活動の様子
宮崎市言葉の教室グループ学習
宮崎市のことばの教室では、吃音のある子どもたちや保護者を対象として、年に5~6回「グループ学習」を計画しています。友だちと活動したり話し合ったりすることで、自己を理解し、自信をもつことができ自己肯定感を高めることをねらいとしています。
第3回目のグループ学習は、「なかよく遊んで友だちをつくろう。」をめあてに、じゃんけん列車、自己紹介「もし100万円持っていたら・・・」、たこつりゲーム、「すごくすごろく」を行いました。
振り返りカードには「一位になれなかったけど楽しかったです。」「みんなとしゃべれてよかったです。」「グループの人と会話ができてうれしかったです。」など友だちどうしが交流できたことや話し合いができたことへの感想がありました。
今回は、宮崎言友会の日高さんも参加されて交流できました。これから、人と人との輪が広がっていくことをみんなで楽しみにしています。
聴覚・言語障がい教育研究部会 第2回研修会
11月15日(金)に都城さくら聴覚支援学校で、研修会が行われました。
① 授業見学 幼稚部から高等部まで
○ 視覚情報があふれる教室設営や廊下の展示物は、季節感満載でした。
○ 授業は1対1、少人数対1で行われ、一人一人に丁寧な指導がされていて、大変勉強になりました。
② 研究発表 都城さくら聴覚支援学校 幼稚部 有川加奈子教諭
「障がい認識の視点からみた幼稚部段階における環境の設定や指導の在り方について~肯定的な自己像の発達を目指して~」
○ 幼稚部から「障がい認識」の視点に基づいた指導が、段階的
に行われていました。
○ 職員同士の共通理解を図るために文献の読み合わせやKJ法を用いての協議、保護者へのアンケートやエピソードの共有などを通して、研修を重ねられたとのことでした。
○ 幼児にとっては授業だけでなく生活すべてが学びであり、幼児と関わるすべての人が幼児の育ちに大きな影響を与える環境であるという考え方がまさに実践されていました。
③ 講演 鹿児島国際大学 福祉社会学部福祉学科 蓑毛良助教授
「聴覚障がい児の学力育成の基本となる構文指導について」
○ 「言葉の指導」の前に①全身のコントロールができているか②指が動くか③相手の動きを真似ることができるか④見分けることができるか⑤聞き分けることができるかなどについて指導者が把握することが大切であるというお話がありました。
○ 聴覚障がい児の指導は、本人の苦手なところからのスタートになる点が難しいこと、助詞、助動詞を聞き取れないことから生じる困難さもあるということを改めて認識しました。
○ 言語には伝達機能、思考機能、行動調整機能という3つの機能があることも詳しくお話しいただきました。
○ 今田真由美さんの著書「18歳 青春まっしぐら」が印象的でした。
令和元年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第3回研修会
令和元年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第3回研修会開催
期 日 令和元年 10月18日(金) 10:00~16:00
会 場 みやざき歴史博物館
【研修内容】
① 第45回九州地区難聴・言語障害教育研究大会宮崎大会に向けて
令和3年度に開催予定の宮崎大会の運営概要等の確認をしました。
② 専門部会、専門部会報告
③ 講 義 「子どものことばを支えるために大切にしたいこと」
~吃音を中心に~
講師 国立特別支援教育総合研究所
上席総括研究員 牧野 泰美 氏
『 吃音のある子どもは、担当者のまなざし(吃音観、世界観)
を通して、自分を見つめることになる。担当者が子どもと対話する
で一緒に考えたり学んだりすることが大切である。それが、自己肯定感
や立ち直る力を高めることにもつながる。』 など、
様々な視点から吃音について多くのことを学ぶことができました。
④ 令和2年度九難言大分大会レポート検討・・・吃音指導について
⑤ 難聴・言語障がい通級指導教室の指導、経営についての情報交換
九州地区難聴・言語障害教育研究会
令和元年7月29日~7月30日、第43回九州地区難聴・言語障害教育研究会福岡大会が開催されました。
【1日目 7月29日(月) 福岡リーセントホテルにて】
総会終了後、記念講演が行われました。
【講師】九州大学病院耳鼻咽喉科 医学博士 菊池 良和 先生
【演題】「吃音の合理的配慮を考える」
吃音の合理的配慮の例を具体的に示しながらお話をされました。講演が終わると、質問の時間を設定していただき、会場に来ていた通級指導教室に通う子どもたちからの悩みや質問にも答える場面がありました。
