陸上競技部のブログ

第77回 宮崎県高等学校駅伝競走大会 結果ご報告

 

第77回宮崎県高等学校駅伝競走大会が、10月26日(土)に西都市で行われました。

 本校は男子のみの出場でした。

 エース区間の1区(水崎くん)で区間4位という上々のスタートを切り、2区(田尻くん)・3区(松田くん)懸命の走りで上位をキープしました。4区(西くん)で再び4位に上がり、5区(日野くん)・6区(平沢くん)も単独走を無難にこなし、アンカー7区(押川くん)も何とか粘って順位を死守しました。

 本校にとって13年ぶりとなる4位入賞に加えて、躍進賞(前回のタイムをどれだけ短縮できたか?)もいただくことができました。

 これまで長距離ブロックは表彰される機会になかなか恵まれませんでしたが、これをきっかけに自信を深めて、さらなる活躍をしてくれれば嬉しいです。

 今大会も保護者や先輩方のあたたかいサポートをいただきました。感謝申し上げます。

お知らせ 第42回全九州高等学校新人陸上競技大会 結果のご報告

令和6年度 第42回全九州高等学校新人陸上競技大会が、10月4日(金)~6日(日)に大分市のレゾナックドーム大分にて開催されました。

この大会は、各県予選において各種目上位3位までの選手しか出場できないハイレベルな大会です。

今年は男子20名、女子7名の大人数(近年では最も多い数だと思われます)で挑戦することになりました。

初日からハンマー投において男女同時入賞(女:山下さん準優勝、男:堀之内君5位)を皮切りに、男子400mでも大城君が4位入賞を果たしました。この3名はいずれも自己ベストを更新する好記録でした。また、入賞はならなかったものの、他選手も大舞台での自己ベスト更新を成し遂げ、実りある1日でした。

2日目の注目種目は男子やり投げで、インターハイ2位の大山くんが出場しました。前半の投てきは波に乗れなかったものの、終盤でしっかり逆転をし、見事に優勝に輝きました。また、4×400mリレーは4人中3人が1年生という若いチームながら、堂々と着順で決勝進出を決めました。走り終わった後の彼らの笑顔が充実感を物語っていました。

3日目も入賞をコンスタントに重ねました。男子200mの大城くんはまたもや自己ベストを大きく更新して3位入賞。女子選手も健闘し、砲丸投では山岡さんが5位入賞、三段跳では黒木さんが7位入賞(自己ベスト)で、存在感をアピールしました。最後の4×400mリレーでも全力を出し切り、次につながる6位入賞を果たしました。

一方で、出場選手全員が満足いく結果を収めた訳ではありません。九州大会というレベルに全く歯が立たなかった選手、緊張により力を発揮できなかった選手、リレーの補欠で出場する機会がなかった選手もいます。また、学校で居残り練習に励んだ選手もいます。これからは次第に冬期の練習に入っていきますが、「次は自分が主役だ!」という思いをもって、みんなで練習に励んでいきたいと思っています。

最後になりましたが、今大会は現地での移動手段が不便だったため、保護者の方々に送迎をお願いいたしました。快く引き受けてくださり、本当に感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

県新人大会 結果報告

令和6年度 第57回宮崎県高等学校新人陸上競技が、9月13日(金)~15日(日)に宮崎市のひなた陸上競技場にて開催されました。

先日、新キャプテンに就任した小倉悠聖君(男子キャプテン、短距離専門、2年生産システム科)と山下まりなさん(女子キャプテン、投てき専門、2年建築科)を中心に、夏場も順調に練習をこなしてきました。

とは言え、1・2年生のみの若い選手が出場する大会であるため、私たち(指導者)も「どのような戦いになるだろう?宮工らしい姿を見せてくれるだろうか?」と、期待半分・不安半分でのスタートになりました。

しかし、初日の朝の声出しや校歌斉唱、大きな円陣を組んでの気合い入れの姿が、これまでに見たことがないくらいの元気と笑顔にあふれていました。この姿をみた瞬間に、「これは大丈夫だ。必ずいける!」と確信できました。

いざ競技が始まると、まさに期待通りに全員が一丸になって自己ベストの更新や上位入賞を目指して懸命に頑張ってくれました。自分の専門種目で圧巻の結果を出したもの、1人で何レースもこなし全力を出し切ったもの、初めての種目で戸惑いながらも真剣に挑んだもの・・、まさに宮工らしい戦い方だったと思います。

終わって見れば、何と12年振りの『男女アベック総合優勝』を果たしました!(男子は完全優勝(総合優勝・トラックの部優勝・フィールドの部優勝)、女子フィールドの部優勝)

これもひとえに、部員みんなが日頃の練習に楽しく前向きに取り組んでくれたおかげ、それを支えてくださるご家族や関係者のおかげであると感謝しております。

大会の詳細な結果は、宮崎陸協のHPにありますので省略いたしますが、主な結果と概要だけご報告いたします。

 

男子 総合優勝(184点) トラックの部優勝(100点) フィールドの部優勝(77点)

女子 総合優勝(101点) フィールドの部優勝(92点)

全国高校総体(北部九州インターハイ) 結果報告

こんにちは!

全国高校総体結果報告をさせていただきます。

 本年度の全国高校総体は、7月28日(日)から8月1日(木)までの5日間、福岡県福岡市東平尾公園博多の森陸上競技場にて開催されました。本校からは宮崎県予選会、南九州地区予選会を勝ち抜いた男子18名、女子4名が参加させていただきました。

 連日35℃を上回る猛暑日となり、照り付ける日差しが選手たちを容赦なく襲う中での競技でしたが、保護者の皆様をはじめ周囲のサポートもあり大きなトラブルなく大会を終えることができました。

 全国47都道府県、11地区を勝ち抜いた各種目66名が日本一をかけて戦う高校生最大のスポーツの祭典であるインターハイ。そのふさわしい熱気の中、いよいよ大会がスタートしました。

 本校最初の競技種目は、八種競技100mの三森咲大朗。ピストルの音と共に勢いよく飛び出しました。惜しくも自己ベストには0.09秒及びませんでしたが、他の本校選手に勢いを与える力走を見せてくれました。その勢いに乗り、男子400mに出場の2年生大城直也は自己ベストを上回る48秒96で走りきることができました。大城は本大会を通して、大きく成長した選手の一人だと感じます。まだ2年生ということで、今回の経験を糧にもっと大きく成長して宮崎工業高校陸上競技部を牽引していく存在になることを期待しています。

