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西都市内中学校1年生合同で「キャリアみらいゼミ」が開催されました①
西都で暮らし働くことの意義や魅力、その前段階としての高校での学びの在り方などについての理解を深めるとともに、将来における自己実現や社会貢献、進路実現について考える「キャリアみらいゼミ」が、今年も西都市内中学校1年生を対象に行われました。
広い西都市内にある、妻(つま)中学校、三財(さんざい)中学校、都於郡(とのこおり)中学校、穂北(ほきた)中学校 銀鏡(しろみ)中学校、三納(みのう)中学校の1年生が一堂に会する貴重な学びの場。
長文となるため、2回に分けて報告したいと思います。
オープニングムービー、橋田市長あいさつ、来賓紹介から開会式が始まりました。
その後、「マインドセット」をテーマに、穂北中学校・竹下校長先生、銀鏡中学校・黒木先生、宮崎県教育研修センター・草刈指導主事によるトークセッション。
・なぜ西都市ではこのキャリアみらいゼミをはじめ、さいと学に力を入れているのか?
・これから身につけていきたい力と、その理由となる社会的背景
・この学びのねらい、参加する1年生にどんな気持ちで参加してほしいか
・次のプログラム「ハイスクール・クエスト(妻高校校長先生、現高校3年生3名登壇)」でつかんでほしいこと
について、聞き手・西都市教育委員会・笠主査より問いかけがされました。
さいと学の理念にひもづく様々な活動を振り返ることで、一人一人が自分のキャリアプランを練り上げていってほしい、というメッセージや、午後の地域人材からの学びでは「ぜひ、生き方に着目してほしい」というメッセージが生徒たちに送られ、まさに午前・午後と続くこの会のマインドセットとなる時間でした。
続いて、【第一部 ハイスクール・クエスト】。
西都市内唯一の高校で、100年を超える伝統校・県立妻高校より、三浦校長先生、3年生の黒木さん(普通・文理科学コース)、池迫さん(情報ビジネスフロンティア科)、飛賀さん(福祉科)が登壇し、「高校とはどんな力を伸ばすところなのか?」についてお話されました。高校とはそもそもどんな場所なのかといった全体的な視点からの話や現役高校生のリアルな声も聞ける場となっていました。
特に、「もし、もう一度中学生に戻れるとしたら?」との問いに、高校生全員が「勉強を頑張りたい」と答えていましたが、その理由は一人一人さまざま。
「自分の長所を書くときに困った。いろんな経験をしておけば、もっと自分を発見できたかもしれない」「計画性をもって取り組む訓練をしておけば良かった。スケジュールを立てるときに、生徒会や部活動の予定がかぶったり、長期休暇中の課題を後にためたりしてしまった」という実体験をもとにして語られるエピソードは、多くの中学1年生に刺さったのではないかと思いました。
会場にいる1年生からは「高校で身につけた力は?」「集中できる勉強方法は?」という質問があがっていました。
午前の部最後は、【第二部 マイタウン・クエスト】。
毎年、西都市内地区を超えた歴史文化に深く触れる学習の機会となっているこの会。今年のテーマは「日本最強の城と都於郡」。
都於郡中の生徒による調べ学習の発表から始まり、地形を利用した攻めと守りの城となっていることや、もしも、大きな勢力となっていた伊東氏(都於城)が伊東氏VS島津氏の戦いで勝っていたら・・・という仮説が津曲社協係長より語られました。都於郡では学校で甲冑を実際に作る学習があるなど、地域の歴史を体感的に学ぶ機会もあるようですが、地区外に住む中学生にとっては初耳な内容も多かったようです。
また、伊東マンショ(満所)については、以前飯牟禮氏がプロの漫画家へ依頼し制作された漫画を元に、有志で声優を集めて音声吹き替えをしたアニメーション動画で紹介されました。「わかりやすく生徒たちに届けたい」と時間をかけて今も続編の制作を進めているとのことでした。
ここで午前の部が終了。昼食を挟んで、午後の部開始です。
(西都市内中学校1年生合同で「キャリアみらいゼミ」が開催されました②へ続く)
高鍋町立高鍋東中学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催されました
近年、対話に関連する新書が多く出版され、企業における組織開発分野でも「対話」だけでなく、オープンダイアログ、ナラティブなど対話を意味する言葉がたくさん聞かれるようになりました。
雇用形態の多様化や、立場や背景の異なる人と共創する機会が増え、絶対解だけでなく、人の数だけ正解も正義もあるという前提で、最適解・納得解を合意形成をしながら共に創っていこうとする社会的な流れがあるように思います。
宮崎のキャリア教育においても、外部講師による講話型のプログラムも多く実施されていますが、年々対話型プログラムの実施数が増えています。
今年度、高鍋町内にある県立高鍋高校では「対話でぶつける日」が、
高鍋西中学校では「ひなた場」が開催され、いずれも対話を軸としたキャリア教育プログラムでした。
そんな中、12月7日(木)高鍋東中学校でも、1年生約120名向けに対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催され、46名の地域の大人が講師や先輩として集まりました。
ひなた場とは?
ひなた場は、中学校段階からのキャリア形成支援の取り組みとして、全県下の子どもたちが、宮崎で暮らし、働く意義を理解した上で、自分自身の進路や将来像を描くことができるようにすることを目的としたプログラムです。
従来から、社会人講話のような取り組みはありますが、一度に出会えるロールモデル(大人)の数が限られ、中高生とのマッチングも難しく、深く共感・理解・イメージするところに届いていません。
そこで「ひなた場」では、「対話」を軸に子どもたちと大人をつなげます。互いの人生を語り合うことを通して、憧れのロールモデル(大人)を見つけたり、気軽に相談できる少し年上の地域の先輩との関係をつくったり、自分自身の将来を深く考え、描いていく、そんな「きっかけ」を届けています。そのきっかけを届けてくれるのは、ナナメの関係にあたる地域の大人の皆さん。(ひなた場では、先生や保護者をタテの関係、友人をヨコの関係と表現しています。)
「入試のスタイルが変化し、進路も多様化してきました。子どもたちは、自分で情報を得て選んでいく力を身につけていく必要があります。」そう語るのは、1年生学年主任の先生。
そのためにも、子どもたちがなるべく早くに多様な生き方に触れ、自分の現状を知り、これからの生き方について考えられる機会を作りたいと考えられていたそうです。
ひなた場では、地域の大人との対話の前に、生徒はこれまで生きてきた過去を感情の動きと共にグラフ化した「人生グラフ」を作成します。自分の足跡や現状の確認ができる機会です。
また、ひなた場当日は、3名の大人の人生ストーリーを聞き、これから自分はどんな大人になりたいかを考える機会でもあります。
当日は、たくさんの地域の大人にご協力いただき、体育館、武道場、多目的室の3部屋を使っての開催となり、生徒たちが前のめりになって話を聞く姿や、生徒自身が考えながら話している姿がありました。
実施後、学年主任の先生と、講師・先輩を探してくださった高鍋町キャリア教育支援センターの森コーディネーターと振り返りを行いました。
学年主任の先生より
「目標ややりたいことを最短ルートで実現することが王道のように思えることもありますが、リアルな社会はまっすぐな人生というわけでもないですよね。失敗談を話してくださることで、生徒たちは回り道の多様さに触れられ、回り道をしたからこそ得られたものがあるなど、いろんな生き方があることにも気づけます。世の中には、こんな人になりたい!もあれば、あんなふうになりたくない、と感じる人との出会いもあるでしょう。そういったモヤモヤも、そう感じる自分はどんな人間なんだろう?と内省する機会になります。多くの人生の先輩方に関わってもらえて、本当に良かったです。3年生のO先生と、高鍋町キャリア教育支援センターの森さんが地域の方とつなげてくださったからこそ実現できたと思っています。」
高鍋町キャリア教育支援センター・森コーディネーターより
「高鍋町にこんなに子どもたちのことを一緒に考えてくれる素敵な大人がたくさんいるんだと再確認できました。高鍋いい町だなぁと改めて感じました。こんな積み重ねが、子どもたちの心の宝物になったら嬉しいですね。」
来年度も実施する方向でご検討されているようです。
引き続き、良い形で高鍋町キャリア教育支援センターと連携できればと思います。
<コーディネーター 福島>
西都市立三財中学校9年生が校内で探究活動の発表を行い、下級生へ楽しさ、やりがいを伝えました
毎年8月に西都市内中学校3年生を対象に合同で開催される、探究的な学びを学校を超えて共有する「さいと学アワード」。
(今年度のさいと学アワードについては、こちらから詳細を読むことができます)
西都市内6中学校では、各中学校で春から夏にかけて継続してきた探究活動について発表し、校内選考が行われ、生徒数に応じた数のチームが最終発表に出場することができます。
2022年からアワードは開催され、2年連続で最優秀賞に選ばれたのが三財中学校です。その三財中学校の探究活動の取り組みには、大きな特徴が2つあります。
1. 地域で年に一度開催される「へそまつり」というお祭りで、考えたアイディアを実践する場があること。
2. 「へそまつり」での実践後に、校内で再度、発表の舞台があること。
アワードに出場できるできないに関係なく、地域社会の中で実践の場があり、さらにブラッシュアップしたものを下級生に伝える場面が設定されています。(アワードで活動が終わらない仕掛けになっている)
