日誌

2026年3月の記事一覧

外部インタビューに備える

 高鍋高等学校1年生は、「地域と向き合う探究」として、共通の地域課題にグループで取り組み、問いの立て方、情報の収集、調査方法、情報の整理・分析、まとめの方法等、探究活動に必要な学び方を身につけることを目的として活動しています。

その中で、7月10日(木)に実施した「地域巡検に向けて」をテーマとした事前研修を紹介します。


 ○ テーマ:「地域巡検に向けて」地域探究の外部インタビューに備える
 ○ 実施時間:50分 対象:高校1年生
 ○ 目的:外部へのインタビューに備え、質問力と深掘り力を高める。

 全体の流れ(50分)
 ① 導入(10分)
  ・学校側から
    今日の活動の目的と意義を説明
  ・インタビューについて
  ・「Yes, And」のコミュニケーション
  ・インタビューを成功するには

 ② 教員によるロールプレイA(10分)
  ・Coが友人A、先生がインタビューする友人Bを演じる  ※ Co:キャリア教育コーディネーター
  ・悪い問いの実例を提示(NoやYes, Butを意識)
    聞く態度やリアクションに注目させる
  ・良い問いと質問の実例を提示(Yes, Andを意識)

 ③ 生徒によるワークショップA(10分)「身近なの話題」
  ・ペアになり、交互にインタビュー役A・友人Bを体験
  ・ワークシートを使って質問と深掘りを練習

 ④ 教員によるロールプレイB(5分)
  ・Coが自治体役、先生がインタビューする生徒役を演じる
  ・良い問いと質問の実例を提示
  ・インタビューの準備等
 (役割分担や調査内容検討、事後まとめ等)

 ⑤ 生徒によるワークショップB(10分)「対 自治体の方等」
  ・ペアになり、交互にインタビュー役・企業役を体験
  ・ワークシートを使って質問と深掘りを練習

 ⑥ ふりかえりと共有(5分)
  ・感じたこと、うまくいったこと、課題を共有
  ・本番に向けて意識するポイントを確認

 

(コーディネーター 馬場)

 

高城高等学校

高城高校は、都城市高城町の中心地に位置し様々な職種の企業や並ぶ工業団地もあり「地の利」を活かした現場で学びを深める授業を行うことができる学校です。

1年生「企業・郷土探究」普通科・生活文化科 

「企業・郷土探究」は、郷土の歴史や文化、産業を知り郷土への理解を深め地域社会の活動に積極的に参加していく資質を養うこと、生徒の進路意識を高揚させることを目的とし、地元企業や上級学校の見学を行います。

企業・郷土探究の導入授業で、私、井ノ上が「都城市について」、次に都城市商工部商工政策課の鬼塚様に「都城市の工業団地について」の講話をお願いし、その後、学生達は自分で地域について調べる学習を行い7/3に地域にある企業などの見学を行い、事後授業でまとめ発表を行いました。

(コーディネーターとして、企業選定や講師との協議などを担当教員と話し合いながら進めさせていただきました。)




3年生「言語表現」普通科進学コース

地域の方との交流を通して表現方法を身に付けることを目的とし、地元の方へのインタビューまとめ・発表、表現するものとして「高城マップ」を作成する授業です。

5/19、6/2に佐藤コーディネーターを講師に迎え「インタビューの極意」というタイトルで講話を行って、5/20に高城観光協会の安藤会長を講師に迎え高城町の歴史や街並みなど古い写真のパネルを見ながらお話を伺いました。


また安藤会長には9月町内でのフィールドワーク、1月に都城市立図書館で行った発表会までご協力いただき生徒が地域で学ぶ楽しさを体感させていただきました。


こうして高城高等学校の生徒は地域との関わりを様々な点でつながることで、学生らは自分の特性を生かした自己実現を果たし、地域から信頼できる人材としてまた地域へ貢献できる人材として成長していきます。

 

(コーディネーター 井ノ上)

【高鍋町キャリア教育支援センター】高鍋町内のひなた場(高鍋東中学校、高鍋西中学校、高鍋西小学校、高鍋高校、高鍋農業高校)