 もう1人、この大会を通じて大きな成長を見せてくれたのが2年生の大山澄空。本大会では男子やり投に出場し準優勝の成績を収めました。インターハイの投てき種目は予選通過記録が定められています。決勝に進むためには、その予選通過記録を超えるか、予選通過記録を超えた選手が12名未満の場合、上位12名に入ることで決勝に進むことができます。大山は、予選2投目で予選通過記録の61m50cmを超える63m01cmで決勝に駒を進めました。そして決勝。1投目から周りに手拍子を求め、自己ベストを上回る63m56cmでベスト8を決めると、4投目に64m27cm、5投目に65m30cmと自己ベストを更新。初めてのインターハイで最高のパフォーマンスをすることができました。本大会にピークを合わせて各選手の調整を行ってきましたが、それでも思うようなパフォーマンスができないのがインターハイ。その中で、周りの応援や会場の緊張感を力に変えて投げられたやりは最高の放物線を描き周囲に希望と感動を与えることができました。中学時代は野球部の捕手。高校から始めた陸上競技のやり投ですが、持ち前の明るさとひたむきさ、自分の能力に対する自負が彼の最大の強みだと感じます。来年のインターハイでは圧倒的に勝つこと、その先には日本を代表する選手に成長できるよう頑張り続けてほしいと思います。

 ※澄空の準優勝を喜びを分かち合う投擲ブロック

 

 また、3年生の三森咲大朗も昨年に引き続き入賞することができました。1年生からインターハイに出場し、1年生は12位、2年生では4位と順調に順位を伸ばしてきました。そして迎えた最終学年。初日の100mでは、11秒11と惜しくも自己ベストに0.09秒届かず、全体7位で2種目目以降へ進みます。続く得意種目の走り幅跳びですが、自己ベストには及ばず、6m90cm。それでも最後の1500mまで諦めず最終的には5位で競技を終了しました。三森は中学時代、四種競技と三段飛びの選手。三段飛びでは宮崎県中学校新記録を樹立しましたが、本校に入り八種競技に専念すると、いきなり1年生で5305点をマーク。これは高校1年生での歴代8位の記録になります。そこから順調に記録を伸ばしてきましたが、3年生に入り6月に腰を痛めたこともが尾を引いているのか今回のインターハイでは5位という成績になりました。しかし、この3年間の競技生活の中で三森が宮崎工業高校陸上競技部のエースとして周りに与えた影響はとても大きいものだったと思います。練習時も周りを鼓舞しチームの雰囲気を高めました。八種競技ということで、他の競技者よりも練習量が必要になるため、昼休みも練習に取り組みました。多方面からの大きなプレッシャーがあったと思いますが、そのプレッシャーに押しつぶされることなく3年間頑張りぬくことができました。まだ大学での競技生活が残っているのでさらに大きく成長した姿が見られることを楽しみにしています。

 

 高校生最大のスポーツの祭典ということで参加選手の競技力の高さや競技に対する情熱には感動を覚えました。今回出場させていただきました本校選手についても、自分の持つ可能性を信じて精一杯戦い抜くことができました。これまでサポートしていただきました保護者の皆様をはじめ、陸上競技部の仲間、関わってくださった先生方、そして現地の競技役員、運営に携わってくれた高校生活動の高校生のおかげだと思います。心より感謝申し上げます。

 これからも選手・指導者共に日々邁進してまいりますので、宮崎工業高校陸上競技部をよろしくお願い致します。

お知らせ 一年生大会 報告

 

令和6年度 第48回宮崎県高等学校陸上競技一年生大会が、7月13日(土)に宮崎市のひなた陸上競技場にて開催されました。

この大会は、 オープン種目も含めると1年生全員が参加できる大会で、2・3年生は主役である1年生のサポート役に徹するという特色があります。

宮工陸上部に入部して約3ヶ月。その一つの成果が問われる大会でしたが、見事に『男子完全優勝(総合優勝・トラックの部優勝・フィールドの部優勝)、女子フィールドの部優勝』という好成績をおさめてくれました。

これもひとえに、部員みんなが日頃の練習に楽しく前向きに取り組んでくれたおかげ、それを支えてくださるご家族や関係者のおかげであると感謝しております。

一方で、この大会はこれから続くもっとハイレベルな大会の幕開けでもあります。(最高峰の戦いであるインターハイが、さっそく目前に控えています) 夏場の練習は決して楽ではないでしょうが、君たちの明るさを糧としてみんなで励まし合って、1日1日の練習を実りあるものにして欲しいです。

大会の詳細な結果は、宮崎陸協のHPにありますので省略いたしますが、主な結果と概要だけご報告いたします。

男子総合優勝 122点(34年連続)   トラックの部優勝 54点  フィールドの部 68点
女子総合2位 50点 フィールドの部 50点

お知らせ 南九州地区予選大会 報告

第77回秩父宮賜杯全国高等学校陸上競技対校選手権大会 南九州地区予選大会が、6月13日(木)から16日(日)までの4日間、宮崎市のひなた陸上競技場にて開催されました。

この南九州大会は、全国高校総体(インターハイ)出場が決まる重要な大会です。(基本的には各種目上位6位まで、競歩は5位まで、女子棒高跳・三段跳・ハンマー投は4位まで、混成は3位までがインターハイ出場) このため、南九州(宮崎・熊本・鹿児島・沖縄)の選手が、全国を目指してハイレベルな争いを繰り広げます。

宮工陸上部からは、男子26名・女子8名の選手が出場しました。独特の緊張感のなか、県外の強豪選手に臆することなく立ち向かい、【男子フィールド優勝】や【男子総合2位】をはじめ、多くの選手がインターハイ出場(男子18名・女子4名)を勝ち取りました。この成績は大会前の予想を上回る素晴らしいものでした。一方で、残念ながら夢破れた選手、特に3年生には大粒の涙が見られましたが、ここまで部活動に精一杯打ち込んできた努力は、今後の君たちの進路実現を必ず後押ししてくれるものと信じています。

また、地元開催でもあり、補助員としても大会運営を支えてくれました。ハイレベルな競技に刺激を受けた人もいたようで、合間の時間に自主練に励む姿も見られました。これからの成長が期待でき、心強い限りです。

今回の貴重な経験をエネルギーに変えて、県選手権、一年生大会、そしてインターハイへと突き進みます。これからもご声援をお願いいたします。

さて、大会の詳細な結果は、宮崎陸協のHPにありますので省略いたしますが、主な結果と概要だけご報告いたします。

男子フィールド優勝(39点) 総合2位(67点) トラック6位 混成優勝(8点)
女子フィールド2位(29点) 総合8位(29点)

お知らせ 県高校総体 結果ご報告

 令和6年度 第51回宮崎県高等学校総合体育大会[第77回陸上競技対校選手権大会]が、5月25日(土)から28日(日)までの4日間、宮崎市のひなた陸上競技場にて開催されました。

 この高校総体は、多くの運動部活動生にとって最大の祭典であるとともに、特に3年生にとっては、陸上人生の総仕上げといっても過言ではないほど重要な大会になります。

 出場した選手は、全員が自己ベストや南九州大会出場を目指し、全力で競技に臨んでくれました。

 本校の代表選手であることに誇りと意地をもちながら、どんな状況でも諦めずに、0.01秒でも速く、1cmでも高く・遠くに競技に挑む姿は、さすがに宮工陸上部にふさわしいものでした。