夜には、交流会が行われ、九州各県から参加した先生方と通級指導教室の現状について情報交換をすることができました。また、来年度研究会開催の大分県の紹介もありました。
【2日目 7月30日(火)クローバープラザにて】
5つの分科会に分かれ、提案や協議、ミニレクチャーが行われました。
第1分科会では、宮崎県を代表して、都城市立明道小学校の関屋香代子教諭が発表されました。司会をえびの市立加久藤小学校の三浦弘子教諭が務められ、「構音に誤りのある子どもをどうとらえ、どう支援していくか」について活発に協議がなされました。
記念講演や分科会、交流会において、教育実践の成果や課題をはじめ、各県の実態、菊池先生の貴重な話などを聴くことができ、有意義な2日間となりました。
県内の先生方に報告するとともに、今後の指導に活かしていきたいです。
第1回 言友会 宮崎の「わ」の御案内
第1回 言友会 宮崎の「わ」の御案内
2019年8月3日(土)
宮崎県福祉総合センター 2階 セミナールーム
14:00~16:00
参加費200円
お問い合わせ・申し込み先:090-5083-1569(日高さん)
7月26日までに申し込みをお願いします。
宮崎県ことばを育む親の会総会及び交流会
~宮崎県ことばを育む親の会レクリエーション~
令和元年7月15日、生目の杜 遊古館にて宮崎県ことばを育む親の会総会及び交流会が行われました。
午前中は、親子で土笛作りにチャレンジしました。でき上がった土笛にそっと息を吹き入れ、「鳴った。」と音の響きに耳を傾ける子どもたちもいました。
午後は、宮崎県ことばを育む親の会総会、そして構音、吃音、聴覚に分かれた分科会で情報交換ができました。子どもたちは、体育館で玉入れや魚釣りゲームや的当てや作戦を立てて工夫する遊びなどを楽しみ、友だちの輪を広げることができました。
充実した親の会レクリエーションになりました。
宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第2回研修会
令和元年6月28日(金)の午後、宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第2回研修会が、みやざき歴史文化館で行われました。
【日程】
① 研修① 専門部会
② 研修② 全体会
③ 研修③ 平成31年度九難言福岡大会レポート検討
第1分科会「構音」
提案「構音に誤りがある子どもの指導~子どもができたと実感できる指導の工夫を通
して~」
提案者 都城市立明道小学校 関屋 香代子 教諭
④ 研修④ 令和2年度九難言大分大会レポート提案
提案「吃音指導について」
提案者 日南市立飫肥小学校 須崎 典子 教諭
⑤ 研修⑤ 情報交換
【内容等】
はじめに各専門部会を行い、全体会において今後の各部の実践内容について確認をしま
した。特に、7月15日に行う「宮崎県こどばを育む親の会総会及び交流会」について細かい
提案がありました
次に、研修③では、7月29日・7月30日に行われる「九州地区難聴・言語障害教育研究
会福岡大会」の第1分科会で発表する関屋香代子先生の発表内容について検討をしまし
た。
最後に、研修④では、令和2年度の「「九州地区難聴・言語障害教育研究会大分大会」の
第2分科で発表予定の須崎典子先生から、現段階で考えていることや悩み等を伺いまし
た。
第1回学校代表者会・研修会
令和元年6月28日(金)に「宮崎県特別支援教育研究連合 聴覚・言語障がい教育研究部会」が、みやざき歴史文化館で行われました。
【日程】
① 開会行事
② 学校代表者会(総会)
③ 事例発表「赤江小学校ことばの教室 実践報告」
発表者 吉本 聖子 教諭
④ 閉会行事
【内容等】
学校代表者会では、平成30年度事業報告や決算報告及び監査報告、令和元年
度事業計画案審議等が行われました。
事例発表では、赤江小学校吉本聖子先生から、実際に子どもと指導者のやりと
りをやって見せてくださったり、タオルを使った「犬のマスコット」の作り方を
教えてくださったりと、アイデアいっぱいの実践内容を教えていただきました。
すぐにやってみたくなる実践ばかりでしたので、先生の実践を参考に明日からの
指導に活かしたいと思いました。
宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第1回研修会
【研修日程】
① 開会行事
② 総会
③ 講義「これからの特別支援教育と難聴・言語障がい通級指導教室」
講師 宮崎県教育研修センター 教育支援課 教育相談担当
後藤 あらた 指導主事
④ 講義「構音指導の実際」
講師 元富田小学校 ことばの教室担当 山下 優子 先生