今年の9年生は、4チームに分かれ活動していました。
高齢者にとって住みやすい西都とは、交通網が整備されているまちではないだろうか?と仮説を立て、高齢者にインタビューしに行ったところ「今の交通に不満はない。だけど、もっと子どもたちと交流したい」という声が聞こえてきたことを受けて、へそまつりでは、多世代が一緒に遊べるブースを出したチーム。
へそまつりの活性化には、広報の仕方を改善すべきではないかと考えたチームは、毎年へそまつりの看板を置いてある箇所を変更することを提案し、ポスターを改良し、さらには市内の防災無線を活用し配信を行いました。
そもそもへそまつりの活性化と言っても、毎年どんな世代の人がどれくらい来場しているのか調査していないことに課題を感じたチームは、へそまつりの出入り口に調査員を立たせて、年代や性別、来場目的を調査しました。
8月のアワードで最優秀賞を取った「ゴミに価値を」というテーマで活動していたチームは、通学路のゴミが拾っても拾ってもなくならないことから「ゴミに価値を感じる人が増えれば捨てる人は減るのではないか」と考え、一般家庭でもゴミに価値を感じてもらうために、ゴミの変化が見えて悪臭が出にくいコンポストはどうすればできるのかを実験し(生ゴミをポリバケツにいれ、毎日学校でかき混ぜ続けた)その実験から導いた簡易コンポストキットをへそまつりで限定20個配布しました。
これらの探究をとおして、何が自分たちにとって学びであったのかをまとめ、11月24日、6年生から8年生(中学校2年生)に4つのチームが発表を行いました。
全てのチームが、アワード前の校内選考時以降に大きな変化を遂げていました。
自分の言葉で何をやってきたのかを語ることができ、質疑応答もチーム内で話し合いながら対応していました。
これから高校生になる9年生。高校生活での探究も楽しんでほしいです。
高鍋町立高鍋西中学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催されました
高鍋町キャリア教育支援センターのコーディネーター・森様ともに準備を進めてきた対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が、11月10日、高鍋町立高鍋西中学校で初めて開催されました。対象は中学3年生約80名。
ひなた場は、中学校段階からのキャリア形成支援の取り組みとして、全県下の子どもたちが、宮崎で暮らし、働く意義を理解した上で、自分自身の進路や将来像を描くことができるようにすることを目的としたプログラムです。
従来から、社会人講話のような取り組みはありますが、一度に出会えるロールモデル(大人)の数が限られ、中高生とのマッチングも難しく、深く共感・理解・イメージするところに届いていません。
そこで「ひなた場」では、「対話」を軸に子どもたちと大人をつなげます。互いの人生を語り合うことを通して、憧れのロールモデル(大人)を見つけたり、気軽に相談できる少し年上の地域の先輩との関係をつくったり、自分自身の将来を深く考え、描いていく、そんな「きっかけ」を届けています。そのきっかけを届けてくれるのは、ナナメの関係にあたる地域の大人の皆さん。(ひなた場では、先生や保護者をタテの関係、友人をヨコの関係と表現しています。)
「小学校時代を含め、なかなか学校外の人と対話する機会も、講話で話を聞く機会も限られていた。」と話すのは学年主任の先生。
「だからこそ、ひなた場がどうなってしまうのかまだ予測がつかない」ともおっしゃっていました。期待と不安の両方がにじむ言葉。それでもやろうと踏み切ってくださったことが嬉しく、いい意味で期待を裏切りたい・・・と臨んだ当日。
高鍋町で働く大人を中心に、川南町、西都市、新富町、宮崎市から24名の講師にお集まりいただき、生徒たちが目の前の大人のリアルな声を前のめりで聞く姿が見られました。また、実施後のアンケートでは、ひなた場が役に立つと思うと回答した生徒が100%でした。
感想の一部を抜粋します。
「人生の先輩と自分の人生を話すことができ、自分の選択肢の1つになった。とても心に残った」
「自分がどんな人になりたいか、明確になった」
「良かった時だけでなく、失敗した時の話を聞けた。
何があっても立て直すことはできると言ってもらえた」
「こんな大人になりたい、という人に出会えた」
ひなた場で子どもたち自ら様々な気づきを得ていることが感想にも表れていました。
ひなた場の終盤
「みんな、お世話になった人生の先輩のところに挨拶しにいってきなー!」と生徒たちに声をかけた学年主任の先生。
対話してくれた班の先輩や、紙芝居の講師のところへ、嬉しそうに駆け寄っていった生徒を見て、こんなひなた場の終わり方もいいなぁと感じました。
(コーディネーター 福島)
延岡市立三川内中学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催されました
春から、延岡市キャリア教育支援センターとともに準備を進めてきた対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が、11月6日、延岡市立三川内中学校で初めて開催されました。対象は中学1年生〜3年生12名。
ひなた場は、中学校段階からのキャリア形成支援の取り組みとして、全県下の子どもたちが、宮崎で暮らし、働く意義を理解した上で、自分自身の進路や将来像を描くことができるようにすることを目的としたプログラムです。
従来から、社会人講話のような取り組みはありますが、一度に出会えるロールモデル(大人)の数が限られ、中高生とのマッチングも難しく、深く共感・理解・イメージするところに届いていません。
そこで「ひなた場」では、「対話」を軸に子どもたちと大人をつなげます。互いの人生を語り合うことを通して、憧れのロールモデル(大人)を見つけたり、気軽に相談できる少し年上の地域の先輩との関係をつくったり、自分自身の将来を深く考え、描いていく、そんな「きっかけ」を届けています。そのきっかけを届けてくれるのは、ナナメの関係にあたる地域の大人の皆さん。(ひなた場では、先生や保護者をタテの関係、友人をヨコの関係と表現しています。)
三川内の素敵な大人に子どもたちを会わせたい・・・
そしてちょっと視野を広げて、延岡の素敵な大人にも会わせたい・・・
中心となる先生のそんな熱い思いで、延岡市キャリア教育支援センターと共に準備を進められてきました。
通常ひなた場のプログラムでは、生徒は、これまで生きてきた過去を感情の動きと共にグラフ化した「人生グラフ」を用いて、自身のストーリーを語り、3名の大人のストーリーを聞くことができます。
今回、三川内の地域の大人と延岡の大人の方にお集まりいただき、生徒は必ず三川内の大人4名との接点がもてるようにプログラムのアレンジを行いました。
普段から関わりのある地域の方々の、違った一面に触れられたこと。
関わりがあっても、これまで話さなかったことを伝えられたこと。
また、なかなか話を聞けない獣医師やアスリート社員の方のお話に、真っ直ぐな眼差しで向き合う生徒の姿があり、大人、生徒双方に豊かな時間が流れているように感じました。
ひなた場の素晴らしさはもちろんですが、生徒の実態を知る先生の情熱、キャリア教育支援センターの人材コーディネート、そして来てくださった大人の皆様の自己開示と対話は
この場を構成する要素として不可欠です。
今後も、コーディネーターとして良いコラボレーションができるよう尽力します。
(コーディネーター 福島)
高岡中学校3年生向けに「これからの時代に身につけたいソーシャルスキル」をテーマに講演とワークを行いました
10月19日、高岡中学校3年生向けに「これからの時代に身につけたいソーシャルスキル」をテーマに講演とワークショップを開催しました。
目前に迫った「50周年記念」や「推薦入試・面接」等に活かすために、生徒一人一人が、場(空気)の作り手であることの体感を通して、日常の様々な場面でふさわしい振る舞いができる能力(ソーシャルスキル)を身につけることをねらいとして企画されました。
コロナの影響で学校以外の人との繋がりが希薄になり、ソーシャルスキルを身に付ける必要性を感じておられる先生からご相談をいただいたのがきっかけです。
今回はDisneyピクサー社の組織開発研修でも取り入れられている応用インプロ(応用・即興演劇)の手法を使って、ソーシャルスキルの学習を行いました。
即興演劇では、台本も打ち合わせもなくその場で生まれたアイディアを受け入れ、共創しながらストーリーを作ります。
人とのリアルなコミュニケーションも同様で、進行台本はありません。目の前の人やチームを観察し、その状態をまるごと受け入れた上で自分のコメント、アイディア、アクションを重ね、共創していくことが大切です。
即興演劇に基づいた応用インプロを活用することで、リアルなコミュニケーションについて、体感的な学びを得ることができます。
最初に先生からソーシャルスキルトレーニングの導入の目的についてご説明していただきました。
相手に良い時間を与えるためには、リアクションをすること、相手を観察することが重要で、今回のソーシャルスキルトレーニングでは観察を大切にして、観察から感じたものを、そのまま表現してほしいというお話をしてくださいました。
今回は各クラスの担任の先生にもファシリテーターとして加わっていただき、応用インプロのワークを通して、リスクをとってチャレンジしても大丈夫と思える空気づくり、失敗をしても受け入れられる、フォローしてもらえると信じられる体験の場を作っていきました。
