2024年6月の記事一覧
日南市立飫肥中学校2年生 「よのなか教室」で講話
6月17日(月)に飫肥中学校2年生(2クラス、62人)のキャリア教育に関する講演会(よのなか教室)で講話をしました。
君たちの未来は「可能性」に満ちている。ワクワクするような未来。親も、先生も・・・ 知らない
子供たちだけが出会える世界にみなさんは漕ぎ出していくんです。
何のために「働く」のか
それは、「将来どんな職業を選ぶか」 「将来、何になりたいのか」ではなく、「将来どんな生き方をするのか」 「将来どう生きていきたいのか、何をしたいのか」が大事だと話しました。
どんな自分になりたいのか、をあきらかにすることが一番大事です。
そのためには、何が好きか、何ができるかを考えることだと言われますが、その先で「自分にとって幸せとは何か」「自分にとって一番大事なことは何か」と考えてみてはどうでしょうかと提案しました。
折にふれて、「自分にとって、幸せとは何だろう?」と問いかけてみてはどうでしょうか。
そして、自分の頭で考える機会をつくる。そして、それを自分の言葉で言ってみる。それを、親や先生に本気で聞いてもらう。「幸せ」や「夢」は、時が経てば変わることがあります。変わってもいいんです。「夢に向かってまっしぐら」ではなく、思わぬ出会いや失敗や挫折が必ずあります。
大事なことは、「自分で考えつづける」ことです。
15年後の自分への「手紙」を書いてみてはどうだろう!と提案してみました。
アンジェラ・アキさんの歌の歌詞 「15の僕には誰にも話せない悩みの種があるのです」
今の正直な気持ち「悩んでいること、迷っていること、誰にも話せないでいることなど・・・を書いてみる。そして、その手紙を家族に預けておいてはどうだろう。
何のために働くのか?を問いました 質問に応えて意見を述べてくれる生徒たち
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立南中学校 2年生 5人の講師による「よのなか教室」を実施
6月13日(木)に、南中学校2年生(4クラス、163人)で、5人の講師にお出でいただき「よのなか教室」(職業人講話)が行われました。
1.目 的 延岡市内で活躍している方々から、仕事に就いた理由や仕事を通して学んだこと、
失敗をどのように乗り越えてきたか等について話を聞くことを通し、これからの
生き方や進路選択の在り方について生徒に考えさせる。
2.講 師
1)医 療 佐伯理花さん (井上病院 助産師)
2)マスコミ 末安優花さん (㈱ケーブルメディアワイワイ メディア事業部コンテンツ制作課)
3)建築・デザイン 遠藤啓美さん (小嶋凌衛建築設計事務所 一級建築士)
4)ものづくり 吉弘和泉さん (虎彦 ㈱ 取締役 営業部長)
5)スポーツ 古賀義幸さん (宮崎県水泳連盟評議員、元旭化成水泳部監督)
3.講話内容
・現在の仕事に就かれるまでの経緯や思いなど
・現在の仕事の内容と、「働く喜びと苦労」について
・これまでに経験された失敗や挫折と、それをどう乗り越えられてきたのか
・これからやりたいこと、実現したい夢などについて
・中学生へのメッセージ
4.すすめ方
5名の講師の方々に、同じ話を2回していただき、生徒たちは入れ替わって聞く
(各教室で講話を聞く生徒の数は約30~35名)
10:35~11:15(40分) 講話(1回目)
11:15~11:25(10分) 質疑応答・お礼のことば
11:25~11:35(10分) 休憩・移動
11:35~12:15(40分) 講話(2回目)
12:15~12:25(10分) 質疑応答・お礼のことば
5.事前指導
講師の方々の仕事内容や考え方等について、「ビデオメッセージ」や「ホームページ」等で事前に
調べ、知りたいことについて考える。
柔道に打ち込んだ中学時代を語る吉弘さん シニアになった今も水泳に親しむ古賀さん
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立旭中学校 3年生 「10年後の世の中と私」 メンター指導がスタート
令和6年度の旭中学校3年生(3クラス、82人) 「あさひタイム」 「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」のメンター指導が、6月7日にスタートしました。
1.目 標
探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、
自己の生き方を考えていくための資質・能力を養う。
2.統一テーマ
1)「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える―」とする。
2)これまでの学習とのつながりをふまえて、学びを深める。
・1年生(令和4年度)
「町づくりと延岡」「国際交流と延岡」「観光と延岡」「福祉と延岡」「食文化と延岡」「第一次産業と延岡」
「環境問題と延岡」の7つの分野でそれぞれの講師(市役所)から話を聞き調査し、3つの項目について模造紙
にまとめ発表
・2年生(令和5年度)
