日誌

校長室の窓から

通わせたい学校

 今日1日(木)は、登校日でした。体調がすぐれなかったり家庭の都合があったりして欠席した児童も少しいましたが、多くの元気な顔がそろいました。1学期末に比べずいぶんと日焼けした児童もいて、なんだかたくましくも見えました。普段できないことを楽しんでいるのだなと思いました。残り26日間の夏休みを、思い残すことなく楽しんでほしいと思います。
 さて、1学期に保護者の皆様にお願いした「こんな学校に子どもを通わせたい」アンケートの集計ができましたので、公表いたします。現段階では集計結果のみですが、今後職員やPTA役員とも協議の上、改善策を示してまいります。結果等についてのご意見やご質問等がございましたら学校(校長☎33-2937)までご連絡ください。なお、データは、右の学校通信内の「アンケート結果」にPDFで格納してあります。何とぞよろしくお願いいたします。

7月が終わります。

 梅雨明けと同時に、全国的に暑い日が続いています。夏休みが始まって今日で10日。子どもたちはどんな夏休みを過ごしているのでしょうか。今のところ事故やけがの情報はありませんので、ひと安心しているところです。仲良く楽しい夏休みを送っているのでしょう。少し、夏休みの課題の進み具合が心配ですが・・・。

 7月が終わります。
 明日は登校日です。いつもどおり8時までに登校します。全校集会、学級の時間のあと10時過ぎには下校の予定です。子どもたちの元気な顔を見るのが楽しみです。

1学期が終わりました。

 22日(月)、1学期の終業式を行いました。
 川上桜緋さん(1年)、野村沙南さん(3年)、平野乙葉さん(5年)の3人が、1学期を振り返る作文発表を行った後、校長講話、校歌斉唱という式次第でした。作文発表では、どの児童もしっかりと今学期を反省し夏休みや2学期に向けためあてを述べていました。3人に共通していたのは「努力をとおして達成した」ことを実感していたことでした。学校だけでなく自宅でも練習したり、練習の仕方そのものを工夫したりすることで、自分の成長を味わうことができたようです。とても大切な経験です。感心しきりでした。
 校長講話では、3人の発表をほめ、通知表の所見を3人分紹介しました。一人は「時計を見て行動できる子ども」(低学年)、もう一人は「工夫して学習に取り組む子ども」(中学年)、そして「どんなことにも主体的に責任をもって取り組む子ども」(高学年)について書かれたものでした。先生方は、本当によく見ていらっしゃいます。
 講話の最後には、1学期最も印象に残ったこととして

の文字を示しました。元号が令和となり新しい時代を迎えたこと、その節目に当たりどんな心構えでどんなことに臨むのか、この夏休みに様々な体験をとおして考えてほしいと伝えました。
 この1学期間、保護者や地域の皆様には多大なご理解とご協力を賜りました。本当にありがとうございました。夏休み中にしっかりと充電をして、2学期を力強く迎えたいと思います。

放課後の子どもたち

 放課後など学校外での子どもたちの過ごし方は千差万別です。スポーツ少年団で汗を流す子、塾や習い事で力を付けている子、公園などで友達と楽しく遊ぶ子、本当にそれぞれの過ごし方をしているようです。この夏、地区や県を代表して県大会や九州大会に出場するチームもあります。どんなことであれ、自分のもつ力を精一杯発揮し、自分を高める努力をすることは、大人になったときに必ず生きてくることでしょう。それは、間違いなく財産といえます。
 さて、そんな中にあって特色ある活動をしているのが「交通少年団」です。19日(金)、早朝7時20分から30分間、本校3年生児童2名が団員として、学校正門付近で早朝啓発活動を行いました。これは、「夏の交通安全県民総ぐるみ運動」に合わせ、交通安全に対する意識と実践意欲を高めるために呼びかけを行うものです。

 参加したのは、安藤心太郞さんと岩見俊佑さん。恥ずかしがりながらも、パトカーに乗って一生懸命に交通安全を呼びかけました。社会や地域に貢献するこうした取組も、子どものうちから経験させておきたいことの一つです。立派な制服を身にまとい、少し誇らしげな二人でした。ありがとうございました。

