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2024年5月の記事一覧

児童の作文が新聞に掲載されました!

昨日(5月29日)の宮崎日日新聞『若い目』のコーナーに、谷依里南さん(2年生)の作文が掲載されました。タイトルは「魚つりいったよ」です。本年度の作文の新聞掲載者は6人目となりました。

門川町自慢の「カンムリウミスズメ」!

 4年生は、総合的な学習の時間で、環境学習をしています。その中で、カンムリウミスズメについて調べています。

 そこで、5月29日(水)は、カンムリウミスズメに詳しい教育委員会教育課社会教育係主事のお二人を招いて、各学級でご講話をしていただきました。


 カンムリウミスズメは、門川町を代表する鳥で、枇榔島で繁殖するの海鳥です。ペンギンを小さくしたような格好をしていて、しっぱの先からくちばしの先まで約24㎝、小太りな体で体重は約160グラム、比較的短い翼と足のため、飛ぶのが苦手と言われています。そのかわり、足は少し後方にあり、泳ぐのに適していて、1年の大半を海上で過ごします。潜るときは足をあまり使わず、ペンギンのように翼を使って水中を飛ぶように泳ぎます。首から頭部にかけては黒色で、頭頂部は円形に白く、その上に冠のように見える長い羽根が生えているのが特徴で、これが名前の由来ともなっています。
 なぜ枇榔島で繁殖するかというと、①人の影響を受けにくい、②まわりの海にエサとなる魚がたくさんいる、③岩や木の根元に穴を掘って巣を作ることができるからだそうです。繁殖の際は、2個の卵を産み終わったら、父親と母親は交替で約30日間卵を温めるそうです。

 児童は、講師の話を聞いたり、準備してくださったスライドや2006年に放送された14分間の「さわやか自然百景」の動画を見たりしながら、大事だと思ったところは一所懸命にメモをしたり、質問をしたりしていました。今後の学習の深まりが楽しみです。

 ワークシートには、今回の講話で分かったこと、気付いたこと、思ったこと等ががびっしりと書かれてありました。

 

 最後は、次のことばで、講話を締めくくられました。

「海にくらすカンムリウミスズメ、海とともに生きるカンムリウミスズメ。

 海は、わたしたち人間にとっても、たいせつなふるさとです。

 わたしたちの海が、いつまでもゆたかな海でありますように。

 わたしたちの海で、いつまでもカンムリウミスズメがくらせますように。」

 

 お忙しい中、本校4年生の学習のために来校し、児童が少しでも理解しやすいようにスライドや動画、剥製を使ってご講話をしてくださり、本当にありがとうございました。

 

5月の全校朝会~心身ともに健康で、きまり正しい学校生活を~

 5月27日(月)の1校時に全校朝会が行われました。

 今回の全校朝会では、校長先生と各校務分掌の部長を合わせて4名からの話がありました。

 校長先生からは、友達に思いやりの心で接し、みんなで「ハートフルな門小」を目指していきましょう!というお話がありました。実は、このハートフルという言葉は、校長先生が以前、本校に勤務された頃にも校内の会議の名称として使われていたそうです。本校で大切に引き継がれている大切な言葉です。

 

 学習指導部部長からは、立腰の姿勢や手遊びをしない、無言を守る等の我慢がしっかりできないと授業中の学習活動が自分の学びにつながらない、という話がありました。「我慢」の心を鍛えていきます。

 

 保健体育部部長(保健主事)からは、熱中症の予防のためには、水分と睡眠が大切だという話がありました。体育の時間等、体を動かすときには、熱中症に十分気を付けていきます。

 

 生徒指導部部長(生徒指導主事)からは、「あしみえ」(歩く、静かに、右側、会釈)歩行を常に意識して落ち着いた学校生活を送ることが、校内外の生徒指導上の問題の予防にもつながるという話がありました。体育館に入場する際や逆に体育館から退場する際の無言移動、集合したときの無言整列も大切にしていきます。

 4名の先生方からの話を全教職員で共通実践し、児童のより充実した学校生活につなげていきます。

5・6年生、きれいなプールにしてくれてありがとう!