また先生たちには「好きなもの/推し」を事前に考えおいていただき、クラスの中で発表していただきました。
生徒たちもリアクションをしながら、好きなものを楽しく話す先生の話を夢中で聞いていました。生徒たちも普段接している先生の新たな一面を見ることができたのだと思います。
先生が加わってくださったことで、場の雰囲気も盛り上がり、教室の外にまで楽しい声が聞こえていました。各クラスの担任の先生がスキルを活用してファシリテーションしてくださることで、先生と生徒の繋がりが深まる時間になったと感じています。
今後もソーシャルスキルの学びを通して、相手に良い時間を与えることについて考える機会を先生方と一緒に作っていきたいと思います。
(コーディネーター 福島)
高岡中学校で3年生向け「進路ガイダンスに向けた1学期の振り返り」の講話・ワークショップを実施しました
高岡中学校では3年間を見通してキャリア教育の計画を立てられています。
育成したい生徒像や、年間で予定されている学校行事に関連付けてキャリア教育を実施されているだけでなく
定期的に生徒たちにどんな影響があったのかを測っている点も特色の1つです。
今回は11月に行う進路ガイダンスの事前準備として、1学期を振り返るための講話・ワークショップを行いました。
中学校生活も残りわずかとなり、受検(験)に向けての準備が進んでいきます。
進学先を決める際、成績だけで決めてしまうことがあるかもしれません。
しかし「自分が何を実現したいのか?」を明確にし、
高校の特色と照らし合わせて決めるという選択肢もあります。
夏休み中にいくつかの高校のオープンスクールに足を運んだ生徒たち。
また2学期が始まって約1ヶ月が経とうとする中、
自身が望んでいることやキャリアや進路選択を考えるための振り返りワークを行いました。
「1学期を振り返って特に印象深い出来事」
「中学校生活でやりきりたいこと」
「高校でやってみたいこと」などの問いについて考えました。
生徒たちは悩みながらも一生懸命、答えを書いていました。
従来の“学校推薦”から“自己推薦”に制度が変わり、生徒自身が自己PRを作成します。
こうした問いに答えることは、高校入試にも役立ちます。
また自分の考えを言語化したり、自分自身の良いところや強みに気付く機会にもなります。
受検(験)を控えた難しい時期ですが、生徒たちが自己決定の認識がもてるよう、今後もサポートして参ります。
(コーディネーター 福島)
高岡中学校2年生に職場体験に向けた事前学習を行いました
高岡中学校では9月末に「高岡夢パークⅡ」で仕事に触れる体験学習を行います。
今回は2年生80人を対象に、事前学習として、ワークショップ形式で仕事について考えました。7月に実施した「どういう大人になりたいか」のワークをさらに深めていきます。仕事や働くことへの理解を深め、体験学習をより有意義なものにすることを目的として実施しました。
ワークショップでは、会社とは?仕事とは?学校との違いは?など様々な問いの答えを用紙に記入してもらいました。
そしてクラス全員で知っている企業の名前を黒板に書き出し、その後、各クラスで交流しながら、どんな企業の名前が挙がったのかを共有していきました。
名前が挙がった企業の中から会社を選び、お客様のため、一緒に働く人のために貢献できることを考え、自分がチャレンジすることや「なりたい大人への一歩」を書き込みました。生徒同士が意見や情報を共有することで、仕事に対する考えが広がっている様子を感じ取ることができました。
体験学習を通して、生徒自身が将来の仕事や社会への関わりに興味・関心を持って「なりたい大人」へと近づいてほしいと願います。(コーディネーター 福島)
昨年に続き、西都市内6中学校の学びの共有「さいと学アワード」2回目が開催されました
今年で2年目となる、「さいと学アワード」。
「さいと学アワード」では西都市内6中学校(妻中学校、三財中学校、穂北中学校、都於郡中学校、三納中学校、銀鏡中学校)が学校の枠を飛び越えて、探究活動の学びを共有しています。
学校選抜で選ばれたグループの中から決勝まで勝ち抜いたグループが「さいと学アワード」で発表を行います。
審査員には妻高校3年生や教育委員会の方々、他にも様々な有識者の方が参加されました。
西都市にある中学校の生徒たちが地域の課題発見と解決のため、それぞれの視点で試行錯誤を繰り返し、取り組んできました。
優勝に輝いたのは、三財中学校。
ゴミ問題の解決に向けて、PDCAを繰り返した継続的な取り組みに賞賛の声が上がりました。
中でも「この探究には愛がある」という審査員の言葉が印象的でした。
探究活動の中で、問い作りから始め、仮説を立て、実行し、その結果に基づいて問いを作り直すというPDCAのサイクルを回しながら、課題解決に励んできました。
はじめに取り組んだのは住みやすい街にするためのゴミ拾いでした。多くの人にこの活動に参加してもらうための呼びかけも積極的に行なっていました。しかしゴミ拾いを繰り返す中で、拾い続けてもゴミが落ちている状況を目の当たりにします。さらに街を綺麗にするためには、「ゴミに価値を感じてもらうことが大切である」という答えに辿り着きました。
「普段なら捨ててしまうゴミも価値のあるものならば捨てない」という仮説のもと、堆肥農家へのインタビューも行いました。ゴミ問題を解決する取り組みの一つとして、コンポストを制作し、地域のお祭りではコンポストキットを販売する計画も立てています。(コーディネーター 福島)
社会人34名の方にご協力いただき、宮崎市立高岡中学校1年生を対象に「ひなた場」が開催されました。
昨年度2月から、宮崎市教育委員会とともに準備を進めてまいりました
対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が、
宮崎市立高岡中学校で初めて開催されました。
ひなた場は、中学校段階からのキャリア形成支援の取り組みとして、
全県下の子どもたちが、宮崎で暮らし、働く意義を理解した上で、
自分自身の進路先や将来像を描くことができるようにすることを
目的としたプログラムです。
従来から、社会人講話のような取り組みはありますが、
一度に出会えるロールモデルの数が限られ、中高生とのマッチングも難しく、
深く共感・理解・イメージするところに届いていません。
そこで「ひなた場」では、「対話」を軸に子どもたちと大人をつなげます。
互いの人生を語り合うことを通して、憧れのロールモデルを見つけたり、
気軽に相談できる少し年上の地域の先輩との関係をつくったり、
自分自身の将来を深く考え、描いていく、そんな「きっかけ」を届けています。
そのきっかけを届けてくれるのは、ナナメの関係にあたる地域の大人の皆さん。
(ひなた場では、先生や保護者をタテの関係、友人をヨコの関係と表現しています。)
今回、地元の協力企業や事業所で働く大人の皆様やPTA会長、副会長など
19事業所 34名の方々にご協力いただきました。
事前に「人生グラフ」「人生紙芝居」の作成をしてくださった地域の皆さんの
ご協力があったからこそ、この場が叶ったのですが、その大人の皆さんが
「地元活性の場になったと思う」
「自分が子どもの頃に、ひなた場のような機会があれば自分の進路も違ったかもしれない」
「自己開示することで、生徒たちも話をしてくれた」
「大人が自分を見つめ直す貴重な機会だった」
「生徒と対話する中で、我が子と重なっていろいろと考えた」
「以前関わった生徒がおり、覚えていてくれて嬉しかった」と口々に感想を共有してくださいました。
大人も子どもも、学校もともに育ちあう姿を見せていただき、
温かい空気の中で終えることができました。
余談ですが、高岡中学校の先生も、自ら人生グラフを書いていただき
道徳の時間で生徒たちにお話ししてくださったそうです。
いつも教わっている先生のことは知っているつもりでも、
ここまでの人生や背景に触れる機会はなかなかなく、「先生」「生徒」という役割を傍に置いて
一人の人間として知り向き合う、さらに豊かな関係性を育んでくれるきっかけになるのではと感じました。
また、生徒たちは「どんな大人になりたいか」をテーマに作文を書くそうです。
いちイベントではなく、学びのつながりの中でひなた場を活用していただき、ありがとうございます。
今後も、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」をとおして、お役に立てれば幸いです。
西都市立三財中学校9年生へさいと学オリエンテーションを実施しました
8月初旬に総合的な学習の時間(西都市では、さいと学と呼んでいます)の学びを、
学校を超えて共有し合う「さいと学アワード」を昨年より開催している西都市立中学校。
今回は、三財中学校9年生へさいと学オリエンテーションとして
講話とワークショップを実施しました。
まず最初に、総合の時間担当のT先生より
さいと学をとおして身につけてほしい力について解説いただきました。
7年生の時から彼・彼女たちの成長を見守ってきたT先生ならではの視点。
まるで背中を押してくれるような、応援メッセージのようでした。
次に「さいと学」の探究的な学びについてと問いを持つことを
ライフデザインの観点から少しお話しさせていただき
興味関心のあるテーマを見つけるための事前ワークを実施しました。
「問い」と聞くと構えてしまいがちですが、
本来私たちは小さい頃から、これってなんだろう?なんで?・・・など
自然に「?」が浮かぶ時期があったはずです。
大きくなるにつれて、いつしか「?」を閉じてしまったのかもしれません。
興味関心のあるテーマを活用して、
ワクワクしながら疑問に思うことから再スタートできれば