十分にお気を付けください。

 先週末、日向市美々津の石並川で小学6年生が命を落とす悲しい事故が発生しました。久しぶりの晴れ間に心躍る楽しい川遊びだったはずでしょうが、残念な結果になりました。もとより、誰だって自ら事故に遭おうとする人はいません。命は一つです。尊いものです。自分の命も人の命も、同じように大切にされなければなりません。
 もうすぐ夏休みが始まります。まだ梅雨明けが宣言されていませんが、おそらく台風5号の通過に合わせて変化があるものと思われます。暑い夏もそこまで来ています。子どもたちが、夏休み中健康で安全に生活できますよう、保護者の皆様にもご協力をいただきたいと考えます。夏休みのしおりを添付しておきます。必ずお子様と一緒に読んで、命を守るルールをご確認ください。何とぞよろしくお願いいたします。

夏休みのしおり.pdf

1学期のまとめ

 令和元年度第1学期も、残すところ4日となりました。来週22日(月)が終業日です。光陰矢のごとしといいますが、この4か月の速かったこと。年を取るにつれ、月日の経つのは驚くべき速さになっています。今年は加速度が違うように感じます。
 子どもたちは、1学期のまとめに入っています。どの学年も1学期の学びを振り返っては、夏休みの課題や目標について一人一人が考えています。そんな中、今日6年生は家庭科の一環として「クリーン大作戦」を行っていました。
 これは、これまでの学習を生かし、お世話になっている場所(今回は学校)に感謝の気持ちを込めてきれいにする取組です。6年生は、自分たちの教室以外で日頃なかなか掃除が行き届かない場所を手分けしてきれいにしていました。黙々と作業する姿に頼もしさを感じました。朝や昼休みのボランティア活動といい、このクリーン大作戦といい、東小の伝統となることを願ってやみません。
 6年生の皆さん、ありがとうございました。

ご意見箱を設置しました

 今頃になって本格的な梅雨空となりました。昼休みも屋内で過ごさなければならない子どもたちにとっては、少々ストレスがたまっている様子。読書やビデオ鑑賞など、あの手この手で対応していますが、こればかりは仕方ありません。梅雨明けのさわやかな夏空をイメージして、今しばらくの我慢です。
 さて、管理棟(北校舎)1階玄関にある事務室の一角に「ご意見箱」を設置しました。


 これは、5月に実施した保護者アンケート「こんな学校に(子どもを)通わせたい」の結果を受けたものです。それによると、「相談しやすい学校」をあげられた方が、全体の62%と3番目に高いご意見でした。日頃、学校運営や子育て、PTA活動等について、皆様からのご意見を頂戴する機会が少なかったと反省しております。このホームページ上の「コメント」への投稿を含め、お気づきになったこと(ほめていただくことも大歓迎です)などをぜひお聞かせください。内容に応じて学校便り「つなぐ」やこのホームページでお答えしたりご紹介したりしてまいります。もちろん匿名で結構です。お子様を通じてでもOKです。
 なお、箱の横にはメモ用紙もセットしていますが、どのような紙でもかまいません。何とぞよろしくお願いいたします。

子どもたちは・・・

 大雨の影響で、今日は延岡市内すべての小中学校で「臨時休業」となっています。予想に反して天気は回復傾向ではありますが、昨日の時点では子どもたちの安全を最優先しての判断でした。現に延岡市内でも大雨警報が発令され、レベル3の避難準備情報も出されましたので、判断に誤りはなかったと思います。
 子どもたちはどのように過ごしているのでしょうか。午前中に主幹教諭と生徒指導主事が校区内の巡回に回りましたが、子どもたちが不要に外出している姿を見ることはなかったようです。きっと自宅で過ごしているのでしょう。こういうときでしかできない読書などにいそしんでいることを願うばかりです。
 昨日3日(水)は、延岡警察署生活安全課の指導員においでいただき「非行防止教室」を行いました。今回は3・5年生を対象とした教室でした。

 教室では、万引きをしてしまって補導された子どもの事例をもとに、そのことが自分だけでなく家族や先生、店の方などにどのような影響があるのかを具体的に考えました。警察には一生記録が残ることや家族の各方面への謝罪、賠償責任など「万引きは軽く考えてはいけない犯罪であること」を学びながら、子どもたちは善悪の判断をつける大切さも感じていたようです。指導員の方からは、延岡市で実際に発生した事案での保護者の謝罪文を紹介していただき、ことの重大さも教えていただきました。
 先日の保護者アンケートからは、子どもを通わせたい学校の条件として「いじめや問題行動のない学校」というのがトップにあげられていました。どうぞご家庭でも話題にしていただきたい事柄です。
 さて、今日一日、子どもたちが笑顔で楽しく過ごせますように。