 先週の5月24日(金)は、教職員のみでプール清掃を行い、このホームページにて紹介いたしました。

 そして本日の5月27日(月)は、2・3校時に5年生が、5・6校時に6年生がプール清掃を行いました。5年生は主にプールの外周りを、6年生はプールの中をきれいにしました。

 どちらの学年も、学校の代表として一生懸命掃除をする姿が印象的でした。5・6年生のおかげで、安全で安心なプール開きが6月中旬にできそうです。

門川町一斉避難訓練

 門川町では、大規模災害時に町民が迅速に避難できることを目的に、「宮崎県防災の日」(5月第4日曜日)に合わせて、町の防災訓練を毎年実施しています。

 今年度の訓練は、5月26日(日)午後9時から、地震による津波(南海トラフ巨大地震時の浸水想定エリア内)・土砂災害発生時の避難訓練が行われました。

 午前9時に「大地震発生」が防災行政無線を使って放送され、次いで町内全域に「避難指示」が発令されました。それを受けて、近隣の高台や一時避難所等、地域の実情にあった場所に避難しました。

 本校の北校舎屋上も避難所になっておりますので、20名の地域の方々が上られてきました。その中には、ご両親と一緒に避難してきた1年生もいました。とってもすてきなご家族でした。

 屋上に頑張って速く上ると、門川町立中央公民館横の高台に登っておられる方々やそこに向かっている方々の姿が見られました。また、屋上から海を見ると、とてもそれが近いということが実感できました。

 日頃から防災についての意識を高めて、避難訓練をすることはとても意義のあることだと思います。ご協力、ありがとうございました。

まずは、教職員でプール清掃を行いました。

 5月24日(金)の15時からは、教職員によるプール清掃を行いました。

 5・6年児童によるプール清掃は、5月27日(月)を予定していますが、その清掃が安全にできるために、まずは教職員の方で危険な箇所はないか、危険な物が投げ込まれていないか等を確認しながら清掃を行いました。

 体育館にサンダル置き場を設置したり、プールの更衣室や倉庫を拭いたり蜘蛛の巣をとったり、トイレをきれいにしたり、プール底に溜まった泥等を取り除いたり、プールサイドの除草作業を行ったりしました。約11か月ぶりの作業でしたので、とても掃除のやりがいがありました。(筋肉痛にならないか心配です・・・。)

 最後の仕上げは、先に述べたように、5・6年児童を頼りにしています。学校のお兄さん・お姉さんとして、400人の全校児童が気持ちよくプールでの学習ができるように、きれいにしてくれることと思います。

 

 6月3日(月)はご家庭からの水泳学習前の健康調査の提出期限、6月5(水)は救急救命法の教職員研修、6月6日(木)はプールに関係する機械の操作研修を行う予定です。

 6月中旬から始まるプールでの学習が安全に楽しく行えるように、少しずつ準備を進めています!

自分の命をしっかり守る!~真剣な交通安全教室~

 5月23日(木)は、交通安全教室が行われました。

 日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様が来校していただき、中・高学年は自転車の安全な乗り方について、低学年は歩道や横断歩道の安全な歩き方について、ご指導をいただきました。

 中・高学年は、最初に、フリップを使って数字の説明がありました。どれも宮崎県内で起こった交通事故に関する数字でした。数の多さに児童は、とても驚いていました。
  〇 3488…けが以上の負傷が起こった交通事故の発生件数
  〇 3908…けが以上の負傷をした人の数
  〇   70…けが以上の負傷をした小学生の数
  〇   30…亡くなった人の数


 次に、DVDを視聴しながら自転車の乗り方を勉強しました。内容は、男児と女児との会話をとおして、「自転車に乗る前の点検」「自転車が通れるところ」「交差点の通り方」「してはいけないこと」を理解させる内容でした。とても身近な内容だったので、児童は映像にとても集中していました。


