学校の様子
先週に引き続きお誕生日給食
「いただきます」の後にみんなで牛乳かんぱいをしたら、その後はとても嬉しそうに給食調理員の先生に話しかけていました。今日の給食にはもずくスープが出ていたので、調理員の先生が「おうちでもずく食べる?」と聞くと「はい、食べます。ちょっとすっぱいやつを妹が食べます」と話したり、「でも今日のスープに入っているもずくはすっぱくないなぁ」とつぶやく児童がいたりしました。また、「やった!はんぺんが8個も入っている!!」と嬉しそうにしていたり、「ぼくは7個だぁ」と数えたりしていました。
【1年に1回、給食調理員の先生と給食が食べられる貴重な日です。】
毎日朝早くから、子どもたちのために1人で給食を作ってくださる給食調理員の先生、子どもたちはいつも給食をおいしく食べながら楽しい時間を過ごしています。いつもありがとうございます。そして、お誕生日おめでとうございます。
【温かい給食が作ってくれる和やかな雰囲気、子どもたちは大好きです】
公開授業(3・4年生)
3年生は302-165の答えを筆算を用いて考えます。その時に手がかりとなるものは数え棒です。各自で考え、2人の解答はそれぞれ違う数字が出てきました。その時に担任の先生は、「間違いはざくざく出てきて欲しいんです。間違いは宝です」と話していました。それを聞いて子どもたちはにっこりしていました。
【数え棒を使って問題に挑戦中】
4年生は1人ですが、集中力が途切れることなく熱心に学習に取り組んでいました。垂直という新しい言葉を学習し、その性質を学びました。1人でも、色々な発想が出てきてとても面白いなぁと思いました。3年生のまとめの時には、一緒に声を合わせて答えを言っていたり、ふりかえりの時にもしっかりと3年生の発言を聞いていたりして、前学年の復習もできている4年生でした。
3年生も4年生の学習のふりかえりを聞いて、来年度の学習内容が少し分かりましたね。
【線と線がどのように交わっているかなぁ】
3・4年生は、とても元気ではつらつと授業に臨んでいます。あっという間の1時間でした。楽しい授業をありがとうございました。
お誕生日給食そして歯みがき指導
【今日は食パン・コーンスープ・さつまいもとたらのオーロラソース和え、牛乳、りんご&マーガリンジャムでした】
お誕生日給食の日は、いつもにも増してランチルームの中が明るくなり、楽しい給食になります。今日も食パンにジャムをはさんで「あ!これあまーい」と言っていたり、「ぼくはね、いちごとりんごとチョコレートとブルーベリーのジャムを食べたことあるよ」と話したりして笑顔いっぱい給食を食べていました。
6月は給食調理員の先生と事務の先生のお誕生日がありますので、あと2回お誕生日給食が計画されています。普段は一緒に食べられない先生方との給食、楽しみにしていてくださいね。
【お誕生日おめでとうございます】
その後、ほたきゅうによる歯みがき指導が行われました。今日は前歯の裏側のみがき方を指導しました。「BGMは何にする?」と相談すると「昨日みたいに静かな曲じゃない方がいいです」と話していました。そこで、今日は明るい曲を選曲して元気にみがきました。
前歯の裏側は歯ブラシのつま先とかかとを使って歯に沿ってかき出すようにみがきます。これを指導し、その後子どもたちの歯みがきがきちんとできているかをチェックしていきました。
【まずは一通りみがいて、その後前歯の裏側を念入りにみがきました】
来週もほたきゅうによる歯みがき指導は続きます。
念入り 歯みがき
【歯みがきの時間の半分はいつも通りみがきます】
いつもは音楽をかけずに歯みがきをするのですが、今回は子どもたちが選んだ曲を日替わりでかけてリズムよくみがこうと話し合いました。今日は「ロミオとジュリエット」という曲でした。子どもたちが想像していた曲と違い、しっとりとした曲だったので「あれれ?」という表情の子どもやニコニコしながらみがく子どももいました。
前歯は歯ブラシをくるくる回しながら2~3本ずつみがくことや、歯並びは個人差がありでこぼこしている場合もあるため、歯ブラシの向きを変えながら歯に合わせてみがくことを指導しました。「みんなのみがき方はどうかな?」とほたきゅうの子どもがひとりひとりチェックしていました。
【6年生はいつもていねいにみがいています。みんなのお手本です】
【歯のみがき方チェック!】
ほたきゅうの歯みがき指導は明日からも続きます。この機会に正しい歯みがきの仕方を習得して、毎日ていねいな歯みがきができるようにしましょう。歯みがきの時に流れる音楽も楽しみにしていてください。
梅雨の時期の過ごし方
梅雨の時期は雨が多く外で遊ぶことができません。そこでこんな時こそ読書をしようと話をされました。昨年度から子どもたちにプレゼントをしている校長先生お手製のしおりも、今年度新たに新調してくださり、新しいしおりをプレゼントされました。そこには子どもたちの写真と「なせば成る なさねばならぬ何事も」と記されています。職員も年度当初、このしおりをいただいています。
【荒谷小全員がこのしおりを持っています】
今回校長先生は「星の王子さま」という本の内容を、子どもたちに分かりやすく伝えてくださいました。その本の中に出てくる「大切なものは目にみえない」という言葉。「目に見えないものってなんだろうね?」と問いかけられました。子どもたちはじっと考え、「幸せ」や「仲良し」等意見がでました。子どもたちにまだまだある「目に見えないもの」を自分で考えるよう促されてお話が終わりました。先日、図書委員会の児童が、「5月は1年生の子が一番本を読んでいました」と発表していました。梅雨の時期ならではの楽しみを見つけ、読書にも励んでほしいです。
次に養護教諭の先生から6月の月目標についてお話がありました。6月は「歯を大切にしよう」です。荒谷小では5月25日に歯科検診が行われました。その結果の詳細を子どもたちそれぞれに見せて、自分はどの歯がむし歯になりやすいかを確認させました。また、毎日口の中をチェックすることで、歯の変化を見つけることができるため、チェックを欠かさずしましょうとお話がありました。
【むし歯がなくても、歯垢がついていると指摘されている場合もあります】
今年度の歯と口の健康週間(6月4日~6月10日)の標語は「おくりたい 未来の自分に きれいな歯」です。今の時期に歯みがきを習慣づけたり、歯や口への興味関心を高めたりすることで、子どもたちが大人になった時に健康な歯を保てることにつながると思います。子どもたちの歯の健康を保持増進するためにも、保護者の皆さまにもご協力いただけると有難いです。よろしくお願いいたします。
晴天のもと プールそうじ
プールサイドや更衣室前の通路にはたくさんの落ち葉が落ちていたり、溝には泥が溜まっていたりして、それらのそうじも大変でしたが、子どもたちが役割分担をしてテキパキと行動していたため、子どもたちが行うそうじは早めに終わり、その他の箇所まですることができました。
【みんなで力を合わせてがんばろう】
【泥を落とすには力がいります】
しかし、コンクリート部分のぬるぬるした所はデッキブラシでいくらみがいても取ることができませんでした。本日のプールそうじで取れなかった汚れは、明日の奉仕作業で保護者の方々のお力をお借りすることになります。お忙しい中申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。
【プールそうじ前】 【プールそうじ後】
命を救う 救急法講習会
今回は、保護者の方9名と職員6名が参加して講習を受けました。まずは心肺蘇生の方法を教えていただきました。意識を確認する時の声の大きさは、始めは小さく、その後やや大きく、最後は大きな声にするという3段階だということや、胸骨圧迫は手のつけ根(手掌基部:しゅしょうきぶ)で少なくとも5㎝圧迫することなどていねいにご指導くださいました。実際に演習で胸骨圧迫をしてみると、心臓の位置が分かりにくかったり、身体が斜めを向いて圧迫しているため、しっかりと胸骨圧迫ができなかったりしました。
【肩を叩きながら意識の確認をします】
その後、AEDの使い方も教えていただきました。ショックを与えるボタンを押す時には、周りを見ながら、傷病者に周りの人が近寄らないように手で制止しながら押すなど、傷病者も救い、周りの人の安全も確保することの大切さを学びました。
時間をかけて演習まで行う救急法講習会は1年に1度です。毎年参加することで忘れていたことを思い出したり、新たな情報を知ることができたりする貴重な機会になると思います。次回は約30分という短い時間ですが、8月に行われるPTAバレーボール大会で救急法講習会を計画しています。地域の皆さまにもぜひご参加いただき、急な対応が必要な時の対処法を知り、命を救う手助けを身に付けていきたいものですね。
【のどに物が詰まった時の対処法もご指導いただきました】
おいしいな、給食試食会
今回も11名の保護者の皆さまがご参加くださいました。昨日の給食は「むぎごはん、牛乳、高野豆腐の卵とじ、和風サラダ」でした。「お父さんの小さいころは牛乳はビンやったとよ」とか「土曜日に出る三角の形のみかんジュースが嬉しかったがね」等、給食にまつわる話もたくさんしてくださっていました。
野菜たっぷり、栄養たっぷりの給食に会話も弾み楽しい給食試食会になりました。
【赤ちゃんも来てくれました】 【ALTの先生も一緒で一層賑やかでした】
警察署の方々と情報モラルの学習
まず、「携帯電話は何をするもの?」と警察の方が子どもたちに尋ねると「音楽を聞くもの」、「ゲームをするもの」、「動画をみるもの」、「メールをするもの」と意見が出ました。そして最後に「電話をするもの」という意見が出ました。携帯電話本来の電話という機能よりは、その他の機能で携帯電話を利用している子どもが多いようでした。
【私たちが思っていたより頻繁に携帯電話に触れているようです】
スマートフォンの使い方では、メール等ですぐに返事が返ってこない時には「無視した」と思うのではなく用事があるのかなぁと相手の都合も考えることをご指導くださいました。これからインターネット上で顔の知らない人と知りあっても、その人とは会わない・信用しないということもご指導くださいました。
また、ゲームについてもお話がありました。ゲームソフトの箱の裏面には年齢制限を示すマークがあることに触れられました。初めて見るマークだなぁと思っていると、多くの子どもたちはそのマークのことを知っていました。小さい頃からゲームをしていると、自分の世界とゲームの世界の境目が分からなくなることもあるそうです。そのため、年齢に合ったゲームを選ぶことが必要だとご指導くださいました。
その後、おうちの方と子どもたちでにっこりトークを行い、家庭でのきまりを作りました。
【ゲームの時間やスマートフォンの使い方を話し合いました】
おうちの方々と話し合った結果、「スマホを使う時は親がいる場所で使う」、「ゲームは1日30までにする」、「アプリを開く時は両親に相談する」等の約束事が発表されました。正しい知識をもって、上手にスマートフォンやゲームと付き合っていきましょう。
ハテナのひよこが生まれた!
4月からわくわく学習が始まり、以前わくわくのたまごを作っていた3・4年生。このわくわくのたまごはわくわく学習(ウッジョブ諸塚)をがんばる人しか作れないものであり、林業のことを考えながら作成したそうです。そして、このたまごをうむ→あたためる(学習する)→ひびが入る→?をもったひよこが生まれる→?のひよこを育てる→何かが生まれるという過程をイメージしているようです。
そのわくわくのたまご、とうとうひびが入り生まれました。「ひよこが生まれましたー!!」と嬉しそうに来た3・4年生。その日の1時間目に講師の先生からハテナの答えをたくさんもらい、自分たちの中でもっと学習したいこと(課題)が見つかったのです。
校長先生や給食室の調理員の先生、そして授業をしている他の学年には邪魔にならないようにひよこを見せながらそーっとろうかを歩いて披露したそうです。このハテナのひよこには名前もついていて、自分たちの名前を1文字とって命名していました。子どもたちのわくわくが手に取るように分かり、楽しんで学習をしているんだなぁと嬉しくなりました。これらからの3・4年生のウッジョブにも期待が膨らみます。
【ハテナのひよこの中身】
○ 木材について(種類や使われ方)
○ 林業のやりがいについて(選んだわけ・続けるわけ)
○ 安全について(安全ベルト・スパイク)
3・4年生のハテナを解決!