 また、残念ながら出場できなかった部員も、声を枯らして声援を送ったり、補助員として大会運営に大きく貢献したりと活躍してくれました。

 戦う選手を見て、憧れや悔しさなどの感情を抱いたでしょうが、その思いを夏の練習にぶつけて欲しいと思います。

 このような頑張りを支えてくださった保護者、卒業生、大会関係者の方々に感謝の気もちをもちながら、次の南九州大会へ挑みます。

 さて、大会の詳細な結果は、宮崎陸協のHPにありますので省略いたしますが、主な結果と概要だけご報告いたします。

男子 総合優勝(177.5点)【47年連続52回目】

   フィールド優勝(96.5点)

   トラック2位(73点)

   混成2位(8点)

女子 総合5位(75点)

   フィールド2位(66点)

   混成4位(6点)

男子個人

 1位9種目 2位5種目 3位4種目 4位3種目 5位3種目 6位4種目 7位1種目 8位1種目

女子個人

 1位2種目 2位1種目 3位4種目 4位1種目 5位3種目 6位2種目 7位2種目 8位1種目

特別国民体育大会・U18陸上競技大会の結果について

 宮崎工業高校陸上競技部 投擲ブロックです!

 

 先日行われました特別国民体育大会・U18陸上競技大会の競技結果報告をさせていただきま

 す。

 

 特別国民体育大会は10月13日(金)から17日(火)にかけて鹿児島県・白波スタジアムで

 行われました。

 投擲ブロックからは3年生の兒玉嵩真が少年男子Aハンマー投に出場させていただき、

 6位に入賞することができました。

 投擲種目は全ての選手が3投投げ、記録上位8名が決勝に進むというルールです。

 兒玉は2投目まで10位。

 最もプレッシャーのかかる3投目に55m19cmを投げ8位で予選を通過すると、

 決勝の最終投擲で予選の記録を上回る55m32cmを投げ6位まで順位を上げました。

 まさに3年間の集大成を飾る素晴らしい投擲でした。

 中学校まではバスケットボール部に所属し高校から始めた陸上競技・ハンマー投でしたが、

 国体の参加基準等もあり、投擲ブロックで国体まで競技を続けた現3年生は彼1人。

 就職活動との両立も大変だったと思いますが、最高の形で競技生活を終えてくれました。

 順風満帆な競技生活ではなかったでしょうが、

 陸上競技で培った経験を活かし、後悔しない人生を歩んで欲しいと思っています。

 国体会場

 

 

 

 続きましてU18陸上競技大会の競技結果になります。

 U18陸上競技大会は10月20日(金)から22日(日)にかけて愛媛県・ニンジニアスタジアム

 で行われました。

 投擲ブロックからは、2年の安達航琉、大山姫海、1年の山下まりなが参加しました。

 本大会は標準記録を突破した上位30名が参加することができる全国大会です。

 来年のインターハイ優勝・入賞を見据える上で今の自分の立ち位置を知る重要な大会です。

 

 以下、競技結果になります。

 安達 航琉  男子ハンマー投 53m12cm 8位

 大山 姫海  女子やり投   37m80cm 25位

 山下 まりな 女子円盤投   29m87cm 17位

 

 自己ベストを出せれば全員入賞できるレベルではありましたが、

 なかなか思うような投擲ができない状況でした。

 そんな中、安達が3年生も出場するU18ハンマー投で、8位入賞してくれました。

 ハンマー投を本格的に始めたのは今年に入ってからで競技歴は1年にも満たない安達ですが、

 誰よりも練習し一心不乱にハンマー投と向き合った結果だと思います。

 今回出場した3名には今回の経験を活かし、

 より一層投擲ブロックを引っ張っていほしいと思います。

 U18競技会場

  

 

 

 

 これから冬季練習が始まります。

 寒い中、同じことの繰り返しで、きついと感じることが多い冬季練習ですが、

 この時期の練習が、必ず来年のシーズンの結果に繋がります。

 この冬を超えて心身ともに強く、

 たくましく成長できるようチーム一丸となって邁進していきます。 

 引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。

8年ぶり総合優勝!!

 10月5日(木)から7日(土)の三日間、熊本で行われた全九州新人陸上競技対校選手権大会に、本校から県新人戦で上位3位に入賞した25名(男子18名、女子7名)が出場しました。

 北九州(福岡・長崎・佐賀・大分)の選手達と競い合うため毎年ハイレベルの争いが繰り広げられる今大会は、来年のインターハイを見据え自身の位置を知ると共に、冬季練習に向けて心身の課題を見つめ直す非常に意義ある大会でもあります。

 もちろん南九州地区もレベルは高いのですが、福岡県という大都市がある北九州地区は競技人口も多くそのため競争が熾烈になり、自ずとレベルも高くなる傾向があります。ちなみに今年のインターハイでは東福岡高校が男子総合優勝を果たしており、その東福岡と県予選・北九州地区予選から競い合った4校が4×400mRの決勝に進出しています。

 さて、そのような強豪校がひしめく九州大会で本校選手達は初日から複数の入賞者があり、良きムード・勢いにのる事ができました。3日間入賞者が途切れることが無かったことは、チームの雰囲気が良く、「自分もやれる」「今度は自分の番だ」という想いがそれぞれにあったからだと思います。

終わってみれば男子総合優勝(8年ぶり)、フィールドの部1位という素晴らしい結果でした。

 

 入賞種目

 (男子) 1位 八種競技  三森咲大朗 

      1位 ハンマー投 安達 航瑠

      2位 ハンマー投 吉田 光希

      2位 やり投   長谷川 煌

      4位 200m  日吉志優汰

      5位 やり投   大山 澄海

      6位 400mR 玉田悠稀・日吉志優汰・大城直也・小倉悠聖

      7位 棒高跳   堀川 暖登

      7位 走高跳   三森咲大朗

 (女子) 5位 やり投   大山 姫海

      7位 砲丸投   山岡 南波

      7位 七種競技  柴 愛実

  

最終日があいにくの雨でしたので、表彰式は室内にて行われました。

    

 男子総合の部 優勝

 

 男子フィールドの部1位 

 

  男子最優秀選手賞 八種競技で大会新記録を出した三森咲大朗選手

 

 

 良き仲間を良きライバルとして互いに切磋琢磨して、高め合ってきた結果だといえるでしょう。

 

 これで今年度保有する優勝旗が5本になりました。私が赴任してから過去最高の優勝旗数です。

 学校対抗戦の結果ですので部員全員が胸を張り、誇りと自覚を更に高めて欲しいと願います。

 駅伝はこれからが本番ですが、トラック&フィールドのシーズンも終わりに近づいてきました。

 最も自身を鍛え成長させる冬季練習が間もなく始まります。

 今シーズンの結果に甘んじることなく、更なる高みを目指して頑張って欲しいものです。

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度 県高校新人陸上競技大会

 9月15日16日17日の3日間、宮崎市生目の杜運動公園にて令和5年度県高校新人陸上大会が行われました。

この時期には珍しく台風の影響もなく3日間好天に恵まれ、新チームの門出にふさわしい大会となりました。

強かった3年生が抜け、2年生が少ないなか総合争いは例年になく厳しい戦いが予想されましたが、選手達は選手の立場、応援の立場でそれぞれがベストを付くし、無事笑顔で大会を終える事ができました。

