キャリア教育

キャリア教育

ベテランになりたい

 先日、会話の中で「先生みたいなベテランの先生がいるといいですね」と言われた。褒められていると思いながらも「ベテラン?」。果たしてベテランとは。
 野球中継を見ていると解説者が「彼も、もうベテランの仲間入りですね」などと発言することがある。ベテラン=年輩者?ここは得意の検索。「ベテランとはラテン語が語源で退役軍人のコトを指す。転じて年輩者・歳をとった人・古い、などの表現に使われる」とあった。古い・・・・・前述の会話「先生みたいなベテランの・・・・」つまり「先生みたいな古い人がいると・・・」いろいろ調べてみるとつぎのような解釈もあった。退役軍人はいくつのもの闘いを生き抜き、強靭な精神力と身体、そして様々な場面に応じたノウハウを持ち合わせている「熟練の職人である」。つまり、「なくてはならない存在、次世代に繋ぐ役割である。」と、こうなると会話の内容は変わってくる。「先生みたいな熟練の職人がいると・・・」「先生みたいな次の世代につなげる人がいると・・・・」
 私は「ベテラン」になりたい。

日記から学ぶこと

 子どもたちに日記を提出してもらっている。一つだけお願いしているのが、感情ではなく感想を書いて欲しいということ。「うれしかった、たのしかった、苦しかった、暑かった」ではなく。何をどのように感じたのかその結果何を思ったのか。表現力を養いたいという想いからのリクエスト。書くことが苦手な生徒も少しずつ自分の思いで日記を書けるようになってきた。毎日の夕食の食レポをしてくれたり、季節によって様々な表情を見せる下校途中の夕焼け空について書いてくれたり、日常の何気ない場面を切り取って表現してくれたり、本当に子どもたちの感性の豊かさには感心させられる。そして子どもたちにはもう一つ、4月にお願いしたことがある。「この日記ノートは絶対に無くさずにとっておいて欲しい」ということ。何気ない文章の中に13歳で経験したコロナウイルスとの闘いの貴重な記録が記されている。将来読み返してくれると必ず生きていく大きな力になると思っている。

何となく読みを改善しよう

 本を読むのは嫌いではない。好んで読むかというとそうでもないが1カ月に1冊読むか読まないかのレベル。そして自分でもわかっているのだが、何となく文章を読んでしまう癖がある。特に分からない漢字が出てくるとその前後の文章の雰囲気で漢字を読んでいる。必殺道具「スマートホン!」で調べればいいのだがつい面倒くさくてそのまま流してしまう。「踵を返す」かなり昔だが踵=「かかと」ではなくつま先だと思い込んで本を読んでいた。こんな調子でいたところ、「貶める」という文字を目にした。前後の文章からは何となく悪い表現に感じ取ることができる。貝+乏=貶 何だろう?ここでついにあの道具「スマートホン!」中国の朝廷に使える役人(官職)の覇権争いにより左遷されたり降格させられたりして地位が下がり給料が減額される様を表すときに使っていた文字らしい。だましたり罠にはめるのとは少し違うようでこの時には「陥れる=おとしいれる」という字を用いる。「私は彼を貶めた」と「私は彼を陥れた」では私の立場や私に対するイメージが変わってくる。やはり日本語って難しくて、面白い。

バロメーター

 「授業の取組へのバロメーター」です。と自分で言いながら、バロメーターって何 
だ?と思い始めてしまいすべての思考が止まった。悪い癖?(良い癖)で気になりだし 
たら調べないと何も手につかなくなる。言葉の使い方から「指標」であることはわかるが実際何なのか、メーターと言うからには計測する機器ではないか。いつものことだが便利な道具「スマートホン!」 サクサクと検索すると、「気圧計」と出てきた。気圧を測る機器。やはり計測する機器。「バロって?」気圧は昔、「バール」と呼ばれていた。
1992年今からおよそ30年前まで気圧の単位は「バール」。気圧を計測する機器で「バロメーター」そもそも、もはや「バール」という言葉さえ使われていない。ということは「死語」。なんか最近この手の話題が多い気がする。

暑い夏♯4

 2005年、地球温暖化防止に関する枠組みとして世界各国が取り組む
指標「京都議定書」が採択された。具体的な国の取組として28℃の室温
調整でも快適に過ごせる服装の工夫。いわゆる「クールビズ」がこの年
スタートした。小泉総理大臣の意向で小池百合子環境大臣が推進した
制度である。ノーネクタイ、開襟シャツ経済効果も大きかったらしい。
環境省は5月1日~9月末までの期間を設定してきた。今年でこのクール
ビズキャンペーンは廃止される。暑いか暑くないか熱中症対策は個人が
自分で考えて行うべきもの期間設定は必要ない。クールビズはいつでも
良いということのようだ。小泉進次郎環境大臣が今年の3月31日に発表
した。父の発案を息子が終わらせるなかなかドラマチックで面白い。
 昔、1年中半袖半ズボンの子どもがいた大人からは「気合の入った
元気な子」と評された。「水を飲むな!」と言っていた大人たちだ。
「時は戻さない方がいい。」   完