6月が終わります。

 梅雨とは名ばかりで、いわゆる「空梅雨」かと思われましたが、週間予報を見るとしばらくは雨模様の日が続きそうです。すでに梅雨明けした沖縄地方がうらやましい限りですが、農作物には今少し雨が必要なようです。
 6月が終わります。今月は水泳学習が始まり、先生方も子どもたちも空模様を気にしながらの毎日でした。安全管理においでいただいた保護者の皆様には、ご多用な中誠にありがとうございました。また、21日(金)に発生した不審者侵入による緊急引き渡しでは、急な事態へも対応していただき感謝申し上げます。おかげさまをもちまして、大事には至らなかったことに職員一同安堵しております。ご協力いただきありがとうございました。

 早いもので、いよいよ7月に入ります。1学期のまとめです。22日(月)の終業式に向け、この1学期にできるようになったことを整理し、2学期に備えます。先生方が全力で作成される「通知表」も子どもたちの成長の跡を記しています。どうぞご家族でご覧いただき、子どもたちの成長をお確かめください。
 梅雨明けには今しばらくかかりそうですが、保護者の皆様、地域の皆様、全国にいらっしゃる卒業生の皆様、どうぞお体ご自愛ください。

うれしい朝

 毎朝、校門に立って子どもたちを迎えるようにしています。目的は2つ。ひとつは、登校してくる子どもたちの安全を見守るためで、もうひとつは子どもたちと元気なあいさつを交わすためです。東小学校には、大きく4か所の出入り口があります。正門と南門、運動場側の北門、そして地下道から上がってくる西門です。日替わりでこの4か所に立ち、子どもたちを迎えます。ほとんどの子どもが元気よく「おはようございます!」と返します。でも、中には目も合わせず、無表情で、もちろんあいさつも返さない子どももいます。悔しいので大声で「おはようございます!」としつこく声をかけると、迷惑そうな目でにらまれることも・・・。残念です。
 そんな中、ある朝一人の女の子が校長室を訪ねてきました。Mさんという3年生の女の子です。「校長先生、手紙を書きました。読んでください。」と手渡されたのが、このお手紙です。本人の了解を得て掲載します。




 もう何も言うことはありません。うれしくて、うれしくて涙が出そうになりました。こんな風にしっかり育っている子もたくさんいます。それが東っ子です。一人でも多くの子どもがMさんのように考え行動できるように、明日の朝も校門に向かいます。そして、「おはようございます!」を。

スリッパりっぱ

 今朝の登校時は、大変お世話になりました。いつも以上にたくさんの保護者の皆様の姿を拝見でき、本当に心強く感じました。土日の間は、子どもたちにも大きな混乱がなかったようでひと安心しています。これもひとえに保護者の皆様のご協力のたまものと、心より感謝申し上げます。

 さて、1日2回、校舎内の巡回をしています。子どもたちの授業を受ける様子や施設設備の状況等を見るためです。月曜日の朝は、子どもたちはどうしても眠そうです。少年団活動なのか、休日を思い切り楽しく過ごしたからなのか、多くの子どもたちがあくびをしたりボーッとしたり・・・。そこは先生たちの楽しく魅力いっぱいの授業で引きつけ、目を覚ましてもらうしかありません。
 ところで、巡回中に立ち寄る場所の一つに「トイレ」があります。換気システムの作動状況とスリッパの様子を見るためです。


 これは、今朝の南校舎3階男子トイレの様子です。どうでしょう。きちんと並んでますね。3階といえば5・6年生です。約100人の男子が使っていますが、大人数が使用してもこれだけきとんと並べられています。すばらしいことです。履き物並べは習慣づけが肝心といいますが、しっかりと身に付いていることを実感します。ほぼ毎朝、この状態です。立派です。

お詫びとお願い

 21日(金)は、不審者の学校敷地内への侵入により、子どもたちの緊急引き渡しの措置をとりました。保護者の皆様には、多大なご心配とともにお迎えのご足労をいただき、心よりお詫びと感謝を申し上げます。子どもたちの安全を最優先に考え、不測の事態に陥る前に対応をいたしました。
 当日は、延岡警察署により校舎内及び学校周辺の警備に当たっていただきました。この土日にも付近のパトロールをいつも以上に強化していただいています。不審者はまだ確定されていない模様ですので、どうぞご家庭でも子どもたちができるだけ一人で行動することのないようご配慮いただければ幸いです。また、声かけ事案も含め、不審な人物と遭遇した場合はためらわずに110番通報するようにお願いいたします。
 明日24日(月)朝は、職員による立番指導を行いますが、保護者の皆様も可能な限り一緒に登校していただければより安全の確保ができるものと考えます。都合のつく方は、何とぞご協力いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