 DVD視聴が終わると、再びフリップを使って自転車利用五則を教えていただきました。
  1 自転車は車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者優先。
   → 小学生は年齢的に、歩行者の邪魔にならないように歩道を走ってもよいそうです。
  2 交差点では、信号と一時停止を守って安全確認。
  3 夜間はライトを点灯。
  4 飲酒運転は、禁止。
   → ただし、小学生でお酒を飲む人はいませんよね。お家の方が、このようなことをしようとしたら厳しく

    注意をしてほしいです。
  5 子どもも大人もヘルメットを着用。
   → 令和5年4月1日からヘルメットの着用が努力義務になりました。


 最後に、交通違反の説明がありました。二人乗りや三人乗り、並進、傘差し運転、スマートフォンで動画を見ながら自転車に乗ることは全て交通違反で、そういう人を警察官が見付けたら、イエローカードが渡されるということでした。渡された人は、「交通事故にあう危険性が高かったんだな。ひょっとしたら、交通事故にあっていたかも…。自分の命を粗末にしてたんだな。」と反省をしっかりとしてほしいということでした。

 

 低学年は、歩道や横断歩道の安全な歩き方に関するDVDの視聴や交通安全指導員様の話によって、正しく安全な歩き方がイメージできるようになりました。次に、簡易横断歩道を床に敷いてイメージどおり正しく歩き、日常の実践化に結び付けていきました。

 

 本日は天気の悪い中、日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様には、児童の交通安全意識の高揚のためにご指導くださり、本当にありがとうございました。

1年生、ファイト!!

 5月15日(水)の3時間目は、1年生の新体力テストでした。1年生が自分の力を最大限発揮できるように、6年2組の児童が補助に入りました。

 今回1年生が取り組んだのは、「反復横とび」と「上体起こし」です。

 1年生は、並ぶところ、やり方などをお兄さんやお姉さんたちに教えてもらいながら楽しそうに取り組んでいました。6年生は、1年生の緊張をほぐすために、笑顔で話しかけたり、ペアの児童を応援したりする姿が見られました。これからもたくさんの行事において、下級生を引っ張っていく6年生の素敵な姿に期待しています。1年生の学級担任の先生たちが、とても感謝していました。

児童の作文が新聞に掲載されました!

昨日(5月21日)の宮崎日日新聞『若い目』のコーナーに、矢野瑠菜さん(6年生)の作文が掲載されました。タイトルは「ポイ捨てやめて」です。本校児童の4月以降の作文掲載者は5人目となります。

これまでの掲載者を紹介していなかったので、今回紹介させていただきます。

◆林 璃佳さん(3年生)・・・題名「もっと発明するぞ」→夕刊デイリー『光の子』(4月6日)

◆黒木 美音さん(6年生)・・・題名「学校の顔になる」→宮崎日日新聞『若い目』(4月26日)

◆堀 愛來さん(5年生)・・・題名「お手伝い」→夕刊デイリー『光の子』(5月10日)

◆金丸くるみさん(5年生)・・・題名「お母さんのお手伝い」→夕刊デイリー『光の子』(5月10日)

※ 堀さんと金丸さんの作文は、2年生の時に書いた作文が再度掲載されたものです。

春の遠足(5年生)~メディアについて学んだよ

 5年生は、延岡市のケーブルテレビワイワイ、夕刊デイリー新聞社、植物園に行きました。

 ケーブルテレビワイワイでは、編集作業をする場所をみせてもらったり、スタジオに入ってテレビ番組の撮影体験をさせてもらったりしました。たくさんの機材やモニターを使いながら、たくさんの人が協力してテレビ番組を作っていることを感じ取ることができました。

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕刊デイリー新聞社では、新聞がどのように作られているかを教えてもらったり、実際に印刷している場所を見せてもらったりしました。とても大きなロール紙が、どんどん動いていく様子を目の当たりにし、たくさんの新聞があまりにも速く印刷されることに驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、お楽しみの植物園です。お弁当やおやつを食べた後、おにごっこをしたり、お散歩をしたりなど、それぞれ楽しく過ごしていました。また、家族と遊びに来たいと言っている子ども達もいました。

草刈りをして、すっきり!