⑤ 専門部会
【内容等】
午前は、宮崎県教育研修センターの後藤あらた指導主事からご講義いただきまし
た。通級による指導に関する国の最新の動向や県の動向についてお話を伺うことが
できました。
午後からは、長年本県のことばの教室にてご活躍されていた山下優子先生から、
構音指導について具体的な内容を演習を交えながら伺うことができました。自分
の教室に通う児童のことを想いながら講義を受け、より一層自分自身の専門性を高
めていかなければと思いました。
専門的な内容や実践にふれることができ、有意義な一日を過ごす事ができまし
た。
第5回研修会
第5回研修会
平成31年2月22日(金)に、第5回研修会が行われました。
今年度最後の研修会では、1年間の実践をまとめる実践事例集の作成と発表や、来年
度に向けて各専門部会、全体会を行いました。
実践事例の発表では、言語発達遅滞、構音指導、吃音等の内容に合わせて小グループ
を作り、これまでの実践について発表し合いました。小グループで行ったことで、具体的な
指導について詳しく話を聞くことができました。
各専門部会では1年間の反省をまとめ、全体会では来年度に向けての引継ぎを行いまし
た。来年度からは、2021年の九州地区難聴・言語障がい教育研究会宮崎大会に向けて
の活動も始まります。
この1年の研修を通して先生方と学んだことを生かし、子ども達と共に成長していきたい
と思います。
第4回研修会
【研修日程】
① 開会行事
② 専門部会及び報告会
③ 平成31年度九難言福岡大会レポート検討
「構音に誤りがある子どもをどうとらえ、どう支援していくか」
~子どもがで実感できる指導の工夫をめざして~
都城市立明道小学校 ことばの教室 関屋 香代子 先生
④ 講義 「通級指導教室の指導の在り方」
講師 国立特別支援教育総合研究所情報・支援部主任研究員 滑川 典宏 氏
⑤ 閉会行事
午前中は、明道小学校の関谷先生の九難言福岡大会のレポート検討を中心に研修を行いました。[ス・ツ・ザ・ズ・ゼ・ゾ]音に置換があり、サ行・ナ行に歯間化構音の見られる児童に対する構音指導ついての報告でした。指導の実際の「主体的に構音改善の練習を行うための指導の工夫」や「構音の改善を促すための指導の工夫」を中心に活発な質疑応答が行われました。
午後からは、「通級指導教室の指導の在り方」と題して、国立特別支援教育総合研究所情報・支援部主任研究員 滑川典宏先生による講義がありました。「宮崎県の難聴・言語障がい教室の先生方が担当者として大切にしていることは何ですか」という問いかけから始まり、「自分が通級に来て良かったこと」等ご自身の体験談を交えながら、支援に関わる教師にとって必要な子どもの多様な見方や子どもに向けるまなざしの大切さ、子どもへの関わり方について教えていただきました。途中休息を挟み、3時間30分あまりという長時間でしたが、内容の濃さからアッという間に過ぎてしまった気がします。
今日の講義で学んだことを、さっそく実践で生かしていきたいと思います。
滑川先生、本当にありがとうございました。
宮崎県特別支援教育研究連合 聴覚・言語障がい教育研究部会第2回研修会
平成30年11月30日(金)に、「平成30年度宮崎県特別支援教育研究連合 聴覚・言語障がい教育研究部会 第2回研修会」が、宮崎県立延岡しろやま支援学校にて行われました。
【研修日程】
①開会行事
②聴覚障がい教育部門の授業見学
③事例発表
「ことばと学ぶ力を育む通級指導教室を目指して
~学級担任や保護者と連携するための手立てと工夫を通して~」
川南町立川南小学校 ことばの教室 須賀田 和子 先生
④説明
「延岡しろやま支援学校聴覚障がい教育部門について」
部門主任 黒木 光博 先生
⑤講演
「構音障がいのある子どもたちの理解と支援」
九州保健福祉大学言語聴覚療法学科 言語聴覚士 戸髙 翼 先生
⑥閉会行事
聴覚障がい教育部門の授業見学では、子どもたちが季節に関する制作をしている姿やICTを活用した教科学習の様子をみることができました。事例発表では川南小学校の須賀田和子先生が、子どもの分析・自己分析をもとに考えられた指導の手立てと工夫、保護者や学級担任との連携に努められたこまやかな実践を報告してくださいました。午後の九州保健福祉大学の戸髙翼先生の講演では、構音障がいの基本的な知識の部分だけでなく、実際の構音評価のポイントや指導方法、教材・教具などを伺うことができ勉強になりました。このように、たくさんの情報を得ることができ、大変充実した研修会となりました。
事務局として運営してくださっている宮崎県立都城さくら聴覚支援学校の皆様、会場の宮崎県立延岡しろやま支援学校の皆様、ありがとうございました。