貴重な経験です

 19日(水)、鑑賞教室を行いました。例年、演劇や音楽など子どもたちの情操教育を目的に開催しています。今年は音楽鑑賞でした。九州交響楽団(福岡市)の皆様においでいただき、オーケストラによる大迫力の演奏を聴かせていただきました。これは、文化庁による「文化芸術による子供育成総合事業」を受け、子どもたちに優れた舞台芸術をとおして発想力やコミュニケーション力の育成を目的としています。
 歌劇「カルメン」(ビゼー作曲)や交響曲第6番「悲愴」(チャイコフスキー作曲)などの有名な曲の演奏をきかせていただいたり、質問や指揮者体験、子どもたちとの太鼓によるジョイント演奏など、本物のオーケストラに子どもたちも参加させていただく貴重な時間も取っていただきました。


【代表児童との太鼓ジョイント演奏】

 子どもの情操を育てるには、とにかく本物に触れさせることです。音楽に限らず、様々な分野にはプロフェッショナルがいらっしゃいます。その一流の技に触れることが、子どもたちに将来の夢や希望を抱かせる近道であることは間違いありません。そして、子どもたちはそれを待ち望んでいます。
 今回の貴重な経験を生かし、少しでも音楽を身近なものととらえ、生涯にわたって音楽を愛する人に育ってほしいものです。
 九州交響楽団の皆様、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。

よろしくお願いします

 延岡市内でも規模の大きい東小学校(児童数で南小、南方小に次ぐ3番目)には、毎年新しく採用された新人の先生方が配属されます。今年も2人の先生においでいただきました。もっと早くご紹介すればよかったのですが、何かと多用な新学期を落ち着いて過ごせるようこの時期にしました。2人とも大変実直で勉強熱心です。もちろんユーモアのセンスもあって、東小の雰囲気を一段と高めています。この1年間をかけて、いろいろなことを吸収していくことでしょう。どうぞよろしくお願いいたします。

 
那須真衣子先生(左)と樋口純平先生

【那須真衣子(なすまいこ)先生】2年2組担任
 ◇ 日向市出身
 ◇ 特技・・・バドミントン、たくさんご飯を食べること
 ◇ 趣味・・・おいしいご飯やさん探し、映画鑑賞
 ひとこと・・・たくさん笑って、たくさん遊んで、たくさん勉強して、楽しい思い出をたくさんつくりたいです。よろしくお願いいたします。

【樋口純平(ひぐちじゅんぺい)先生】4年3組担任
 ◇ 鹿児島市出身
 ◇ 特技・・・料理・水泳・動画の編集
 ◇ 趣味・・・写真を撮って回ること。自転車で走ること。
 ひとこと・・・元気いっぱいの東っ子と元気よく一緒にがんばりたいと思います。よろしくお願いいたします。

ボランティア

 20年前に東小学校に勤めていたときの話です。6年生の担任をしていた私は、毎朝出勤と同時に玄関前、校門付近をそうじしていました。子どもたちを校門で迎えたかったからです。ただ待っていてもしょうがないので、竹箒で松や桜の落ち葉を掃いたものでした。そのうちに一人二人と子どもたちが手伝い始め、やがてはほぼ全員が様々な場所でそうじをするようになっていました。まさにボランティア。誰も強制はしませんでした。
 そんな折、ある先輩の先生からこんなことを言われました。「ボランティアというものは、自主的にやるもので誰かに言われてやるものではない。自分で気づくまでやらせてはいけない。」と。当時まだ若かった私は、「では、気づかなければいつまでたっても知らないままですか?気づかせるのが教育ではないのですか?」と反論しました。その後ずっと気まずい思いをしましたが、子どもたちは休むことなく続けました。卒業のときに、そのことを思い出として語った子どももいました。
 さて、今は・・・。
 
