました。

 

(8位入賞種目) 

 男子 総合1位 フィールド1位、トラック2位、混成2位

    100m1位、4位    200m1位、3位   400m3位

    800m8位       400mH8位     5000m競歩1位、4位、5位

    400mR1位       1600mR1位    

    走幅跳1位、8位     棒高跳2位、3位     走幅跳1位   三段跳4位

    砲丸投2位、4位     円盤投2位、5位     ハンマー投1位、2位、3位

    やり投1位、3位     八種競技1位

 女子 総合4位、フィールド1位、混成2位

    400mH6位      400mR8位

    走幅跳2位、3位     三段跳6位、8位

    砲丸投2位、4位、8位  円盤投2位、6位、8位   ハンマー投1位、2位、6位

    やり投1位、6位     七種競技2位

 

上記種目で8位入賞し、3位入賞者男子18名、女子7名の合計25名が10月6日から熊本で行われる九州新人大会への出場権を得ました。

なお、八種競技の三森選手は自身の持つ県高校記録を更新、ハンマー投げの安達選手は大会新記録を樹立しました。

九州新人には25名が参加しますが、まずは自己ベスト更新、次に誇りある宮工陸上競技部員として最後まで戦う姿、そして改めてレベルの高さを実感し来季につながるものを得る事を目標としたいと思います。

九州新人に出場する者残念ながら残る者それぞれ立場は違いますが、気持ちは一つとしそれぞれの立場で頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道総体2023 

 8月2日から6日の5日間、北海道の札幌市厚別競技場にて令和5年度全国高等学校総合体育大会 第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会が開催され、本校からは県予選、地区予選を勝ち上がった男子12名、女子1名計13名が参加いたしました。

 晴れの日は日差しも強く、南国に住む私たちが持つ北海道は涼しいというイメージが払拭されるぐらい暑い毎日でした。途中雨の日もありましたが、幸い大きく天候が崩れることもなく無事5日間の大会を終える事ができました。

 

 

新型肺炎やインフルエンザ等の感染症はまだ治まってはいませんが、これまでのような行動制限は解除され、久しぶりに観戦や集団応援が解禁されるなどようやくインターハイ本来の姿が戻ってきた大会となりました。

全国47都道府県、11地区を勝ち上がり高校生日本一を決めるにふさわしい大会の熱気のなか、まずは初日の男子ハンマー投げで3年生兒玉嵩真選手が見事7位入賞を果たしました。

 予選1組目に出場した兒玉選手は3投目に56m72を投げ予選通過記録の56m50を何とかクリア、午後から開始される決勝に駒を進める事ができました。決勝での公式練習では60mラインを越え、上位入賞への期待が高まる中いよいよ競技が始まりました。残念ながら全体の競技進行が遅れに遅れ、決勝が始まった時には他の競技はほぼ終了しており、関係者だけが見守る少し寂しい決勝ではありましたが、初めての全国の舞台でも動じることなく57m86を投げ見事7位入賞を果たしました。中学時代はバスケットボールの選手で、高校入学後に恵まれた体格に可能性を感じた吉野先生に誘われてから始めたハンマー投げ。7位という結果に悔しさもあるでしょうが高校から始めた陸上競技で全国7位は十分胸を張ってよい結果といえるでしょう。

本来ならメインスタンド下で多くの観衆のもと表彰式が行われるはずでしたが、競技進行の遅れから表彰式が始まったのは20時過ぎ、表彰台を移動して競技終了後そのまま表彰式が行われました。

本校から男子3名、女子1名がハンマー投げに出場したのですが、特に男子は3名が県予選、地区予選を全員が勝ち上がり、うち1名がインターハイ入賞と素晴らしい結果となりました。ハンマー投を専門とする吉野先生としては万感の思いだったはずです。昨年はやり投で、今回はハンマー投げでの入賞となりましたが、着実に砲丸投、円盤投、やり投でも結果が出始めています。強い宮崎工の根幹を成す投擲ブロックの今後の活躍が非常に楽しみです。