第3回研修会
午前中は、専門部会が行われました。専門部ごとに今後の取り組みの検討や確認を行いました。
午後からは、はじめに、宮崎市総合発達支援センターで言語聴覚士として御活躍されている原澤奏子先生を講師にお招きして「側音化構音指導の実際」とのテーマのもと、ご講義いただきました。構音指導について原澤先生からご講義いただくのは、今年度2回目でした。今回も「新版 構音検査」を基に専門的なお話を伺うことができました。原澤先生は、側音化構音指導にあたって、舌の緊張を取ることの大切さを繰り返し話されていました。子どもとの信頼関係を基にリラックスさせながら、脱力したやわらかい舌を使って、正しい構音点や構音方法を身につけさせていくことの大切さを学ぶことができました。
つぎに、平成31年度九州地区難聴・言語障がい研究大会福岡大会に向けてレポートの検討を行いました。福岡大会は、都城市立明道小学校ことばの教室の関谷香代子先生が第1分科会(構音)の提案者となっています。これまでの取組の報告を受け、会員間で意見交換を行いました。関谷先生の子どもと共にある丁寧な指導を学ぶことができました。
専門的な内容や実践にふれることができ、有意義な一日を過ごすことが出来ました。
第42回 九州地区難聴・言語障害教育研究大会 佐賀大会
7月30日(月)に予定されていた大会1日目(開会行事、総会、代表者会等)は、台風12号接近のため中止になり、2日目のみの開催となりました。2日目については、当初は分科会のみの予定でしたが、講師の先生のご厚意により、日程を変更し、1日目に行われる予定であった記念講演も行われることになりました。
宮崎県からは14名の参加でした。
大会主題は、「これからの難聴・言語障害教育のあり方を考える~子どもや保護者のニーズに応える支援や連携をめざして~」でした。
記念講演では、東京都杉並区立済美教育センター指導教授と早稲田大学教育・総合科学学術院非常勤講師を兼任されている月森久江先生より
「つまずきのある子どもたち(発達障害)への指導・支援の在り方~認知の偏りと子どもの特性について~」を演題としたお話を伺いました。
ボーダーラインの子どもたちも含め、つまずきのある子どもたちに対する見取り方や関わり方、指導・支援方法を具体的に提示していただく中に、月森先生の温かい眼差しや熱い思いを感じるお話でした。
分科会は、「構音」「吃音」「言語発達」「聴覚」「連携」の5つに分かれて行われました。
そのうち、第1分科会「構音」において、本県の高鍋町立高鍋東小学校の三角由美教諭が「構音に歪み音がある児童に対して、どのように指導・支援していけばよいか~主体的に練習する中で、改善の定着を促し、日常の会話につなげる工夫を通して~」をテーマに報告しました。司会は、宮崎市立赤江小学校の吉本聖子教諭でした。助言者である佐賀整肢学園からつ医療福祉センター診療部リハビリテーション課技術監の橋本紀子先生のミニレクチャーもあり、充実した研修となりました。
第2回研修会
平成30年6月29日(金)みやざき歴史文化館において、第2回研修会行いました。講師に都城さくら聴覚支援学校の高橋直樹指導教諭をお迎えし、「難聴・言語障がい通級の在り方」についてお話いただきました。内容としては、「1 通級指導の対象となる児童の実態」、「2 通級指導教室における指導・支援の考え方」、「3 通級指導に関する情報として」の3つの観点からお話下さり、「1~3才までの個人差が大きい。ことばが育ちやすい環境をいかにして作るかが大切」とのお話でした。また、九州保健福祉大学の戸高翼先生による「言語発達障がいの評価に使用することが可能な検査リスト」も提供していただきましたので、目の前にいる子どもたちへの指導・支援につなぐために、役立てていきたいと思います。
専門部会・全体会の後、平成30年度九難言佐賀大会に向けて、高鍋町立高鍋東小学校ことばの教室の三角由美先生のレポート発表や来年度の熊本大会に向けての提案がありました。参加された先生方との質疑応答では、活発な意見交換が行われました。
午前中は、平成30年度宮崎県特別支援教育研究連合聴覚・言語障がい教育研究部会第1回学校代表者会・研修会が行われ、総会の後、「児童の自立を促すための支援と連携」と題して、えびの市立加久藤小学三浦弘子先生が事例発表されました。
先生方の素晴らしい実践に触れ、有効な指導・支援についての情報交換の機会となり、有意義な一日となりました。
平成30年度宮崎県ことばを育む親の会キャンプ(日帰りレクリエーション)