今日の1校時に、森林体験学習(植林・挿し穂)でお世話になった講師の先生が荒谷小に来てくださいました。今日は3・4年生の林業に関するハテナに答えてくださるそうです。3・4年生が準備していたハテナは大きく2つのカテゴリーに分かれていました。それは①苗の植え方について②仕事のことについてです。
1つ目の苗の植え方についてでは、「畑に2万本挿し穂するのに何日かかるんですか?」というハテナが出されました。
【質問は見える化で伝わりやすくしました】
この「畑に2万本植える」とは、前回講師の方が学校に来てくださって話をしてくださった内容のひとつです。この挿し穂は2人体制で行い、1日1000本植えるそうです。2万本植えるためには2人で20日かかるとのことでした。その他にも、「林をする時に足で押さえてすぐ引っ張るのはなぜ?」や「挿し穂した苗は5月の暑さになぜ弱い?」などの質問が出されました。
【実際にスギの苗を持ってきてくださり、分かりやすく説明してくださいました】
次に2つ目の仕事についての質問が出ました。子どもたちは、自分の質問の順番が今か今かと首を長くして待っており、自分の質問を講師の先生に聞ける順番になると目を輝かせて聞いていました。まずは「植林は雨の日でもするんですか?私の予想は雨の日はしないと思います。理由は危ないからです。」と話す子どもに講師の先生は「雨の日の方が苗が乾燥せずに枯れにくいので、少しの雨ならします。また、天気予報を見て次の日雨だと分かったらその日は植林をします。晴れの日は苗が乾くので、苗木袋に入れて苗が乾かないようにしています。」などと答えてくださいました。
【初めて知ることがたくさんで、子どもたちはとっても嬉しそう】
その後「植林する時に危険なことはありますか?」とか「暑さで倒れることはないのですか?」、「山の中で迷子にならないのですか?」等たくさんの質問がでてきました。
今回、たくさんのハテナを講師の先生にぶつけて、ひとつひとつていねいに答えていただきました。その時の子どもたちの表情は驚き、喜び、納得・・、様々な表情が1時間で出てきました。
振り返りの時間では「植林をする時は、雨が降った方がいいということが分かった」、「地ごしらえの時には、植林をする時のことを考えて木を残しておき日陰をつくるということがびっくりした」、「山に慣れていれば迷子にならないのはなぜなんだろうと思いました」等、子どもそれぞれに振り返っていました。
今回も子どもたちのハテナに真摯に向き合ってくださりありがとうございました。子どもたちは宝物をいっぱい見つけたようです。
読み聞かせ
1冊目は「ノラネコぐんだん こうじょう」という本です。これはノラネコたちが夜中に工場に忍び込みパンを作るお話です。おいしいパンが焼きあがるのか、最後まで目が離せないお話でした。
【別のシリーズのお話もあるそうですよ】
2冊目は「りゆうがあります」というお話です。これは今回読み聞かせをしてくださる保護者の方が去年「りんごかもしれない」という絵本を読んでくださったのですが、同じ作者の絵本でした。子どもが「ちゃんとしたりゆうがあれば鼻をほじってもいいのでは」と考え、普段は大人に注意されてしまうことでも、楽しい理由を考えていくお話でした。例えば、貧乏ゆすりをしているのは、その音がもぐら語になり、もぐらと話ができるとか、爪をかむのはカラスを退治するための音を出している等、面白い理由が次々と出てきました。
【「ぼくもそれやる!」と共感する子もいました】
そして3冊目は「カッパもやっぱりきゅうりでしょ」という本でした。きゅうりを切らしたカッパがきゅうりの自動販売機に行き、きゅうりを買おうとするとかぜをひいた「でかいきゅうり」がいました。その「でかいきゅうり」を介抱して、いずれは食べてやろうと企てるカッパですが・・・。カッパの必死さと「でかいきゅうり」のマイペースさが面白い絵本で、子どもたちも笑いながら見ていました。
【朝からたくさん笑って元気が出ましたね】
今回、読み聞かせのために書店で3冊の本を購入してくださったようです。「この本は家でも読みたいからと言ってお母さんが買っていました」と子どもが話していました。毎回、色々なジャンルの本に出会える朝の読み聞かせ。自分ではきっと選ばない絵本にも会うことができる貴重な時間です。
読み聞かせに来てくださった保護者の方、お忙しい中、朝早くからお越しくださりありがとうございました。
授業公開(5・6年生)
5年生は少数÷少数の問題、6年生は分数×分数の問題でした。5年生は「2.4÷1.6の計算の仕方について考えよう」6年生は「4/5×2/3の計算の仕方について考えよう」というめあてでした。それぞれの学年で、授業の中ではにっこりトーク(話合い活動)があり、6年生では「ここは○○じゃない?」、「え、何で?」等形式に捉われずに話合い活動が行われていました。5年生も、自分の意見とは違うところには「○○ではないですか?」などと率直に意見をぶつけて、どのような考え方をしたらよいかを話し合っていました。
【授業の前には前もって板書の計画が書かれています】
【どちらの学年も学習に対する意欲が感じられます】
【にっこりトーク:ざっくばらんに話し合える雰囲気がありました】
この授業では、教師の発問(声かけ)や、授業の形態、にっこりトークの在り方、ふりかえりのさせ方等、職員同士が学ぶことも多くあり、大変有意義な授業公開でした。5・6年生の学習に対する姿勢もとても立派でした。ありがとうございました。
心地よい表現集会
いつものように、子どもたちが笑顔になる表現集会の歌から始まりました。3・4年生担任の先生の鍵盤ハーモニカの演奏に合わせて、全校児童で踊りながら歌います。
【1年生もずいぶんと慣れてきましたね】
その後、5・6年生の発表が始まりました。5・6年生は合奏「マルセリーノ」、作文発表という構成でした。まず、鉄琴・リコーダー・鍵盤ハーモニカで合奏をしました。どのような曲なのかなぁと楽しみにしていると、「マルセリーノ」と言う曲は聞きなれた曲でした。それは、毎朝5・6年生がこの曲をリコーダーで練習しているからです。荒谷小の職員室では毎朝この曲がBGMのように流れてきて、心地よく朝の時間を過ごしています。今回はそれに鉄琴や鍵盤ハーモニカも加わり、一層ステキなハーモニーを奏でていました。
【優しい音が響きました】
【5年生は鍵盤ハーモニカ】 【6人だけとは思えない合奏でした】
合奏が終わると感想発表しました。するとすぐに4年生が手を挙げました。「とてもいい曲でした。家でもまねをしみてたいです」と感想を発表しました。その後3年生が「リコーダーや木琴、鍵盤ハーモニカを使ってすごい曲だと思いました。ぼくは今、リコーダーを練習しています。5・6年生のように弾けるようになりたいです。」と感想を発表しました。
【さすがは4年生。さっと手を挙げました】
それから作文発表がありました。発表は5年生と6年生1名ずつ行いました。その内容は、5年生が植林体験のこと、6年生は諸塚の林業のことでした。5年生は植林体験の時に「できるかなぁ、大丈夫かなぁ」と不安だった気持ちが、講師の先生のアドバイスに勇気をもらい植林をできたことやその講師の方への思い、林業に携わる方々の苦労や工夫についてまとめていました。校長先生からは「この作文を読んだら講師の先生や地域の方々は感動されて泣かれるかもしれませんね」と、子どもの植林体験から林業に携わる方々への思いを作文に表現した5年生にお誉めの言葉をかけてくださいました。
6年生は国語で学習しているイースター島のお話と諸塚の林業を比較して、諸塚の林業の素晴らしさを作文に表していました。例えば、諸塚の林業では伐採→植林→伐採を繰り返している。これは、次世代のことを考えているからであるということや、それを昔から繰り返していくれた祖先に感謝したい、そして今後自分たちが森を子孫につなげていくという力強い言葉も聞くことができました。高度な内容の作文で、作文を聞いている1~4年生には難しかったかもしれませんが、コツコツと学習を積み重ねていった5・6年生の姿が作文に表れていました。
【体験や他の学習から、自分なりの考えを構築していっていました】
最後に教頭先生からお話がありました。「とても堂々と発表をしていました。きっとこれまでたくさん練習してきたんだろうなぁということが分かります。最初の合唱は音が透き通っていました。これは、お互いが他の楽器の音を聞いて、自分の楽器の音を調整しているからだと思います。5・6年生のチームワークのよさを感じました。作文は色々な学習や体験から作文を発表してくれました。また、3・4年生も感想の発表をしようと一生懸命きいてくれました。1~4年生もありがとうございました。」とおっしゃいました。子どもたちのこれまでの学習や体験学習を近くで見てくださった教頭先生、子どもたちのがんばりをたくさん誉めてくださいました。
【一生懸命さが伝わりましたね】
今回、合奏と作文という表現集会でした。色々なパターンが考えられるこの表現集会。次回は1・2年生です。楽しみにしています。
待っていました やまびこ号
【本が倒れないように支えがしてありました】
まずは、体育館ではじめの会が行われました。そこでは、校長先生から「色々な種類の本を手に取ってみてくださいね。おもしろいことがたくさん書いてあります。本を読んで心を豊かにしてください」とお話がありました。
その後、県立図書館の職員の方からお話がありました。東京のある町に古本屋さんが集まった町があるそうです。その町の古本屋さんに行った時のこと、定価の約6倍で売られている本を見つけられたそうです。「古本なのになぜ?」と子どもたちの頭にはハテナが浮かんだことでしょう。実は、本は販売をしている時期に人気がないと本をたくさん作らないそうです。後になって、その本が欲しいと言う人が出てきた時に、あまり作られていなかった本は高値で売られることがあるそうです。新しい本の世界を教えていただきましたね。
また「読書をすると宝物がいっぱいできます。この時間で宝物をいっぱい見つけてくださいね」ともお話くださいました。「宝物」というキーワードには反応する子どもたち。きっとこの言葉でわくわく度は一気に急上昇したことと思います。
その後、児童代表のあいさつが行われました。「ぼくは理科に関係する本が好きです。今回は面白い本や他の本も借りたいと思います」とあいさつをしました。
【毎年ありがとうございます】 【どんな本が待っているかな】
そして早速やまびこ号に入って本を選びました。順番で中に入るので、順番を待っている子どもたちは外で本を読んで待ちます。
【布の絵本も見つけました】 【大きな絵本に釘付け】
【朝の読み聞かせでもあったバムとケロシリーズも見つけた!】【どれにしようかな】
子どもたちが本に夢中になっている間、傍らで県立図書館の職員の方が本のチェックをされていました。破損がないかどうかを見てくださっているようです。本の中でも絵本は糸で縫って綴じられているので、その糸が切れるとページがバラバラになってしまうそうです。そのような本は修理の対象になるとのことでした。その修理の方法とは、ミシン糸の硬めのものを使って、手縫いで縫うそうです。とても細かく、根気のいる作業だろうなぁと想像します。紙が硬いため、縫う時にはても痛くなると話されていました。それでも、本を大切にして、たくさんの方々に読んでもらいたいという思いから修理をされているのだと思います。本への愛情もひしひしと感じました。
【本のお医者さんですね】
子どもたちも職員もやまびこ号から本を借り、最後に終わりの会を行いました。6年生が「ぼくは怖い本や物語が好きです。中学生になったらやまびこ号で本を借りることができなくなるので、次回はおすすめの本や新しいジャンルの本を教えていただき借りてみたいと思います」と話していました。
【新しい本にも挑戦!】
今回やまびこ号で借りた本は、校舎2階のやまびこコーナーに保管してあり、誰でも読むことができます。ぜひ、自分では選ばないような本を手に取ってみてくださいね。
大きな絵本の読み聞かせ
今日の朝の時間は、読み聞かせの時間でした。今日はどんな絵本との出会いがあるのかな?
