日誌

2024年7月の記事一覧

九盲体終わる、次へ!

7月4,5日九盲体が鹿児島で行われました。

朝早くから、大変だったと思うけれど、まずは

出発できて良かったです。

そして、試合。まずはフロアバレー。

シードで2回戦からの出場でした。長崎に勝利した

強豪鹿児島と対戦。本当にその場にいれなかったことが

残念でなりませんが、シーソーゲームだったそうです。

ただ、引率の先生に聞くと、鹿児島はかなり練習を積んできたように

見えましたと仰っていたので、気合いが入っていたのでしょう。

勢いに負けてしまったのかも知れません。本校は、北九州と大分と3チーム

合同のチームでしたので、結果的には負けはしましたが合同練習は

ほとんどしていない中でのシーソーでしたので、よく健闘したと

思っています。試合が終わったあとはかなり悔しい表情を見せていたようですが、

その悔しさが次へ繋がってくれるといいなと思います。

本当に長い間練習してきた彼らを褒めてあげたいです。

そして、普通科の横内さん。STT全盲の部、優勝ーーーーーーーーー!!!!

素晴らしい結果です。集中して頑張った彼女を誇りに思います。

「やればできる!」と本当に思わせてくれました。このことを

いい意味で自信に繋げてくれると嬉しいです。

それから、引率された先生方、朝早くから見送りをしていただいた寄宿舎の先生方

そして応援していただいた全員、お疲れ様でした。(個人的に、引率された先生方は

刺激的な試合を見られてうらやましい限りです。)

生徒たちには、これからも様々なことにチャレンジして、苦しいことでも乗り越えて

自分磨きを続け、成長していってもらいたいです。

明星、次へ羽ばたけ!

 

 

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九盲体へ

本日、1限目に全校集会がありました。

小学部6年生、鈴木さんと磯貝さんが全体の司会でした。

2人とも立派に進行できていました。心から感動しました。

大きな声で、堂々と、ほぼ間違いなく。

彼らはできます。どんどんやらせたいです。

彼らの活躍が今後も楽しみです。

ところで、今日の全校集会は、九盲体の壮行会でした。

STTとフロアバレーに出場するメンバーから

一言ずつ発言がありました。

それぞれの思いを語り、全校が拍手して激励しました。

出場する理療科の長野さんからは、「自分たちだけでここまでこれたわけではない。

先生方が練習相手になってくれたから」という発言がありました。

そういうところに気がつく、そして年長として先輩として

堂々とこの内容を発言できる彼の存在は、貴重だな~と思います。

私からは、①練習は裏切らないこと②たくさんの先生方の思いを感じて欲しいこと

③チームワークを高めるために、他県の人としっかり挨拶と対話をして欲しいこと、

そして最後に④劣勢、上手くいかない、ミスをした、そのような時ほど周りの声、心の声が大事、

気持ちの切り替えが大事。

このような4つのことを話しました。何より、笑顔で元気にやりきってきて欲しい、そう思います。

緊張やプレッシャーに押しつぶされる感覚も成長の過程では必ずあります。

そういう経験を経て、自信をつけていって欲しいです。

明星がんばれー!ファイオー!

7月4日、早朝6:30本校出発です。今回行けなくて残念。

 

 

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7月に入りました、靴とゴロゴロ。

7月に入り、梅雨はどこへやら・・・

寝苦しい毎日になりそうです。

先週は東京に出張でしたので、その時の様子を

少しだけ提供します。

まず、やはり東京は人だかり。どこを歩いても人、人、人。

電車でも街中でも上手く避けて通らないといけないくらいですよね。

そしてとにかく歩く。今回履きなれない靴を履いて行ったのが

間違いでした。靴擦れはなかったのですが、足が棒のように

なりました。そして、荷物。ゴロゴロを持っていけば

良いのに手持ちで行ったのが最悪でした。出張でいただいた

資料が大量にあり、それを入れて持ち運ぶだけでも苦労しました。

東京へ行くときは、履きなれた靴でゴロゴロでぜひ!

視覚障がいに思いを馳せると、あの人だかりを歩くのは

至難の業です。満員電車もしかり。でも、社会で生きていく

ためにはそういう困難も乗り越えていく力が必要ではないか。

点字ブロックはありましたが、自転車が邪魔になっていたり、

とにかく人が駆け抜けていく状態。こんな荒波に放り込まれたら

どうなることか。と色んなことを考えてしまいました。

本校の生徒には、社会で自立していくために必要な資質を

身に付けさせたい。その1つに、大きな困難は想像以上にあるとは思うけれど

どんなに苦しくても、大変でも、明るく笑顔で、周りに頼りながら

しっかり歩んでいってもらいたい。そういう思いがあります。

そういうことを乗り越えた先には、知的好奇心を満足させるものとの出会い

や刺激的な人との出会い、何より自分を高めるチャンスが待っている

はずです。そんな出会いをいっぱいしてもらいたいです。

 

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