暑い夏♯3

 1980年代~1990年にかけて世界的には地球の環境問題が注視され
始めたころ、しかし日本ではまだ昭和の「頑張れ!」精神論が強かっ
たころ、徐々に熱中症という言葉が聞かれるようになる。当時は「熱射病」
や「脱水症状」とよばれていた。上記の時代まさに私は中学ー高校ー大学
と野球に明け暮れていた時代。「水は飲むな!」のなかで生きていた。
 調べた資料には1995年ごろから熱中症という症状に「熱射病」・「熱け
いれん」・「熱疲労」「日射病」などのカテゴリー化がされてきたと書か
れている。(諸説あり)
 まさにその過渡期に私は野球をしていた。暑さに強くなったのだろうか、
我慢強くなったのだろうか。苦しい想いでも今となっては懐かしい想い出
今の時代がうらやましい気もするが。
                         つづく

暑い夏♯2

 「練習中に水を飲む」 そんな恐ろしいことができるなんて世の中は
どうなってしまったんだ。高校時代の思い出にふけっていると、高校の
部活動を思い出した。なかなか厳しい練習で有名な高校で大学時代には
県内の民放テレビのスポーツキャスターから練習内容について質問され
たこともあるくらいだからよほどだったのか。
 練習中絶対に笑ってはいけない。水を飲んではいけない。
 すごい時代だった。一度、体が全く動かなくなってあおむけに倒れたこ
とがあった。起き上がろうと思っても意思に体がついていかない。まさに
熱中症だったのか。当時は「気合が足りない」で片づけられていた時代。
そのまましばらく放置された。青い空と芝生の香りと心地よい風が吹いて
いたのを覚えている。
 熱中症が社会問題になっている昨今「水を飲んではいけない」という
言葉はハラスメントかもしれない。
※(その年、部室に冷水器と梅干が置かれるようになりました。)
                       つづく

暑い夏♯1

 最高気温がトップニュースになる。やはり異常気象なのか明らかに昔よりも
暑い気がする。そんことをぼんやり考えていたら、高校時代のことがふとよみが
えってきた。
 「なつい あつ」
高校時代、私には奇想天外な知り合いが多かった。上の言葉もその一人が発した
ものだ。
「やっぱり、なついね、あつは・・」部活帰りにこう言われた何のことか分からな
かった。
 お分かりかと思うが本人は「やっぱり、暑いね、夏は」と言いたかったようだ。
ちなみにこの人は「アイスは、うめてくねーとつめくねー」と言ったこともある。
翻訳すると「アイスはつめてくねーとうめくねー」=「冷たくないとおいしくない」
 などと思い出に浸っていることで、暑い夏について考えるきっかけになった。
                           つづく

5G

 5Gとは?私の好きなプロ野球チームの神5(カミファイブ)のことか?神5とは私が独自に選んだジャイ〇〇ツの選手ベスト5のことだ。絶対的エース菅〇選手・チームキャプテン坂〇選手・われらが4番岡〇選手・宮崎出身戸〇選手・そしてチャンスに強い好打者〇選手(!もはや名前を隠しきれていない)だがこの神5のことではないらしい。
 本題に入ります。5Gとは第5世代移動式情報システムのこと。インターネットなど情報が現在の何倍も速く、かつ大量にやりとりできるようになるのだとか。むずかしいので調べてみると分かりやすく書いてあるサイトを見つけた。各家庭ではインターネットにスマホなどの通信機器を接続しようとするとせいぜい5台程度が限界。ところが5Gでは100台以上の通信機器と接続が可能になる。家庭内の家電製品がネットにつながるようになれば例えば家事はすべてリモートでスマホを使ってコントロールできるようになる。お風呂も掃除も洗濯もスマホで操作できる。外出先から家のことができる。テレビは家に居ながらにして画面に映る場所にいるかのような視聴が可能になる。野球中継であればベンチに座っている選手と同じ目線で試合を見ることができる。さらにVR等のシステムを使えばリビングが東京ドームになる。そんなことが可能になるみたいだ。2024年までには全国の94%の地域に5Gを整備するという記事もあった。大阪万博に合わせて日本の情報技術の進化を世界にアピールする狙いもあるのだとか。楽しみというよりは不安の方が大きい。完全に時代の進歩に取り残されるのではないだろうか。同世代のみなさん頑張りましょう!