今日は「すっぽんぽんのすけ」、「バムとケロのおかいもの」の2冊の絵本を用意してくださっていました。これらの絵本はとても大きな絵本でした。
1冊目の「すっぽんぽんのすけ」は、「おふろにはいりなさーい」とお母さんから言われても入らなかった男の子が、すっぽんぽんのまま不思議な世界に飛び込んだお話でした。その世界では忍者がいたり、かあさんねこが登場したりしました。そこで活躍するすっぽんぽんのすけ、とてもたくましいけれどすっぽんぽんだから愛嬌があり、何だか面白いこの絵本、所々で笑いもあり楽しく聞いていた子どもたちでした。
【身のこなしも軽やかなすっぽんぽんのすけ】
2冊目は「バムとケロのおかいもの」でした。このシリーズは子どもたちも大好きです。水曜日、バムとケロとカイちゃんが3人でお買い物に行きます。うさぎの八百屋さんに、「くるみ、てかがみ、どんぐり、オカリナ」と書いている不思議なお店、ゆかいな扉があるお店など個性豊かなお店で買い物をするバムとケロとカイちゃん。何でこんなものを買うんだろうと首をかしげるようなものを買ったケロ。その目的は・・・。友達同士の温かい友情を感じさせ、和やかな気持ちにさせてくれるような絵本でした。
【大きな絵本は絵も見やすくて後ろの人もはっきり見えますね】
今回、これらの絵本は県立図書館の移動図書館であるやまびこ号から借りてきてくださったそうです。1冊は子どもたちからリクエストがあったものを選んでくださったとのことです。毎回子どもたちのために、絵本選びから読み聞かせ、絵本の返却までしていただきありがとうございます。
いのちの学習
まずは、生徒指導主事の先生から避難の仕方についてお話がありました。はじめに、現在の状況や避難の方法を知らせた校内放送の聞き方です。放送は「静かに」聞くのではなく、「無言」で聞くことを確認しました。また、避難をする時の約束である「お・は・し・も」(おさない・走らない・しゃべらない・戻らない)の確認もしました。
【人の話を「無言」で聞く姿勢は避難訓練以外でも大切です】
その後、校長先生から自然災害についてのお話がありました。まず、避難訓練は「いのちの学習」であることをお話されました。そして、スライドを用いて雨が降るまでの天気の移り変わりを見せてくださったり、平成17年の台風14号がもたらした諸塚村の被害を写真で見せてくださったりしました。普段は穏やかな流れの川が濁流になり、見覚えのある場所や商店街を飲み込んでしまっている写真を見ると、とても悲しい気持ちになりました。
校長先生が写真や絵と一緒にご指導くださった内容は以下のとおりです。
【激しい雨が降った時に注意すること】
○ 急に水かさが増えるため、小さい溝でも危険であるため近付かない
○ 外に出かけない
○ 外にいる時は雨やどりをする
※ 真っ黒い雲や雷の音は雨が降るサインであるため注意する
【雷が鳴った時に注意すること】
○ 建物の中に入る
○ 雷がなったら、木には近付かない
そして最後に大雨や台風のことを知って正しくおそれること(どのような被害が考えられるのか、どのような対応・行動をしたらよいのか、身を守ること等)が必要であるとお話をいただきました。自然の力を甘く見ることなく、自分の命を守る行動を考えて実践していけるよう継続的に指導をしていきたいと思います。
【実際に被害の状況を見ると自然の猛威にあ然としました】
表現集会
せせらぎの里で体験したことや、その時の気持ち、せせらぎの里の方への思いなど、子ども自身の言葉で、面白い表現も用いながら、大きな声でゆっくりと発表しました。子どもたちの率直な思いや、作文の中での場面が想像できるような表現を聞いて、時間がゆっくり流れているような、穏やかな気持ちになりました。
3・4年生は全員で3名ですが、3名それぞれの個性が作文の中に散りばめられていました。この作文を聞いて5・6年生は、「心の動きを電気で表していておもしろい」、「大きくゆっくり読んでいた。前を見て読むともっといいと思う」、「題名を聞いてその作文を聞いてみたいと思った」など、感想やアドバイスも発表していました。
【表現集会のテーマソングから始まります】【とっても聞きやすい発表でした】
【作文を読む人、せせらぎの里で交流している写真を見せる人と役割分担していました】
最後に校長先生からお話がありました。「作文には①言葉で伝える②作文の中身という2つの見方があります。1つ目の『言葉で伝える』は、ゆっくり大きく発表していました。ひとつひとつの言葉を大切にしているんだなぁと感じました。また、会話文では読み方が変わりましたね。工夫がみられる読み方でした。2つ目の『作文の中身』は、まずタイトルに工夫がありました。そして、『冷凍庫の氷のように心がカッチコチ』などイメージが豊かです。イメージが豊かだと文章が豊かになります。発表してくれた作文の中で、心と心の交流が表現されているものがありました。心と心がつながることはとても大切なことです。いい学習ができましたね」とたくさんのお誉めの言葉をいただきました。
【嬉しい言葉をたくさんいただきましたね】
事前準備から当日の遠足、そして遠足後のふり返りを行って作文に表現した子どもたち。多くのわくわく・ドキドキを感じ、たくさんの学びがあったようです。来年の春の遠足も楽しみですね。
春の遠足
先日、せせらぎの里の職員の方々が荒谷小にお越しくださり、特別養護老人ホームとはどのような場所なのか、どのような職業の方々がおられるのか、施設に入所されている方とのコミュニケーションの仕方などたくさんのことを教えてくださいました。子どもたちは、今回のせせらぎの里への訪問で、その時に学んだことを活かしておじいちゃん・おばあちゃんとふれあい、元気を届けたいと考えています。そのために準備もたくさんしていました。
せせらぎの里に到着すると、入所されている多くの方が、ホールで待っていてくださいました。ドアを開けて中に入る時は緊張していましたが、温かい拍手をいただくと笑顔がみられるようになりました。
ホールに入ると、早速入所されている方々へ荒谷小の紹介をしました。校歌を歌ったり、荒谷小のクイズを出したり、荒谷小の1日を発表したりしました。その後「だれにだっておたんじょうび」を歌い、子どもたちの元気な歌声や笑顔を届けました。
【荒谷小ではおなじみの問題:イチョウの木は何歳?】
【歌って、飛び跳ねて、手拍子をして・・。元気いっぱい!】
その後、子どもたちが準備をしたすごろくをしました。これは、入所されている方々に諸塚の地域のことを懐かしく思ってもらいたいという思いもあって作成したものです。スタート地点が荒谷小でゴールはせせらぎの里です。すごろくの途中には、お店や学校などもあり、イノシシが出てくるすごろくもありました。すごろくのコマも子どもたち手づくりの紙ねんどのコマです。
【入所されている方々と子どもたちの距離が一気に近付きました】
「サイコロ、ふれますか?」と聞いてみたり、サイコロの目を手で表して「4が出ましたよ!」と教えたり、足を曲げて顔を近づけて話したりする子どもたちもいました。一緒に楽しみたい、楽しんで欲しいという子どもたちの気持ち、きっと伝わったことでしょう。
その後、みんなでゲームをしました。そのゲームとはお玉を使って卓球用のボールを隣の人へ渡していくリレーです。ボール以外にも鈴・お花の置物・おじゃみなども使って、落とさないようにリレーをしていきました。
【おじゃみは各チーム50個流れてきました】
本校の子どもの中には、介護士になりたいという子もいました。この訪問で、介護士の方の仕事を直に見たり、入所されている方とお話ができたりしたのはとてもいい経験だったと思います。また、他の子どもたちにとっても関わり方を学ぶ学習の場になりました。
せせらぎの里の職員の皆さま、事前の御指導から当日の運営までありがとうございました。入所されている皆様にも、温かく迎えていただき嬉しかったです。またお会いでいる日を楽しみにしています。ありがとうございました。
その後、子どもたちはおいしいお弁当を食べ、池の窪グリーンパークでおもいっきり遊びました。とても充実した遠足になりましたね。
【草スキーもしたよ】 【ゆらゆら揺れるよ~】
【絶景をバックに「はいチーズ」】
森林体験学習(挿し穂編)
【側面をクワで押さえます】 【表面を板で押さえて平らにします】
畑の準備ができたら、案内具で穴を開けます。案内具は10㎝間隔で釘のようなものが刺さっており、約10㎝~12㎝間隔でずらしていって、挿し穂用の穴を開けます。その後、水を入れたやかんで、挿し穂用の穴に水を注水していき、穴を大きくします。
【初めて見る器具に興味しんしん】【水を注水して、更に穴を開けます】
その後、1本ずつ挿し穂をしていきます。この穂木は講師の方が用意してくださったものです。これらの穂木は講師の方が1週間ほど水につけてくださり、挿し穂に適した状態にしてくださっていました。
【ていねいに穂木を挿していきます】
挿し穂をする時に気を付けることは、穂木が傾いている方を南側に向けるということだそうです。子どもたちは「体育館側に向けて植えればいいんだ」と話し、それを目安にみんなで挿し穂をしていきました。
【どっちに傾いているかなぁ】 【注水作業も同時進行】
【順調に進んでいます】 【「森みた~い」と3・4年生担任の先生】
挿し穂が終わると、直射日光を避けるため日覆いをしました。これも子どもたち手づくりです。
【たるまないように、真ん中も固定】 【これで直射日光が避けられます】
最後に1週間水に浸した穂木に加え、今日採取した穂木も5本だけ挿し穂してみました。成長の具合がどれだけ違うかを見てくださいと講師の先生からの提案でした。
【左側の3本と右側の2本は本日採取した穂木です】
終わりに全員でふりかえりを行いました。「スギの木が大きくなるのをお世話したい」、「穂木を植える時は強く押しこむ、南の方に向かって挿す等の工夫が分かりました」、「コツを覚えるだけでどんどん植え付けができるようになった。大きくなるのが楽しみです」など、植林や挿し穂について色々なふり返りができていたようです。
講師の先生からは、「昔は道路事情も悪く、荒谷からお弁当をもって苗木を背負って植林する山まで歩いていっていました。しかし、今は山があるところまで道路があり便利になっています。今日、体験をしたことで山が好きになるんじゃないでしょうか。山を一緒に育てていって欲しいです」とのお言葉をいただきました。
本日はお忙しい中、長時間にわたって御指導いただきありがとうございました。子どもたちは、今回の体験学習で林業の基礎を学ぶことができましたし、新たな発見があったり林業に携わる方々の工夫を知ることができたと思います。これからもウッジョブ諸塚は続いていきます。子どもたちが林業を学ぶ姿を温かく見守っていただき、時には御指導いただけると大変有難いです。本日は本当にありがとうございました。
【プロの方々に直接指導していただいた有難い時間でした】
放課後、「スギに水をあげなくていいんですか?」と尋ねてきた2人。1・2年生担任の先生と一緒にたっぷり水をあげました。
【しっかり根をはって、大きく育ってね】
森林体験学習(穂木を採取編)
○ 枝は小指より大きいものを選ぶ
○ 枝が真っすぐしているものを選ぶ
○ 40㎝~50㎝くらいで切る
これらの話を聞き、早速穂木の採取です。先日の森林体験学習の講話で「上から見て四方に広がっているものがよい」ということも学んでいた子どもたちは、その視点も加えて採取しました。分からないことは「○○さん、どこらへんまでむしればいいんですか?」等と積極的に聞き、5・6年生は1年生に教えながら行いました。スギのチクチクは結構痛いなぁとか、新芽はきれいだなぁなど間近で見て触って初めて感じることがありました。
【先端の白っぽく見えているものが新芽です】【穂木の採取は6年生も初体験】
【どんな穂木がいいか観察して切ります】
5・6年生は5本、4年生は4本、3年生は3本、1・2年生は2本採取しました。採取した穂木の下の方の枝は取り除きます。はさみでも切ることはできますが、手で取った方が効率的であり、枝の皮が少し剥げても成長する過程でその部分が覆われたり根が出たりするそうです。