 

 

また、男子8種競技に参加した2年生の三森咲大朗選手も4位入賞と素晴らしい結果を残しました。

昨年のインターハイでは1年生ながら12位でしたので今年は最低でも表彰台、目指すは上位入賞を目標とし挑んだ挑んだ大会でした。

 得意の走幅跳で7m11をマークし初日4種目を終えて2位と好位置で折り返したのですが、2日目は苦手のハードルで得点が伸びず、また肘の怪我の影響で約1ヶ月ぶりのぶっつけ本番で挑んだやり投でもライバルたちに差を広げられ、6種目を終えて11位まで順位を落としてしまいました。想定内といえば想定内、混成競技あるあるではありますが、やはり大きな不安を抱えて7種目目に臨むことになりました。7種目目は今季絶好調の走高跳でしたが、大きく逆転された中でもむしろアドレナリンが出ていたようで、混成選手の中でもトップとなる1m92をマークし再び入賞圏内に戻ってくる事ができました。八種目の1500mが始まる頃には他の競技もほぼ終了しており、毎年恒例のほぼ関係者だけが見守る中での最終競技でしたが、二日間7種目疲労困憊をものともせず走りきり、見事4位入賞を果たす事ができました。

*関係者だけが残った中、1500mを走り終えた仲間達との混成競技あるある光景

 

日本一を競うこの場はやはり厳しいものです。2名の選手が入賞を果たしましたが、残念ながら力を発揮出来なかった者、力不足で戦えなかった者、自己ベストを更新しながらも決勝にあと一歩だった者と様々でした。しかしながら競技結果以上のものを得た事と信じます。誰もが憧れながら、誰もが立つことはできないこのステージで戦えた事は人生の大きな糧となるはずです。

最後に、ここに全国各地から集まった選手達の姿や表情は、これまで多くの試練を乗り越えてきた者だけが持つ実に凛としたものが感じられました。今回残念ながらインターハイに行けなかった選手達には、この舞台への憧れを一層強く持ち、凛とした顔つきへと変貌していくことを期待したいと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部活動オープンスクールについて

今年度は各種大会の都合により、他の部活動とは別日程で陸上競技部の部活動オープンスクールを実施します。

(もし、今回の部活動オープンスクールを知らなかった、申込みに間に合わなかったという生徒さんがいらっしゃいましたら、個別にご相談ください)

 

期  日  7月26日(水)

時  間  8時50から受付 *場所はグラウンド横トレーニング場

内  容  先輩たちのアドバイスのもと一緒に練習し、内容や雰囲気を体験して貰います。

終  了  11時30分予定(天候等で変わります)

持参品   水筒・帽子・雨天時は室内シューズ・笑顔と元気にっこり

その他   駐車場につきましては体育館周辺の空いているスペースをご利用ください。

 

1年生大会 男女総合優勝!

 

梅雨も明けたと思える快晴の中、1年生大会が生目の杜運動公園陸上競技場で行われました。

 本陸上競技部に入部して約3ヶ月、強い先輩達ばかりで1年生の出番がなかなかありませんでしたが、その鬱憤を晴らすかのように今年も1年生が熱い戦いを見せてくれました。

 これまで1年生は先輩達のサポートに回る場面が多かったですが、今大会は逆に2・3年生が1年生のサポートに回り、補助員の傍ら、スタンドから応援やアドバイスを送る姿は実にすがすがしく頼もしいものでした。

結果は個々それぞれでありますが、終わってみれば男子は総合34連覇、トラック・フィールドの部も1位と、優勝旗を自分たちの手で守り獲った事は大きな自信となったはずです。女子は部員6名と少ないながらも5年ぶりの総合優勝、フィールドの部1位と男子以上の奮闘ぶりでした。指導者側としては女子部員は少ないため総合優勝は考えていなかったのですが、終わって総合優勝を知り選手達に申し訳なく感じた次第です。改めておめでとう!

