今日の給食

2023年5月の記事一覧

5月12日の給食

今日の献立は、親子丼、牛乳、豆腐サラダです。

親子丼は、鶏肉と卵を使います。鶏肉ではないと他人丼となります。卵だけだと玉子丼です。

ところで、「卵」と「玉子」の違いは何でしょう。
”一文字の「卵」は孵化して育つ生き物のたまごを指します。鳥だけでなく、魚や虫のたまごも一文字の「卵」と書きます。一方、二文字の「玉子」は食用のものを指し、鶏のたまごを表すのが一般的です。更に食材の鶏卵に限れば、生の状態のものを一文字の「卵」、調理されたものを二文字の「玉子」とするのが一般的です。例えば加熱前のものは「生卵」「卵かけご飯」、加熱されたものは「玉子焼き」「玉子丼」といった具合に、分けられることが多いです。※諸説あります。”ー卵と玉子の使い分け方は?より

卵はひながかえるのに必要な栄養がぎゅっと詰まっているため、ほぼ完全な栄養食品といえます。そのため昔から、子どもや病気の人が栄養をとり、健康でいるために食べられてきました。しかし、そんな卵にも2つだけ足りない栄養素があります。それは、ビタミンCと食物繊維です。ビタミンCや食物繊維は、野菜や果物に多く含まれています。卵を食べるときには、今日の給食のように野菜と組み合わせるといいですね。

今日もごちそうさまでした。

5月11日の給食

今日の献立は、コッペパン、牛乳、たこやき楓、コーンスープです。

(明確な文献が見つからないので、詳細は分からないのですが)たこ焼き風は、延岡市で生まれた給食のメニューとのことです。一般的なたこ焼きと違い、揚げてあるのがたこ焼き「風」というところです。たこには、タウリンと栄養が多く含まれています。タウリンは栄養ドリンク剤の材料としても知られており、肝臓の働きを助けてくれます。今日のたこ焼き風は、調理員さんが一つ一つ作ってくれました。子どもたちにとっても大好きな給食のメニューとなっていますが、手間がかかるので、そんなに頻繁には出せないのはしかたないでしょう。

今日もごちそうさまでした。

5月10日の給食

今日の献立は、麦ご飯、牛乳、じゃがいものそぼろ煮、青豆サラダです。

今日のごはんは、麦ご飯です。麦は、米の次に大切な穀類です。麦には、大麦、小麦、えんばく、ライ麦などの種類があります。大麦が最初に作られたのは西アジアで、穀類の中では最も古くから食べられてきました。大麦は今日のように米と混ぜて食べたり、しょうゆ、みそ、ビールなどのを作る時の材料にもなります。麦にはビタミンB1(ビーワン)と食物繊維がたっぷり含まれています。お腹の調子もよくなり、健康作りにも役立ちます。家庭でも、1日1食は麦ごはんにすることをおすすめします。

青豆とは大豆の種類のひとつで、青大豆ともいわれています。大豆は熟すと黄色になる黄大豆や黒色になる黒大豆がありますが、青豆は熟しても青色のままです。青豆は栽培や収穫に手間がかかるために、流通が少なく希少価値が高くなっています。青豆サラダは、低脂肪で甘みが強く、普通の大豆とは違った風味で、おいしかったです。

今日もごちそうさまでした。

  

 

5月9日の給食

今日の献立は、ごはん、牛乳、ひむかチンジャオロース、野菜ごまじるです。

今日のチンジャオロースは、宮崎県の特産品をたっぷり使っているので、「ひむかチンジャオロース」という名前にしたそうです。さて、どの食材が宮崎県の特産品でしょう。1つ目はピーマンです。令和2年度、宮崎県のピーマンの生産量は全国で2番目でした。ピーマンには、病気から体を守ってくれるビタミンCがたっぷり含まれていますよ。2つ目は千切り大根です。宮崎県は、全国の千切り大根の大部分を生産しています。千切り大根は、大根を乾燥させているので、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養がぎゅっとつまっています。

ひむかチンジャオロースには、栄養と一緒においしさも詰まっていました。

今日もごちそうさまでした。

 

 

5月8日の給食

今日の献立は、ごはん、ぎゅうにゅう、ブイヤベース、こまつなサラダです。

ブイヤベースはフランス・マルセイユなど地中海沿岸地方で作られる魚介類の鍋です。もともとは、漁師がとれたての魚を大きな鍋に入れて作った料理で、サフランやガーリック風味が特徴です。「ブイヤベース」「ふかひれスープ」と「トムヤンクン」あるいは「ボルシチ」が世界三大スープと言われることもあります。

今日もごちそうさまでした。

5月2日の給食

今日の献立は、たけのこごはん、牛乳、ごじるです。

ごじるの「ご」って何なのか、深く考えたことがありませんでした。

「大豆を使用した郷土料理は、日本全国にあるが、その中でも好んで食べられているのが、「呉汁」である。大豆を水に浸し、すりつぶしたものを「呉(ご)」または「醐」という。呉汁は、その呉をみそ汁に入れたものを指す。
収穫された大豆は秋から冬にかけて出回り、大豆といろいろな野菜の入った呉汁は、栄養価の高い料理だ。また、体が温まることからも、冬場の郷土料理として日本各地で昔から親しまれている。」

うちの郷土料理より

つまり、すりつぶした大豆のことでした。私はどちらかというと粒が大きい方が好みです。今日の給食は丁寧にすりつぶしてありました。

今日もごちそうさまでした。

 

 

5月1日の給食

今日の献立は、減量コッペパン、牛乳、ミートソーススパゲッティ、みかんサラダです。

子ども達の大好きなミートソーススパゲッティです。
ミートソースが初めて日本で作られたのは、明治、大正時代の頃になります。
どこのお店が発祥なのかは、色々な説があり、現在もハッキリしたことがわかっていません。
日本中の家庭に広まったのは、1959年、キューピーがミートソースの缶詰めを発売したのが下地になったそうです。
ボロネーゼとの違いについては、いろいろあるそうですが、一つはボロネーゼよりミートソースの方が酸味がなく、甘い味付けになっているとのことです。なので、学校給食にも向いていますね。

(参考)https://kyushoku-kaden.net/meat-boro-pasta/

「ミートソーススパゲッティ 給食」で検索すると、給食のスパゲッティの味を求める人が意外に多いことが分かります。レシピも載っているサイトがあります。これは、カレーライスでも同じような傾向があります。給食の味が思い出になっている人は結構多いのでしょうね。

みかんサラダは、サッパリしておいしいのですが、牛乳を飲んだ後に食べると酸っぱさが強くなります。歯みがきした後にオレンジジュースを飲んだような感じになりますので、気を付けましょう。

今日もごちそうさまでした。