これらの活動を通して、「どんな木をとればよいか分からなかったけれど、森林組合の方が優しく教えてくださったので、元気な穂が取れました」、「上手に取れなかった時、○○さん(6年生)が教えてくれました」、「新芽が出ているのを取ればいいとだけ思っていたけれど、曲がっていないものや小指より太いものを取るということが分かりました。また、作業の後に殺虫剤を服にかける工夫も初めて知りました」とふり返りを発表していました。
短い時間でしたが、貴重な経験をたくさんして色々な発見がありましたね。次は学校に帰って挿し穂を行います。あとひと踏ん張りですね。
始まりました!森林体験学習(植え付け編)
今回のねらいは「わくわく学習において、ふるさと諸塚を支える基幹産業である林業の仕事の全体を捉え、もっと詳しく知りたいことや調べてみたいことなど問いをつかむきっかけとなるとともに、林業に携わる人々の工夫や努力にふれる」この日のために、4月30日(木)に校長先生と職員が森林組合諸塚支所へ伺い、打合せをさせてもらっていました。今日は森林組合の方が5名、そして講師の方々が2名、計7名もお越しくださり森林体験学習を行いました。
【朝、全員元気に集合しました】 【森林組合の方々も朝早くにお越しくださいました】
いよいよ植林・挿し穂を採取する山へ出発です。今日は地域の方の山がある長野という場所まで行きました。途中までは整備された道だったのですが、所々に大きな石や枝が落ちているのを見て「あ!いのししの仕業だ」と話していたり、「この道は軽トラじゃないと無理やね」などと話しながら、ガタゴト上下左右に揺れる車内を楽しんでいました。
【長野ってどんなところかなぁ】
そして、約25分くらいすると長野にある山に着きました。まずは講師の先生からお話がありました。一番はじめにお話しされたことは「けがをしないように作業すること」ということでした。「けがをしたら元も子もありません。安全に作業しましょう」とおお話くださいました。その後、森林組合の方からもお話がありました。その中で「今日行う作業は基本中の基本の作業です」とおっしゃっていました。何でも基本というものは大切で、それを怠ってしまうと根幹が揺るぎうまく軌道に乗りません。その大切な基本の作業をひとつひとつていねいに行っていきたいと思います。
【御指導よろしくお願いします】
【あの上まで登るよ~】 【急な斜面、気を付けてね】
植え付けをする場所まで着くと、1年生が「すごーい!!」、「どうやって下りると?」等と嬉しそうに話していました。子どもの中には「枝にロープを付けてバンジージャンプができそう」と話す子もいました。
そして早速、植え付けについての説明をしてくださいました。
1 2mに切った竹の棒で距離を測る。この時竹の棒を水平にする
2 植林する場所の枯葉などを取る。
3 クワで土を掘る。(土がザラザラした所の方がスギが太る)
4 10㎝~20㎝の深さまで掘る。
5 スギの根っこが広がるように掘った所に置く。
6 中の湿った土をスギの根元にかけ、少しスギの苗を引く。
7 軽く踏む。
8 もう一度土をかぶせる。
9 スギを引きながらもう一度しっかり踏み固定する。
【斜面に沿って測るのではなく、水平に2m測ります】
【山から落ちないよう身体は上を向けて作業します】
【力を入れて土を掘ります】 【根っこを広げてね】
【乾燥はよくないので湿った土をかけます】 【そして 踏み固める】
【植え付け できあがり】
これらのお手本を見て、いよいよ子どもたちが植え付けをします。植え付けをする場所には竹の棒を挿してくださっているのですが、そこに石があったり木の根っこがあったりして、苦戦する子どももいました。また、「面!面!こて!」などと掛け声をかけながら土を掘る子ども、土からひょっこり出てきたミミズを、植え付けるスギと一緒に土の中に帰してあげる優しい子どももいました。お手本はしっかり見たものの、実際に作業してみると掘る深さが分からず、「これくらいでいいかなぁ」と話す子どもには森林組合の方が「もうちょっと深く掘った方がいいね」とアドバイスをしてくださっていました。
植え付けが終わると子どもたちは、「こんなに大変なんだ。1本植えるだけでも大変」とか「腰が痛い」など顔に汗を光らせつぶやいていました。
【これでいいかなぁ】 【よ~し!ぼくが苗を入れるぞ】
【今年度は1・2年生も植え付けに挑戦!】
【1年生も上手にできたね】
植え付けをした所から下りる時には、2年生の男の子が「カニさん歩きで行くとよ!」と教えてくれていました。「何で知ってると?」と尋ねると「むかばきの時に山が濡れている時とかはカニさん歩きって教えてもらいました」と話していました。1年前の学習もしっかり身に付いているんだなぁと感心しました。
山から下りた後は、ふりかえりを行いました。「穴もほって植えることができた」、「急な斜面を歩いて作業をすることが分かった」と話す2年生、「苗の植え方がちゃんと分かった、家でも苗を植えてみたい」と話す4年生、「急な坂を上ること、植えることを初体験しました。山で働いている人の苦労が少し分かりました」と話す5年生、それぞれに体験してみて初めて分かったことがあったようです。
その後、森林組合の方から毎日このような植え付けをしてくださっている方のお話を聞きました。作業班で植え付けをされる方々は1日に200本から250本の植え付けをされるそうです。状態のいいところだと300本も植え付けをすることがあるそうです。これから暑くなる季節になると、厳しい環境での作業になることと思います。その方々のご苦労や工夫を体験を感じることができたようです。体験がとてもいい学習になりましたね。
【わざわざ様子を身に来てくださってありがとうございます】
新体力テスト
ソフトボール投げでは、ついつい下の方にボールを投げてしまいがちになるため、「お空に向かって投げるんだよ」とか「日の丸の方をめがけて投げなさい」などと1・2年生担任の先生からアドバイスがありました。「おりゃー!!」という元気のいい掛け声とともにボールを投げる子ども、新記録を出して喜ぶ子ども、記録が伸びずに悔しそうな表情をする子どもなど様々でしたが、自分のもっている力を全力で出そうとする子どもたちの姿はとても気持ちのいいものだなぁと思いました。
朝の読みきかせの体操の効果があったのか、6年生のソフトボール投げでは準備していた距離より長くボールが飛び、「おおっ!!」というどよめきもあった新体力テストでした。
【1年生は初めての新体力テスト】 【遠くに飛ばすぞ~】
【円のぎりぎりまで助走して「えい!」】 【やったぁ、新記録!!】
身体を動かす読み聞かせ
1冊目は「ぴょんたのたいそう」という本でした。子どもたちが、読み聞かせをしてくださる方に立ってあいさつをした後座ろうとすると、「立ったままおってね」とおっしゃり、読み聞かせが始まりました。「今日は、新体力テストがあるからこれで体操をして身体を伸ばしてね。A判定を目指そう!」と話されました。絵本はしかけ絵本になっており、かえるのぴょんたが身体を伸ばしたり、腹筋をしたり、鉄棒で懸垂をしたり、腕立て伏せをしたりしていました。それに合わせて子どもたちも一緒に身体を動かしました。
【今日はいつもと違う読み聞かせの予感】 【身体を伸ばします】
【腹筋 がんばれー】 【必死に腕立て伏せ】
絵本が終わる頃にはみんな身体が温まっていました。これで新体力テストはバッチリですね!
次に「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」という本を読んでくださいました。これは「どろぼうがっこう」という絵本の続編だそうです。「どろぼうがっこう」を読んだことがある子どもたちはたくさんいました。「楽しみ~!」という声が聞こえる中、読み聞かせが始まりました。刑務所に入っているどろぼうがっこうのみんなは、刑務所での生活をまじめに送っていました。しかし、2月4日8時に脱獄をしようと企てます。この脱獄、成功するのでしょうか。ハラハラどきどきの展開で、自分がどろぼうがっこうの一人になったような気持ちになって、どろぼうがっこうのみんなを応援していました。「どろぼうがっこう」をまだ読んでいない人は、学校にありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。3校時に行われる新体力テストでは、みんな自分の力を精いっぱい出してくれることと思います。
【「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」じっくり聞けるお話でしたね】
学級給食
今日の給食時間に1・2年生教室をのぞくと、隣の教室で食べているはずの3・4年生が一緒に給食を食べていました。今日は3・4年生にお休みの子がいて寂しいから1・2年生と一緒に食べることにしたそうです。「昨日の夜は焼肉丼を食べました」と話していたり、「誰にだって誕生日」の歌に合わせてリズムにのっていたりして、とても賑やかな学級給食になっていました。
【みんなで仲良くいただきまーす】
昨日から、ごはんやおかずが多く残り、5・6年生が一生懸命食べてくれています。今日もごはんが少し残り、5・6年生が残さず食べてくれました。たくさん食べて大きくなってくださいね。
【5・6年生もモリモリ食べま~す】
せせらぎの里の方々の講話
【今回は5名もお越しくださいました】 【今回も分かりやすい資料を持って来てくださいました】
まず、特別養護老人ホームに入所されている方々についてお話しくださいました。子どもたちに「どのような方々がいらっしゃると思う?」と尋ねられ、それらの方々と接する時のポイントを教えてくださいました。耳が聞こえにくい方には大きな声で話すこと、うまく身体が動かせないのは、これまで一生懸命身体を使っていたからであることなどを教えてくださいました。
そして、その後それぞれの職種についてのお話をしていただきました。まずは介護福祉士についてのお話です。どのように介護福祉士になられたのか、なぜ介護福祉士という道を選んだのかなど、これまでの体験をもとにお話くださいました。中学生の時にせせらぎの里を訪問して介護福祉士を目指すようになった方もいらっしゃれば、それまでは別の職業に就かれていたいたけれど、諸塚に帰ってきて介護福祉士になられた方もいらっしゃいました。介護をする中で気をつけていることは、その方ができるところとお手伝いが必要なところを見極め、お手伝いが必要なところを後押しするということだそうです。介護をする方が、全部手助けをしていたら、入所されている方のためにならないとお話しくださいました。
【何よりも入所されている方のことを考えてお仕事をしておられます】
次に、看護師さんのお話をお聞きしました。まず、病院の看護師とせせらぎの里の看護師の違いを尋ねられました。子どもたちからは「白衣を着ていない」という違いが出てきました。その他にも注射をしない、介護のお手伝いもする等違いがありました。また、自分の健康状態を言葉で表現できない方への看護もお話くださいました。その方法は①顔(表情)を見る②熱をはかる③血圧をはかる④皮膚の様子を観察するなどだそうです。実際に聴診器やおでこに近づけるだけですぐに体温が測れる体温計、血圧計を持ってきてくださり、子どもたちも自分の心臓の音を聞く体験をしました。
【体温計:すぐに体温が測れました】 【心臓の音 聞こえる?】
また、生活相談員の方のお仕事もお聞きしました。生活相談員とは入所されている方の相談にのったり、器具の修理をしたりする何でも屋さんだそうです。
これらのお話を聞いて、子どもたちからは「この中で資格がいるお仕事はどれですか?」とか「共通のお仕事に『話し相手』とありますがどんなお話をするんですか?」などと質問がでてきました。せせらぎの里で働いている方々はほとんどの職業で資格が必要なようです。また、お話をする内容としては入所されている方が知っているお話(昔流行した歌手や時代劇など)を教えてもらったり、天気の話をしたりして、こちら側が「話をしたい」という雰囲気を出すことが大切だとアドバイスをいただきました。隣にすわって「こんにちは!」とにこっと笑うだけでも会話ですとお話くださり、子どもたちは少し安心したことと思います。
また「○○さんは、諸塚のよさを感じて帰ってきたとおっしゃいましたが、諸塚のよさとはどんなところですか?」という質問も6年生から出ました。その質問には「諸塚に帰ってきた時にみんなが『おかえり~』と喜んでくれました。周りの方々との関わりが深いところがいい所だと思います。そんな諸塚だから、親しみをもって介護できるし役に立ちたいとも思います。そして、諸塚のためになりたいと考えています」と答えてくださいました。諸塚のよさを学習し、肌で感じている6年生、同じような気持ちでいる先輩の説得力のある言葉が心に響いたのではないでしょうか。