 先日、顧問をしている部活動の新チームのスタートにあたり、チームのテーマを決めた。いろいろな言葉が生徒から出される中で最終的に「輝」という字が選ばれた。一人一人が輝けるチームになりたいという想いからだ。しばらくして、楠の葉祭(岡富中文化祭)の実行委員会を発足するときに今年の楠の葉祭のテーマを実行委員会の生徒に考えてもらった。最終的に決定した言葉は「輝」。みんなに輝いてほしいという想いからだ。
 奇しくもなのか必然なのか、全く違うメンバーで構成される全く趣きの違うチームが同じ文字を選んだ。大人の役割は子どもの願いをかなえられる環境を作ること。早くも2学期、少しでも子どもたちが「輝ける」環境を整えてあげられたらと想う。

背番号20

 どうしても野球関連の話が多くなってしまいますが、先日高校野球を見る機会がありました。応援というのが苦手でバックネット裏から教え子のプレーを見ていました。相手チームの守備が終わると毎回、背番号20を付けてヘルメットをかぶった選手が相手チームのベンチから勢いよく飛び出してきます。全力で走る先には3塁ランナーコーチボックスがあります。「ランナーコーチとして自分の役割を果たしているんだな」とうれしく思いながらその選手も気になっていました。すると3回くらいから彼の行動に違和感を感じるようになりました。彼は勢いよく飛び出してくるとピッチャーの投球練習が始まる前にバッターボックスに入り、手でボックス内の土をきれいにならしていました。時間にして10秒足らずです。前かがみになって手の平で数回、土をならすと元気よく3塁ランナーコーチボックスに走っていきます。そこに彼のチームの先頭バッターが打席に立つ、そんなシーンがあることに気付きました。彼が試合に出ることはなかったと思います。しかし、ランナーコーチを交代する8回まで彼はその動作を繰り返しました。誰かに言われたのか、自発的なのか、チームメイトはそのことを知っているのか、わかりませんが、彼は素晴らしい大人になるだろうなと思いました。残念ながら私の応援していた高校は惜しくも負けてしましました。ということは彼のランナーコーチとしての活躍はまだ続きます。背番号20のランコーかっこよかったです。 

活躍

 先日、卒業生の所属する高校野球の練習試合を見に行った。ありがたいことに高校でも野球を続けている生徒が結構いていろんな学校の応援ができる。もちろん高校から違うスポーツで頑張っている生徒の活躍も楽しみなのに変わりはないが、自分がやってきた高校野球にはやはり少し気持ちが入ってしまう。
 そこには少し顔も体つきも大人びた卒業生の姿が10人近くあった。直接そばにいって声をかけるようなことはしないが、こちらに気付いて手を振ってくれる卒業生もいた。試合に選手として出場しプレーしている選手の姿を見るのはうれしい。しかし、今回何よりうれしかったのは、試合には出ていないがランナーコーチとしてまた選手のサポート役として必死に動き回っている卒業生の姿が見られてことだ。まさに社会や会社はそんな人たちの力で成立している。映画は映画俳優だけで製作されるものではない。カメラマンがいて衣装担当の人がいてスタイリストがいて、音声・照明・宣伝・もちろん監督いろいろな人の支えで最終的に俳優さんたちがテレビ画面に出てきて映画のPRをする。だからそういった意味でも映画のエンドロールは最後まで見る。いろんな人の名前が一瞬だけでも目に入る。
 試合を観戦していてそんなことを考えていた。試合が成立するにはたくさんの人の支えと活躍が必要だ。熱中症対策のドリンクをもって走り回っている卒業生を見て「かっこいいなあ」と思った。貴重な経験をしていると思う。

反省

 先日、卒業生の保護者と会った際に「最近、岡中ホームページのキャリアコーナー更新されてませんね」「結構見てるんですけど」という言葉をかけていただいた。実は全く同じことを昨年の秋にも卒業生に言われていた。そしてその時には3年生で忙しくてなかなか書けないと言い訳して「よし!読んでくれる人がいる。頑張ろう」と思い数カ月何とか書いていた。今回の言い訳は「学年通信・学級通信・キャリアコーナー三つ書いていたら内容が重なってしまい書くことがなかなか無い」ということで遠ざかっていたのだが、売れっ子作家でもあるまいし、著作権がどうこう言う立場でもないし、同じ内容でも何も問題はない。発信する機会が多いほどたくさんの人の目に留まるはず。
 といいうことで同じ内容が様々なところに出てきますが、キャリアコーナーびっくりするくらいの勢いで更新していこうと思います。

決意の3333段 其の3

 ちょっと行ってみようかくらいの気持ちで来てしまった自分を悔やんだ。願掛けどころではなった。気持ちは「無」であった。ただ階段を上って降りるその行動だけを3時間かけて達成した。3333段目から1kmほど歩いた先に釈迦院がありそこでは御朱印が頂けるのだそうだ。御朱印をもらえば「階段上ってきましたよ」と自慢もできるのだが、こうして書いたところで「本当かな~」「ふ~ん」で終わってしまいそうな気がする。そこでこのコーナー書いて2年目、初めての試みですが私と同じように無謀にも3333段に挑戦して意思とは関係なく足が勝手に駆け下りてきた経験がある方、ぜひ「いいね!」をお願いします。
 
  どうやって「いいね!」するんだろう?