 5月17日(金)の春の遠足では、学級担任の先生はもちろん、専科の先生や特別支援教育支援員の先生たちも各学年に分かれて児童の引率を行いました。よって、その日の午前中に、学校でのお留守番(学校管理)を任されたのは、3名の教職員だけでした。
 外部からの電話や来客者の方々への応対もしつつ、この日は天気が良かったので、刈払機で草刈りを行いました。最近の温かさ(暑さ?)と雨の影響で、各学級の花壇や運動場の周り、レインボー広場は、一段と雑草が伸びていました。

 そこで、刈払機のエンジン音が児童の学習に支障がない本日、8時15分頃から14時30分頃まで、思いっきり草刈りを行うことができました。
 とってもすっきりしました。

よりよい門川小学校にするために

 5月20日(月)の6校時目は、代表委員会が行われました。

 代表委員会は年4回計画されており、各委員会の委員長や5,6年生の代表児童が門川小学校をよりよくするために何をすれば良いのか、どんなことを心がけていく必要があるのか等を話し合う会です。

 今回は、「①門川小学校をよりよい学校にするために私たちが頑張ること」と「②今年度の児童会目標」について話し合いました。初めて代表委員会に参加する児童が多く、緊張している児童が多く見受けられましたが、司会者から指名されると、自分の考えを理由も付けてきちんと発表することができていました。

 話合いが成功したから終わりではなく、話合いで決まったことをこれからの門川小学校での生活に生かしていくことが大切です。今回の代表委員会で話合いの中心となった、「学校のきまりを守る」と「友達に優しくする」。この2つを児童が常に意識できるように、支援や指導をしていきます。

 

絵本の世界へ

 5月20日(月)の1校時目は、読み聞かせ(上学年)でした。

 PTA図書部の方々や「読み聞かせグループの会『ワンピース』」の方々を中心に、ボランティアで読み聞かせをしてくださいました。

 

 担当の方が教室に入ってこられると、児童はとても嬉しそうでした。また、机や黒板の前に並べられた本の表紙を見て、目を輝かせていました。「どんなお話かなぁ?」「『へっこきよめどん』!?」、すでに興味津々です。

 さて、お話が始まると、じ~っと本の世界へ引き込まれ、楽しそうに笑ったり、本の内容につっこみを入れてみたり・・・。あっという間の20分間でした。「次回は、いつかな?」と、期待の声もありました。

 今年度初めての読み聞かせでしたが、子どもたちはとても楽しかったようです。

 1年間どうぞよろしくお願いいたします。

春の遠足(6年生)~充実の一日

春の遠足(校外遠足)で、6年生は、延岡市の内藤記念博物館、城山公園、九州医療科学大学に行きました。

内藤記念博物館では、歴史に関する展示物を見たり、実際に竪穴式住居や昭和時代のアパートなどを体感したりすることもできました。さらに「イラストレーターとして活躍された生頼範義さん」の原画展を観ることもでき、繊細で迫力ある絵に感動しました。城山公園の石垣のすごさにもびっくりし、昔の人々の知恵に感心しました。

 

九州医療科学大学では、大きな建物がたくさんあるキャンパスに、まずびっくりしました。講義室では、「大学で学ぶことの意義など」について、分かりやすくお話をしていただいて、大学に行ってみたいな!という気持ちになりました。午後からは、学生の方がいろいろなゲームを準備してくださって、みんなで協力しながら楽しい時間を過ごしました。

 

いろいろなことを学んだり体験したりすることがで、充実した一日になりました。

月に1度のノーメディア読書デイ

 門川小学校では毎月1回、ゲーム、スマホ、タブレット等のメディアの使用時間を目標0分にして、読書に取り組む日を設けています。1人で読むのも、家族で一緒に読むのも、保護者の方とお子さんとが交互に読み聞かせをするのも良いです。