色々なお話を聞かせて貰っている間に、あっという間に時間がきてしましました。最後に6年生が代表でふりかえりを発表しました。「ぼくのお母さんもせせらぎの里で働いていますが、今まではただ介護をしているだけだと思っていました。しかし、今日お話を聞いて相談にのったり、相手のことを考えながら働いていることを知りました。そして金曜日の遠足がもっと楽しみになりました」と話していました。
プロの方々のありがたいお話を聞かせてもらったおかげで、せせらぎの里に訪問した時には、色々な視点から職員の方を見ることができると思いますし、入所されている方へも構えることなく関わることができると思います。最後に1・2年生担任の先生が「今日はお仕事があるのに、みんなのためにわざわざ来てくれたとよ。みんなが恩返しできるのはいつ?」と子どもたちに尋ねられ、子どもたちは「金曜日!(遠足の日)」と答えていました。今日学んだことを生かして、お互い楽しく幸せな時間が過ごせるようにしたいですね。
せせらぎの里の皆さま、本日はお忙しい中、子どもたちのためにお越しくださりありがとうございました。金曜日、どうぞよろしくお願いいたします。
寿会のみなさんとグランドゴルフ
今回、子どもたちは寿会の方々とたくさんお話をしてふれあうこと、つながりをもつことを目標にしています。子どもたちと寿会の方々との間にどのような会話が生まれ、子どもたちはどのような気持ちをもつのか楽しみです。
【児童代表あいさつで優勝を狙いますと宣言した5年生】
【寿会の方々、とてもお元気です】
その後、9つにチームを分けて早速グランドゴルフのスタートです。チームは子どもが1~2名と寿会の方々が3~4名入って1チーム4~5名になりました。「棒に当たるように打つといいが」、「ちーっとはばしかったね」、「足らん、足らん」、「こんだ、入るわ。入りいいとこにあるから」等、寿会の方々が子どもたちにアドバイスをしながらゲームを進めていってくださいました。
【寿会で初めてのグランドゴルフでした】 【おじいちゃんの背中で記録中】
【よ~く狙って】 【休憩の合間もお話しました】
今回のグランドゴルフでは、寿会の方々は練習の段階からホールインワンをする人が続出しました。子どもの中にもホールインワンを出す子もいて、大盛り上がりでした。
お昼は、体育館でみんなで給食を食べました。ここでも「昔は上の方に保育所があったとよ。そこまで歩いて行きよったがね」、「○○くんのお父さんは荒谷小に通っちょった頃ね、体育と給食が一番好きって言いよったわ」等、寿会の方々が子どもたちにお話をしてくださりながら、和やかな給食の時間を過ごしました。
【この日の献立はむぎごはん、すましじる、いわしの甘露煮、カリカリ和え、牛乳でした】
給食後は、終わりの会を行いました。まずはグランドゴルフの成績発表・表彰です。ホールインワン賞に輝いた寿会の方はなんと5名もいらっしゃいました。子どもの部では2名がホールインワン賞を受賞しました。
今年のグランドゴルフは接戦で、子どもたちの成績も2位が3名、1位が2名いました。優勝宣言をした5年生、有言実行でしたね。
【ホールインワン賞はこの方々です。初参加の方もホールインワン賞を獲得しました】
【子どもは6年生と1年生がホールインワン賞をとりました】
【子どもの部 第3位】 【子どもの部 第2位】
【子どもの部 第1位】
【寿会の部 第1位 昨年度も優勝されました。とてもお上手です。】
その後、子どもたちから振りかえりの発表がありました。「おじいちゃんとおばあちゃんと頑張ってグランドゴルフをして来年は1位をとりたい」、「じいちゃんがホールインワンを取れてすごいなぁと思いました。給食もお話をしながら楽しく過ごせました」、「最後のグランドゴルフで気合いが入りました。昨年はあまりおじいちゃん・おばあちゃんと話せなかったけど、今年は昨年より会話ができて良かった」、「3連覇を目指していたので悔しかった。でも、いつもよりたくさんの方々ががグランドゴルフにきてくださり盛り上がったし、自分からも話すことができてよかった」などの発表がありました。それぞれ、グランドゴルフでのテーマをもって臨み、有意義な時間を過ごしたようです。とてもいいグランドゴルフ・ふれあい給食の時間になりましたね。
今度は秋に寿会の方々にお越しいただき、昔の遊びなどを教えていただきます。寿会の皆さまには、とても楽しい時間を作ってくださいました。また、ほうきやぞうきんもいただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
森林についての講話
【これまでの活動をふり返り、今年度の内容を分かりやすく説明してくださいました】
まずテーマを発表してくださいました。今年度のテーマは「物語の続き」です。昨年度、森林のことやそれに携わる方々のこと、機械のことなどを学習して、自分たちでもっと深く学びたいことをそれぞれ考え、周りの方々の力を借りてそれを形にしていきました。昨年度当初の子どもたちは身近にある林業のことをよく知らず、夢を語ることはありませんでした。また、職員も林業を知らず、魅力を教えることができないという状況でした。そのような中始まったウッジョブ諸塚でしたが、学習を通して林業の魅力に触れ、様々な課題については専門家の方々からのお力添えをいただき、ひとつひとつ解決していきました。そして、ウッジョブ諸塚を通して林業と自分の夢とのつながりが持てる子がでてきたり、人とのかかわりの中でコミュニケーション能力を育んだりするなど、子どもも職員もこの学習に手ごたえを感じています。
今年度は森(ひと、もの、こと)とのかかわり合いからたくましさの創出を目指し、「知ること」と「人とのかかわり」を一歩前進するという方向性が示されています。昨年度、森林体験学習でスギの苗植えをしました。その苗9本中7本が植え付いているそうです。それを今年度植林する計画があります。また、プールの横にある畑に挿し穂をするという計画もあります。そうすることで、子どもたちがお世話や観察をしやすく今年度だけでなく、次年度以降も継続的に学習することができます。昨年度からのつながりを大切に、今年度も子どもたちの物語が作られていきます。
その後、新聞記事等を用いて現在の林業に関するお話をしていただきました。今年度スギの生産量24年連続日本一となった宮崎県ですが、昨年度と比べると2%減少しているそうです。また、木材を使う時代となりましたが、伐採が増えてスギの苗木が足りないという状況もあるそうです。これから「苗木をどう育てるのか、種から育てるのと挿し穂するのは何が違うのか」、「そもそも挿し穂とは何か」などを学び、昨年度行った森林体験学習のと今年度行う森林体験学習をつないでいきます。
そして、いよいよ講師の先生のお話です。講師の先生は、苗木を植える時に大切なことを具体的に詳しくお話くださいました。まず、スギの成長についてのお話でした。スギの種が落ちて、それをポットに植える方法よりも、挿し穂をして成長させる方法の方が成長がよいそうです。このお話をきいただけでも、どのような違いがあるのか、挿し穂だったらどのように成長するのか、ハテナがいっぱい出てきそうです。また、昨年度の森林体験学習で植えた苗についてのお話もしてくださいました。昨年度の5月に植えた苗が新芽が枯れずに、今では大きく成長したそうです。でも、それまでに大変なことがあったとおっしゃっていました。その大変なこととは何だったのか、どのような対策をしてくださったのか等このことについてもハテナがたくさんでてくることと思います。
【穏やかな口調で、ゆっくりとお話くださいました】
次に挿し穂についてのお話をしてくださいました。まず、挿し穂をするのに適したスギと適していないスギの見分け方をご指導くださいました。それは、スギを上から見て葉が四方に伸びているものを選ぶとよいそうです。そして、挿し穂をするスギは25本くらいを一束にして1週間ほど水につけておくそうです。(浸水)挿し付けをする時には、案内具というものを使い、ホースから水を出し(注水)、穴を開けて挿し付けをするとのことでした。その後、土寄せをし、踏み固めるそうです。
挿し穂したスギの管理で大切なことは日よけだそうです。苗木は暑さに弱いため、灌水(かんすい)したり、ネットで覆ったり(日覆い)する対策があるとのことでした。また、防風や除草、根切り、病虫害防除等、管理には様々な苦労があるようです。
【実際にスギをもって来てくださいました】
その他にも、挿し穂する時に大切なことを教えてくださいました。
○ 挿し穂に使うのは新芽が米粒くらいの大きさの時がよい
○ 挿したものがどういう状態にあるか、細かくチェックする
○ 5月の暑さはスギにとってよくない(挿してすぐのスギにはよくない)
○ 11月ごろから霜が降りるため、霜対策をする。
→ 朝日が射す前に水をあげ(散水)、霜を落とす
○ 水が凍る2月はホースの水を抜いておく など
このように手間暇かけて育ててくださったスギの苗木が、昨年度植林した際に使用した苗木になることを子どもたちは実感したようです。たくさんのことを教えて貰った子どもたち、ふりかえりでは「去年知らなかったことを教えて貰ったり、去年教えて貰ったことを教えて貰って再発見したりしました」と発表していました。昨年度の培った基礎知識や経験があるからこそ、今年度の森林についての講話は、実体験をふり返りながら納得したり、驚きがあったりしたのでしょう。今週は森林組合の方々にご協力いただき、植林や挿し穂の体験があります。今回学習したことを実際に行うことで、より植林や挿し穂のことについて理解できると思います。
【6年生のふりかえり】 【6年生のメモ:図もあり分かりやすいです】
講師を引き受けてくださった地域の方、お忙しい中たくさんの準備をしてくださり、そして分かりやすくお話をしてくださってありがとうございました。今回学習したことが、これからの森林体験学習やウッジョブ諸塚に活かされていくことと思います。子どもたちにとっても職員にとっても貴重な時間になりました。ありがとうございました。
6年生のいない給食時間
今日の献立で出てきたメンチカツ、6年生がいたらきっと争奪戦であったであろうメンチカツ、これは希望した子どもが食べることができました。ごはんや汁物も少しあまり、いつもはあまり増やすことがない子どもたちが給食を増やして頑張って給食を食べました。6年生がいないことで分かる6年生のの存在の大きさ・頼もしさを改めて感じた給食の時間でした。
【今日は給食当番が少ないなぁと思っていたら後から助っ人の5年生が登場してくれました】
【給食を運ぶ係も大忙し】 【サクサクのメンチカツのおかわりは嬉しいな】
新調したイチョウのロープ
【綱引きの綱のようです】
そして5月2日土曜日に、本校の保護者の方とお手伝いの方が来てくださり、イチョウの木にロープを設置してくださいました。高い場所での作業、大変だったことと思います。イチョウの木にしっかりと網を巻きつけてくださり、頑丈なターザンロープになりました。
【ぐるぐる ぐるぐる】
そして、昼休み子どもたちは一目散にイチョウのロープのところへ駆け寄りました。結び目が今までより少し高い位置にあるため、1人では乗ることができず、下級生の子が乗る時には上級生が抱っこをして乗せてあげていました。
【1年生もゆーらゆら】 【もうちょっとで乗れそう】
今まで使っていたロープで遊んでいる時は、ロープから落ちる子はほとんどいなかったのですが、初めて使う今回のロープからはバランスを崩して落ちる子もいました。ロープを使っていくうちに少しずつロープが伸びてちょうどよい高さになるそうです。6年生が子どものための音楽祭でいなかった今日の昼休み、5年生の女子2名が下級生のお世話をしてくれて大活躍でした。
お休みの中、子どもたちのためにロープを着け替えてくださりありがとうございました。おかげ様で、昼休みは子どもたちの笑い声がいつもにも増して響いていました。
【昼休み中、ロープは休む暇なく揺られていました】
5月の全校朝会