 ちゃんと息づいていました。
 6年生が、毎週金曜日の昼休みに行っていました。自分たちの学校に何かできることをしようと、担任の先生と一緒に校門前をそうじしています。とてもうれしい姿を見ることができます。地道な取組ですが、それだけに強い思いを感じます。さすが東っ子です。

梅雨入りしました

 先週(5月31日)「梅雨入りが遅れています」と書いたところ、どうやらその日のうちに梅雨入りが発表されたようで、なんとも恥ずかしい思いをしました。しかも、例年と同じくらいで、昨年よりも5日ほど早かったそうです。申し訳ありませんでした。お詫びして訂正いたします。
 そんな梅雨も、昨日まではかなり降りましたが、今日は中休みの快晴です。少し蒸し暑いのですが、やはり青空は気持ちがよいものです。このお天気を有効に使いたいものです。
 さて、前回図工や書写などの作品展示について触れましたが、5年生では国語の時間を使って詩を書いたようです。教室前の掲示板に貼ってあります。一つ一つを興味深く読ませてもらいました。どれもとてもよくできていて、思わず「そうだよね」と声に出したり、「いいねえ」と感心したり。その中から一つご紹介します。


 いかがでしょうか。私は、最後の一節に心を奪われました。にこにこしながらまた一歩大人に近づいたことを実感しているのでしょう。そう思ってもらえるような大人に、しっかりとなりましょう。子どもたちのよきモデルとして、よき先輩として。

5月が終わります

 梅雨入りが遅れています。天気情報では、今日から土曜日・日曜にかけて傘マークがついてきました。来週もぐずついた天気の日が多いようですが、そろそろといったところでしょうか。もちろん、水害等があってはなりませんが、農作物などの成長には欠かせない雨です。ほどほどの梅雨であることを願ってやみません。
 さて、5月が終わります。今月は10連休があったためか、それ以降がとても長く感じました(私だけ?)。参観日(PTA総会)やむかばき宿泊学習(5年)、春の遠足など1学期の大きな行事も行われました。また、土曜授業もスタートしました。4月当初に比べて、子どもたちもずいぶん落ち着いてきたようです。それぞれの教室には、図工や書写などの作品が展示されるようにもなりました。

 【1年生の色紙の飾りです。キラキラしていてきれいです。】

 6月は、子どもたちが楽しみにしているプール開きをはじめ、鑑賞教室や参観日などが計画されています。6月も子どもたちにとって楽しい思い出がたくさんできますよう、しっかりと準備をしてまいります。どうぞご期待ください。

頼もしい限りです

 先日、今年度第1回の「代表委員会」が開催されました。
 この代表委員会は、児童会活動の中枢ともいえる運営委員会(各学級代表と委員会代表で組織)が運営するもので、学校生活に関する諸問題や学級からの提案事項について話し合い、学校全体として改善・実践されるように開かれるものです。第1回目の今回は、今年度のスローガンについて話し合いました。


その結果、
4つの「あ」ときまりを守り、笑顔あふれる東っ子
に決まりました。4つの「あ」とは、
 ◇ あ あいさつ・返事
 ◇ あ 安全な廊下歩行
 ◇ あ 後始末
 ◇ あ あったか言葉
のことで、子どもたちには馴染みの合い言葉です。
 「こんな学校に通いたい」と思えるような自慢の学校にするために、代表委員会を中心にぜひ実践してほしいと励ましました。自主的に活動しようとする児童会の取組に、感心しました。頼もしい限りです。

もうすぐ

 今朝、神奈川県川崎市で小学6年生が犠牲となる痛ましい事件が発生しました。このところ、幼児や児童が犠牲となる事件や事故が多く発生しています。中には自分がいくら気をつけていても防ぎきれないようなものもあります。周りの大人が最大限の注意を払い守ってあげなくては・・・先生方に下校指導をお願いしながら、改めて社会全体の使命について考えました。
 さて、東小は昨日(27日)と本日、5・6年生による「プールそうじ」が行われました。5年生があらかた進めていたので、6年生は最後の「仕上げ磨き」となりました。190名の高学年児童が真剣に心を込めて磨いたおかげで、プールはとてもきれいになりました。


【一生懸命プールを磨く6年生】

 プール開きは、6月11日(火)の予定です。日本全国で暑さが伝えられていますが、子どもたちの歓声が響くのももうすぐです。安全な水泳学習ができますように。

気をつけてね!

