活動の様子
令和5年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第2回研修会
令和5年6月30日(金)に、新富町総合交流センターにて第2回研修会を開催しました。
1 【発表検討会①】
第5分科会 「多様なニーズに応えるための支援体制を生かした連携」
発表者 小林市立小林小学校 三浦弘子先生
第47回九州地区難聴・言語障害教育研究会長崎大会(8月3,4日)で発表される内容について最終確認を行いました。これまで検討を重ねてきたため、実践内容がより精選され、聞いた方々に三浦先生の思いが伝わる内容になっています。
2 【発表検討会②】
第5分科会 「その子の笑顔を未来へとつなぐために ~ 担当者としてできること~」
発表者 川南町立川南小学校 竹田 泰代先生
次年度開催の九州地区難聴・言語障害教育研究会沖縄大会で発表されます。子ども達への支援と関係機関とのつながりを丁寧に説明していただきました。今後はより充実した支援を行っていくとのことでした。
お二人の先生方、大変おつかれさまでした。
3 専門部会及び協議
各専門部で集まり、今年度の計画について再度、確認や共通理解を図りました。
4 【講話】
「難聴・言語障がい通級の在り方」
都城さくら聴覚支援学校 指導教諭 高橋 尚樹先生
聴覚障がいについて、専門的な内容をわかりやすくお話していただき、大変勉強になりました。昨年度に続き、今回も宮崎県立さくら聴覚支援学校と宮崎県立しろやま支援学校(聴覚部門)が来てくださり、補聴器の体験等を行うことができました。体験を通して聴覚に困難さがある児童の気持ちにより近づくことができたように思えます。
5 全体会・情報交換
各専門部で話し合った内容を全体で共通理解しました。また、次年度に向けて各部の編成等について話し合いを行いました。
今回の研修も、今後に生かせる多くの学びがありました。児童の思いに寄り添いながら、よりよい指導、支援につなげていきたいと思います。
令和5年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第1回研修会
令和5年5月26日(金)に、新富町文化会館にて第1回研修会を開催しました。
1.【令和5年度総会】
昨年度の事業報告、決算報告・監査報告、本年度の事業計画、予算などについて議事を行いました。
2.【発表検討会①】
第52回 全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会全国大会
第55回 全国情緒障害教育研究協議会全国大会埼玉大会
第2分科会「構音障害」に関する指導・支援
「ことばで表現することが上手なAさんから学んだ自己肯定感を高める構音指導」
都城市立明道小学校 春山咲希子先生
特別支援教育総合研究所で学んだことを元に取り組んだ内容です。子どもとの心のつながりを大切にした関り
方や構音指導を丁寧に説明してあり、先生の思いがあふれた発表になっています。
3.【発表検討会②】
第47回九州地区難聴・言語障害教育研究会長崎大会
第5分科会 家庭・親の会・関係機関 との連携
「多様なニーズに応えるための支援体制を生かした連携」
小林市立小林小学校 三浦弘子先生
吃音とコミュニケーション障がいの事例を通して、地域の支援体制や校内支援体制を生かした内容です。通級
担当者として、多様化しているニーズに、柔軟な見方や考え方と調整力をもって、子どもや保護者を中心にした
連携を大切に取り組まれています。
4.専門部会及び協議
今年度、最初の専門部会なので、今後の方針や計画など、一堂に会して協議し、意思疎通を図ることができて
良かったです。
今年度も、この会を通じて、通級担当者同士や他機関との連携を図るとともに、専門性の高い研修によって、通級担当者としての資質の向上を目指していきたいと思います。
令和4年度宮崎県 難聴・言語障がい研究会 第5回研修会
2月14日に研修会を行いました。
◎ 研修① 講義
前々回に続き、全難言協より言語聴覚士の西田立郎先生に宮崎、県、教育研修センターにおいでいただき、講義をいただきました。
具体的な指導方法や参加者を子どもに見立てた模擬授業を通して、実際の指導の様子をお伝え下さいました。
さらに、個別に相談をかけてくださる時間を設けてくださいました。
詳しいお話を聞く機会をいただき、大変参考になる充実した時間でした。
◎ 研修②③ 九難言発表検討会
令和5年度は長崎県、令和6年度は沖縄県で九州難聴・言語障がい教育研究会が行われます。
発表者となっている小林小学校の三浦先生と川南小学校の竹田先生が研究発表についての経過をお知らせ下さいました。
実態に基づいた大変詳しい発表になりそうです。
◎ 研修④ 実践事例集の製本
それぞれの先生方がされた実践についてまとめた実践事例集を作成しました。