 総合優勝はいつかは途絶えるもの。選手の調子もあがらず今大会はひょっとしたら厳しいかなと腹をくくって臨みました。また総合を意識させることは時に選手の力を閉じ込めてしまう可能性もあります。それもあり、今大会は1年生にはのびのびと競技をやって欲しいと願っていました。やっぱり陸上競技は、そして部活動は楽む事が原点だと思います。陸上競技は自分との戦いですからもちろん楽ではなく、楽しいことばかりではないですが、原点を指導者も再確認し、選手達には競技を部活動を楽しんで欲しいと改めて感じた1年生大会でした。

 

 

 

 

新体制スタート

 県高校総体、南九州大会、県選手権と前半の主要な大会も終わり、3年生の多くが進路実現に向けて一線を退く時期がきました。まだインターハイや国体、県高校駅伝など一部の3年生が出場する大会はありますが、陸上競技部は毎年この時期にキャプテンを中心に新しい体制がスタートします。

 本陸上競技部のキャプテンは1年生から3年生までの全員投票で選出されます。部員同士の話し合いや3年生からの指名、指導者側からの選出など他にも方法はあると思いますが、自分たちのチームですので、全員投票により自分たちで責任持って選出しています。

  新キャプテンの発表の前に、現両キャプテン(3年生)が退任の挨拶を行いました。伝統ある本陸上競技部のキャプテンという重責によく耐え、個性豊かで一騎当千の強者たちをよくまとめ上げてくれた二人には感謝の気持ちしかありません。またキャプテンとともに各ブロックをまとめてくれたブロック長にも心から感謝しています。リーダーとして仲間をまとめ後輩を育ててくれた君たちは、今後の人生では競技成績以上に人としての活躍をしてくれることでしょう。

 陸上競技者としての人生より、人としてこれから歩む人生の方が圧倒的に長いものです。一線を退く3年生は陸上競技をとおして学んだ事、本陸上競技部で培った力を自信に変え、まずは進学・就職試験に堂々と臨んでください。県内外の企業の皆様、大学関係の皆様、本校陸上競技部を3年間やり遂げた生徒たちは、競技成績に関わらず皆自信を持って送り出せる生徒ばかりです。暑い日も寒い日も、朝早くから日が暮れるまでこの3年間、プレッシャーに耐え、自分と向き合い、誘惑に打ち克ち、仲間と励まし合い、切磋琢磨しながらより高みを目指してきました。やり遂げた生徒たちは間違いない者ばかりです。これから本格的に就職・進学試験が始まりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 そしていよいよ新キャプテンの発表、新体制がスタートしました。

皆の投票で選ばれた両キャプテンです。キャプテンやブロック長など、一部のものだけに負担を強いるのではなく、皆でフォローアップし協力して先輩たちの代に負けない良きチームを目指して欲しいと思います。

 監督と肩書きはありますが、私のチームではなく皆のチームです。それぞれがチームを形成する一人という自覚を深め、高校生活や陸上競技がより楽しく充実したものになるよう、皆の手で更によきチームを作って欲しいと心から願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度南九州大会(インターハイ地区予選)

 

6月16日(金)から19日(月)にかけて、鹿児島県の白波スタジアムで令和5年度全九州高等学校体育大会 第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会 南九州地区予選大会が行われました。

  

  (桜島と白波スタジアム)

 今年の国民体育大会の会場となるこの競技場で、南九州4県の県大会を勝ち抜いた選手達が北海道でのインターハイを目指し熱戦を繰り広げました。

 

 (試合前の声出しの風景)

 

 

