日誌

校長室の窓から

第82回卒業式

 今日25日(水)、春の温かさに包まれた体育館で第82回卒業式を挙行しました。新型肺炎の感染拡大防止のために、換気と消毒、マスクの着用をすべての参加者にお願いした前代未聞の式ではありましたが、卒業生と保護者のご協力により滞りなく終えることができました。式次第をかなり省略したり縮小したりしたこともあり、1時間足らずのコンパクトな式になりました。卒業証書は、各学級の代表児童3名に授与し、その他の児童には式後学級で担任から渡しました。形は変われども、卒業生を送る気持ちには変わりがありません。全職員で準備した式場も、きっと喜んでいただけたのではないでしょうか。
 式辞は、「3分以内」と自ら縮小ノルマを設けました。励ましの言葉として吉田松陰(幕末の思想家)の

という言葉を贈りました。これまで、毎年卒業生に届けてきた言葉です。将来の夢や希望を、必ずや実現することを期待しています。91名の卒業生の皆さん、進路は違ってもそれぞれの夢に向かってがんばってください。東小学校のみんなで、皆さんの活躍とご多幸を祈っています。体に気を付けて。
 改めて、ご卒業おめでとうございます。

卒業式 よろしくお願いいたします

 一斉の臨時休業から3週間が経ちました。新型肺炎による社会全体への影響が大きくなる中で、これからの学校現場がどのようになるのかまったく見通しが立ちませんが、今できることを精一杯取り組んでいくしかないのもまた現実のようです。
 そのような中、25日(水)には第82回卒業式を挙行いたします。感染拡大防止のため、式次第の簡素化や出席者の制限など縮小しての実施となりますが、その分例年以上に気持ちを込めて卒業生を送り出したいと考えています。
 式への参加は、卒業生と教職員、そして保護者のみといたします。当初保護者は1名のみと制限しましたが、換気と消毒、また保護者席の間隔を十分にとることで複数の参加も可能と判断しました。保護者の皆様には、何かとご不便をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 校門掲示板には、在校生から6年生への卒業メッセージが掲示されています。

 体育館前の階段には、春の花々が飾られました。卒業式を待ちわびているかのようです。

休業中の子どもたち ②

 臨時休業が2週間延び、最終的に3月いっぱい休業となりました。明日17日(火)と10日後の27日(金)を登校日とし、休業中の子どもたちの状況把握と簡単な修了式を行います。6年生は、25日(水)に規模を縮小しての卒業式も行います。
 また、今日16日(月)からは午前中のみ(8:00~13:00)の児童クラブ利用児童の預かりを開始しました。民間施設では午前中の対応が難しいらしく、学校に要請がまいりました。今日現在、約30名の1・2年生が利用しています。自習室は消毒と換気に十分に注意しながらも、わずかな時間ですが外遊びもしています。子どもたちにとって少しでも快適な時間となりますように・・・。



 いつの間にか、花壇には色とりどりの花が満開です。卒業式を彩るために準備されてきました。明日の朝、子どもたちが喜んで愛でてくれるとうれしいのですが・・・。明日がとても楽しみです。

休業中の子どもたち

 一斉臨時休業が始まって4日目。宮崎県でも初の感染者が確認された新型肺炎ですが、子どもたちはどのように過ごしているのでしょうか。本日の児童クラブは、およそ20名の子どもたちが進級を祝う会に参加していました。また、なかしま児童館やファミリーサポートセンターを利用しているご家庭もあるようです。
 東小学校でも、緊急避難的にお預かりしている子どもさんがいますが、今日現在では3~4名程度の利用となっています。学校から出された課題や読書をして過ごしています。この数日間で課題を半分以上終わらせているようでした。

 子どもたちにとってはかわいそうな過ごし方かもしれませんが、非常事態ですので何とか感染拡大そして収束に向け力を合わせて臨みたいものです。今こそわたしたち国民の結束力が問われるときなのかもしれません。

2月が終わります。

 学校が静かです。子どもたちの姿のない学校はこれほどなのでしょうか。
 思わぬ臨時休業で締めくくった2月でした。1か月前に、新型コロナウィルスの影響がこれほど大きくなるとは予想できませんでした。ニュースなどの報道によると国民生活全体に影響を及ぼしているようです。一日も早い収束を祈るばかりです。
 2日(月)から当面2週間の臨時休業となりました。その間、保護者の皆様には多大なご協力を賜ることになりますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。明日1日(日)の午前中に、子どもたちには自宅での過ごし方や学習について説明します。ぜひご家庭でもご確認ください。