 高鍋町では、一昨年より町内2つの中学校の生徒と、地域のおとなとの対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しています。ひなた場のコーディネートを担当されている高鍋町キャリア教育支援センターの森コーディネーターと共に、ひなた場の準備や当日の講師、プログラム進行をご支援いたしました。
 今年度の高鍋町ひなた場の特徴は、小学生と高校生講師と、新たな形のひなた場にチャレンジしたことです。地域のおとなと未来を描くひなた場とは少し視点を変えて、小学生が高校のお兄さん、お姉さんとのおしゃべりを通し、近い未来に自分も「高校生」になることを実感し、一緒に「どんなおとなになりたいか?」を考えながら将来をイメージする貴重な機会になりました。

 

<高鍋西中学校3年生>
1)活動日時:10月23日(木)14:10〜16:00(事前学習:10月16日(木))
2)対象者: 高鍋西中学校3年生65名、人生グラフ講師22名、人生紙芝居講師 6名
3)コーディネーターの支援内容
 10月16日は3年生の生徒を対象に事前学習を実施し、ひなた場に参加するにあたり自分を振り返り人生グラフを作成した上で、おとなの生き方に触れたり語り合ったりするひなた場当日についてお伝えしました。また、ひなた場の準備、社会人参加者への事前説明会、ひなた場当日の講師との打ち合わせとプログラムの進行、アンケートの実施支援を長友が担当し、馬場コーディネーターが人生グラフの講師として参加しました。

 

<高鍋東中学校1年生>
1)活動日時:11月27日(木)13:15〜12:05(事前学習:11月20日(木))
2)対象者:高鍋東中学校1年生107名、人生グラフ講師 34 名、人生紙芝居講師 7 名
3)コーディネーターの支援内容
 西中学校と同様に中学生を対象に事前学習を実施し、ひなた場当日と準備についてお伝えした後に、その場で人生グラフの作成をしました。また、ひなた場の準備、社会人参加者への事前説明会、ひなた場当日の講師との打ち合わせとプログラムの進行、アンケートの実施支援を長友が担当し、馬場コーディネーターと佐藤コーディネーターが、人生紙芝居の講師として参加しました。

 

<高鍋西小学校6年生/高鍋高校生/高鍋農業高校生>
1)活動日時: 令和8年2月26日(木)13:50〜16:30
2)対象者:高鍋西小学校6年生82名、高鍋高校生30名、高鍋農業高校生12名
3)小学生と高校生のひなた場の概要
 自分のこれまでを振り返り、互いに自分について語りながら対話することを通して、小学生は「自分はどんな高校生になりたいのかな」「自分は将来どうなりたいのかな」、高校生講師は「これまでの自分はどうだった?」「これからの自分はどうありたい?」を考えるきっかけにします。
4)コーディネーターの支援内容
 馬場コーディネーターと共に、小学校および高校の担当者との打ち合わせ、高校生参加者への事前説明会の実施をご支援しました。またひなた場当日は、高校生との直前打ち合わせとプログラムの進行、アンケートの実施支援を長友が担当しました。

 

  来年度以降も、森コーディネーターのご支援で高鍋町内でのひなた場が開催される予定です。これまでに参加された多くの社会人の皆さんのご協力で、ひなた場参加者も広がっています。森コーディネーターは「県コーディネーターの支援で得たノウハウを今後のひなた場に活かして、更に子ども達が輝やくことができるよう取り組んでいきます。」と語っておられました。 

(コーディネーター 長友)

【宮崎商業高校】2学年総合的な探究の時間 パイオニアをめざす課題探究活動

 宮崎商業高校2年生は、生徒ひとりひとりがテーマを持って、個人探究活動を行ってきました。生徒が5つの分野から「自分自身がパイオニア(開拓者)になりたい!」と思う課題を設定し、解決に向けて自らの足で調査/研究する活動に伴走し、社会人による授業や講演を通じた学びをご支援しました。

 

 

1)活動期間:令和7年4月〜令和8年2月
2)対象者:2学年247名、社会人講師
3)目的とねらい
 自分がこの課題に挑むパイオニア(開拓者)になりたい!というワクワク感を持ちながら、自分が設定した課題解決に向けて、自らの足で調査し研究しながら、プロセスと成果をまとめて発表し、自分の「在り方」「生き方」とも関連させて、今後の展開を考える力を身につける。
 4)活動概要
 生徒は、分野ごとに専門性のある社会人講師の講話を聴き、探究活動の参考にしていきました。さらに事前学習を元に、フィールドワークによる情報収集の計画をたて、探究活動を進めました。先生方の指導も受けながらフィールドワークで得た情報を分析してまとめ、報告会に向けて発表準備をすすめました。発表会は「1分で伝える」形式で全員が発表し、相互評価で選抜された生徒が代表となって、最後に3分間の発表をしました。
 