決意の3333段 其の2

 100段ごとに目印があり今の自分の位置を知らせてくれた。500段目で息が上がり、1000段目で心が折れた。どうしよう、やめるか、願掛けが・・・・立ち止まり、しゃがみ込みどうにか上り続けた。上り終えた人がさわやかな顔で降りてくる。すれ違いざまに
「こんにちは」「がんばってください」と声をかけてくれる。しかしその声にも反応できないくらい心身ともに追い込まれていた。軽い気持ちで来てしまったがもう後には戻れない。ただひたすら3333段目をめざして上り続けた。願い事は無事に登り切ることになっていた。のぼりはじめて1時間40分ようやく最後の石段を上がることができた。晴れやかさとか達成感ではなく「やっと終わった」しかし、すぐに気付いた上ったということは最初の場所まで下らなければならない。3333段の下りの石段が待っている。そして理解できた、同世代くらいの人たちが素早く駆け下りていたわけ。それは軽やかなのではなく重力に任せて滑り落ちていたのだと。自分の意志で下っているのではなく「手すり」に身をゆだねて足が勝手に石段を滑り落ちていく。およそ1時間かけて3333段を転がり下りた。

決意の3333段 其の1

 熊本県の美里町に「日本一の石段」というのがあると聞いたことがあった。
いつものことだが、不意に思い立って「よし!行ってみよう」ということになった。
インターネットで調べると町おこしの為につくられた石段で釈迦院御坂遊歩道という
正式名称があった。つまり、石段を上った先にお寺があってそこにお参りに行くための
石段だということが分かった。受験生もおり様々な願掛けの意味も込めて石段のぼりに挑戦しようと決心した。若い人で50分~60分、50代過ぎでも1時間半程度で登れる。らしい。自宅から約2時間目的の場所に到着すると道路沿いの駐車場は全て満車。かなり人気のスポットらしい。やる気がみなぎってきた。10時50分いよいよ石段のぼりをスタートした。

世界に一つだけ


 私はカレーが好きだ。結構みんな知っている。「カレーは飲み物」この名言を座右の銘にしている。先日、テスト休みで部活動もない日ができた。以前から考えていた「挑戦」を実行する時がついに来た。「スパイスからカレーを作る」一度やってみたいと思っていた。カレーが好きだと言いながらスパイスのことを何も知らない。調べてみたらおおよそ6種類のスパイスが必要なことが分かった。クミン、ターメリック、チリペッパー、コリアンダー、オールスパイス、カルダモン。まだ他にもあるのかもしれないが初心者にはこれくらいで。3軒スーパーを回って全てを揃えることができた。これをどうやってカレーにするのか。今はスマホを使えば何でも情報が得られる。「スパイス・カレー・レシピ」
作り方が細かく書いてるサイトや動画で分かりやすく紹介しているサイトなど選ぶのに迷う。「初心者でも簡単にスパイスからカレーを作るレシピ」そこに書かれている通りに小さじ1/3、大さじ1/2など細かなことが苦手だががんばった。調理時間20分とあったが1時間以上かけて何とか完成。スマホの画面に映っている完成品とはかなり色合いが違う。市販のルーのカレーとは別物、スープカレーができた。果たしてお味は・・・意外とカレー、調子に乗ってはいけないが食べられるレベル。レシピ通りにつくっているから当たり前なのだけど、自分でスパイスからつくった「世界で一つだけのカレー」マイブームになりそうな予感。

つぶやく

 
 一カ月ほど前、卒業生からキャリア教育の「つぶやきコーナー」を更新して欲しいというリクエストがあった。つぶやきたいことはたくさんあるのだけれど、あれこれ庶務に追われてなかなか更新できないでいた。前回の更新日から4カ月近くがたっている。時間はつくるものと教えてもらったことがある。つぶやきたいことが決まっていれば、キーボードを打つ時間は10分程度だと思う。「時間がないから」は一番ダメな言い訳だと思う。「時間を作ろう」「つぶやこう」

雨の日には・・・


  「雨の日には、雨の中を 風の日には、風の中を」
 クラスの黒板に「言葉の雫」というコーナーをつくっている。
 一日の目標になる言葉はないかと探しながら書いている。
 放課後の日課の一つでもある。雨続きの日々何か雨にまつわる
 言葉はないかと探していたところ、上のフレーズを見つけた。
 よくよく調べたら相田みつをさんの詩だということが分かった。
 いろいろな事情があるので全部を紹介できないが、岡中の子ど
 もたちに紹介したいなあと思える詩の内容だ。ぜひ一度声に出し
 て読んでいただきたい。

月が綺麗ですね

  少し前のことです。映画を観ていたらヒロインの女性が「月が綺麗ですね」
 というセリフを言っていた。何のことかわからず映画を観ていると、どうも相手
 の男性に自分の想いを伝えていることが分かった。早速、インターネットで
 検索しその意味を知った。諸説あるようだが、夏目漱石が英語の翻訳するときに
 「I LOVE YOU」を「日本人は愛してると直接言うことはしない」
 「月が綺麗ですね」が適当だと言ったとか。出どころは別として、日本語って
 すごいなと感心したのを覚えている。「月が綺麗ですね」もう少し早く
 こんな素敵な言葉を知っていたら、やはり若いころから本を読むべきだ。