【2月の校門掲示板には、2年生の1年間の学びが掲示されていました。いろいろなことができるようになっていて、感激しました。】

 明日からいよいよ3月です。休業開けは、学年のまとめや卒業式に向けての準備となります。慌ただしいことは当然ですが、その中でもしっかりとした目的意識をもって取り組んでいけるよう支援していきます。有終の美が飾れますよう、見守りをお願いいたします。

学校評議員会

 25日(火)、今年度3回目の学校評議員会を開催しました。5名の評議員さん(寺田勝彦さん、春田健一さん、木村智美さん、後藤延子さん、後藤博文さん)全員がおそろいになられ、今年度の取組の報告と今後の学校行事等についての説明、協議を行いました。

 協議では、
◇ 家庭訪問を個人面談に変更した経緯について
◇ 土曜授業中止に伴う授業内容の在り方について
◇ いじめ・不登校の状況について
◇ あいさつ励行を家庭と連携して進めるために
◇ 集団登校における現状と課題
◇ 声かけ事案への対応について
◇ 公園の使い方について
などが話題となりました。日頃から学校に対する意識を高くもっていただいている評議員さん方から、多様なアドバイスをいただくことができました。今後の学校経営に生かしてまいります。
 今年度の学校評議員会も今回で最後でした。1年間本当にありがとうございました。

最後の土曜授業

 今日2月1日(土)は、今年度最後の土曜授業でした。ご案内のとおり、延岡市が5年間にわたり試行してきた土曜授業ですが、今年度限りでその実施を終えることとなりました。
 この間、土曜日を有効活用してどの学校でも創意工夫のある取組をしてまいりました。保護者や地域の方などをゲストにお迎えして特別授業を行ったり、子どもたちが校外へ出かけていき地域に学んだりする機会を多くもつことができました。東小学校も例外ではありません。生活科や総合的な学習の時間などを使って多くの学びを経験してきました。これからもその考えを生かしながら、これまで以上の学びができるように教育課程を工夫してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【体育館の校歌額】
 平成元年の体育館改築に伴い、卒業記念として贈られた額です。作曲者の海老原直先生は、県北地区の多くの学校の校歌を作曲されています。ちなみに、6年生の海老原実結さんの曾祖父にあたるそうです。

1月が終わります。

 暖冬と言われますが、日中20℃を超す日もあったりして、「本当に冬なのか?」と心配さえする日があった1月でした。インフルエンザのり患も、相変わらず10名前後で推移しており、安心できない状況にあります。また、海外に目を転じると新型コロナウイルスによる肺炎の拡大も懸念されています。少しでも早い収束を祈るばかりです。
 1月が終わります。2月は「逃げ月」と言われるように、短い月です。しっかりと目標を決めて取り組みたいものです。前半は新入学関係の行事が多く、後半には今年度最後の参観日も計画されています。皆様のご協力をお願いいたします。


【校内の校歌碑】
 第19代校長坂本達也先生のとき(平成2年)に、当時のPTA会長だった長谷寛司さんが寄贈されたもののようです。正面玄関脇にあります。

裏面には、お二人の素晴らしいメッセージが刻まれています。

アンケート結果を公表します。

 3学期が始まって1週間が経ちました。冬休み中にインフルエンザにかかっていた子どもたちも、昨日から元気に登校しています。56日間の授業日ですが、今の学年のまとめと次の学年の準備にしっかりと取り組んでまいります。
 さて、2学期末に実施した「教育活動振り返りアンケート」の集計結果を公表いたします。ご多用な中、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。評価は、「4:よくあてはまる、3:おおむねあてはまる、2:あまりあてはまらない、1:全くあてはまらない」の4択で、番号をそのまま数値化し全体の平均としたものです。
 ご意見・ご感想がございましたら学校までお寄せください。
学校評価(保護者).pdf


【1月の校門掲示板は、3年生による新年の抱負です。】

年賀状をありがとうございます!

 例年になく穏やかなお正月の天気でした。北の地方では雪不足のところも多いそうで、生活だけでなく経済的にも影響が出ている暖冬のようです。
 さて、学校にたくさんの年賀状が届きました。業者や他校からのものに混じって、子どもたちから先生方宛のものも多く見受けられます。色とりどりのイラスト(今年は子年)や新年の抱負が書き込まれた手書きの年賀状は、読んでいて楽しくなります。校長室にも届きました。


 これは1年生からいただいたものです。精一杯書いたことがうかがえ、本当にうれしくなります。子どもたちと一緒にがんばろうという気持ちになります。「心を届ける」という郵便の本来の意義を感じることができます。先生方へ年賀状を送っていただいたすべての子どもたちに感謝します。ありがとうございました。