午前中は、タマネギの皮を使ってエコバッグを草木染めしました。ビー玉や輪ゴムで模様作りをして、染色、触媒、水洗いを繰り返すときれいな黄色に染まりました。道具を外すと、きれいな模様が出来上がっていて、歓声が各テーブルから上がっていました。
午後からは、子ども達はチャレンジラリーでミニゲームを、保護者の方は親の会総会と・情報交換会を行いました。子ども達は、楽しい時間を共有できたようでたくさんの笑顔が見られました。保護者の方は、日頃の様々な思いを情報交換し、新たなつながりができたところも多かったようです。
年に1回のこの会ですが、とても充実した会になりました。
平成30年度 第1回研修会
午前に総会が行われ、本年度の本会の活動について協議いたしました。
その後、宮崎県教育委員会 特別支援教育課の井上秀和指導主事よりご講義いただきました。特別支援教育の最新動向、高等学校における通級による指導の制度化、そしてこれからの通級による指導について具体的なお話をお伺いすることができました。
午後からは、宮崎市総合発達支援センター 言語聴覚士の原澤奏子先生より「構音指導の実際」と題しまして、ご講義いただきました。「新版 構音検査」を基に丁寧にご説明いただきました。経験や勘でなく、科学的な根拠に基づいた指導の大切さを教えていただきました。
最後に、専門部会を経て、閉会となりました。
本年度も計5回の研修会を予定しております。
会員一同、お互いの横のつながりを深めるとともに、より一層の専門性の向上を目指していきたいと思います。
「第2回みやざき吃音のつどい」のご案内
「第2回 みやざき吃音のつどい」のお知らせを紹介します。
日時 : 2018年3月24日(土) 12:30~15:30(受付12:00~)
場所 : みやざき NPO・協働支援センター
(JR 宮崎駅前 )
〒880 -0811
宮崎市錦町 1-10 宮崎グリーンスフィア壱番館(KITEN)3F
* たくさんのご参加をお待ちしています。
案内はこちら
第2回みやざき吃音のつどい.pdf
<宮崎県内のことばの教室、きこえの教室の先生方へお願い>
上記の案内文書を印刷の上、通級児童および関係の方へ
配付お願いします。
2月19日 宮崎市ことばの教室グループ学習
2月19日月曜日
第5回宮崎市ことばの教室グループ学習を行いました。
今回の内容は、次の通りです。
① アイスブレーキング
② 自己紹介
③ 吃音クイズ、話し合い
④ 卒業おめでとうメッセージ~この春、中学校に進学する6年生に
メッセージを伝えることができました。
⑤ 振り返り
⑥ 永山校長先生のお話
振り返りでは、
○ 最後のグループ学習でした。一回一回学習が楽しみでした。
ここで学んだ ことを、これからの中学に生かしていきたいです。
1年間、ありがとうござ いました。(6年)
○ 最初は、みんな緊張していてあまり話してなかったけど、1年間を
通して仲良くなれたのでよかったです。 5年さいごのグループ学習
が笑顔で終われてよかったです。 6年生になったら、司会をするの
で、楽しく進行できればいいと思いました。(5年)
○ ずっと吃音なおるかなと思っていたけど、グループ学習をして、気持ち
がほぐれました。(2年)
○ 話し合ってわかったことがあって、よかったです。また、話し合いたい
です。(3年)
などの感想がが出ました。
今回のグループ学習は、子どもたちの中で話し合いが進められ自分の考えを伝えたり、友だちの話を聞いたりする姿が印象的でした。
第5回研修会
午前中は平成29年度に取り組んだ各校の実践事例集作成を行った後、九州地区難聴・言語障がい研究大会佐賀大会の第2回目のレポート検討を行いました。
佐賀大会では、高鍋東小の三角由美教諭が「構音に歪みのある児童に対して、どのように指導・支援していけばよいか~主体的に練習する中で、改善の定着を促し、日常の工夫につなげる工夫を通して~」について報告されます。検討会では、資料についての改善点や「主体的と意欲的」などの言葉の使い方について提案がなされました。
午後からは、専門部会での話し合いと事例研究が行われました。
専門部会では、今年度の反省と次年度の活動の確認を行いました。本年度は、2年間担当する中の1年目ということで、次年度も部がかわらないため各部ともスムーズに話し合いを進めることができていました。また、事例研究会では、構音や吃音、難聴等のグループに別れ、それぞれのグループで実践上の疑問や課題を出し合い、それについて話し合う中で明日からの指導のヒントをもらうことができました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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