 

(8位入賞種目) 

 男子 総合1位 フィールド1位、トラック2位、混成2位

    100m1位、4位    200m1位、3位   400m3位

    800m8位       400mH8位     5000m競歩1位、4位、5位

    400mR1位       1600mR1位    

    走幅跳1位、8位     棒高跳2位、3位     走幅跳1位   三段跳4位

    砲丸投2位、4位     円盤投2位、5位     ハンマー投1位、2位、3位

    やり投1位、3位     八種競技1位

 女子 総合4位、フィールド1位、混成2位

    400mH6位      400mR8位

    走幅跳2位、3位     三段跳6位、8位

    砲丸投2位、4位、8位  円盤投2位、6位、8位   ハンマー投1位、2位、6位

    やり投1位、6位     七種競技2位

 

上記種目で8位入賞し、3位入賞者男子18名、女子7名の合計25名が10月6日から熊本で行われる九州新人大会への出場権を得ました。

なお、八種競技の三森選手は自身の持つ県高校記録を更新、ハンマー投げの安達選手は大会新記録を樹立しました。

九州新人には25名が参加しますが、まずは自己ベスト更新、次に誇りある宮工陸上競技部員として最後まで戦う姿、そして改めてレベルの高さを実感し来季につながるものを得る事を目標としたいと思います。

九州新人に出場する者残念ながら残る者それぞれ立場は違いますが、気持ちは一つとしそれぞれの立場で頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道総体2023 

 8月2日から6日の5日間、北海道の札幌市厚別競技場にて令和5年度全国高等学校総合体育大会 第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会が開催され、本校からは県予選、地区予選を勝ち上がった男子12名、女子1名計13名が参加いたしました。

 晴れの日は日差しも強く、南国に住む私たちが持つ北海道は涼しいというイメージが払拭されるぐらい暑い毎日でした。途中雨の日もありましたが、幸い大きく天候が崩れることもなく無事5日間の大会を終える事ができました。

 

 

新型肺炎やインフルエンザ等の感染症はまだ治まってはいませんが、これまでのような行動制限は解除され、久しぶりに観戦や集団応援が解禁されるなどようやくインターハイ本来の姿が戻ってきた大会となりました。

全国47都道府県、11地区を勝ち上がり高校生日本一を決めるにふさわしい大会の熱気のなか、まずは初日の男子ハンマー投げで3年生兒玉嵩真選手が見事7位入賞を果たしました。

 予選1組目に出場した兒玉選手は3投目に56m72を投げ予選通過記録の56m50を何とかクリア、午後から開始される決勝に駒を進める事ができました。決勝での公式練習では60mラインを越え、上位入賞への期待が高まる中いよいよ競技が始まりました。残念ながら全体の競技進行が遅れに遅れ、決勝が始まった時には他の競技はほぼ終了しており、関係者だけが見守る少し寂しい決勝ではありましたが、初めての全国の舞台でも動じることなく57m86を投げ見事7位入賞を果たしました。中学時代はバスケットボールの選手で、高校入学後に恵まれた体格に可能性を感じた吉野先生に誘われてから始めたハンマー投げ。7位という結果に悔しさもあるでしょうが高校から始めた陸上競技で全国7位は十分胸を張ってよい結果といえるでしょう。

本来ならメインスタンド下で多くの観衆のもと表彰式が行われるはずでしたが、競技進行の遅れから表彰式が始まったのは20時過ぎ、表彰台を移動して競技終了後そのまま表彰式が行われました。

本校から男子3名、女子1名がハンマー投げに出場したのですが、特に男子は3名が県予選、地区予選を全員が勝ち上がり、うち1名がインターハイ入賞と素晴らしい結果となりました。ハンマー投を専門とする吉野先生としては万感の思いだったはずです。昨年はやり投で、今回はハンマー投げでの入賞となりましたが、着実に砲丸投、円盤投、やり投でも結果が出始めています。強い宮崎工の根幹を成す投擲ブロックの今後の活躍が非常に楽しみです。

 

 

また、男子8種競技に参加した2年生の三森咲大朗選手も4位入賞と素晴らしい結果を残しました。

昨年のインターハイでは1年生ながら12位でしたので今年は最低でも表彰台、目指すは上位入賞を目標とし挑んだ挑んだ大会でした。

 得意の走幅跳で7m11をマークし初日4種目を終えて2位と好位置で折り返したのですが、2日目は苦手のハードルで得点が伸びず、また肘の怪我の影響で約1ヶ月ぶりのぶっつけ本番で挑んだやり投でもライバルたちに差を広げられ、6種目を終えて11位まで順位を落としてしまいました。想定内といえば想定内、混成競技あるあるではありますが、やはり大きな不安を抱えて7種目目に臨むことになりました。7種目目は今季絶好調の走高跳でしたが、大きく逆転された中でもむしろアドレナリンが出ていたようで、混成選手の中でもトップとなる1m92をマークし再び入賞圏内に戻ってくる事ができました。八種目の1500mが始まる頃には他の競技もほぼ終了しており、毎年恒例のほぼ関係者だけが見守る中での最終競技でしたが、二日間7種目疲労困憊をものともせず走りきり、見事4位入賞を果たす事ができました。

*関係者だけが残った中、1500mを走り終えた仲間達との混成競技あるある光景

 

日本一を競うこの場はやはり厳しいものです。2名の選手が入賞を果たしましたが、残念ながら力を発揮出来なかった者、力不足で戦えなかった者、自己ベストを更新しながらも決勝にあと一歩だった者と様々でした。しかしながら競技結果以上のものを得た事と信じます。誰もが憧れながら、誰もが立つことはできないこのステージで戦えた事は人生の大きな糧となるはずです。

最後に、ここに全国各地から集まった選手達の姿や表情は、これまで多くの試練を乗り越えてきた者だけが持つ実に凛としたものが感じられました。今回残念ながらインターハイに行けなかった選手達には、この舞台への憧れを一層強く持ち、凛とした顔つきへと変貌していくことを期待したいと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部活動オープンスクールについて

今年度は各種大会の都合により、他の部活動とは別日程で陸上競技部の部活動オープンスクールを実施します。

(もし、今回の部活動オープンスクールを知らなかった、申込みに間に合わなかったという生徒さんがいらっしゃいましたら、個別にご相談ください)

 

期  日  7月26日(水)

時  間  8時50から受付 *場所はグラウンド横トレーニング場

内  容  先輩たちのアドバイスのもと一緒に練習し、内容や雰囲気を体験して貰います。

終  了  11時30分予定(天候等で変わります)

持参品   水筒・帽子・雨天時は室内シューズ・笑顔と元気にっこり

その他   駐車場につきましては体育館周辺の空いているスペースをご利用ください。

 

1年生大会 男女総合優勝!