 今日25日(土)は、今年度初めての土曜授業でした。1・2時間目は、各学級ごとに通常の授業を行いました。5年生は、今年から一部の学年で施行している「教科担任制」を取り入れ、学級担任が入れ替わった授業(家庭科・外国語)を実施していました。教科によって担任を入れ替えて実施することで、子どもたちも先生方も新鮮な立場で授業を行うことができ、子どもたちの多様な姿を発見することができます。いつもと違う学級の雰囲気が見られました。
 さて、今日の土曜授業のメインは、「集団下校訓練」でした。大雨などイレギュラーな事態が発生したときに、5・6年生を中心に地区ごとに下校するシステムを再確認しました。地区ごとに集まって、危険箇所や下校に際しての注意を地区担当の先生と確認した後、実際に通学路を下校しました。


地区別の下校指導の様子。みんな真剣です。

さようなら。気をつけて帰ってね。

 今週は、月曜日から長い長い1週間だったことでしょう。明日は日曜日です。ゆっくりと休んで、月曜日には元気に登校してくださいね。

土曜授業

 今週の土曜日(25日)は、今年度第1回目の「土曜授業日」です。
 延岡市の土曜授業は、5年ほど前に授業時数の確保や体験学習の充実等を大きなねらいとして、市内のいくつかの学校で試験的に始められました。教頭として勤めていた北方学園もそのうちの一つで、当初は年間11回(月1回程度)実施していました。原則通常の授業(教科指導)は行わず、総合的な学習の時間などを使って地域学(ふるさと学習)に取り組むところが多くありました。午前中いっぱい使って、体験学習や地域の方々とのふれあいを楽しみました。
 現在では少し考え方も変わっているようで、実施も半分の年間6回となっています。今月12日(日)に実施したPTA総会の資料にその計画を示してありますので、どうぞご覧ください。なお、この土曜授業は、保護者や地域の皆様に広く公開することが前提とされています。学年によって内容が異なりますが、集団下校訓練や平和学習など東小ならではの取組も計画していますので、たくさんの皆様のご来校をお願いいたします。

雨・雨・雨・・・

 17日(金)曜日から4日間、ずっと雨が降っています。強弱はあるものの、ほぼずっと降り続いています。これほど降ったのも久しぶりではないでしょうか。
 今日20日(月)の登校は、時間こそ通常通りでしたが、多くのご家庭が子どもたちを送り届けていただいていました。雨以上に風が強かったので、傘をさすのもひと苦労する状態だっただけに、保護者の皆様に感謝申し上げます。学校の大きな被害としては、いつもの事ながら雨漏りが数か所に見られました。
 ここ延岡市は大雨警報が発表されましたが、県の南部では避難勧告や準備情報も出された様子。大きな被害等がないことを心よりお祈り申し上げます。この雨の影響で、昨日19日(日)に体育大会・運動会を計画されていた学校も延期を余儀なくされたようです。学校の一大行事であるだけに、判断の難しいところです。延岡中学校は、22日(水)に延期だそうです。無事開催されますように。。。

落ち着いた様子でした。

 今日12日(日)は、全校一斉での日曜参観日でした。PTA総会のために、午前中2時間授業で子どもたちは下校しました。2校時は、一斉の参観授業でした。各学年・学級ともよく工夫の凝らされた授業で、子どもたちも楽しみながら参加していました。新学期から1か月がたちましたが、当初に比べて、ずいぶんと落ち着いてきた印象があります。先生方の不断のご指導と保護者の皆様のご支援のたまものと感謝申し上げます。

2年3組の参観授業の様子です。
国語「カタカナで書くことば」について学習していました。元気よく手を上げ発表する子どもたちの姿が見られました。

揺れました

 今朝、7時43分、8時48分、9時7分と立て続けに地震に襲われました。
 中でも8時48分の2回目の地震は、宮崎市で震度5弱、マグニチュード6.3を記録する大きなものでした。延岡市は震度4。震源地はいずれも日向灘です。ちょうど授業中だったこともあり、テレビニュースで情報を集めつつ、藤川教頭先生から机の下などに身を隠し様子をみるように校内放送をしていただきました。その後、津波の心配がないことを確認し、通常授業を行うよう指示しました。先月、地震からの津波を想定した避難訓練をしていた成果もあり、子どもたちも先生方も落ち着いた行動ができたようです。
 南海トラフ地震が心配される中、海岸の近い本校ではこれからも十分に気をつけてまいります。ご心配いただいたOBの皆様もいたのではないでしょうか。子どもたちも校舎も無事です。ご安心ください。