つながる4

 30分休憩するために休憩室に入った。そこは、漫画や雑誌など
図書館並みの本の品ぞろえでお気に入りのコミック漫画も全巻そろ
っていた。さらに、ファミリーレストランにあるようなフリードリ
ンクのマシーンが数台置いてあり、食べ放題のお菓子もバスケットに
山盛り。漫画を2冊読んでコーヒー飲んで時間を過ごした。そろそろ
部屋を出ようと立ち上がると、「献血のお礼です」と係りの方から
お菓子の詰め合わせを渡された。「ありがとうございます」と自然に
声に出た。数日後、献血ルームから血液の検査結果が届いた。「え!」
これも献血したから?しかも結果がかなり良好だった。
 献血にはまだ抵抗はあるが、今回骨髄バンクのドナー登録を行うことを
通じていろいろな経験をし想いをもつことができた。
 人のために何かできるそれが何かにつながるのだと思えた。

つながる3

 骨髄バンクの登録も無事終わり採血の恐怖も一段落したとき
担当の方から、「献血されませんか?」「10連休で血液が不足
します」「おねがいします」
 「!・・・・どうしょう・・・無理」
「献血初めてですか?」「33年前に一度だけ・・・・」
「調べてみますね」「記録にないですね」「ですよね33年前ですから」
大学1年の時、先輩に連れられて献血バスに乗せられ200ml献血した
そして貧血になった。それ以来献血はしていない。というか二度としない
つもりだった。「いやー今日は献血のつもりは・・・・」
「お願いします、連休中の血液が不足するかもしれません」
「はあ・・・」、献血ルームに促されリクライニングのシートの乗せられた
覚悟を決めかけたとき、「朝食事はとられましたか?」「いえ、食べていません」
「献血するときは朝は食べてきてくださいね」「・・・・」ビスケットとオレンジジュースを頂いた。「じゃ始めますね、今日は400mlですね」
「!!!!!!400!」無理無理無理。約ペットボトル1本分
しかも針がかなり太い。ちょっと痛いですよ。いやかなり痛かった。
15分ほどで献血は終わった。この献血で知らない誰かが助かるかもしれない。
30分ほど休憩するために休憩室に入った。そこは・・・・つづく

つながる2


「休日の暇つぶしに骨髄バンクの登録をしたのか?」
と思われると関係者の方にも大変失礼なことになるので
言い訳も含めて続きを
 「何となく、ふと、した思いから」と前回書きましたが
人の想いに何かが突然降りてくるということはないと思います。
カレーを見たことも食べたこともない人が、今日はカレーが
食べたいとは絶対に思わない。
何かしら潜在的に根拠となる経験や情報を持ち得ているから
こそ、思いついたり、考えが浮かんだりするのだと思う。
 池江選手のニュースが公表されたときに様々な情報は自然に
入ってきた。登録者は50万人ほどいること。ドナーとして適
合しても移植まで行える確率は高くはないことなど池江選手の
病気の公表は私も含め多くの人の関心を高めさせた。
 今回の私自身の行動には潜在的に根拠があったのだと思っている。
          ・・・続く

つながる1

 10連休の2日目、28日予定がキャンセルになって
1日フリーになってしまった。普段から特に趣味もない
生活を送っているため何をしようかと考え込んでいると
なんとなく池江選手の闘病のことが頭に浮かんできた。
「そうだ、骨髄バンクに登録してみよう」
宮崎でもできるらしいが休日は大分でしかやっていない。
ならば、大分に行ってみようか。何となく大分に向かった。
何もわからずに血液センターに入り受付した。「51歳ですね」
「骨髄バンク登録は55歳誕生日までになります。」「!」
今年52歳あと3年か。それでも万が一誰かの力になれるのなら・・・
注射は苦手だけれど、2ml採血無事登録できた。
 次回に続く

笑顔

 「先生はどうして泣かないんですか?」
卒業式後に生徒に言われたことがある。「だって悲しくないから」
「ひどい、薄情、冷たい」いつもの言葉が返ってきた。
正確には泣かないのではなく、泣いたらいけない。
25年以上前、初めて3年の学担をして卒業式を迎えたとき、式を終え最後の学活で
号泣してしまい何も語れなかった。子どもたちはもらい泣きをしていたが私は学担と
して失敗したと感じた。最後の大切な時間に想いを伝えることができない。泣いて終わる
そんな卒業式はしたらだめだと思った。それから卒業式では笑顔でいようと決めた。悲しい別れではない。一区切りの卒業。笑顔で送り出したい。
 昨日、イチローの最後の最後の試合を見た。最後までイチローは笑顔だった。
 ※今回は勝手にイチロー選手と同じくくりにさせていただきました。