今年度より集団応援も解禁となり、試合の合間を縫って互いに応援・サポートをする姿を見て、ようやく高校生の大会が戻ってきたなと実感した大会でもありました。特にリレーの決勝では学校の枠を越えて宮崎県選手団全員で応援する事が恒例でしたが、コロナ禍で途絶えていたものが復活したことは全員にとってよき思い出、励みになった事と思います。普段は応援される側にある選手達は応援やサポートの大切さを実感し、改めて仲間や保護者の皆様、支えてくださっている方々に感謝したことと思います。結果はもちろんですが、寝食をともにし自分たちの力で戦い抜く事でまたひとつ成長する事ができたのではないでしょうか。

(招集所に入る前に気持ちを高めるマイルメンバー)

 

 

本校からは県予選を勝ち抜いた37名が参加、自己記録を更新した者、力を発揮出来なかった者、あと一歩で6位入賞を逃した者、アクシデントに見舞われた者など様々でしたが、結果は男子総合2位、インターハイ出場権は男子12名女子1名の計13名が獲得しました。残念ながら夢かなわず涙を飲んだ者もいますが、それぞれが力強く次の一歩を踏み出してくれることを願います。

(学校対抗総合2位の表彰)

 

チームとしては県選手権、1年生大会、インターハイ、新人戦とまだまだ戦いは続きます。また3年生は就職進学に向けていよいよ本気で取り組んでいきます。変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

(女子混成を応援する本校選手達)

 

 

 

 

 

 

令和5年度 第50回宮崎県高等学校総合体育大会

 

 令和5年度第50回宮崎県高等学校総合体育大会 第76回陸上競技対校選手権大会が5月27日(土)から31日(日)までの四日間、宮崎市の生目の杜運動公園陸上競技場にて開催されました。

県総合運動公園が改修工事のため生目の杜運動公園での開催となり、ウォーミングアップ場や待機場所等が制限された中で一抹の不安を抱えながらの大会でしたが、大きな問題も無く無事四日間を終える事ができました。役員の皆様はもちろん、大会成功のために施設・設備を快くお貸し頂いた施設管理の皆様に心よりお礼申し上げます。

 さて、本陸上競技部員に限らず全国の運動部活動生にとって総体は最大の祭典で、特に3年生にとっては最後の総体、そして多くの選手は総体を最後に一線を退く大会でもあります。幼少の頃よりその競技に親しんできた選手、中学もしくは高校より競技を始めた選手など様々ですが、多くの選手達は高校卒業とともに競技を離れる傾向にあります。まさに集大成といえる大会が総体ですが、その想いにふさわしい熱戦が今年も繰り広げられました。

 厳しい校内選考を経て出場した本校の選手達ですが、ライバル達との真剣勝負の場に臨む姿、自身と戦う姿はアスリートとして、そして宮崎工業陸上競技部の代表にふさわしい実に堂々としたものでした。残念ながら試合に出られなかった選手達も、憧れと悔しさなど様々な感情が入り乱れる中でも、補助員のかたわら仲間を声がかれるまで応援し続ける姿は、戦う選手達以上に見る者に感動を与えてくれました。その想いを持ち続ければきっと道は開けることでしょう。

 

 さて、結果は陸協のHPにありますので詳細は省略いたしますが、主な結果と概要だけご報告いたします。

 男子総合優勝(215点) フィールド優勝(114点) トラック2位(93点) 混成2位(8点)

 女子総合5位(62点)  フィールド2位(51点)  混成3位(6点)

  *今年度より1位8点、8位1点となりました。

 男子個人 1位9種目 2位6種目 3位6種目 4位8種目 5位4種目 6位1種目 7位2種目 8位2種目

 女子個人 1位1種目 2位2種目 3位1種目 4位3種目 5位1種目 6位3種目 7位2種目

 

 

  

6位入賞(一部除く)は6月16日より鹿児島で開催される全国高校総体南九州地区予選大会に出場します。本校からは県総体出場者の約8割、37名が出場し、8月に札幌で行われる全国高校総体(インターハイ)の出場権を賭けてライバル達と戦ってきます。これから更に厳しい戦いが待っていますが、思う存分、力の限りを尽くして悔いの残らない戦いをしてきます。 

 応援よろしくお願いいたします。