お知らせ

活動の様子

第40回 九州地区難聴・言語障害教育 沖縄大会

8月4日(木)・5日(金)に、沖縄県那覇市にて標記の研究大会が行われました。

宮崎県から9名参加しました。

大会主題は「これからの難聴・言語障害教育のあり方を考える~子どもや保護者のニーズに応える支援や連携をめざして」でした。

 第1日目には、開会行事、総会、記念講演、交流が行われました。

記念講演では、沖縄県島尻特別支援学校校長である大城政之先生より

「多様なニーズへのアプローチ~特別支援教育の視点~」を演題としたお話を伺いました。

「ニーズは多様であるが、全てに応えようとするのではなく、優先順位をつけ、いくつか選択する、選択した具体的な手立てに集中して取り組むとよい」というお言葉が印象的でした。

 第2日目は、分科会が行われました。

第4分科会「聴覚」において、本県の高千穂町立高千穂小学校の佐藤史子先生が「児童の思いに寄り添い、自己理解を深める支援の在り方~支援学校との連携指導を通して」をテーマに発表しました。
  特に「自己肯定感をどう育てていくのか」という点に注目が集まり充実した協議となりました。
沖縄大会の様子
沖縄大会会場

宮崎県ことばを育む親の会療育キャンプ

 平成28年7月10日(日)、高城町石山観音池公園内ふれあいセンターで、宮崎県ことばを育む親の会療育キャンプ(日帰りレクレーション)が行われました。
 午前中は、南九州大学のボランティアサークルの学生さんと一緒に、親子みんなで遊びました。じゃんけんをしながら自己紹介ゲームをしたり信号ゲームなどをしたりして、みんなで楽しく活動できました。

 午後からは、宮崎県ことばを育む親の会の総会及び分科会(交流会)が開かれました。分科会は、「きこえ」「吃音」「言語発達・構音」のグループに分かれて行いました。互いの親睦を深め、充実した会となりました。

信号ゲームを楽しむ子どもたち


宮崎県特別支援教育連合 聴・言部会研修会、県難言研修会    


小林小地村先生の事例発表

 平成28年7月1日(金)の午前中、みやざき歴史文化館で、宮崎県特別支援教育連合 聴覚・言語障がい教育研究部会の第1回学校代表者会・研修会が開かれました。平成28年度の事業計画等を審議した後、小林市立小林小学校の地村先生による事例「ことばの通級指導教室における指導実践例」が発表されました。

 また午後からは、難聴・言語障がい教育研究会の第2回研修会が開かれました。7月10日(日)実施の療育キャンプ(日帰りレクリェーション)等についての打ち合わせを行いました。また、新富町立富田小学校の山下先生による吃音指導についての講義や情報交換で研修を深めることができました。

平成28年度宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 第1回研修会


平成28年5月17日(火)、みやざき歴史文化館で本年度第1回目の研修会を行いました。午前中は、会長挨拶、総会が行われ、本年度の本会の活動について協議しました。

午後からは、本年度沖縄県で開催される第40回九州地区難聴・言語障がい教育研究大会のレポート検討を行いました。その後、県教育研修センターの指導主事をお招きして、「これからの特別支援教育と難聴・言語通級指導教室の在り方」というテーマで講義を頂きました。「教育的観点からの合理的配慮の提供に関する実践事例」をもとにした説明もしていただきました。各学校にも配付されてある資料ですので、是非ご覧ください。
研修の様子「合理的配慮について」

 

宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第5回研修会


「宮崎県難聴・言語障がい教育研究会第5回研修会」

 

平成28年2月19日(金)、みやざき歴史文化館で研修会を行いました。

午前中は、研究集録の作成を行ったのち、専門部ごとに1年間のまとめと次年度の方向性を確認しました。

午後は、国立特別支援教育総合研究所教育支援部の総括研究員である牧野泰美先生にお越しいただき、「難言教室や難言担当者が大切にしたいこと」をテーマにご講義いただきました。通級指導教室の役割として、自己肯定感や自己有能感を育てていくことの重要性を伝えてくださいました。「できる、できないで判断するのではなく自分にとってそれでいいんだと思えるような子ども」を育ててほしいという言葉が印象的でした。私たち通級指導教室担当者にとって示唆を与えてくださる大変有意義な会となりました。
2月19日研修会の様子牧野泰美先生の講演