はじめに校長先生のお話がありました。今日は「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」という教訓を詠んだ上杉鷹山のお話でした。この教訓は、「何かをなしとげようという意思をもって行動すれば、何事も達成に向かう。ただ待っていて、何も行動を起こさなければよい結果には結びつかない。結果が得られないのは、人が為し遂げる意思をもって行動しないからだ」という意味だそうです。子どもたちは、毎月目標を立ててそれを達成するために努力しています。その目標は校長室に掲示してあり、達成すると校長先生の椅子に座り「よっ!!社長!!」と周りの子どもたちから声をかけられ、記念撮影をします。そしてそれを校長先生が賞状にしてくださり、下校指導の時にみんなの前で渡してくださいます。4月はたくさんの子どもたちが目標を達成しており、連休明けの5月7日に新しい目標を立てることになっています。4月に立てた目標がまだ達成していない児童は、引き続きその目標を達成するために努力を続けます。達成できた目標には、「ボール投げ20m以上投げる」、「ひらがなを20こおぼえる」等がありました。今日は4月当初に立てた目標をふり返り、新たな意欲が湧いてきたのではないでしょうか。小さなことをひとつひとつクリアしていくことで自信につながっていくと思います。
【上杉鷹山のエピソードを読み聞かせてくださいました】
【校長室に掲示している「自分にチャレンジ」】
その後、ゴールデンウィークの過ごし方についてもお話をしてくださいました。地域の中で過ごすことが多いので、あいさつをしっかりとすることや、読書の時間を作ること、規則正しい生活をすることをご指導くださいました。5連休という長いお休みに入ります。事故やけががないよう、落ち着いて行動してくださいね。
次に、5月の目標について3・4年生担任の先生からお話がありました。5月の目標は「人の話をしっかり聞こう」です。「聞く」という視点から、3・4年生担任の先生は大学生の頃に行っていたボランティアのお話をしてくださいました。あるボランティアで「話を聞く」ことのポイントを教わったそうです。それはうなずくことです。電話でも実際に相手が目の前にいる時でもうなずくことで半分は不安や悩みがなくなるとのことです。「『聞く』ということは自分のためでもあるけれど、相手の気持ちに答える優しさでもあるんですよ」とお話くださいました。人前で話をする時に、反応がないと不安な気持ちになったり、自信がなくなったりします。しかし、うなずいてくれたり、目を見て聞いてくれたりすると勇気が出てきます。耳で聞くのではなく、「相手の気持ちに答える優しさ」をもって聞くこと、大切だなぁと思いました。
【子どもたちが話をしっかり聞いてくれて、3・4年生担任の先生はとても嬉しかったそうです】
お誕生日おめでとう
【ほたきゅうは毎日給食の献立紹介もします】
そして、いよいよ牛乳かんぱいの時間です。元気のいい掛け声に合わせて「かんぱーい!」あっという間に6年生の男の子の周りには子どもたちでいっぱいになりました。弾ける笑顔が印象的なお誕生日給食でした。
【今日はバナナもついていて嬉しいお誕生日給食】
全校体育
ダンス担当の先生からは「踊りに慣れて動きにメリハリがなくなってきています。0.1秒でもいいから、動きを止めるところは止めるように心がけるとかっこよく踊れるよ」とアドバイスがありました。また、「上を向く時や下を向く時は、『手の親指の先を見る』とか『足の親指の先を見る』というように工夫すると動きが揃ってきれいです」と指導していただきました。
【とっても上手になりました】
その後、走る練習をしました。まずは、普通のスピードで歩く練習からです。その時には手を大きく振って、腰から動くことを意識するとよいそうです。
【普通のスピードで歩いた後は速いスピードで歩きます】
その後、スキップの練習です。この時も手を大きく振り、高く上げることが重要なようです。
【スキップ:これも速く走ることにつながる練習です】
それから、実際に全力で走りました。まずはスタートの構えの確認をしました。後ろに引いた足は少し曲げる、手は肩の高さまで上げる等、子どもたちは口ぐちに発表していました。
【よーい、スタート!!】
スタートしてすぐは、足を「ハ」の字にしてタタタタとすばやく動かすとスピードが出るそうです。走り方にも技術がたくさんあり、それを実践する子どもたちの表情はとても生き生きとしていました。また、休憩後3年生が何気なく走っていると「○○さん、意識していないのに手がしっかり振れてる」と先生方が誉められました。するとその児童は、恥ずかしそうに嬉しそうに笑っていました。体育の授業で学習したことが自分のものになっているのですね。来月には新体力テストが行われます。それまでの基礎体力作りや走り方・投げ方の練習、これからもがんばりましょう。
【6年生の走り方をお手本にしてみんなで見ました】
第1回 表現集会
【表現集会が楽しく始まります】
【担当の先生の鍵盤ハーモニカに合わせて歌いました】
今回の表現集会は第1回でしたので、子どもたちの表現集会に対する考えを知るためにランチルームでアンケートを実施しました。「表現集会は好きですか?」、「今年の表現集会でやってみたいことは何ですか?」、「どのような表現力をつけたいですか?」など5つの問いがありました。表現集会でやってみたいことには、「詩を発表する」、「合唱・合奏」、「写真を発表する」などの回答がありました。身につけたい表現力は「人前で堂々と発表する力」、「絵を描く力」、「作文力」、「人前で説明をする力」など具体的なものが出てきていました。子どもたちの「表現集会が好き」という気持ちを大切にして、今年度の表現集会が充実したものとなるよう、みんなで協力していきたいと思います。
【表現にもいろいろな方法があります。次回は3・4年生の発表です。楽しみにしています】
運動会に向けて
本校では一輪車指導の担当の先生(3・4年生担任)を中心に、4月当初から一輪車の練習を始めています。まずは、全体の場で自分の目標を発表しました。「後ろこぎでスラローム(コーンをジグザグに進む)ができるようになる」、「スピンができるようになる」、「9m乗れるようになる」など、それぞれ具体的な目標を立てているようです。「この目標をみんなの前で発表することで、友達が応援してくれるし、自分のやる気スイッチが入るんですよ」と担当の先生が話されていました。そして、早速個人練習をしました。
【「スラロームができるようになる」が目標。コーンを折り返すところが難しいね】
【担任の先生の励ましで頑張る一年生】【難しい技に積極的に挑戦する6年生】
【スピンの練習。「目が回る~」と言いながらも、休みなく練習していました】
これらの一輪車の技は、9月に行われる運動会で披露されます。昼休み等の一輪車の練習の時間に、子どもたちの中で「入場はこうした方がいいっちゃない?」など演出を考えているそうです。今は一輪車に乗れない1年生も、上級生が一生懸命練習に励む姿を見て努力することでしょう。「継続は力なり」、自分の目標に向かって頑張っていこうね。
1年生の心電図検査
昼休みが終わるとタクシーで諸塚小まで行きました。車中では少し緊張しているのか口数が少なかったです。「何の勉強が好き?」と聞くと「算数」、「国語」などの答えが返ってきました。算数は、数を数えてそれを数字で書くという勉強をしているようです。
【今から行ってきます】 【早くからタクシーの運転手さんが待っていてくれました】
諸塚小に行くと、諸塚小の養護教諭の先生から検査の説明を受けました。そして、荒谷小の子どもたちが最初に検査を受けました。「○○です。よろしくお願いします」と元気な声で言えました。検査中も落ち着いていて、あっという間に検査が終わりました。終わった後も、「ありがとうございました。さようなら」としっかりあいさつをしていました。
帰りの車中では、安堵したのか「○○商店にはアイスが売っちょるよ」とか「牛乳と混ぜて作るデザートよね、いちご味とメロン味食べたことがある」、「私はいちごバナナ味食べたよ」などと2人で楽しそうにはしゃいでいました。
【検査・あいさつ、とっても上手でしたよ】
学校に帰ると、他の学年の子どもたちが「おかえり~!!」と教室から大きな声で言ってくれました。負けじと大きな声で「ただいま~!!」という1年生。校長先生も校長室から「おかえり~。楽しかった?」と声をかけてくださいました。
初めての心電図検査、ドキドキしながらも礼儀正しく受けられました。さすがは荒谷小の1年生です。
外で音楽の授業
【今日はポカポカ陽気】
近付いてみると、リコーダーで「ソ」、「ラ」、「シ」、「ド」の練習をしていました。「『レ』が吹けるようになると『ゴジラ』が吹けるようになるよ」と担任の先生が言うと、一生懸命「レ」の練習もしていました。新緑の美しい山々を見ながらする音楽の学習は、とっても気持ちよかったと思います。運動場には和やかな時間が流れていました。
【教科書で「レ」を確認しながら練習しました】
音読発表会
音読発表会では、それぞれの学年で目標を決めており、1年生から発表しました。まずは1年生が自己紹介をしました。名前、好きな色、好きな食べ物、大きくなったら何になりたいかを発表しました。好きな色は「黄色」や「水色」、好きな食べ物は「いちご」や「メロン」、大きくなったら「ケーキ屋さん」、「お花屋さん」になりたいそうです。大きな声で元気よく発表していました。6年生からは「何も見らずに発表している。これからも大きな声で発表してください」との感想がありました。
【入学して間もないのにとても立派です】
次に2年生の発表です。「風のゆうびんやさん」を読みました。始めに「こすずめたちが早く学校に行きたい気持ちと郵便屋さんのクモを起こさないような気持ちで発表します」などと音読する時に気を付けることを発表しました。音読の最中、頭を1回もしくは2回上下させながら間を取りながら音読をしている児童もいました。6年生の感想では「間の取り方や声の強弱があって聞きやすかったです」とありました。クモを起こさないようにそーっと郵便屋さんの場面は、こちらも静かにしておかなくちゃと思うくらい、その時の様子が伝わってきました。
1・2年生の発表について5・6年生の担任の先生からは「1年生は大きな声で発表できました。2年生はこれまでの学習の積み重ねがしっかりと出ていましたね。登場人物の気持ちが伝わってきました」とお話がありました。
【スラスラと読むだけでなく、情景も伝わりました】【6年生もよく見てくれています】
次に3年生です。3年生からは音読のめあてを見える化して発表しました。「カエルのセリフを気取った声で言おう」、「ウキウキする様子が伝わるように読むために、速さなどに気を付けて音読しよう」というめあてでした。3年生は1人ずつ読むのではなく、2人で一つの文章を読みました。「すいせんのラッパ」という物語です。一人一人読むところや2人で一緒に読むところがあり、元気でリズミカルな音読でした。6年生は「ウキウキしたところを楽しそうに読んでいた。会話文のところは大きな声で読んでいてとてもよかった」と感想を話していました。
それから4年生の発表です。4年生は「こわれた千の楽器」を音読しました。「楽器たちが演奏をがんばろうとやる気を出している様子が伝わるように音読しよう」という目標を立てていました。静かに読むところや力強く声を出すところがこの物語の楽器たちの気持ちを表現していました。「しょんぼりした声や最後は一番大きな声を出していた。私はそこが山場だと思った」と鋭い意見が6年生から出ていました。
5・6年生の担任の先生からは「3・4年生の音読は、地の文と会話文を区別して読んでいました。声の強弱には気持ちが入っていましたね」とお話がありました。
【3年生:息がぴったり!さすがです】【一人でも自信をもって音読できます】
その後5年生の発表でした。5年生は「だいじょうぶ だいじょうぶ」という物語を音読しました。「『ぼく』のおじいちゃんに対するやさしさやおんがえしの気持ちが伝わるように音読する」、「『ぼく』のおじいちゃんに対する感謝の気持ちを想像して音読する」という目標を掲げて音読のスタートです。しっかりとした口調でスラスラと読む5年生、「ぼく」とおじいちゃんとの関係はどのようなものなんだろう、これまで何があったんだろうと物語の内容が気になるほど「ぼく」のおじいちゃんに対する優しさ・感謝の気持ちが伝わってきました。
