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高岡中学校3年生向けに「これからの時代に身につけたいソーシャルスキル」をテーマに講演とワークを行いました
10月19日、高岡中学校3年生向けに「これからの時代に身につけたいソーシャルスキル」をテーマに講演とワークショップを開催しました。
目前に迫った「50周年記念」や「推薦入試・面接」等に活かすために、生徒一人一人が、場(空気)の作り手であることの体感を通して、日常の様々な場面でふさわしい振る舞いができる能力(ソーシャルスキル)を身につけることをねらいとして企画されました。
コロナの影響で学校以外の人との繋がりが希薄になり、ソーシャルスキルを身に付ける必要性を感じておられる先生からご相談をいただいたのがきっかけです。
今回はDisneyピクサー社の組織開発研修でも取り入れられている応用インプロ(応用・即興演劇)の手法を使って、ソーシャルスキルの学習を行いました。
即興演劇では、台本も打ち合わせもなくその場で生まれたアイディアを受け入れ、共創しながらストーリーを作ります。
人とのリアルなコミュニケーションも同様で、進行台本はありません。目の前の人やチームを観察し、その状態をまるごと受け入れた上で自分のコメント、アイディア、アクションを重ね、共創していくことが大切です。
即興演劇に基づいた応用インプロを活用することで、リアルなコミュニケーションについて、体感的な学びを得ることができます。
最初に先生からソーシャルスキルトレーニングの導入の目的についてご説明していただきました。
相手に良い時間を与えるためには、リアクションをすること、相手を観察することが重要で、今回のソーシャルスキルトレーニングでは観察を大切にして、観察から感じたものを、そのまま表現してほしいというお話をしてくださいました。
今回は各クラスの担任の先生にもファシリテーターとして加わっていただき、応用インプロのワークを通して、リスクをとってチャレンジしても大丈夫と思える空気づくり、失敗をしても受け入れられる、フォローしてもらえると信じられる体験の場を作っていきました。
また先生たちには「好きなもの/推し」を事前に考えおいていただき、クラスの中で発表していただきました。
生徒たちもリアクションをしながら、好きなものを楽しく話す先生の話を夢中で聞いていました。生徒たちも普段接している先生の新たな一面を見ることができたのだと思います。
先生が加わってくださったことで、場の雰囲気も盛り上がり、教室の外にまで楽しい声が聞こえていました。各クラスの担任の先生がスキルを活用してファシリテーションしてくださることで、先生と生徒の繋がりが深まる時間になったと感じています。
今後もソーシャルスキルの学びを通して、相手に良い時間を与えることについて考える機会を先生方と一緒に作っていきたいと思います。
(コーディネーター 福島)
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