 

梅雨も明けたと思える快晴の中、1年生大会が生目の杜運動公園陸上競技場で行われました。

 本陸上競技部に入部して約3ヶ月、強い先輩達ばかりで1年生の出番がなかなかありませんでしたが、その鬱憤を晴らすかのように今年も1年生が熱い戦いを見せてくれました。

 これまで1年生は先輩達のサポートに回る場面が多かったですが、今大会は逆に2・3年生が1年生のサポートに回り、補助員の傍ら、スタンドから応援やアドバイスを送る姿は実にすがすがしく頼もしいものでした。

結果は個々それぞれでありますが、終わってみれば男子は総合34連覇、トラック・フィールドの部も1位と、優勝旗を自分たちの手で守り獲った事は大きな自信となったはずです。女子は部員6名と少ないながらも5年ぶりの総合優勝、フィールドの部1位と男子以上の奮闘ぶりでした。指導者側としては女子部員は少ないため総合優勝は考えていなかったのですが、終わって総合優勝を知り選手達に申し訳なく感じた次第です。改めておめでとう!

 総合優勝はいつかは途絶えるもの。選手の調子もあがらず今大会はひょっとしたら厳しいかなと腹をくくって臨みました。また総合を意識させることは時に選手の力を閉じ込めてしまう可能性もあります。それもあり、今大会は1年生にはのびのびと競技をやって欲しいと願っていました。やっぱり陸上競技は、そして部活動は楽む事が原点だと思います。陸上競技は自分との戦いですからもちろん楽ではなく、楽しいことばかりではないですが、原点を指導者も再確認し、選手達には競技を部活動を楽しんで欲しいと改めて感じた1年生大会でした。

 

 

 

 

新体制スタート

 県高校総体、南九州大会、県選手権と前半の主要な大会も終わり、3年生の多くが進路実現に向けて一線を退く時期がきました。まだインターハイや国体、県高校駅伝など一部の3年生が出場する大会はありますが、陸上競技部は毎年この時期にキャプテンを中心に新しい体制がスタートします。

 本陸上競技部のキャプテンは1年生から3年生までの全員投票で選出されます。部員同士の話し合いや3年生からの指名、指導者側からの選出など他にも方法はあると思いますが、自分たちのチームですので、全員投票により自分たちで責任持って選出しています。

  新キャプテンの発表の前に、現両キャプテン(3年生)が退任の挨拶を行いました。伝統ある本陸上競技部のキャプテンという重責によく耐え、個性豊かで一騎当千の強者たちをよくまとめ上げてくれた二人には感謝の気持ちしかありません。またキャプテンとともに各ブロックをまとめてくれたブロック長にも心から感謝しています。リーダーとして仲間をまとめ後輩を育ててくれた君たちは、今後の人生では競技成績以上に人としての活躍をしてくれることでしょう。

 陸上競技者としての人生より、人としてこれから歩む人生の方が圧倒的に長いものです。一線を退く3年生は陸上競技をとおして学んだ事、本陸上競技部で培った力を自信に変え、まずは進学・就職試験に堂々と臨んでください。県内外の企業の皆様、大学関係の皆様、本校陸上競技部を3年間やり遂げた生徒たちは、競技成績に関わらず皆自信を持って送り出せる生徒ばかりです。暑い日も寒い日も、朝早くから日が暮れるまでこの3年間、プレッシャーに耐え、自分と向き合い、誘惑に打ち克ち、仲間と励まし合い、切磋琢磨しながらより高みを目指してきました。やり遂げた生徒たちは間違いない者ばかりです。これから本格的に就職・進学試験が始まりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 そしていよいよ新キャプテンの発表、新体制がスタートしました。

皆の投票で選ばれた両キャプテンです。キャプテンやブロック長など、一部のものだけに負担を強いるのではなく、皆でフォローアップし協力して先輩たちの代に負けない良きチームを目指して欲しいと思います。

 監督と肩書きはありますが、私のチームではなく皆のチームです。それぞれがチームを形成する一人という自覚を深め、高校生活や陸上競技がより楽しく充実したものになるよう、皆の手で更によきチームを作って欲しいと心から願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度南九州大会(インターハイ地区予選)

 

6月16日(金)から19日(月)にかけて、鹿児島県の白波スタジアムで令和5年度全九州高等学校体育大会 第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会 南九州地区予選大会が行われました。

  

  (桜島と白波スタジアム)

 今年の国民体育大会の会場となるこの競技場で、南九州4県の県大会を勝ち抜いた選手達が北海道でのインターハイを目指し熱戦を繰り広げました。

 

 (試合前の声出しの風景)

 

 

今年度より集団応援も解禁となり、試合の合間を縫って互いに応援・サポートをする姿を見て、ようやく高校生の大会が戻ってきたなと実感した大会でもありました。特にリレーの決勝では学校の枠を越えて宮崎県選手団全員で応援する事が恒例でしたが、コロナ禍で途絶えていたものが復活したことは全員にとってよき思い出、励みになった事と思います。普段は応援される側にある選手達は応援やサポートの大切さを実感し、改めて仲間や保護者の皆様、支えてくださっている方々に感謝したことと思います。結果はもちろんですが、寝食をともにし自分たちの力で戦い抜く事でまたひとつ成長する事ができたのではないでしょうか。

(招集所に入る前に気持ちを高めるマイルメンバー)

 

 

本校からは県予選を勝ち抜いた37名が参加、自己記録を更新した者、力を発揮出来なかった者、あと一歩で6位入賞を逃した者、アクシデントに見舞われた者など様々でしたが、結果は男子総合2位、インターハイ出場権は男子12名女子1名の計13名が獲得しました。残念ながら夢かなわず涙を飲んだ者もいますが、それぞれが力強く次の一歩を踏み出してくれることを願います。

(学校対抗総合2位の表彰)

 

チームとしては県選手権、1年生大会、インターハイ、新人戦とまだまだ戦いは続きます。また3年生は就職進学に向けていよいよ本気で取り組んでいきます。変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

(女子混成を応援する本校選手達)

 

 

 

 

 

 

令和5年度 第50回宮崎県高等学校総合体育大会

 

 令和5年度第50回宮崎県高等学校総合体育大会 第76回陸上競技対校選手権大会が5月27日(土)から31日(日)までの四日間、宮崎市の生目の杜運動公園陸上競技場にて開催されました。

県総合運動公園が改修工事のため生目の杜運動公園での開催となり、ウォーミングアップ場や待機場所等が制限された中で一抹の不安を抱えながらの大会でしたが、大きな問題も無く無事四日間を終える事ができました。役員の皆様はもちろん、大会成功のために施設・設備を快くお貸し頂いた施設管理の皆様に心よりお礼申し上げます。