〇 課題探究の活動分野(生徒は5つから活動分野を選び、課題を設定しました)
  ・ 商業教育に関すること(資格取得や進路、専門性を高めることなど)
  ・ 宮崎商業高校に関すること(部活動、学習環境、高校をより良くしたいことなど)
  ・ 地域に関すること(観光や地域活性化につながる課題など)
  ・ 宮商マルシェに関すること(マルシェを盛り上げるために役立つことなど)
  ・ セルフインターンシップに関すること(自分で行動を起こすには)
〇 社会人による講話
  ・ 5月20日(火)商業教育、宮商に関すること
     (有)財務経営サービス 中村健一郎 様
     屋台骨/宮商 OB 渡辺愛香 様
  ・ 6月3日(火)地域、宮商マルシェに関すること
    株式会社NOTHING BUT 宮田 裕二 様
    フードコーディネーター 井ノ上 亜里沙 様
〇 フィールドワークの事前学習
  ・ 6月17日(火) フィールドワークの全体指導 (オンライン)
    フィールドワークの説明:長友
    全体指導:野口佐矢香先生
  ・ 7月1日(火)「郊外学習の極意」
    佐藤 修史コーディネーター
〇 発表の準備、プレゼン(ピッチ形式)に関する事前学習
  ・ 1月13日(火)「1分で語れ」
    佐藤 修史コーディネーター

       宮田さんと井ノ上さんの講演            佐藤コーディネーターの授業


〇 探究活動発表会
  ・ 2月10日(火) 1分発表会(クラスごと全員)、相互評価、代表選抜
  ・ 3月11日(水) 全体発表会(代表)
 
5)コーディネーターの支援内容
 年間を通して、社会人講師のコーディネートや事前学習等の準備や事前学習の講師を長友が担当し、井ノ上コーディネーターは専門分野の社会人講話の講師を、佐藤コーディネーターはフィールドワークやプレゼンの表現方法についての授業をご支援しました。

(コーディネーター 長友)

 

 

【明星視覚支援学校】進路講演会「おとなってなんだろう?」~おとなになることが楽しみになる?~

 明星視覚支援学校では、全児童生徒とその保護者を対象に進路講演会を実施しています。今回、県キャリア教育支援センターのコーディネーターが講師やグループ活動のファシリテーターを務めることで、小学生からおとなまでが対話しながら関係性を深めていくワークショップをご支援しました。

1)活動日時: 令和7年12月5日(金)
2)対象者:小学部6名、中学部3名、普通科3名、理療科生4名、教職員、保護者
3)プログラムの目的とねらい
 児童・生徒やその保護者が将来の希望をもちながら、自らの夢を実現できるようにするとともに、将来の社会的•職業的自立にむけて早期から取り組むことができるように進路講演会を実施する。講演会ではキャリア教育の視点をキャリアプラニング能力(かなえる力)とし、小学生から保護者までが互いに対話し、情報交換ができる場にする。
4)活動概要
 前半は長友が講師を務め、自分の生き方に影響を与えた祖母との経験や進路の考え方についてお話ししました。その後、児童・生徒、保護者、教職員が混ざった少人数グループで語り合う形式の対話型ワークショップを実施しました。小学生にも楽しく取り組めるように「おとな」のヒミツクイズで盛り上がった後、「『おとな』ってなんだろう?」というテーマで対話し、最後に児童・生徒が「どんなおとなになりたい?」を考えるグループ活動を展開しました。参加者からは「もっと話したかった」と感想が聞かれるなど、世代をこえて活発な対話が生まれ、児童・生徒がイメージする「おとな」を言葉にする機会になりました。

5)コーディネーターの支援内容
 講演会の企画実施、講演/ワークショップの進行をキャリア教育推進リーダーの上埜先生と長友が担当しました。グループ活動には、井ノ上コーディネーター、馬場コーディネーターも入り、ファシリテーターを務めることで対話を深めるご支援をしました。

(コーディネーター 長友)