後輩に伝えたいこと4

  3年男子
 どんなに自信があっても、自分は大丈夫と思っていても緊張します。でも緊張するのはみんな同じです。自分だけが緊張しているわけではありません。ほかの人も緊張しているんだと思ってください。
 部活動の最後の大会と高校入試は同じです。日頃できていないことは試合でもできません。これまでできなかった問題は入試でも解けません。3年生は部活動で最後の大会を経験します。その経験を入試に生かしてください。だからこそ日頃の練習への意識や細かいところまでの勉強が大事です。
 今を大切にしてください。時間を大切にしてください。
  
   

    いろいろなことを経験してきた卒業生だから言える言葉です。

   「今しか言えない言葉がある。今だからこそいえる言葉もある」
                       — シグレイオン ―

後輩に伝えたいこと3

 3年女子 
 私がみんなに伝えたいこと、それは「自分が後悔しない道を選んでほしい」ということです。
 私は3年間一生懸命勉強しようと思っていました。しかしテスト期間などに計画を立ててもそれを実行することはほとんどできませんでした。そしてあっという間に3年になり部活を引退してからは1日が過ぎるのが本当に早かったです。
皆さんにはまだ、1年2年あります。私は1,2年あればなんだってできると思います。たとえ今、成績が伸びていなくても、勉強が嫌いだったとしても、自分を変えようとすれば絶対に変えられると思います。
毎日一つずつ英単語を覚えるだけでも進学の選択肢は広がると思います。
 自分が後悔しない道を選んでください。

後輩に伝えたいこと2

  3年 男子
 一番感じたこと、それは成績はそんなに簡単には上がらないということです。部活が終わって今までにはないくらい勉強しました。でもみんな同じように頑張っている時期、思うように成績は伸びず、もっと早くから勉強しておけばよかったと感じました。
 そんな中もっと頑張ろうと力をくれたのは友だちでした。みんなと一緒に頑張ったことで冬に入ってから成績がはっきりと上がっていると感じました。これこそが受験は団体戦
ということなんだと思いました。
 これからの皆さんに伝えたいことは、時間を大切にすること、自分で目標を決めて精一杯努力すること、そして気持ちの切り替えです。

後輩に伝えたいこと1

 生徒集会で4人の3年生が卒業を控え「後輩に伝えたいこと」を
1・2年生に話をしてくれました。一部を紹介します。

3年 女子
 自分に自信をもてるように生徒会活動やボランティア活動など頑張ってきました。
最初こそ自分の学力が上がっていることを実感できましたが、伸び悩みはじめ全然頑張りが結果に出なくなりました。「今まで頑張ってきたことは無駄。努力は報われるなんてきれいごと」と思うようになりました。
 学校では結果が良くなくても平気な顔をしていました。最後の実力テストでも結果は出ませんでした。私は初めて成績のことで先生の前で泣きました。そのときいろんな先生方が話に来てくれて安心することができました。
 私が皆さんに伝えたいことは2年生はこれからの学校生活の一つ一つの行動をしっかりと正しい行動か判断して過ごしてください。1年生はまだ時間があると思って気を抜かず今のうちから、その日習ったことを着実に頭に入れるようにしてください。

ダイナミックプライシング

 先日、宮崎市で懇親会があるので1泊して翌日帰ろうかと
宿泊予約を入れようとしたところ普段は5000円程度のホテルが
軒並み8000円以上の料金になっていた。プロスポーツチームの
キャンプ中であればわかるが、キャンプもないのになぜ高いのか?
 翌日の新聞で理解できた「全国商工会議所青年部宮崎大会 参加
者6000人」6000人!そりゃ宿泊料金も高くなるだろう。このように
需要が高まることを予測して最大限の利益を得るように、価格設定を
変動させる仕組みを「ダイナミックプライシング」というそうだ。飲
食店でこのシステムを導入する動きがあるらしい。となるといつが安く
なるのか?生活スタイルも大きく変わっていくのかもしれない。

単価

 息子が野球をしている。「飛ぶバットというものを買おうか」という話になった。
近くのスポーツ店に見に行くと「M球対応抜群の反発力!飛距離25%up!」あこがれのバットを手にして考えた。1試合で1本ヒットを打てたとして残り半年で50試合あれば50本のヒット。バットが43000円だから1本当たり860円。1年間使えば100本打てたかも。そうしたら1本当たり430円の単価になっていた。たぶん元は取れない、買うのをやめた。(もちろんヒットを打てる魔法のバットではない)
 先日、テレビで年俸36億円のメジャーリーガーの話題が出ていた。1試合単価2000万円
1打席単価500万円だそうだ。少し単価の0の数が違った。

悪いことではないんだけど・・・

 自分の中で「変えたいなあ」と思う行動がある。
時間に対してのこと。元来、時間に対して恐怖心がある。
寝る前、目覚まし時計を何回も確認する。そして目覚まし
よりも先に起きる。まず目覚まし時計のアラームを鳴らす
ことはない。
 時間に遅れるとか、時間を守らないとかほかの人の行動
ではなく、自分の行動に対して、だからバスや電車に乗るとき
必ず発車時刻の10分以上前にバス停や駅にいる。先日、寒風の中
バス停で15分待ってしまった。悪いことではないんだけど・・・

風は何色?