数ある「?」の中に探究したくなる問いを見つけやすくなるのではと思います。
8月のアワードに向けてだけでなく、9年生のさいと学は始まったばかり。
活動がより一層深まり、生徒たち一人一人が没頭したくなる仕掛けの
サポートができるよう、引き続き伴走してまいります。
川南町立国光原中学校1、2年生向けよのなか教室を開催しました
川南町立国光原中学校で1年生2年生約87名向け、キャリア教育講話が開催され
(1)これからの社会の流れとそこで必要な力
(2)総合的な学習の時間を学ぶ意義
についてお話しさせていただきました。
日常の中に自分の生き方について考えるきっかけはたくさんあること
失敗も捉え方と向き合い方次第で、深い学びとすることができること
などをお話しさせていただきました。
最後に、Pixer社でも使われる応用インプロのまちがえチャレンジワークを実施。
「失敗」はなるべくしたくない、と事前に話していた生徒たちのイメージが変わり
みんなで失敗を賞賛する空気を作ることができました。
VUCAの時代と言われてはや数年が経ちました。
企業のトップや人事の方々の採用に関する情報を伺っていると
間違わないことよりも柔軟性を持って小さく失敗し、周囲と協働しながら
軌道修正する力を持つ人材が求められていることを感じます。
失敗から学習する経験や、他者とスキルを生かし合うチームビルドの経験を通して
多様な人と成果を出していくということはどういうことなのか
少しでも体験できる機会が提供できていたら嬉しいです。
銀鏡中学校で1〜3年生合同年間振り返りを実施しました
年間通して関わってきたまとめとして、
西都市の銀鏡中学校で年間の振り返りを実施しました。
キャリアパスポートのメッセージと各学年で
身につけたい力を定義している同中学校。
自己理解力・・・自分のよさに気づく力
人間関係形成・社会形成能力・・・思いを受け止める力
人間関係形成・社会形成能力・・・思いを伝える力
課題対応能力・キャリア・プランニング能力・・・チャレンジする力
として、さらに各学年で目標を設定しています。
5限目に、2月24日と2月28日で実施したよのなか先生や、
これまで接した社会人との学びの振り返りをした後、
年間振り返りとして、この「各学年で身につけたい力」について
自己採点し、対話をしながら深掘りをしていきました。
「何のために働くんだろう?」
「何があったら、自分は続けられるんだろう?」
「見通し力をつけたいけど、どうしたらいいんだろう」
といった問いが上がってきたので、
先生へのインタビューワークやもうすぐ卒業する3年生への
インタビューワークを取り入れ進めました。
同中学校には、昨秋の終わりから立志式に向けての準備で関わらせていただき
その後も3年生に学年が上がってから探究的な学びの支援や
また新しい2年生にも立志式で、1年生には仕事の話を聞くよのなか先生で
全学年へ関わらせていただきました。
成長を続ける生徒の皆さんと寄り添う先生方の支援ができるよう
これからも大人の一人として、
またキャリア教育コーディネーターとしてチャレンジしてまいります。
<文責:福島>
銀鏡中学校でさいと学実施。「ない仕事はつくる」について考える機会となりました。
西都銀上学園銀鏡中学校でさいと学(5限目、6限目)が実施され、
5限目はお隣である新富町地域おこし協力隊の岩本脩成さんが
仕事について話してくださいました。
宮崎出身の岩本さん。
幼少期に病気で長期入院した経験から、医療分野や健康に興味があり
宮崎市内の高校を卒業したのち、東京農工大学の修士課程に進み
化学メーカーで研究職に就きました。
ターニングポイントは、酵素の豊富な「青パパイア」に出会った時。
その驚く効能に魅せられ、起業を決意し、宮崎にUターン。
今では「パパイア王子」としてメディアにも露出していますが
はじめは営業も販売も、農業も未経験な状態からパパイアを育て始め、
現在は他の農家さんともタッグを組みながら
商品開発やより多くの人に知ってもらえる動きを取り、チャレンジを続けています。
実は宮崎県内で一番パパイアを生産しているのが西都市だそうで
生徒たちは、給食で食べたり、おうちに持ち帰ったこともあるそうです。
農業や食品に興味のある生徒たち以外も、
パパイア王子のチャレンジを続ける姿勢に注目していました。
6限目は、「優秀な人材を地域に戻す」をミッションに起業家・事業家への支援を行う
稲田祐太朗さんにお話しいただきました。
稲田さんは、延岡出身。現在は起業家・事業化支援を行なっていますが
ファーストキャリアは医療職である臨床検査技師。
そんな稲田さんのターニングポイントは、臨床検査技師として
若い方のご遺体と向き合ったときに自分の人生について考え直したことと
とある女性経営者からいただいた言葉だったそう。
起業家・事業家と社会的背景の関係についてもお話しいただき
抽象と具体を行ったり来たりしながら解説いただいたことで
生徒たちは「仕事」というものの理解を別角度から
捉えることができたのではないかと思います。
「僕たち中学生が今できることってなんですか?」という質問に対して
「地域課題を解決するって難しい。でも、今自分のいる場所の課題って
学校でも見つけられると思うんですよね。いつか地域課題を解決できる
人になっていくためにも、今いる場所でできることを探そう」
と返してくださいました。
まさに今年度3年生が取り組んだ地域探究活動とも通じるところがありました。
起業した人と、その起業家を支援する仕事をする人。
今回はそのお二人からお話を伺い、既存の仕事だけでなく、
ないものは作る、その人をサポートする立場もあることを
知っていただけたのではないかと思います。
岩本さん、稲田さん、貴重なお話をありがとうございました。
<文責:福島>
銀鏡中学校でさいと学実施。二川さんに「編集の仕事」について教えていただきました。
西都銀上学園銀鏡中学校でさいと学が実施され、
お隣である新富町地域おこし協力隊の二川智南美さんにお越しいただき
編集の仕事についてお話しいただきました。
二川さんは、群馬県の出身。大学卒業後、東京で雑誌やムック本などの
編集経験を経て、新富町地域おこし協力隊として着任され
現在は自治体広報誌をはじめ、広報観点で様々な町の仕事に携わっています。
この日は、実際に手がけられた特集本等をお持ち込みいただき
編集と一言で言っても、その時々の納期や人数などによっては
ライターやカメラマンも同時にこなすことがあるというお話や
「編集というのは、仕事の名前でもあるけれども
みんなも学んだことを自分の視点で切り取ってノートに書いたり
しているから、みんなも編集者なんだよ」というお話もありました。
手がけられた本を見て「この本見たことある!」「面白い!」
と言った声も聞こえていました。
これまでに、福祉関係の仕事について伺う機会のあった1年生の生徒たち。
今回、1年生から3年生までの参加できる生徒皆さんでお話を聞くことができ
資格が必要なお仕事と、資格よりも経験や興味関心を深掘りすることで
仕事のスキルが向上する仕事について触れることができました。
その後、コーディネーター福島によるワークショップを実施。
真っ白なA4用紙を2枚準備し、
1枚目に「知っている仕事で、いいなと思う仕事」をリストアップ。
1年生〜3年生の全員でリストアップした仕事を共有し
他の生徒があげた仕事でいいなと思ったものは、自分のリストにも追記。
次に、その中で特にいいと思う仕事を5つ選び、
その仕事のどんなところに魅力を感じているのかを記入してもらいました。
その後全体俯瞰し、自分が魅力を思っている要素に共通点がないか観察。
その共通点や、魅力と感じる要素から、逆に仕事を調べてみることを提案して
この時間は終わりました。
次週2/28は、さらに職業観が豊かになるような時間に一緒にできればと思います。
<文責:福島>
県立西都原考古博物館にて穂北中学校の立志式が行われました
2月21日午後より、宮崎県立西都原考古博物館にて
穂北中学校2年生34名(うち2名欠席)の立志式が行われました。
日頃より外部講師を招き、多くの方のストーリーに触れている穂北中学校。
立志式はあえて外部講師による講演は入れず計画されました。
保護者様が続々と集まる中、伊東校長先生によるお話は
この日の意味や意義を改めて考える機会となりました。
「竹 節ありて強し」
この立志式というのは、節目であり、自分と向き合う行事。
この自分と向き合う行事をどれだけ持てるかが
成長につながっていくんだ、というお話でした。
次に、職場体験学習で学んだことを生徒たちが制作したPR動画をお披露目。
うなぎの入船(飲食)、池水製材(木材加工)、大野屋(いちご農家)、
橋口農園(ピーマン農家)、有田牧畜産業(肥育・加工)、妻湯(温泉)
それぞれのPR動画が揃い、
伊東校長先生と県キャリア教育コーディネーターの福島が
「職場体験学習の前はどんな印象だった?」「どう変わった?」
「経営者の言葉の中で一番心に残った言葉は?」など
質問を投げかけて学びのタネを深掘りしました。
いよいよ立志の宣言。一人一人が漢字一文字に込めた思いを発表。
自分と向き合い、考え抜いた一文字をこの舞台で表現することは
教室や自宅でどんなに練習してきていても、
緊張ピークを自覚する時間だったことでしょう。
自分の番が近づくにつれ、心臓の音が聞こえるようです。
最後は、代表生徒2名と担任の先生とのクロストーク。
福島はファシリテーターをつとめました。
一人は「凛」という字を、もう一人は「明」という字を
書いていた二人。
たくさんの漢字がある中で、改めて調べたこともあったと思いますが
この一字に決めるにあたってどんなことを考え、どのように選びましたか?