修学旅行先の広島、京都、大阪、北九州のうち一つについて、「産業」「歴史」「文化」「食」「観光」の5項
目について、延岡と比較しながら調べ、班で発表した。
3)10年後の社会を想像し想定するにあたり、上記の5つと関連した分野である「第
一次産業」「工業」「商業、施設」「観光(自然・歴史・食)」「医療福祉」「スポーツ、文化」の中から、
1つを選んで、その中で具体的なテーマを定めて、調べ、考える。課題探究活動は、18グループ(1グループ
は4~5人)に分かれて行う。
3.具体的計画
1)問題に出会う 「その1」 (学年全体で)
5月17日(金) 「オリエンテーション」
5月28日(火) 「10年後の世の中を考える」
講師:延岡市 企画課 牧瀬健吾さん
内容:「第2期延岡市人口ビジョン」「第2期延岡新時代創生総合戦略」
5月31日(金) 「探究とはどういう学びだろう」
講師:水永正憲(延岡市キャリア教育支援センター長)
内容:「変わる・変えるということ、10年後の世の中をどうしたら
想像できるのだろう、探究するとはどういうことだろう」
5月28日(火) メンター・先生方の顔合わせ、質疑等打合
2)問題に出会う 「その2」
6月 7日(金) 「ミッションの提示」第1回メンター指導・アドバイス
*1テーマ毎に、3グループを設ける。1グループは、4~5人で編成する。
同じテーマで、3グループがそれぞれ主体的に多様な取組を期待する。
3)グループ討議(解決策を話し合う)と中間発表
6月21日(金) 「SDGsを学ぶ」
講師: 吉永 昭吾さん (宮崎銀行 祇園町支店長)
内容: 「銀行とSDGsについて」(宮崎銀行が取組むSDGs宣言)
6月28日(金) 探究の計画
7月 5日(金) 第2回メンター指導・アドバイス
7月12日(金) 情報収集
7月19日(金) 第3回メンター指導・アドバイス
7月26日(金) 情報収集、整理分析、校外活動計画
4)相互に話し合い、解決策を深める。 最終発表。
夏休み ・自主的に学習する。(情報収集、勉強)
・校外学習として、2年生での職場訪問先や、よのなか先生(社会人講話)でお世話に
なった方々へのインタビュー活動等で、さらなる情報収集を行う
・(現場訪問や見学、フィールドワークを推奨する)
9月 6日(金) 整理分析、まとめ、表現
9月13日(金) 第4回メンター指導・アドバイス
9月27日(金) まとめ、表現、発表準備
10月 4日(金) 第5回メンター指導・アドバイス 「あさひタイム発表会」
10月11日(金) 学習したことをふりかえり要約する
10月18日(金) 旭祭 準備、リハーサル
10月19日(土) 「旭祭」 総合発表
メンターを担っていただくのは次の方々です
①「第一次産業」 久保田匠眸さん 延岡市 林務課 林業振興係
②「工業」 川﨑 秀樹さん 延岡市 工業振興課 企業立地係
③「商業、施設」 天野 善昭さん 延岡市 商業・駅まち振興課商業振興係
④「観光(自然、歴史、食)」 荒木 俊輔さん 延岡観光協会 観光事業課
⑤「医療福祉」 鈴木 伸宮さん 延岡市 地域医療政策課地域医療対策係
⑥「スポーツ、文化」 金子 大地さん 延岡市 アスリートタウン推進課 スポーツ振興係
(トータルコーディネーター 水永)
宮崎市立大塚中学校2年生 「働く意義について」の講話
6月6日(木)、大塚中学校2年生(6クラス、218人)に 「働く意義」について考える講話をしました。
「何のために学ぶのか」 「何のために働くのか」 「何のために生きるのか」 ・・・といったことを考えることなく、親や先生の奨めと、偏差値だけで漫然と普通科高校を選び、大学に進学し、大学4年生になって就活を始めて「自分は何が好きだろう」「自分には何が向いているのだろう」と考えても答えにたどり着かず、立ちすくんでしまっている皆さんの先輩たちの姿があります。
だれかの役に立つ、そのためにはどんな力をつければいいか。「自分の強みは何か?」 「どんな力を身に付ければいいか?」 と問い続けることが大事です
自分にとって幸せとは何だろう? (ある中学校で出された意見です)
・家族や友達と一緒に過ごしている時
・欲しいものが買えて、好きな事ができて、自分の願いが叶うこと
・一日一日が平和で過ごせること
・好きなものを好きなだけ食べている時
・あたり前の生活があたり前にできること
・友達がいること
・友達を大切にする、友達が困っていたら助け合ったり相談にのる
この最後の言葉には感銘をうけました。自分のことだけではきっと幸せにはなれないのだと思います。
〇自分にとって幸せとは何だろう
〇自分にとって本当に大事なこと
この二つを是非考えてみてほしいと提案しました。
体育館で講話の開始を待つ生徒たち
(トータルコーディネーター 水永)
〒880-0835
宮崎県宮崎市阿波岐原町前浜 4276 番地 729
(宮崎県教育研修センター みやざき学びサポートプラザ内)
電話番号:0985-24-3156
FAX番号:0985-24-3578
本Webページの著作権は、宮崎県キャリア教育支援センターが有します。無断で、文章・画像などの複製・転載を禁じます。