リスタート

 長い大型連休も今日が最終日。TVでは、連休中に行われた全国でのイベントや平成天皇のご退位と令和天皇のご即位にかかわるニュースでもちきりでした。また、各地で発生した異常気象や交通事故等のニュースも多くありました。
 幸いなことに、今日現在東っ子の事故等の報告は入っていません。きっとご家族の皆様のご協力のもと、安心安全な休みを過ごすことができたのでしょう。保護者の皆様には、心より感謝申し上げます。
 明日から再出発というところです。生活リズムを整え、4月同様、いえそれ以上に集中して学校生活を送ってほしいと思います。その意味でも、今日はしっかりと体と心の準備をしましょう。連休明けの登校しぶりも気になるところです。何か気になることがありましたら、ご連絡ください。
 さあ、明日からも頑張っていきましょう。

4月が終わります

 初めての10連休も4日目。今日4月30日は、平成天皇の退位の日です。
 昭和生まれの私は、子どもの頃「明治生まれの人はすごいなあ」と思ったものでした。明治・大正・昭和と3つの時代を生きていることへの尊厳とでもいえるものでした。その私も、明日5月1日(水)で3つ目の時代を迎えることになります。
 いよいよ「令和」の時代です。人々が知恵を結集して、新しい平和な国をつくりあげることができるよう心から祈るばかりです。そしてまた、この国の将来を支える子どもたちを育てる立場にある一人として、鋭意努力していく決意を新にしています。
 4月が終わります。
 始業式や入学式など一年初めの儀式もあり、学校にとってはとても大切な時期でした。子どもたちや先生方のがんばりにより、大きな事故などもなく過ごすことができました。保護者や地域の皆様のお力添えにも感謝いたします。
 5月は、PTA総会やむかばき宿泊学習(5年生)、春の遠足などの行事が予定されています。また、土曜授業も始まります。詳しい内容は別途お知らせいたします。

公共マナー

 日本を訪れる外国人が日本の様々な文化や習慣に触れ、驚いたり感動したりすることがたくさんあるそうですが、その中の一つにゴミが落ちていないことがあげられています。当たり前のように感じているからか、外国の事情を知らないからか分かりませんが、意外と落ちているように思います。もちろん清掃関係者が仕事としてきれいにしている場所も多くあるでしょう。しかし、こと公園などの一般公共施設をのぞいてみると、結構あります。
 4月以降、公園での子どもたちのマナーがよくないという情報が寄せられました。特に時間のある休日は、たくさんの子どもたちが利用しているらしく、かなりのゴミがあります。もちろん、たばこの吸い殻など大人のゴミも散見されますが、多くはお菓子や飲み物など子どもたちが捨てたと思われるものです。

 今朝、22日(月)の第6公園で拾ったゴミです。30分足らずで、集めたものです。「楽しく遊んだのだろうな」と思いつつも、持ち帰れなかったことが残念でした。「自分の家ならどうするのかな」とも考えました。
 公共マナーを身に付ける。学校だけでなく、地域と一緒に考えたい課題です。

さすが6年生です。

 新学期が始まって2週間がたとうとしています。どの教室をのぞいてみても、比較的落ち着いており望ましいスタートが切れたようです。先生方の努力はもちろん、心身両面でサポートしていただいている保護者の皆様にも感謝申し上げます。
 そのような中、「さすが6年生!」と感心させられる出来事がありました。
 それは、学校にほど近い出北第7公園でのこと。休日にたくさんの子どもたちがこの公園を利用したらしく、園内にはお菓子などのゴミが散乱していたのだそうです。それを見かねた6年生(きょうだいを含め5人)が、自主的に拾ったのです。そもそもゴミを捨てること自体に問題があるのですが、下級生の後始末をしっかりとした6年生に拍手を送ります。

ステキな6年生(左から)永田彩乃さん・牧野真夢さん・児島百合菜さん

 6年生にとって大切なことは、力を見せつけたり威張ったりすることではなく、下級生があこがれるようなモデル(手本)となることです。それは、どんなささやかなことでもよいのです。目立たなく控えめなことでも、「あんな6年生になりたいな」と思えるような姿を見ることで、下級生はグンと育ちます。それが続いていった結果が「伝統」となるのです。長年小中一貫校に勤めた、私の確信です。
 ステキなちょいボラをした5人の皆さん。本当にありがとうございました。これからもかっこいい東っ子でいてくださいね。