実践を持ち寄り、それぞれの知識を共有化し、よりよい難聴・言語障がい教育を進めていけるよう、研修を深めていきたいと思います。
◎ 研修⑤ 専門部会、全体会
専門部会では、それぞれの専門部がこれまで実践してきた事を集約し、全体で共通理解を図りました。
来年度に向けて、今年度の実際の成果と課題を明らかにすることができました。
今回は、宮崎県立都城さくら聴覚支援学校と宮崎県立しろやま支援学校(聴覚部門)の先生方が参加し、きこえの教育相談を受けてくださいました。
きこえの教育相談は、随時受けてくださるそうです。
連絡先は、県北と県南、それぞれ次の通りです。
◯ 宮崎県立都城さくら聴覚支援学校
(宮崎市、都城市、小林市、えびの市、日南市、串間市、東諸県郡、西諸県郡、北諸県郡)
★電話番号 0986-22-0685
◯ 宮崎県立延岡しろやま支援学校(聴覚部門)
(延岡市、日向市、西都市、西臼杵郡、東臼杵郡、児湯郡)
★電話番号 0982-29-3715
令和4年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第4回研修会
新富町総合交流センターで、研修会を行いました。
研修①講義「構音指導の実際」講師 山下 優子先生
前回の講義に続き、構音指導の技術を伝授してくださいました。
前回の研修で出た質問に答えてくださり、大変充実した研修となりました。
出席者の指導技術のひきだしが増えたのではないかと思います。
研修②全難言発表検討会
明道小学校の春山先生の発表内容について検討しました。
言語障がい通級指導教室担当1年目から3年目の先生のためになる具体的な実践内容でした。
研修③九難言発表検討会
小林小学校の三浦先生の発表内容について検討しました。
「子どもや保護者の多様なニーズに応えるための支援体制を生かした連携」について、具体的な事例を挙げながら紹介してくださいました。
④専門部会、全体会、グループ協議
各専門部で集まって、それぞれの担当業務について話し合いました。
最後に全体で進捗状況について確認し、最後に全体で進捗状況等について確認しました。
令和4年度 宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第3回研修会
令和4年10月27日(木)、宮崎県教育研修センターにて、第3回研修会が開催しました。今回は、言語聴覚士の西田先生を講師に迎えての講義が行われ、とても実りある研修会となりました。
① 講義 「きこえ・ことばの教室の指導について」
初心(はじめ)のいっぽ、もういっぽ ~心を育てる構音指導~
講師 元埼玉県白岡市立篠津小学校教諭 言語聴覚士 西田 立郎先生
講義では、指導者としての心の在り方や音作りの指導法について、実際の指導の映像を交えながら、とても分かりやすくお話してくださり大変勉強になりました。事前のアンケートにも、ユーモアを交え一つ一つ丁寧に答えてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。 西田先生が繰り返し仰られていたしっかりと定着するまでは「進まない勇気」、定着しないと感じたら「戻る潔さ」の合い言葉が心に残りました。何とか改善したいと気持ちが焦り、ついつい先々に進みたくなってしまいますが、一音ずつしっかり練習していくことの大切さを痛感しました。また、正しい構音を導くテクニックや舌の操作をしっかり見ることなど指導者としての技能や技術を高めることの必要性も実感しました。この講義で学んだことを生かし、今後の指導・支援に励んでいきたいと思います。
講義の続きを動画で挙げてくださるとのこと、とても有難いです。しっかり勉強させていただきたいと思います。
② 発表者検討会
・全難言埼玉大会発表者: 明道小学校 春山 咲希子先生
春山先生は、初任の時の迷いや悩み、Aさんとの出会いを通して学んだことについてまとめた内容を発表されました。 Aさんに対して、段階を追って丁寧に指導された内容や様子を詳しくまとめられていました。
・九難言長崎大会発表者: 小林小学校 三浦 弘子先生
三浦先生は、子どもや保護者が安心できる支援体制づくりと関係機関との連携について発表されました。検討会では、通級教室担当と特別支援教育コーディネーターの立場での支援の在り方が話題に挙がりました。
お二人の先生方、大変お疲れさまです。次回は、お二人の先生方の発表検討会が主な研修内容となります。
③ 専門部会、全体会、情報交換
最後に、各専門部で話し合い、これまでの活動や今後の動きなど必要な事項を確認しました。
今回の研修では、今後に生かせる多くの学びがありました。きこえ及びことばの教室担当者として、今後の指導・支援につなげていきたいと思います。
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