日誌

カテゴリ:中学校

川南町国光原中学校で、キャリア教育プログラムの支援活動を行いました

今日は、コーディネーターの福島がサポーターとして関わっている児湯郡川南町の国光原中学校で、1年生の調べ学習の中のプログラム「共創的コミュニケーション 体験して使ってみよう」が実施されました。

12月の発表までに、地域の方と関わり進めていくことを計画されている中、地域の方から様々な角度で深くヒアリングするスキルを身につけることを目指しています。

まずは2人でペアになり、「否定」「肯定」のワークを実施しました。
一人が「〜しよう」と声をかけ、もう一人が「やだ」「いいね」を返し続けます。「やだ」と言われ続けた時、言い続ける時の気持ち、そして「いいね」と言われ続けた時、言い続けた時の気持ちに目を向け、覚えておいてもらいました。

次に、「Yes, And」のワークを実施し、一人が「〜しよう」と声をかけたら、もう一人には「いいね。じゃぁ、〜しよう」とさらに提案を乗せてもらいます。

それぞれのワークをやってみて、どんな風に展開して行ったか、どんな気持ちだったかを共有する時間をとりました。

・やだ、っていうときは申し訳なくなった。
・やだ、と言われ続けるのは苦しくて途中で言えなくなった。
・いいね、と言われると受け入れられていると感じた。
・いいね、の後に提案が出てくると、さらにアイディアが発展すると感じた。といった感想が出てきました。

最後に、「間違ってもいい」を体感できるワークも実施し、生徒たちも大変盛り上がりました。

同校には、コミュニケーションのワークのため、フェイスシールドのご準備もいただきました。おかげさまで安心してワークも楽しんでいただけました。

講話の様子
(文責:福島)

南郷中学校のプロジェクト型学習にて特別授業を行いました!

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業を行いました。
南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
近くにある南郷プリンスホテル様のご協力により、制作したものの中で優秀なものは、ホテルのロビーで放映&配布をしていただけることになっています。

今回はこのプログラムの一環で、映像制作などを手掛けるメディアクリエイトクリエイトあんばらんすの三輪洋平さんと、WEBデザインやライター、カメラマンなど様々な制作を行う企画制作はるうた商店のよしだなほさんにお越しいただき、特別授業をしていただきました。

まず5時間目はメディア制作のプロであるお二人から「伝える」仕事をする際に大事にしていることや良いものを作るために取り組んでいることなどのレクチャー。私がインタビュアーとなってお二人に質問をする形で進めました。
6時間目は、リーフレットを制作するグループと、動画を制作するグループに分かれ、それぞれ制作する上での具体的な手順や注意点を学びました。

このプログラムでは、全体の授業デザインからワークシートの作成、協力企業である南郷プリンスホテル様の紹介や今回の講師の調整など、あらゆる面でコーディネーターとしてお手伝いをさせていただいています。
(文責:羽田野)

三郷町3校の修学旅行の事前学習に動画で参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が、三郷町の3つの中学校(美郷南学園、美郷北学園、西郷中学校)が合同で行う修学旅行の事前学習会に動画で参加をしました。

新型コロナウィルスの影響で修学旅行先が県内になったことを受け、新しい修学旅行の形を模索されている三郷町の中学校。日南市に行ってまちづくりの事例を学ぶ予定とのことで、日南市にどんな取り組みがあり、どんな特徴があるのか、今回はキャリア教育のコーディネーターというより、日南を選んだ移住者の一人としてお話をさせていただきました。

本来であれば現地でお話したかったのですが、どうしても都合がつかず、事前に動画を撮影して流していただく形での講話となりました。


(文責:羽田野)

東郷中学校の3年生によのなか先生の授業を行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立東郷中学校の3年生にキャリア教育の授業を行いました。
日南で活躍されている4名の社会人の方をよのなか先生としてお招きし、「人生の転機」をテーマにパネルディスカッション。コーディネーターは企画&進行役です。

お越しいただいたのは、児童発達支援に取り組むNPO法人HappyCrayonの事務局長であり、障がいを持つ人の働く場としてconys caféを昨年立ち上げられた齋藤美奈子さん、日南市役所の健康福祉部長寿課で行政の立場から医療福祉を支える中田歩さん、永野建設株式会社代表取締役の永野伸弥さん、いちごがり写真館「くらうんふぁーむ」の運営を始め、農業や地域づくり、大道芸人と幅広く活動されている渡邉泰典さんの4名。

5時間目にパネルディスカッションを聞いた後、6時間目はさらに話を聞きたい人を囲んでの質疑応答。20分×2ターンでじっくりお話を聞きました。

・同じ質問に対して、4人それぞれの考えがあっておもしろかった。
・今の自分と違った考え方ばかりで、そのときにできた目標に向かって努力していることが参考になりました。
・夢のとおりにいかなくてもどう考えていくかが大切で、悩みすぎないことも大切だと思った。
・AI等が発達・普及してきても人にしかできない仕事がある。と言われて納得した
・どこで働いているかではなくてどうやって働いていくのかが大事なんだと思いました。
など様々な感想が聞かれました。

多様なゲストの方それぞれのお仕事に至った経緯ややりがいなどを伺うことで、進路への向き合い方や仕事の捉え方について考える機会になったのでは、と思います。


(文責:羽田野)