キャリア教育

キャリア教育

単価

 息子が野球をしている。「飛ぶバットというものを買おうか」という話になった。
近くのスポーツ店に見に行くと「M球対応抜群の反発力!飛距離25%up!」あこがれのバットを手にして考えた。1試合で1本ヒットを打てたとして残り半年で50試合あれば50本のヒット。バットが43000円だから1本当たり860円。1年間使えば100本打てたかも。そうしたら1本当たり430円の単価になっていた。たぶん元は取れない、買うのをやめた。(もちろんヒットを打てる魔法のバットではない)
 先日、テレビで年俸36億円のメジャーリーガーの話題が出ていた。1試合単価2000万円
1打席単価500万円だそうだ。少し単価の0の数が違った。

悪いことではないんだけど・・・

 自分の中で「変えたいなあ」と思う行動がある。
時間に対してのこと。元来、時間に対して恐怖心がある。
寝る前、目覚まし時計を何回も確認する。そして目覚まし
よりも先に起きる。まず目覚まし時計のアラームを鳴らす
ことはない。
 時間に遅れるとか、時間を守らないとかほかの人の行動
ではなく、自分の行動に対して、だからバスや電車に乗るとき
必ず発車時刻の10分以上前にバス停や駅にいる。先日、寒風の中
バス停で15分待ってしまった。悪いことではないんだけど・・・

風は何色?

 「今日の風は何色?」私はこのフレーズが大好きです。
 これはピアニストの辻井伸行さんの母いつ子さんの著書「今日の風、なに色?」のタイトルとその本の中に出てくる言葉です。視覚障害がある息子伸行さんに色で物のイメージをさせていたところ、幼少期の伸行さんが風の色を聞いてきたというお話。
 体調や気持ち、心の状態によって風の色って変わるなあと思います。いつも自分の好きな最高の色でありたいと思います。みなさんの今日の風は何色ですか?

謹賀新年

 今年もよろしくお願いします。
 年末に映画を見ました。エンドロールになると
たくさんの人が席を立ち始めました。でも映画は
このエンドロールまで見て完結すると思っています。
エンドロールで出てくるクレジット(製作者や協力者)
スペシャルサンクス(取材・撮影協力者や場所)など
映画が完成するまでの様々な思いがここに表現されてい
るような気がしています。エンドロールは今見た映画を
振り返る大事な時間だと思います。
 年に数回しか行けないのですが、映画館に足を運ぶこ
とを今年も続けようと思います。

4D

 先日、4K・8Kテレビの記事を通信で取り上げましたが、4Dという文字を目にしました。映画館の話です。4Dとは?D=Dimensions(次元)つまり2D(2次元)3D(3次元)4D(4次元)一時3D映画がはやりました。専用の眼鏡をかけると映像が飛び出してくるように見える。立体映像、2D=平面、3D=立体、ということは4Dは・・・
3D+1この「1」のところに振動やにおいや水しぶきなどの特殊効果が加わるのだそうです。映像に合わせて椅子が動いたり、水しぶきが飛んで来たり。?これは映画なのだろうか?もはやテーマパークのアトラクション?2時間近くジェットコースターに乗っている状態?見終わったときどんな状況で映画館から出てくるのだろう?ジュースとかポップコーンとかどうなるのだろう?心配ばかりが先行するけれど、少なくとも宮崎県内に4D映画対応の映画館はないみたいだ。

大入

 大相撲延岡場所の前日準備にお邪魔して
少しお手伝いをさせてもらった。受験前の
3年生を行かせることに不安もあったが、
貴重な社会見学と考え、140人全員で参加した。
イス並べや、パンフレット置き、座布団配置など
生徒は2時間、結構頑張った。若い力はすごい。
今回のネタはそこではなく、座布団を配置していた
生徒の会話。
  A「すごいね、こんなにたくさんの大人が見に来るんだ」
  B「大人はいいなあ」
  A「明日は平日だから大人だけなんだ」
  B「わざわざ大人って書かなくても分かるよね」
 座布団にあの独特の江戸文字で「大入」と書いてある。
「大人じゃないよ、大入りだよ」と伝えたけど
大入りの意味は分かってないかも。

おこづかい

 社会科(公民)の授業で経済の勉強をしているときの対話
 おこづかいは、景気の変動に影響を受けるか否か。という内
容で「考えたこともない」とか「金額は変わらない」という
返事だった。そもそもお小遣い制ではなく、必要なときにも
らってる生徒も半数くらいいた。そこでの提案、おこづかいを
スポーツ選手のように更改制にしてはどうですか?テストで何
番になったら、〇〇%up、部活動で優勝したら〇〇%upとか。
すると「いい!」「それにしてもらおう」などの提案に対する
称賛の声ばかり。3年生にはダウンという発想はない。
ポジティブだ。

並べるということ


 
 上の写真は、3年生男子生徒が使うトイレの下駄の様子です。きれいに並んでいる?といえるかどうか。その答えは見る人次第でしょうか?違います。これは並んでいるとは言えない。そもそもトイレのスリッパを並べるとはどういうことなのか。次に使う人のことを考えた「おもいやり」または「マナー」。そんな心を育てたい。

100歳??

 1980年、今から38年前、日本人男性の平均寿命は73歳でした。現在81歳、つまり8歳も寿命が延びています。30年後さらに8歳延びているとするなら2050年ごろの男性の平均寿命は90歳。ということは女性は95歳越えか。さらに医療技術が進めば、人生100歳時代が本当に訪れることになるかもしれない。果たして私は100歳まで生きることになるのか?だとしたら人生まだ半分しか過ごしていない。あと50回紅白歌合戦を見ることになるかも。

合唱の思い出

 楠の葉祭の合唱コンクールに向けて、各クラス練習に励んでいる。
高校3年の文化祭でのこと、ベートーベンの「第九歓喜の歌」を合唱曲に選んだ私のクラスはおきて破りの全員が歌詞付きの楽譜を持って本番に臨んだ。ドイツ語の歌詞にカタカナをふって言葉の意味も分からずひたすら歌った。楽譜を持って歌うことに他のクラスからは批判が上がった。金賞をとりたい。でも悪い雰囲気で文化祭を終わらせたくなはい。
曲も終盤、最後の盛り上がり、横で歌う男子生徒が悲鳴に近い声で音を外した。そこで大爆笑が起こり、わがクラスは努力賞という結果に終わった。ごめんごめんと言いながら涙ぐんでいる男子生徒を責めるクラスメイトはいなかった。みんな何となくほっとしていた。なんかいい感じで終わることができた。わざとって難しい。