2025年1月の記事一覧
学習成果発表会
6学科の課題研究などの学習成果を各学科の代表者が発表しました。
どの学科も特徴を生かした研究成果や意見を発表しました。
次年度も充実した研究をして欲しいと思います。
進路体験発表会
3年生の進路体験を1・2年生へ発表しました。
受験内容や、心構え、アドバイスを話したあと、1・2年生からの質問に一生懸命答えていました。
3年生の貴重な経験を後輩へ引き継ぐ、とても有意義な時間となりました。
1・2年生は先輩のアドバイスを参考に、学校生活や新たな目標を定め、進路決定に向けて頑張って欲しいと思います。
若い目(宮崎日日新聞)
国語科の取り組みとして宮崎日日新聞に投書を行ったところ、
2件が掲載されましたので、お知らせします。
3年福祉科「介護についての自分の思い」
1年電気科「家族とのひとときで感じたこと」
地震発生に係る1月14日の学校対応について
明日、1月14日(火)については通常登校とします。
なお、通学路等に危険箇所等がある場合は、迂回するなど安全には十分気をつけて登校してください。
また、沿岸部にお住まいの方につきましては、津波等には十分ご留意ください。
JRが不通の場合は、保護者送迎により登校させていただきたいと思います。
地震に関する遅刻等については、通常の体調不良等での連絡と同様、学校へ必ずご連絡ください。
安否確認メールについては、システムの不都合により送信できませんでしたので、朝のホームルームにて被害等の確認をさせていただきます。
3学期始業式・表彰式
新人大会や1年生大会、国スポ、短歌などの表彰と3学期の始業式が行われました。
今年はいよいよ3年生にとっては卒業の年となります。1.2年生も含めて充実した高校生活を送ってほしいと思います。
メールによる安否確認(防災訓練)を振り返る。
寒い冬には、これまで多くの地震災害が発生してきました。阪神淡路大震災や能登半島地震をはじめ、東日本大震災も3月とはいえ東北地方は雪が舞い散る寒い時期だったと記憶しています。
そこで、冬季休業に入った12月23日に、防災メール(あんしんメール)を利用した安否確認の訓練をしました。今回でこの訓練は2回目となります。前回は2学期初めの9月4日に学校で実施した関係で回答率は85%でした。今回は実際に自宅にいる状況での訓練でしたので、回答率は30%を下回る結果となりました。
休日中における安否確認がいかに難しいかということを思い知らされました。今回の反省を生かし、今後は防災教育を積極的に行うとともに、職員・生徒ともに防災意識を高め、3回目の訓練では全員からの回答が得られるように取り組んでいきたいと思います。もちろん、登校時における生徒の安全確保には全力を尽くします。
3学期始業式式辞
新年明けましておめでとうございます。皆さん、冬休みは充実していたでしょうか。私は散歩をしたり、ラグビー、サッカー、駅伝、バレーボールなどスポーツ観戦三昧でした。スポーツの醍醐味は勝負の駆け引きですが、選手が努力してきたドラマを知るとより一層感動しますね。箱根駅伝では山のぼりと山くだりが勝敗を分け、特に5区「若の神」の若林選手の走りは圧巻でした。
さて、3年生にとっては日南振徳高校での学校生活も宅習期間も含めるとあと2か月となりました。楽しいこともあったと思いますが、友人関係がうまくいかず苦しんだこともあったと思います。社会に出たらもっと理不尽なことがあります。それが現実です。この2か月間は他人を思いやり、社会性を身につけ、社会人となる準備をしっかりとしてください。また、1・2年生にとっては新しい学年に向けた集大成の学期となります。昨年より一歩前進し、自分の可能性を大きく広げてください。
ところで、1年の計は元旦にありと言います。そこで、今年はどんなワードで取り組んでいこうかと考えました。いろいろ考えましたが、今年は「利他の心」でいきたいと思っています。利他の心は、簡単に言うと「他人のために善かれと思う行動を取る」ということです。利他の心を物事に取り組む判断基準としていたのは、京セラ・第二電電の創業者である故稲森和夫氏です。例えば、「人のために役に立ちたい」「人の役に立つモノをつくりたい」と思う気持ちや、「日南振徳高校のために真摯に取り組むこと」「チームのために力一杯練習すること」「友だちの相談を聞いてあげること」など、一見人のためにと思うような行動が自分を大きく成長させ、成功に導くことになるのではないかと考えています。今年は、お互い「利他の心」をもって1年間頑張っていきましょう。
新年を迎えるにあたりあと2つお話しします。まず、佐土原にいた古月膳師の話をしたいと思います。この古月膳師は、全国に名の知れた和尚で「いろは口説き」という歌集を作りました。いろはの「い」は、いけとなきをば愛してとおせ。幼い子どもを可愛がりなさいという意味です。「ろ」は、老を敬い無礼をするな。年寄りや目上の人を尊敬しなさい。決して無礼をしてはいけないという意味です。「は」は、腹が立っても過言を言うな。腹が立っても言い過ぎはダメですよという意味です。新たな教えを説いているわけではなく、いつの時代もこのような教えは変わらないと思っています。腹が立ってメールでつい言い過ぎてしまうと、取り返しの付かないことになるので気をつけて欲しいと思います。
もう一つは、運にまつわる話をして終わりにしたいと思います。第64代内閣総理大臣に田中角栄という総理大臣がいました。田中角栄氏は努力と勉強が運を捉えるきっかけになると言っています。また、ラグビー日本代表をワールドカップで初勝利に導いた宿沢広朗氏は、努力が運を左右すると言っています。宝くじも買わないと当たりません。行動を起こさないと運も来ないと言うことです。私は体育の先生なので、皆さんには毎日少しでも運動をして欲しいと思っています。運動は運を動かすと書きます。身体を動かすことで健康を保ち、自分の「運気」を高めて欲しいと思います。それでは、皆さんにとって令和7年が素晴らしい年になることを心から願い、新年のあいさつとします。
日南振徳高等学校長