 4月のノーメディア読書デイでは、①平日の家庭でのメディア使用の時間、②時間帯、③使って良い場所について決めました。5月は、本日16日(木)になります。

 メディアに触れない日をつくると、生活スタイルを見直す機会になると思います。いつもSNSや動画を見ている時間に、本を読んだり、興味のある勉強をしたり、運動をしたり、家族や周りの人とのコミュニケーションの時間にしたり等、時間の有効活用は色々と考えられます。

 ぜひ、ご家族みんなで取り組んでいただきたいです。

 

 下の左写真は、保健室横の廊下の掲示板に貼ってあるものです。右写真は、令和5年度に門川小学校PTA保健体育部と決めた「門川小メディアの約束」です。「門川小学校メディアの約束」は児童玄関に、模造紙の大きさに拡大して貼っており、児童への意識化を図っています。

校長室通信「ハートフル門小」(5月号)をアップしました!

5月15日発行の校長室通信・第2号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「サブタイトルは“ハートフル門小”」「学校経営の数値目標を設定+公表」「“町内一斉避難訓練”に親子で参加を」の3つの記事を掲載しています。

サツマイモの苗植え

 5月15日(水)の3校時からは、2年生がサツマイモの苗を植えました。地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方合計10名以上の方々にご支援をいただきました。

 まず、地域の方々から苗の植え方を教えていただきました。斜めに植えるそうです。そうすると、お手頃サイズのサツマイモが数多く実るそうです。

 苗を1本ずついただくと、一斉に植え始めました。中には、植え方に悩んでいる児童がいましたので、すぐに地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方が駆け寄り、やさしい言葉をかけて手伝ってくださいました。

 全ての苗を植え終わると、ペットボトルに水をくんできて、苗を植えたところにたっぷりと水をあげていました。令和4・5年度ともに、”豊作”といえるほどの収穫量ではなかったので、「令和6年度こそは、大きくて、甘くておいしいサツマイモがたくさんできますように。」と児童は、願いを込めて水をやりをしていました。

 お忙しい中、地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方、本当にありがとうございました。校内の人材だけの支援を受けた活動に終わるのではなく、皆様方と一緒になっての今回の教育活動、とっても感謝しています。

不審者対策避難訓練

 5月15日(水)に、不審者が学校に侵入し、児童の生命に関わる不審な行動をとったとき、児童が安全かつ迅速に行動し、避難することができるように、避難の仕方や約束事を確かめる訓練を行いました。

 今回も、実際に警察官の方にもご協力を願いました。

 職員の声かけに応じず、おかしな行動をとり続けている不審者役(警察官)を2階で発見したという想定でした。発見した職員は、すぐに携帯電話で事務室に電話をかけ、全校に放送しました。各教室は鍵を閉め、男性職員は隣の女性学級担任に児童を任せ、不審者の場所へさすまたや柄の長いほうき、椅子、モップ、特殊警棒等を握って現場に急行しました。現場に急行すると、不審者を興奮させないように対話を試みましたが、それでも不審な行動をとり続けたため、男性職員で不審者の手足が動かないように確保しました。

 その間児童は、教室の鍵をかけ、ベランダ側に騒がずに固まって待機していました。

 

 不審者役(警察官)が駆け付けた警察官に引き渡されたという想定後、児童は運動場に避難しました。

 運動場では、校長先生及び不審者役の警察官から話がありました。

 校長先生からは、「静かに放送をしっかり聞いて、今、不審者がどこにいるのかしっかりと把握すること。」、「校外でもできるだけ、一人で下校したり、一人で遊んだりしないこと。」、「午後5時までには帰宅することを守ること。」、「気持ちのよい挨拶をすることで、防犯力が高まること。」などを話されました。

 警察官の方からは、「不審者は、いつ学校に入ってくるかもしれない。命を守る訓練なので、真剣に行うこと。」、「イカのおすし(知らない人についてイカない!、知らない人の車にのらない!、おおきな声でさけぶ!、すぐにげる!、家の人や先生にしらせる!)をきちんと守ること。」、「校外で不審者に声をかけられたら、周りの大人に助けを求め、警察に連絡すること。」などの話がありました。