1・2年生の担任の先生は「音読と朗読の違いは何?」と子どもたちに問いかけられ、5・6年生はその違いを理解していました。「音読は音に出して読むこと、朗読は声高々に読むこと伝えようとすること」と話され、「この解釈から行くと2年生以上はみんな朗読をしているね。とてもすごいことです。また、『だいじょうぶ だいじょうぶ』というセリフを○○さんは優しく言いました。一方○○さんは2回目を強く言いました。どちらともいいよね」と1・2年生の先生は話してくださいました。
最後は6年生です。6年生は2つのお話から自分たちが心に残った方を選んで朗読しました。まずは「サボテンの花」です。このお話を読んで子どもたちの中で解釈したことを発表し、朗読を始めました。「他人に対する優しさ、生きるということを教えてくれる」、「人間には必ず表と裏があり、それが繰り返して生きている」という捉え方をした2名が読みます。同じ文章でも読む人によって印象が変わってくるなぁと感じました。きっとそれぞれの思いをもって朗読しているからだと思います。
次に「生きる」を読みました。「生きているといろんなことに出会える」、「生きている証、自分らしく生きればいい」、「美しい物との出会いは悪との出会い」と捉えた子どもたち。朗読を聞いていて、何気なく過ごしている日常はとても有難く尊いものなんだ、平和に暮らしているい一方命の危険にさらされている人たちもいるのだと、貴重な日々への感謝と忘れてはいけないことへの思いが混ざり合う気持ちになりました。
3・4年生の先生からは「先生は6年生の朗読を聞いて見えるはずのないものが見えてきました。それは4人の気持ちとやなせさん(サボテンの花の作者)の気持ちです。同時に自分も頑張って生きていかないといけないと思いました。先生の頭と心を揺さぶった朗読でした。感動しました」と話されていました。
【5年生の優しさがにじみ出てくる読み方でした】【鬼気迫る旅人の様子、サボテンの決意が伝わりました】
【人間の表と裏を表現しました】【遠くに響き渡るような声、生きることの喜びも伝わります】
【「自分らしくいきればいい」】
今回、音読発表会に参加し2つのことを思いました。1つ目は授業以外で接する子どもたちと今日の音読発表会で目にする子どもたちの違いです。いつもはほんわかした雰囲気の子どもも、小さめの声で話す子どもも、木の上に登るほど活発な子どもも、この時間はキリリとしていてとてもたくましく見えました。そのたくましさとは、自分で決めた目標を達成するために発表に臨む姿勢や実際に堂々と発表をする様子、自信に満ち溢れた様子です。そして、どの学年も物語の情景がうっすらと教室内に見えるような発表となっていました。きっとたくさん練習をしたことでしょう。
2つ目は、同じ文章でも読む人によって印象が違ってくることです。2~5年生は物語の一部を読んでくれました。それらを聞いて、もっとその物語を読んでみたいなぁ、自分がそれを読んだらどのような感想をもつのかなぁと興味が出てきました。子どもたちの中にも音読発表会をきっかけに、他の物語や本に興味をもつ子どももでてきたことと思います。とても豊かな時間でした。ありがとうございました。
お誕生日給食
【今日はポカポカの陽気でした。いいお誕生日になりましたね】
今日の給食は豪華な手づくりのきのこソースをかけたハンバーグでした。また、食パンにつけるためのチョコ大豆もついていて、子どもたちの食べるスピードもいつもより早かったです。お誕生日の給食もお祝いをしてくれているようですね。これからもすくすくと成長していってくださいね。お誕生日おめでとう。
お誕生日給食
【みんながお祝いしてくれました。嬉しいね】
また、今日は3人の先生と給食を食べられるとあって「○○先生の近くだ。やった!」と小声で話す子どももいました。給食時間中は「うちには犬がいます」とか「先生、じゃんけんしましょう!」などと話し、先生からも「何が一番好きなの?」と尋ねられ「テレビですか?ゲームですか?食べものですか?」などと話しながら楽しく過ごしました。
【みんなもりもり食べました】
昼休みも一緒に遊んでくださり、清掃まで一緒にしてくださいました。3人の先生方は、子どもたちとたくさん触れ合い、たくさん刺激をくださったと思います。色々な世界や考え方があることを知った子どもたちは、経験したことのないことへの憧れや興味が湧いてきたのではないでしょうか。
今回は遠くからお越しくださりありがとうございました。子どもたちはまた再会できることを楽しみにしていると思います。また、諸塚・荒谷にお越しくださいね。
ナナメの交流
今日、荒谷小に東京から3名の方々が来られました。3名とも20代の方でとっても元気で、子どもたちが大好きなようです。今回、教師と子どもという縦の関係でもなく、友達同士という横の関係でもない、若い方々と子どもというななめの関係をうまく活用して、子どもたちと交流をしてくださるようです。
まず始めに、2時間目に子どもたちの授業の様子を参観されました。そこで、子どもたちの素晴らしい表現力や学習に対する姿勢などを見てくださったと思います。そして3時間目に校長先生から授業に関してのお話がありました。授業のポイントやアドバイスを受けて、4時間目、5・6年生に授業をしてくださいました。
授業は「わたしのわくわく×諸塚を感じてみよう」という内容でした。「ナナメの関係でにっこりトークをしよう」というめあてで授業が始まりました。
【どんな学習かわくわくだね】
まずは諸塚のいいところをそれぞれ考えました。「しいたけやイノシシがおいしいところ」、「FSC認証を受けているところ」、「ジビエ料理」、「ハチが食べられる」、「春夏秋冬の森林がきれい」など自然豊かな諸塚ならではのいいところが出てきました。子どもたちは身の回りにある自然が特別なものだということをしっかり認識できているようです。
その後、いくつかゲームをしました。瞬時に出てくる指の数を当てるゲームや人間知恵の輪などを行いました。これらのゲームで子どもたちと3人の先生たちの距離がぐぐっと近づき、子どもたちの心もほぐれたようでした。
【人間知恵の輪 解けるかなぁ】
その後、3人の先生方が写真を用いながらこれまで経験したことをお話くださいました。とても貴重な体験をされている先生方、子どもたちにとってはその言葉のひとつひとつが新鮮で目をキラキラさせながら聞いていたことでしょう。
それから、わくわくする瞬間を話し合いました。(にっこりトーク)「図工の時間」、「体育の時間」、「誕生日」、「そろばんをしている時」、「『楽しみ』がある時、『すごい』と思った時」、などそれぞれの生活の中でわくわくする瞬間を見つけていました。また、感動した場面の発表もありました。「シカを3匹見た時」、「イノシシを見た時」、「図書室の本を読んだ時」など諸塚で住んでいるからこそ出会う感動の場面だったり、その子どもならではの感動の瞬間だったりすることを発表していました。
その後、はじめに考えた「諸塚のよさ」と「わくわくする瞬間」を活かして諸塚を盛り上げる方法を話し合いました。
各グループに先生方も入ってくださり、子どもたちの意見をより深く聞いてくださったり、新しいアイディアを出してくださったりしていました。子どもたちも、普段話をするような雰囲気でざっくばらんに話合いができていました。
そして、出てきた子どもたちの「諸塚を盛り上げる方法」の1つ目は、「外国人ツアーの開催」です。イノシシやしいたけを食べてもらい、森の中でキャンプをしてもらう。そして、木の絵本作りも行うというとっても魅力的なツアーを考えました。2つ目はハチをおつまみにお茶会をする、春にはたけのこ狩りをしてそのたけのこをバーベキューで食べるという斬新なものでした。どちらも、諸塚ならではのものがたくさん詰まった面白そうな内容でした。
この授業で、子どもたちからは溢れんばかりに諸塚のよさが出てきました。他の場所にはない諸塚のよさを大切に思っている子どもたちの気持ちを嬉しく思えた授業の時間でした。
PTA総会
校長先生が学校経営方針を話されました。「子どもたちの今を幸せに 将来を幸せに」というキーワードから重点実践事項を説明されました。昨年度はわくわく学習(ウッジョブ諸塚)でコミュニケーション力や相手意識の大切さ、表現力などを身に付けた子どもたち、将来の夢への希望も抱くことができました。昨年度はウッジョブ諸塚で「子どもと教育資源である森(ひと、もの、こと)との距離を近くする」という目標でした。今年度は「森(ひと、もの、こと)のかかわり合いからたくましさの創出」を目標としています。先日、宮日新聞に掲載された6年生の作文も紹介され、子どもたちの中にもウッジョブへの期待や展望があることを知らせてくださいました。低学年の子どもたちはウッジョブを学習して発表をするということに憧れもあるようです。きっとどの子どもたちも、今年度ウッジョブの学習を心待ちにしていることと思います。その他にも、教育課程の工夫改善についてもお話をしていただきました。
【「諸塚・荒谷でしかできない教育を目指す」】
その後、PTA総会が行われました。昨年度の事業報告や会計報告、今年度の事業計画案や予算案等の審議が行われ、新旧役員方々からもあいさつをいただきました。総会が無事に終了し、PTA活動も本格的にスタートします。今年度も様々な場面でPTAの方々のお力をお借りすることと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
【旧役員の皆様お疲れ様でした。新役員の皆さまどうぞよろしくお願いいたします。】
今年度初めての参観日
1・2年生は、先週入学してきたばかりの1年生と一緒に道徳の授業です。姿勢よく、先生の話をしっかりと聞いていた1年生、何かを教えたくてしょうがない2年生、昨年度までの1・2年生の元気な雰囲気とは少し違う、ほんわかとした教室の雰囲気があるなぁと思いました。
【習っていない漢字も読もうとする2年生、1年生のいいお手本ですね】
3・4年生は3人ですが、3人とは思えないような賑やかさでした。担任の先生と楽しく学習をしていました。
【3・4年生も自由な雰囲気で活発に意見を言います】
5・6年生は算数の授業でした。複式の授業でしたが、昨年度複式で学ぶ学び方をしっかり習得している子どもたちですので、集中して授業に取り組んでいました。
【いつもは元気な5・6年生、授業の時の集中力は素晴らしいものがあります】
授業参観が終わった後は、全校懇談・クラス懇談がありました。全校懇談では、立腰についてのお話がありました。5・6年生担任の先生が、立腰の方法や効果を保護者の方々に向けて話をされました。立腰が集中力を保つことにも運動にも関係していることを話され、立腰の重要性を改めて感じました。
【子どもたちにも時間をかけて淡々と指導していきます】
1年生の歓迎会
2~6年生は鬼のお面をつけたり、しいたけ博士のかぶりものをかぶったり、ゆるキャラの帽子をかぶったりして楽しい雰囲気を演出していました。そして、1年生にクイズを出題しました。「荒谷小で育てているものはなんでしょう?①きんかん②ゴーヤ③しいたけ」、「荒谷小のシンボルであるイチョウの木は子ども何人で囲めるでしょう?①7人②4人③3人」、「イチョウの木は何歳でしょう?①100歳②82歳③72歳」など、荒谷小にちなんだクイズをたくさんだしてくれました。ちなみに、荒谷小で育てているものは③のしいたけ、イチョウの木は子ども3人で囲めるので③の3人、イチョウの木は今年72歳なので③が正解でした。
【荒谷小のハテナを教えてあげるね】
そして、このクイズ正解すると折り紙がもらえます。2~4年生は、ペンギンやふね、紙ひこうき、棒等を折り紙で折っていました。どれでも好きなものを選べるとあって、嬉しそうに折り紙をもらっていました。
その後、5・6年生が出し物をしました。まずはレクリエーションをしました。ゾンビゲーム・一本橋ゲームを全校児童で行い、とても賑やかで笑顔いっぱいの時間になりました。一本橋ゲームとは、ALTの先生が英語活動の時に教えてくださったもので、2~6年生は英語でそのゲームを行いました。上級生が「1年生は英語じゃなくてもいいよ」と言ってくれたり、じゃんけんをする時も「rock scissors paper」と言うのですが、「じゃんけんぽい!」と1年生に合わせてくれたりしていました。1年生と接することで、年下の子どもに対する優しさが随所にみられました。