初めての参観日

 15日(月)から今日17日(水)までの3日間、今年度初めての参観日を行いました。15日は5・6年生、16日は3・4年生、そして今日17日が1・2年生でした。ご多用な中、たくさんの保護者の皆様においでいただき、子どもたちもうれしそうでした。少し緊張した表情ながらも、一生懸命授業に参加している姿に頼もしさも感じました。特に1年生は、初めての参観日とは思えないほどの落ち着きでした。3クラスとも国語の学習で「正しい姿勢で文字を書く」ことを学んでいました。

おうちの方もチェックにご協力いただきました。

 ご多用な中、おいでいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

見守りをお願いします

 15日(月)、登校班長会が開かれました。児童数552名と大所帯の東小ですから、朝の登校も壮観です。およそ20分間くらいの間で、一気に登校してきます。その登校班をまとめるのが班長さんたちです。
 6年生を中心に、3年生以上が班長としてがんばっています。自分だけでなく下級生のお世話をしながらの登校ですから大変でしょうが、責任をもって取り組んでいます。地域の皆様の見守りもよろしくお願いいたします。

津波てんでんこ

 今日12日(金)、日向灘沖地震からの津波発生を想定して避難訓練を行いました。東日本大震災から8年が経過し、少しずつ復興も進んでいると聞きます。ここ宮崎県でも、南海トラフ地震に伴う津波等の被害が想定されています。東小のある出北地区も、海岸から約1㎞ほどしか離れておらず、海抜も3m程度ですから、場合によっては大きな被害が心配されます。
 新学期を迎え、まずはじめに取り組んだのがこの避難訓練でした。


 各学級での事前指導の後、教頭先生の指示で屋上に避難しました。どの学年も真剣に取り組むことができていました。「自分の命は自分で守る」ことと訓練の大切さについて子どもたちに話をしました。
 折しも、今朝の宮崎日日新聞「若い目」のコーナーに、本校新5年生の伊藤丈琉(たける)さんの「地しんにそなえる」という作文が掲載されました。伊藤さんは、「地いきのひなん訓練にも積極的に参加し、学校のひなん訓練も真面目に取り組みたいです。」と綴っています。正しく恐れることをしっかりと理解しているようです。とても素晴らしいことです。
 訓練後は、子どもたちが知らなかった「津波てんでんこ」について示したポスターを、校内に掲示しました。

よろしくお願いいたします

 自己紹介をしておりませんでした。順序が後先になり、大変申し訳ありません。
末廣恭雄(すえひろやすお)と申します。
日向市出身 58歳 自宅は大貫町
 平成11年4月から6年間、東小学校に勤めておりました。6年学年主任を3年間、その後教務主任をしながら初任者の指導教員や初代「かんな学級」担任も受け持たせていただきました。当時担任した子どもたちもすでに30歳を超えており、パパやママになっていることでしょう。懐かしい限りです。ひょっとして、本校の保護者にいたりして・・・少しドキドキです。
 東小の後、南小で3年間勤め、教頭として三椪小(北方)、方財小、北方学園にお世話になりました。校長としては、美郷町立美郷北学園に3年間勤めました。北方学園から美郷北学園までは、小中一貫校の在り方を学ぶことができました。幼稚園や中学校となめらかな接続ができるように、精一杯がんばります。
 子どもたちはもちろん、保護者や地域のために必要とされる学校づくりを目指します。何とぞよろしくお願い申し上げます。

新学期が始まりました

 長い春休みを経て、5日(金)に平成31・令和元年度の新学期を迎えました。緊張した面持ちの始業式から、今日は一転して笑顔いっぱいの子どもたちでした。朝1時間目に各教室を回ってみると、多くの学級で1学期の目標や新しい係などを決めていました。先生方の声にも、どこか張りが感じられました。
 創立82年の歴史と伝統を誇る東小学校も、1か月後には「令和」という新しい元号のもとで前進します。地域や保護者の皆様に支えていただければ幸いです。
 さて、子どもたちの様子。昼休みには元気いっぱいに運動場を駆け回っていました。

 広い(はずの)運動場も、元気な子どもたちにとっては狭いのかもしれません。この光景は、20年前と少しも変わっていません。うれしいばかりです。

入学式(11日)を待つ美しい花々が、子どもたちをやさしく見守っています。