 これからも、地震や火事等における避難訓練があります。これらも命に関わる大切な避難訓練です。児童一人一人に訓練の意味をしっかり理解させて取り組んでいきます。

 警察官の方々、お忙しい業務の中、不審者役及び全校児童への指導のために来校してくださり、本当にありがとうございました。

1年生の学校探検~いろんな教室がいっぱいだ~

 5月14日(火)は、2校時から4校時にかけて、1年生が校舎内を隅から隅まで、学級担任の先生に引率されながら教室を探検しました。

 普段全校児童が過ごしている普通教室はもちろん、特別教室(保健室、職員室、理科室、音楽室、図書室、校長室、事務室)も探検しました。

 下の写真は、図書室と校長室を探検したときの様子です。

 音楽室を探検したときには、「どうして楽器がたくさんあるんですか。」「この髭のようなマークは何ですか。」「どうして黒板に5本の線が引いてあるんですか。」など、1年生なりにかわいい質問が出ました。また、音楽専科の先生のご厚意でリコーダーで人気シンガーの曲を吹いてくださったり、ピアノで人気テレビアニメの主題歌を弾いてくださったり、ピアノの伴奏に合わせてみんなで校歌を歌ったりしました。

 これまで登校しても、児童玄関と自分の教室の往復だった1年生もいたかもしれません。初めて入る特別教室では、目をキラキラさせながら自分の周りをよく見ていました。

 今回の学校探検をとおして、1年生は、「学校には、たくさんの教室がある。」「教室によって置いてあるものが違う。」「教室それぞれに使い方に違いがある。」「どの教室もきまりを守って使ったり、出入りをしたりしないといけない。」等に気付くことができたと思います。

特別支援教育~児童への理解啓発~

 5月14日(火)の1校時から5校時にかけて、「もっと知ろう いろいろな学びの場 友達とのかかわり方」というタイトルで、

 ①5組、6A組・6B組、いちょう教室は、それぞれどんな教室なのか。

 ②友達とのよりよい関わり方は?

について、各学年の児童の実態にあわせて理解啓発活動を行いました。

 目的は、「特別支援学級や通級指導教室について、どんな学級でどんな学習をしているのか等を全児童対象に話をすることで、特別支援教育に対する理解を深める。」「苦手なことやできないことは人によって違うが、誰にでもあり得ることを知り、お互いに認め合ったり、支え合ったりすることの良さに気付く。」でした。

 特別支援教育担当教員が、スライドで大事なことを示しながらゆっくりとした口調で具体的に説明をしました。そして、児童は、

 〇 5組さんは、自分のペースで学習するクラス。

 〇 6A組さんや6B組さんは、少ない人数で落ち着いて学習するクラス。

 〇 いちょう教室(通級)さんは、自分の気持ちや考えを表現したり、自分のことを知ったり、苦手なことに対して

  どう捉えてどう取り組めば良いか、作戦を立てたりするクラス。

ということが分かり、5組さん、6A組さん、6Bさん、いちょう教室(通級)さんは、「できることを増やす教室」「苦手なことをがんばる教室」とまとめることができました。

 

 友達とのよりより関わり方では、クイズをとおして以下の4つのことについて理解を深めました。

 1 発表で困っている児童には

   「早くして!」と言うのではなく、「一緒に言おうか。」と声をかけたり、心の中で「がんばって。」と

  応援して待つ方がよい。

 

 2 並ぶ場所が分からない児童には 

   「どいて!ちゃんと並んで。」と強く言うのではなく、「こっちだよ。」と手まねきして教えたり、「〇〇

  さんの後ろだよ。」とやさしく言った方がよい。

 

 3 運動が苦手な児童

   「ダッさ!!」と言うのではなく、「どうしたの、大丈夫?」と声をかけたり、「こうやったら?」とやり方

  を教えたりした方がよい。

 

 4 じっとできない児童

   「やめろ!」と強く言うのではなく、「今は静かにする時間だよ。」とやさしく一回だけ言ったり、先生た

  ちが対応するので、自分のやるべきことをしっかりやった方がよい。

 児童は約20分間の説明でしたが、集中してこの啓発活動に参加することができました。