[凛]・・・偽りの強さではなく、芯のある強さを持つ大人になりたい
[明]・・・将来の夢は決まっていないけど、明るく挨拶して、周りを明るくしたい。
とお話を聞かせてくれました。
他に、どんな気持ちでこの日を迎えたのかや、
この舞台で口に出して宣言して感じたこと
それを見守って来られた先生が考えたことなどを中心にお伺いし、
最後は福島おきまりの24時間以内にやるアクションを決めていただきました。
立志式に関わらせていただき、生徒たちの「こうありたい」「こうなりたい」
の願いや自分への期待がたっぷり含められた宣言一つ一つに
できる!!と信じてエールを送ることのできる大人の一人でいたいと思いました。
<文責:福島>
美郷北義務教育学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が行われました
美郷北義務教育学校でひなた場が開催され、長友がファシリテーターを担当しました。
寒さが若干和らいだこの日は、保護者が見守る中8年生(中2)の立志式が執り行われ、この節目に自分自身と向き合い、これからどうなりたいかを考えるきっかけにしてほしいと、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催されました。ひなた場には、卒業をむかえる9年生(中3)も参加しました。
生徒数:8年生6名、9年生9名
講師:8名(人生紙芝居2名、人生グラフ6名)
カリキュラムの都合で時間を短縮しての開催になりましたが、対話を通じて自分について考えるとてもよい機会になりました。人生紙芝居では、地元の特産物シイタケを通じて地元への想いを語っていただいたり、炭焼きの修行のために移住してこられた方の熱い想いを聴きました。
美郷町の北郷地区は、宇納間地蔵大祭が3年ぶりに盛大に行われたばかりです。地元への想いも、改めて感じた「ひなた場」になったようです。
<文責:長友>
銀鏡中学校で2年生5名の立志式が開催され、卒業生が講演を行いました
2月17日午後、西都市立銀上学園銀鏡中学校に通う5名の立志式が行われました。
まずは、未来宣言。
これまで自分と向き合いどんな人になりたいか?を考え
漢字1文字にまとめた色紙を持って、
将来の展望やこれから身につけたい力について発表しました。
次に、卒業生でもある株式会社ソフモに勤める友枝さんのご講演。
小学校5年生からの自身を振り返り、「しくじり先生」とばかりに
ユーモアたっぷりに児童・生徒・学生時代についてお話しいただきました。
現在はプログラマーとして活躍しながら、
この「東米良」地域とご縁を継続していらっしゃいます。
スキルを身につけたことがことが今に繋がっているということ、
いつまでにこうなっていたい、このままでは嫌だ、という感情から
逆算して目標を立て、スキルを身につけていったことなども
お話しの中にありました。
改めて、キャリア形成に”バックキャスティング”という考え方も
有効だということを感じたご講演でした。
その後、コーディネーター福島がファシリテーターとして
2年生一人一人に感想を伺い、来場の保護者様も交えた質問会を実施。
お母様が手をあげて質問された生徒は、
少し照れながらも嬉しそうな表情で過ごしており、
少人数で密な関係性が作りやすい空気だからこその立志式となりました。
<文責:福島>
都城市立高城中学校で地域企業と取り組むキャリア教育授業が開催されました!
高城中学校の2年生75名を対象に、講師に株式会社サニー・シーリングの窪田祐一さんを迎え「改善することから成長できる」をテーマに、体験活動を入れた授業が行われました。
授業では企業の社会的役割について、自社の製品で世の中を便利に安全にしていくために、より良くしていく「改善」の考え方について話を聴きました。また「改善する」ということを身近な事例で考えたり、会社の現場で実際にあった出来事を題材に、課題を解決する思考過程を体験するワークショップを行い、グループごとに「改善策」を考える活動をしました。発表の時間では、積極的に手を挙げて説明する生徒の姿が見られ、1つ1つのアイデアに対して講師からコメントをもらいました。良いアイデアがたくさん出た一方で、仕事の現場ではコストや人件費のことも踏まえたアイデアでないと、どんなに良いアイデアでも採用が難しいことを教えてもらいました。日常でも思い通りにいかないことは多々あります。「上手くいかないことを改善しようと行動することは成長につながっている」実際に行動することが大事であることを改めて感じたようです。仕事の現場で改善策を考える難しさを感じる一方で、体験活動を通じて、グループで互いに意見を共有してアイデアを出す活動はとても楽しく取り組めました。
授業終了後は、たくさんの生徒が詰め寄って、講師の窪田さんを質問攻めにしてました。「社長になるにはどうしたらいいの?」など、会社の経営をする立場に興味を持つ質問もあったようです。
「上手くいかないことがあった時にどうするか?」仕事の現場のリアルな課題の改善策を考えるワークを通じて学んだことから、これまでの自分はどうだったか、これからの自分はどうありたいか、振り返りの中で考える時間となりました。
<文責:長友>
西都市立中学校1年生向け「キャリアみらいゼミ」が開催されました
西都で暮らし働くことの意義や魅力、その前段階としての
高校での学びの在り方などについての理解を深めるとともに、
将来における自己実現や社会貢献、進路実現について考える1日にと
企画をされた「キャリアみらいゼミ」が、午前・西都市民会館
午後・妻中学校にて9:20〜15:20まで開催されました。
参加者は、西都市立中学校(6校)に通う1年生。
ふるさと西都を見つめ直し、自分の今後を見つめるために
大切なヒントが見つかる貴重な1日だったのではないでしょうか。
最後のクロージングトークでは、
妻中学校 今藏屋先生✕中学生2名(妻中学校・三納中学校)のお二人に
1日を振り返っていただき、最後は24時間以内に実行することを宣言いただきました。
【当日の流れ】
〜午前中 場所:西都市民会館〜
●オープニング動画 ”ふるさとを見つめ直す”
-優れた先人の業績をただ眺めるのではなく、体験してみよう-
●西都市 橋田市長よりご挨拶
-さいと学=基礎づくり ふるさと、社会に貢献したいという意欲を育てたい
●オープニングトーク(妻中宮崎校長先生、穂北中門松先生、県キャリア教育支援センター疋田主幹)
-西都市でさいと学に力を入れる理由、キャリア教育の理由、高校生から学んで欲しいこと
●ハイスクール・クエスト(三浦校長先生、妻高校の3年生3名)
-高校とは何をするところ?中学校との違い 中学生のうちに何をしておくと良い?
-高校生になって成長したと思うこと、どんな目標を持って進学したか
-妻高校に進学してよかったこと、中学時代に戻れるとしたら何をやっておきたいか?
-中学生からの質問:高校でのテストの頻度、テスト前学習、壁にぶつかったときの解決方法
●マイタウン・クエスト(穂北中学校FreeStaff2名)
-デジタル紙芝居「江戸からの贈り物」読み聞かせ
-デジタル紙芝居「コノハナサクヤヒメ物語 さいと記紀の道」一部英語翻訳入り読み聞かせ
このクエストパートでは、穂北中学校3年生2名が登壇。デジタル紙芝居の朗読後
紙芝居を作ったきっかけや、地域での読み聞かせを実施した後
地域の方が病院や町に置きたいと絵本にしてくださったことや、
江戸時代に作られ今なお西都市で活用されている用水路の技術の学びから
実は海外でも干ばつ対策にこの技術が使われているという発見をしたことを
誇りに感じながら伝えてくれました。
〜午後 場所:妻中学校〜
●ワーキング・クエストbb オープニングトーク
(大石プロパン 大石代表、TMKコーポレーション飯田代表、県キャリア福島)
-世の中の変化、西都の変化、宮崎県外から見た宮崎の魅力、宮崎ならではの面白い仕事
●ワーキング・クエスト ブースセッション(20ブース)
-20ブースのうち3ブースを回り、様々なお仕事について聞くことができました
●クロージングトークbb(妻中学校 今藏屋先生、妻中学校・三納中学校生徒2名)
-今日1日を振り返って「自分にとって」どんなことを感じ、考え、思い出し、
何が心に残りましたか?
-「仕事とは●●」参加する前と、今日1日過ごしてみて思うことに変化はあるでしょうか?
どんな変化があったでしょうか?
-中学校を卒業するとき、どんな自分になっていたいですか?
-今から24時間以内に最初の一歩を踏み出そう。何かアクションするとしたら
どんなベイビーステップにしますか?