 「今日の風は何色?」私はこのフレーズが大好きです。
 これはピアニストの辻井伸行さんの母いつ子さんの著書「今日の風、なに色?」のタイトルとその本の中に出てくる言葉です。視覚障害がある息子伸行さんに色で物のイメージをさせていたところ、幼少期の伸行さんが風の色を聞いてきたというお話。
 体調や気持ち、心の状態によって風の色って変わるなあと思います。いつも自分の好きな最高の色でありたいと思います。みなさんの今日の風は何色ですか?

謹賀新年

 今年もよろしくお願いします。
 年末に映画を見ました。エンドロールになると
たくさんの人が席を立ち始めました。でも映画は
このエンドロールまで見て完結すると思っています。
エンドロールで出てくるクレジット(製作者や協力者)
スペシャルサンクス(取材・撮影協力者や場所)など
映画が完成するまでの様々な思いがここに表現されてい
るような気がしています。エンドロールは今見た映画を
振り返る大事な時間だと思います。
 年に数回しか行けないのですが、映画館に足を運ぶこ
とを今年も続けようと思います。

4D

 先日、4K・8Kテレビの記事を通信で取り上げましたが、4Dという文字を目にしました。映画館の話です。4Dとは?D=Dimensions(次元)つまり2D(2次元)3D(3次元)4D(4次元)一時3D映画がはやりました。専用の眼鏡をかけると映像が飛び出してくるように見える。立体映像、2D=平面、3D=立体、ということは4Dは・・・
3D+1この「1」のところに振動やにおいや水しぶきなどの特殊効果が加わるのだそうです。映像に合わせて椅子が動いたり、水しぶきが飛んで来たり。?これは映画なのだろうか?もはやテーマパークのアトラクション?2時間近くジェットコースターに乗っている状態?見終わったときどんな状況で映画館から出てくるのだろう?ジュースとかポップコーンとかどうなるのだろう?心配ばかりが先行するけれど、少なくとも宮崎県内に4D映画対応の映画館はないみたいだ。

大入

 大相撲延岡場所の前日準備にお邪魔して
少しお手伝いをさせてもらった。受験前の
3年生を行かせることに不安もあったが、
貴重な社会見学と考え、140人全員で参加した。
イス並べや、パンフレット置き、座布団配置など
生徒は2時間、結構頑張った。若い力はすごい。
今回のネタはそこではなく、座布団を配置していた
生徒の会話。
  A「すごいね、こんなにたくさんの大人が見に来るんだ」
  B「大人はいいなあ」
  A「明日は平日だから大人だけなんだ」
  B「わざわざ大人って書かなくても分かるよね」
 座布団にあの独特の江戸文字で「大入」と書いてある。
「大人じゃないよ、大入りだよ」と伝えたけど
大入りの意味は分かってないかも。

おこづかい

 社会科(公民)の授業で経済の勉強をしているときの対話
 おこづかいは、景気の変動に影響を受けるか否か。という内
容で「考えたこともない」とか「金額は変わらない」という
返事だった。そもそもお小遣い制ではなく、必要なときにも
らってる生徒も半数くらいいた。そこでの提案、おこづかいを
スポーツ選手のように更改制にしてはどうですか?テストで何
番になったら、〇〇%up、部活動で優勝したら〇〇%upとか。
すると「いい!」「それにしてもらおう」などの提案に対する
称賛の声ばかり。3年生にはダウンという発想はない。
ポジティブだ。

並べるということ


 
 上の写真は、3年生男子生徒が使うトイレの下駄の様子です。きれいに並んでいる?といえるかどうか。その答えは見る人次第でしょうか?違います。これは並んでいるとは言えない。そもそもトイレのスリッパを並べるとはどういうことなのか。次に使う人のことを考えた「おもいやり」または「マナー」。そんな心を育てたい。

100歳??

 1980年、今から38年前、日本人男性の平均寿命は73歳でした。現在81歳、つまり8歳も寿命が延びています。30年後さらに8歳延びているとするなら2050年ごろの男性の平均寿命は90歳。ということは女性は95歳越えか。さらに医療技術が進めば、人生100歳時代が本当に訪れることになるかもしれない。果たして私は100歳まで生きることになるのか?だとしたら人生まだ半分しか過ごしていない。あと50回紅白歌合戦を見ることになるかも。