 さて、本陸上競技部員に限らず全国の運動部活動生にとって総体は最大の祭典で、特に3年生にとっては最後の総体、そして多くの選手は総体を最後に一線を退く大会でもあります。幼少の頃よりその競技に親しんできた選手、中学もしくは高校より競技を始めた選手など様々ですが、多くの選手達は高校卒業とともに競技を離れる傾向にあります。まさに集大成といえる大会が総体ですが、その想いにふさわしい熱戦が今年も繰り広げられました。

 厳しい校内選考を経て出場した本校の選手達ですが、ライバル達との真剣勝負の場に臨む姿、自身と戦う姿はアスリートとして、そして宮崎工業陸上競技部の代表にふさわしい実に堂々としたものでした。残念ながら試合に出られなかった選手達も、憧れと悔しさなど様々な感情が入り乱れる中でも、補助員のかたわら仲間を声がかれるまで応援し続ける姿は、戦う選手達以上に見る者に感動を与えてくれました。その想いを持ち続ければきっと道は開けることでしょう。

 

 さて、結果は陸協のHPにありますので詳細は省略いたしますが、主な結果と概要だけご報告いたします。

 男子総合優勝(215点) フィールド優勝(114点) トラック2位(93点) 混成2位(8点)

 女子総合5位(62点)  フィールド2位(51点)  混成3位(6点)

  *今年度より1位8点、8位1点となりました。

 男子個人 1位9種目 2位6種目 3位6種目 4位8種目 5位4種目 6位1種目 7位2種目 8位2種目

 女子個人 1位1種目 2位2種目 3位1種目 4位3種目 5位1種目 6位3種目 7位2種目

 

 

  

6位入賞(一部除く)は6月16日より鹿児島で開催される全国高校総体南九州地区予選大会に出場します。本校からは県総体出場者の約8割、37名が出場し、8月に札幌で行われる全国高校総体(インターハイ)の出場権を賭けてライバル達と戦ってきます。これから更に厳しい戦いが待っていますが、思う存分、力の限りを尽くして悔いの残らない戦いをしてきます。 

 応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

令和4年度卒部式

 2月25日(土)、本校グラウンド及び実習室にて令和4年度の卒部式が行われました。

新型コロナの感染状況も随分と沈静化し、以前の生活に戻りつつある中での卒部式でしたが、従来どおりの会食を伴い大人数、長時間の中での卒部式は大事をとって今年度まで見送らせて頂きました。

 改めて振り返ってみますと、この学年はコロナに始まりコロナで終わる3年間でした。入学とともに感染が拡大し、1年目は高校総体やインターハイも軒並み中止、2年目は大会こそ開催されたものの厳しい制限の中での活動、3年目こそ多くの制限が随分と緩和されましたが、最後までマスクを着用して高校生活を終えることになりました。学校行事も多くが簡素化されたり、日々の部活動も活動の制限があったりと我慢を強いられる毎日で、更には大会前(中)には感染により出場停止とならないよう不要なストレス(通常であれば大会そのものに専念できるものができないという意味)など、困難の連続でした。

 今年本校グラウンドを去る男子10名、女子8名の卒業生はこれまで数多の試練を乗り越え本日の卒部式を迎えました。コロナ禍の困難を乗り越えたからこそ、強くたくましく育った事と思います。いよいよ旅立ちの時が来ました。部活動、陸上競技をとおして学んだ事培った力を自信とし、胸を張って堂々と自身の信じた道を歩いてください。

 

 

練習前に3年生を囲み全員で最後の円陣(声出し)、その後各ブロックに分かれ3年生とともに最後の練習を行いました。(長距離ブロックは、前日の雨でグランド状況が悪かったためロードで練習)

 

投擲ブロック

 

 棒高跳びブロック

 

走高跳びブロック

 

走幅・三段ブロック

 

 

ハードルブロック

 

短距離ブロック

 

練習の合間に部員と談笑される中馬光久名誉顧問(来賓として毎年ご参加頂いています)

 

 

 

練習を終えて卒部式を学校で行いました。役員の皆様、朝早くから会場準備有り難うございました。

 

 

中庭に移動し、「成せばなる」から校歌斉唱、最後のエール

 

部員全員で集合写真

 

「勇往邁進」 自分の目標に向かって恐れることなくひたすら前進すること

「切磋琢磨」 仲間同士が競い合い励まし合って共に向上すること

「温厚篤実」 暖かい人柄で誠実なこと 性格が穏やかで情が深く誠実身に溢れていること

「為せば成る」 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

       やろうとすれば何でもできる やらなければ何も始まらない できないのはやろうとしないからだ

 

なお、卒業記念品として壊れていた冷蔵庫を買い換えて頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。有り難うございました。末永く大切に使わせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

県高校新人陸上競技大会

 台風の影響で順延となっていた県高校新人戦が、9月15日から17日までの3日間、県総合運動公園で無事開催されました。本県はもとより、九州・全国各地に大きな被害をもたらした台風14号ですが、多くの方々が被災されている中において開催できた事に感謝しつつ、被災され未だ復旧に尽力されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 本大会は新チームとなって初の対校戦でした。強かった3年生が抜けた分力不足が懸念されましたが、終わってみれば男子総合、トラック、フィールドの3部門で完全優勝、選手達は十分力を発揮し圧倒的な強さを示してくれました。個々の力はもちろんですが、学校対校戦である県総体、1年生大会、新人戦の3大会を長く連覇しているという、宮工陸上競技部員の一員としての誇りと自覚が、選手達を更に一段高く引き上げてくれた結果でもあると考えます。コロナ禍のため以前のような集団応援が禁止されている事も一つの要因ですが、本競技部含めどのチームも横の繋がり、チーム力が低下傾向にあるように感じます。限られた活動の中ではありますが、選手達がそのチーム力を維持し高める努力をしてきた結果でもありました。個人競技とはいえ、やはり仲間の力や帰属意識などは代えがたきものであり、良き方向に向かえば個人の能力を引き出す大きな力になると再認識した次第です。今後も更によきチームとなっていくよう努力してまいります。

決勝結果     男子トラック(総合1位)      男子フィールド(総合1位)       

         100m1位            走高跳2位、4位       

         200m1位            棒高跳2位、3位、4位

         400m1位            走幅跳2位、6位

         800m4位            三段跳4位

         110mH1位           砲丸投5位、6位           

         400mH2位、3位、4位     円盤投3位、4位、5位

         5000m競歩1位、2位、4位   ハンマー投1位、2位

         4×100mR2位          やり投1位、3位、4位

         4×400mR1位          混成競技1位

 

         女子トラック            女子フィールド(総合3位)

         100m8位            砲丸投1位

         200m7位            円盤投5位、8位

         400mH6位           ハンマー投4位、5位

         4×100mR4位          やり投4位

 

九州新人大会には3位までに入賞した23名が出場します。宮崎県代表として、更には来年の南九州大会・インターハイを目指してしっかり力を発揮し戦ってきます。応援よろしくお願いいたします。

      

 

 

 

部活動オープンスクール

8月17日に本校にて部活動オープンスクールが開催されました。

(注 この取り組みは学校としての取り組で、中学生が自分で申し込むものです)

 昨年はコロナの影響で中止となり、今回が初めての実施となりました。

短距離ブロック7名、跳躍ブロック5名、ハードルブロック2名、投擲ブロック4名、中長距離ブロック5名の合計23名(うち女子6名)が参加してくれたのですが、今回は初めての取り組みということもあり、在校生が中学生に教えるという内容で行わせて頂きました。これにより、より雰囲気を知ることができたのではないでしょうか。

 せっかくの機会でしたが、翌日から本校選手は九州選手権を控えていたため、あまり時間をかけて接することが出来なかったことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。また、スケジュールの都合上、ちょうどこの日に池下先輩の祝勝会・報告会を行ったため、始まりがバタバタしてしまい申し訳ありませんでした。

 17日と18日が学校設定日となっていたのですが、次年度以降はもっと参加しやすい日程を考えたいと思います。

(しかし、中学校の大会(全中)や高校の大会(IH)の日程を考えるとなかなか厳しいですね...)

