日誌

2022年10月の記事一覧

保護者の家庭教育学級で 「キャリア教育」 を語る

串間市立大平小学校(3人)と、秋山小学校(7人)での合同授業がありました。授業参観の後、保護者と教職員を対象にした「家庭教育学級」で、水永が講話しました。

演題は「育むということ 子供たちの未来は可能性に満ちている」でした。

あとでいただいた感想文の中で次のようなご意見などをいただきました。

「子どもと将来のことをもっと話していく必要があると、あらためて感じました」

「とても勉強になり、価値観が変わりました。親もしっかり考えていきたいと思います」

保護者の方々にお話ししました                                                         保護者の方々にお話ししました

講話のあとに、教職員の方々と意見交換をしました。

小規模校での先生方のお姿には頭が下がる思いがしています。保護者の方々も平日の昼間にもかかわらず熱心に参加いただきました。子供たちは恵まれていると思います。

 

これからはそれに加えて、子供たちに、串間市内だけでなく市外も含めて多様な大人と触れさせてあげたいと強く思いました。先生方と連携して「よのなか教室」をサポートしていくことができるといいなと思います。

                                                                                                                (トータルコーディネーター 水永)

 先生方との自由な意見交換の様子

                                                                        先生方との自由な意見交換の様子

延岡市立旭中学校1,2,3年生がそれぞれに「発表会」

旭中学校では、総合的な学習の時間を「あさひタイム」と名付け、半年間の取組結果を、10月21日(金)、午前に1,2年生が、午後に3年生が、保護者参観もいただきながら発表しました。

 

1年生は、6月から延岡を知る 連続8回のよのなか教室を開催してきました。

「国際交流と延岡」「福祉と延岡」「観光と延岡」・・・など8人の講師の方々から話を聞いてきました。この日は、学んだことをチーム毎に「新聞」にして発表しました。

作成した「新聞」を発表した後、校長先生のコメントを聞く1年生

            作成した「新聞」を発表した後、校長先生のコメントを聞く1年生

2年生は、7月に開催した「よのなか教室」で聞いた話と、9月に実施した「職場訪問学習」(職場体験に替えて実施)で訪問した企業から学んだことを、パソコンの画像にして発表しました。

発表会に参加された「よのなか先生」(講師5人)からは、たくさんの感謝と激励の言葉をいただきました。

 4つのブースに分かれて発表 

  「よのなか先生」からは感謝と激励の言葉が

 

 

 

 

 

 

 

                        4つのブースに分かれて発表                         「よのなか先生」からは感謝と激励の言葉が

3年生は、「10年後の世の中と私 SDGsを通して考える」をテーマに、5月から半年間、課題探究学習(PBL)に取組んできました。5人のメンターの方々から「ミッション(課題テーマ)」を提示いただき、同じテーマに3グループが取組みました。同じテーマでも視点や解決策は多様なものになっていました。

パワーポイントや小演技も工夫して発表 

休憩時間にメンターに報告と御礼を伝える生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

   パワーポイントや小演技も工夫して発表                休憩時間にメンターに報告と御礼を伝える生徒たち

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

コーディネーターの長友、羽田野が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

妻高校独自の課題解決型学習である「妻みらい学」、メンター来校日は今回で4回目です。2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みを行なっています。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

福島(本日は別の業務でお休み)と長友が担当するグループは「ゴミ拾いはスポーツだ!」を合言葉にチーム対抗の競技としてゴミ拾いを楽しむイベントの企画実施に取り組んでいます。この日は、妻高生徒会が実施するゴミ拾いボランティア「キラキラ大作戦」とタッグを組む企画、名づけて「スポキラ大作戦!」の実施に向けて、生徒会との打ち合わせの段取りや、参加者の募集の準備を進めました。いつものゴミ拾いボランティア活動が、競技型のイベントになることで、ボランティア意識がどう変わるか?と問いをたて、それを確認するための調査アンケートについても検討しました。

メンター来校日4日目

このような高校生のグループ活動に地域の大人がメンターとして伴走することで、活動の実現性の向上や学びの深まりに繋がるようにサポートしています。

(文責:長友)

新しい形で継承されはじめた 延岡星雲高校F科2年生メンター指導

延岡星雲高校フロンティア科2年生(24名)では、「探究学習」を「フロンティア学」として位置付け2020年からは1年生で探究の基礎を学び、2年生では本格的な課題研究と提案に取組みます。1,2年生の2年間を通したつながりのある学習として積み重ねてきています。

 

2017年 F科2年生(人文コース) 課題研究に取組み開始

      (9月からメンター(3名)により「地域の課題」をテーマに学習し、翌年3月に延岡高 

 校と合同で「発表と提言」(商工会議所会頭ほか出席))

2018年 F科2年生(人文コース)に、上記と同じ形で実施。

      (7月からメンター(4名)により学習し、翌年3月に市長へ提言)

2019年 F科2年生(全員)に、上記と同じ形で実施 

      (9月からメンター(6人)により学習し、翌年3月に発表。コロナのため学内で実施)

2020年 F科1年生(全員)に繰り上げて「フロンティア学」として実施 

      (10月からメンター(4名)により学習し、翌年2月に発表)

2021年 F科2年生(全員)に1年生から引きつづき継続して実施 (F科1年は探究の基礎)

         (6月からメンター(4名)に前年から持ち上がってもらって学習し、翌年2月に発表)

 

今年からは生徒たち自身が決定したテーマについて、4月から探究学習を実施し、9月に中間発表を行いました。それを基にして、10月から3ケ月間、メンター(3名)の指導アドバイスを受けながら12月の最終発表につなげていきます。10月19日にメンター指導がスタートしました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 メンターの自己紹介を聞く生徒たち

               メンターの自己紹介を聞く生徒たち

県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました

今日は県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました。
講師はキャリア教育コーディネーターの羽田野と福島が務めました。

「ひなた場」は主に中学生を対象に、自分のこれまでを振り返る「人生グラフ」を使いながら先輩と対話をする新しい形のキャリア教育プログラム。通常、先輩役は地域の大人の方々が務めますが、えびの市では飯野高校の高校生が務めます。

今年はえびの市内4つの中学校全てで飯野高校生と中学生の「ひなた場」が実施されることとなり、先輩役として参加する高校生に向けてプログラムの内容や注意事項などをお伝えし、その準備を行いました。

(文責:羽田野)