【じゃんけんぽい!】
その後、みんなで円になって「にじ」を歌いました。最後には、2~6年生が1年生にエールを送りました。これからの1年生がのびのびと楽しく学校生活を送れるようみんなで助け合っていきましょう。
【1年生にエール!!】
入学後初めての給食では、配膳の仕方を練習しました。上級生がぴったりとくっついて、手取り足取り教えてくれたので、よ~く分かりましたね。給食を食べる時も「○○ちゃんは何が一番好き?」と聞き「いちご!」と答えていたり、上級生が「私はカロリーが高いものが大好き。例えばあげパンとか、マヨネーズパンとか、ポテトとか・・・」等と楽しく話をしながら給食時間を過ごしていました。
【上級生と一緒に自分の席に給食を持っていきました】
【1年生も残さずぺロリと食べました】
1年生2人が入学してくれてとても嬉しい2~6年生です。これからもよろしくお願いしますね。
平成27年度第69回入学式
今日は、平成27年度第69回入学式でした。今年度荒谷小に入学する子どもたちは2名です。あいにくの雨でしたが、真新しいランドセルを背負ってお家の方と嬉しそうに登校していました。3月まで隣の荒川保育所に通っていた1年生、保育所生として見ていた時は幼く可愛らしい姿でした。しかし、今日ランドセルを背負って歩く2人の姿は落ち着いていてそして、堂々としていました。すっかり1年生です。
入学式が始まると、花のアーチの中を通り会場に入場してきました。2~6年生がにこやかに1年生を迎えると、2人の1年生は恥ずかしそうに、嬉しそうにしていました。
【どっきどきの新入生入場】
その後、新入生氏名点呼では2人とも大きな声で元気よく返事ができました。後ろで見ていらっしゃる保護者の方々にもしっかり2人の声は届いたことと思います。
入学式では校長先生や教育委員会、来賓の方から新入生にお話があります。校長先生からは3つのお話がありました。キーワードは「あいさつ」、「うんどう」、「なかよし」です。お話の中で、5年生や6年生があいさつの見本を見せてくれました。さすがは5・6年生のあいさつ、体育館中にすがすがしいあいさつの声が響き渡りました。また、教育委員会の方からは2名の新入生をどうぞよろしくお願いしますとお言葉をいただきました。来賓のPTA会長さんからは、1年生では「しいたけのことを勉強するよ」とウッジョブに関わるお話もいただきました。
【返事も礼もとっても上手でした】 【「あいさつ」明日からみんなで元気よくしようね】
「在校生の歓迎のことば」では、1年生の入学を今か今かと待っていた2~6年生の心のこもった呼びかけがありました。そして、1年生を交えて踊りながら「1年生になったら」を歌いました。それまで緊張した面持ちの1年生もこの時ばかりは、笑顔で楽しそうに歌って踊っていました。
【友達100人できるかな】
そして、「新入生のことば」の時間になりました。1年生は今日のために、昨日学校に来て入学式の練習をしていました。この「新入生のことば」では、礼をすることや2人で声を合わせて言うところ、自分だけが言うところ等があり1年生には難しかったかもしれません。しかし、2人は練習の時よりももっと上手に大きな声で発表していました。とても立派な姿でした。
【息もぴったり!】
その後、担任の先生の紹介・あいさつがありました。担任の先生によると、2年生は1年生に学校のことで教えたいことがたくさんあって、とてもはりきっているそうです。だから安心してくださいねと話されていました。分からないことがあったら、どんどん2年生のおにいちゃんたちに聞いてくださいね。優しく教えてくれると思います。
【明日が待ち遠しくなるね】
そして、入学式が無事に終わりました。雨の入学式で少し寒かったのですが、1年生は始めから終わりまでお行儀よく座っていました。保育所にいる頃は、年長さんとして年下の子どもたちのお手本になっていたことでしょう。小学校では一番年下になりますが、その立派な態度は他の学年のおにいさん・おねさんのお手本にもなると思います。
今日から13名での出発となった荒谷小学校、明日も元気に笑顔で学校に来てくださいね。今日はよくがんばりました。入学おめでとう。
【ステキな入学式をありがとう】
【たくさんのお花に囲まれた入学式でした】
中学生がきてくれた!
【制服、とっても似合ってるね】
明日は小学校の入学式です。今年度は2名の1年生が入学します。2~6年生、そして職員一同とても楽しみにしています。元気な1年生の入学を待っていますよ。
お誕生日給食
【みんなが笑顔で乾杯に来てくれるととても嬉しいです】
いつも心に残るお話をしてくださる校長先生、校長先生の一言一言が子どもたちの行動を変え、やる気を起こします。学年が1つ上がってやる気満々の子どもたち、「なせばなる なさねばならぬ 何事も」という始業式の校長先生の言葉を胸に何事にも努力をすることと思います。今日は、校長先生と給食を食べる貴重な時間を賑やかに過ごした子どもたちでした。
【お誕生日の人だけがつけられるバッヂをつけられました】
平成27年度新任式・始業式
【ようこそ 荒谷小へお越しくださいました】
新任式では、教頭先生からごあいさつをいただきました。あいさつの中で、教頭先生はご自身の名字の一文字一文字を使いながら、子どもたちに会うまでの気持ちを話してくださいました。これから勉強や運動を一緒にしましょうという教頭先生のお言葉に、子どもたちはわくわくした表情でした。
その後、児童を代表して5年生の児童が歓迎のことばを贈りました。荒谷小は今年度創立126周年であることや、読書は年間100冊目標にしていること、リゾート気分を味わえるプールがあること、常に目標を立ててチャレンジをしていること、わくわく学習のこと等荒谷小の紹介をしました。そして「一期一会」という言葉にも触れ、出会いの大切さを作文に表していました。さすがは5年生!という歓迎のことばでした。
【わくわくが止まらないね】 【「荒谷の森・荒谷小が動き出しました」その通りだね】
それから始業式が行われました。はじめに校長先生からお話をいただきました。まず、校長先生は昨年度お話された内容をふり返られました。それは、「千里の道も一歩から(努力の大切さ)」、「笑顔」、「当たり前の中に宝がある(当たり前を続けていけばそれは特別なものになる)」ということです。そして、今年度最初のお話は「なせばなる なさねばならぬ 何事も」というお話でした。「なす=やる」、「なる(成る)=できる」ことから、やればできる、やらなければできない、やる時の決意の強さが大切だとお話してくださいました。そして、目標を立て、達成するための努力をするように話してくださいました。
【子どもたちのやる気スイッチがonに!】
その後、6年生の代表児童が作文を読みました。この児童は作文を読む時に手塚治虫の伝記を見せて、周りの人のことを一番に考える優しい人だと紹介しました。そして、昨年度卒業した3名の先輩たちは下級生のことを考える優しいリーダーシップがあったとふり返っていました。そのようなお手本となる人たちに近付くべく、下級生のことを一番に考える優しい6年生を目指すと発表してくれました。このように周りの友達のことを考えて行動する子どもたちが増えると荒谷小はもっともっと温かく、笑顔の絶えない学校になると思います。6年生になった意気込みが感じられる素晴らしい発表でした。
【6年生のそのリーダーシップに期待しています】
その後、一言発表がありました。ここでは、1年間もしくは1学期に頑張ることを一人一人発表しました。2年生は「一輪車で大車輪に入りたい」、「漢字が多くなるから漢字の勉強をがんばりたい」、3年生は「読書をがんばりたい。そのために1週間に1回は本を借りる」、「なわとびで二重とびを5回以上できるようになりたい」と発表していました。次に上学年です。4年生は「笑顔でいることを心がけたい」、5年生は「最後まであきらめない」、「チャレンジが達成できるように続ける」、「6年生を目標にリーダーシップをとる」という目標が出ました。そして、6年生です。「1日1日を楽しく、大切に過ごしたい。そのためには1日1笑顔を目標にする」、「思いやりをもつ。勉強で分からない人がいたら絵や図を使って説明をする」、「1年間で100冊本を読む」という目標が出ました。どの目標も昨年度までだったら出てこないような内容です。昨年度の自分と向き合い、どこに課題があるかを考えて作った目標になっていました。自分に挑戦する子どもたちの姿は立派です。
【全員、見える化をしていました】
【荒谷小を引っ張っていく5・6年生、よろしくお願いします】
始業の日も無事に終わり、子どもたちは元気よく帰っていきました。明日も元気に学校に登校してくださいね。6年生の一言発表でもありましたが、1日1日を大切に過ごしていきましょう。
満開の桜の木の下で
【明日も外で食べるかな?】
その後、教頭先生と3・4年生担任の先生がキャッチボールをしました。お2人とも野球が大好きでそれぞれグローブを学校に持ってきておられます。色々な思い出を語りながら汗をかくほどキャッチボールをしました。荒谷小で教頭先生と過ごす時間は残り少なくなりましたが、大切に大切に過ごしていきたいと思います。
【また、いつの日かキャッチボールをしましょうね】
今日は離任式
離任式では、まず校長先生から教頭先生の紹介がありました。校長先生は毎朝教頭先生が使うクワを見せてくださり、そのクワの形が変形していることを教えてくださいました。それくらい毎日毎日草取りをしてくださっていたのです。「寒い日も、風の強い日も、暑い日も、曇りの日も、いつも朝、草取りをしてくださいました。その教頭先生の背中から教えられるものがありましたね」と話されました。また、教頭先生は清掃の時間もいつも外に出て草取りや落ち葉掃きをしてくださっていました。天気が悪い時は、職員室の掃除もしてくださっていました。億劫になりそうなことを率先して取り組んでくださる姿、子どもたちも職員もしっかり見ています。教頭先生のコツコツと努力する姿勢から学ぶもの、みんなの心にきっとあるはずです。
【日々の積み重ねの跡がクワに表れていました】
次に教頭先生からのお話がありました。まず、荒谷小の子どもたちのよいところを3つ話してくださいました。1つ目は学校を休まないことでした。子どもたちは、インフルエンザが流行した冬も元気に登校しました。2つ目は仲がよいことでした。上級生が下級生に色々と教えたり、助けたりする子どもたち、全校児童が兄妹のように仲がいいのです。3つ目は前向きなところでした。一輪車の練習の際、全く乗れなくても、できない技があっても、めげることなく頑張りました。子どもたちは身体の面でも心の面でも大きく成長していることが改めて分かりました。
【いいところ、たくさん見つけていただきましたね】
その後、一人一人に声をかけてくださいました。1年生には、この1年で色々なことができるようになったことを誉めてくださいました。そして、4月に入学する新1年生のお世話をお願いしますと話されました。2年生には国語の授業のお話、3年生には、学習に取り組む姿勢、4年生には仲間の大切さ、5年生には一輪車の技への期待、ウッジョブへの期待等を話してくださいました。教頭先生からの温かいメッセージ、子どもたちの胸に届いたことと思います。
その後、卒業生から記念品の贈呈がありました。「昼休みに1人で野球の練習をしていると、教頭先生が外に出てきてくださり、一緒にキャッチボールをしてもらったことが嬉しかったです。教頭先生から教えていただいた野球の技術を中学校でも生かして活躍していきたいと思います」と話していました。また、1年間国語の授業をしてもらった2年生からは、お花の贈呈がありました。「楽しく国語の授業をしてくださってありがとうございました」と話していました。
教頭先生がいらっしゃらなくなると考えるととても淋しいですが、教頭先生が残してくださったもの、学んだことを大切にしながら子どもたちは前を向いて一歩一歩歩んでいくと思います。3年間ありがとうございました。
【一人一人と握手をして、別れのあいさつをされました】
【下校前子どもたちがあいさつにきました】【下校指導では全員で教頭先生にエール】
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