 

宮崎工業陸上部に興味があるけれど、今回は参加し損ねた!部活動オープンスクールがあることを知らなかった!!という中学生もいると思います(いやきっともっといる)。

   ↓↓↓↓   

そのような君に朗報です。

   ↓↓↓↓

いつでもオープンスクール(いつでも部活動オープンスクール)というものを本校は行っています。

学校・学科のオープンスクールに参加出来なかった中学生は、本校教務部に連絡してもらえれば、”原則いつでも”個別対応しています。部活動だけ見てみたい、参加してみたいという生徒も同じく教務部に連絡してもらえれば対応しています(実際昨年はこの個別対応のオープンスクールを利用して、入学・入部を決めた生徒がいます)。

   

   いつでもどうぞ!!

 

池下選手金メダル、おめでとう!

 8月1日から6日にコロンビアのカリにて行われた第19回U20世界陸上競技選手権大会において、本校卒業生の池下航和選手(現環太平洋大学2年)が4×100mリレーの第一走者として出場し、見事金メダルを獲得、U20において世界一となりました!

 大会前の7月に代表に選考された事を報告に来てくれた際、帰ってきたら後輩達に是非いろんな話をしてくれとお願いしていたのですが、(失礼ながら)まさか金メダリストとなって帰ってくるとは予想もしていませんでした。インターハイや国体合宿などが続いていたので、お盆休み明けの17日に本校のウエイトトレーニング場で、ささやかながら祝勝会と報告会をさせていただきました。U20とはいえ短距離種目でメダル獲得は快挙ですし、本県の過去を遡っても世界と名のつく大会での短距離種目での金メダリストは恐らく初めての快挙ではないでしょうか。

本校からも過去は多くの先輩たちが日本代表に選出されてきましたが、近年では久しぶりの日本代表選手でした。

 池下先輩に現地での報告をして貰った後、後輩達から質問の時間としたのですが、あこがれの存在ということもあり多くの質問がありました。短距離部員はもちろん、投擲選手や長距離選手にとっても、頂点を極めた者から学ぶことは数多くあったと思います。池下選手の強さの背景には、自分が納得するまでやり抜く力があると思います。目標達成のためには妥協せず、信念を貫く強さがあるからこその結果だと思います。

 パリから東京へと、今回の快挙も池下選手にとってはまだ通過点のことだと思います。果てしない夢に向かって更に力強く一心不乱に走って欲しいと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年度 徳島インターハイ

 8月3日から7日にかけて、徳島県鳴門市のポカリスエットスタジアムで令和4年度全国高等学校総合体育大会陸上競技対校選手権大会が開催されました。今年もコロナ禍の中での開催となりましたが、本校生徒はもちろん、全ての参加選手は、ここに至るまで数多の困難を乗り越えてこの時を迎える事が出来ました。選手はもちろんの事、大会の開催・運営にご尽力された全国高体連、日本陸連、徳島陸協含め関係者の皆様へ厚く御礼申し上げます。

 さて、本校からは県予選及び地区予選を勝ち抜いた男子7名、女子4名の合計11名が参加させていただきました。

 

 長いインターハイにも関わらず、大会期間中は大きく天候が崩れることがなく、ほぼ毎日抜けるような青空のもと選手達は熱戦を繰り広げました。そのような中本校選手たちは全力を尽くして戦ったのですが、やはり全国の壁は厚く高いものであり、この場において十分に戦わせて貰う事が出来ませんでした。

 そのような中、本チームとして最終日となった6日、女子キャプテンである古川楓奈選手が女子やり投において見事6位入賞を果たし、有終の美を飾ってくれました。大会前のランキングでは7位でしたので十分入賞の可能性があったのですが、予選は力みからか本来の投擲をすることが出来ず、予選通過記録こそ突破出来なかったものの、かろうじて全体の12番目で何とか決勝に進出することが出来ました。決勝では予選の緊張から解放され、あこがれであった決勝の舞台を楽しんで挑めたようでした。12位での決勝進出でしたが、決勝ではのびのびとやりを投げ、徳島の青空にまさしくビッグアーチを描ききりました。度重なる故障や女子キャプテンの重圧にも負けず、ここぞという場面で力を発揮できたのは本当の強さがあったからだと思います。また、投擲を担当する吉野先生にとっても、指導2年目にして初の全国入賞のプレッシャーがかかる中、コーチとしてその重責を果たせた事は、ホッとしたとともに大きな自信になった事だと思います。両名おめでとうございました!

 また、1年生ながら八種競技に参加した(混成競技において1年生で参加するのは非常に困難)三森選手は、初日を7位で折り返し、総合12位(5305点)でした。この5305点は高校1年生歴代6位であり、今後が非常に楽しみであります。今回八種競技で優勝した選手は昨年も1年生ながら優勝しており、当然来年は3連覇を目指していることでしょう。相手にとって不足無しです。最終種目の1500mまで優勝争いがもつれ込むような戦いを期待します。

 

今回は個人種目のみでの参加となり人数も少なく、宮工陸上競技部としては寂しさもありました。

来年も古川先輩の活躍に続くとともに、来年は今年の悔しさを倍にして返します!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校総体終了~南九州大会(インターハイ地区予選)

5月28日(土)から31日(日)までの4日間、県総合運動公園陸上競技場にて第49回宮崎県総合体育大会 第75回宮崎県高等学校陸上競技選手権大会(全国高校総体県予選)が行われました。

新型肺炎の影響により参加出来るかどうかの瀬戸際で、大会直前まで非常に困難な状況におかれ、始まる前は総合優勝を逃し、連覇が途切れることを覚悟しました。

結果的に男子総合45連覇、女子も総合2位と選手たちは力戦奮闘、困難な状況でもそれぞれが持てる力を発揮し、宮崎工業陸上競技部の誇り高めてくれました。また、6月16日より沖縄で開催される南九州大会への出場権を、男子27名、女子12名、計39名が獲得しました。

 

 