<文責:福島>
高城中学校1年生「未来COMPASS」高城の魅力を伝える(1)
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。
9月から12月にかけて6名の高城町に関わりのある方に講話をいただきましたが、今回からは、生徒たちが高城の魅力を伝えるパンフレットを作製する活動へと進めていきます。
本日は2コマの時間をとり、宮崎日日新聞社読者室の黒木友貴さんに出前授業「学校に宮日がやってくる」をしていただき、魅力を伝える記事を書くことについて教えていただきました。
授業の中では、取材の練習や写真の撮り方について、構え方や構図の作り方、注意点を教えていただいた後に、実際に2人ひと組になってタブレットを用いて実際に撮影してみる体験学習もあり、生徒は夢中になって取り組んでいました。また、教材新聞を閲覧して、記事のスタイルや見出しについて解説していただき、新聞をあまり読んだことがなかった生徒も、新聞に興味を持ったようでした。生徒たちは、今回学んだことを活かして、冬休みの課題「高城について取材をしよう」に取り組む予定です。 (文責:長友)
高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(6回目)
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。
本日は6連続講話の最終日で、高城町の観音池公園の近くにある石山観音寺の住職、松下勝冠さんがお話しくださいました。
勝冠さんから、石山観音の由来、今の観音寺の再興するまでの経緯や地域の方との想いをお話しいただき、生徒たちは歴史的な観音寺が地域の宝であることを改めて感じたようでした。また、勝冠さんから普段は近くで見ることのできない仏具を見せていただきました。恐る恐る仏具を手に取ってみて、綺麗な鈴の音に感動したり、長い数珠を数人で持って祈ってみたり、長いお経のページを広げて読んでみたり、普段できない体験に夢中になるとても貴重なお時間をいただきました。
今回で6連続講話は終了です。次回からは、高城について興味、関心を持ったことを振り返り、それを伝えるためにパンフレットにして発信する活動をします。その第1弾として、新聞記者の方に出前授業をしていただき、高城の魅力を伝える記事の書き方について授業をしていただく予定です。 (文責:長友)
日南市立飫肥中学校にて、よのなか先生による講話を行いました
今日は日南市立飫肥中学校にて、よのなか先生による講話が行われました。
講話をしてくださったのは日南市内でCafe&Bar GoodTimeを経営する河野孝志さん。
飫肥中学校の卒業生でもあります。
河野さんは大学在学中からヒッチハイクで全国をめぐり、さらには海外も含めて各地を旅しながら様々な価値観に触れ、最終的には地元日南に戻ってこられました。
そんな中での失敗や気付き、チャレンジすることの大切さなどについて語ってくださいました。
(文責:羽田野)
えびの市立飯野中学校にて、宮日新聞による出張授業が行われました
今日はえびの市立飯野中学校の1年生を対象に、宮日新聞の黒木様をゲストに迎えたインタビュー講座を実施しました。
総合的な学習で行われている「えびの学」の一環で、この講座を受けた生徒さんたちは身近な大人に仕事についてのインタビューをしてまとめることになっています。
授業は5、6時間目の1コマ。前半で黒木様にインタビューのコツや注意点をレクチャーしてもらった後、後半はクラスメイト同士で実際にインタビューをしてみました。
始めはなかなか質問が思い付かず、時間を持て余してしまう子もいましたが、徐々にコツをつかんで話が弾む様子が見られました。
同じ教室で学んでいても普段の会話ではなかなか聞けない話も聞けたようで、とても盛り上がっていました!
(文責:羽田野)
高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(5回目)
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。
本日は6連続講話の5回目、高城町内のお祭りのポスターや、特産物のパッケージデザインを手掛けている石井亮作さんがお話しくださいました。
石井さんから、これまでデザインした事例をたくさん紹介していただき、生徒たちはポスターやパッケージがこのようにできているとは知らなかった!など、嬉しそうに感想を話してくれました。また、石井さんは特産物を用いた商品開発にも関わっておられること、最近は地元で採れる金柑を活用したマカロンの開発をされたことをお話しくださり、そのマカロンの試食もさせていただきました!地域から新たな商品が生まれていくことを身近に感じることのできた、とても貴重なお時間だったようです。
次回は、地元でとても有名な石山観音寺の住職をお招きして、お話しいただく予定です。 (文責:長友)
えびの市立加久藤中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました
今日はえびの市立加久藤中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました!
中学生と対話をするのは飯野高校の高校生たち。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することとなり、今日は真幸中学校との同時開催でした。
中学生と高校生が1対1で話す対話の時間と、高校生がプレゼンする人生紙芝居があるのですが、どちらもすごく盛り上がっていて各所で笑い声が聞こえました。
また、母校だった高校生が当時の先生と楽しそうに話す場面も。高校生になって成長した姿を見てもらえるのも、このひなた場の良いところだなと思いました!
(文責:羽田野)
えびの市立真幸中学校にて「ひなた場」を実施しました
えびの市立真幸中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。
今回、真幸中3年生と対話をしたのは、飯野高校2年の高校生たちです。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することになり、今日は加久藤中学校との同時開催です。
今回は本番当日に初めてお会いした中学3年の皆さんでしたが、当日をとても楽しみにしてくれていたようで、高校生の先輩方ともすぐに打ち解けて、楽しく対話をしていました。また人生紙芝居では、先輩の生き方にとても興味を示し、たくさん質問をしてとても盛り上がっていました!高校2年生の皆さんも、対話を通じて自分の振り返りができたことにとても感動し、「来年もひなた場に参加したい!」と感想を寄せてくれました。
同校出身の高校生は、中学校の先生方とも嬉しい再会もあり、高校生として成長した姿を見てもらえる良い機会にもなったようです。 (文責 長友)
えびの市立飯野中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました
えびの市立飯野中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。
昨年度に引き続き、中学生と対話をするのは飯野高校の高校生たち。
さらに今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することとなり、今日は上江中学校との同時開催でした。
中学生と1対1で15分、しかもキャリアや人生をテーマに対話をするというのはなかなかハードルが高いと思うのですが、さすが飯野高校生といった感じでどのグループも楽しそうに話をしていました。
合間で聞く人生紙芝居もどこも盛り上がっており、タイムキープも一苦労でした。
(文責:羽田野)
えびの市立上江中学校で「ひなた場」を実施しました
えびの市立上江中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。
上江中3年生と対話をしたのは、飯野高校3年の高校生たちです。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することになり、今日は飯野中学校との同時開催です。
この日をとても楽しみにしてくれていた上江中学校3年の皆さん、高校生の先輩方との1対1の対話では積極的に話し、人生紙芝居では真剣に耳を傾け、先輩にもたくさん質問をして会話が盛り上がっていました!高校生の皆さんからも「自分が中学生の時に悩んだこと、思っていたこと、と同じことを感じているんだなと思いました」との感想、自分の振り返りにもなったようです。
また、同校出身の高校生もいて、中学校の先生方とも嬉しい再会となりました。高校生として成長した姿を見てもらえる良い機会にもなりました。 (文責 長友)
高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(4回目)
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。
本日は6連続講話の4回目、高城町内で起業し、様々な分野で活躍されている産業カウンセラーの髙濵優子さんがお話しくださいました。
企業で研修や労働者の相談に応じている高濱さん、「人生はどこからでもスタートできる」というとても前向きなお話しに生徒たちも真剣に耳を傾けていました。また、高濱さんは2020年のオリンピックで聖火ランナーを務められた経験をお持ちで、その時に持った実物のトーチをお持ちくださり、生徒にも触らせていただくなどとても貴重な体験もさせていただきました。講話終了後は多くの生徒が質問にいきました。企業を元気にする高濱さんから、たくさん元気をいただいた講話でした。
次回は、ポスターや食品パッケージのデザインをされている方にお話しいただく予定です。 (文責:長友)
西米良村で、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が行われました
西米良村で中山間地エリア会議とともに、西米良中学校で対話型キャリア教育
プログラム「ひなた場」が開催され、
コーディネーターの福島がファシリテーターをつとめました。
対象学年は、1〜3年生です。
ひなた場では、一対一の真剣な対話を通して日常生活を立ち止まり、
自分自身と向き合いこれからどうなりたいかを考えたり
ロールモデルを見つけたり地域で気軽に話せる大人との関係を
つくることを大切にしています。
今年の夏の終わりにあった大雨台風災害により、
宮崎県内各所大きな影響がありました。
西米良村も被害が大きく、開催自体が危ぶまれましたが、
地域の大人による「子どものためにも開催する」という強い団結の下、実行されました。
(13名の地域の素敵な大人の皆様です。)
また、午後は中山間地エリア会議も開催され、
パネルディスカッション「わたしの『宮崎が好き!』な理由」では
宮崎大学4回生で日南市出身の西田美羽さん
椎葉村在住 合同会社UIキャスト 代表 天野朋美さんが登壇。
その後、町村混合で「宮崎が好き!な人材づくり」について
グループトークで考えを深めました。
MRT宮崎放送「みらい・みやざき まなび隊」でご紹介いただいた動画は
こちらからご覧いただけます。
https://youtu.be/NAbxW1TjahE
<文責:福島>
えびの市立真幸中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました
今日はえびの市立真幸中学校にて、キャリア教育コーディネーター羽田野が対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました。
「ひなた場」では人生の先輩(地域の大人や高校生)と1対1で対話を行うのですが、その際に人生グラフを用いて話をします。今日はその人生グラフの書き方を説明し、実際に書いてもらいました。
これまでの人生を振り返ってグラフ化するので時間がかかるのでは?と心配されていましたが、実際にはみんなすらすら書いていました。
書き終わった生徒さんたちはお互いに見せ合い、盛り上がっていました。
(文責:羽田野)
高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(3回目)
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。
本日は6連続講話の3回目、有限会社観音池ポークの馬場通さんがお話ししてくださいました。馬場さんの会社は、生産から販売まで6次産業化を進めています。ブランド豚ができるまで、生産した豚肉を素材を余すことなく活用して加工食材として提供していることなど、「生産から食卓までの安全安心な食品つくり」を追求されていることをお話しくださいました。最後の質問タイムではたくさんの生徒が馬場さんのところに行って、養豚や食肉加工について質問していました。次回は、高城で起業し活躍されている女性の方に来ていただく予定です。(文責:長友)
高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(2回目)
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。
本日は、6連続講話の2回目です。1回目は残念ながら私が参加することができずご報告ができませんでしたが、今回の2回目から、司会進行を生徒さん2名がつとめ、私が講師紹介をさせていただくことになりました。
今回は、都城市内で食品の卸、加工食品の企画販売等を手がける「ばあちゃん本舗株式会社」「霧島商事」の2社の経営をしながら地域貢献をされている小園秀和さんがお話しくださいました。都城市ふるさと納税進行協議会に加盟され、小園さんの会社の商品も寄付金のお礼の品になっています。ふるさと納税の仕組みや、寄付金の実績や使い道のお話しは、生徒にはとても興味深い内容だったようです。講話の後に質問のある生徒は、講師のところに直接行って講師と対話します。講師の周りには質問したい生徒がたくさん詰めかけました。講話で感じたこと、気づいたことを振り返りとしてタブレットに入力して講話を終わりました。次回は地元特産に関わる方が来てくださる予定です。(文責:長友)
高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習2回目を行いました!