合唱の思い出

 楠の葉祭の合唱コンクールに向けて、各クラス練習に励んでいる。
高校3年の文化祭でのこと、ベートーベンの「第九歓喜の歌」を合唱曲に選んだ私のクラスはおきて破りの全員が歌詞付きの楽譜を持って本番に臨んだ。ドイツ語の歌詞にカタカナをふって言葉の意味も分からずひたすら歌った。楽譜を持って歌うことに他のクラスからは批判が上がった。金賞をとりたい。でも悪い雰囲気で文化祭を終わらせたくなはい。
曲も終盤、最後の盛り上がり、横で歌う男子生徒が悲鳴に近い声で音を外した。そこで大爆笑が起こり、わがクラスは努力賞という結果に終わった。ごめんごめんと言いながら涙ぐんでいる男子生徒を責めるクラスメイトはいなかった。みんな何となくほっとしていた。なんかいい感じで終わることができた。わざとって難しい。

五感で感じる季節

 この時期になると五感で自然の不思議を感じます。
一つは彼岸花(ヒガンバナ)。なぜお彼岸が
近づくと彼岸花はちゃんと咲くのだろう。しかも
気がつくといつの間にか咲いている。明日咲くかな
明後日かなではない。気がついたら咲いている。
 次はキンモクセイの時期。どこからともなくあの
香が漂ってくる。植物はどうやって季節を感じている
のだろうか。五感で季節を感じられる。いい季節です。

三度目の正直

 
 この写真何かわかりますか?東大寺の大仏の裏側にある柱に掘られた穴です。
一説には大仏の鼻の穴の大きさと同じだそうです。さて、仕事柄修学旅行で奈良の大仏に訪れる機会が多いのですが、若かったころこの「柱の穴抜け」に挑んだことがあります。1度目上半身は抜けましたが腰から下が完全にはまり係りの人に腕を引っ張てもらって脱出できました。2度目腹部が完全にはまり係りの人に足を押し出される形で打脱出しました。この2回は完全に無断で写真に撮られました。今ならSNSで世界中に拡散していることでしょう。果たして、3度目かなり前から仕上げていった成果か自力で通り抜けることができました。まさに三度目の正直でした。それ以来挑戦していません。

絶景2

 商工会議所前の堤防からの風景です。
何となく私の絶景は川と山と煙突なんだと
気がつきました。

ソサエティ5.0

 先日知人から「ソサエティ5.0」という言葉を聞きました。
「ソ・サ・エ・テ・ィ?」内閣府のホームページによると

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
と書いてあります。
 以前、楠の葉新聞にAIに支配される時代になると書きました。訂正します、ビッグデータを駆使してより快適な社会生活が送れる時代が来るそうです。
 なんのことやらさっぱり分かりませんので勉強して楠の葉新聞で特集します。
 時代に取り残されそうです・・・・・

愛宕山が見えなくなったら雨が降る

 先日、天気予報をより正確に入手するために天気予報アプリを有料でダウンロードしました。
果たして、先週の大雨、アプリは少雨を予報しているのに、岡富中は豪雨。
アプリは断続的な雨を予報しているのに、岡富中上空は青空。
最先端の情報機器も自然の変化にはまだまだ対応できないのか。
それともそれだけ地球の環境が激変しているのか。
やはり昔からの言い伝えが一番なのか。
有料アプリどうしよう。

歌丸さんを偲んで

 桂歌丸さんが亡くなられました。
中学生の頃、地元の文化センターで落語寄席が行われていました。
将来、落語家になることを強く抱いていた私は毎回、自分の小遣いでチケットを買って寄席を見に行っていました。
中学3年の時の寄席でのこと、高座に上がるや私を見つけて声をかけてくれました。
年配のお客さんに混ざって丸刈りの学生服の少年が一人、ど真ん中の席に座っていることにすぐに反応してくださいました。
歌丸さんに声をかけられたこと、お客さんが一斉に注目したことに緊張してなにを話したかは覚えていません。
私のとっておきの想い出です。ご冥福をお祈り申し上げます。

絶景


  絶景だなーと思って写真に撮りました。タイトルは「THEのべおか」です
  手前に五ヶ瀬川 右に内藤記念館、左に城山、奧に旭化成の煙突
  一番左端に少しだけ市役所が見えます。

人の役に立つ

 こどもに将来どんな仕事に就きたい?とたずねると
「人の役に立つ仕事」という答えが返ってきた。
「人の役に立つ仕事って?」と聞き返すと
「看護師・介護福祉士・保育士」と返事。
「じゃあ人の役に立たない仕事って?」
「・・・・・・」
仕事はすべて誰かの役に立っている。

将来の夢

 中学校の頃の将来の夢は、プロ野球選手になることと落語家になること。
野球が好きで、しゃべることが好きで笑いが好きな少年時代。
今、中学校の社会科の教員をしながら野球の指導をしている。
油断すると50分しゃべりっぱなしのこともある。
野球部の指導は25年を超えた。
夢が叶っている気もする。

安全第一

 「安全第一」工場や工事現場で見かけるフレーズ
実は続きがあるのだそうだ。「品質第二」、「生産第三」
何とも奥が深いなと思う。
人の命を第一に考える。何事もそうありたい。