 困難な状況でしたので、直前に次の3つを目標とし大会に臨みました。

1.エントリーした全員(特に3年生)が大会に出場。 

2.練習不足のため、怪我や事故なく無事大会を終える。 

3.今考えられるベストをそれぞれの立場で尽くす。 

 大会直前に新型肺炎の影響で5月に入って二度目の練習中断となり、一時は出場すら危ぶまれましたが、何とか全員が出場できた事、怪我無く終えた事は、連覇を成し遂げたとことよりも嬉しかったです。

困難な状況の中だったからこそ、今大会を通じて改めて感じた事がいくつかありました。

一つ目は生徒と伝統の底力です。特に短距離ブロックは5月に2回新型肺炎で練習を中止し、まともに練習が出来ませんでした。冬季練習も新型肺炎の影響で十分が積めないままシーズンインを迎えたため、5月はしっかり練習を積みたかったのですがそれもままならずの総体でした。困難の連続でありましたが、チーム全体の危機意識が高まったことにより、短距離ブロックはもちろん、投擲ブロックと長距離ブロックがその分をカバーすべくこれまで以上に練習に熱が入り、大会でも大きな成果を出してくれました。生徒一人一人が宮崎工業陸上競技部の一員であるという自覚と誇りが高まった事も、自身のパフォーマンスを引き上げる一つの大きな要因であったと思います。伝統は時に重く感じるものですが、その重さを誇りとし、力に変えた選手の強さを改め感じた次第です。

二つ目は見ている景色の大切さです。困難な状況下でもハイパフォーマンスで戦えた者に共通していると感じたのは、普段見ている景色が、高くはっきりしているという事です。ハイパフォーマンスで戦えた選手は、高く明確な目標を持ち、具体的な努力を行ってきた者たちでした。これまでの過程がしっかりしていたからこそ、ぶれることなく、大きく落ち込むことなく戦う事が出来たのではと感じました。壁の向こう、山の向こうに広がる景色を見るためには壁を越え、山を登らなければなりません。向こう側に広がる景色をイメージし、見ることを渇望し、困難を乗り越え続ける不断の努力こそが何よりの根拠であり、最大の力であったといえるでしょう。 

三つ目は「天知る地知る、よって救われる」という事です。「四知」ではありませんが、誠実に誰よりも努力してきた者は、それが今この時ではなくても最後は報われると感じました。力があるにも関わらず、怪我の影響で南九州大会どころか予選通過すら危ぶまれた選手がいたのですが、最後の最後で何とか救われました。力はもちろん、これまでの努力と真摯な姿勢は誰もが知るところです。ベストからはほど遠い結果に終わりましたが、救われた後巡ってきたチャンスを自身の力でしっかりつかみ取った事は、必ず次につながると信じます。

四つ目は「良きライバルあってこそ」という事です。良きライバルがあるからこそ、知恵を絞り、工夫し、努力を重ね、結果的に自身が高まるという事です。「敵は己にあり、ライバルは良き友である」。今更ではありますが、総体終了時に改めて実感し、心の中で感謝した次第です。

また、特に3年生の保護者の皆様にとって、今大会は格別な大会になった事と思います。振り返ればこの3年間、新型肺炎の影響で多くの大会が無観客となり、我が子の応援もままならず忸怩たる思いをされてきたと存じます。特にホームストレートで行われる走競技や跳躍競技の保護者の皆様にとって、最後のチャンスである高校総体が一部制限があったとはいえ、スタンドから間近で応援できたことは何よりではなかったでしょうか。スタンドからの応援が選手への大きな力と励みになったことは間違いありません。そして、それに応えた選手たちは本当に素晴らしいですね。

 最後になりますが、それぞれが早速次の一歩を力強く歩み出しました。本校陸上部を応援してくださっている皆様におかれましては、今後も変わらぬ応援と、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸上競技部 投擲ブロックです!

皆さんこんにちは。

宮崎工業高校陸上競技部 投擲ブロックです。

長かった冬も終わりを迎え、徐々に気温も上がり桜も咲き始めました。

投擲ブロックの生徒達もコロナ過で思うように練習できないという精神的にも辛い冬期練習を乗り越え、徐々にではありますが練習の成果を発揮しつつあります。

 

昨年は本校の短距離勢が全国高校総体・4×100mリレーで2位という素晴らしい成績を残し、伝統ある宮崎工業高校陸上競技部としての誇りを繋いでくれました。

次は投擲ブロックの番です。

まず、投擲は陸上競技の中でも高校生から本格的に始まる種目が多く(特に円盤投、ハンマー投、やり投)、陸上競技未経験の生徒が多数います。そのような生徒のほとんどが3年後にはインターハイへと駒を進めるのが本校の特徴です。

本校の現状としては、冬季練習明け3月に行われたチャレンジスロー記録会、第3回宮崎県陸上記録会において、専門種目、他種目で、すでに90%以上の選手が自己ベストを更新しました。しかし、中には思うような結果が出ずに悔し涙を流す生徒もいました。私はその涙を見た時にもっともっと強くなると確信しました。涙を流せるほど熱中できることがあるのはとても素晴らしいことだと思います。その選手にはその涙を糧に、あの時失敗して良かったと思えるくらい飛躍してほしいと思います。

シーズンはまだまだ始まったばかりですが、既に多数の生徒が自己ベストを更新している要因として、やはり生徒達が練習に真摯に取り組み、仲間同士で支え合い、時に鼓舞し合いながら日々を積み重ねてきた結果だと思います。私がまだ教員になって1年目ということもあり、至らない点も多々ありましたが生徒達は愚痴1つこぼさずにしっかりとついてきてくれました。私はそんな生徒達を誇りに思うとともに、これからも教育者として生徒達の可能性を高め、周りの人たちに感動を与えられるような1投を目指し、チーム一丸となって日々邁進していきます。

中々なじみのない投擲という種目ではありますが、興味を持たれた方は動画等をご覧ください。

 

令和3年度宮崎県高校30傑ランクイン 及び 各種表彰

 

今年度も多くの選手が県高校30位以内にランクインしました。

在籍している部員のほぼ全ての選手がランクインしています。

令和3年度30傑ランクイン.xlsx

 

 

宮崎県高体連表彰スポーツ賞

 【団体の部】

  宮崎県高等学校総合体育大会 男子総合 44年連続優勝

 【個人の部】

  全国高校総合体育大会 4×100mR 第2位 40秒35 

     星田大地(3)、杉田博紀(2)、中原佑(3)、藤本唯楓(3)

  全国高等学校総合体育大会南九州地区予選大会 200m 第1位 21秒63

     中原 佑(3)

 

全国高体連陸上競技専門部表彰 

 (特級=全国ランキング15位以内、1級=30位以内、2級=60位以内)

  特級 4×100mR 40秒35 星田・杉田・中原・藤本 

  特級 100m 10秒53 杉田博紀(2)

  特級 100m 10秒55 中原 佑(3)

  1級 100m 10秒60 星田大地(3)

  2級 400m 47秒81 藤本唯楓(3)

  2級 やり投げ 45m86 古川楓奈(2)