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。
本日は、その事前学習2回目「積極的傾聴についての授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク2」を担当させていただきました。傾聴とは?のお話しをした後に、生徒には2人1組となってもらい、話し手と聞き手となって「きいてるの?」「きいてるよ」を互いに感じるエクササイズを行って、傾聴の大切さを学びました。さらに、前回のマンダラチャートに入力した高城に関する興味・関心のキーワードについて、もっと知りたいことを考えて関心を深めていくワークを行いました。そのキーワードのひとつは「私」と設定しました。高城と自分との関わりについて考えてもらい、自己理解を深めるきっかけにしてもらいたいなと思います。次回はいよいよ講話が始まります! (文責:長友)
三財中学校で、オンラインよのなか先生を実施しました
三財中学校で例年行なっている「職業人へのオンラインインタビュー」本番に備え、
様々な場所で働く社会人とオンラインでつなぎ、仕事について聞き、「働く」について考えるよのなか先生を実施しました。
お話をしてくださったのは、五島列島で漁師YouTuberをされている玉井さん
東京にある団体で人材育成や広報を担っている河野(こうの)さん
そして、東京で私立小学校の先生をしている加藤さんと、その相棒のぴよまつさん。
まずは、生徒と「仕事とは○○だ」についてアイディア出しをし、みんなの仕事のイメージを共有。その後、社会人の方のそれぞれの仕事内容や、仕事の好きなところ、つらかったことを聞いていきました。
社会人のみなさんから聞こえてきた「仕事」は、どうやらみんなのイメージしていた「仕事」の概念を変えてくれたようでした。
本番では、より多様な大人とオンラインでつながることで、いろんな「働く」に触れてもらえるようコーディネートしたいと思います。
(文責:福島)
高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習1回目を行いました!
都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。
本日は、その事前学習1回目「質問力を高める授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク1」を担当させていただきました。広い体育館で体を動かしながら「あなたは誰?」「あれは何?」「何をするもの?」を質問し合うゲームを通して、質問力を高めるエクササイズの後、マンダラチャートを応用して「高城の興味・関心を深堀りする」ワークに取り組みました。マンダラチャートは、中央に目標を印し、その周りにそれを達成するために取り組むこと、さらにそのひとつひとつを達成するために実際にすること、を8つずつ掲げていく思考ツールです。大リーグで活躍中の大谷翔平選手は、高校生の時にこのチャートを活用して自分の目標達成のためにすることを整理して、プロ野球選手になる夢の達成につなげたことで有名になりました。ワークではタブレットを使い「高城について自分の興味・関心」をマスに入力していきました。この段階では埋めていくことが難しい生徒さんも見られましたが、これから高城に関わりのある方々の講話を聴いて、感じたこと、気づいたことからキーワードを入力していくことになりました。
翌週は、さらにそのキーワードを深めていくワーク2を予定しています。(文責:長友)
西都市内6中学校の学びを共有する「さいと学」アワードが開催されました
西都市内6中学校(妻中学校、三財中学校、穂北中学校、都於郡中学校、三納中学校、銀鏡中学校)の3年生が継続してきた探究的な学びを共有する「さいと学アワード」が、初めて開催されました。
学校規模に合わせ学内選考から選ばれたグループが発表。
さらにそこからトーナメント形式で選ばれた選抜グループだけが決勝へと進み、個性豊かな探究テーマ、プロセス、表現が並びました。
審査は学校外部の社会人だけでなく、妻高校の生徒も参加。堂々とした先輩の背中を見せてくれました。
最優秀賞は、三財中学校9年生の防災をテーマに探究したグループに送られました。様々な観点から素晴らしかったと声があがり、特に中学生だからこその視点で捉えたところに賞賛が集まりました。
地域の特色を活かした探究的学びを継続していた銀鏡中学校が、開催数日前に発生した災害による道路事情により、開催会場に向かうことができずやむなく参加できなかったそうです。次年度も続くさいと学アワードでは、全校揃っての開催ができるよう祈る気持ちです。また、すべての生徒たちが楽しみながら、自分の興味関心に向き合う心も一緒に育んでいってくれることを願います。
(文責:福島)
宮崎西高校付属中学校とヨルダンを結んで立志式に向けたオンライン講演会開催
1月28日(金)14:00(ヨルダン時間午前7時)から、宮崎西高校付属中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。
ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校3校目です。
付属中学校2年生2クラス約80名の生徒が各教室で参加しました。
学校で、2月に開催予定の2年生立志式に向けた一連の行事の一貫として、「難民・貧困課題を通して社会貢献を考える~共感力と生きる目的~」をテーマにしての開催でした。
後半の質疑応答では、多くの質問が投げかけられました。
「国際貢献での進藤さんのコンセプトは?」の質問に対しては「最前線で支援して行くこと。
自分のこれまでの外務省勤務⇒現在のUNHCR職員として、さらに2月以降の国際赤十字委員会職員へのキャリアパスを通して、自分の目標が達成されつつあること」を語られました。
最後に生徒へのメッセージとして、「~君たちはどう生きるか!~働くことの意義。正しい目的を持って貪欲であれ。やらない言い訳をつくらない。働くこと自体が社会貢献になる。」等の言葉が送られ終了しました。
生徒の感想文から「今後も様々な活動を通して、普段接することのない多くの人々と触れ合う経験を積むことで“共感する心”を養っていきたい」という声も聞かれました。
グローバル社会の中、海外を拠点に難民・貧困問題に立ち向かっている進藤氏の生き様を通して、自分自身の生き方や進路について、深く考えるきっかけになったと思います。
( 文責:西立野)
細野中学校とヨルダンを結んでのオンライン講座
1月13日(木)14:15~(ヨルダン時間午前7時15~)から、細野中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。
「より良き未来を考える特別講演会~貧困課題と難民課題~」というテーマで、キャリア教育の一貫として、全校生徒約130名が各クラスで参加しました。
「世界の貧困や難民等の問題を具体的に聞くことによって、持続可能な社会の実現について考える(SDGs・自律・貢献)機会とする」ことを目的としての開催でした。
前半45分が講演、途中10分間の休憩をはさみ、後半45分で質疑応答の時間で開催されましたが、各学年、各教室からの質問が矢継ぎ早に出て、今回も予定時間をややオーバーする程でした。生徒からの「国際貢献等で自分達に出来る事は何か?」の質問に対して、進藤さんからは「先ずは、足元(地元)にある地域課題等に興味関心を持つことから始める事やハガキ回収に取り組んでいる学校の紹介」がありました。
(文責:西立野)
延岡市立旭中学校2年生「職場訪問」
旭中学校 2年生(65人)では、コロナ禍で職場体験が難しくなったため、替りの体験学習として12月10日(金)午前中の4時間をつかって「職場訪問」(バスで)を実施しました。
昨年は中止せざるを得なかった体験学習を、形を変えてでも何とか経験させてやりたいという先生方の強い思いから実現したものです。
学びを深めるため、「働く人々を観察し、インタビューして次を探る」というテーマを設定しました。
・どんな様子で働いているか(働く姿)
・働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか
訪問先は次の企業でした。
Aグループ 旭化成株式会社 延岡支社 展示センター
ミツワハガネ株式会社
富士チタン工業株式会社
Bグループ 株式会社中園工業所
センコービジネスサポート株式会社
旭化成株式会社 延岡支社 展示センター
移動するバスの車内では、延岡市工業振興課の職員の方が、延岡市の工業政策について話をしていただきました。
訪問先企業の選定や依頼などを、コーディネーターの水永がお手伝いさせていただきました。
高鍋西中学校とヨルダンを結んで 「SDGs×平和」学習セミナー開催
12月10日(金)13:30(ヨルダン時間午前6時30)から、高鍋西中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。
ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校初開催です。
高鍋西中学校2年生2クラス73名の生徒が、各教室で「進藤さんから難民などの世界状況を聞き、自分の生き方を考えよう」というテーマで、後半の質疑応答も含めて1時間40分にわたり、予定時間を10分程度オーバーする程の生徒からの質問等も多くありました。
この日に先立つ8日(水)には、各クラスで事前課題の動画(アフガニスタンの難民少女を扱った動画)を視聴し、感想をまとめたり質問等を事前に考えたりする時間も設定されました。
これまで総合的な学習の一貫で、1年時には「SDGs×環境」を、2年時には、「SDGs×平和」をテーマに学習を深めてきており、そのまとめとしてオンライン講座でした。
現在、学校で実施している「はがき集め」や「募金活動」等も含めて、さらに自分達に出来ることは何か、また、将来の自分の生き方を改めて考えさせる良い機会になったと思います。
(文責:西立野)
日南市立飫肥中学校1~3年生「生きかたよのなか教室」
11月26日(金)午後に、1~3年全学年(186名)を対象に「よのなか教室」が行われました。
各学年で同じ学びをしても、それぞれの成長段階で違う気付きがある。上の学年になって同じ体験をしても新しい発見があり、「学びは変化する」。
だから1~3年の間で、同じテーマで何度も学びを積み重ねていって、3年経った時に、生徒一人一人が何らかの「つながり」を生み出せるようにしてやりたい、というのが先生方の願いでした。
3年生には、昨年2年生の時に、職場体験の前に、「働く意味を考える」講話を行いました。
その後、立志式では、「太郎の手紙」の発表を聞いて、「様々な働く大人の姿」を紹介しました。
2年生は、今年職場体験に備えて、昨年の2年生と同じく「働く意味を考える」講話を行いました。
そして、今回ですので、3年生には3回目、2年生には2回目の出会いになります。
教務主任の湯川先生と、事前に何度も打合せを行いました。そして、今回は私の実の体験を語ることになったのです。このような話をするのは私にとって初めてのことでした。
私自身の42年間の会社生活をふりかえってみますと、「失敗」や「挫折」のくりかえしでした。
それを正直に語ってみようと思いました。「失敗を恐れないでほしい」というメッセージをおくりたいと思ったのです。
生徒たちの感想文の中に次のようなことが書かれていました。
「失敗を通して得るものがあるということが心に
残りました。これから私は失敗を恐れず何事にも挑戦していきたいです。」
「一番印象に残ったことは、嫌なことは嫌と思ってするのではなく、自分の経験と思ってすること。
という言葉でした。」
(文責:水永)
延岡市立旭中学校2年生「旭化成の繊維 ベンリーゼを知る」
旭中学校 2年生(65人)では、総合の時間で「進路指導」をテーマに取組んでいます。
職場体験が難しい状況にありますので、12月に職場訪問バスツアーを行うことになりました。
それに備えて、10月8日にオリエンテーションが行われ、引続いて「延岡の工業の特色を知る」ための職業講話が企画されました。
延岡市の旭化成で製造されているベンリーゼは、海中で微生物により分解される性質を高水準で満たしているとして、国際機関の認証を受けました。SDGsを先取りした「メードイン延岡」の製品がベンリーゼなのです。そのことが折よく8月25日の宮日新聞で紹介され、先生方から是非生徒たちに話を聞かせてやりたいということになりました。
この日は、ベンリーゼ製造部長の金田真幸さんに学校に来ていただき、実際にベンリーゼでできているフェイスマスクも生徒たちに配られました。
延岡で研究開発と生産をされているベンリーゼについてお話しいただいたあと、延岡でのものづくりの歴史や現場の話をしていただきました。生徒たちはベンリーゼについて詳しく知るとともに、延岡全体でのものづくりの状況を学ぶことができました。
先生方のご要望をふまえて、コーディネーターの水永が、旭化成へのお願いなどお手伝いさせていただきました。
(文責:水永)
西都市立三財中学校で職業講話を実施しました
午前中3-4限目。西都市立三財中学校での職業講話にお邪魔しました。
まずはこの場をみんなで作っていくということと、11月の職業人リモートインタビューにむけてのゴールの共有。
そのあと、付箋に「はたらく」のイメージをみんなに書いてもらいました。
「仕事とは●●だ」の●●にはいる言葉を入れていきます。
仕事とは、人の役に立つことだ
仕事とは、稼ぐことだ
仕事とは、家族を養うことだ
また、中には
好きなことを仕事にする
という意見もありました。
その出た意見の結論は出さずに、3名の職業人とリモートでつなぎデモインタビュー。
五島列島でYoutuberをしている玉井さん。
東京で私立の小学校の先生をしている加藤さん。
NGOで人材育成と広報を担当している河野さんの3名の職業人が協力してくださいました。
みなさんに「今やってる仕事の好きなところと嫌い、不満、悩みは?」という質問をしていきました。
付箋に書いた仕事のイメージと比べて同じ?違いはある?
稼ぐ、って自分はどれくらいあると稼げたって思うのかな?
などなど、職業人の話してくれた内容の要点をピックアップして、生徒たちに問いかけながら進めていきました。
職業人が話してくれたことはどれも興味深かったのですが、共通点のひとつに
「休みと仕事の区別がつかない」
けど
「仕事への自由度が高くて体調や気分で働く量を自己決定できる」
ということがでてきました。
●自由度が高いけど毎日働いてる感覚
●自由度は低いけど、仕事とプライベートを分けて働く
だとしたら、どちらのほうが自分に合ってると思う?
と生徒たちに尋ねるとうーん。。。と考えているような顔をしている生徒たちが多かったです。
自分で人生を選択していくためにも、学ぶ意味、新しいことに出会う意味、自分について考えるヒントにしていただけたらと思います。
2コマの中で、先生でもある加藤さんが、ご自身のお仕事について話してくださった後、3年生の担任の先生にも「共通点などありますか?いかがですか?」とお尋ねしたところ、先生自身の言葉ではたらく喜びや大変さについて語ってくださいました。その中には、生徒たちへの熱い思いが・・・
生徒たちは、先生の思いを受け取ったのではないかなぁ、と感じる心温まる時間でした。
先生たちと共に創る。
これからも大事にしていきたいです。
(文責:福島)
穂北中学校で初の「ひなた場」が開催されました
お互いに人生を語り合い、生徒と講師(地域の大人等)が対話でつながっていくキャリア教育プログラム「ひなた場」が、西都市立穂北中学校で初めて開催されました。
生徒自身もこれまでの人生を振り返り、身近な大人から自分はどんな人になりたいのか?を考えるヒントにすることができます。
また、大人は自分の人生を振り返り生徒たちに語る中で、より仕事への向き合い方がポジティブになることを体感。
双方にとっても豊かな時間となりました。
(文責:福島)
西都市穂北中学校でひなた場が開催されました
■ひなた場とは?
生徒と先輩(保護者や先生以外の地域の大人)がお互いに人生を語りあう「対話」を通して、人と人をつなぐプログラムです。
(1)生徒が憧れのロールモデル(理想にしたい大人の姿)を見つける
(2)気軽に相談できる地域の大人との関係をつくる
を目的にしています。
生徒たちのために、15名の地域内外の大人・大学生が集まり、人生紙芝居や人生グラフを用いながら、向き合う約2時間。
コーディネーターの福島は、直前の説明と、当日のファシリテーションを担当しました。
今後も、大人と生徒たちの対話を通じて、さまざまな生き方やキャリア観に触れられる機会をお手伝いして参ります。
(文責:福島)
門川町立門川中学校3年生に向けてキャリア教育講話を実施
内容としては、「society5.0」や「人間とAIの仕事」について話をしました。
これからVUCAな時代に必要な考え方や姿勢について、理解を深めるような時間として活用いただきました。
(文責:稲田)
日南市立飫肥中学校2年生 職場体験に備えた講話
7月16日(金)に、飫肥中学校2年生(62人)で、9月に予定されている職場体験に備えて、働く意味などについて、トータルコーディネーターの水永が講話を行いました。
講話のあと、各人で感想文を書き、その後4人ずつのグループに分かれて紹介しあい、感想を述べ合いました。みんなを代表して4人から発表が行われました。
それを受けて、水永から講評とアドバイスをしました。
失敗を恐れないでほしい、とアドバイスをおくりました。「教室はまちがうところだ」と「しっぱいにかんぱい」という絵本があることを紹介し、エールをおくりました。
(文責:水永)
宮崎市立宮崎東中学校での職業講話をコーディネートしました
株式会社フォレスト 代表 得能さんには、建築士としてのお仕事だけでなく、仕事への向き合い方についてのお話が生徒たちに刺さっていたようです。
また、金融機関に勤めるファイナンシャルプランナーの緒方薫さんからは、働き続ける上で目の前に生じたハードルをどのように捉え、楽しく乗り越えていったのか、人生について大切なことの取捨選択についてのお話が印象に残ったようでした。
3クラス中1クラスは、フリーランスとしていくつもの企業とお仕事をしている竹下末利子さんと、平川美由紀さんをお招きし、複数の仕事を持つこと、またその理由やそのために必要な経験などについてお話しいただきました。
宮崎では新しい働き方をしているお二人のお話は、刺激が多かったようでした。
全ての職業人のお話には、仕事内容のみならず、これからの時代に必要なマインドセットや働き方、意志の力、選択することなどが詰まっていました。
お話いただいた職業人も一緒に楽しんでくださり、終始和やかな場となりました。
(文責:福島)
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